JP2002043495A - 誤実装防止用電子部品及びピン配置による電子部品誤実装防止方法 - Google Patents

誤実装防止用電子部品及びピン配置による電子部品誤実装防止方法

Info

Publication number
JP2002043495A
JP2002043495A JP2000222865A JP2000222865A JP2002043495A JP 2002043495 A JP2002043495 A JP 2002043495A JP 2000222865 A JP2000222865 A JP 2000222865A JP 2000222865 A JP2000222865 A JP 2000222865A JP 2002043495 A JP2002043495 A JP 2002043495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
mounting
present
pins
pin arrangement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000222865A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Yokochi
哲二 横地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000222865A priority Critical patent/JP2002043495A/ja
Publication of JP2002043495A publication Critical patent/JP2002043495A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 LSI等のピン配置は上下及び/又は左右対
称になっているために、部品実装時に方向が間違ってい
ても実装することが可能となり、誤実装による部品廃棄
につながっていた。 【解決手段】 部品のピン配置をずらして、上下または
左右非対称に配置している。上下のピン21と22は対
称配置にされているが、左右のピン23と24は非対称
に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誤実装防止用電子
部品及びピン配置による電子部品誤実装防止方法に関
し、更に詳しくは、部品のピン配置をずらして上下左右
非対称にし、正方向でのみ実装可能にすることで方向間
違いによる誤実装を完全に防止することを可能とした誤
実装防止用電子部品及びピン配置による電子部品誤実装
防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の技術に類似した第1の従来例と
してあげられる実開平3−8500号公報には、複数の
端子がケースから同一方向に互いに平行に導出され、パ
ーツフイーダに供給されて移送路上を列をなして移送さ
れ、台紙上に並設固定された状態とされて、ラジアルリ
ード電子部品用の自動機に供給される電子部品におい
て、パーツフイーダによる移送方向に対して、ケースの
外形形状が左右非対称に形成された電子部品が開示され
ている。
【0003】第2の従来例としてあげられる特開平5−
65171号公報には、キャリアテープに設けられたく
ぼみ穴にチップ型電子部品が収納されカバーテープで覆
われてなる、チップ型電子部品のキャリアテーピング包
装において、キャリアテープのくぼみ穴は、チップ型電
子部品の外装の外形寸法に合わせたくぼみ穴と、端子を
逃げるくぼみ穴とからなるチップ型電子部品のキャリア
テーピング包装が開示されている。
【0004】第3の従来例としてあげられる特開平8−
128416号公報には、電子部品としてのメモリカー
ド用ヘッダ本体のボデーに円柱状や角柱状などの貫通孔
を設け、この貫通孔に固定できるように鍔を上側に設
け、更に下側の先端に軸方向に沿って、対称または非対
称な位置に適当な長さのスリットを設け、下側に絞りの
あるポスト用貫通孔を具備したポストをボデーの貫通孔
に固定し、上部が平たく下部が円柱状等の形状のプッシ
ュピンをポスト用貫通孔に摺動できる程度に軽く固定し
た基板固定機構が開示されている。
【0005】現状の実装装置(マウンタ)でQFPのL
SIを搭載する際には、トレーにLSIを載せて実装装
置にセットしているが、QFPは上下左右対称のために
方向を間違えて載せると、そのまま誤方向で実装してし
まう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術におけるIC、LSI(QFP等)はピン配置が左右
対称もしくは上下左右対称になっているために、部品実
装時に方向が間違っていても実装できてしまい、誤実装
で部品廃棄になってしまう例が多々発生する。部品廃棄
になるとそれだけコストが増大するために誤実装率は0
%であることが最良である。
【0007】本発明は、従来の上記実情に鑑みてなされ
たものであり、従って本発明の目的は、部品のピン配置
をずらして上下左右非対称にし、正方向でのみ実装可能
にすることで方向間違いによる誤実装を完全に防止する
ことを可能とした新規な誤実装防止用電子部品及びピン
配置による電子部品誤実装防止方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る電子部品は、一列が複数個で構成され
た複数列のピンが非対称に配置されていることを特徴と
している。
【0009】前記電子部品がICまたはLSIであっ
て、該ICまたはLSIの上下のピンまたは左右のピン
あるいは上下及び左右のピンが非対称に配置されてい
る。
【0010】前記電子部品がSOPまたはDIPであっ
て、該SOPまたはDIPの上下のピンが非対称に配置
されている。
【0011】本発明に係る電子部品誤実装防止方法は、
現状または本発明による電子部品を実装装置により実装
する実装方法において、予め登録しておいた正方向のピ
ン配置と実際のピン配置とをカメラで比較し、比較した
結果による正しい方向で電子部品を搭載することを特徴
としている。
【0012】本発明に係る電子部品誤実装防止方法はま
た、本発明による電子部品を人手で半田実装する際に、
非対称のピン配置に合わせたパッド若しくはスルーホー
ルに正方向で実装することを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明をその好ましい一実
施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】
【実施の形態の構成】図1は本発明による一実施の形態
における第1の実施例を示す概略正面図である。
【0015】図1を参照するに、参照符号1は現状のL
SI(QFP等)を示し、ピン11、12及び13、1
4が上下及び左右対称に配置されている。2は本発明に
係るLSI(QFP等)を示す。矢印は現状のLSI1
を本発明に係るLSI2に変更した状態を示している。
【0016】即ち、現状のLSI1では、上下のピン1
1と12及び左右のピン13と14はそれぞれ対称に配
置されていたが、本発明に係るLSI2においては、上
下のピン21と22は対称に配置されてるが、左右のピ
ン23と24とは非対称に配置されている。代わりに、
上下のピン21と22を非対称に配置し、左右のピン2
3と24とを対称に配置してもよい。また、上下のピン
21と22、左右のピン23と24の両方共に非対称の
配置とすることもできる。
【0017】図2は本発明による一実施の形態における
第2の実施例を示す概略正面図である。
【0018】図2を参照するに、参照符号3は現状のS
OPを示し、上下対称にピン31と32が配置されてい
る。4は本発明によるSOPを示し、ピン41と42と
は上下非対称に配置されている。
【0019】即ち、本発明の第2の実施例においては、
現状のSOP3に対称に配置されていたピンは矢印のよ
うに変更されて上下のピン41と42とは非対称に配置
されている。
【0020】図3は、本発明の一実施の形態における第
3の実施例を示す概略正面図である。
【0021】図3を参照するに、参照符号5は現状のD
IPを示し、6は本発明に係るDIPを示している。
【0022】本発明による第3の実施例においては、現
状のDIP5に対称に配置されていたピンは矢印のよう
に変更されて、ピン61と62とは非対称に配置され
る。
【0023】
【実施の形態の動作】次に、本発明による一実施の形態
の動作について説明する。
【0024】現状のまたは本発明による電子部品を実装
装置(マウンタ)で実装する際には、予め登録しておい
た正方向のピン配置と実際のピン配置とをカメラで比較
し比較した結果による正しい方向で搭載できるようにす
る。
【0025】本発明に係る電子部品を人手で半田実装す
る際には、非対称のピン配置に合わせたパッドもしくは
スルーホールに正方向でしか実装できないために、誤方
向による誤実装を完全に防ぐことができる。
【0026】
【他の実施の形態】以上説明した本一実施の形態におい
ては、基本的には電子部品を対称としたが、電子部品の
みならず対称型の部品に応用することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、作用す
るものであり、本発明によれば以下に示すような効果が
得られる。
【0028】人手で実装を行う際には、実装方向を再度
確認しなくても正方向で実装できるために、作業の確実
化と効率化の両立を図ることができる。
【0029】実装装置で搭載する際にも、ピン配置をカ
メラで識別することで正方向を確認できるので、作業者
が間違った方向で部品を機械にセットしても、誤方向に
よる誤実装を防ぐことが可能となる。
【0030】それにより、LSIのような高価な部品の
誤実装が解消され、無駄なコストの削減を行うことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態における第1の実施
例を示す概略正面図である。
【図2】本発明による一実施の形態における第2の実施
例を示す概略正面図である。
【図3】本発明による一実施の形態における第3の実施
例を示す概略正面図である。
【符号の説明】
1…現状のLSI 2…本発明によるLSI 3…現状のSOP 4…本発明によるSOP 5…現状のDIP 6…本発明によるDIP 11〜14、21〜24、31〜32、41〜42、5
1〜52、61〜62…ピン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一列が複数個で構成された複数列のピン
    が非対称に配置されていることを特徴とする電子部品。
  2. 【請求項2】 前記電子部品がICまたはLSIであっ
    て、該ICまたはLSIの上下のピンまたは左右のピン
    あるいは上下及び左右のピンが非対称に配置されている
    ことを更に特徴とする請求項1に記載の電子部品。
  3. 【請求項3】 前記電子部品がSOPまたはDIPであ
    って、該SOPまたはDIPの上下のピンが非対称に配
    置されていることを更に特徴とする請求項1に記載の電
    子部品。
  4. 【請求項4】 現状または本発明による電子部品を実装
    装置により実装する実装方法において、予め登録してお
    いた正方向のピン配置と実際のピン配置とをカメラで比
    較し、比較した結果による正しい方向で電子部品を搭載
    することを特徴とした電子部品誤実装防止方法。
  5. 【請求項5】 本発明による電子部品を人手で半田実装
    する際に、非対称のピン配置に合わせたパッド若しくは
    スルーホールに正方向で実装することを特徴とした電子
    部品誤実装防止方法。
JP2000222865A 2000-07-24 2000-07-24 誤実装防止用電子部品及びピン配置による電子部品誤実装防止方法 Pending JP2002043495A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000222865A JP2002043495A (ja) 2000-07-24 2000-07-24 誤実装防止用電子部品及びピン配置による電子部品誤実装防止方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000222865A JP2002043495A (ja) 2000-07-24 2000-07-24 誤実装防止用電子部品及びピン配置による電子部品誤実装防止方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002043495A true JP2002043495A (ja) 2002-02-08

Family

ID=18717055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000222865A Pending JP2002043495A (ja) 2000-07-24 2000-07-24 誤実装防止用電子部品及びピン配置による電子部品誤実装防止方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002043495A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005039641A1 (de) * 2005-08-22 2007-03-01 Yazaki Corp. Klemmhalteanordnung eines Verbinders zur Leiterplattenmontage

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005039641A1 (de) * 2005-08-22 2007-03-01 Yazaki Corp. Klemmhalteanordnung eines Verbinders zur Leiterplattenmontage
DE102005039641B4 (de) * 2005-08-22 2007-08-02 Yazaki Corp. Klemme und Klemmhalteanordnung eines Verbinders zur Leiterplattenmontage

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6190944B1 (en) Stacked package for semiconductor device and fabrication method thereof, and apparatus for making the stacked package
JP2716012B2 (ja) 半導体パッケージ及びその実装方法
JPH09172134A (ja) 電子パッケージアセンブリおよび電子モジュール
US7163137B2 (en) Method of manufacturing mounting boards
JP3093476B2 (ja) 電子部品およびその実装方法
US20030013344A1 (en) Apparatus and method for incorporating surface mount components into connectors
JP2002043495A (ja) 誤実装防止用電子部品及びピン配置による電子部品誤実装防止方法
US20070210139A1 (en) Electronic component with lead using pb-free solder
JPS60210858A (ja) フラツトパツケ−ジlsi
JPH04184968A (ja) 電子部品およびその製造に用いるリードフレームならびに電子部品の実装方法
JPH08340164A (ja) Bga型パッケージの面実装構造
JPH087679Y2 (ja) 電子部品
JPS59189662A (ja) 樹脂封止型半導体装置
JPS6097656A (ja) 混成集積回路の実装方法
JPH07307545A (ja) 表面実装型の電子部品搭載用基板、及びクリップリードフレーム
KR100252861B1 (ko) 적층형 반도체 패키지 및 그의 어셈블리 방법
KR20200098867A (ko) 반도체 소자의 솔더지그
JPH03215964A (ja) 半導体パッケージ及びその装着基板
JPH038366A (ja) 半導体装置用パッケージ
JPH10126071A (ja) 基板ホルダ及びテーピング基板ホルダ及び基板組立体
JP2522153B2 (ja) 樹脂封止型半導体装置
JPH03225890A (ja) 印刷配線基板
JPH04186660A (ja) 半導体装置用パッケージ
JPH02278858A (ja) Jベンド型集積回路
JPH04127597A (ja) 表面実装型部品の浸漬半田付方法