JP2002043138A - インダクタ - Google Patents

インダクタ

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JP2002043138A JP2001056064A JP2001056064A JP2002043138A JP 2002043138 A JP2002043138 A JP 2002043138A JP 2001056064 A JP2001056064 A JP 2001056064A JP 2001056064 A JP2001056064 A JP 2001056064A JP 2002043138 A JP2002043138 A JP 2002043138A
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/2804Printed windings

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻線の工数を減らし、面実装に対応した新規
なインダクタであり、且つ特に小型のハイパワーインダ
クタの巻線工程を簡略化し、低コストで且つ構造簡単な
インダクタを提供する。 【解決手段】柔軟性を有する支持体20、予めパターン
形成した導電体21を一体に形成し、折り曲げることで
巻線を構成するインダクタである。一実施例において、
導電体21の一端にスリット24を設け、他端にツメ2
5を設け、支持体20を折曲することで上記スリットと
上記ツメとを嵌合させて巻線12を構成すると共に開口
部28を設け、上記開口部28に磁性体コア11を挿通
させてインダクタを構成することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばトランス等
に用いる薄型巻線等のインダクタ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、インダクタの組立は、一般にボビ
ンにケーブルワイヤを所定回数巻装した後で、磁性体コ
ア(例えば、EIコア、UIコア、壺型コアなど)に装
着して構成している。また、導体のコイルパターンが形
成された複数枚のシートを多層状に積層し、端部で導通
させて所要の巻線数を得るようにしたものもある(特開
平4−274305号公報参照)。しかし、上記構成で
は巻線機へのボビンの着脱、巻線、コアの装着が手数を
要し、生産性に問題があった。その為、機械化により大
量生産に適した構造が提案されている(特開平8−23
6361号)。
【0003】また、フレキシブルな絶縁基板の表面に渦
巻き状導体を形成したコイル体を用いたトランスを構成
するものも公知である。例えば特開昭63−20805
号公報に記載されたものは、可撓性の絶縁基板の両面
に、第1と第2の巻線を構成する渦巻き状導体を形成
し、この絶縁基板を折り曲げ且つ重ね合わせ、この絶縁
基板の対向する面間に絶縁体を折り畳みながら挟み込
み、コイル体を形成したものである。
【0004】上記特開昭63−20805号公報の構成
の場合、第1の巻線と第2の巻線とを磁性体コアの(以
下、単にコアと称す)の軸線方向に積層する構成を採用
しているために、第1と第2の巻線間の磁束漏洩が大き
くなり、巻線や周囲の構造体に生じる渦電流損失が大き
くなったり、周辺回路に悪影響を及ぼすことが多いとい
う大きな問題点が提起されている。
【0005】これを解決する方法として、薄型巻線の漏
れインダクタンスを低減しようとする構成が提案されて
いる(特開平5−243057号公報参照)。この構成
によれば、第1と第2の巻線を構成する渦巻き状導体
を、可撓性の絶縁基板に形成し、この絶縁基板を折り曲
げ重ね合わせて、一方の巻線を他方の巻線によって挟み
込んで構成したものである。即ち、絶縁基板の長手方向
に沿って複数のコア挿通孔を設け、この絶縁基板の少な
くとも一方の面に、上記第1と第2の巻線を構成する第
1と第2の渦巻き状導体をそれぞれ上記コア挿通孔の周
囲に形成し、上記第1と第2の渦巻き状導体をそれぞれ
直列接続し、この絶縁基板を上記渦巻き状導体毎に折り
曲げて、一方の巻線を他方の巻線で挟み込むように積層
してコイル体を構成するものである。しかし、上記構成
の場合、積層構成となっているので巻数の自由度が無
く、従って用途や性能の面で予め決められてしまって種
々の用途に即座に対応出来ない欠陥がある。
【0006】また、金属クリップを用いてコアを保持し
て巻線を形成することも周知であるが、その場合、コア
の下の巻線を回路基板のパターンで構成していたので、
コア内面の半田付けが非常に困難であり、また、プリン
ト基板にパターンを設ける為に、プリント基板の設計自
体に大きな制約を伴うものであった。更に、大型で大電
流を扱うパワーインダクタンスにおいては、小さいコア
に太い巻線を巻く必要があり、手作業で特性の揃ったイ
ンダクタを製造するのは難しかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の欠陥を無くし、巻線の工数を減らし、面実装に対
応した新規なインダクタを提供することである。本発明
の別の目的は、特に小型のハイパワーインダクタの巻線
工程を簡略化し、低コストで且つ構造簡単なインダクタ
を提供することである。本発明の更に別の目的は、導電
体同士を簡単なスリットとツメとの協働により巻線構造
を形成することの可能な、そして製造容易なインダクタ
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、折り曲げ可能
な板状支持体に所望形状の導電体を形成し、上記導電体
の一端にスリットと設け、他端にツメを設け、上記板状
支持体を折曲することで上記スリットと上記ツメとを嵌
合させて巻線を構成すると共に開口部を設け、上記開口
部に磁性体コアを挿通させてなるインダクタである。
【0009】更に、本発明は、直方体の3軸方向のひと
つの対向する面において、磁性体コアを挿通する開口部
を設けた支持体に導電体を形成し、上記導電体の形成方
向と垂直の面で嵌合することで上記導電体を接続して巻
線を構成したことを特徴とするインダクタである。上記
構成により、上記支持体に設けた上記巻線によって上記
磁性体コアを覆い、上記巻線と上記磁性体コアの水平方
向の位置決めをなし得るようにできる。
【0010】更に、別の好適な実施例において、上記導
電体同士の嵌合を、上記支持体に設けたスリットと、上
記導電体の一端に設けたツメを係合させることで巻線構
造を形成することができる。また、上記支持体に溝付き
バンドを形成し、上記巻線と上記磁性体コアの水平方向
の位置決めガイドとして作用させることも可能である。
更に、上記支持体に設けた上記ツメと実装基板の半田付
けにより巻数を任意に調整出来るようにできる。上記構
成において、上記導電体の嵌合を上記磁性体コアの外壁
面で行うことが可能となる。更に、上記支持体の一部を
ギャップシートと兼用する構成とすることも可能であ
る。また、上記支持体に予めギャップシートを張り付け
ることで、上記磁性体コアの位置決めとギャップ調整と
を同時に行えるようにすることもできる。
【0011】更に、本発明において、柔軟性を有する支
持体に開口部を設け、この開口部沿って導電体(パター
ン)を形成し、上記支持体を上記開口部に沿って折り畳
むことで巻線を構成すると共に、折り畳まれた支持体の
上記開口部を連接させて磁性体コアが挿入できるように
してなるインダクタである。上記の構成において、隣接
する開口部の間で折り畳むことにより、巻数を任意に増
加できるようにすることが可能である。また、隣接する
開口部の間で、開口部の縁に沿って折り畳むことによ
り、巻数の占める高さを削減できる構成とすることが可
能である。また、上記支持体の両脇部に切り起こし開口
部を設け、巻線と磁性体コアとの位置決めを行えるよう
にすることが可能である。更に、上記支持体に対向する
1対の溝付きバンドを設け、上記溝付きバンド同士の係
合により水辺方向の巻線と磁性体コアとの位置決めがで
きる。
【0012】
【作用】本発明において、請求項1に記載の構成におい
ては、折り曲げ可能な板状支持体に所望形状の導電体を
形成し、上記導電体の一端にスリットと設け、他端にツ
メを設け、上記板状支持体を折曲することで上記スリッ
トと上記ツメとを嵌合させて巻線を構成すると共に開口
部を設け、上記開口部に磁性体コアを挿通させてなるイ
ンダクタであるので、特に小型のハイパワーインダクタ
としての巻線工程を著しく簡略化できる。その為コスト
低減が可能とするほか、面実装の対応が極めて容易とな
る。
【0013】また、請求項2に記載の構成において、直
方体の3軸方向のひとつの対向する面において、磁性体
コアを挿通する開口部を設けた支持体に導電体を形成
し、上記導電体の形成方向と垂直の面で嵌合することで
上記導電体を接続して巻線を構成したことを特徴とする
インダクタであるので、上記同様、特に小型のハイパワ
ーインダクタとしての巻線工程を著しく簡略化できる。
その為コスト低減 が可能とするほか、面実装の対応が
極めて容易となる。
【0014】上記の他、上記支持体に設けた上記巻線に
よって上記磁性体コアを覆う構成では、上記巻線と上記
磁性体コアの水平方向の位置決めをなし得、且つその位
置決めが容易になし得る。
【0015】更に、上記導電体同士の嵌合を、上記支持
体に設けたスリットと、上記導電体の一端に設けたツメ
を係合させることで巻線構造を形成しているので、極め
て簡単な構造で嵌合を達成できる。
【0016】また、上記支持体に溝付きバンドを形成
し、上記巻線と上記磁性体コアの水平方向の位置決めガ
イドとして作用させてなるので、位置決めが容易になし
得る。上記支持体に設けた上記ツメと実装基板の半田付
けにより巻数を任意に調整出来る。上記導電体の嵌合を
上記磁性体コアの外壁面で行う構成としたので、製造組
立が容易になし得る。更に、上記支持体の一部をギャッ
プシートと兼用した構成により、構造簡単にすることが
できる。また、上記支持体に予めギャップシートを張り
付ける構成では、上記磁性体コアの位置決めとギャップ
調整とを同時に行なうことができる。
【0017】更に、請求項10に記載の構成において、
柔軟性を有する支持体に開口部を設け、この開口部沿っ
て導電体(パターン)を形成し、上記支持体を上記開口
部に沿って折り畳むことで巻線を構成すると共に、折り
畳まれた支持体の上記開口部を連接させて磁性体コアが
挿入できるようにしてなるインダクタでの構成では、巻
数の自由度に優れ、面実装に対応できる、構造簡単なイ
ンダクタを形成できる。
【0018】上記の構成において、隣接する開口部の間
で折り畳む構成では、巻数を任意に増加できる。また、
隣接する開口部の間で、開口部の縁に沿って折り畳む構
成では、巻数の占める高さを削減できる。また、上記支
持体の両脇部に切り起こし開口部を設け、巻線と磁性体
コアとの位置決めを行える。更に、上記支持体に対向す
る1対の溝付きバンドを設けた構成では、上記溝付きバ
ンド同士の係合により水辺方向の巻線と磁性体コアとの
位置決めが簡単に達成できる。
【0019】更に、請求項15の構成において、折り曲
げ可能な支持体に導電パターンを形成し、コアと組み合
わせてインダクタとしたものである。この構成におい
て、折り曲げ可能な支持体と予めパターンを形成した導
電体とを一体に形成した後で所定の箇所を折り曲げ、パ
ッド部を接続することで巻線を構成する。また、請求項
18に記載のように、突起を形成することでプリント基
板との半田付けをなし得るようにしている。
【0020】
【発明の実施の形態】先ず、本発明のインダクタの外観
を示す図1と、このインダクタを形成するに際し、折り
曲げ可能な支持体20に導電体21を形成し磁性体コア
11と組み合わせてインダクタを構成する、嵌合及び接
続方法を示す図2において、1対のL字型等の磁性体コ
ア11、11を図示のように組み合わせ、垂直方向Pと
水平方向Hとに延出した矩形構造とし、対向する水平方
向H部分に巻線部12,12が形成されている。これ
が、本発明が対象とするインダクタの構成例の概略であ
る。
【0021】ところで、上記巻線部12は、図2に示す
ように折り曲げ可能な支持体20に所定の導電パターン
21を形成すると共に、所定の位置に折り曲げ線22を
加工して磁性体コア11の寸法に合致して折り曲げるこ
とができるようにしている。上記支持体20は、好まし
くは図2aに示すように導体23(例えば0.1mm
厚)の両面にポリイミド層24(例えば、上下層ともそ
れぞれ25〜100μm厚)を被覆した3層構造として
いる。支持体20に形成した導電パターン21の一端に
はスリット24(図2b)を設け、もう一方の端末にツ
メ25を設け(図2c)上記スリット24とツメ25と
を係合させて、開口26を有する四辺形のトンネル状に
折り曲げて嵌合する。このようにして折り曲げて形成し
た支持体20の上記開口26にL字状のコア11の脚部
を図2cのように挿入する。このようにして構成したの
が図1に示す構成となる。ここで、コアの形状やサイ
ズ、及び組合せについては用途に応じて適宜選択できる
ことは勿論である。
【0022】図3は、導電パターン21を形成した支持
体20の形成例を示している。図3aにおいて、支持体
20に導電パターン21を形成した構成を図示のように
中心線Cに対して上下に形成し、対向する1対の巻線部
(図1の符号12,12)の導電パターンとする。導電
パターン21の端部(支持体の上部と下部)にはスリッ
ト24を並設し、反対側(即ち、図の中央部)にはツメ
25が並設されている。導電パターン21の対向する側
部には開口部28,28を形成し、折曲線22に沿って
折曲すると共に、中心線Cに沿って折り込んで、中心線
Cの近傍の折曲線22a、22aが互いに対向して近接
するように折り込み、中心線Cを境にしてそれぞれの折
曲線に沿って折り曲げて対向する位置に2個の(一組
の)巻線部12,12を構成する。このようにして形成
した巻線部12,12の開口部にL字状のコア11,1
1を挿入する(図3b)。この場合、コア11と位置決
め壁部29が当接するまで支持体20を折り畳むことが
必要である。かくて、図3cに示すように支持体20は
中心部で折り込まれ(符号Fは折り込み部を示す)コア
11を左右方向(水平方向)に固定する。このようにし
て、支持体の形成した巻線部でコアを覆うことで、巻線
とコアの水平方向の位置決めが可能となる。
【0023】図4はギャップ調整シートを貼り付けてコ
アの位置決めとギャップ調整を同時に行うことができる
実施例を示している。この実施例では、支持体20の斜
め対向側に、開口部の代わりに、予め形成したギャップ
調整シート30を貼り付け、その反対側の斜め対向側は
図3の実施例同様開口部28を残しておく。このように
して形成された巻線部12にコアを挿入して図4b及び
図4cのように構成し、中心部に位置する位置決め壁部
29とギャップシート30とが、コアの位置決めとギャ
ップ調整を同時に行うようにしている。即ち、支持体2
0に設けた巻線部でコア11を覆うことで巻線12とコ
ア11の水平方向の位置決めを達成すると共に、支持体
20に予めギャップ調整シート30を貼り付けること
で、コアの位置決めだけでなく、コアのギャップ調整を
同時に達成することができる構成となる。
【0024】図5は支持体20に溝31付きのバンド3
2を対向して設けることで、巻線12とコア11の垂直
方向の位置決めを可能とする実施例である。即ち、図3
の実施例における開口部に代わり、一対の切り起こし型
の開口部28を形成し、この部分をバンド32とし、そ
れぞれのバンドに溝31を形成して、巻線とコアの垂直
方向(図1の符号P方向)の位置決めを果たしている。
この場合、溝付きバンド32の溝31は図5bに拡大し
て示したように一方は内側から切欠され、それに係合す
る他方は反対側から切欠される構成である。これによ
り、バンド32,32が互いに係合して垂直方向の位置
決めがなされる。尚、図5bにおいて、符号Fは支持体
20の中心線に沿って折り畳んだ場合の折り畳み部であ
る。その他の構成は前記実施例と同様である。
【0025】図6は支持体20の一部をギャップシート
と兼用した構成を示している。図6aにおいて、対向す
る端部にツメ25とスリット24とを設けた導電パター
ン21を支持体20に形成する構成は前記実施例と同様
であるが、この図6の実施例では、さらに支持体20の
中心線Cの上下の折曲線22a、22bを延長させて延
長部32を一体に形成し、図6b及び図6cに示すよう
に、組み立てたときに対向するL字状コアとのギャップ
に位置してギャップを調整し得るように形成している。
図4の実施例に示したギャップ調整シート30との相違
点は、図4図の構成では予め形成された別体のギャップ
調整シート30を支持体20に貼り付けた構成とするも
のであるのに対して、この図6の実施例では、支持体2
0自体の一部を延出させて一体構成とした点に相違があ
る。このように形成した支持体20と一体型のギャップ
シート30は図6cに示すように対向するL字型磁性体
コア11の対向部に位置させて互いのギャップを調整す
る作用をしている。即ち、この実施例では支持体20の
一部を延長させてギャップシート30として形成した構
成となっている。
【0026】図7と図8は本発明の更に別の実施例を示
している。この実施例では、柔軟性を有する支持体20
に開口部を28設け、この開口部28沿って導電体(パ
ターン)21を形成し、上記支持体20を上記開口部2
8に沿って折り畳むことで巻線を構成すると共に、折り
畳まれた支持体20の上記開口部28を連接させて磁性
体コア11が挿入できるようにしてなるインダクタであ
る。この構成では、隣接する開口部28と開口部28の
間で折り畳むことで、巻数を所望に増やすことを可能に
している。即ち、図8(a)、(b)、(c)に組み立て図を
示すように、柔軟性を有する支持体20に、所定間隔に
て開口部28を複数個図示のように並設して形成し、開
口部28に沿って導電性パターン21を設けている。ま
た、隣接する開口部の間には後で説明する折曲線22が
形成されている。
【0027】図8aと図8bにおいて、導電性パターン
21は図の右端の半田パッド34と図の左端の半田パッ
ド35との間を結ぶ導体であって、図8aの右端(1番
目)の開口部28aではその周囲をほぼ一周してスルー
ホールを介して裏面に移動し、次いで仮想線で示すよう
に左隣(2番目)の開口部28bへと延びて、上記2番
目の開口部28bにてスルーホールを介して表面に立ち
上がって延び、その開口部28bの周りを図示のように
周回して延び、隣接する3番目の開口部28cへと延び
る。次いで、再びほぼ一周してスルーホールを介して裏
面へと延び、更に仮想線で示すように隣接する4番目の
開口部28dの表面にスルーホールを介して延びる。こ
のようにひとつ置きの開口部ついて裏面へ延びながら次
の連接する開口部では表面に戻り、次の5番目の開口部
28eから最後の開口部28fにスルーホールを介して
裏面に延びて最後の開口部28fの表面に立ち上がり、
ほぼ一周して半田パッド35に接続する。即ち、スルー
ホールを介して導電パターン21は隣接する開口部の一
つ置きに裏面に延びて巻線12を構成している。
【0028】支持体20の隣接する開口部28の間には
上記のように折曲線22が形成されているが、この折曲
線は山折り部22aと谷折り部22bとが交互になって
いる。これに基づいて折曲された構成が図8bに示す構
成となり、かくして構成された隣接する複数の開口部2
8a〜28fに、図8bの矢印の方向に磁性体コア11
を挿入する(図8c)。図8cに図示するように磁性体
コア11を挿入した巻線は半田パッド34,35がプリ
ント基板40の配線パターン41,42にそれぞれ接続
されて組立が完了する。
【0029】図9と図10は本発明の更に別の実施例を
示している。この実施例は支持体20を折り畳む場合に
おいて山折りと谷折りを交互に行うのではなく、開口部
28の端部に沿って折り畳むことによって折り畳んだ突
出端部に端面20aを形成し、この端面に導電パターン
21が配置されるようにしたものである。この構成によ
り、巻線12の占める高さを削減できるようにしたもの
である。
【0030】図10(a)、(b)、(c)は上記構成によ
るインダクタの組み立て図である。この図において、支
持体20に複数の開口部28を設け、この開口部の周囲
を導電パターンをジクザグ状に配置し、開口部28の長
辺を延長させた支持体20の部分に折曲線を設け図示の
ように山折り22aと谷折り22bとする。このように
して折り曲げられて構成した巻線12の開口部28に磁
性体コア11を挿入する(図10c)。尚、図中符号3
4と35は半田パッドであり、符号41と42は上記半
田パッドに接続されるプリント基板上の配線パターンで
ある。この実施例によれば、巻線12の高さを低く抑え
ることができる利点がある。その他の構成は前記実施例
と同様であるので説明を省略する。
【0031】図11は、隣接する開口部28間において
折り畳むことによって巻線の占める高さを削減させる構
成(図9及び図10参照)の変形例であり、支持体20
の両側に図示のように切り起こし開口部43,43を形
成して、図11bに示すように磁性体コア11に対する
位置決め用壁44としたものである。これによって巻線
とコアの位置決めを行うことができる。図中、符号45
は打ち抜き開口であり、山折り22aと谷折り22bの
折曲線22に沿って折り曲げて図11bの構成としてい
る。
【0032】図12(a)、(b)は上記図11の実施
例の変形例である。図11の実施例では上記の通り開口
部の間で折り畳む構成としたものを基本として山折り2
2aと谷折り22bを交互にした構成であるが、図12
の本実施例は折り曲げの方法自体は図10と図11の実
施例、即ち、開口部28のふちに沿って折り畳む構成を
基本としたものであり、この基本構成において打ち抜き
開口部43によって形成された位置決め用壁44によっ
てコア11が巻線12に対して位置決めされる。その他
の構成は前記実施例の説明より明らかであるので、符号
のみを付して詳細な説明は省略する。
【0033】尚、上記図11と図12の実施例では、支
持体20の中央には打ち抜きの開口部45を形成してあ
るが、この構成の代わりに、図13に示すように一対の
切り起こし型の開口部46,46を形成してこの部分を
バンド30(図5のバンド32に相当)とし、それぞれ
のバンド32,32に切り込み状の溝32,32を形成
して矢印のように左右方向から中央方向にに折り畳んだ
ときに上記バンド同士を上記溝32によって係止させる
構成とすることができる。
【0034】図14と15は本発明の更に別の実施例を
示している。先ず製造工程を示す図14(a)、
(b)、(c)において、折り曲げ可能な支持体20
と、予めパターンを形成した導電体21とを一体化する
と共に、図示のように導体パターン21が形成されてい
る延長部20aには措定位置に折り曲げ線22を形成し
ておく。ここで、支持体20の、中心位置には導体パタ
ーンと接続した突起が形成されている。
【0035】次いで、図14(b)に示すように上記折
り曲げ線22に沿って支持体20の中心方向に折り曲げ
て先端のパッド部を所定位置に配置する。その後図14
(c)に示すように、所望の溶接治具WJを用いて上記
支持体20の延長部20aのパッド部と支持体20の中
止位置に配置した接続点(具体的には溶接用の突起5
0)とを接続する。かくして形成されたトンネル状の巻
線に、コア11を対向側から挿入して組み込む。図示の
コアはL字型のものをペアにした所謂L型コアとしてあ
るが、UIコアなど、種々のタイプのコアを採用でき
る。
【0036】かくのように形成したインダクタの構成を
図15に示す。図15の(a)はインダクタの底面図、
(b)は上面図、(c)は側面図、そして(d)は正面
図である。図示のように、導体同士の接続がコアで囲ま
れた内側の空間で一括して行われる。この構成により巻
線の接続を一括してなし得る。ここで、接続方法として
は半田付けの他、超音波溶接など適宜選択して採用でき
る。
【0037】導体には突起50が形成されている。この
突起50を介してプリント基板40との半田付けを行う
ことができるので、容易に面実装対応が可能となる。
尚、図15(c)において符号51は突起50とプリン
ト基板40を結合する半田であり、52はコア11を固
定するための接着剤である。
【0038】上記突起50は、導体パターン21に金属
片を溶接して設ける方法と、導体パターンに押し込み加
工を施す方法がある。金属片を溶接して設ける場合は、
工数が増えるものの任意の突起形状を実現できる利点が
ある。一方、導体パターンに押し込み加工を施して形成
する方法の場合、形状に制約があるが曲げ加工工程と一
体で実現できる利点の他、窪みに接着剤を塗布してコア
と巻線部の固定ができるという利点もある。上記突起5
0は、図14では4カ所形成となっているが、好ましく
は、図15に示すとおり3カ所構成(50a,50b,
50c)とし、且つこの突起50を結んでできる三角形
の重心とインダクタ自体の重心を一致させて形成するの
が望ましい。このようにすることで、支持体20に形成
した導体パターン21のゆがみ、およびその影響を最小
限に抑えることができる。
【0039】図15(a)に示すように三角形の頂点の
位置に配した3個の突起群50のうち、突起50aと突
起50bとを接続し、突起50cとの間にて回路と接続
する構成とすると、2つの巻線を並列接続することにな
り、巻線の電流許容量を大きくすることができる。一
方、突起50aと突起50bとの間において回路と接続
する構成とすると、2つの巻線を直列接続することにな
り、巻線を2倍にすることができる。
【0040】以上のように、図14及び図15の実施例
の場合には巻線の工数を減少させることができ、且つ、
面実装に対応したインダクタとすることができる。特に
低背型のパワーインダクタの場合にはその巻線工程を簡
略化できると共に、低コストかを実現でき、また、面実
装に対して容易に対応が可能となるものである。
【0041】図16(a)及び(b)は本発明の更に別
の実施例を示すものであり、図15に示した半田パッド
の形状と構成を変形させた構造を示している。即ち、図
14に示したと同様に導電パター21を形成した支持体
20において、この図16の実施例では、支持体20の
端部の3カ所に突部又はツメ52を形成し、このツメ5
2を図示矢印のように下方に折り曲げて脚体とし、図1
6(b)に示すように基板40に載置し、上記ツメ52
の外側において半田51により基板40に接合させてい
る。尚、上記ツメ52を支持体20の端部3カ所に形成
した理由は、前記図15において形成した突起50の数
が3個としたことと同じ理由によるものであり重心位置
の一致を目的としたもので或るが、図15の構成に比較
するとやや重心の一致が難しくなる嫌いがある。しかし
ながら、この実施例の場合、半田51を上記脚部となる
ツメ52の外側に配置する構成としたために、上からの
目視により半田付けが可能となる利点がある。尚、図1
6において、符号11は前記実施例同様に所定形状のコ
アであり、支持体20上の導体パターン21も前記実施
例同様の方法で形成された同様の構成であってよい。
【0042】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
なく、種々変更が可能である。例えば図10の実施例で
は最初と最後のターン(巻部)の近傍のみに半田パッド
を形成しているが、支持体20に1ターンごとに半田パ
ッドを設け、実装基板の半田付けにより巻数を任意に調
整できるようにすることも可能である(図示省略)。ま
た、図6の実施例の技術思想を採用して、支持体20に
一体形成のツメを設けて、或いはシートを貼り付けて、
これらをギャップ調整シートとし、コアの位置決めとギ
ャップ調整をなし得るようにすることも可能である(図
示省略)。更には、図示を省略するが、支持体として両
面基板を採用することも可能である。この場合、第1の
面と第2の面とを、それぞれ別々の巻線とすると、結合
度を高くできる。また、第1の面と第2の面をビアホー
ル(スルーホール)を介して並列接続すると、大電流に
対応する構成とすることができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来技
術に見られる種々の欠陥を払拭でき、巻線の工数を減ら
すことができると共に、面実装に対応できる構成の新規
なインダクタが提供できるものである。具体的には、特
に小型のハイパワーインダクタの巻線工程を簡略化し、
低コストで且つ構造簡単なものとすることが出来る。
更に、導電体同士を簡単なスリットとツメとの協働を採
用した実施態様では、構造簡単な巻線構造を形成するこ
との可能なインダクタを提供することである。
【0044】本発明において、折り曲げ可能な板状支持
体に所望形状の導電体を形成し、上記導電体の一端にス
リットと設け、他端にツメを設け、上記板状支持体を折
曲することで上記スリットと上記ツメとを嵌合させて巻
線を構成すると共に開口部を設け、上記開口部に磁性体
コアを挿通させた構成では、特に小型のハイパワーイン
ダクタとしての巻線工程を著しく簡略化できる。その為
コスト低減が可能とするほか、面実装の対応が極めて容
易となる。
【0045】また、直方体の3軸方向のひとつの対向す
る面において、磁性体コアを挿通する開口部を設けた支
持体に導電体を形成し、上記導電体の形成方向と垂直の
面で嵌合することで上記導電体を接続して巻線を形成し
たインダクタ構成では、特に小型のハイパワーインダク
タとしての巻線工程を著しく簡略化できるので、コスト
低減が可能とするほか、面実装の対応が極めて容易とな
る。
【0046】また、上記支持体に設けた上記巻線によっ
て上記磁性体コアを覆う構成では、上記巻線と上記磁性
体コアの水平方向の位置決めをなし得、且つその位置決
めが容易になし得る。更に、上記導電体同士の嵌合を、
上記支持体に設けたスリットと、上記導電体の一端に設
けたツメを係合させることで巻線構造を形成しているの
で、極めて簡単な構造で嵌合を達成できる。
【0047】また、上記支持体に溝付きバンドを形成
し、上記巻線と上記磁性体コアの水平方向の位置決めガ
イドとして作用させる構成では、位置決めが容易になし
得る。更に、上記支持体に設けた上記ツメと実装基板の
半田付けにより巻数を任意に調整出来る。上記導電体の
嵌合を上記磁性体コアの外壁面で行う構成であるため、
製造組立が容易になし得る。更に、上記支持体の一部を
ギャップシートと兼用した構成では、構造簡単にするこ
とができる。また、上記支持体に予めギャップシートを
張り付ける構成では、上記磁性体コアの位置決めとギャ
ップ調整とを同時に行なうことができる。
【0048】更に、柔軟性を有する支持体に開口部を設
け、この開口部に沿って導電体(パターン)を形成し、
上記支持体を上記開口部に沿って折り畳むことで巻線を
構成すると共に、折り畳まれた支持体の上記開口部を連
接させて磁性体コアが挿入できるようにしてなるインダ
クタでの構成では、巻数の自由度に優れ、面実装に対応
できる、構造簡単なインダクタを形成できる。
【0049】上記において、隣接する開口部の間で折り
畳む構成では、巻数を任意に増加できる。また、隣接す
る開口部の間で、開口部の縁に沿って折り畳む構成で
は、巻数の占める高さを削減できる。また、上記支持体
の両脇部に切り起こし開口部を設け、巻線と磁性体コア
との位置決めを行える。更に、上記支持体に対向する1
対の溝付きバンドを設けた構成では、上記溝付きバンド
同士の係合により水辺方向の巻線と磁性体コアとの位置
決めが簡単に達成できる。
【0050】更に、柔軟性を有する支持体と、予めパタ
ーンを形成した導体を一体に形成し、折り曲げることで
巻線を形成する構成、及びこの構成においてプリント基
板との半田付けのための突起を設けた構成(図14及び
図15の実施例)においては、巻線の工数を減少させる
ことができ、且つ、面実装に対応したインダクタとする
ことができる。特に低背型のパワーインダクタの場合に
はその巻線工程を簡略化できると共に巻線の接続を一括
して実施でき、低コストかを実現でき、また、面実装に
対して容易に対応が可能となるものである。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインダクタの構成を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明のインダクタの構成と形成方法を示す斜
視図である。
【図3】本発明の別の実施例によるインダクタの構成と
形成方法を示す図である。
【図4】本発明の更に別の実施例によるインダクタの構
成と形成方法を示す図である。
【図5】本発明の更に別の実施例を示す図である。
【図6】本発明の更に別の実施例によるインダクタの構
成と形成方法を示す図である。
【図7】本発明の更に別の実施例によるインダクタの構
成を示す斜視図である。
【図8】本発明の図7の実施例におけるインダクタの構
成及び形成方法を示す図である。
【図9】図7に示すインダクタの変形例を示す斜視図で
ある。
【図10】図9のインダクタの構成と形成方法を示す図
である。
【図11】本発明の更に別の実施例によるインダクタの
構成と形成方法を示す図である。
【図12】本発明の更に別の実施例によるインダクタの
構成と形成方法を示す図である。
【図13】図12及び図13に示したインダクタの一部
を変形させた別の実施例を示す図である。
【図14】本発明の更に別の実施例によるインダクタの
組立工程を示す図であり、(a)は支持体と導体パター
ンの一体化工程を示す図、(b)は折り曲げ工程、そし
て(c)は溶接工程を示す。
【図15】図14に示すインダクタの構成を示す図であ
り、(a)は底面図、(b)は上面図、(c)は上記上
面図のA−Aに沿って破断した断面図、(d)は同じく
B−Bに沿って破断した断面図である。
【図16】図15に示す半田パッドの変形例を示すもの
であり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
10 インダクタ 11 磁性体コア 12 巻線部 20 支持体 21 導電パターン 22 折曲線 24 スリット 25 ツメ 28 開口部 29 位置決め壁部 30 ギャップ調整シート 31 溝 32 溝付きバンド 33 ギャップシート 34,35 半田パッド 40 プリント基板 41,42 プリント基板の配線パターン 43 切り起こし開口部 44 位置決め壁 45 打ち抜き開口 46 切り起こし型の開口部 50 突起 51 半田 52 ツメ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤谷 知行 東京都港区新橋5丁目36番11号 エフ・デ ィー・ケイ株式会社内 (72)発明者 大田 智嗣 東京都港区新橋5丁目36番11号 エフ・デ ィー・ケイ株式会社内 (72)発明者 北岡 幹雄 東京都港区新橋5丁目36番11号 エフ・デ ィー・ケイ株式会社内 (72)発明者 松尾 良夫 東京都港区新橋5丁目36番11号 エフ・デ ィー・ケイ株式会社内 (72)発明者 立野 忠 東京都港区新橋5丁目36番11号 エフ・デ ィー・ケイ株式会社内 Fターム(参考) 5E043 AA08 EA01 EB06 5E070 AA01 AB02 BA07 CA01 CA11 DB02

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り曲げ可能な板状支持体に所望形状の
    導電体を形成し、上記導電体の一端にスリットを、他端
    にツメをそれぞれ設け、上記板状支持体を折曲すること
    で上記スリットと上記ツメとを嵌合させて巻線を構成す
    ると共に磁性体コア挿入用の開口部を設けてなるインダ
    クタ。
  2. 【請求項2】直方体の3軸方向のひとつの対向する面に
    おいて、磁性体コアを挿通する開口部を設けた支持体に
    導電体を形成し、上記導電体の形成方向と垂直の面で嵌
    合させて上記導電体を接続して巻線を構成したことを特
    徴とするインダクタ。
  3. 【請求項3】上記支持体に設けた上記巻線によって上記
    磁性体コアを覆い、上記巻線と上記磁性体コアの水平方
    向の位置決めをなし得るようにした請求項2のインダク
    タ。
  4. 【請求項4】上記導電体同士の嵌合を、上記支持体に設
    けたスリットと、上記導電体の一端に設けたツメを係合
    させることで巻線構造を形成してなる請求項2のインダ
    クタ。
  5. 【請求項5】上記支持体に溝付きバンドを形成し、上記
    巻線と上記磁性体コアの水平方向の位置決めガイドとし
    て作用させてなる請求項2のインダクタ。
  6. 【請求項6】上記支持体に設けた上記ツメと実装基板の
    半田付けにより巻数を任意に調整出来るようにした請求
    項2のインダクタ。
  7. 【請求項7】上記導電体の嵌合を上記磁性体コアの外壁
    面で行う請求項2のインダクタ。
  8. 【請求項8】上記支持体の一部をギャップシートと兼用
    した請求項2のインダクタ。
  9. 【請求項9】上記支持体に予めギャップシートを張り付
    けることで、上記磁性体コアの位置決めとギャップ調整
    とを同時に行えるようにした請求項2のインダクタ。
  10. 【請求項10】柔軟性を有する支持体に開口部を設け、
    この開口部に沿って導電体(パターン)を形成し、上記
    支持体を上記開口部に沿って折り畳むことで巻線を構成
    すると共に、折り畳まれた支持体の上記開口部を連接さ
    せて磁性体コアが挿入できるようにしてなるインダク
    タ。
  11. 【請求項11】隣接する開口部の間で折り畳むことによ
    り、巻数を任意に増加できるようにしてなる、請求項1
    0のインダクタ。
  12. 【請求項12】隣接する開口部の間で縁に沿って折り畳
    むことにより、巻数の占める高さを削減できるようにし
    てなる、請求項10のインダクタ。
  13. 【請求項13】支持体の両脇部に切り起こし開口部を設
    け、巻線と磁性体コアとの位置決めを行えるようにして
    なる請求項10のインダクタ。
  14. 【請求項14】支持体に対向する1対の溝付きバンドを
    設け、上記溝付きバンド同士の係合により水平方向の巻
    線と磁性体コアとの位置決めを可能とする請求項10の
    インダクタ。
  15. 【請求項15】折り曲げ可能な支持体に導電体を形成
    し、上記支持体を折り曲げることで巻線部を構成すると
    共に、上記巻線部には開口部を形成し、上記開口部に磁
    性体コアを挿入してなるインダクタ。
  16. 【請求項16】柔軟性を有する支持体と、予めパターン
    を形成した導体とを一体形成してなる、請求項15に記
    載のインダクタ。
  17. 【請求項17】導体同士の接続をコアの内部空間にて達
    成することを特徴とする請求項15に記載のインダク
    タ。
  18. 【請求項18】上記支持体に、プリント基板との半田付
    けのための突起を設けてなる請求項15に記載のインダ
    クタ。
  19. 【請求項19】上記突起は、上記導体に押し込み加工す
    ることで形成してなる請求項18に記載のインダクタ。
  20. 【請求項20】上記突起は押し込み加工により形成され
    た凹部を有し、この凹部に接着剤を塗布し、コアと巻線
    を固定するようにしてなる請求項19に記載のインダク
    タ。
  21. 【請求項21】上記突起を3カ所に形成してなる請求項
    19に記載のインダクタ。
  22. 【請求項22】2つの導体パターン直列接続と並列接続
    に切り替えることが出来るように導体パターンと上記突
    起の組合せを構成したことを特徴とする請求項19に記
    載のインダクタ。
  23. 【請求項23】上記3カ所の突起の重心を、インダクタ
    の重心に一致させててなる請求項21に記載のインダク
    タ。
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