JPH06342121A - マイクロマニピュレータ - Google Patents

マイクロマニピュレータ

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JPH06342121A
JPH06342121A JP6853194A JP6853194A JPH06342121A JP H06342121 A JPH06342121 A JP H06342121A JP 6853194 A JP6853194 A JP 6853194A JP 6853194 A JP6853194 A JP 6853194A JP H06342121 A JPH06342121 A JP H06342121A
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JP
Japan
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movable
axis
micromanipulator
operating needle
movable body
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Application number
JP6853194A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Taniguchi
芳久 谷口
Kazumoto Abe
千幹 阿部
Hajime Takahashi
一 高橋
Tomoki Funakubo
朋樹 舟窪
Kazuhiro Kumei
一裕 粂井
Toshiharu Tsubata
敏晴 津幡
Takenao Fujimura
毅直 藤村
Kunihiko Sasaki
佐々木  邦彦
Asao Uenodai
浅雄 上野台
Koji Ouchi
孝司 大内
Daizo Shinohara
大三 篠原
Hiroaki Noda
浩昭 野田
Hiroyasu Hebiishi
廣康 蛇石
Munemitsu Watanabe
宗光 渡邉
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP6853194A priority Critical patent/JPH06342121A/ja
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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、細胞操作の動作内容を数値的に管理
でき最適操作の再現性が良く操作者に特段の技能を要求
しないマイクロマニピュレータの提供にある。 【構成】本マイクロマニピュレータは、操作針39の動
作内容を指示する入力を受付け、その入力情報を電気的
な動作指令信号に変換して出力する入力手段28と、入
力手段28からの動作指令信号に応じて電気的な駆動エ
ネルギーを発生する駆動手段30と、駆動手段30で発
生した駆動エネルギーを入力手段28に指示された動作
内容に対応する機械的な運動エネルギーに変換するエネ
ルギー変換手段31と、操作針39が固定され、前記エ
ネルギー変換手段31から運動エネルギーを受けて直線
移動し、前記操作針を幾何学的に変位させる可動体61
とを具備する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学顕微鏡の周辺機器
に係り、さらに詳しくは光学顕微鏡下で行う細胞操作に
用いるマイクロマニピュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光学顕微鏡の視野下で遺伝子
組替え等の細胞操作を行うための装置としてマイクロマ
ニピュレータがある。図11はマイクロマニピュレータ
の構成例を示している。
【0003】このマイクロマニピュレータ1は、キャピ
ラリ2が第1の油圧シリンダ3内を摺動するピストン4
の端部に固定されている。油圧シリンダ3の内部は動作
油5で満たされており、その油圧シリンダ3が配管6を
通じて第2の油圧シリンダ7に接続されている。第2の
油圧シリンダ7にはピストン8が摺動自在に挿入されて
おり、該ピストン8が手動操作されるレバー9に接続さ
れている。
【0004】第2の油圧シリンダ7のピストン8の断面
積は、第1の油圧シリンダ3のピストン4よりも小さく
設定されている。従って、ピストン8の大きな動きに対
し、ピストン4は微小距離しか移動しない。それにより
キャピラリ2の微小な位置出しを可能にしている。
【0005】実際の細胞操作では、細胞10をもう一つ
の第2のマイクロマニピュレータのキャピラリ11で固
定する。第2のマイクロマニピュレータは、一般的には
上述した第1のマイクロマニピュレータと同様に構成さ
れたものが用いられる。キャピラリ11による細胞の固
定は、キャピラリ11の内部に不図示の吸引手段で負圧
をかけて細胞10を吸引することにより実現される。
【0006】そして、図12に示すように、第1のマイ
クロマニピュレータ1のキャピラリ2を細胞10に刺入
し、該キャピラリ2の内容物を不図示の微量吐き出し装
置によって細胞10内に注入する。このとき、第1のマ
イクロマニピュレータ1と第2のマイクロマニピュレー
タとは精密に位置出しする必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のマイクロマニピュレータには以下のような問題
がある。マイクロマニピュレータを使ってキャピラリ2
を細胞10に刺入する際には、該キャピラリ2を極めて
速い速度で細胞10に突入させないと、細胞10の硬い
細胞膜を破ることができない。突入の速度が遅いと、図
12に示すように、細胞全体が押し潰されて中身が壊れ
る可能性がある。
【0008】しかし従来のマイクロマニピュレータは、
微小な位置出しをする事を主眼に設計されているため、
キャピラリ1を細胞10に失敗なく刺入する事が難し
く、細胞操作の成功率が極端に低いという問題点があっ
た。
【0009】また仮に、レバー9の手操作によってそれ
が可能になったとしても、いわゆる“手ブレ”を生じる
ことなく必要な距離だけレバー9を急速に操作するのは
極めて困難であり、高度の熟練を要した。
【0010】また、従来のマイクロマニピュレータは、
油圧管路による伝送経路があるだけであって装置自体が
制御機能を有してはいなかった。従って、ある細胞操作
で細胞への刺入が良好に行われたとしても、そのときの
動作条件を定量的に管理できず、最適の動作を装置が再
現することはできなかった。
【0011】本発明は以上のような実情に鑑みて成され
たもので、顕微鏡視野下での細胞操作を、最適の動作を
数値的に管理してこれを再現性良く実現することがで
き、熟練者でなくても、簡単かつ確実に、正確な細胞操
作ができるマイクロマニピュレータを提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために次のような手段を講じた。請求項1に対応
する本発明は、顕微鏡の視野下で操作針を使用して被検
物を微細操作するマイクロマニピュレータにおいて、前
記操作針の移動方向や移動距離等の動作内容を入力する
入力手段と、前記入力手段から入力された前記動作内容
に応じた動作指令信号を出力する動作指令発生手段と、
前記動作指令発生手段から出力された動作指令信号に応
じた駆動信号を発生する駆動制御手段と、前記駆動制御
手段で発生した駆動信号を前記動作内容に対応した機械
的な運動エネルギーに変換するアクチュエータと、前記
操作針が固定され、前記アクチュエータから運動エネル
ギーを受けて直線移動し、前記操作針を幾何学的に変位
させる可動体とを具備する構成とした。
【0013】請求項2に対応する本発明は、顕微鏡の視
野下で操作針を使用して被検物を微細操作するマイクロ
マニピュレータにおいて、前記操作針の移動方向や移動
距離等の動作内容を入力する入力手段と、前記入力手段
から入力された前記動作内容に応じた動作指令信号を当
該動作内容に含まれている移動方向毎に出力する動作指
令発生手段と、前記動作指令発生手段から出力された動
作指令信号に応じて該当する移動方向の駆動信号を発生
する駆動制御手段と、前記操作針が固定され、第1の方
向へ摺動可能に可動体基板に取り付けられた操作針用可
動体と、前記可動体基板が取り付けられた可動体を含む
複数の可動体からなり、前記操作針用可動体を第1の方
向と異なる他の方向へ移動させる可動機構と、前記操作
針用可動体および前記可動機構の各可動体に対してそれ
ぞれ設けられ、前記駆動制御手段から各々対応する方向
の駆動信号が印加され、その駆動信号の印加により対応
する可動体に変位力を加える複数のアクチュエータとを
具備する構成とした。
【0014】請求項3に対応する本発明は、上記構成の
ものにおいて、前記可動機構を、機構固定部に対してX
軸方向へ摺動可能に取り付けられたX軸可動台と、前記
X軸可動台に対してX軸方向と直交するY軸方向へ摺動
可能に取り付けられたY軸可動台とから構成し、前記Y
軸可動台又はその一体物に対して前記可動体基板を取り
付ける構成とした。
【0015】請求項4に対応する本発明は、前記可動機
構を、機構固定部に対してX軸方向へ摺動可能に取り付
けられたX軸可動台と、前記X軸可動台に対してX軸方
向と直交するY軸方向へ摺動可能に取り付けられたY軸
可動台と、前記Y軸可動台に対してX軸方向及びY軸方
向と直交するZ軸方向へ摺動可能に取り付けられたZ軸
可動台とから構成し、前記Z軸可動台又はその一体物に
対して前記可動体基板を取り付ける構成とした。
【0016】請求項5に対応する本発明は、前記アクチ
ュエータを、前記駆動制御手段から駆動信号として駆動
電圧が印加される圧電体と、この圧電体が付着された弾
性体とを具備する超音波アクチュエータから構成した。
【0017】請求項6に対応する本発明は、前記入力手
段を、前記操作針の種々の動作内容が記憶された記憶部
と、外部から指示された動作内容を前記記憶部から読出
して当該動作内容に応じた動作指令信号を出力する手段
とから構成した。
【0018】
【作用】本発明は、以上のような手段を講じたことによ
り次のような作用を奏する。請求項1に対応する本発明
のマイクロマニピュレータでは、操作針の動作内容が入
力手段から指示されると、その指示された動作内容に応
じた動作指令信号が駆動制御手段へ送出される。駆動制
御手段で動作指令信号に応じて生成された駆動信号がア
クチュエータへ印加されることにより、入力手段から指
示された動作内容に対応する機械的な運動エネルギーが
発生し、この運動エネルギーが可動体に対して直接また
は間接的に与えられて可動体が直線運動し、その可動体
に固定された操作針が同一方向へ移動するものとなる。
【0019】請求項2に対応する本発明のマイクロマニ
ピュレータでは、入力手段から指示された動作内容に応
じて操作針の移動方向毎に動作指令信号が生成されて駆
動制御手段へ送出される。その動作指令信号に応じて該
当する移動方向の駆動信号が駆動制御手段から対応する
各アクチュエータへ印加される。その結果、可動機構の
該当する可動体と共に操作針が動作内容で指示された各
方向へ所定量移動するものとなる。
【0020】請求項3に対応する本発明のマイクロマニ
ピュレータでは、可動機構が互いに直交するX軸方向及
びY軸方向へ移動可能なX軸可動台とY軸可動台とから
構成されているため、操作針の長手方向への移動のみな
らず、操作針をXY平面内で自在に移動できるものとな
る。
【0021】請求項4に対応する本発明のマイクロマニ
ピュレータでは、可動機構が互いに直交するX軸方向,
Y軸方向及びZ軸方向へ移動可能なX軸可動台,Y軸可
動台及びZ軸可動台とから構成されているため、可動機
構がX軸,Y敷くおよびZ軸の直交座標系を構成するも
のとなり、操作針の長手方向への移動のみならず、操作
針をX軸,Y軸及びZ軸の3方向へ自在に移動できるも
のとなる。
【0022】請求項5に対応する本発明のマイクロマニ
ピュレータでは、アクチェータとして超音波アクチュエ
ータが用いられる。圧電体は印加電圧に応じて伸縮する
特性を有しているので、圧電体を入力情報に応じた印加
電圧からなる駆動信号により駆動すると、弾性体に弾性
波が発生する。そのような弾性波が発生している弾性体
に可動体を直接接触し、または他のものを接触すること
により、入力手段に指示された動作内容に対応する機械
的な運動エネルギーが発生される。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1には本発明の一実施例に係るマイクロマニピュレータ
の概略的な全体構成が示されている。マイクロマニピュ
レータが装備される倒立顕微鏡20は、微細操作の対象
となる細胞が配置されるステージ21を備える。この倒
立顕微鏡20の本体にレボルバ22が回転自在に取付け
られている。レボルバ22は、各々所定の倍率を有する
複数の対物レンズ23が取付け可能となっており、自転
することにより所定倍率の対物レンズ23を光軸上に配
置できる。この倒立顕微鏡20は光軸上の対物レンズ2
3に入射する観察光を接眼レンズ24およびCCDカメ
ラ25へ導き、標本像を肉眼観察及び撮像可能に構成さ
れている。また、顕微鏡のステージ21上には細胞を照
明する照明装置26が配置されている。
【0024】本実施例のマイクロマニピュレータは、一
対のマニピュレータ本体27−1,27−2、入力手段
28(動作指令発生手段を含む)、制御手段29,駆動
制御手段30,超音波アクチュエータ31−1,31−
2等から構成されている。
【0025】入力手段28は、ジョイスティック32、
トラックボール33、キーボード34、プログラム35
を格納したメモリ、モニタ手段36、ライトペン37か
らなり、操作者から入力される操作針の動作内容に関す
る指示を電気的な入力信号に変換するものである。ジョ
イスティック32やトラックボール33からマイクロマ
ニピュレータ31のキャピラリ先端部の位置が指示さ
れ、またキャピラリ先端部の移動距離や移動速度等の動
作内容がキーボード34から数値で直接打ち込まれて指
示される。これらの動作内容はメモリにプログラム35
として予め記述し、そのプログラム35をメモリから読
み出して自動的に入力するようにすることもできる。ま
た、CCDカメラ25から映像信号で出力される顕微鏡
画像をモニタ手段36に表示し、そのモニタ画像上で移
動の起点と終点をライトペン37で直接指示することに
よって入力することも可能になっている。
【0026】入力手段28を構成する上記各構成要素は
動作指令発生手段を構成するパーソナルコンピュータ3
8に接続されている。パーソナルコンピュータ38は、
入力手段28から入力される入力信号を定量的に管理
し、これらの入力手段28から入力されたキャピラリの
動作内容を示す入力情報を、電気的な動作指令信号に変
換して制御手段29へ出力する。
【0027】制御手段29は、マニピュレータ本体27
−1,27−2に備えられる変位検出手段から帰還され
る変位信号と、入力手段28から伝送されてくる動作指
令信号とに基づき、逐次、次に行うべき動作内容を実時
間的で決定して、これに対応する制御信号を生成し、後
段の駆動制御手段30に伝送する。
【0028】駆動制御手段30は、マニピュレータ本体
27−1,27−2(直接的には超音波アクチュエータ
31)が変位を発生するに要するエネルギーを、駆動電
力という形態で超音波アクチュエータ31−1,31−
2へ供給する。なお、超音波アクチュエータ31−1,
31−2へ供給する駆動電力は制御手段29からの制御
信号に基づいて生成する。
【0029】マニピュレータ本体27−1,27−2
は、顕微鏡ステージ21上における細胞を操作可能な位
置に、不図示の固定治具を介して固定されている。この
マニピュレータ本体27−1,27−2は、超音波アク
チュエータ31−1,31−2及び変位検出手段を有し
ている。超音波アクチュエータ31−1,31−2は、
駆動制御手段30からの駆動電力を受けて、その電気エ
ネルギーを機械エネルギーに変換し、キャピラリ39−
1,39−2を移動させる。また、変位検出手段は、キ
ャピラリ39−1,39−2の変位を検出して、その検
出変位に応じた変位信号を制御手段29へ帰還してい
る。これにより帰還制御が可能になる。
【0030】図2及び図3にはマニピュレータ本体31
−1の斜視図及び分解斜視図が示されている。なお、図
3は図2に示すマニピュレータ本体27−1の分解斜視
図を倒立して示している。また、もう一つのマニピュレ
ータ本体27−2は図2に図示するものと基本的な構造
は同じである。
【0031】マニピュレータ本体27−1は、断面がコ
字形をなす枠体51の対向する一方の面が、その正面側
から背面側に向けて、超音波アクチュエータ31−1の
横幅よりも若干大きな幅で切欠かれており、その切欠部
に超音波アクチュエータ31−1が挿入されている。
【0032】超音波アクチュエータ31−1の側面図を
図4に示す。超音波アクチュエータ31−1は、弾性体
71と、その弾性体71に固設され電気エネルギーを幾
何学的な変位に変換する積層圧電体72とから構成され
ている。弾性体71の両側面であって、該弾性体71に
生じる弾性波の振動の節となる位置に指示ピン73が植
設されている。弾性体71、積層体72の伸縮振動から
楕円振動を作るものであって、後述するように、2種の
弾性波が定在する。この弾性体71における積層圧電体
72の取付け面と対向する面に一対の摺動部材74が設
けられている。弾性波の振動の節となる位置に指示ピン
73が植設されていることから、超音波アクチュエータ
31−1の2つの摺動部材74に押圧力が均等に付加さ
れる。
【0033】超音波アクチュエータ31−1の両側面に
設けられた支持ピン73は、支持体52に固設された一
対の挟持板53に回動自在に支持されている。支持体5
2には、保持する超音波アクチュエータ31−1の方向
に向けて2本のガイド柱54が設けられている。
【0034】一方で、枠体51の超音波アクチュエータ
挿入側の端面に各ガイド柱54を挿入するための穴55
が形成されている。そして支持体52のガイド柱54が
枠体51の対応する各穴55に1対のボールブッシュ5
6を介して挿入されている。支持体52は該枠体51に
1対のボールブッシュ56を介して支持される為、アク
チュエータ本体31を付勢する方向にのみ並進運動自在
となる。
【0035】また枠体51の背面には支持アーム57が
固設されている。支持アーム57はその先端部が90度
に曲げられて支持体52の下面と対向する位置まで伸び
ている。その支持アーム57の先端部に台座58が設け
られ、その台座58と支持体52の下面との間にコイル
スプリング59が設けられている。コイルスプリング5
9は、支持体52を介して超音波アクチュエータ31−
1の摺動部材74を後述する可動体側に付勢する為の押
圧力を与える。なお台座58は、コイルスプリング59
がアクチュエータ31−1に与える押圧力を調整するこ
とができる。
【0036】枠体51の内部には板状の可動体61が移
動可能に挿入されている。可動体61は一方の面に移動
方向に沿って凸状部62が形成されている。枠体51の
一方の対向面にはリニアガイド63が配設されており、
そのリニアガイド63に可動体61の凸状部62が摺動
自在に挿入されている。また可動体61の他方の面には
摺動板64が面設されている。超音波アクチュエータ3
1−1はコイルスプリング59の押圧力によって該摺動
板64側に付勢され、超音波アクチュエータ31−1の
摺動部材74が摺動板64に所定の押圧力で押し付けら
れる。
【0037】可動体61には上記したキャピラリ39−
1が固設される。従って、本実施例では、超音波アクチ
ュエータ31−1の摺動部材74が可動体61の摺動板
64に押圧され、摺動部材74の楕円振動によって可動
体61を摩擦駆動し並進運動させることができる。
【0038】尚、マニピュレータ本体27−1は図示し
ないリニアエンコーダが変位検出手段として併設されて
おり、可動体61の変位を検出して、これを変位信号と
して制御手段29に帰還している。
【0039】制御手段29の構成を図6に示している。
制御手段29は、図中破線で示される位置制御ループ8
1および速度制御ループ82により構成される。この制
御手段29は、前記入力手段28により操作者からの動
作指令を指令値としての電気的パルスで入力される。そ
して、この指令値と前記変位検出手段で検出される現在
位置との偏差を比較・積分演算したのち、前記変位検出
手段の変位信号を微分して得られる速度信号との偏差・
微分・積分演算により制御信号を生成する。以上によ
り、前記マニピュレータを最適に動作させるため、前記
駆動手段の駆動電力の制御信号を生成する。
【0040】駆動制御手段30の構成を図7に示す。駆
動制御手段30は、所定の周波数で互いに90度位相の
異なる2相の矩形波を発生する発振器83の出力によ
り、変圧機84、85の1次側をスイッチングする。こ
の変圧機84,85の1次側の電圧は、前記制御手段2
9により生成された制御信号により決定される正または
負の電圧を発生する定電圧源86に接続される。変圧機
84,85の2次側はインダクタ87,88、圧電素子
89,90、直流定電圧源91に接続される。
【0041】なおインダクタ87,88は電気的容量負
荷である圧電素子89,90に、スイッチングされた電
圧の高調波成分が加わり過電流が流れることを防ぐため
にローパスフィルタを構成する目的で挿入されている。
また直流定電圧源91は圧電素子89,90に負の電圧
が加わるのを防ぐためのオフセット電圧を印加するため
のものである。
【0042】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。ジョイスティック32またはト
ラックボール33を操作してキャピラリ39が移動すべ
き地点を指示すると、その指示に応じた動作指令信号が
パーソナルコンピュータ38から制御手段29に伝送さ
れる。または、CCDカメラ25で撮像した顕微鏡画像
をモニタ手段36に映出し、その画面上でライトペン3
7によって動作の起点と終点を指示する。そのライトペ
ン37で指示された動作指令信号がパーソナルコンピュ
ータ38から制御手段29に伝送される。
【0043】制御手段29では、パーソナルコンピュー
タ38から送られてくる動作指令信号とマニピュレータ
本体27−1に設けられている変位検出手段からの変位
信号とから、その偏差を無くすような最適の駆動電力を
決定し、これを生成させるための制御信号を駆動制御手
段30へ伝送する。制御手段29では、動作期間中は常
に実時間的に帰還されてくる変位信号と動作指令信号と
の偏差から制御信号の内容が逐次更新され帰還制御が行
われる。
【0044】駆動制御手段30では制御手段29から逐
次伝送されてくる制御信号に基づいて駆動電力を生成す
る。この駆動電力が超音波アクチュエータ31−1の積
層圧電体に印加される。
【0045】次に、超音波アクチュエータ31−1が駆
動制御手段30から印加電圧を受けて変位を発生する原
理について説明する。超音波アクチュエータ31−1
は、積層圧電体72に正弦波電圧を印加すると、弾性体
71に2種の振動が同時に励起される。この2種の振動
を説明するための概念斜視図を図5(a)(b)に示
す。同図(a)は、単純な伸縮振動の状態を示してい
る。同図(b)は、該伸縮の方向に伝播する横波の弾性
波であって、2次の定在波となっている状態を示してい
る。
【0046】上記伸縮運動の1次共振周波数と、上記横
波の2次の定在波の周波数が一致するように、弾性体7
1の長さと幅を設定しておく。その結果、図4に示す超
音波アクチュエータ31−1の積層圧電体72によって
該周波数の振動を与えるだけで、前記2種の共振が弾性
体71に同時に励起される。前記2次の定在波の振動の
腹の位置では、前記2種の振動の変位が合成されて、質
点が楕円系の軌跡に沿って振動する。従って、その位置
で弾性体71を支持し、摺動部材74を可動体61の摺
動板64に押圧すると、可動体61が前記楕円振動の作
用を受けて並進運動し、その可動体61に固設されてい
るキャピラリ39−1が可動体61と同一方向に同一速
度で同一距離だけ変位する。
【0047】具体的には、所定の周波数で位相が互いに
90°ずれた2相の正弦波からなる駆動電力を積層圧電
体に印加し、その位相差の正負、電圧振幅、波数等を変
化させる事により、超音波アクチュエータ31−1を駆
動し、マニピュレータ本体27−1を逐次的に動作させ
ていく。超音波アクチュエータ31−1は、前記駆動電
力を受けて、その電気エネルギーを機械エネルギーに変
換し、変位を発生する。マニピュレータ本体27−1に
含まれる変位検出手段はその変位を実時間的に検出して
変位信号に変換し制御手段29へ帰還する。
【0048】また、以上の操作により最適の動作が得ら
れたならば、その動作を得るために入力手段28から入
力した入力情報をプログラム35に記述しておく。そし
て同じ動作内容を得たいときにパーソナルコンピュータ
38に指示を与えてプログラム35を実行することによ
り同じ入力情報を同じタイミングで出力し、動作指令信
号に変換して出力させる。この様にプログラム35から
読み出された入力情報に対しても上記したものと同様の
動作が実施される。
【0049】またプログラム35に複数の動作を組み合
わせた複雑な動作内容を入力情報の形で記述しておくこ
とにより、単一の動作だけでなく複数の動作、例えばキ
ャピラリ39を急速に刺入させた後に徐々引き抜くとい
った複雑な組み合わせ動作もプログラム35から読出し
て自動的に実施することができるようになる。
【0050】また、マニピュレータ本体27−2は、上
述したマニピュレータ本体27−2と並列して同様な制
御が行われる。この様に本実施例によれば、マニピュレ
ータ本体27−1,27−2に対する動作指令をジョイ
スティック32、トラックボール33、キーボード3
4,プログラム35、モニタ手段37及びライトペン3
7の組み合わせ等から入力するようにしたので、同じ動
作内容を容易に再現することができる。従って、移動距
離,移動速度等の入力情報を保存しておき、刺入操作等
の条件出しの2回目以降の試行の際には、同じ入力情報
をキーボード34から直接打ち込んで指示することによ
り、動作条件を定量的に管理できることになる。よっ
て、誰にでも簡便に、かつ合理的に、最適の動作条件に
到達する事ができ、各種の細胞操作がさらに簡便に行え
るようになる。
【0051】また本実施例によれば超音波アクチュエー
タ31−1,31−2を用いているので、サブミクロン
オーダの微細な変位を様々な速度で発生させることがで
き、しかもその様な変位を電気信号に基づいて高精度に
制御することができる。
【0052】さらに、意図的にまたは非意図的に入力手
段28,制御手段29,駆動制御手段30の電源を落と
した後、再び電源を投入しても、アクチュエータ31−
1,31−2にはサブミクロンオーダの変位も発生しな
い。つまり、キャピラリ39の先端にも変位は発生しな
い。
【0053】また本実施例によればマニピュレータ本体
27−1,27−2に変位検出手段を設け、動作指令値
と実際の変位との偏差を逐次補正するようにしているの
で、動作の開始から完了までの全期間を総合して、最も
安定で合理的な動作が行われる。よって、動作の途中で
外乱が生じた場合等でも、意図した通りの動作が安定し
て行われる。
【0054】図8には本発明の変形例が示されている。
なお前述した図9に示すマイクロマニピュレータと同一
機能の部分には同一符号を付している。本変形例は、第
2の油圧シリンダ7に挿入されたピストン8を電動の動
力源92で駆動する例である。すなわち、ピストン8の
一端部をラック・ピニオン93を介して電磁モータ94
に接続する。なお95は電磁モータ94の回転変位を測
定するロータリーエンコーダである。
【0055】電磁モータ94を前述の実施例で説明した
入力手段28,制御手段29,駆動制御手段30を用い
て駆動制御する。制御手段29はロータリーエンコーダ
95からの変位検出信号で動作指令信号との偏差に応じ
た制御信号を出力し、駆動制御手段30は制御手段29
からの制御信号に応じて電磁モータ94を駆動する電気
エネルギー発生させる。
【0056】この様な本変形例によれば、前記実施例と
同様に入力情報を定量的に管理することができ、誰にで
も簡便に、かつ合理的に、最適の動作条件に到達する事
ができ、各種の細胞操作がさらに簡便に行えるようにな
る。
【0057】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図9は、第2実施例に係るマニピュレーションシス
テムの外観図が示されている。本実施例は、前述した第
1実施例と同様の倒立顕微鏡20が用いられ、支柱10
1にて支持されたサブステージ102がステージ近傍に
付設されている。サブステージ102には、X,Y,Z
の直交座標系を備えた可動機構110が設けられてい
る。
【0058】可動機構110は、図10に示すように、
サブステージ102に固定された機構固定部107にX
軸方向のX軸ガイドが形成され、Xステージ103が機
構固定部107に対してX軸ガイドを介してX軸方向へ
摺動自在に保持されている。機構固定部107の内部に
は、前述した第1実施例と同様の超音波アクチュエータ
(不図示)が保持されており、超音波アクチュエータに
備えられた摺動部材をXステージ103の対向面に所定
の押圧力で直接接触させている。Xステージ103の反
対面にはアクチュエータ保持部材108が固定されてい
る。アクチュエータ保持部材108のYステージ104
との対向面にY軸ガイドが形成されており、Yステージ
104がアクチュエータ保持部材108にY軸ガイドを
介してY軸方向へ摺動自在に保持されている。アクチュ
エータ保持部材108には、機構固定部107と同様に
して超音波アクチュエータが保持されており、超音波ア
クチュエータの摺動部材をYステージ104の対向面に
所定の力で接触させている。Yステージ104の反対面
にはL字形をなすL金具109が固定されており、その
L金具109にアクチュエータ保持部材110が固定さ
れている。アクチュエータ保持部材110はZ軸方向に
Z軸ガイドが形成されている。Zステージ105はアク
チュエータ保持部材110のZ軸ガイドを介してZ軸方
向へ摺動自在に保持されている。アクチュエータ保持部
材110には超音波アクチュエータが保持されていて、
上記各アクチュエータと同様にZステージ105をZ軸
方向へ変位させる変位力を発生する。Zステージ105
の反対面には可動体基板111が固定されており、その
可動体基板111に形成されたD軸ガイドに操作針用可
動体106がD軸方向へ摺動自在に保持されている。可
動体基板111には、操作針用可動体106をD軸方向
へ移動させるための超音波アクチュエータが保持されて
いる。操作針用可動体106にキャピラリ39がその長
手方向をD軸方向へ向けた状態で固定されている。Xス
テージ103,Yステージ104,Zステージ105及
び操作針用可動体106の各移動量はそれぞれ対応して
設けられた変位検出手段により常に検出され、その変位
検出新郷が制御手段29へフィードバックされる。
【0059】また、Xステージ103,Yステージ10
4,Zステージ105及び操作針用可動体106には、
各側面に手動操作用の凸部112〜115が設けられて
いる。各ステージ及び可動台は、各々対応する超音波ア
クチュエータの摺動部材が所定の押圧力で接触せしめら
れているので、その摺動抵抗よりも大きな推進力を加え
ることにより手動操作が可能である。
【0060】図11は、本実施例における制御系の機能
ブロックを示している。入力手段28′及び動作指令発
生手段となるパーソナルコンピュータ38′は基本的に
は前述した第1実施例で説明したものと同等の機能を備
えており、さらにXステージ103,Yステージ10
4,Zステージ105及び操作針用可動体106に対し
てそれぞれ設けた個々の超音波アクチュエータに対して
独立に動作指令信号を生成する。
【0061】制御手段29′は、各超音波アクチュエー
タに対応した独立の制御手段をアクチュエータの数だけ
備えている。各制御手段は、前述した図6に示す回路構
成を有し、パーソナルコンピュータ38′から対応する
方向の動作指令信号が入力されると共に対応する変位検
出手段から変位検出信号が入力される。
【0062】駆動制御手段30′は、各超音波アクチュ
エータに対応した独立の駆動制御手段をアクチュエータ
の数だけ備えている。各駆動制御手段は、前述した図7
に示す回路構成を有し、対応する制御手段から入力する
制御信号に応じた値の駆動電圧を対応する超音波アクチ
ュエータの圧電素子へ印加する。
【0063】なお、制御手段29′および駆動制御手段
30′は、1つマニピュレータ本体39に対するもので
あり、第1実施例に示すように一対のマニピュレータ本
体39−1,39−2の場合には同様の構成の制御系が
もう1組み必要になる。
【0064】以上のように構成された本実施例では、入
力手段28′からマイクロピペット40に対する動作内
容が入力されると、その指示された動作を実現するのに
必要な超音波アクチュエータが判断され、さらに当該ア
クチュエータの駆動量が判断される。入力手段28′か
ら入力される動作内容には、駆動すべき超音波アクチュ
エータの種類と移動方向及び移動距離の情報が含まれて
いるものとする。
【0065】パーソナルコンピュータ38は、その動作
内容に応じた動作指令信号を該当する各制御手段へ送信
する。パーソナルコンピュータ38から動作指令信号が
入力した各制御手段では動作指令信号と変位検出信号と
の偏差がなくなるように制御信号を生成して対応する駆
動制御手段へ出力する。そして、制御信号が入力された
各駆動制御手段が制御信号に応じた電圧値の駆動電圧を
生成して対応する超音波アクチュエータの圧電素子へ印
加する。その結果、Xステージ103,Yステージ10
4,Zステージ105及び操作針用可動体106に組込
まれた超音波アクチュエータのうち該当する超音波アク
チュエータが駆動され、動作内容で指示されているXス
テージ103,Yステージ104,Zステージ105及
び操作針用可動体106のいずれかが移動する。
【0066】この様に本実施例によれば、マイクロピペ
ット40を保持している移動機構110をX,Y,Zの
直交座標系としたので、マイクロピペット40を3次元
空間の任意の位置へサブミクロンオーダの位置決め精度
で動かすことができる。
【0067】また、Xステージ103,Yステージ10
4,Zステージ105及び可動体106を備えたこと
で、4自由度となり、マイクロピペット40をより高い
自由度で動かすことができる。
【0068】また、Xステージ103,Yステージ10
4,Zステージ105、又は操作針用可動体106の移
動距離が長い場合、又は高い精度を必要としない場合に
は、超音波アクチュエータを駆動することなく各ステー
ジ等の側面に設けた凸部112〜115を直接手で操作
することにより簡単に移動させることができる。
【0069】また、サブステージ102を設けた構成と
したことで、顕微鏡ステージ116を動かし、試料を動
かしてもマイクロピペット40の先端を常に光軸または
その付近に固定しておくことができる。また、可動機構
110を顕微鏡ステージ116上に設ける構成にするこ
とも可能である。さらに、マイクロピペット40専用の
可動体を備えたことと、その可動体が粗動を備えている
ことでマイクロピペット40または試料の変換も容易に
なる。
【0070】なお、上記第2実施例おいて、Xステージ
103,Yステージ104,Zステージ105の組み合
わせを変えて1軸移動,2軸移動構成に変形することが
できる。また、操作針用可動体106を保持しているア
クチュエータ保持部材111を、Zステージ105に対
して回転自在に保持せるように構成しても良い。
【0071】また、本発明は倒立顕微鏡に限らず、正立
顕微鏡等の他の種類の顕微鏡にも適用することができ
る。本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であ
る。
【0072】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、顕
微鏡下の細胞操作に於いて、最適の動作を数値的に管理
してこれを再現性良く実現し、しかも操作者に特段の技
能を要求せず、誰にでも失敗なく確実に細胞操作ができ
るマイクロマニピュレータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るマイクロマニピュレ
ータの全体構成図である。
【図2】図1のマイクロマニピュレータに備えられたマ
ニピュレータ本体の斜視図である。
【図3】図2に示すマニピュレータ本体の分解斜視図で
あり、図2の状態を倒立して示す図である。
【図4】図1のマイクロマニピュレータに備えられた超
音波アクチュエータの側面図である。
【図5】図4に示す超音波アクチュエータの動作説明図
である。
【図6】図1のマイクロマニピュレータに備えられた制
御手段の構成図である。
【図7】図1のマイクロマニピュレータに備えられた駆
動手段の構成図である。
【図8】本発明の変形例に係るマイクロマニピュレータ
の構成図である。
【図9】本発明の第2実施例に係るマニピュレーション
システムの構成図である。
【図10】図9に示すマイクロマニピュレータに備えら
れた可動機構の斜視図である。
【図11】図9に示すマイクロマニピュレータの制御系
の構成図である。
【図12】従来のマイクロマニピュレータの構成図であ
る。
【図13】従来のマイクロマニピュレータの操作内容を
説明するための図である。
【図14】従来のマイクロマニピュレータ操作時の不具
合を示す図である。
【符号の説明】
27…マニピュレータ本体、28…入力手段、29…制
御手段、30…駆動手段、31…超音波アクチュエー
タ、32…ジョイスティック、33…トラックボール、
34…キーボード、35…プログラム、36…モニタ手
段、37…ライトペン、38…パーソナルコンピュー
タ、39…キャピラリ、102…サブステージ、103
…Xステージ、104…Yステージ、105…Zステー
ジ、106…操作針用可動台、110…可動機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舟窪 朋樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 粂井 一裕 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 津幡 敏晴 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 藤村 毅直 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 佐々木 邦彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 上野台 浅雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大内 孝司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 篠原 大三 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 野田 浩昭 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 蛇石 廣康 東京都八王子市大和田町4丁目29番16号 株式会社オリンパスエンジニアリング内 (72)発明者 渡邉 宗光 東京都八王子市大和田町4丁目29番16号 株式会社オリンパスエンジニアリング内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顕微鏡の視野下で操作針を使用して被検
    物を微細操作するマイクロマニピュレータにおいて、 前記操作針の移動方向や移動距離等の動作内容を入力す
    る入力手段と、 前記入力手段から入力された前記動作内容に応じた動作
    指令信号を出力する動作指令発生手段と、 前記動作指令発生手段から出力された動作指令信号に応
    じた駆動信号を発生する駆動制御手段と、 前記駆動制御手段で発生した駆動信号を前記動作内容に
    対応した機械的な運動エネルギーに変換するアクチュエ
    ータと、 前記操作針が固定され、前記アクチュエータから運動エ
    ネルギーを受けて直線移動し、前記操作針を幾何学的に
    変位させる可動体と、を具備したことを特徴とするマイ
    クロマニピュレータ。
  2. 【請求項2】 顕微鏡の視野下で操作針を使用して被検
    物を微細操作するマイクロマニピュレータにおいて、 前記操作針の移動方向や移動距離等の動作内容を入力す
    る入力手段と、 前記入力手段から入力された前記動作内容に応じた動作
    指令信号を当該動作内容に含まれている移動方向毎に出
    力する動作指令発生手段と、 前記動作指令発生手段から出力された動作指令信号に応
    じて該当する移動方向の駆動信号を発生する駆動制御手
    段と、 前記操作針が固定され、第1の方向へ摺動可能に可動体
    基板に取り付けられた操作針用可動体と、 前記可動体基板が取り付けられた可動体を含む複数の可
    動体からなり、前記操作針用可動体を第1の方向と異な
    る他の方向へ移動させる可動機構と、 前記操作針用可動体および前記可動機構の各可動体に対
    してそれぞれ設けられ、前記駆動制御手段から各々対応
    する方向の駆動信号が印加され、その駆動信号の印加に
    より対応する可動体に変位力を加える複数のアクチュエ
    ータとを具備したことを特徴とするマイクロマニピュレ
    ータ。
  3. 【請求項3】 前記可動機構は、機構固定部に対してX
    軸方向へ摺動可能に取り付けられたX軸可動台と、前記
    X軸可動台に対してX軸方向と直交するY軸方向へ摺動
    可能に取り付けられたY軸可動台とを備え、前記Y軸可
    動台又はその一体物に対して前記可動体基板が取り付け
    られたことを特徴とする請求項2記載のマイクロマニピ
    ュレータ。
  4. 【請求項4】 前記可動機構は、機構固定部に対してX
    軸方向へ摺動可能に取り付けられたX軸可動台と、前記
    X軸可動台に対してX軸方向と直交するY軸方向へ摺動
    可能に取り付けられたY軸可動台と、前記Y軸可動台に
    対してX軸方向及びY軸方向と直交するZ軸方向へ摺動
    可能に取り付けられたZ軸可動台とを備え、前記Z軸可
    動台又はその一体物に対して前記可動体基板が取り付け
    られたことを特徴とする請求項3記載のマイクロマニピ
    ュレータ。
  5. 【請求項5】 前記アクチュエータは、前記駆動制御手
    段から駆動信号として駆動電圧が印加される圧電体と、
    この圧電体が付着された弾性体とを具備する超音波アク
    チュエータから構成されることを特徴とする請求項1〜
    請求項4のいずれかに記載のマイクロマニピュレータ。
  6. 【請求項6】 前記入力手段は、前記操作針の種々の動
    作内容が記憶された記憶部と、外部から指示された動作
    内容を前記記憶部から読出して当該動作内容に応じた動
    作指令信号を出力する手段とを備えたことを特徴とする
    請求項1〜請求項5のいずれかに記載のマイクロマニピ
    ュレータ。
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