JP2002031757A - 顕微鏡システム、顕微鏡システムの動作制御方法および動作制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

顕微鏡システム、顕微鏡システムの動作制御方法および動作制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2002031757A
JP2002031757A JP2000214679A JP2000214679A JP2002031757A JP 2002031757 A JP2002031757 A JP 2002031757A JP 2000214679 A JP2000214679 A JP 2000214679A JP 2000214679 A JP2000214679 A JP 2000214679A JP 2002031757 A JP2002031757 A JP 2002031757A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムの操作性向上を可能にした顕微鏡シ
ステム、顕微鏡システムの動作制御方法および動作制御
プログラムを記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】複数の観察ユニットを各種コントローラ部
40〜48により動作可能にした顕微鏡本体1の各コン
トローラ部40〜48に対する動作指示を操作スイッチ
12a〜12cにより決定するため、これら操作スイッ
チ12a〜12cの操作内容をインターフェース部13
で解読し顕微鏡本体1の外部の外部制御装置15に通知
すると、予め登録されたコントローラ部40〜48に対
する各種の動作指示の情報のうち、操作スイッチ12a
〜12cの操作内容に対応する動作指示の情報が読み出
されてインターフェース部13を介して顕微鏡本体1に
通知され、操作スイッチ12a〜12cの操作内容に応
じた動作指示がコントローラ部40〜48に与えられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多種の観察条件を
設定可能にした顕微鏡システム、顕微鏡システムの動作
制御方法および動作制御プログラムを記録した記録媒体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】顕微鏡システムは、微細な試料を拡大し
て観察したり、観察像を写真やビデオ画像として記録す
るものとして、生物分野を始めとして工業分野の検査工
程までの広い分野に利用されている。
【0003】ところで、このような顕微鏡システムで
は、観察像を記録するために写真撮影あるいはTV観察
を行う場合、撮影装置の装着されている撮影光路を選択
するとともに、撮影装置の撮影条件や使用者の好みに合
わせて、明るさや色調整等の観察条件を設定するための
補正フィルタ、減光フィルタを操作するようになってい
るが、これらの観察条件の設定は多岐にわたり、観察者
によりそれぞれの設定条件が異なっている。
【0004】ところが、このような顕微鏡システムで
は、これら撮影条件や観察条件に対する動作指示を受け
付ける操作スイッチなどは、機能や位置が固定され、動
作も単機能となっている。さらに、顕微鏡システムの機
能の充実により操作スイッチの数も増加しており、観察
者にとって操作が複雑化し、操作を熟知するまでに時間
がかかるなど観察者に負担を強いいる傾向があった。
【0005】そこで、従来、特開平7−104188号
公報や特開平6−318858号号公報に開示されるよ
うに、観察者に応じて操作スイッチの機能や位置を変換
または変更できるようにした顕微鏡システムが考えられ
ている。図16は、このような顕微鏡システムの概略構
成を示すもので、顕微鏡本体100に操作スイッチ10
1a、101b、101cを有していて、これら操作ス
イッチ101a、101b、101cが押されると、イ
ンターフェース部102に操作信号が送られ、予め観察
者によってインターフェース部102に登録されている
機能設定データを用いて顕微鏡制御部により顕微鏡本体
100の操作を実行するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、通常、顕微
鏡制御部は、ファームウェアにより作成されているた
め、アドレス空間が小さく開発環境も不十分である。こ
のため、顕微鏡システムの出荷後に、観察者から機能拡
張や複雑な連動動作などの要求があって、これら要求に
応じて機能設定データが大量に変更されると対応できな
くなり、これらの変更のたびにROMを焼き直すなどの
作業が必要になるなど多大な時間がかかり、操作者の要
求にすばやく対応するのが難しいという問題があった。
【0007】また、機能設定データの設定や変更を行う
場合も、顕微鏡制御部には、操作スイッチ101a、1
01b、101cから操作できるような機能はなく、顕
微鏡制御部のための入力手段から操作する必要があるた
め、観察者の使用目的によっては、検査条件の設定が面
倒になり、しかも、これらの操作をするたびに顕微鏡を
駆動する必要があるため、操作性が悪化するという問題
もあった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、システムの操作性を向上させることができる顕微鏡
システム、顕微鏡システムの動作制御方法および動作制
御プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
少なくとも複数の観察ユニットを有し、これら観察ユニ
ットをコントローラ手段により動作可能にした顕微鏡本
体と、前記コントローラ手段に対する動作指示を決定す
る操作手段と、前記操作手段の操作内容を解読し前記顕
微鏡本体の外部に通知するインターフェース手段と、予
め前記コントローラ手段に対する各種の動作指示の情報
が登録され、前記インターフェース手段からの前記操作
手段の操作内容に対応する前記動作指示の情報を読み出
すとともに、前記インターフェース手段を介して前記顕
微鏡本体に通知し、前記操作手段の操作内容に応じた動
作指示を前記コントローラ手段に与える外部制御手段と
を具備したことを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記顕微鏡本体は、前記外部制御手段を含
む周辺機器を有し、前記操作手段の操作内容に対応して
読み出された前記動作指示の情報により前記周辺機器の
動作を実行させることを特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記操作手段の操作内容に対応する動作指
示は、各コントロール手段単体に対応するものであると
ともに、これら単体動作指示を組み合わせて連動動作を
可能にしたことを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記外部制御手段に登録される動作指示の
情報は、保存ファイル形式として、テキストファイル形
式を用いることを特徴としている。
【0013】請求項5記載の発明は、観察ユニットおよ
び撮影ユニットを有する顕微鏡本体と、この顕微鏡本体
の観察ユニットおよび撮影ユニットに対する動作指示を
与える顕微鏡制御手段、前記撮影ユニットより取得され
る顕微鏡画像を処理する顕微鏡画像処理手段、予め前記
顕微鏡画像処理手段からのメッセージに対する各種の動
作指示の情報を登録した動作指示情報登録手段を有し、
前記顕微鏡画像処理手段からのメッセージをまって前記
顕微鏡制御手段により前記動作指示情報登録手段より対
応する動作指示情報を読み出し、前記顕微鏡本体の観察
ユニットおよび撮影ユニットを動作指示する制御手段と
を具備したことを特徴としている。
【0014】請求項6記載の発明は、少なくとも複数の
観察ユニットを有し、これら観察ユニットをコントロー
ラ手段により動作可能にした顕微鏡本体と、前記コント
ローラ手段に対する動作指示を決定する操作手段と、前
記操作手段の操作内容を解読し前記顕微鏡本体の外部に
通知するインターフェース手段と、予め前記コントロー
ラ手段に対する各種の動作指示の情報が登録された外部
制御手段とを有する顕微鏡システムの動作制御方法にお
いて、前記インターフェース手段を介して通知される前
記操作手段の操作内容に対応して前記外部制御手段に登
録された動作指示の情報を読み出すとともに、前記イン
ターフェース手段を介して前記顕微鏡本体に通知し、前
記操作手段の操作内容に応じた動作指示を前記コントロ
ーラ手段に与えることを特徴としている。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、前記操作手段の操作内容に対応して読み出
された前記動作指示の情報により前記外部制御手段を含
む周辺機器の動作を実行させることを特徴としている。
【0016】請求項8記載の発明は、請求項6記載の発
明において、前記操作手段の操作内容に対応する動作指
示は、各コントロール手段単体に対応するものであると
ともに、これら単体動作指示を組み合わせて連動動作を
可能にしたことを特徴としている。
【0017】請求項9記載の発明は、請求項6記載の発
明において、前記外部制御手段に登録される動作指示の
情報の保存ファイル形式として、テキストファイル形式
が用いられることを特徴としている。
【0018】請求項10記載の発明は、観察ユニットお
よび撮影ユニットを備えた顕微鏡本体を有する顕微鏡シ
ステムの動作制御方法において、前記顕微鏡本体の観察
ユニットおよび撮影ユニットに対する動作指示を与える
顕微鏡制御手段と前記撮影ユニットより取得される顕微
鏡画像を処理する顕微鏡画像処理手段を有し、前記顕微
鏡画像処理手段からのメッセージをまって、該メッセー
ジに対して予め登録された各種の動作指示の情報を読み
出し、前記顕微鏡本体の観察ユニットおよび撮影ユニッ
トを動作指示することを特徴としている。
【0019】請求項11記載の発明は、少なくとも複数
の観察ユニットを有し、これら観察ユニットをコントロ
ーラ手段により動作可能にした顕微鏡本体と、前記コン
トローラ手段に対する動作指示を決定する操作手段と、
前記操作手段の操作内容を解読し前記顕微鏡本体の外部
に通知するインターフェース手段と、予め前記コントロ
ーラ手段に対する各種の動作指示の情報が登録された外
部制御手段とを有する顕微鏡システムの動作制御プログ
ラムを記録した記録媒体において、前記インターフェー
ス手段を介して通知される前記操作手段の操作内容に対
応して前記外部制御手段に登録された動作指示の情報を
読み出すとともに、前記インターフェース手段を介して
前記顕微鏡本体に通知し、前記操作手段の操作内容に応
じた動作指示を前記コントローラ手段に与えることを特
徴としている。
【0020】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の発明において、顕微鏡システムの動作制御プログラム
を記録した記録媒体は、前記操作手段の操作内容に対応
して読み出された前記動作指示の情報により前記外部制
御手段を含む周辺機器の動作を実行させることを特徴と
している。
【0021】請求項13記載の発明は、請求項11記載
の発明において、顕微鏡システムの動作制御プログラム
を記録した記録媒体は、前記操作手段の操作内容に対応
する動作指示が各コントロール手段単体に対応するもの
で、これら単体動作指示を組み合わせて連動動作を可能
にしたことを特徴としている。
【0022】請求項14記載の発明は、請求項11記載
の発明において、顕微鏡システムの動作制御プログラム
を記録した記録媒体は、前記外部制御手段に登録される
動作指示の情報の保存ファイル形式として、テキストフ
ァイル形式が用いられることを特徴としている。
【0023】請求項15記載の発明は、観察ユニットお
よび撮影ユニットを備えた顕微鏡本体を有する顕微鏡シ
ステムの動作制御プログラムを記録した記録媒体におい
て、前記顕微鏡本体の観察ユニットおよび撮影ユニット
に対する動作指示を与える顕微鏡制御プログラムと前記
撮影ユニットより取得される顕微鏡画像を処理する顕微
鏡画像処理プログラムを有し、前記顕微鏡画像処理プロ
グラムからのメッセージをまって、該メッセージに対し
て予め登録された各種の動作指示の情報を読み出し、前
記顕微鏡本体の観察ユニットおよび撮影ユニットを動作
指示することを特徴としている。
【0024】この結果、本発明によれば、外部制御手段
に登録された各コントローラ手段に対する各種の動作指
示の情報である機能設定データを参照し、動作指示のコ
マンドを発行するようにしているが、外部制御手段自
身、既存の開発ツールなどにより改造でき移植も行いや
すく、操作者の要望に応じて機能設定データの機能拡張
や複雑な連動動作への対応を始め、機能設定データ作成
用のGUIの変更などを操作者の要望に応じて迅速に対
処できるので、開発時間の短縮とともに、システム全体
の操作性の向上を図ることができる。
【0025】本発明によれば、顕微鏡本体から顕微鏡周
辺機器の操作を可能にできるので、操作者は、顕微鏡本
体から離れることなく、周辺機器の電源のオンオフや外
部制御装置にインストールされているソフトの処理など
を実行することができる。
【0026】本発明によれば、連動動作を外部制御手段
により単体動作指示に分割して送付するようにできるの
で、全ての単体動作指示を組み合わせることにより、複
雑な連動動作であっても、操作者が意図した顕微鏡操作
を実行することができる。
【0027】本発明によれば、外部制御手段以外でも、
既存のエディタソフトを用いて機能設定データを編集す
ることができ、操作者は、顕微鏡本体がなくとも、自由
に機能設定データを編集できる。
【0028】本発明によれば、複雑な顕微鏡連動動作を
設定することなく、観察法に対応したメッセージを送る
だけで顕微鏡の観察法設定などの複雑な動作を可能にで
きる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。
【0030】(第1の実施の形態)図1は、本発明が適
用される顕微鏡システムの概略構成を示している。図に
おいて、1は顕微鏡本体で、この顕微鏡本体1は、試料
ステージ2上の試料に対向させてレボルバ3に装着され
た対物レンズ4が配置され、また、この対物レンズ4を
介した観察光軸上には、接眼鏡筒ユニット5および写真
撮像ユニット6が配置されている。この写真撮像ユニッ
ト6は、ユニット接続ケーブル7により顕微鏡本体1に
接続されている。また、試料ステージ2の下方には、コ
ンデンサコントロール部8が配置され、このコンデンサ
コントロール部8もユニット接続ケーブル9により顕微
鏡本体1に接続されている。顕微鏡本体1の背面には、
透過照明用光源のランプハウス10と落射照明用光源の
ランプハウス11が配置され、また、側面には、操作ス
イッチ12a、12b、12cが配置されている。
【0031】顕微鏡本体1は、インターフェース部13
を有し、このインターフェース部13には外部入出力用
シリアルバス14を介してコンピュータなどの外部制御
装置15が接続されている。この外部制御装置15は、
キーボードなどの入力部15a、モニタなどの表示部1
5bを有している。
【0032】図2は、このような顕微鏡システム全体の
回路構成を示し、図3は、特に光学系の構成を示してい
る。
【0033】この場合、透過観察用光学系のハロゲンラ
ンプからなる透過照明用光源16が設けられ、この透過
照明用光源16から放射される透過照明光の光路上に、
この透過照明光を集光するコレクタレンズ17、透過用
フィルタユニット18、透過視野絞り19、透過開口絞
り20、コンデンサ光学素子ユニット21、及びコンデ
ンサトップレンズユニット22が配置され、透過照明光
を試料ステージ2の下方から照射するようにしている。
【0034】ここで、透過用フィルタユニット18は、
透過照明用光源16の色温度を変えずに明るさの調整を
行う複数枚のNDフィルタと色補正を行うための補正フ
ィルタからなり、任意のフィルタを光路上に挿脱可能に
している。コンデンサ光学素子ユニット21は、光路中
に挿脱される複数のコンデンサ光学素子ユニット21a
〜21cを有し、コンデンサトップレンズユニット22
も光路中に挿脱される複数のコンデンサトップレンズユ
ニット22a、22bを有している。
【0035】また、落射観察用光学系の水銀ランプから
なる落射照明用光源23が設けられ、この落射照明用光
源23から放射される落射照明光の光路上に、落射用フ
ィルタユニット24、落射シャッタ25、落射視野絞り
26および落射開口絞り27が配置され、落射照明光を
後述するキューブユニット28、対物レンズ4を介して
試料ステージ2の上方から照射するようにしている。
【0036】ここで、落射用フィルタユニット24は、
落射照明用光源23の色温度を変えずに明るさの調整を
行う複数枚のNDフィルタと色補正を行うための補正フ
ィルタからなり、任意のフィルタを光路上に挿脱可能に
している。
【0037】これら透過観察用光学系と落射観察用光学
系の各光軸が重なる観察光路S上に、種検鏡法に応じて
光路上のダイクロイックミラー28a〜28cを切換え
るキューブユニット28、対物レンズ4および試料ステ
ージ2が配置されている。対物レンズ4は、倍率の異な
る複数個の対物レンズ4a、4b、4cからなり、これ
ら対物レンズ4a、4b、4cは、レボルバ3に装着さ
れ、その回転により観察光路S上に選択的に挿入可能に
なっている。試料ステージ2は、観察光路Sと直交する
平面内で試料を2次元移動できるとともに、ピント合わ
せのため観察光路S方向に沿って移動可能になってい
る。
【0038】観察光路S上には、観察光路Sを観察光路
S’と写真撮影光路S’’とに分岐するビームスプリッ
タ29が配置されている。そして、観察光路S’上に
は、ビームスプリッタ5aと接眼レンズ5bを有する接
眼鏡筒ユニット5が配置されている。なお、ビームスプ
リッタ29、5aは、光路に対して挿脱可能になってい
る。
【0039】一方、写真撮影光路S’’上には、ビーム
スプリッタ30が配置され、このビームスプリッタ30
で分岐された一方の光路上には、結像レンズ31を介し
てピント検知用受光素子32が配置されている。このピ
ント検知用受光素子32は、ピント検知用の光量を測光
するためのものである。
【0040】また、ビームスプリッタ30で分岐された
他方の光路上には、写真撮影倍率を任意に調整するズー
ムレンズ33を介してビームスプリッタ34が配置され
ている。このビームスプリッタ34は、光路に対して挿
脱可能になっている。
【0041】また、ビームスプリッタ34で反射された
光路上には、他のビームスプリッタ35が配置されてい
る。このビームスプリッタ35も、光路に対して挿脱可
能になっている。ビームスプリッタ35で分岐された一
方の光路上には、写真用受光素子36が配置されてい
る。この写真用受光素子36は、写真撮影のための露出
時間を測光するためのものである。また、ビームスプリ
ッタ35を光路からはずした状態でビームスプリッタ3
4で反射された光を写真撮影用シャッタ37を介して写
真用フィルムを収めたカメラ38に入射させるようにな
っている。
【0042】次に、このように構成された顕微鏡システ
ムの制御系について説明する。
【0043】この場合、専用シリアルバス39には、写
真撮影コントロール部40、以下述べる各種の観察ユニ
ットをコントロールするコントロール手段としてAFコ
ントロール部41、フレームコントロール部42、透過
フィルタコントロール部43、透過視野絞りコントロー
ル部44、コンデンサコントロール部45、落射視野絞
りコントロール部46、落射フィルタコントロール部4
7、操作スイッチコントロール部48およびインターフ
ェース部13が接続されている。
【0044】写真撮影コントロール部40は、ビームス
プリッタ29、30、35を光路に対して挿脱させるた
めの駆動および制御、ズームレンズ33の駆動および制
御、写真用受光素子36の測光値から写真撮影時間を算
出するための演算処理、写真撮影用シャッタ37の開閉
駆動制御、カメラ38のフィルムの巻き上げおよび巻き
戻しなどを実行するものである。
【0045】AFコントロール部41は、ピント検知用
受光素子32からのデータで所定の合焦演算を行い、そ
の演算結果に応じて試料ステージ2を駆動することで自
動合焦を行うものである。
【0046】フレームコントロール部42は、透過照明
用光源16、落射照明用光源23、レボルバ3、キュー
ブユニット28、落射シャッタ25を駆動制御するもの
である。
【0047】透過フィルタコントロール部43は、透過
用フィルタユニット18の駆動および制御を行い、透過
視野絞りコントロール部44は、透過視野絞り19の駆
動および制御を行うものである。
【0048】コンデンサコントロール部45は、コンデ
ンサ光学素子ユニット21、コンデンサトップレンズユ
ニット22の駆動および制御を行うものである。
【0049】落射視野絞りコントロール部46は、落射
視野絞り26、落射開口絞り27の駆動および制御を行
い、落射フィルタコントロール部47は、落射用フィル
タユニット24の駆動および制御を行うものである。
【0050】操作スイッチコントロール部48は、操作
スイッチ12a、12b、12cの制御を行うものであ
る。
【0051】インターフェース部13は、外部入出力用
シリアルバス14を介して外部制御装置15が接続され
ている。
【0052】図4は、上述した各コントロール部40〜
48の具体的回路構成を示している。この場合、CPU
回路51、このCPU回路51からの指示により制御対
象の光学ユニットを駆動する駆動回路52、制御対象の
位置を検出してCPU回路51に通知する位置検出回路
53、CPU回路51と専用シリアルバス39とを接続
する専用シリアルI/F回路54およびその他の図示し
ない回路を有している。また、CPU回路51は、CP
U51a、ROM51b、RAM51cがCPUバス5
1dにより接続され、ROM51bに各制御内容を記述
したプログラムが記憶され、RAM51cには、制御演
算用のデータが記憶されている。
【0053】そして、これらコントロール部40〜48
に対して専用シリアルバス39を介してインターフェー
ス部13から制御指示が送り込まれ、CPU51aがR
OM51bのプログラムにしたがって動作することによ
り、各受け持ちの光学ユニットなどの制御が実行され
る。
【0054】図5は、インターフェース部13の概略構
成を示している。
【0055】この場合、上述したと同様なCPU回路5
1と、専用シリアルバス39を制御するための専用シリ
アルバス駆動回路55、外部入出力用シリアルバス14
を制御するための外部入出力用シリアルバス駆動回路5
6を有している。
【0056】図6は、外部制御装置15の概略構成を示
している。
【0057】この場合、入力部15a、表示部15bの
他に、記憶部15c、主メモリ15d、演算部15e、
外部入出力用シリアルバス駆動回路15fを有してい
る。記憶部15cは、機能設定データの登録やスイッチ
機能を判断し、動作指示を発する制御プログラムおよび
図8に示すような機能設定データを記憶したもので、M
Oやハードディスクやフロッピー(登録商標)ディスク
などの記録媒体が用いられる。ここで、機能設定データ
は、顕微鏡本体1を動作させるため機能として、例えば
上述したコントロール部40〜48に対する各種の動作
指示の情報を有するとともに、外部制御装置15を操作
させる一部の情報を有している。そして、これら機能設
定データを設定するには、操作者が必要とする機能項目
に対して外部制御装置15による顕微鏡本体1の動作を
解析して指示するソフトウェアを用い、入力部15aよ
り入力設定することにより、機能項目ごとの動作指示命
令が配列などのデータとして登録される。ここでは、各
操作スイッチ12a、12b、12cに対応するスイッ
チ番号1〜4にについて、各機能項目ごとの動作指示命
令が登録されている。
【0058】記憶部15cに記録されている制御プログ
ラムは、主メモリ15dに記憶され、演算部15eによ
り実行される。また、外部入出力用シリアルバス駆動回
路15fは、外部入出力用シリアルバス14を制御する
ためのものである。入力部15aは、機能設定データな
どの各種データを入力するものである。表示部15b
は、各種の情報を表示するものである。
【0059】次に、このように構成された顕微鏡システ
ムの動作を説明する。
【0060】まず、顕微鏡本体1を操作するときの処理
を図7に示すフローチャートに従い説明する。この場
合、ステップS0の開始点では、顕微鏡本体1の操作ス
イッチ12a、12b、12cのいずれかが押されたこ
とを操作スイッチコントロール部48で認識して処理が
開始される。次に、ステップS1では、専用シリアルバ
ス39により操作スイッチ12a、12b、12cが押
されたことが信号としてインターフェース部13に通知
される。インターフェース部13では、ステップS2
で、この通知信号より、どの操作スイッチ12a、12
b、12cが押されたかを検知し、ステップS3で、検
知した内容(スイッチ番号)が外部制御装置15の主メ
モリ15dに送信される。そして、ステップS4で、予
め顕微鏡本体1の動作指示情報が登録されている図8に
示す機能設定データを記憶部15cより参照し、ステッ
プS3で送信された操作スイッチ番号に対応した顕微鏡
本体1の動作を示す動作指示情報を演算部15eにおい
て識別する。そして、ステップS5で、動作指示情報
は、外部入出力用シリアルバス14を介してインターフ
ェース部13に送信され、ステップS6で、インターフ
ェース部13により動作指示情報が解析されるととも
に、顕微鏡本体1を操作する動作指示に変換され、ステ
ップS7で、専用シリアルバス39を介して顕微鏡本体
1に命令として送られる。これにより、ステップS8
で、顕微鏡本体1は、押された操作スイッチ12a、1
2b、12cに設定された処理機能を実行するようにな
る。
【0061】このような処理の流れにより、顕微鏡本体
1の操作が、操作スイッチ12a、12b、12cに割
り当てられた機能で動作することになるが、次に、外部
制御装置15に市販のコンピュータを用いて、顕微鏡本
体1の操作スイッチ12aに割り当てられた機能として
のレボルバ3の位置を一つ移動する機能を実行する例を
説明する。
【0062】この場合、操作スイッチ12aが押された
ことを顕微鏡本体1の操作スイッチコントロール部48
が認識すると、この状態では、直ちに顕微鏡本体1の動
作制御は行われず、認識された内容は、専用シリアルバ
ス39によりインターフェース部13に送信され、その
内容により押された操作スイッチ12aを検知し、その
押された操作スイッチ12aの通知をインターフェース
部13からコンピュータ(外部制御装置15)にRS2
32Cなどの一般的、または顕微鏡システム特有の外部
入出力用シリアルバス14を介して通知する。コンピュ
ータ(外部制御装置15)では、通知された信号を受け
取ると、主メモリ15dに保存し、予め記憶部15cに
登録されている図8に示す機能設定データのうち、操作
スイッチ12aに相当する、例えばボタンNo1の対物
レンズの項目からレボルバ回転情報を演算部15eによ
り識別する。そして、この識別されたレボルバ回転情報
は、外部入出力用シリアルバス14を介してインターフ
ェース部13に通知され、解析されるとともに、顕微鏡
本体1の操作命令に変換され、専用シリアルバス39を
介して顕微鏡本体1に送られる。これにより、顕微鏡本
体1は、操作命令に従って、フレームコントロール部4
2を経由して、レボルバ3を一つ移動し、対物レンズ4
を一つ移動させる機能が実現する。
【0063】従って、このようにすれば、外部制御装置
15により機能設定データを参照し、動作指示のコマン
ドを発行するようにしているが、外部制御装置15自
身、既存の開発ツールなどにより改造でき移植も行いや
すく、操作者の要望に応じて機能設定データの機能拡張
や複雑な連動動作への対応を始め、機能設定データ作成
用のGUIの変更などを操作者の要望に応じて迅速に対
処できるので、開発時間の短縮とともに、システム全体
の操作性の向上を図ることができる。
【0064】また、外部制御装置15により機能設定デ
ータを参照することにより、インターフェース部13の
機能の簡略化を図ることができ、インターフェース部1
3での大幅な改造が必要でなくなり、バージョンアップ
の回数を少なくできる。
【0065】なお、操作スイッチ12a、12b、12
cは、顕微鏡本体1を動作させるために操作されるいず
れの操作スイッチにおいても、操作スイッチコントロー
ル部48で操作されたことが認識でき、インターフェー
ス部13に操作されたことを通知できれば、形状、数お
よび配置は問われない。
【0066】(第2の実施の形態)この第2の実施の形
態では、機能設定データとして割り当てられた機能に、
周辺機器の操作を行えるようにしている。例えば、操作
スイッチ12a、12b、12cに対して外部制御装置
15がコンピュータである場合、コンピュータの電源の
オンオフやコンピュータに予めインストールされた顕微
鏡付属ソフト以外のソフトの処理を実行したり、他の機
能設定データを変更することなどを可能にしている。
【0067】なお、この第2の実施の形態では、上述し
た図1〜図6および図8を援用し、これら図面を参照し
て説明する。
【0068】そして、第2の実施の形態での処理は、次
の手順で実行される。この場合、図9に示すフローチャ
ートにおいて、ステップS10の開始点から外部制御装
置15により動作指示情報を決定するステップS14ま
では、図7に示すステップS0からステップS4までの
処理と同様である。そして、ステップS15で、外部制
御装置15の演算部15eにおいて決定された動作指示
情報を解析し、ステップS16で、その解析結果を対象
となる周辺機器に対して動作指示として送信し、ステッ
プS17で、その内容に従い周辺機器の動作を実行す
る。つまり、この第2の実施の形態では、送信側と受信
側が同一の外部制御装置15なので、図7に示すステッ
プS5は、省略されている。
【0069】ここで、例えば、操作スイッチ12aが外
部制御装置15であるコンピュータの電源をオフする機
能を実現する場合を説明する。
【0070】この場合、操作スイッチ12aが押された
ことを顕微鏡本体1の操作スイッチコントロール部48
が認識すると、処理が開始され、認識された内容は、専
用シリアルバス39を介してインターフェース部13に
送信され、その内容により押された操作スイッチ12a
を検知し、その押された操作スイッチ12aの通知をイ
ンターフェース部13からコンピュータ(外部制御装置
15)に外部入出力用シリアルバス14を介して通知す
る。コンピュータ(外部制御装置15)では、通知され
た信号を受け取ると、主メモリ15dに保存し、予め記
憶部15cに登録されている図8に示す機能設定データ
のうち、操作スイッチ12aに相当する、例えばボタン
No1のコンピュータ電源の項目からコンピュータ電源
オフの情報を演算部15eにより識別し、この識別され
たコンピュータ電源オフの情報を、演算部15eでコン
ピュータ動作用の情報として動作指示に変換し、コンピ
ュータ(外部制御装置15)の電源オフの機能を実行す
る。
【0071】従って、このようにすれば顕微鏡本体1か
ら顕微鏡周辺機器の操作を可能にできるので、つまり、
操作者は、周辺機器を操作することなく、顕微鏡本体1
側から操作できるので、操作者は、顕微鏡本体1から離
れることなく、周辺機器の電源のオンオフや外部制御装
置にインストールされているソフトの処理などを実行す
ることができ、操作者の操作効率を高めることができ
る。
【0072】(第3の実施の形態)この第3の実施の形
態では、機能設定データに連続動作を登録する場合、外
部制御装置15からの動作指示情報として、連続コマン
ドを単機能に分けてインターフェース部13に送信し、
その送信内容をその都度顕微鏡本体1に動作指示として
送信するようにしている。
【0073】なお、この第3の実施の形態では、上述し
た図1〜図6および図8を援用し、これら図面を参照し
て説明する。
【0074】そして、第3の実施の形態での処理は、次
の手順で実行される。この場合、外部制御装置15に市
販のコンピュータを用いて、顕微鏡本体1の操作スイッ
チ12aに割り当てられた機能としてのレボルバ3の位
置を一つ移動するとともに、オートフォーカスの機能を
連動させて実行する例を説明する。
【0075】この場合、操作スイッチ12aが押された
ことを顕微鏡本体1の操作スイッチコントロール部48
が認識すると、この状態では、直ちに顕微鏡本体1の動
作制御は行われず、認識された内容は、専用シリアルバ
ス39によりインターフェース部13に送信され、その
内容により押された操作スイッチ12aを検知し、その
押された操作スイッチ12aの通知をインターフェース
部13からコンピュータ(外部制御装置15)に外部入
出力用シリアルバス14を介して通知する。コンピュー
タ(外部制御装置15)では、通知された信号を受け取
ると、主メモリ15dに保存し、予め記憶部15cに登
録されている図8に示す機能設定データのうち、操作ス
イッチ12aに相当する、例えばボタンNo1の対物レ
ンズの項目からレボルバ回転情報とAFの項目からオー
トフォーカス実行情報を演算部15eにより識別する。
そして、この識別されたレボルバ回転情報とオートフォ
ーカス実行情報は、外部入出力用シリアルバス14を介
してインターフェース部13に通知され、解析されると
ともに、顕微鏡本体1の操作命令に変換され、専用シリ
アルバス39を介して顕微鏡本体1に送られる。これに
より、顕微鏡本体1は、操作命令に従って、フレームコ
ントロール部42を経由して、レボルバ3を一つ移動
し、対物レンズ4を一つ移動させる機能が実現するとと
もに、AFコントロール部41を駆動させて、ピント検
知用受光素子32より検知されるピント検知用の光量に
基づいた試料ステージを2の移動によりピント合わせの
機能が実現される。つまり、顕微鏡本体1の操作スイッ
チ12aの操作によりレボルバ3を一つ移動させるとと
もに、AF動作が実現される。
【0076】従って、このようにすれば、連動動作を外
部制御装置15により単体動作指示に分割して送付する
ようにできるので、全ての単体動作指示を組み合わせる
ことにより、複雑な連動動作であっても、操作者が意図
した顕微鏡操作を実行することができ、操作者の操作効
率を高めることができる。
【0077】なお、機能設定データは、例えば押された
スイッチとその動作の関連がわかりやすい図8に示すよ
うなテーブル形式としたが、例えばボタンに割り当てら
れた番号にしたがって動作情報が番号順に登録されてい
る形式であっても、操作スイッチと動作の割り当てをコ
ンピュータによって判断できればよい。
【0078】(第4の実施の形態)この第4の実施の形
態では、機能設定データの保存ファイル形式として、既
存のコンピュータでの一般的なファイル形式を用いてい
る。例えば、テキストファイル形式とした場合は、顕微
鏡の動作を解析、動作指示するソフトウェアがインスト
ールされていないコンピュータにおいても、既存のエデ
ィタソフト等で編集することができる。例えば図8に示
す機能設定データでは、顕微鏡動作の機能としては、キ
ューブ設定、対物レンズ設定、シャッタのオンオフ、フ
ィルタ設定、オートフォーカスのオンオフ設定、落射/
透過設定、ランプの電圧調整設定があり、外部制御装置
15の操作機能としては、電源オフ、ソフトの連携処
理、機能設定データ切換えなどがある。これらの機能設
定内容は、エディタソフトにより変更することか可能で
あり、また、一つの操作スイッチに対して、例えばボタ
ンNO1に対応させた連携操作や、単一操作を設定する
ことができる。
【0079】従って、このようにすれば、外部制御装置
15において、機能設定データをコンピュータで一般的
に使用されているテキストファイルの形式にできるの
で、外部制御装置15以外でも、既存のエディタソフト
を用いて機能設定データを編集することができ、操作者
は、顕微鏡本体1がなくとも、自由に機能設定データを
編集できる。
【0080】(第5の実施の形態)ところで、顕微鏡シ
ステムには、顕微鏡本体より取得される観察画像を表示
または解析処理を行うための画像処理手段を有するもの
が用いられている。
【0081】そして、このような画像処理手段を有する
顕微鏡システムでは、コンピュータ上の顕微鏡画像処理
プログラムを用いて顕微鏡制御と画像処理を関連させて
実行するようにしている。
【0082】ところが、顕微鏡制御の一環として、顕微
鏡の観察法などの複雑な処理を顕微鏡画像処理プログラ
ムで行うとなると、プログラム構成が煩雑となり、開発
効率が悪化し、また、顕微鏡本体の機能拡張やバージョ
ンアップへの対応が容易でないなどの問題があった。
【0083】そこで、この第5の実施の形態では、顕微
鏡の観察法設定などの複雑な動作を可能にするととも
に、動作内容の変更にも柔軟に対応できるようにしてい
る。
【0084】図10は、顕微鏡システムの概略構成を示
している。図において、61は顕微鏡本体で、この顕微
鏡本体61には、観察画像を取得するための撮像手段と
してのカメラ62を有している。そして、このような顕
微鏡本体61には、外部入出力用シリアルバス63を介
してコンピュータなどの外部制御装置64が接続されて
いる。
【0085】外部制御装置64は、顕微鏡制御プログラ
ム651および顕微鏡画像処理プログラム652を有す
る演算部65、図15に示すようなメッセージ連動動作
変換ファイル661を有する記憶部66、入力部67.
表示部68、外部入出力用シリアルバス63が接続され
る外部入出力用シリアルバス駆動回路69、カメラ62
で撮像された観察画像を取り込む画像入力ポート70を
有している。
【0086】図11は、顕微鏡制御プログラム651の
GUIの一例を示すもので、ここでは、10倍または4
0倍の対物レンズの検鏡法に切替えるためのボタン65
1a、651bが表示されるようになっている。
【0087】図12は、顕微鏡画像処理プログラム65
2のGUIの一例を示すもので、ここでは、画像種類
A、B、Cを選択するためのボタン652a、652
b、652cおよび画像取り込みを実行するボタン65
2dが表示されるとともに、顕微鏡画像の表示領域65
2eを有している。
【0088】このような構成において、まず、顕微鏡画
像処理プログラム652から顕微鏡制御プログラム65
1に対し、この顕微鏡制御プログラム651のGUIの
ボタンに対応したメッセージを送り、顕微鏡本体61に
対して連動動作の指示を行う場合を説明する。
【0089】この場合、図13のフローチャートが実行
される。まず、ステップS30で、観察法Aによる画像
を取り込むために、顕微鏡画像処理プログラム652の
GUI上において、Image Typeのボタン65
2aを選択する。すると、ステップS31で、顕微鏡画
像処理プログラム652は、顕微鏡制御プログラム65
1の観察法Aに切替えるためのボタン651aを選択す
るためのメッセージ連動動作変換ファイル661のメッ
セージと、同メッセージ連動動作変換ファイル661中
のメッセージ1の内容を送る。そして、ステップS32
で、顕微鏡制御プログラム651は、ボタン651aの
選択メッセージを受け取り、ステップS33で、メッセ
ージ連動動作変換ファイル661中からメッセージ1に
対応した顕微鏡動作指示コマンド群データを検索し、ス
テップS34で、外部入出力用シリアルバス駆動回路6
9に顕微鏡本体61へのコマンド群送信指令を発し、外
部入出力用シリアルバス63を介して顕微鏡本体61へ
送信する。
【0090】一方、ステップS35で、顕微鏡制御プロ
グラム651が顕微鏡本体61から観察法Aへの切替え
のための全ての動作指示コマンドの終了通知を受け取る
と、ステップS36で、顕微鏡制御プログラム651
は、メッセージ1の動作終了通知のメッセージを顕微鏡
画像処理プログラム652に送り、ステップS37で、
顕微鏡画像処理プログラム652は、顕微鏡動作終了の
メッセージを受け取る。
【0091】これにより、ステップS38で、顕微鏡画
像処理プログラム652は、カメラ62で取得した画像
を画像入力ポート70を介して取り込み、ステップ39
で、顕微鏡画像を表示領域652eに表示する。
【0092】このようにすれば、複雑な顕微鏡連動動作
を設定することなく、観察法に対応したメッセージを送
るだけで顕微鏡の観察法設定などの複雑な動作を可能に
でき、しかも、プログラム設計として顕微鏡制御プログ
ラム651と顕微鏡画像処理プログラム652を独立す
ることができるので、これらプログラムのメンテナンス
やバージョンアップが容易となり、顕微鏡ファームの仕
様変更や画像処理部のユーザからの要望による変更にも
柔軟に対応することができる。
【0093】次に、連動動作対応ファイルとしてテキス
トファイルを用い、連動動作の表のフォーマットを開示
することで一般的なテキストファイル編集ソフトにより
編集可能にし、また、連動動作対応ファイルに顕微鏡制
御プログラム651のGUI上のボタンにない観察法C
への切替えメッセージと顕微鏡設定を追加することによ
り顕微鏡画像処理プログラム652独自の観察法での画
像書き込みを可能にする場合を説明する。
【0094】この場合、図14のフローチャートが実行
される。
【0095】まず、ステップS40で、観察法Cによる
画像を取り込むため顕微鏡画像処理プログラム652の
GUI上においてオプションとしてImage Typ
eのボタン652cを選択する。すると、ステップS4
1で、顕微鏡画像処理プログラム652は、顕微鏡制御
プログラム651の観察法Cへの切替えを実行するため
のメッセージ連動動作変換ファイル661のメッセージ
と、同メッセージ連動動作変換ファイル661中のメッ
セージ10の内容を送る。そして、ステップS42で、
顕微鏡制御プログラム651は、ボタン652cの選択
メッセージを受け取り、ステップS43で、メッセージ
連動動作変換ファイル661中からメッセージ1に対応
した顕微鏡動作指示コマンド群データを検索し、ステッ
プS44で、外部入出力用シリアルバス駆動回路69に
顕微鏡本体61へのコマンド群送信指令を発し、外部入
出力用シリアルバス63を介して顕微鏡本体61へ送信
する。
【0096】一方、ステップS45で、顕微鏡制御プロ
グラム651が顕微鏡本体61から観察法Cへの切替え
のための全ての動作指示コマンドの終了通知を受け取る
と、ステップS46で、顕微鏡制御プログラム651
は、メッセージ10の動作終了通知のメッセージを顕微
鏡画像処理プログラム652に送り、ステップS47
で、顕微鏡画像処理プログラム652は、顕微鏡動作終
了のメッセージを受け取る。これにより、ステップS4
8で、顕微鏡画像処理プログラム652は、カメラ62
で取得した画像を画像入力ポート70を介して取り込
み、ステップ39で、顕微鏡画像を表示領域652eに
表示する。
【0097】このようにすれば、連動動作対応ファイル
に顕微鏡制御プログラム651のGUIに対応するボタ
ンがない連動動作指示を追記することにより、顕微鏡画
像処理プログラム652独自の観察法を適用できる。ま
た、連動動作対応ファイルは、テキストファイルなの
で、ユーザが所望する観察法の設定を容易に編集するこ
ともできる。
【0098】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、シス
テムの操作性を向上させることができる顕微鏡システ
ム、顕微鏡システムの動作制御方法および動作制御プロ
グラムを記録した記録媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の顕微鏡システムの概略構
成を示す図。
【図2】第1の実施の形態の顕微鏡システム全体の回路
構成を示す図。
【図3】第1の実施の形態の顕微鏡システムの光学系の
概略構成を示す図。
【図4】第1の実施の形態に用いられる各コントロール
部の概略構成を示す図。
【図5】第1の実施の形態に用いられるインターフェー
ス部の概略構成を示す図。
【図6】第1の実施の形態に用いられる外部制御装置の
概略構成を示す図。
【図7】第1の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図8】第1の実施の形態に用いられる機能設定データ
を示す図。
【図9】本発明の第2の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャート。
【図10】本発明の第5の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図11】第5の実施の形態に用いられる顕微鏡制御プ
ログラムのGUIを示す図。
【図12】第5の実施の形態に用いられる顕微鏡画像処
理プログラムのGUIを示す図。
【図13】第5の実施の形態の動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図14】第5の実施の形態の動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図15】第1の実施の形態に用いられるメッセージ連
動動作変換ファイルを示す図。
【図16】従来の顕微鏡システムの一例の概略構成を示
す図。
【符号の説明】
1…顕微鏡本体 2…試料ステージ 3…レボルバ 4…対物レンズ 4a.4b…対物レンズ 5…接眼鏡筒ユニット 5a…ビームスプリッタ 5b…接眼レンズ 6…写真撮像ユニット 7…ユニット接続ケーブル 8…コンデンサコントロール部 9…ユニット接続ケーブル 10、11…ランプハウス 12a.12b、12c…操作スイッチ 13…インターフェース部 14…外部入出力用シリアルバス 15…外部制御装置 15a…入力部 15b…表示部 15c…記憶部 15d…主メモリ 15e…演算部 15f…外部入出力用シリアルバス駆動回路 16…透過照明用光源 17…コレクタレンズ 18…透過用フィルタユニット 19…透過視野絞り 21…コンデンサ光学素子ユニット 21a〜21c…コンデンサ光学素子ユニット 22…コンデンサトップレンズユニット 22a〜22c…コンデンサトップレンズユニット 23…落射照明用光源 24…落射用フィルタユニット 25…落射シャッタ 26…落射視野絞り 27…落射開口絞り 28…キューブユニット 28a〜28c…ダイクロイックミラー 29.30…ビームスプリッタ 31…結像レンズ 32…ピント検知用受光素子 33…ズームレンズ 34、35…ビームスプリッタ 36…写真用受光素子 37…写真撮影用シャッタ 38…カメラ 39…専用シリアルバス 40…写真撮影コントロール部 41…AFコントロール部 42…フレームコントロール部 43…透過フィルタコントロール部 44…透過視野絞りコントロール部 45…コンデンサコントロール部 46…落射視野絞りコントロール部 47…落射フィルタコントロール部 48…操作スイッチコントロール部 51…CPU回路 51a…CPU 51b…ROM 51c…RAM 51d…CPUバス 52…駆動回路 53…位置検出回路 54…専用シリアルI/F回路 55…専用シリアルバス駆動回路 56…外部入出力用シリアルバス駆動回路 61…顕微鏡本体 62…カメラ 63…外部入出力用シリアルバス 64…外部制御装置 65…演算部 651…顕微鏡制御プログラム 652…顕微鏡画像処理プログラム 66…記憶部 661…メッセージ連動動作変換ファイル 67…入力部 68…表示部 69…外部入出力用シリアルバス駆動回路 70…画像入力ポート 651a.651b…ボタン 652a〜652c、652d…ボタン 652e…表示領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 由利 希良 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H052 AF14 AF21 AF25

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも複数の観察ユニットを有し、
    これら観察ユニットをコントローラ手段により動作可能
    にした顕微鏡本体と、 前記コントローラ手段に対する動作指示を決定する操作
    手段と、 前記操作手段の操作内容を解読し前記顕微鏡本体の外部
    に通知するインターフェース手段と、 予め前記コントローラ手段に対する各種の動作指示の情
    報が登録され、前記インターフェース手段からの前記操
    作手段の操作内容に対応する前記動作指示の情報を読み
    出すとともに、前記インターフェース手段を介して前記
    顕微鏡本体に通知し、前記操作手段の操作内容に応じた
    動作指示を前記コントローラ手段に与える外部制御手段
    とを具備したことを特徴とする顕微鏡システム。
  2. 【請求項2】 前記顕微鏡本体は、前記外部制御手段を
    含む周辺機器を有し、前記操作手段の操作内容に対応し
    て読み出された前記動作指示の情報により前記周辺機器
    の動作を実行させることを特徴とする請求項1記載の顕
    微鏡システム。
  3. 【請求項3】 前記操作手段の操作内容に対応する動作
    指示は、各コントロール手段単体に対応するものである
    とともに、これら単体動作指示を組み合わせて連動動作
    を可能にしたことを特徴とする請求項1記載の顕微鏡シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記外部制御手段に登録される動作指示
    の情報は、保存ファイル形式として、テキストファイル
    形式を用いることを特徴とする請求項1記載の顕微鏡シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 観察ユニットおよび撮影ユニットを有す
    る顕微鏡本体と、この顕微鏡本体の観察ユニットおよび
    撮影ユニットに対する動作指示を与える顕微鏡制御手
    段、前記撮影ユニットより取得される顕微鏡画像を処理
    する顕微鏡画像処理手段、予め前記顕微鏡画像処理手段
    からのメッセージに対する各種の動作指示の情報を登録
    した動作指示情報登録手段を有し、前記顕微鏡画像処理
    手段からのメッセージをまって前記顕微鏡制御手段によ
    り前記動作指示情報登録手段より対応する動作指示情報
    を読み出し、前記顕微鏡本体の観察ユニットおよび撮影
    ユニットを動作指示する制御手段とを具備したことを特
    徴とする顕微鏡システム。
  6. 【請求項6】 少なくとも複数の観察ユニットを有し、
    これら観察ユニットをコントローラ手段により動作可能
    にした顕微鏡本体と、前記コントローラ手段に対する動
    作指示を決定する操作手段と、前記操作手段の操作内容
    を解読し前記顕微鏡本体の外部に通知するインターフェ
    ース手段と、予め前記コントローラ手段に対する各種の
    動作指示の情報が登録された外部制御手段とを有する顕
    微鏡システムの動作制御方法において、 前記インターフェース手段を介して通知される前記操作
    手段の操作内容に対応して前記外部制御手段に登録され
    た動作指示の情報を読み出すとともに、前記インターフ
    ェース手段を介して前記顕微鏡本体に通知し、前記操作
    手段の操作内容に応じた動作指示を前記コントローラ手
    段に与えることを特徴とする顕微鏡システムの動作制御
    方法。
  7. 【請求項7】 前記操作手段の操作内容に対応して読み
    出された前記動作指示の情報により前記外部制御手段を
    含む周辺機器の動作を実行させることを特徴とする請求
    項6記載の顕微鏡システムの動作制御方法。
  8. 【請求項8】 前記操作手段の操作内容に対応する動作
    指示は、各コントロール手段単体に対応するものである
    とともに、これら単体動作指示を組み合わせて連動動作
    を可能にしたことを特徴とする請求項6記載の顕微鏡シ
    ステムの動作制御方法。
  9. 【請求項9】 前記外部制御手段に登録される動作指示
    の情報の保存ファイル形式として、テキストファイル形
    式が用いられることを特徴とする請求項6記載の顕微鏡
    システムの動作制御方法。
  10. 【請求項10】 観察ユニットおよび撮影ユニットを備
    えた顕微鏡本体を有する顕微鏡システムの動作制御方法
    において、 前記顕微鏡本体の観察ユニットおよび撮影ユニットに対
    する動作指示を与える顕微鏡制御手段と前記撮影ユニッ
    トより取得される顕微鏡画像を処理する顕微鏡画像処理
    手段を有し、前記顕微鏡画像処理手段からのメッセージ
    をまって、該メッセージに対して予め登録された各種の
    動作指示の情報を読み出し、前記顕微鏡本体の観察ユニ
    ットおよび撮影ユニットを動作指示することを特徴とす
    る顕微鏡システムの動作制御方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも複数の観察ユニットを有
    し、これら観察ユニットをコントローラ手段により動作
    可能にした顕微鏡本体と、前記コントローラ手段に対す
    る動作指示を決定する操作手段と、前記操作手段の操作
    内容を解読し前記顕微鏡本体の外部に通知するインター
    フェース手段と、予め前記コントローラ手段に対する各
    種の動作指示の情報が登録された外部制御手段とを有す
    る顕微鏡システムの動作制御プログラムを記録した記録
    媒体において、 前記インターフェース手段を介して通知される前記操作
    手段の操作内容に対応して前記外部制御手段に登録され
    た動作指示の情報を読み出すとともに、前記インターフ
    ェース手段を介して前記顕微鏡本体に通知し、前記操作
    手段の操作内容に応じた動作指示を前記コントローラ手
    段に与えることを特徴とする顕微鏡システムの動作制御
    プログラムを記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】 顕微鏡システムの動作制御プログラム
    を記録した記録媒体は、 前記操作手段の操作内容に対応して読み出された前記動
    作指示の情報により前記外部制御手段を含む周辺機器の
    動作を実行させることを特徴とする請求項11記載の顕
    微鏡システムの動作制御プログラムを記録した記録媒
    体。
  13. 【請求項13】 顕微鏡システムの動作制御プログラム
    を記録した記録媒体は、 前記操作手段の操作内容に対応する動作指示が各コント
    ロール手段単体に対応するもので、これら単体動作指示
    を組み合わせて連動動作を可能にしたことを特徴とする
    請求項11記載の顕微鏡システムの動作制御プログラム
    を記録した記録媒体。
  14. 【請求項14】 顕微鏡システムの動作制御プログラム
    を記録した記録媒体は、前記外部制御手段に登録される
    動作指示の情報の保存ファイル形式として、テキストフ
    ァイル形式が用いられることを特徴とする請求項11記
    載の顕微鏡システムの動作制御プログラムを記録した記
    録媒体。
  15. 【請求項15】 観察ユニットおよび撮影ユニットを備
    えた顕微鏡本体を有する顕微鏡システムの動作制御プロ
    グラムを記録した記録媒体において、 前記顕微鏡本体の観察ユニットおよび撮影ユニットに対
    する動作指示を与える顕微鏡制御プログラムと前記撮影
    ユニットより取得される顕微鏡画像を処理する顕微鏡画
    像処理プログラムを有し、前記顕微鏡画像処理プログラ
    ムからのメッセージをまって、該メッセージに対して予
    め登録された各種の動作指示の情報を読み出し、前記顕
    微鏡本体の観察ユニットおよび撮影ユニットを動作指示
    することを特徴とする顕微鏡システムの動作制御プログ
    ラムを記録した記録媒体。
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