JP4820458B2 - 顕微鏡システム、顕微鏡システムの動作制御方法および動作制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

顕微鏡システム、顕微鏡システムの動作制御方法および動作制御プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、多種の観察条件を設定可能にした顕微鏡システム、顕微鏡システムの動作制御方法および動作制御プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
顕微鏡システムは、微細な試料を拡大して観察したり、観察像を写真やビデオ画像として記録するものとして、生物分野を始めとして工業分野の検査工程までの広い分野に利用されている。
ところで、このような顕微鏡システムでは、観察像を記録するために写真撮影あるいはTV観察を行う場合、撮影装置の装着されている撮影光路を選択するとともに、撮影装置の撮影条件や使用者の好みに合わせて、明るさや色調整等の観察条件を設定するための補正フィルタ、減光フィルタを操作するようになっているが、これらの観察条件の設定は多岐にわたり、観察者によりそれぞれの設定条件が異なっている。
ところが、このような顕微鏡システムでは、これら撮影条件や観察条件に対する動作指示を受け付ける操作スイッチなどは、機能や位置が固定され、動作も単機能となっている。さらに、顕微鏡システムの機能の充実により操作スイッチの数も増加しており、観察者にとって操作が複雑化し、操作を熟知するまでに時間がかかるなど観察者に負担を強いいる傾向があった。
そこで、従来、特開平7−104188号公報や特開平6−318858号号公報に開示されるように、観察者に応じて操作スイッチの機能や位置を変換または変更できるようにした顕微鏡システムが考えられている。図16は、このような顕微鏡システムの概略構成を示すもので、顕微鏡本体100に操作スイッチ101a、101b、101cを有していて、これら操作スイッチ101a、101b、101cが押されると、インターフェース部102に操作信号が送られ、予め観察者によってインターフェース部102に登録されている機能設定データを用いて顕微鏡制御部により顕微鏡本体100の操作を実行するようになっている。
ところが、通常、顕微鏡制御部は、ファームウェアにより作成されているため、アドレス空間が小さく開発環境も不十分である。このため、顕微鏡システムの出荷後に、観察者から機能拡張や複雑な連動動作などの要求があって、これら要求に応じて機能設定データが大量に変更されると対応できなくなり、これらの変更のたびにROMを焼き直すなどの作業が必要になるなど多大な時間がかかり、操作者の要求にすばやく対応するのが難しいという問題があった。
また、機能設定データの設定や変更を行う場合も、顕微鏡制御部には、操作スイッチ101a、101b、101cから操作できるような機能はなく、顕微鏡制御部のための入力手段から操作する必要があるため、観察者の使用目的によっては、検査条件の設定が面倒になり、しかも、これらの操作をするたびに顕微鏡を駆動する必要があるため、操作性が悪化するという問題もあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、システムの操作性を向上させることができる顕微鏡システム、顕微鏡システムの動作制御方法および動作制御プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、観察ユニットおよび撮影ユニットを有する顕微鏡本体と、制御手段と、を有し、前記制御手段は前記顕微鏡本体の観察ユニットおよび撮影ユニットに対する動作指示を与える顕微鏡制御手段と、前記撮影ユニットより取得される顕微鏡画像を処理する顕微鏡画像処理手段と、予め前記顕微鏡画像処理手段からのメッセージに対する各種の動作指示の情報を登録した動作指示情報登録手段と、前記動作指示の情報を前記顕微鏡本体に通知するインターフェース手段と、を有し、前記顕微鏡制御手段は前記顕微鏡画像処理手段からのメッセージを受け取り、前記動作指示情報登録手段から対応する動作指示情報を読み出し、複数の前記動作指示情報を前記インターフェース手段を介して前記顕微鏡本体に通知することで前記顕微鏡本体の連動動作による観察方法の切換えを実施し、前記撮影ユニットは前記観察方法の切換えが終了した後に画像の取得を実施することを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記顕微鏡画像処理手段は前記動作指示終了のメッセージを受け取ると、前記撮影ユニットで取得した画像を表示部に表示することを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記顕微鏡制御手段は前記顕微鏡本体から前記動作指示終了のメッセージを受け取ると、前記顕微鏡制御手段に前記動作指示終了のメッセージを送ることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3何れかに記載の発明において、前記動作指示情報登録手段は前記顕微鏡画像処理手段からの前記メッセージに対応する動作指示がない場合に前記動作指示を追加可能であることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、観察ユニットおよび撮影ユニットを有する顕微鏡本体と、制御手段と、を有する顕顕微鏡システムの動作制御方法において、前記制御手段は前記顕微鏡本体の観察ユニットおよび撮影ユニットに対する動作指示を与える顕微鏡制御手段と、前記撮影ユニットより取得される顕微鏡画像を処理する顕微鏡画像処理手段と、予め前記顕微鏡画像処理手段からのメッセージに対する各種の動作指示の情報を登録した動作指示情報登録手段と、前記動作指示の情報を前記顕微鏡本体に通知するインターフェース手段と、を有し、前記顕微鏡制御手段は前記顕微鏡画像処理手段からのメッセージを受け取り、前記動作指示情報登録手段から対応する動作指示情報を読み出し、複数の前記動作指示情報を前記インターフェース手段を介して前記顕微鏡本体に通知することで前記顕微鏡本体の連動動作による観察方法の切換えを実施し、前記撮影ユニットは前記観察方法の切換えが終了した後に画像の取得を実施することを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記顕微鏡画像処理手段は前記動作指示終了のメッセージを受け取ると、前記撮影ユニットで取得した画像を表示部に表示することを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項5又は請求項6に記載の発明において、前記顕微鏡制御手段は前記顕微鏡本体から前記動作指示終了のメッセージを受け取ると、前記顕微鏡制御手段に前記動作指示終了のメッセージを送ることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項5乃至請求項7何れかに記載の発明において、前記動作指示情報登録手段は前記顕微鏡画像処理手段からの前記メッセージに対応する動作指示がない場合に前記動作指示を追加可能であることを特徴としている。
請求項9記載の発明は、観察ユニットおよび撮影ユニットを有する顕微鏡本体と、制御手段と、を有する顕微鏡システムの動作制御プログラムを記録した記録媒体において、前記制御手段は前記顕微鏡本体の観察ユニットおよび撮影ユニットに対する動作指示を与える顕微鏡制御手段と、前記撮影ユニットより取得される顕微鏡画像を処理する顕微鏡画像処理手段と、予め前記顕微鏡画像処理手段からのメッセージに対する各種の動作指示の情報を登録した動作指示情報登録手段と、前記動作指示の情報を前記顕微鏡本体に通知するインターフェース手段と、を有し、前記顕微鏡制御手段は前記顕微鏡画像処理手段からのメッセージを受け取り、前記動作指示情報登録手段から対応する動作指示情報を読み出し、複数の前記動作指示情報を前記インターフェース手段を介して前記顕微鏡本体に通知することで前記顕微鏡本体の連動動作による観察方法の切換えを実施し、前記撮影ユニットは前記観察方法の切換えが終了した後に画像の取得を実施することを特徴としている。
請求項10記載の発明は、請求項9に記載の発明において、前記顕微鏡画像処理手段は前記動作指示終了のメッセージを受け取ると、前記撮影ユニットで取得した画像を表示部に表示することを特徴としている。
請求項11記載の発明は、請求項9又は請求項10に記載の発明において、前記顕微鏡制御手段は前記顕微鏡本体から前記動作指示終了のメッセージを受け取ると、前記顕微鏡制御手段に前記動作指示終了のメッセージを送ることを特徴としている。
請求項12記載の発明は、請求項9乃至請求項11何れかに記載の発明において、前記動作指示情報登録手段は前記顕微鏡画像処理手段からの前記メッセージに対応する動作指示がない場合に前記動作指示を追加可能であることを特徴としている。
以上述べたように本発明によれば、システムの操作性を向上させることができる顕微鏡システム、顕微鏡システムの動作制御方法および動作制御プログラムを記録した記録媒体を提供できる。
本発明の第1の実施の顕微鏡システムの概略構成を示す図。 第1の実施の形態の顕微鏡システム全体の回路構成を示す図。 第1の実施の形態の顕微鏡システムの光学系の概略構成を示す図。 第1の実施の形態に用いられる各コントロール部の概略構成を示す図。 第1の実施の形態に用いられるインターフェース部の概略構成を示す図。 第1の実施の形態に用いられる外部制御装置の概略構成を示す図。 第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。 第1の実施の形態に用いられる機能設定データを示す図。 本発明の第2の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。 本発明の第5の実施の形態の概略構成を示す図。 第5の実施の形態に用いられる顕微鏡制御プログラムのGUIを示す図。 第5の実施の形態に用いられる顕微鏡画像処理プログラムのGUIを示す図。 第5の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。 第5の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。 第1の実施の形態に用いられるメッセージ連動動作変換ファイルを示す図。 従来の顕微鏡システムの一例の概略構成を示す図。
以下、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明が適用される顕微鏡システムの概略構成を示している。図において、1は顕微鏡本体で、この顕微鏡本体1は、試料ステージ2上の試料に対向させてレボルバ3に装着された対物レンズ4が配置され、また、この対物レンズ4を介した観察光軸上には、接眼鏡筒ユニット5および写真撮像ユニット6が配置されている。この写真撮像ユニット6は、ユニット接続ケーブル7により顕微鏡本体1に接続されている。また、試料ステージ2の下方には、コンデンサコントロール部8が配置され、このコンデンサコントロール部8もユニット接続ケーブル9により顕微鏡本体1に接続されている。顕微鏡本体1の背面には、透過照明用光源のランプハウス10と落射照明用光源のランプハウス11が配置され、また、側面には、操作スイッチ12a、12b、12cが配置されている。
顕微鏡本体1は、インターフェース部13を有し、このインターフェース部13には外部入出力用シリアルバス14を介してコンピュータなどの外部制御装置15が接続されている。この外部制御装置15は、キーボードなどの入力部15a、モニタなどの表示部15bを有している。
図2は、このような顕微鏡システム全体の回路構成を示し、図3は、特に光学系の構成を示している。
この場合、透過観察用光学系のハロゲンランプからなる透過照明用光源16が設けられ、この透過照明用光源16から放射される透過照明光の光路上に、この透過照明光を集光するコレクタレンズ17、透過用フィルタユニット18、透過視野絞り19、透過開口絞り20、コンデンサ光学素子ユニット21、及びコンデンサトップレンズユニット22が配置され、透過照明光を試料ステージ2の下方から照射するようにしている。
ここで、透過用フィルタユニット18は、透過照明用光源16の色温度を変えずに明るさの調整を行う複数枚のNDフィルタと色補正を行うための補正フィルタからなり、任意のフィルタを光路上に挿脱可能にしている。コンデンサ光学素子ユニット21は、光路中に挿脱される複数のコンデンサ光学素子ユニット21a〜21cを有し、コンデンサトップレンズユニット22も光路中に挿脱される複数のコンデンサトップレンズユニット22a、22bを有している。
また、落射観察用光学系の水銀ランプからなる落射照明用光源23が設けられ、この落射照明用光源23から放射される落射照明光の光路上に、落射用フィルタユニット24、落射シャッタ25、落射視野絞り26および落射開口絞り27が配置され、落射照明光を後述するキューブユニット28、対物レンズ4を介して試料ステージ2の上方から照射するようにしている。
ここで、落射用フィルタユニット24は、落射照明用光源23の色温度を変えずに明るさの調整を行う複数枚のNDフィルタと色補正を行うための補正フィルタからなり、任意のフィルタを光路上に挿脱可能にしている。
これら透過観察用光学系と落射観察用光学系の各光軸が重なる観察光路S上に、種検鏡法に応じて光路上のダイクロイックミラー28a〜28cを切換えるキューブユニット28、対物レンズ4および試料ステージ2が配置されている。対物レンズ4は、倍率の異なる複数個の対物レンズ4a、4b、4cからなり、これら対物レンズ4a、4b、4cは、レボルバ3に装着され、その回転により観察光路S上に選択的に挿入可能になっている。試料ステージ2は、観察光路Sと直交する平面内で試料を2次元移動できるとともに、ピント合わせのため観察光路S方向に沿って移動可能になっている。
観察光路S上には、観察光路Sを観察光路S'と写真撮影光路S''とに分岐するビームスプリッタ29が配置されている。そして、観察光路S'上には、ビームスプリッタ5aと接眼レンズ5bを有する接眼鏡筒ユニット5が配置されている。なお、ビームスプリッタ29、5aは、光路に対して挿脱可能になっている。
一方、写真撮影光路S''上には、ビームスプリッタ30が配置され、このビームスプリッタ30で分岐された一方の光路上には、結像レンズ31を介してピント検知用受光素子32が配置されている。このピント検知用受光素子32は、ピント検知用の光量を測光するためのものである。
また、ビームスプリッタ30で分岐された他方の光路上には、写真撮影倍率を任意に調整するズームレンズ33を介してビームスプリッタ34が配置されている。このビームスプリッタ34は、光路に対して挿脱可能になっている。
また、ビームスプリッタ34で反射された光路上には、他のビームスプリッタ35が配置されている。このビームスプリッタ35も、光路に対して挿脱可能になっている。ビームスプリッタ35で分岐された一方の光路上には、写真用受光素子36が配置されている。この写真用受光素子36は、写真撮影のための露出時間を測光するためのものである。また、ビームスプリッタ35を光路からはずした状態でビームスプリッタ34で反射された光を写真撮影用シャッタ37を介して写真用フィルムを収めたカメラ38に入射させるようになっている。
次に、このように構成された顕微鏡システムの制御系について説明する。
この場合、専用シリアルバス39には、写真撮影コントロール部40、以下述べる各種の観察ユニットをコントロールするコントロール手段としてAFコントロール部41、フレームコントロール部42、透過フィルタコントロール部43、透過視野絞りコントロール部44、コンデンサコントロール部45、落射視野絞りコントロール部46、落射フィルタコントロール部47、操作スイッチコントロール部48およびインターフェース部13が接続されている。
写真撮影コントロール部40は、ビームスプリッタ29、30、35を光路に対して挿脱させるための駆動および制御、ズームレンズ33の駆動および制御、写真用受光素子36の測光値から写真撮影時間を算出するための演算処理、写真撮影用シャッタ37の開閉駆動制御、カメラ38のフィルムの巻き上げおよび巻き戻しなどを実行するものである。
AFコントロール部41は、ピント検知用受光素子32からのデータで所定の合焦演算を行い、その演算結果に応じて試料ステージ2を駆動することで自動合焦を行うものである。
フレームコントロール部42は、透過照明用光源16、落射照明用光源23、
レボルバ3、キューブユニット28、落射シャッタ25を駆動制御するものである。
透過フィルタコントロール部43は、透過用フィルタユニット18の駆動および制御を行い、透過視野絞りコントロール部44は、透過視野絞り19の駆動および制御を行うものである。
コンデンサコントロール部45は、コンデンサ光学素子ユニット21、コンデンサトップレンズユニット22の駆動および制御を行うものである。
落射視野絞りコントロール部46は、落射視野絞り26、落射開口絞り27の駆動および制御を行い、落射フィルタコントロール部47は、落射用フィルタユニット24の駆動および制御を行うものである。
操作スイッチコントロール部48は、操作スイッチ12a、12b、12cの制御を行うものである。
インターフェース部13は、外部入出力用シリアルバス14を介して外部制御装置15が接続されている。
図4は、上述した各コントロール部40〜48の具体的回路構成を示している。この場合、CPU回路51、このCPU回路51からの指示により制御対象の光学ユニットを駆動する駆動回路52、制御対象の位置を検出してCPU回路51に通知する位置検出回路53、CPU回路51と専用シリアルバス39とを接続する専用シリアルI/F回路54およびその他の図示しない回路を有している。また、CPU回路51は、CPU51a、ROM51b、RAM51cがCPUバス51dにより接続され、ROM51bに各制御内容を記述したプログラムが記憶され、RAM51cには、制御演算用のデータが記憶されている。
そして、これらコントロール部40〜48に対して専用シリアルバス39を介してインターフェース部13から制御指示が送り込まれ、CPU51aがROM51bのプログラムにしたがって動作することにより、各受け持ちの光学ユニットなどの制御が実行される。
図5は、インターフェース部13の概略構成を示している。
この場合、上述したと同様なCPU回路51と、専用シリアルバス39を制御するための専用シリアルバス駆動回路55、外部入出力用シリアルバス14を制御するための外部入出力用シリアルバス駆動回路56を有している。
図6は、外部制御装置15の概略構成を示している。
この場合、入力部15a、表示部15bの他に、記憶部15c、主メモリ15d、演算部15e、外部入出力用シリアルバス駆動回路15fを有している。記憶部15cは、機能設定データの登録やスイッチ機能を判断し、動作指示を発する制御プログラムおよび図8に示すような機能設定データを記憶したもので、MOやハードディスクやフロッピーディスクなどの記録媒体が用いられる。ここで、機能設定データは、顕微鏡本体1を動作させるため機能として、例えば上述したコントロール部40〜48に対する各種の動作指示の情報を有するとともに、外部制御装置15を操作させる一部の情報を有している。そして、これら機能設定データを設定するには、操作者が必要とする機能項目に対して外部制御装置15による顕微鏡本体1の動作を解析して指示するソフトウェアを用い、入力部15aより入力設定することにより、機能項目ごとの動作指示命令が配列などのデータとして登録される。ここでは、各操作スイッチ12a、12b、12cに対応するスイッチ番号1〜4にについて、各機能項目ごとの動作指示命令が登録されている。
記憶部15cに記録されている制御プログラムは、主メモリ15dに記憶され、演算部15eにより実行される。また、外部入出力用シリアルバス駆動回路15fは、外部入出力用シリアルバス14を制御するためのものである。入力部15aは、機能設定データなどの各種データを入力するものである。表示部15bは、各種の情報を表示するものである。
次に、このように構成された顕微鏡システムの動作を説明する。
まず、顕微鏡本体1を操作するときの処理を図7に示すフローチャートに従い説明する。この場合、ステップS0の開始点では、顕微鏡本体1の操作スイッチ12a、12b、12cのいずれかが押されたことを操作スイッチコントロール部48で認識して処理が開始される。次に、ステップS1では、専用シリアルバス39により操作スイッチ12a、12b、12cが押されたことが信号としてインターフェース部13に通知される。インターフェース部13では、ステップS2で、この通知信号より、どの操作スイッチ12a、12b、12cが押されたかを検知し、ステップS3で、検知した内容(スイッチ番号)が外部制御装置15の主メモリ15dに送信される。そして、ステップS4で、予め顕微鏡本体1の動作指示情報が登録されている図8に示す機能設定データを記憶部15cより参照し、ステップS3で送信された操作スイッチ番号に対応した顕微鏡本体1の動作を示す動作指示情報を演算部15eにおいて識別する。そして、ステップS5で、動作指示情報は、外部入出力用シリアルバス14を介してインターフェース部13に送信され、ステップS6で、インターフェース部13により動作指示情報が解析されるとともに、顕微鏡本体1を操作する動作指示に変換され、ステップS7で、専用シリアルバス39を介して顕微鏡本体1に命令として送られる。これにより、ステップS8で、顕微鏡本体1は、押された操作スイッチ12a、12b、12cに設定された処理機能を実行するようになる。
このような処理の流れにより、顕微鏡本体1の操作が、操作スイッチ12a、
12b、12cに割り当てられた機能で動作することになるが、次に、外部制御装置15に市販のコンピュータを用いて、顕微鏡本体1の操作スイッチ12aに割り当てられた機能としてのレボルバ3の位置を一つ移動する機能を実行する例を説明する。
この場合、操作スイッチ12aが押されたことを顕微鏡本体1の操作スイッチコントロール部48が認識すると、この状態では、直ちに顕微鏡本体1の動作制御は行われず、認識された内容は、専用シリアルバス39によりインターフェース部13に送信され、その内容により押された操作スイッチ12aを検知し、その押された操作スイッチ12aの通知をインターフェース部13からコンピュータ(外部制御装置15)にRS232Cなどの一般的、または顕微鏡システム特有の外部入出力用シリアルバス14を介して通知する。コンピュータ(外部制御装置15)では、通知された信号を受け取ると、主メモリ15dに保存し、予め記憶部15cに登録されている図8に示す機能設定データのうち、操作スイッチ12aに相当する、例えばボタンNo1の対物レンズの項目からレボルバ回転情報を演算部15eにより識別する。そして、この識別されたレボルバ回転情報は、外部入出力用シリアルバス14を介してインターフェース部13に通知され、解析されるとともに、顕微鏡本体1の操作命令に変換され、専用シリアルバス39を介して顕微鏡本体1に送られる。これにより、顕微鏡本体1は、操作命令に従って、フレームコントロール部42を経由して、レボルバ3を一つ移動し、対物レンズ4を一つ移動させる機能が実現する。
従って、このようにすれば、外部制御装置15により機能設定データを参照し、動作指示のコマンドを発行するようにしているが、外部制御装置15自身、既存の開発ツールなどにより改造でき移植も行いやすく、操作者の要望に応じて機能設定データの機能拡張や複雑な連動動作への対応を始め、機能設定データ作成用のGUIの変更などを操作者の要望に応じて迅速に対処できるので、開発時間の短縮とともに、システム全体の操作性の向上を図ることができる。
また、外部制御装置15により機能設定データを参照することにより、インターフェース部13の機能の簡略化を図ることができ、インターフェース部13での大幅な改造が必要でなくなり、バージョンアップの回数を少なくできる。
なお、操作スイッチ12a、12b、12cは、顕微鏡本体1を動作させるために操作されるいずれの操作スイッチにおいても、操作スイッチコントロール部48で操作されたことが認識でき、インターフェース部13に操作されたことを通知できれば、形状、数および配置は問われない。
(第2の実施の形態)
この第2の実施の形態では、機能設定データとして割り当てられた機能に、周辺機器の操作を行えるようにしている。例えば、操作スイッチ12a、12b、12cに対して外部制御装置15がコンピュータである場合、コンピュータの電源のオンオフやコンピュータに予めインストールされた顕微鏡付属ソフト以外のソフトの処理を実行したり、他の機能設定データを変更することなどを可能にしている。
なお、この第2の実施の形態では、上述した図1〜図6および図8を援用し、
これら図面を参照して説明する。
そして、第2の実施の形態での処理は、次の手順で実行される。この場合、図9に示すフローチャートにおいて、ステップS10の開始点から外部制御装置15により動作指示情報を決定するステップS14までは、図7に示すステップS0からステップS4までの処理と同様である。そして、ステップS15で、外部制御装置15の演算部15eにおいて決定された動作指示情報を解析し、ステップS16で、その解析結果を対象となる周辺機器に対して動作指示として送信し、ステップS17で、その内容に従い周辺機器の動作を実行する。つまり、この第2の実施の形態では、送信側と受信側が同一の外部制御装置15なので、図7に示すステップS5は、省略されている。
ここで、例えば、操作スイッチ12aが外部制御装置15であるコンピュータの電源をオフする機能を実現する場合を説明する。
この場合、操作スイッチ12aが押されたことを顕微鏡本体1の操作スイッチコントロール部48が認識すると、処理が開始され、認識された内容は、専用シリアルバス39を介してインターフェース部13に送信され、その内容により押された操作スイッチ12aを検知し、その押された操作スイッチ12aの通知をインターフェース部13からコンピュータ(外部制御装置15)に外部入出力用シリアルバス14を介して通知する。コンピュータ(外部制御装置15)では、通知された信号を受け取ると、主メモリ15dに保存し、予め記憶部15cに登録されている図8に示す機能設定データのうち、操作スイッチ12aに相当する、例えばボタンNo1のコンピュータ電源の項目からコンピュータ電源オフの情報を演算部15eにより識別し、この識別されたコンピュータ電源オフの情報を、演算部15eでコンピュータ動作用の情報として動作指示に変換し、コンピュータ(外部制御装置15)の電源オフの機能を実行する。
従って、このようにすれば顕微鏡本体1から顕微鏡周辺機器の操作を可能にできるので、つまり、操作者は、周辺機器を操作することなく、顕微鏡本体1側から操作できるので、操作者は、顕微鏡本体1から離れることなく、周辺機器の電源のオンオフや外部制御装置にインストールされているソフトの処理などを実行することができ、操作者の操作効率を高めることができる。
(第3の実施の形態)
この第3の実施の形態では、機能設定データに連続動作を登録する場合、外部制御装置15からの動作指示情報として、連続コマンドを単機能に分けてインターフェース部13に送信し、その送信内容をその都度顕微鏡本体1に動作指示として送信するようにしている。
なお、この第3の実施の形態では、上述した図1〜図6および図8を援用し、
これら図面を参照して説明する。
そして、第3の実施の形態での処理は、次の手順で実行される。この場合、外部制御装置15に市販のコンピュータを用いて、顕微鏡本体1の操作スイッチ12aに割り当てられた機能としてのレボルバ3の位置を一つ移動するとともに、オートフォーカスの機能を連動させて実行する例を説明する。
この場合、操作スイッチ12aが押されたことを顕微鏡本体1の操作スイッチコントロール部48が認識すると、この状態では、直ちに顕微鏡本体1の動作制御は行われず、認識された内容は、専用シリアルバス39によりインターフェース部13に送信され、その内容により押された操作スイッチ12aを検知し、その押された操作スイッチ12aの通知をインターフェース部13からコンピュータ(外部制御装置15)に外部入出力用シリアルバス14を介して通知する。コンピュータ(外部制御装置15)では、通知された信号を受け取ると、主メモリ15dに保存し、予め記憶部15cに登録されている図8に示す機能設定データのうち、操作スイッチ12aに相当する、例えばボタンNo1の対物レンズの項目からレボルバ回転情報とAFの項目からオートフォーカス実行情報を演算部15eにより識別する。そして、この識別されたレボルバ回転情報とオートフォーカス実行情報は、外部入出力用シリアルバス14を介してインターフェース部13に通知され、解析されるとともに、顕微鏡本体1の操作命令に変換され、専用シリアルバス39を介して顕微鏡本体1に送られる。これにより、顕微鏡本体1は、操作命令に従って、フレームコントロール部42を経由して、レボルバ3を一つ移動し、対物レンズ4を一つ移動させる機能が実現するとともに、AFコントロール部41を駆動させて、ピント検知用受光素子32より検知されるピント検知用の光量に基づいた試料ステージを2の移動によりピント合わせの機能が実現される。つまり、顕微鏡本体1の操作スイッチ12aの操作によりレボルバ3を一つ移動させるとともに、AF動作が実現される。
従って、このようにすれば、連動動作を外部制御装置15により単体動作指示に分割して送付するようにできるので、全ての単体動作指示を組み合わせることにより、複雑な連動動作であっても、操作者が意図した顕微鏡操作を実行することができ、操作者の操作効率を高めることができる。
なお、機能設定データは、例えば押されたスイッチとその動作の関連がわかりやすい図8に示すようなテーブル形式としたが、例えばボタンに割り当てられた番号にしたがって動作情報が番号順に登録されている形式であっても、操作スイッチと動作の割り当てをコンピュータによって判断できればよい。
(第4の実施の形態)
この第4の実施の形態では、機能設定データの保存ファイル形式として、既存のコンピュータでの一般的なファイル形式を用いている。例えば、テキストファイル形式とした場合は、顕微鏡の動作を解析、動作指示するソフトウェアがインストールされていないコンピュータにおいても、既存のエディタソフト等で編集することができる。例えば図8に示す機能設定データでは、顕微鏡動作の機能としては、キューブ設定、対物レンズ設定、シャッタのオンオフ、フィルタ設定、オートフォーカスのオンオフ設定、落射/透過設定、ランプの電圧調整設定があり、外部制御装置15の操作機能としては、電源オフ、ソフトの連携処理、機能設定データ切換えなどがある。これらの機能設定内容は、エディタソフトにより変更することか可能であり、また、一つの操作スイッチに対して、例えばボタンNO1に対応させた連携操作や、単一操作を設定することができる。
従って、このようにすれば、外部制御装置15において、機能設定データをコンピュータで一般的に使用されているテキストファイルの形式にできるので、外部制御装置15以外でも、既存のエディタソフトを用いて機能設定データを編集することができ、操作者は、顕微鏡本体1がなくとも、自由に機能設定データを編集できる。
(第5の実施の形態)
ところで、顕微鏡システムには、顕微鏡本体より取得される観察画像を表示または解析処理を行うための画像処理手段を有するものが用いられている。
そして、このような画像処理手段を有する顕微鏡システムでは、コンピュータ上の顕微鏡画像処理プログラムを用いて顕微鏡制御と画像処理を関連させて実行するようにしている。
ところが、顕微鏡制御の一環として、顕微鏡の観察法などの複雑な処理を顕微鏡画像処理プログラムで行うとなると、プログラム構成が煩雑となり、開発効率が悪化し、また、顕微鏡本体の機能拡張やバージョンアップへの対応が容易でないなどの問題があった。
そこで、この第5の実施の形態では、顕微鏡の観察法設定などの複雑な動作を可能にするとともに、動作内容の変更にも柔軟に対応できるようにしている。
図10は、顕微鏡システムの概略構成を示している。図において、61は顕微鏡本体で、この顕微鏡本体61には、観察画像を取得するための撮像手段としてのカメラ62を有している。そして、このような顕微鏡本体61には、外部入出力用シリアルバス63を介してコンピュータなどの外部制御装置64が接続されている。
外部制御装置64は、顕微鏡制御プログラム651および顕微鏡画像処理プログラム652を有する演算部65、図15に示すようなメッセージ連動動作変換ファイル661を有する記憶部66、入力部67.表示部68、外部入出力用シリアルバス63が接続される外部入出力用シリアルバス駆動回路69、カメラ62で撮像された観察画像を取り込む画像入力ポート70を有している。
図11は、顕微鏡制御プログラム651のGUIの一例を示すもので、ここでは、10倍または40倍の対物レンズの検鏡法に切替えるためのボタン651a、651bが表示されるようになっている。
図12は、顕微鏡画像処理プログラム652のGUIの一例を示すもので、ここでは、画像種類A、B、Cを選択するためのボタン652a、652b、652cおよび画像取り込みを実行するボタン652dが表示されるとともに、顕微鏡画像の表示領域652eを有している。
このような構成において、まず、顕微鏡画像処理プログラム652から顕微鏡制御プログラム651に対し、この顕微鏡制御プログラム651のGUIのボタンに対応したメッセージを送り、顕微鏡本体61に対して連動動作の指示を行う場合を説明する。
この場合、図13のフローチャートが実行される。まず、ステップS30で、
観察法Aによる画像を取り込むために、顕微鏡画像処理プログラム652のGUI上において、Image Typeのボタン652aを選択する。すると、ステップS31で、顕微鏡画像処理プログラム652は、顕微鏡制御プログラム651の観察法Aに切替えるためのボタン651aを選択するためのメッセージ連動動作変換ファイル661のメッセージと、同メッセージ連動動作変換ファイル661中のメッセージ1の内容を送る。そして、ステップS32で、顕微鏡制御プログラム651は、ボタン651aの選択メッセージを受け取り、ステップS33で、メッセージ連動動作変換ファイル661中からメッセージ1に対応した顕微鏡動作指示コマンド群データを検索し、ステップS34で、外部入出力用シリアルバス駆動回路69に顕微鏡本体61へのコマンド群送信指令を発し、外部入出力用シリアルバス63を介して顕微鏡本体61へ送信する。
一方、ステップS35で、顕微鏡制御プログラム651が顕微鏡本体61から観察法Aへの切替えのための全ての動作指示コマンドの終了通知を受け取ると、ステップS36で、顕微鏡制御プログラム651は、メッセージ1の動作終了通知のメッセージを顕微鏡画像処理プログラム652に送り、ステップS37で、顕微鏡画像処理プログラム652は、顕微鏡動作終了のメッセージを受け取る。
これにより、ステップS38で、顕微鏡画像処理プログラム652は、カメラ62で取得した画像を画像入力ポート70を介して取り込み、ステップ39で、顕微鏡画像を表示領域652eに表示する。
このようにすれば、複雑な顕微鏡連動動作を設定することなく、観察法に対応したメッセージを送るだけで顕微鏡の観察法設定などの複雑な動作を可能にでき、しかも、プログラム設計として顕微鏡制御プログラム651と顕微鏡画像処理プログラム652を独立することができるので、これらプログラムのメンテナンスやバージョンアップが容易となり、顕微鏡ファームの仕様変更や画像処理部のユーザからの要望による変更にも柔軟に対応することができる。
次に、連動動作対応ファイルとしてテキストファイルを用い、連動動作の表のフォーマットを開示することで一般的なテキストファイル編集ソフトにより編集可能にし、また、連動動作対応ファイルに顕微鏡制御プログラム651のGUI上のボタンにない観察法Cへの切替えメッセージと顕微鏡設定を追加することにより顕微鏡画像処理プログラム652独自の観察法での画像書き込みを可能にする場合を説明する。
この場合、図14のフローチャートが実行される。
まず、ステップS40で、観察法Cによる画像を取り込むため顕微鏡画像処理プログラム652のGUI上においてオプションとしてImage Typeのボタン652cを選択する。すると、ステップS41で、顕微鏡画像処理プログラム652は、顕微鏡制御プログラム651の観察法Cへの切替えを実行するためのメッセージ連動動作変換ファイル661のメッセージと、同メッセージ連動動作変換ファイル661中のメッセージ10の内容を送る。そして、ステップS42で、顕微鏡制御プログラム651は、ボタン652cの選択メッセージを受け取り、ステップS43で、メッセージ連動動作変換ファイル661中からメッセージ1に対応した顕微鏡動作指示コマンド群データを検索し、ステップS44で、外部入出力用シリアルバス駆動回路69に顕微鏡本体61へのコマンド群送信指令を発し、外部入出力用シリアルバス63を介して顕微鏡本体61へ送信する。
一方、ステップS45で、顕微鏡制御プログラム651が顕微鏡本体61から観察法Cへの切替えのための全ての動作指示コマンドの終了通知を受け取ると、ステップS46で、顕微鏡制御プログラム651は、メッセージ10の動作終了通知のメッセージを顕微鏡画像処理プログラム652に送り、ステップS47で、顕微鏡画像処理プログラム652は、顕微鏡動作終了のメッセージを受け取る。これにより、ステップS48で、顕微鏡画像処理プログラム652は、カメラ62で取得した画像を画像入力ポート70を介して取り込み、ステップ39で、顕微鏡画像を表示領域652eに表示する。
このようにすれば、連動動作対応ファイルに顕微鏡制御プログラム651のGUIに対応するボタンがない連動動作指示を追記することにより、顕微鏡画像処理プログラム652独自の観察法を適用できる。また、連動動作対応ファイルは、テキストファイルなので、ユーザが所望する観察法の設定を容易に編集することもできる。
1…顕微鏡本体
2…試料ステージ
3…レボルバ
4…対物レンズ
4a.4b…対物レンズ
5…接眼鏡筒ユニット
5a…ビームスプリッタ
5b…接眼レンズ
6…写真撮像ユニット
7…ユニット接続ケーブル
8…コンデンサコントロール部
9…ユニット接続ケーブル
10、11…ランプハウス
12a.12b、12c…操作スイッチ
13…インターフェース部
14…外部入出力用シリアルバス
15…外部制御装置
15a…入力部
15b…表示部
15c…記憶部
15d…主メモリ
15e…演算部
15f…外部入出力用シリアルバス駆動回路
16…透過照明用光源
17…コレクタレンズ
18…透過用フィルタユニット
19…透過視野絞り
21…コンデンサ光学素子ユニット
21a〜21c…コンデンサ光学素子ユニット
22…コンデンサトップレンズユニット
22a〜22c…コンデンサトップレンズユニット
23…落射照明用光源
24…落射用フィルタユニット
25…落射シャッタ
26…落射視野絞り
27…落射開口絞り
28…キューブユニット
28a〜28c…ダイクロイックミラー
29.30…ビームスプリッタ
31…結像レンズ
32…ピント検知用受光素子
33…ズームレンズ
34、35…ビームスプリッタ
36…写真用受光素子
37…写真撮影用シャッタ
38…カメラ
39…専用シリアルバス
40…写真撮影コントロール部
41…AFコントロール部
42…フレームコントロール部
43…透過フィルタコントロール部
44…透過視野絞りコントロール部
45…コンデンサコントロール部
46…落射視野絞りコントロール部
47…落射フィルタコントロール部
48…操作スイッチコントロール部
51…CPU回路
51a…CPU
51b…ROM
51c…RAM
51d…CPUバス
52…駆動回路
53…位置検出回路
54…専用シリアルI/F回路
55…専用シリアルバス駆動回路
56…外部入出力用シリアルバス駆動回路
61…顕微鏡本体
62…カメラ
63…外部入出力用シリアルバス
64…外部制御装置
65…演算部
651…顕微鏡制御プログラム
652…顕微鏡画像処理プログラム
66…記憶部
661…メッセージ連動動作変換ファイル
67…入力部
68…表示部
69…外部入出力用シリアルバス駆動回路
70…画像入力ポート
651a.651b…ボタン
652a〜652c、652d…ボタン
652e…表示領域

Claims (12)

  1. 観察ユニットおよび撮影ユニットを有する顕微鏡本体と、
    制御手段と、を有し、
    前記制御手段は前記顕微鏡本体の観察ユニットおよび撮影ユニットに対する動作指示を与える顕微鏡制御手段と、前記撮影ユニットより取得される顕微鏡画像を処理する顕微鏡画像処理手段と、予め前記顕微鏡画像処理手段からのメッセージに対する各種の動作指示の情報を登録した動作指示情報登録手段と、前記動作指示の情報を前記顕微鏡本体に通知するインターフェース手段と、を有し、
    前記顕微鏡制御手段は前記顕微鏡画像処理手段からのメッセージを受け取り、前記動作指示情報登録手段から対応する動作指示情報を読み出し、複数の前記動作指示情報を前記インターフェース手段を介して前記顕微鏡本体に通知することで前記顕微鏡本体の連動動作による観察方法の切換えを実施し、
    前記撮影ユニットは前記観察方法の切換えが終了した後に画像の取得を実施する
    ことを特徴とする顕微鏡システム。
  2. 前記顕微鏡画像処理手段は前記動作指示終了のメッセージを受け取ると、前記撮影ユニットで取得した画像を表示部に表示することを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡システム。
  3. 前記顕微鏡制御手段は前記顕微鏡本体から前記動作指示終了のメッセージを受け取ると、前記顕微鏡制御手段に前記動作指示終了のメッセージを送ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の顕微鏡システム。
  4. 前記動作指示情報登録手段は前記顕微鏡画像処理手段からの前記メッセージに対応する動作指示がない場合に前記動作指示を追加可能であることを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載の顕微鏡システム。
  5. 観察ユニットおよび撮影ユニットを有する顕微鏡本体と、
    制御手段と、を有する顕顕微鏡システムの動作制御方法において、
    前記制御手段は前記顕微鏡本体の観察ユニットおよび撮影ユニットに対する動作指示を与える顕微鏡制御手段と、前記撮影ユニットより取得される顕微鏡画像を処理する顕微鏡画像処理手段と、予め前記顕微鏡画像処理手段からのメッセージに対する各種の動作指示の情報を登録した動作指示情報登録手段と、前記動作指示の情報を前記顕微鏡本体に通知するインターフェース手段と、を有し、
    前記顕微鏡制御手段は前記顕微鏡画像処理手段からのメッセージを受け取り、前記動作指示情報登録手段から対応する動作指示情報を読み出し、複数の前記動作指示情報を前記インターフェース手段を介して前記顕微鏡本体に通知することで前記顕微鏡本体の連動動作による観察方法の切換えを実施し、
    前記撮影ユニットは前記観察方法の切換えが終了した後に画像の取得を実施する
    ことを特徴とする顕顕微鏡システムの動作制御方法。
  6. 前記顕微鏡画像処理手段は前記動作指示終了のメッセージを受け取ると、前記撮影ユニットで取得した画像を表示部に表示することを特徴とする請求項5に記載の顕顕微鏡システムの動作制御方法。
  7. 前記顕微鏡制御手段は前記顕微鏡本体から前記動作指示終了のメッセージを受け取ると、前記顕微鏡制御手段に前記動作指示終了のメッセージを送ることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の顕微鏡システムの動作制御方法。
  8. 前記動作指示情報登録手段は前記顕微鏡画像処理手段からの前記メッセージに対応する動作指示がない場合に前記動作指示を追加可能であることを特徴とする請求項5乃至7何れかに顕微鏡システムの動作制御方法。
  9. 観察ユニットおよび撮影ユニットを有する顕微鏡本体と、
    制御手段と、を有する顕微鏡システムの動作制御プログラムを記録した記録媒体において、
    前記制御手段は前記顕微鏡本体の観察ユニットおよび撮影ユニットに対する動作指示を与える顕微鏡制御手段と、前記撮影ユニットより取得される顕微鏡画像を処理する顕微鏡画像処理手段と、予め前記顕微鏡画像処理手段からのメッセージに対する各種の動作指示の情報を登録した動作指示情報登録手段と、前記動作指示の情報を前記顕微鏡本体に通知するインターフェース手段と、を有し、
    前記顕微鏡制御手段は前記顕微鏡画像処理手段からのメッセージを受け取り、前記動作指示情報登録手段から対応する動作指示情報を読み出し、複数の前記動作指示情報を前記インターフェース手段を介して前記顕微鏡本体に通知することで前記顕微鏡本体の連動動作による観察方法の切換えを実施し、
    前記撮影ユニットは前記観察方法の切換えが終了した後に画像の取得を実施する
    ことを特徴とする顕微鏡システムの動作制御プログラムを記録した記録媒体。
  10. 前記顕微鏡画像処理手段は前記動作指示終了のメッセージを受け取ると、前記撮影ユニットで取得した画像を表示部に表示することを特徴とする請求項9に記載の顕微鏡システムの動作制御プログラムを記録した記録媒体。
  11. 前記顕微鏡制御手段は前記顕微鏡本体から前記動作指示終了のメッセージを受け取ると、前記顕微鏡制御手段に前記動作指示終了のメッセージを送ることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の顕微鏡システムの動作制御プログラムを記録した記録媒体。
  12. 前記動作指示情報登録手段は前記顕微鏡画像処理手段からの前記メッセージに対応する動作指示がない場合に前記動作指示を追加可能であることを特徴とする請求項9乃至11何れかに記載の顕微鏡システムの動作制御プログラムを記録した記録媒体。
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