JP2002033266A - 塗布、現像装置 - Google Patents
塗布、現像装置Info
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- JP2002033266A JP2002033266A JP2000217722A JP2000217722A JP2002033266A JP 2002033266 A JP2002033266 A JP 2002033266A JP 2000217722 A JP2000217722 A JP 2000217722A JP 2000217722 A JP2000217722 A JP 2000217722A JP 2002033266 A JP2002033266 A JP 2002033266A
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- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
て、塗布、現像装置の中でパターン検査を行うことがで
きるようにすると共に、組み込んだパターン検査装置を
単独で使用できるようにすること。 【解決手段】 塗布、現像装置のキャリアステーション
の横に、パターン検査ユニット及び補助アームを備えた
検査ステーションを接続すると共に、例えば両ステーシ
ョンの一方側に中間載置部を設け、この中間載置部を介
してキャリアステーションの受け渡しアームと前記補助
アームとの間でウエハの受け渡しを行うように構成す
る。当該装置で現像されたウエハは受け渡しアームを介
して検査ステーションに搬入され、また例えば処理ステ
ーションのメンテナンス時などにおいては、外部からキ
ャリアステーションにキャリアを搬入し、受け渡しアー
ムを利用してそのキャリア内のウエハを検査ステーショ
ンに搬入する。
Description
を形成し、露光後の基板に対して現像を行い所望のパタ
ーンを形成する塗布、現像装置に関する。
は、半導体ウエハなどの基板にレジスト液を塗布し、フ
ォトマスクを用いてそのレジスト膜を露光し、それを現
像することによって所望のレジストパターンを基板上に
作製するフォトリソグラフィ技術が用いられている。
図に示すように塗布現像装置1Aに露光装置1Bを接続
したパターン形成システムによって行われる。塗布現像
装置1Aは、例えば半導体ウエハ(以下ウエハという)
を処理する場合を例にとると、ウエハキャリアCを搬入
出するキャリアステ−ジ11、このキャリアステ−ジ1
1に載置されたキャリアCからウエハを取り出す受け渡
しアーム12と、処理ブロック13及びインターフェイ
スステ−ション14からなり、露光装置1Bに接続され
る。受け渡しアーム12を介して処理ステ−ション13
に搬入されたウエハWは、レジスト膜が形成され、露光
装置1Bにて露光され、その後処理ステ−ション13に
戻されて現像処理され、受け渡しアーム12を介してキ
ャリアCに戻される。
されると、キャリアCはオペレータあるいは自動搬送ロ
ボットによってキャリアステ−ジ11から搬出され、塗
布現像装置1Aとは別のエリアに設置された検査ユニッ
ト15に搬送される。この検査ユニット15では、ウエ
ハW上に形成されたレジストパターンの線幅、レジスト
パターンと下地パターンとの重なり具合、レジストの塗
布ムラ及び現像欠陥などについて検査を行う。そして合
格と判定されたウエハWは次工程に送られるが、不合格
と判定されたウエハWは図示しない洗浄ユニットに送ら
れてレジストを溶解除去し、当該塗布、現像が行われる
前の状態に戻す。そしてこのウエハWは再び塗布、現像
システムに送られ、再度同様の処理が行われる。
ン形成システムにて処理されたウエハWを外部の検査ユ
ニット15に送ってパターンの検査を行い、その後次工
程に搬送しているので、スループットの低下の一因とな
っている。また前記検査ユニットにて他の塗布、現像シ
ステムで処理されたウエハWの検査が行われている場合
には待機しなければならず、塗布、現像装置のスループ
ットが全体の処理に反映されなくなってしまう。更にこ
のシステムのオペレータは、パターンの検査結果を知ろ
うとすると、離れた場所まで結果を取りにいかなければ
ならず、このため例えば検査結果に基づいて処理のレシ
ピを検討する場合などには不便である。
ものでありその目的は、塗布、現像装置を運転し、処理
後の基板の検査を行うにあたり、スループットの向上を
図れる装置を提供することにある。
トを塗布すると共に露光後の基板を現像し、露光装置に
接続される塗布、現像装置において、複数枚の基板が収
納されたキャリアが搬入出されるキャリア搬入出部とこ
のキャリア搬入出部に載置されたキャリアに対して基板
の受け渡しを行うための受け渡し手段とを含むキャリア
ステ−ションと、このキャリアステ−ションに隣接して
設けられ、基板にレジストを塗布する塗布部と、露光後
の基板に対して現像を行う現像部と、塗布部及び現像部
に対して基板の搬送を行うと共に前記受け渡し手段との
間で基板の受け渡しを行う主搬送手段と、を含む処理ス
テ−ションと、前記キャリアステ−ションに隣接して設
けられ、処理後の基板を検査する検査部を備えた検査ス
テ−ションと、外部で処理した基板を収納したキャリア
が持ち込まれるための外部キャリア載置部と、前記処理
ステ−ションで処理された基板を検査部で検査する通常
モ−ドと外部で処理された基板を検査部で検査する検査
部単独使用モ−ドとの間でモ−ドを選択するモ−ド選択
手段と、を備えたことを特徴とする。
−ションに設けられ、例えばキャリア搬入出部の一部が
割り当てられる。より具体的な本発明の構成の例として
は、検査ステ−ションは検査部との間で基板の受け渡し
を行う補助搬送手段を備え、キャリアステ−ション内、
または検査ステ−ション内、あるいはキャリアステ−シ
ョンと検査ステ−ションとに跨がった位置のいずれかに
基板を一旦載置するための中間載置部を設け、処理ステ
−ションで現像処理された基板及び外部キャリア載置部
に載置されたキャリア内の基板を、キャリアステ−ショ
ンの受け渡し手段により中間載置部を介して前記補助搬
送手段に受け渡す構成が挙げられる。
タ−ン検査等の検査を行うことができるので、スル−プ
ットが向上し、また塗布、現像を行う処理ステ−ション
などのメンテナンスを行う場合や塗布、現像処理を休止
している場合にも、検査ユニット単独で使用することが
でき、外部から持ち込んだ基板に対して検査を行うこと
ができる。
あるが、外部キャリア載置部に載置されたキャリアと検
査ステ−ションとの間で基板の受け渡しを行う場合、キ
ャリアステ−ション内の受け渡し手段(第1の受け渡し
手段)とは別個に第2の受け渡し手段を設け、この第2
の受け渡し手段を用いている。
成であるが、検査ステ−ション内に外部キャリア載置部
と、補助搬送手段と、を設けている。
る塗布、現像装置100の内部を示すと共にこの装置1
00に露光装置200を接続してなるパタ−ン形成シス
テムの全体の概略を示す平面図、図2は塗布、現像装置
100の概略を示す斜視図である。塗布、現像装置10
0は、キャリアステ−ション2と処理ステ−ション3と
インタ−フェイスステ−ション4と検査ステ−ション5
とから構成されている。
えば25枚の基板であるウエハWが棚状に保持された搬
送容器をなすウエハキャリア(以下単に「キャリア」と
いう)Cが塗布、現像装置100に対して搬入出され、
例えば4個のキャリアCが各々所定位置に位置決めされ
た状態でX方向に配列されるキャリア搬入出部(キャリ
アステ−ジ)21と、このキャリア搬入出部21に載置
されたキャリアCに対してウエハWの受け渡しを行う第
1の受け渡し手段である第1の受け渡しア−ム22と、
を備えている。第1の受け渡しア−ム22は、X、Z方
向に移動自在でかつ鉛直軸回りに回転自在な基台に進退
自在なア−ムを設けて構成されている。この例では前記
キャリアステ−ジ21は、後述のように外部で処理され
たつまりレジストパタ−ンを形成したウエハの入ったキ
ャリアを搬入する外部キャリア載置部を兼用している。
ステ−ション2に対して、Y方向に隣接して設置される
と共に、中央にメイン搬送ア−ムなどと呼ばれているウ
エハ搬送部31(以下メイン搬送ア−ムという)を備え
ており、このメイン搬送ア−ム31のY方向で見たとき
の前後には、夫々棚32、33が設けられている。これ
ら棚32、33は、複数のユニットが積み上げられて構
成されており、図3に示すようにそれらユニットに対し
てウエハを加熱する加熱ユニット301、ウエハを冷却
するための冷却ユニット302、ウエハの位置合わせを
するためのアライメントユニット303、ウエハ表面を
疎水化するための疎水化ユニット304、ウエハの受け
渡しを行うステ−ジを備えた受け渡しユニット305,
306などが割り当てられている。なお図3に示すユニ
ットの割り当てはイメ−ジを示す便宜上のもので、この
割り当てに拘束されるものではない。
ョン3を見て前記メイン搬送ア−ム31の右側には、下
段側に2個の塗布部である塗布ユニット34が設けら
れ、上段側に2個の現像部である現像ユニット35が設
けられている。前記メイン搬送ア−ム31は昇降自在、
鉛直軸まわりに回転自在、進退自在に構成されており、
ウエハWを棚32、33の各ユニット、塗布ユニット3
4及び現像ユニット35の間で受け渡す役割をもってい
る。
ピンチャックにより保持して回転させ、ウエハWの中心
部にレジストを供給し、遠心力により引き伸ばしてウエ
ハW上にレジストを塗布するものである。また現像ユニ
ット35は、露光後のウエハWの表面に現像液を塗布し
て現像を行うものである。
前記棚33の受け渡しユニット306と露光装置200
との間をウエハWを搬送するための搬送ア−ム41と、
露光後のウエハWの周縁部を露光するための周縁露光ユ
ニット42と、図示していないがバッファ用のウエハ保
持棚などを備えている。周縁露光ユニット42は、ウエ
ハWの周縁にレジストが付いていると剥がれてパ−ティ
クルになるので、当該周縁を露光しておいて現像液によ
りレジストを除去するためのものであり、ウエハWを載
置してX,Y方向に移動可能なX,Yステ−ジと露光機
とを備えている。
ステ−ション2に対してX方向に隣接しており、処理後
のウエハWを検査する検査部6が複数個上下に配列され
ている(複数段設けられている)。この検査部6は、塗
布処理後のウエハWに塗布されたレジスト塗布状態や露
光処理後のウエハW表面の露光状態や現像処理後のウエ
ハW表面の露光状態などを検査するものであり、具体的
にはレジストパターンの線幅、レジストパタ−ンと下地
膜との重なり具合、現像欠陥、レジストの塗布ムラ及び
露光状態などについて検査を行うためのものである。
としてあるが、2段でも4段以上でもよいし、また1段
であってもよい。以下においてこの検査部をパターン検
査部と呼ぶことにすると、パタ−ン検査部6は、例えば
図4に示すようにウエハWの図示しない搬送口を備えた
筐体60と、この筐体60内に設けられ、ウエハWを水
平に支持してその向きを調整できるように構成された回
転載置台61と、この回転載置台61上のウエハWの表
面を撮像する、X,Y、Z方向に移動自在なCCDカメ
ラ62とを備え、このCCDカメラ62で得られたウエ
ハの画像を図示しないデ−タ処理部であるパーソナルコ
ンピュータなどにて解析することによって検査を行う。
−ン検査部6との間でウエハWの受け渡しを行うための
補助搬送手段である、Z方向に移動自在でかつ鉛直軸回
りに回転自在な基台に進退自在なア−ムを設けて構成さ
れた補助ア−ム51と、この補助ア−ム51及び前記キ
ャリアステ−ション2の第1の受け渡しア−ム22の間
でウエハWの受け渡しをするときに一旦載置される中間
載置部52と、を備えている。この検査ステ−ション5
は、全体が筐体で囲まれると共に例えば底部に図示しな
いキャスタが取り付けられた1個のユニットとして構成
され、キャリアステ−ション2に対して接続、切り離し
ができるようになっている。
ように多数の例えば25枚のウエハWが棚状に保持でき
るように多数の段部53が形成されると共に受け渡しア
−ム22及び補助ア−ム51がアクセス(受け渡し)で
きるように両側が開口して構成されている。このように
中間載置部52を多数のウエハWを収納できるように構
成することにより、処理ステ−ション3におけるスル−
プットが検査ステ−ション5のスル−プットより高い場
合にいわばバッファの役割を果たし、全体のスル−プッ
トが検査ステ−ション5のスル−プットにより律速され
ることを防止できる。
ウエハWについても受け渡しア−ム22及び補助ア−ム
51がアクセスできるが、そのためにはア−ム22、5
1側でどの段にウエハWが収納されているかを把握して
いる必要があり、例えばア−ム22、51に光反射セン
サからなるマッピングセンサを設ける必要がある。中間
載置部52はこのような構成とする代わりに図6に示す
ように多段の載置部である載置台54の上に2段の載置
台を設け、下段側を受け渡しア−ム22から補助ア−ム
51への検査前ウエハWの受け渡し専用の搬入ステ−ジ
55、上段側を補助ア−ム51から受け渡しア−ム22
への検査後ウエハWの受け渡し専用の搬出ステ−ジ56
としてもよい。なお詳しくはウエハWは3本の突起50
の上に載せられ、その下にア−ム22、51の進入スペ
−スが確保されている。このように構成すれば、補助ア
−ム51がウエハWを取りに行く位置と置きに行く位置
とが決まっているので補助ア−ム51にマッピングセン
サを設けなくて済む。
ステ−ジ21の下部側及び検査ステ−ション5の底部に
は、図2及び図3に示すように例えば合計3個のケミカ
ルユニット23が設けられている。このケミカルユニッ
ト23は、Y方向で見て手前側及び奥側のいずれにも開
閉できるように構成された筐体24(図3参照)と、こ
の筐体24内に収納された、前記塗布ユニット34で用
いられるレジスト液あるいは現像ユニット35で用いら
れる現像液が入った容器25と、を含むが、更にレジス
ト液(現像液)の供給路に配置されたポンプやフィルタ
やバルブなどを筐体24内に収納するようにしてもよ
い。塗布、現像装置はできるだけ小型化となるように設
計されており、このため処理液を収納する容器を置くス
ペ−スを確保しにくく、容器を装置の外に配置するなど
して対応していることから、検査ステ−ション5の底部
に前記容器を置くことはスペ−スの有効利用を図るとい
う点で得策である。
御系に関して図7を参照しながら述べると、71はプロ
グラム格納部71であり、通常処理プログラム及び検査
部単独使用プログラムが格納されている。72はモ−ド
選択手段であって、通常モ−ドあるいは検査部単独使用
モ−ドを選択するものであり、例えば塗布、現像装置の
外面に設けられた操作パネル部の中に組み込まれてい
る。通常モ−ドが選択された場合には、デ−タ処理部7
3により通常処理プログラムが読み出されて各ステ−シ
ョン2、3、4、5が動作し、検査部単独使用モ−ドが
選択された場合には、デ−タ処理部73により検査部単
独使用プログラムが読み出されてキャリアステ−ション
2及び検査ステ−ション5が動作する。なお70はバス
である。
る。先ずモ−ド選択手段72により通常モ−ドが選択さ
れているものとする。外部からレジストパタ−ンを形成
すべき基板である例えば25枚のウエハWが収納された
キャリアCがキャリアステ−ション2のキャリア搬入出
ステ−ジ21に搬入され、受け渡しア−ム22によりこ
のキャリアC内からウエハWが取り出される。ウエハW
は、受け渡しア−ム22から棚32の受け渡しユニット
305を介してメインア−ム22に受け渡され、更に棚
32(あるいは33)の処理ユニットに順次搬送され
て、所定の処理例えば疎水化処理、冷却処理などが行わ
れる。続いてこのウエハWは塗布ユニット34にてレジ
ストが塗布され、更に加熱処理された後、棚33の受け
渡しユニット306からインタ−フェイスステ−ション
4を経て露光装置200に送られる。
は、逆の経路で処理ステ−ション3に戻され、メイン搬
送ア−ム31により現像ユニット35に搬送され、現像
処理される。なお詳しくは、ウエハWは、現像処理の前
に加熱処理及び冷却処理される。現像処理されたウエハ
Wは上述と逆の経路で受け渡しア−ム22に受け渡さ
れ、その後中間載置部52に搬送される。このとき検査
ステ−ション5のいずれかのパタ−ン検査部6に空きが
あれば、中間載置部52に置かれたウエハWは補助ア−
ム51によりパタ−ン検査部6に搬送されるが、いずれ
のパタ−ン検査部6も使用中であれば、補助ア−ム51
は待機し、検査の終わったウエハWを中間載置部52に
搬送した後、それまで待っていた中間載置部52上のウ
エハWをパタ−ン検査部6に搬送する。パタ−ン検査部
6に搬入されたウエハWはパタ−ンの線幅、パタ−ンと
下地膜との重なり具合、現像ムラ及び現像欠陥などが検
査され、パタ−ン検査結果が合格であるウエハWは補助
ア−ム51、中間載置部52及び受け渡しア−ム22を
介して例えば元のキャリアC内に戻される。なお不合格
となったウエハWは例えばパタ−ン検査部6にてマ−キ
ングされて合格品と区別されてから元のキャリアC内に
戻されるかあるいは例えば検査ステ−ション5内または
キャリアステ−ション2内の図示しない不合格品回収用
の収納部に搬送される。なお上記の実施例においては、
現像処理後にウエハW表面を検査する場合について説明
したが、夫々の検査は塗布処理前,塗布処理後、露光処
理後など、各処理工程の前後に適宜行うことができる。
使用モ−ドが選択されて検査部単独使用プログラムによ
り運転される場合について説明する。このモ−ドは例え
ばウエハWのレジスト処理を行っていない場合つまり処
理ステ−ション3を使用していないときや処理ステ−シ
ョン3、インタ−フェイスステ−ション4あるいは露光
装置200のメンテナンスを行っているときなどに選択
される。このモ−ドにおいては、本塗布、現像装置の外
部から検査用のウエハWの入ったキャリアCが搬入出ス
テ−ジ21に搬入される。このキャリアCの搬入位置
は、例えば図1の最も検査ステ−ション6寄りのキャリ
アCの載置位置に限定してもよいが、搬入出ステ−ジ2
1の4か所のいずれに載置できるようにしてもよい。そ
してキャリアCが搬入出ステ−ジ21に搬入されると、
受け渡しア−ム22がこのキャリアCからウエハWを取
り出し、既述のようにしてパタ−ン検査部6に搬入さ
れ、検査が行われる。つまりこの場合キャリアステ−シ
ョン2を利用して検査ステ−ション5単独で運転されて
いることになる。
ステ−ション2に隣接して検査ステ−ション5を接続
し、現像後のウエハWをいわばインラインでパタ−ン検
査部6に搬送できるようにしているので、現像後のウエ
ハWを塗布、現像装置の外に搬出せずに装置内部でパタ
−ンの検査を行うことができ、従ってスル−プットが向
上するし、塗布、現像装置の操作部にてパタ−ンの検査
結果を表示させることもできるので、露光装置200や
現像ユニット35などのレシピの見直しなど速やかな対
応をとることができる。
使用プログラムを用意しているので、塗布、現像処理を
行っていない場合、例えば処理ステ−ション3のメンテ
ナンス時などにおいてキャリアステ−ション2の受け渡
しア−ム22を利用してパタ−ン検査部6を単独運転す
ることができ、外部からウエハを持ち込んでパタ−ン検
査を行うことができる。そしてこのときのキャリアCの
搬入出は搬入出ステ−ジ21により行われるので、工場
内にて装置間を移動する自動搬送ロボットAGVにより
外部からのキャリアの搬入出を行うことができる。
さよりも露光装置200のX方向の長さが大きく、塗布
ユニット34が置かれている側の面を揃えると、図1に
示すように逆側において露光装置200が飛び出し、飛
び出し領域に対応する塗布、現像装置の横の領域はデッ
ドスペ−スになっていたが、露光装置200の飛び出し
側に検査ステ−ション5を設置することによりデッドス
ペ−スを有効に活用できる。
の膜厚を調べたりあるいはモニタウエハを定期的に流し
てレジストの厚さを調べたり、ウエハW上の薄膜例えば
ポリシリコンやシリコン酸化膜の膜厚を調べたりするこ
とがあり、そのために膜厚測定部を例えば既述の周縁露
光ユニット42に組み合わせて設けているが、この膜厚
測定部をパタ−ン検査部6に組み込むかあるいは検査ユ
ニット5内に別途設けるようにしてもよい。パタ−ン検
査部6に組み込む場合には例えば図4に示したCCDカ
メラ62の横にウエハWからの反射光のスペクトルを得
るための膜厚センサを付設するなどすればよい。
くつか例を挙げておく。図8及び図9は第1の受け渡し
ア−ム22と補助ア−ム51との間の中間載置部52を
キャリアステ−ション2側に設けた例を示し、この例で
は中間載置部52は、搬入出ステ−ジ21のキャリアC
の並びよりも1段高い位置に設けられている。この場合
受け渡しア−ム22は、パタ−ン検査後のウエハWを中
間載置部52から受け取った後、下降してキャリアCに
搬送することになるが、検査ステ−ション5のY方向の
長さを短くできる利点がある。また図10は、中間載置
部52を例えば搬入出ステ−ジ21上のキャリアCと同
じ高さレベルであって、キャリアステ−ション2と検査
ステ−ション5とに跨がって設けた例を示している。
ように中間載置部52の上にキャリアCの位置決めがで
きるガイド部からなる外部キャリア載置部8を設け、検
査部単独使用モ−ド時に、外部でレジストパタ−ンを形
成したウエハの入ったキャリアCを当該外部キャリア載
置部8に載置するようにしてもよい。
ン6の中に、図11の構成にて述べたようにキャリアの
位置決め部を備えた外部キャリア載置部8を設けた例を
示している。外部キャリア載置部8は例えばキャリア搬
入出ステ−ジ21と同じ高さであって、自動搬送ロボッ
トAGVの搬送路に臨む位置に設けられ、自動搬送ロボ
ットAGVによりキャリアCの搬入出が行われるように
構成される。この場合外部キャリア載置部8に載置され
たキャリアC内のウエハWは補助ア−ム52により直接
取り出されてパタ−ン検査部6に搬入される。
略平面図は受け渡しア−ム22の図と合わせてあるが、
これは中間載置部52が多段の載置台(図5参照)とし
て構成されている場合にマッピングセンサが必要である
ことに基づいており、中間載置部52を図6に示したよ
うな専用の搬入ステ−ジ及び搬出ステ−ジを設ける場合
には、マッピングセンサを搭載していない搬送機構とし
て構成すればよい。
ャリアステ−ション2と検査ステ−ション5との間に、
パタ−ン検査部6を単独で使用する場合に外部からのウ
エハの搬入出を行うための外部基板搬入出ステ−ション
9が例えば着脱自在に介設されている。この外部基板搬
入出ステ−ション9は、自動搬送ロボットAGVの搬送
路に臨む位置に設けられ、自動搬送ロボットAGVによ
りキャリアCの搬入出が行われるための外部キャリア載
置部8と、この外部キャリア載置部8に対してウエハW
の受け渡しを行うための第2の受け渡し手段である第2
の受け渡しア−ム91と、を備えている。
1と前記第2の受け渡しア−ム91との間でウエハの受
け渡しを行うための中間載置部58を備えている。この
中間載置部58は、既述の図5や図6に示す構成として
もよいが、この例では図8及び図9に示した例と同様に
キャリアステ−ション2内に、例えば多段の載置台を備
えた中間載置部52を設けているので、例えば搬入専用
のステ−ジ及び搬出専用のステ−ジにより構成してい
る。
処理工程の後、例えば塗布後、露光後、現像後などのウ
エハWは、第1の受け渡しア−ム22→中間載置部52
→第2の受け渡しア−ム91→中間載置部58→補助ア
−ム51→パタ−ン検査部6の経路で搬入され、検査部
単独使用モ−ド時には外部キャリア載置部8に載置され
たキャリアC内のウエハは第2の受け渡しア−ム91→
中間載置部58→補助ア−ム51→パタ−ン検査部6の
経路で搬入される。
たウエハを検査ステ−ション5に搬送する手法は、受け
渡しア−ム22を利用する代わりに、例えば処理ステ−
ション5から検査ステ−ション5に直接ウエハを搬送す
る搬送機構を設けてもよい。また基板としてはウエハに
限られるものではなく、液晶ディスプレイ用のガラス基
板であってもよい。
像装置の中でパタ−ン検査などを行うことができるの
で、スル−プットが向上し、また塗布、現像を行う処理
ステ−ションなどのメンテナンスを行う場合や塗布、現
像処理を休止している場合にも、検査部単独で使用する
ことができ、外部から持ち込んだ基板に対してパタ−ン
検査などを行うことができる。
図である。
である。
の内部を示す側面図である。
例を示す斜視図である。
の例を示す斜視図である。
ある。
平面図である。
す概略平面図である。
ャリアを載置できるように構成した例を示す斜視図であ
る。
を示す概略平面図である。
る。
示す概略平面図である。
行っていた従来の様子を示す説明図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 基板にレジストを塗布すると共に露光後
の基板を現像し、露光装置に接続される塗布、現像装置
において、 複数枚の基板が収納されたキャリアが搬入出されるキャ
リア搬入出部とこのキャリア搬入出部に載置されたキャ
リアに対して基板の受け渡しを行うための受け渡し手段
とを含むキャリアステ−ションと、 このキャリアステ−ションに隣接して設けられ、基板に
レジストを塗布する塗布部と、露光後の基板に対して現
像を行う現像部と、塗布部及び現像部に対して基板の搬
送を行うと共に前記受け渡し手段との間で基板の受け渡
しを行う主搬送手段と、を含む処理ステ−ションと、 前記キャリアステ−ションに隣接して設けられ、処理後
の基板を検査する検査部を備えた検査ステ−ションと、 外部で処理した基板を収納したキャリアが持ち込まれる
ための外部キャリア載置部と、 前記処理ステ−ションで処理された基板を検査部で検査
する通常モ−ドと外部で処理された基板を検査部で検査
する検査部単独使用モ−ドとの間でモ−ドを選択するモ
−ド選択手段と、を備えたことを特徴とする塗布、現像
装置。 - 【請求項2】 外部キャリア載置部はキャリアステ−シ
ョンに設けられたことを特徴とする請求項1記載の塗
布、現像装置。 - 【請求項3】 外部キャリア載置部は、キャリアステ−
ションにおけるキャリア搬入出部の一部が割り当てられ
ることを特徴とする請求項1記載の塗布、現像装置。 - 【請求項4】 検査ステ−ションは検査部との間で基板
の受け渡しを行う補助搬送手段を備え、 キャリアステ−ション内、または検査ステ−ション内、
あるいはキャリアステ−ションと検査ステ−ションとに
跨がった位置のいずれかに基板を一旦載置するための中
間載置部を設け、 処理ステ−ションで現像処理された基板及び外部キャリ
ア載置部に載置されたキャリア内の基板を、キャリアス
テ−ションの受け渡し手段により中間載置部を介して前
記補助搬送手段に受け渡すことを特徴とする請求項1な
いし3のいずれかに記載の塗布、現像装置。 - 【請求項5】 処理ステ−ションで現像処理された基板
を検査ステ−ションの検査部に搬送する前に一旦載置す
るために、複数の基板を収納できる多段載置部を設けた
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の
塗布、現像装置。 - 【請求項6】 多段載置部が受け渡し手段と補助搬送手
段との間で基板を受け渡すための中間載置部を兼用して
いることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記
載の塗布、現像装置。 - 【請求項7】 基板にレジストを塗布すると共に露光後
の基板を現像し、露光装置に接続される塗布、現像装置
において、 複数枚の基板が収納されたキャリアが搬入出されるキャ
リア搬入出部とこのキャリア搬入出部に載置されたキャ
リアに対して基板の受け渡しを行うための第1の受け渡
し手段とを含むキャリアステ−ションと、 このキャリアステ−ションに隣接して設けられ、基板に
レジストを塗布する塗布部と、露光後の基板に対して現
像を行う現像部と、塗布部及び現像部に対して基板の搬
送を行うと共に前記受け渡し手段との間で基板の受け渡
しを行う主搬送手段と、を含む処理ステ−ションと、 前記キャリアステ−ションに隣接して設けられ、処理後
の基板を検査する検査部を備えた検査ステ−ションと、 外部で処理した基板を収納したキャリアが持ち込まれる
ための外部キャリア載置部と、 この外部キャリア載置部に載置されたキャリアと検査ス
テ−ションとの間で基板の受け渡しを行うための第2の
受け渡し手段と、 前記処理ステ−ションで処理された基板を検査部で検査
する通常モ−ドと外部で処理された基板を検査部で検査
する検査部単独使用モ−ドとの間でモ−ドを選択するモ
−ド選択手段と、を備えたことを特徴とする塗布、現像
装置。 - 【請求項8】 検査ステ−ションは検査部との間で基板
の受け渡しを行う補助搬送手段を備えたことを特徴とす
る請求項7記載の塗布、現像装置。 - 【請求項9】 外部キャリア載置部と第2の受け渡し手
段とはキャリアステ−ションと検査ステ−ションとの間
に設けられ、通常モ−ド時には第2の受け渡し手段は、
第1の受け渡し手段と検査ステ−ションの補助搬送手段
との間の基板の受け渡しを行うことを特徴とする請求項
7または8記載の塗布、現像装置。 - 【請求項10】 基板にレジストを塗布すると共に露光
後の基板を現像し、露光装置に接続される塗布、現像装
置において、 複数枚の基板が収納されたキャリアが搬入出されるキャ
リア搬入出部とこのキャリア搬入出部に載置されたキャ
リアに対して基板の受け渡しを行うための第1の受け渡
し手段とを含むキャリアステ−ションと、 このキャリアステ−ションに隣接して設けられ、基板に
レジストを塗布する塗布部と、露光後の基板に対して現
像を行う現像部と、塗布部及び現像部に対して基板の搬
送を行うと共に前記受け渡し手段との間で基板の受け渡
しを行う主搬送手段と、を含む処理ステ−ションと、 前記キャリアステ−ションに隣接して設けられ、処理後
の基板を検査する検査部と、外部で処理された基板を収
納したキャリアが持ち込まれるための外部キャリア載置
部と、前記受け渡し手段と検査部と外部キャリア載置部
との間で基板を搬送する補助搬送手段と、を備えた検査
ステ−ションと、 前記処理ステ−ションで処理された基板を検査部で検査
する通常モ−ドと外部で処理された基板を検査部で検査
する検査部単独使用モ−ドとの間でモ−ドを選択するモ
−ド選択手段と、を備えたことを特徴とする塗布、現像
装置。 - 【請求項11】 処理ステ−ションで現像処理された基
板を検査ステ−ションの検査部に搬送する前に一旦載置
するために、複数の基板を収納できる多段載置部を設け
たことを特徴とする請求項7ないし10のいずれかに記
載の塗布、現像装置。 - 【請求項12】 検査部は、複数上下に積まれて配置さ
れていることを特徴とする請求項1ないし11のいずれ
かに記載の塗布、現像装置。
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