JP2015103564A - コイル素子およびそれを組み込んだモーターまたはトランス - Google Patents
コイル素子およびそれを組み込んだモーターまたはトランス Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015103564A JP2015103564A JP2013241108A JP2013241108A JP2015103564A JP 2015103564 A JP2015103564 A JP 2015103564A JP 2013241108 A JP2013241108 A JP 2013241108A JP 2013241108 A JP2013241108 A JP 2013241108A JP 2015103564 A JP2015103564 A JP 2015103564A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- coil element
- motor
- substrate
- bending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
【解決手段】可撓性の基板2上に連続な繰り返し配線パターン1を有し、前記基板2の長手方向と垂直な方向の前記配線パターン1の配線部分が、前記基板を該基板の長手方向に折り曲げることにより形成される山部4または谷部3に配置するように、前記基板を折り曲げることでコイル素子を構成する。
【選択図】図1
Description
組み込んだ高効率モーターまたはトランスに関するものである。
ある。モーター効率向上には、材料の効率的な使用のため、磁気回路を最適に設計する必要がある。設計には2次元および3次元有限要素法などを用い、磁束のモーター各部での飽和、磁界値を効率が最大となるよう寸法、コイル巻き数、電流値などのパラメータを調整する。
ここで、薄型コイル2つを組み合わせてモーターに設置すればHコイルとして使用できる可能性がある。薄型コイルは、本用途にはコイル高さ1mm以下、コイル幅10mm以下、コイル長さ5mm以下程度のサイズが必要であり、巻線型コイルを適用できる。しかし、巻線型コイルは、厚みがあるため、設置後モーター励磁コイルの巻き線によって、圧縮されて変形したり、引出線部分が断線を起こし、使用できなかった。また、巻線型コイルは人件費が発生し、モーター単体と同等の価格となってしまう欠点があった。
提供することができる。
図1(a)は、折畳みコイル素子のベースとなる基板と配線パターンを示した図である。図1(a)において、2は可撓性の基板である基板フィルムであり、厚さ100μmのポリイミドを用い、これにCu(配線)/Cr(下地)を50μm/5μm形成し、矩形波状に配線パターン1を形成した。なお、本パターンはエッチングでもマスク蒸着でもいずれも可能である。
本実施例では、配線パターンが最大90°までの曲げとなるので、先行文献2,3、のような、180°まで曲げる必要がなく、よって剥離の可能性が少なく、従って配線パターン断裂がないため、作製したコイル素子がほぼ100%使用でき、信頼性の高いコイル素子を提供できる。また、プリント配線を保護して製造を容易とすることができる。
以上のように、本実施例によれば、可撓性の基板上に連続な繰り返し配線パターンを有し、前記基板の長手方向と垂直な方向の前記配線パターンの配線部分が、前記基板を該基板の長手方向に折り曲げることにより形成される山部または谷部に配置するように、前記基板を折り曲げることで構成されたコイル素子を提供できるので、安価で、信頼性の高いコイル素子を提供できる。
成する例を示す。
H=(1+HR)H2−HRH1 ・・・・(1)
ここで、HR=a/(b−a) ・・・(2)
ここで、a、bは素子ごとに異なるので、HRも素子ごとに異なる。
5…磁心、6…Hコイル、7…Bコイル、8…励磁コイル、
9…補償ヨーク、10…回転子、11…固定子ティース、12…リード線、
13…打ち抜き部、14…開口部
Claims (10)
- 可撓性の基板上に連続な繰り返し配線パターンを有し、前記基板の長手方向と垂直な方向の前記配線パターンの配線部分が、前記基板を該基板の長手方向に折り曲げることにより形成される山部または谷部に配置するように、前記基板を折り曲げることで構成されたことを特徴とするコイル素子。
- 請求項1記載のコイル素子であって、
前記山部および谷部は、90°以下で複数回折り曲げ、合計180°となるように折り曲げることで構成されたことを特徴とするコイル素子。 - 請求項1記載のコイル素子であって、
前記山部は90°づつ2回山折りして折り曲げ、前記谷部は90°づつ2回谷折りして折り曲げることで構成されたことを特徴とするコイル素子。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のコイル素子であって、
前記配線パターンは、矩形波状であることを特徴とするコイル素子。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載のコイル素子を互いにかみ合わせるか、並べて構成した1組のコイルからなることを特徴とする磁心内磁界測定用Hコイル素子。
- 請求項5記載のHコイル素子を、固定子を励磁する励磁磁界を検知する方向に取り付けたことを特徴とするモーター。
- 請求項6記載のモーターであって、
前記検知する方向は固定子軸方向であり、前記モーターはアキシャルギャップモーターであることを特徴とするモーター。 - 請求項6記載のモーターであって、
前記検知する方向は固定子軸方向と垂直な方向であり、前記モーターはラジアルギャップモーターであることを特徴とするモーター。 - 請求項4に記載のコイル素子であって、
前記基板を前記矩形波状パターンにそって打ち抜き、該基板を折り曲げることで形成する中心部に開口部を有することを特徴とするコイル素子。 - 請求項9に記載のコイル素子を2つ組み合わせて、それぞれを挟み込み、前記開口部を共通部として磁性体コアをはさんだことを特徴とするトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013241108A JP2015103564A (ja) | 2013-11-21 | 2013-11-21 | コイル素子およびそれを組み込んだモーターまたはトランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013241108A JP2015103564A (ja) | 2013-11-21 | 2013-11-21 | コイル素子およびそれを組み込んだモーターまたはトランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015103564A true JP2015103564A (ja) | 2015-06-04 |
JP2015103564A5 JP2015103564A5 (ja) | 2016-06-02 |
Family
ID=53379061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013241108A Pending JP2015103564A (ja) | 2013-11-21 | 2013-11-21 | コイル素子およびそれを組み込んだモーターまたはトランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015103564A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59169343A (ja) * | 1983-03-16 | 1984-09-25 | Hitachi Ltd | 多相プリントコイル |
JPH05217770A (ja) * | 1992-01-31 | 1993-08-27 | Sony Corp | トランス装置 |
JPH0680374U (ja) * | 1993-04-16 | 1994-11-08 | ティアック株式会社 | シートコイルモータ |
JP2002043138A (ja) * | 2000-05-16 | 2002-02-08 | Fdk Corp | インダクタ |
-
2013
- 2013-11-21 JP JP2013241108A patent/JP2015103564A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59169343A (ja) * | 1983-03-16 | 1984-09-25 | Hitachi Ltd | 多相プリントコイル |
JPH05217770A (ja) * | 1992-01-31 | 1993-08-27 | Sony Corp | トランス装置 |
JPH0680374U (ja) * | 1993-04-16 | 1994-11-08 | ティアック株式会社 | シートコイルモータ |
JP2002043138A (ja) * | 2000-05-16 | 2002-02-08 | Fdk Corp | インダクタ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8378777B2 (en) | Magnetic electrical device | |
CN107452492B (zh) | 线圈部件 | |
JP4878002B2 (ja) | 電磁機器 | |
JP4744495B2 (ja) | 改良型高精度ロゴスキー変流器 | |
JP5973995B2 (ja) | フラット導電性トラックを備える電磁コイル構造、磁心および電磁角度センサ | |
WO2003036665A1 (fr) | Transformateur extra-plat et procede de fabrication | |
JP4997330B2 (ja) | 多相変圧器および変圧システム | |
JP4569481B2 (ja) | トロイダルコイル構造 | |
JP4295744B2 (ja) | 丸線、コイル、ステータコイル、ロータコイル、及び変成器 | |
US20150130577A1 (en) | Insulation planar inductive device and methods of manufacture and use | |
US20210383969A1 (en) | Method for producing a planar coil assembly and a sensor head provided with same | |
JP2010056101A (ja) | トランスとその製造方法 | |
US20160268037A1 (en) | Stationary Induction Electric Apparatus and Method for Making the Same | |
CN103747627A (zh) | 利用印刷电路板制作电感器件的方法 | |
CN103714952A (zh) | 感应装置 | |
JP2010062409A (ja) | インダクター部品 | |
JP2015103564A (ja) | コイル素子およびそれを組み込んだモーターまたはトランス | |
JP2009117676A (ja) | カップルドインダクタ | |
WO2020203197A1 (ja) | リーケージトランス | |
CN104282421A (zh) | 线圈组件及其制造方法、现场仪表 | |
CN203573793U (zh) | 线圈组件、电磁流量计、现场仪表及变压设备 | |
JP2009027102A (ja) | 積層コイルと積層コイルを用いた振動センサと積層コイルの製造方法 | |
JP2017026373A (ja) | トルクセンサ | |
CN110402377B (zh) | 测量装置、测量方法以及马达的制造方法 | |
KR101328640B1 (ko) | 도전성 잉크를 이용한 적층식 코일의 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160407 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160407 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170328 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170519 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20171121 |