JPH01116226A - エンジンの過給装置 - Google Patents

エンジンの過給装置

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Publication number
JPH01116226A
JPH01116226A JP27236287A JP27236287A JPH01116226A JP H01116226 A JPH01116226 A JP H01116226A JP 27236287 A JP27236287 A JP 27236287A JP 27236287 A JP27236287 A JP 27236287A JP H01116226 A JPH01116226 A JP H01116226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
supercharger
engine
pulley
variable
variable pulley
Prior art date
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Pending
Application number
JP27236287A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Ueda
和彦 上田
Hiroyuki Oda
博之 小田
Hiroyasu Uchida
浩康 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP27236287A priority Critical patent/JPH01116226A/ja
Publication of JPH01116226A publication Critical patent/JPH01116226A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、例えば、ターボチャージャを機械的に駆動
する手段を備えたようなエンジンの過給装置に関する。
(従来技術) 従来、上述例のエンジンの過給装置としては、例えば、
特開昭57−20516号公報に記載の装置がある。
1なわち、排気側のタービンと吸気側のフロアとをター
ビンシャフトで連結すると共に、このタービンシャフト
を吸気パイプ内を貫通させて外部に導出し、この導出部
をスタータと連動させて始動時に該スタータにより過給
機を補助的に駆動して、加速応答性の向上を図ったエン
ジンの過給装置である。
しかし、上述の過給装置はスタータによる始動時におい
てのみ、排気タービン過給機を補助的に駆動する装置で
あるから、エンジンの回転状態に対応した制御1、例え
ばエンジン低回転域でトルクを向上させ、かつエンジン
高回転域で排ガスエネルギ回収によりエンジン出力の向
上を図るような制御を行なうことは困難であった。
(発明の目的) この発明は、可変プーリによる機械的駆動装置により、
エンジンの低回転域ではトルクの向上を図り、またエン
ジン高回転域では排ガスエネルギ回収によりエンジン出
力の向上を図ることができるエンジンの過給装置の提供
を目的とする。
(発明の構成) この発明は、排気ターボ過給機を備える一方、エンジン
出力軸の駆動を該過給機のタービン軸に伝達する駆動伝
達装置を設け、上記駆動伝達装置には、可変プーリ手段
と、上記過給機の回転を増速させる増速手段とを設ける
と共に、上記可変プーリ手段の上記エンジン出力軸側に
対する上記過給機側のプーリ比をエンジン低回転域程小
さく設定する制御手段を設けたエンジンの過給装置であ
ることを特徴とする。
(発明の効果) この発明によれば、エンジン低回転域では上述の制御手
段が、可変プーリ手段のエンジン出力軸側に対する過給
機側のプーリ比(以下単にプーリ比と略記する)を小さ
(lIlltIlするので、過給機側の回転数が大とな
り、トルクアップによる加速力の増大を図ることができ
る。
またエンジン高回転域では上述の制御手段がプーリ比を
大きく制御するので、例えばウェストゲートバルブを通
常より絞り制御にすることで、排ガスエネルギによる動
力回収ができて、エンジン出力の向上を図ることができ
る効果がある。
(実施例) この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はエンジンの過給装置を示し、第1図、第2図、第
3図において、ボンネット1下方のエンジンルーム2に
横置き状にエンジン3を搭載している。
上述のエンジン3は、シリンダブロック4の下部にオイ
ルパン5を、また上部にシリンダヘッド6およびシリン
ダヘッドカバー7を固定すると共に、エンジン出力軸と
してのクランク軸8には可変プーリ部9Aと固定プーリ
部9B、9Cとを一体化したクランクプーリ9を嵌合し
ている。
このクランクプーリ9の一側の固定部プーリ部9Bと、
ウォータポンプ駆動用のプーリ10と、オルタネータ1
1駆動用のプーリ12との間にベルト13を張架してい
る。
またシリンダブロック4のフロント側にパワーステアリ
ングポンプ14を配設し、このパワーステアリングポン
プ14の可変形の入カブーリ15と前述のクランクプー
リ9の可変プーリ部9Aとの間にドライブベルト16を
張架して、後述する可変プーリ手段53を構成している
さらにシリンダヘッド6のフロント側にエアコン用プー
リ17を配設し、このエアコン用プーリ17と上述のク
ランクプーリ9の他側の固定プーリ部9Cとの間にベル
ト18を張架している。
なお19.20はテンション用のアイドラプーリである
さらにまた、エンジン3のフロント側にはブロア21と
タービン22との間に増速装置23を備えた過給機24
を配設している。
そして、この増速装置23と前述の可変プーリ手段53
との両者により、エンジン出力軸つまりクランク軸8の
駆動を過給機24に伝達する駆動伝達袋5!69を構成
している。
ところで、吸気系について説明すると、エアクリーナ2
5の出口側にエアフロメータ26を介して第1の吸気通
路27を接続し、この第1の吸気通路27をコンプレッ
サハウジング28を介して第2の吸気通路29に接続し
ている。
上述のコンプレッサハウジング28をバイパスして第1
の吸気通路27から第2の吸気通路29に連通ずる吸気
バイパス路30を設け、この吸気バイパス路30には、
過剰過給を防止する吸気リリーフ弁31を設けている。
また上述の第2の吸気通路29にはインタークーラ32
を接続し、このインタークーラ32の出口側を、第3の
吸気通路33、スロットルチャンバ34、サージタンク
35を介して吸気マニホルド36に接続し、上述のスロ
ットルチャンバ34にはスロットル弁37を配設してい
る。
次に排気系について説明すると、排気マニホルド38の
集合部39をタービンハウジング40に接続し、タービ
ン22の排気ガス出口部には排気通路41を介して触媒
コンバータ42等を接続している。
また排気マニホルド38の集合部39からタービン22
をバイパスして排気通路41に連通ずる排気バイパス路
43を設け、この排気バイパス路43には、過剰過給を
防止するウェストゲートパルプ44を設けている。
次に1Illl滑油系について説明すると、オイルパン
5の所定部に配設したストレーナ45に油路46を介し
てオイルポンプ47を接続し、このオイルポンプ47の
吐出側の主流ライン48をメインギヤラリ−(図示せず
)に接続すると共に、上述の主流ライン48とオイルパ
ン5との間にはリリーフ弁49を接続している。
なお、第2図、第3図において50はラジェータ、51
はミッションケースである。
ところで前述のクランク軸8によって駆動される人力プ
ーリ15と、第3図、第4図に示す増速装!23との間
にはエンジン補機としてのパワーステアリングポンプ1
4を配設して、エンジン全体のコンパクト化を図ってい
る。
また上述のパワーステアリングポンプ14の軸と増速装
置23の入力軸とを兼ねるシャフト52を設けている。
さらに第3図、第4図に示す如く、上述の過給機24の
ブ[1ア21は、クランク軸8の軸方向において入力プ
ーリ15側に配置し、かつ上述の過給機24のタービン
シャフト54におけるブロア21とタービン22との間
には上述の増速装置23と連結する小径ギヤ55を嵌合
している。
駆動伝達装置69の一方を構成する増速装置23は第4
図に示す如く、シャフト52の所定部に嵌合した第1の
大径ギヤ56と、増速装置ハウジング57.58間に軸
架したアイドル軸59上の小径ギヤ60および第2の大
径ギヤ61とを備え、各ギヤ56.60、および61.
55を常時噛合させた2段増速構造で、例えば増速比を
約60に設定すると共に、この増速装置23を過給機2
4の本体に対して排気マニホルド38から遠ざかる下方
に向けて配置している。
このようにクランク軸8によって駆動される入力プーリ
15と、この人力プーリ15の回転を増速させる増速装
置f23とを設ける一方、クランク軸8の軸方向におい
て過給機24のブロア21を上述の入力プーリ15側に
配置し、かつ過給機24のタービンシャフト54におけ
るプロア21とタービン22との間に、上述の増速装置
23の第2の大径ギヤ61と連結する入力部材としての
小径ギヤ55を設けているので、上述のタービンシャフ
ト54およびシャフト52は吸気系としてのコンプレッ
サハウジング28を貫通しない。
このため、吸気抵抗は備装増大しないし、特別なシール
構造も不要となる効果がある。
またプロア21とタービン22との間に設けた小径ギヤ
55に増速装置23を連結させているので、吸排気系の
レイアウトの自由度が高くなり、過給機24の全体をコ
ンパクトに構成することができる。
加えて、上述の増速装置23はタービン22や排気マニ
ホルド38から離反した位置に配設しているので、熱害
を防止することができる効果がある。
次に駆動伝達装置69の他方を構成する可変プーリ手段
53の構造について説明すると、第5図に示すように、
クランク軸8側つまりドライブ側のクランクプーリ9に
おける可変プーリ部9Aは、上述のクランク軸8に嵌合
した固定満車62と、この固定溝車62に対して油圧等
の流体圧力により可動する移番溝車63と、この移動溝
車63の背面側に油室64を構成する部材65と、上述
の油室64と連通ずる固定溝車62の筒袖部に形成した
油室66と、この油室66に油圧を供給する油管67と
を備えている。
そして、この油管67から各油室66.64に油圧を供
給した時に、移動満車63を点線矢印で示す如く固定溝
車62に近接させて、プーリ径を大にし、逆に上述の油
室66.64をアンロードさせた時に、移動溝車63を
実線矢印で示す如く固定満車62から離反させて、プー
リ径を小にすべく構成している。
一方、シャフト52側、つまりドリブン側の可変形へカ
プーリ15は、上述のシャフト52に嵌合した固定溝車
70と、この固定溝車70に対してV角が変化するよう
に配設した移動満車71と、この移動溝車71に遠心力
を作用させる複数のつ1−ドア2とを備えている。
そして、高速回転時には実線矢印で示すように、遠心力
によりウェードア2を介して移動溝車71を固定溝車7
0に近接させて、■角を小さくして、プーリ径を大にし
、逆に低速回転時には点線矢印で示すように、ウェード
ア2を介して移動溝車71を固定溝車70から離反させ
て、■角を大きくして、プーリ径を小さくするように構
成している。
また、これらの各可変プーリ9A、15間には前述のド
ライブベルト16を張架することで、可変プーリ手段5
3、つまりベルト式無段変速機構を構成している。
次に上述の可変プーリ手段53の制御系について説明す
る。
第1図の制御回路において、CPLJ80はスロットル
弁37、吸気圧センサ73、回転数センサ74、排圧セ
ンサ75からの入力に基づいて、ROM76に格納した
プログラムに従って、燃料噴射弁77、ウェストゲート
パルプ44、リリーフ弁49および油管67に供給する
作動油圧を駆動制御し、また、RAM78はウェストゲ
ートパルプ44の開度データ等の必要なデータを記憶す
る。
ここで、上述のCPU80は、可変プーリ手段53のエ
ンジン出力軸側に対する過給機24側のプーリ比をエン
ジン低回転域程小さく設定する制御手段である。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下作用
を説明する。
エンジン低回転域では上述の回転数センサ74からの信
号に基づいて、CPU80が、可変プーリ手段53のク
ランク軸8側に対する過給機24側のプーリ比を小さ(
制御する。つまり第5図において各移動溝163.71
を点線矢印方向へ変位させて、上述のプーリ比を小にす
るので、過給機24側の回転数が大となり、トルクアッ
プによる加速力の増大を図ることができる。
一方、エンジン高回転域では上述の回転数センサ74か
らの信号に基づいて、CPU80が可変プーリ手段53
のプーリ比を大きく制御する。
つまり第5図において各移動満車63.71を実線矢印
方向に変位させて、上述のプーリ比を大にする。
また上述のCPU80は上述のエンジン高回転域におい
てウェストゲートパルプ44を通常より絞りぎみに制御
するので、タービン22へのエネルギが大となり過給に
供する仕事に併わせで、過給機24に不用の余剰排気エ
ネルギの一部をエンジン側に還元して、回収することが
できて、エンジン出力の向上を図ることができる効果が
ある。
なお、上述のウェストゲートパルプ44を通常より絞る
と、排圧が上昇して掃気効果が悪くなるので、予め動弁
機構のカム形状により、吸気弁の閉弁タイミングと排気
弁の開弁タイミングとのオーバーラツプ量を大きくして
、排圧が高くても吸気の充填効率を上げるようにして掃
気効率の向上を図る。
加えて、上述の可変プーリ手段53のドリブン側と増速
袋@23との間に補機たとえばパワーステアリングポン
プ14を介設すると、高速域では駆動抵抗が小となり、
燃費改善を図ることができ、また低速時には入力プーリ
15が増速されて高回転となるので、このような補機の
小型化が可能となる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、 この発明のエンジン出力軸は、実施例のクランク軸8に
対応し、 以下同様に、 過給機のタービン軸は、タービンシセフト54に対応し
、 可変プーリ手段は、ベルト式無段変速機構による可変プ
ーリ手段53に対応し、 増速手段は、増速装置23に対応し、 制御手段は、CPU80に対応するも、この発明は、上
述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図はエンジンの過給装置を示す系統図、第2図はエ
ンジンの側面図、 第3図はエンジンの正面図、 第4図は過給機の断面図、 第5図は可変プーリ手段を示す断面図である。 8・・・クランク軸    23・・・増速装置24・
・・過給機     53・・・可変プーリ手段54・
・・タービンシャフト 69 ・・・駆動伝達装置   8O−CPLJ23・
・虜速装置 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)排気ターボ過給機を備える一方、エンジン出力軸
    の駆動を該過給機のタービン軸に伝達する駆動伝達装置
    を設け、 上記駆動伝達装置には、可変プーリ手段と、上記過給機
    の回転を増速させる増速手段とを設けると共に、 上記可変プーリ手段の上記エンジン出力軸側に対する上
    記過給機側のプーリ比をエンジン低回転域程小さく設定
    する制御手段を設けた エンジンの過給装置。
JP27236287A 1987-10-28 1987-10-28 エンジンの過給装置 Pending JPH01116226A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27236287A JPH01116226A (ja) 1987-10-28 1987-10-28 エンジンの過給装置

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JP27236287A JPH01116226A (ja) 1987-10-28 1987-10-28 エンジンの過給装置

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JPH01116226A true JPH01116226A (ja) 1989-05-09

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ID=17512824

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JP27236287A Pending JPH01116226A (ja) 1987-10-28 1987-10-28 エンジンの過給装置

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JP (1) JPH01116226A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2812821A1 (fr) 2000-08-04 2002-02-15 Sumitomo Rubber Ind Cadre de raquette de tennis
KR20030040965A (ko) * 2001-11-17 2003-05-23 기아자동차주식회사 디스크 브레이크

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FR2812821A1 (fr) 2000-08-04 2002-02-15 Sumitomo Rubber Ind Cadre de raquette de tennis
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