JP2002045444A - ラケットフレーム - Google Patents

ラケットフレーム

Info

Publication number
JP2002045444A
JP2002045444A JP2000236800A JP2000236800A JP2002045444A JP 2002045444 A JP2002045444 A JP 2002045444A JP 2000236800 A JP2000236800 A JP 2000236800A JP 2000236800 A JP2000236800 A JP 2000236800A JP 2002045444 A JP2002045444 A JP 2002045444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
viscoelastic material
racket frame
clock
fiber reinforced
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000236800A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3519350B2 (ja
Inventor
Takeshi Ashino
武史 芦野
Kunio Niwa
邦夫 丹羽
Hiroyuki Takeuchi
宏幸 竹内
Tomio Kumamoto
十美男 熊本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2000236800A priority Critical patent/JP3519350B2/ja
Priority to FR0110471A priority patent/FR2812821B1/fr
Publication of JP2002045444A publication Critical patent/JP2002045444A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3519350B2 publication Critical patent/JP3519350B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B49/00Stringed rackets, e.g. for tennis
    • A63B49/02Frames
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B60/00Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
    • A63B60/42Devices for measuring, verifying, correcting or customising the inherent characteristics of golf clubs, bats, rackets or the like, e.g. measuring the maximum torque a batting shaft can withstand
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B60/00Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
    • A63B60/54Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like with means for damping vibrations

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動減衰性を十分かつ適当なかたちで向上さ
せたラケットフレームを提供する。 【解決手段】 繊維強化樹脂層10を備えた成形体から
なるラケットフレーム1であって、繊維強化樹脂層10
の少なくとも一部に、周波数10Hz、温度6℃の条件
下で損失係数(tanδ)が1.0以上であると共に
0.1mm以上0.6mm以下の厚みの粘弾性材9が振
動吸収体として介在している

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に繊維強化樹脂
層を備えた成形体からなり、硬式テニス、軟式テニス等
の球技に用いられるラケットフレームに関するものであ
り、詳しくは、振動減衰性を十分かつ適当なかたちで向
上させることができるものである。
【0002】
【従来の技術】硬式テニス用ラケットには古くは竹、軽
金属等が用いられていたが、近年は繊維強化樹脂が主流
である。繊維強化樹脂は比強度が高いので、強度が維持
されたまま、テニスラケットの軽量化が図られる。ま
た、繊維強化樹脂製のテニスラケットは、量産にも適し
ている。
【0003】ところで、プレーヤーがテニスラケットで
ボールを打撃すると、テニスラケットに振動が発生す
る。この振動はグリップを通じてプレーヤーの人体に伝
わり、プレーヤーに不快感を与える。また、振動は、い
わゆるテニスエルボーの原因とも考えられている。特に
打球面のうちスイートスポット以外の部分でボールが打
撃された場合、激しい振動が発生し、プレーヤーに大き
なダメージを与えることとなる。
【0004】前述の繊維強化樹脂製のテニスラケットは
金属製のテニスラケット等に比べて振動減衰性に優れる
が、この繊維強化樹脂製のテニスラケットであっても振
動減衰性は十分ではなく、今なおテニスエルボー等の問
題は完全には解消されていない。しかも近年、繊維の高
強度化及び高弾性化によって繊維強化樹脂製のテニスラ
ケットにおいてさらなる軽量化が図られつつあるが、こ
の軽量化に伴って振動減衰性が低下してしまうという傾
向が見られる。繊維強化樹脂製のテニスラケットにおい
ても、振動減衰性の十分な向上が望まれている。
【0005】特開平10−337812号公報には、エ
ポキシ樹脂をマトリックスとする繊維強化樹脂積層体に
アイオノマー樹脂フィルムが介在したテニスラケットが
開示されている。アイオノマー樹脂はエポキシ樹脂より
も振動減衰性に優れるので、アイオノマー樹脂フィルム
が介在することにより、テニスラケットの振動減衰性が
向上する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アイオ
ノマー樹脂フィルムが介在したテニスラケットであって
も振動減衰性は未だ十分ではない。また、アイオノマー
樹脂はエポキシ樹脂との密着性に劣るので、繰り返され
る打撃によってアイオノマー樹脂フィルムが剥離を起こ
してしまうことがある。剥離が起こると、テニスラケッ
トの強度が低下してしまう。振動減衰性が十分に高めら
れ、しかも層間剥離が起きにくいテニスラケットが望ま
れているのが実状である。
【0007】そこで、本願出願人は、損失係数(tan
δ)が1.0以上の粘弾性材からなる成形体を繊維強化
樹脂層に介在させたラケットフレームを特願平11−1
66226号として先に提案している。ただ、特願平1
1−166226号により提案されたラケットフレーム
の場合、振動減衰性を十分かつ適当なかたちで向上させ
難いという点で未だ改善の余地がある。即ち、粘弾性材
の挿入により、振動減衰性は高まるのであるが、重量の
増加でラケットが重くて振り難くなりがちなのに加え、
粘弾性材の介在による強度の低下も無視できないのであ
る。
【0008】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
ので、振動減衰性を十分かつ適当なかたちで向上させる
ことができるラケットフレームを提供することを課題と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、繊維強化樹脂層を備えた成形体からなる
ラケットフレームであって、上記繊維強化樹脂層の少な
くとも一部に周波数10Hz、温度6℃の条件下で損失
係数(tanδ)が1.0以上であると共に厚みが0.
1mm以上0.6mm以下の粘弾性材からなる振動吸収
体が介在していることを特徴とするラケットフレームを
提供している。
【0010】本発明のラケットフレームでは、繊維強化
樹脂層に介在する振動吸収体としての粘弾性材が周波数
10Hz、温度6℃の条件下で損失係数(tanδ)が
1.0以上であると共に0.1mm以上の厚みがあるの
で、十分に振動吸収性が高められる。それに、粘弾性材
の厚みは0.6mm以下と厚くはないので、繊維強化樹
脂層の層間に過度なボリュームで介在することが回避で
き、ラケットが振り難くなるほど重量を増加させずに済
むと同時に粘弾性材の介在による強度の低下を抑えるこ
とができる。
【0011】粘弾性材の損失係数(tanδ)が1.0
未満では、厚み0.6mm以下の粘弾性材でもって必要
な振動減衰効果を発揮させることは無理である。この観
点から、損失係数(tanδ)は1.2以上が好まし
く、1.5以上がさらに好ましい。損失係数(tan
δ)が大きいほど振動減衰性が高まるので、本発明にお
いて損失係数(tanδ)の上限は特には規定される必
要はないが、ラケットフレームに使用し得る材料の入手
上の理由から、損失係数(tanδ)は、4.0以下、
特には3.0以下、さらに特には2.0以下が好まし
い。
【0012】粘弾性材の損失係数(tanδ)は、粘弾
性測定装置(島津製作所の粘弾性スペクトロメーター
「DVA200改良型」)によって測定される。測定条
件は、周波数10Hz、温度6℃である他に、治具が引
っ張りであり、昇温速度が2℃/minであり、初期歪
みが2mmであり、変位振幅がプラスマイナス12.5
μmである。試験片(ダンベル)の寸法は、幅が4.0
mmであり、厚みが1.66mmであり、長さが30.
0mmである。この試験片の両端5mmずつがチャック
されるので、試験片の変位部分の長さは20.0mmと
なる。なお、加えて、振動吸収体用の粘弾性材として
は、昇温速度10℃/minのDSC試験において軟化
点が80℃以上、好ましくは100℃以上、特に好まし
くは140℃以上のものが挙げられる。軟化点が低いと
加熱成形加工の際に流れ易くなる。このような粘弾性材
としては、CCI社製のダイポールギーフィルム(軟化
点150℃)などが挙げられる。
【0013】また、粘弾性材の厚みが0.1mm以下で
あると、振動減衰性を必要なだけ向上させることは難し
いので、厚みは0.1mm以上とする。厚みが0.6m
mを越えると、ラケットフレームの重量に対する粘弾性
材の重量が大きくなり過ぎて振り難くなったり、強度の
低下が無視できなくなったりするのに加え、振動減衰性
のさらなる向上は見込めなくなるので、厚みは0.6m
m以下とする。
【0014】本発明のラケットフレームの場合、繊維強
化樹脂層が複数の繊維強化プリプレグが積層されて構成
されたものであると共に、振動吸収体用の粘弾性材は繊
維強化樹脂層の層間に挿入されている形態が好ましい。
これにより、粘弾性材の離脱が防止される。しかし、粘
弾性材は繊維強化樹脂層の層間でなく層中に埋設されて
いるようであってもよい。
【0015】さらに、粘弾性材をひとつだけ繊維強化樹
脂層に介在させる場合は、粘弾性材の厚みが0.2mm
以上0.6mm以下であることが好ましい。また、繊維
強化プリプレグを挟んで積層状態となるようにして少な
くとも二つの粘弾性材を介在させる場合は、各粘弾性材
は厚みが0.1mm以上0.4mm以下、好ましくは
0.1mm以上0.3mm以下の薄めであることが好ま
しい。複数の粘弾性材により、捩じれ、剪断、圧縮等の
複合的な動きをしている振動の各動きと十分な接触を持
てるようになるので振動減衰性がより高まる。又、粘弾
性材が薄めだと、挿入する粘弾性材が複数であっても重
量増加を抑え易い。
【0016】それに、粘弾性材を繊維強化樹脂層の肉厚
中心近辺に挿入すると、振動減衰性に優れるようにな
る。繊維強化樹脂層を肉厚方向になるべく等分に分断す
るように粘弾性材が介在すると、粘弾性材の制振作用が
十分に発揮できるからと考えられるのである。即ち、繊
維強化樹脂層の全肉厚を100%として肉厚中心から肉
厚み方向の一側(外側)と他側(内側)へそれぞれ20
%以内、好ましくは10%以内の厚み範囲に粘弾性材を
少なくとも一つ、好ましくは粘弾性材の50%以上を介
在させると、振動減衰性がより高まるのである。
【0017】粘弾性材の損失係数(tanδ)を上記の
ように1.0以上とするには、粘弾性材の主要ポリマー
として、それ自体の損失係数(tanδ)が大きなポリ
マー(例えば塩素化ポリエチレン等)を用いればよい。
また、それ自体の損失係数(tanδ)がさほど大きく
ないポリマーであっても、これにオイル等の軟化剤を配
合することにより(例えばポリノルボーネンにオイルを
多量に配合することにより)、損失係数(tanδ)が
1.0以上の粘弾性材を得ることができる。一方、粘弾
性材は繊維強化樹脂層中のマトリックス樹脂と密着性の
良いものが、粘弾性材の剥離が抑制されるので好まし
い。マトリックス樹脂がエポキシ樹脂である繊維強化樹
脂層の場合、塩素化ポリエチレン製の粘弾性材が密着性
に優れていて、適当である。具体的にはCCI社製のダ
イポールギーフィルム(塩素化ポリエチレンフィル
ム)、東ソー社のエラステージEDシリーズ(エステル
系ポリマー、ハロゲン系ポリマーのポリマーアロイ材
料)などが挙げられる。ちなみに、ダイポールギーフィ
ルムの損失係数(tanδ)は1.3で、エラステージ
EDシリーズの損失係数(tanδ)は1.1である。
【0018】通常、ラケットフレームは、打球面の輪郭
を形成するヘッド部と、このヘッド部から延びて一端で
互いに合流する2本のスロート部(とスロート部の後に
続くシャフト部及びグリップ部も)を備えていて、打球
面を時計面とみてトップ位置を12時とすると、11時
〜1時の範囲の第1位置、および3時〜5時(7時〜9
時)の範囲の第2位置、左右スロート部の第3位置のう
ちから選択した一ケ所または二ケ所以上に粘弾性材を配
置することが好ましい。上記第1位置および第2位置と
第3位置に粘弾性材を配置すると振動減衰性が十分に高
められる。ただ、粘弾性材の配置が一ケ所(特に第1位
置)だけだと、バランスが大きくなり、ラケットを持っ
た時の重量感が大きくなったりするので、その時は、二
ケ所以上に粘弾性材を分散配置すれば、バランスを小さ
くすることができる。
【0019】また、本発明のラケットフレームの場合、
ストリング無しの状態でのラケットフレームの重量が2
50g以下、バランスは380mm以下であるのが好ま
しい。普通、ラケットフレームの重量が250g以下、
バランスは380mm以下のラケットは軽くてトップヘ
ビィの振り易いラケットである一方、振動減衰性が十分
でない傾向があるが、この難点が本発明のラケットフレ
ームでは粘弾性材の適切な介在により克服されることに
なる。
【0020】さらに、本発明のラケットフレームの場
合、粘弾性材の重量は未塗装・ストリング及びパーツ
(グリップテープ,エンドキャップ、バンパー、グロメ
ット等)無しの状態のラケットフレームの重量(ローフ
レーム重量)の0.5%以上3.0%以下の範囲である
ことが好ましい。0.5%未満では必要な振動減衰性が
得難く、3.0%を越えるとラケットフレームが重くな
り過ぎる傾向がある。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。図1は第1実施形態に係るラケ
ットフレームを示す平面図である。
【0022】図1のラケットフレーム1は、ヘッド部
2、二つのスロート部3、シャフト部4、グリップ部5
及びヨーク6を備えている。ヘッド部2は打球面の輪郭
を形成しており、その横断面形状は略楕円である。二つ
のスロート部3はいずれも一端がヘッド部2から伸びて
おり、他端で互いに合流している。シャフト部4はスロ
ート部3が合流する箇所から伸びており、スロート部3
と連続的に且つ一体的に形成されている。グリップ部5
はシャフト部4と連続的に且つ一体的に形成されてい
る。又、ヘッド部2のうちスロート部3,3で挟まれた
部分はヨーク6である。このラケットフレーム1は、マ
トリックス樹脂がエポキシ樹脂であり、強化繊維がカー
ボン繊維である繊維強化樹脂層を備えた成形体から構成
されており、中空である。このラケットフレーム1にス
トリングが張設され、グリップテープ,エンドキャップ
等が取り付けられることにより、硬式テニス用のラケッ
トとなる。
【0023】そして、ラケットフレーム1は、図2に示
すように、打球面を時計面とみてトップ位置を12時と
すると、11時〜1時の範囲の第1位置11、および3
時〜5時(7時〜9時)の範囲の第2位置12、左右ス
ロート部の第3位置13のうちから選択した一ケ所また
は二ケ所以上に、図3に示すように、振動吸収体として
粘弾性材9を繊維強化樹脂層10に介在するようにして
配置する構成が好ましいが、粘弾性材9はグリップ部5
やヨーク6に配置することも出来る。また、ラケットフ
レーム1の繊維強化樹脂層10は、図4に示すように、
マンドレルにエポキシ樹脂プリプレグを何枚も巻き付け
たりすることにより形成されており、マンドレルを抜き
取ることで、中空部ができ、複数の繊維強化プリプレグ
10−1〜10−8が積層された構成となっていて、粘
弾性材9は各繊維強化プリプレグ10−1〜10−8の
層間のうち適当な箇所に挿入される。
【0024】振動吸収体用の粘弾性材9は、例えば塩素
化ポリエチレンやポリノルボーネンにオイルが多量に配
合されたものであって、周波数10Hz、温度6℃の条
件下で損失係数(tanδ)が1.0以上、好ましくは
1.2以上、より好ましくは1.5以上であると共に、
軟化点が80℃以上、好ましくは100℃以上、特には
140℃以上のものが用いられる。適当な粘弾性材9の
具体的なものとして、例えば、CCI社製のダイポール
ギーフィルム(損失係数(tanδ)1.3,軟化点1
50℃)が挙げられる。
【0025】さらに、粘弾性材9は、厚みが0.1mm
以上0.6mm以下の範囲のシート状のものである。シ
ート状に限られるものではないが、粘弾性材9を繊維強
化樹脂層の層間に挿入する場合は、製造が容易となると
の観点から、粘弾性材はシート状が好ましい。また、粘
弾性材9の体積は、0.5cm以上6cm以下が好
ましい。体積が余り小さいと必要な振動減衰効果が得難
くて、体積が余り大きいと介在させ難くなる。
【0026】振動吸収体用の粘弾性材9を繊維強化プリ
プレグ10−1〜10−8の層間に挿入介在させるに
は、マンドレルヘ複数枚のプリプレグシートを巻き付け
てゆく際に、プリプレグシート間に粘弾性材9を挿入す
ればよい。さらに、粘弾性材9をひとつの層間にだけ介
在させる場合は、必要な振動減衰性を確保する為に粘弾
性材の厚みを0.2mm以上とするとよい。又、繊維強
化プリプレグ10−1〜10−8の1層ないし複数層を
挟んで積層状態となるようにして少なくとも二つの粘弾
性材9を介在させる場合は、各粘弾性材9は厚みを0.
4mm以下、好ましくは0.3mm以下の薄めとすると
よい。粘弾性材9が薄めだと、挿入する粘弾性材9が複
数であっても重量増加を抑えられる。
【0027】また、粘弾性材9はラケットフレーム1の
繊維強化樹脂層10の肉厚中心近辺に挿入すると、振動
減衰性に優れる。繊維強化樹脂層10を肉厚方向になる
べく等分に分断するように挿入された粘弾性材9は制振
作用を効果的に発揮することができるからと考えられ
る。即ち、図4に示すように、ラケットフレームの繊維
強化樹脂層10の全肉厚dを100%として肉厚中心d
1から肉厚み方向の一側(外側)と他側(内側)へそれ
ぞれ20%以内(d2−d3間)、好ましくは10%
(d4−d5間)以内の厚み範囲に粘弾性材9を少なく
とも一つ、粘弾性材9の50%以上が介在するようにし
て、振動減衰性を高める形態が好ましい。
【0028】また、ラケットフレーム1の場合、ストリ
ング無しの状態でのラケットフレーム1の重量が250
g以下、バランスは380mm以下のものであり、十分
な振動減衰性を有するのに加え、軽くてトップヘビィの
振り易いラケットとなっている。さらに、ラケットフレ
ーム1の場合、粘弾性材9の重量は未塗装・ストリング
及びパーツ(グリップテープ,エンドキャップ、バンパ
ー、グロメット等)無しの状態のラケットフレームの重
量(ローフレーム重量)の0.5%以上3.0%以下の
範囲として、粘弾性材9の介在によりラケットフレーム
1が重過ぎることのないようにしている。
【0029】そして、上記第1実施形態のラケットフレ
ーム1の性能等を評価するため、下記の実施例を作成す
ると共に、かつ比較例も作成した。
【0030】(実施例1)マトリックスがエポキシ樹脂
であり、強化繊維がカーボン繊維である繊維強化プリプ
レグのシートをマンドレルに巻き付けると共に、長さ8
cm,幅6cm,厚み0.1mmのCCI社製のダイポ
ールギーフィルムを振動吸収体用の粘弾性材9として挿
入した。粘弾性材9の挿入枚数は1枚、挿入部位は左右
スロート部3の第3位置13である。又、粘弾性材の重
量、プリプレグの積層枚数、粘弾性材9を積層した層間
位置(粘弾性材積層位置)、ローフレーム重量に対する
粘弾性材9の重量割合(粘弾性材重量%)、繊維強化樹
脂層10の全肉厚dを100%とし肉厚中心d1を基準
点とした時の粘弾性材9の挿入位置(肉厚方向位置%)
は表2〜表4に示す通りである。尚、肉厚方向位置%に
ついては、肉厚中心d1の位置を0%として最も外側の
位置を+50%、最も内側の位置を−50%と振り分け
て示すこととする。マンドレルを抜いた後に成形体を金
型内で加熱し、実施例1のラケットフレームを得た。こ
のラケットフレームの重量は241.2gであり、本体
バランスは360mmであった。
【0031】(実施例2)ダイポールギーフィルムの厚
みが0.2mmである他は実施例1と同様にして実施例
2のラケットフレームを得た。 (実施例3)ダイポールギーフィルムの厚みが0.4m
mである他は実施例1と同様にして実施例3のラケット
フレームを得た。 (実施例4)ダイポールギーフィルムの厚みが0.6m
mである他は実施例1と同様にして実施例4のラケット
フレームを得た。
【0032】(比較例1)ダイポールギーフィルムを全
く挿入しなかった他は実施例1と同様にして比較例1の
ラケットフレームを得た。 (比較例2)ダイポールギーフィルムの厚みが、0.0
5mmである他は実施例1と同様にして比較例2のラケ
ットフレームを得た。 (比較例3)ダイポールギーフィルムの厚みが、1.0
mmである他は実施例1と同様にして比較例3のラケッ
トフレームを得た。 (比較例4)ダイポールギーフィルムの厚みが、1.2
mmである他は実施例1と同様にして比較例4のラケッ
トフレームを得た。
【0033】(実施例5)ダイポールギーフィルムの枚
数が、2枚である他は実施例2と同様にして実施例5の
ラケットフレームを得た。 (実施例6)ダイポールギーフィルムの枚数が、3枚で
ある他は実施例2と同様にして実施例6のラケットフレ
ームを得た。 (実施例7)ダイポールギーフィルムの枚数が、4枚で
ある他は実施例2と同様にして実施例7のラケットフレ
ームを得た。 (実施例8)ダイポールギーフィルムの枚数が、1.5
枚(1枚はもう1枚の半分の大きさ)である他は実施例
3と同様にして実施例8のラケットフレームを得た。
【0034】(比較例5)ダイポールギーフィルムの代
わりに周波数10Hz、温度6℃の条件下で損失係数
(tanδ)が0.1であるアイオノマー樹脂(三井デ
ュポンポリケミカル社の商品名「ハイラミン165
2」)のシートを用いた他は、実施例6と同様にして比
較例5のラケットフレームを得た。
【0035】(実施例9)粘弾性材9の挿入部位が、ヘ
ッド部2の11時〜1時の範囲の第1位置(トップ)1
1である他は実施例6と同様にして実施例9のラケット
フレームを得た。 (実施例10)粘弾性材9の挿入部位が、ヘッド部2の
3時〜5時(7時〜9時)の範囲の第2位置12の3時
(9時)の位置である他は実施例6と同様にして実施例
10のラケットフレームを得た。 (実施例11)粘弾性材9の挿入部位が、ヘッド部2の
3時〜5時(7時〜9時)の範囲の第2位置12の4時
(8時)の位置である他は実施例6と同様にして実施例
11のラケットフレームを得た。 (実施例12)粘弾性材9の挿入部位が、ヨーク6であ
る他は実施例6と同様にして実施例12のラケットフレ
ームを得た。 (実施例13)粘弾性材9の挿入部位が、グリップ部6
である他は実施例6と同様にして実施例13のラケット
フレームを得た。
【0036】(実施例14)粘弾性材9の挿入部位が、
ヘッド部2の11時〜1時の範囲の第1位置(トップ)
11と、3時〜5時(7時〜9時)の範囲の第2位置1
2の4時(8時)の位置であると共に、粘弾性材9の大
きさが半分である他は実施例6と同様にして実施例14
のラケットフレームを得た。 (実施例15)粘弾性材9の挿入部位が、ヘッド部2の
11時〜1時の範囲の第1位置(トップ)11と、左右
スロート部3の第3位置13の位置であると共に、粘弾
性材9の大きさが半分である他は実施例6と同様にして
実施例15のラケットフレームを得た。 (実施例16)粘弾性材9の挿入部位が、ヘッド部2の
3時〜5時(7時〜9時)の範囲の第2位置12の4時
(8時)の位置と、左右スロート部3の第3位置13で
あると共に、粘弾性材9の大きさが半分である他は実施
例6と同様にして実施例16のラケットフレームを得
た。
【0037】(実施例17)粘弾性材9の積層位置が、
繊維強化プリプレグ10ー1,10ー2の層間である他
は実施例2と同様にして実施例17のラケットフレーム
を得た。 (実施例18)粘弾性材9の積層位置が、繊維強化プリ
プレグ10ー4,10ー5の層間である他は実施例2と
同様にして実施例18のラケットフレームを得た。 (実施例19)粘弾性材9の積層位置が、繊維強化プリ
プレグ10ー7,10ー8の層間である他は実施例2と
同様にして実施例19のラケットフレームを得た。
【0038】(評価試験)上記実施例及び比較例につい
て、以下に述べる方法に従って各種の評価試験を行っ
た。
【0039】(粘弾性材と繊維強化樹脂層の接着性評価
試験)繊維強化樹脂層に対する粘弾性材の接着性を調べ
る為に粘弾性材を挿入した次のようなサンプル板を別途
作成した。即ち、プリプレグシート:0°,90°を交
互に16層積層,粘弾性材(厚み0.2mm)の積層位
置:5−6層間,11−12層間,成形条件:圧力8k
g/平方センチメートル・温度150℃で1時間プレス
という条件に従って、縦・横55mmのサンプル板を作
成した。粘弾性材の種類は、実施例で用いたダイポール
ギーフィルムと比較例で用いたアイオノマー樹脂フィル
ムである。他に、粘弾性材を全く積層しないリーファレ
ンスとしてのサンプル板も作成した。
【0040】そして、サンプル板に対して貫通衝撃試験
を行った。試験装置:Dynatup,ストライカー全重量:1
2.65 kg,ストライカー径:10mm,サポートリン
グ:40mmの条件下で各サンプル板を試験した。試験
結果を下記の表1に示す。表1の結果から、粘弾性材を
積層していないリーファレンスやアイオノマー樹脂フィ
ルムを積層した場合に比べ、実施例のダイポールギーフ
ィルムを積層したものは、破壊エネルギーが大きくて、
接着性に優れ衝撃強度がアップすることが分かる。ま
た、サンプル板の段階において振動減衰性を見ても、実
施例のダイポールギーフィルムを積層したものは、振動
減衰性が高くなっている。
【0041】
【表1】
【0042】(面外1次振動減衰率の測定)図5(a)
に示すようにラケットフレーム1の上端を紐51で吊り
下げ、ヘッド部2とスロート部3,3との一方の連続点
に加速度ピックアップ53をフレーム面に垂直に固定し
た。この状態で、図6に示すように、ヘッド部2とスロ
ート部3,3との他方の連続点をインパクトハンマー5
5で加振した。インパクトハンマー55に取り付けられ
たフォースピックアップ計で計測した入力振動(F)と
加速度ピックアップ53で計測した応答振動(α)をア
ンプ56A,56Bを介して、周波数解析装置57(ヒ
ューレットパッカード製ダイナミックシグナルアナライ
ザーHP3562A)に入力して解析した。減衰比
(ζ)は、下式より求め、面外1次振動減衰率とした。
測定は、各実施例および比較例毎に、5個のラケットフ
レーム1について測定して、その平均値を求めた。
【0043】ζ=(1/2)×(Δω/ωn)To=T
n/√2
【0044】(面外2次振動減衰率の測定)図5(b)
に示すようにラケットフレーム1の上端を紐51で吊り
下げ、スロート部3とシャフト部4との連続点に加速度
ピックアップ53をフレーム面に垂直に固定した。この
状態で、加速度ピックアップ53の裏側のフレーム位置
をインパクトハンマー55で加振した。そして、面外1
次振動減衰率と同等の方法で減衰率を算出し、面外2次
振動減衰率とした。測定は、各実施例および比較例毎
に、5個のラケットフレーム1について測定し、その平
均値を求めた。上記実施例および比較例の各測定結果を
下記の表2〜表4に示す。
【0045】
【表2】
【0046】
【表3】
【0047】
【表4】
【0048】実施例1〜19と比較例1,2,5の振動
減衰率を比較すると、実施例の方が十分に勝っており、
本発明の場合、周波数10Hz、温度6℃の条件下で損
失係数(tanδ)が1.0以上であると共に0.1m
m以上0.6mm以下の厚みの粘弾性材が振動吸収体と
して介在していることにより、振動減衰性が十分に高ま
っていることが分かる。粘弾性材の厚みが0.6mmの
実施例4と粘弾性材の厚みが1.0mmを越える比較例
3,4の振動減衰率を比較すると、両者には殆ど差がな
く、過度なボリュームで介在することを回避できる厚み
範囲の粘弾性材で振動減衰性が十分に高められており、
本発明のラケットフレーム1では、過度なボリュームの
粘弾性材を回避することにより、重量の増大・強度の低
下を抑制されることが分かる。
【0049】実施例2と実施例5の振動減衰率または実
施例3と実施例6の振動減衰率を比較すると、同量の粘
弾性材を介在させる場合、一つに纏めて挿入するより薄
めの粘弾性材を分散挿入する方が振動減衰性の向上に効
果的であることが分かる。実施例6,9〜11と実施例
12,13の振動減衰率を比較すると、粘弾性材を第3
位置(左右スロート部)と第1位置(ヘッド部の11時
〜1時の範囲)または第2位置(ヘッド部の3時〜5時
(7時〜9時))に挿入することが、振動減衰性の向上
に効果的であることが分かる。さらに、実施例14〜1
6と実施例6,9〜11の振動減衰率を比較すると、粘
弾性材を第3位置(左右スロート部)と第1位置(ヘッ
ド部の11時〜1時の範囲)または第2位置(ヘッド部
の3時〜5時(7時〜9時))の2か所に挿入すること
が、振動減衰性の向上に大いに効果的であることが分か
る。また、実施例18と実施例17,19の振動減衰率
を比較すると、粘弾性材を繊維強化樹脂層10の肉厚中
心に挿入することが振動減衰性の向上に効果的であるこ
とも分かる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るラケットフレームによれば、繊維強化樹脂層に介
在する振動吸収体としての粘弾性材が周波数10Hz、
温度6℃の条件下で損失係数(tanδ)が1.0以上
であると共に0.1mm以上の厚みがあるので、十分に
振動吸収性が高められる。従って、人体に伝わる振動が
抑えられ、プレーヤーに不快感を与えることが少なく、
テニスエルボーの発生も抑制される。また、粘弾性材の
厚みは0.6mm以下と厚くはないので、繊維強化樹脂
層の層間に過度なボリュームで介在することが回避でき
る結果、ラケットが振り難くなるほど重量を増加させず
に済むと同時に粘弾性材の介在による強度の低下を抑え
ることができる。従って、ラケットは振り易くて丈夫な
ものとなる。即ち、振動減衰性を十分かつ適当なかたち
で向上させることができる。
【0051】また、粘弾性材を繊維強化樹脂層の層間に
挿入すると、粘弾性材が離脱し難くなる。さらに、粘弾
性材を薄めのものを分散状態で積層介在させたり、繊維
強化樹脂層の肉厚中心付近に介在させたり、或いは、第
1位置(ヘッド部の11時〜1時の範囲)および第2位
置(ヘッド部の3時〜5時(7時〜9時))と第3位置
(左右スロート部)のうちからの一ケ所または二ケ所以
上に配置すると、振動減衰性をより向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のラケットフレームを示す平面
図である。
【図2】 第1実施形態における粘弾性材の介在位置を
示す平面図である。
【図3】 第1実施形態における粘弾性材の介在状況を
示す断面図である。
【図4】 第1実施形態における粘弾性材の積層状況を
示す概略図である。
【図5】 (a),(b)は振動減衰率の測定状況を示
す概略図である。
【図6】 振動減衰率の測定システムを示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 ラケットフレーム 2 ヘッド部 3 スロート部 9 粘弾性材(振動吸収体) 10 繊維強化樹脂層 10−1〜10−8 繊維強化プリプレグ 11 第1位置 12 第2位置 13 第3位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 宏幸 兵庫県神戸市中央区脇浜町3丁目6番9号 住友ゴム工業株式会社内 (72)発明者 熊本 十美男 兵庫県神戸市中央区脇浜町3丁目6番9号 住友ゴム工業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維強化樹脂層を備えた成形体からなる
    ラケットフレームであって、上記繊維強化樹脂層の少な
    くとも一部に、周波数10Hz、温度6℃の条件下で損
    失係数(tanδ)が1.0以上であると共に0.1m
    m以上0.6mm以下の厚みの粘弾性材が振動吸収体と
    して介在していることを特徴とするラケットフレーム。
  2. 【請求項2】 上記繊維強化樹脂層は複数の繊維強化プ
    リプレグが積層されて構成されたものであり、粘弾性材
    が繊維強化樹脂層の層間に挿入されている請求項1に記
    載のラケットフレーム。
  3. 【請求項3】 上記繊維強化プリプレグを挟んで積層状
    態となるようにして少なくとも二つの粘弾性材が介在す
    ると共に各粘弾性材は厚みが0.1mm以上0.4mm
    以下である請求項1または請求項2に記載のラケットフ
    レーム。
  4. 【請求項4】 上記繊維強化樹脂層の全肉厚を100%
    として肉厚中心から肉厚方向の一側と他側のそれぞれ2
    0%以内の厚み範囲に粘弾性材が少なくとも一つ介在し
    ている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のラ
    ケットフレーム。
  5. 【請求項5】 打球面の輪郭を形成するヘッド部と、こ
    のヘッド部から延びて一端で互いに合流する2本のスロ
    ート部を備えていて、打球面を時計面とみてトップ位置
    を12時とすると、11時〜1時の範囲の第1位置、お
    よび3時〜5時(7時〜9時)の範囲の第2位置、左右
    スロート部の第3位置のうちから選択した一ケ所に粘弾
    性材を配置した請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
    記載のラケットフレーム。
  6. 【請求項6】 打球面の輪郭を形成するヘッド部と、こ
    のヘッド部から延びて一端で互いに合流する2本のスロ
    ート部を備えていて、打球面を時計面とみてトップ位置
    を12時とすると、11時〜1時の範囲の第1位置、お
    よび3時〜5時(7時〜9時)の範囲の第2位置、左右
    スロート部の第3位置のうちから選択した二ケ所以上に
    粘弾性材を配置した請求項1乃至請求項4のいずれか1
    項に記載のラケットフレーム。
  7. 【請求項7】 ストリング無しの状態でのラケットフレ
    ームの重量が250g以下、バランスは380mm以下
    である請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のラ
    ケットフレーム。
  8. 【請求項8】 粘弾性材の重量が未塗装・ストリング及
    びパーツ無しの状態のラケットフレームの重量(ローフ
    レーム重量)の0.5%以上3.0%以下の範囲である
    請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のラケット
    フレーム。
JP2000236800A 2000-08-04 2000-08-04 ラケットフレーム Expired - Fee Related JP3519350B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000236800A JP3519350B2 (ja) 2000-08-04 2000-08-04 ラケットフレーム
FR0110471A FR2812821B1 (fr) 2000-08-04 2001-08-03 Cadre de raquette de tennis

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000236800A JP3519350B2 (ja) 2000-08-04 2000-08-04 ラケットフレーム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002045444A true JP2002045444A (ja) 2002-02-12
JP3519350B2 JP3519350B2 (ja) 2004-04-12

Family

ID=18728788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000236800A Expired - Fee Related JP3519350B2 (ja) 2000-08-04 2000-08-04 ラケットフレーム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3519350B2 (ja)
FR (1) FR2812821B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7059981B2 (en) 2003-07-04 2006-06-13 Sri Sports Limited Racket frame
US7131920B2 (en) 2003-11-27 2006-11-07 Sri Sports Limited Racket frame
JP2013013550A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Gosen:Kk ラケット
EP3922327A1 (en) 2020-06-11 2021-12-15 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Racket

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2371941A1 (fr) * 1976-11-26 1978-06-23 Dorestyl Cadre de raquette pour la pratique du tennis ou autres sports et jeux similaires
US4627635A (en) * 1983-09-20 1986-12-09 Koleda Michael T Vibration damping units and vibration damped products
JPH01116226A (ja) 1987-10-28 1989-05-09 Mazda Motor Corp エンジンの過給装置
FR2673381B1 (fr) * 1991-02-28 1994-05-06 Rossignol Sa Skis Raquette a asymetrie longitudinale.
JP2501397B2 (ja) * 1992-07-02 1996-05-29 チン サン ユー プラスチック複合材料製ラケットフレ―ム
JP3204627B2 (ja) 1997-06-05 2001-09-04 住友ゴム工業株式会社 繊維強化プラスチック成形品

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7059981B2 (en) 2003-07-04 2006-06-13 Sri Sports Limited Racket frame
US7131920B2 (en) 2003-11-27 2006-11-07 Sri Sports Limited Racket frame
JP2013013550A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Gosen:Kk ラケット
EP3922327A1 (en) 2020-06-11 2021-12-15 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Racket

Also Published As

Publication number Publication date
FR2812821A1 (fr) 2002-02-15
FR2812821B1 (fr) 2004-11-19
JP3519350B2 (ja) 2004-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110251906B (zh) 构造成相对于纵向轴线在多个方向上具有增大的柔韧性的球拍
JP4041031B2 (ja) ラケットフレーム
JP2002045444A (ja) ラケットフレーム
JP3970865B2 (ja) ラケットフレーム
JP5778506B2 (ja) ラケット
JP6316127B2 (ja) ゴルフクラブシャフト
JP4252339B2 (ja) ゴルフクラブシャフト
JP3734008B2 (ja) ラケットフレーム
JPH0596030A (ja) テニスラケツトフレーム
JP2001286581A (ja) ラケットフレーム及びその製造方法
JP4456244B2 (ja) テニスラケット
JP2006334305A (ja) ゴルフクラブシャフト
JP3114650B2 (ja) ラケットフレーム
JP2786994B2 (ja) ラケット
JP2002045449A (ja) Frp製ゴルフシャフト
JP2004357982A (ja) テニスラケット
JP2005065842A (ja) ラケットフレーム
JP2001061999A (ja) ラケットフレーム
JP4058150B2 (ja) ラケット
JP6492639B2 (ja) ゴルフクラブ及びシャフト
JP4097189B2 (ja) ラケット
JPH0639062A (ja) 卓球用ラケット
JP2001061998A (ja) テニスラケット
JP2005245538A (ja) テニスラケット
JP2007054232A (ja) ラケット

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040128

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080206

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090206

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100206

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100206

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110206

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140206

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees