JP2002028548A - 印刷胴のコーティング方法およびコーティング装置 - Google Patents

印刷胴のコーティング方法およびコーティング装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コーティング対象である印刷胴表面を損傷す
ることなく均一な塗膜を可能とするコーティング方法お
よび装置の提供。 【解決手段】(a)コーティングロールの表面に液体の
流体境膜を形成する、(b)流体境膜が印刷胴の外表面
に接触し、かつ印刷胴の外表面とコーティングロールの
表面との間に塗膜間隙が形成されるように、コーティン
グロールの表面を印刷胴の外表面から所定の距離に位置
決めする、(c)印刷胴が液体層でコーティングされる
ような仕方で、印刷胴に対してコーティングロールの回
転と移動を同時に行う、および(d)液体層を乾燥して
コーティングされた印刷胴を形成する工程を含む印刷胴
を液体層でコーティングする方法およびこれに用いる装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷胴を液体の層
でコーティングする方法、特にフレキソ印刷用スリーブ
を赤外線感受性層でコーティングする方法に関する。本
発明はまた、この方法を実施する装置およびこの方法に
より作製されるフレキソ印刷用スリーブに関する。
【0002】
【従来の技術】紙、段ボール、フィルム、箔および積層
板など種々の支持体への凸版印刷および活版印刷に用い
られるフレキソ印刷版は良く知られている。フレキソ印
刷版は、支持材とカバーシートまたは多層カバー要素と
の間に介在させた、一般に、エラストマー系バインダと
単量体および光重合開始剤とを主成分とする光重合可能
層を含む、光重合可能な要素から作製することができ
る。フォトマスクを通して画像位置を化学線で露光する
と、光重合可能層の露光面は不溶化する。好適な溶剤に
より処理を施すと光重合可能層の非露光面が取り除か
れ、フレキソ印刷に使用することができる印刷レリーフ
が残る。このような材料については米国特許第4,32
3,637号、同第4,427,759号および同第
4,894,315号に記載されている。
【0003】デジタル方式およびそれに関連したフォト
マスクを必要としない記録用材料が開発されており、そ
れらについてはWO94/03838、WO94/03
839、WO96/16356および欧州特許第076
7407号に記載がある。このような記録用材料は、先
述したような従来の光重合可能層に加えて、一体化フォ
トマスクを形成可能な層を含んでいる。この追加層は赤
外線に対して感受性でかつ化学線に対して不透明な、い
わゆる赤外線感受性層である。この赤外線感受性層がデ
ジタル方式でイメージングされ、それによって赤外線感
受性材料が画像位置で気化するかまたは重ね合わされた
フィルム上に転写される。引き続き、形成された一体化
フォトマスクを通して光重合可能要素を全面的に露光
し、非重合面および赤外線感受性層の残留面を洗い落と
し、さらにその要素を乾燥させるとフレキソ印刷版が得
られる。
【0004】これらのデジタル方式は、シート状または
円筒状のフレキソ印刷版の作製に使用される。円筒状フ
レキソ印刷版の場合、光重合可能層は円筒形のキャリ
ヤ、いわゆるスリーブ表面にある。スリーブは、印字ド
ラムへの取り付けまたは取りはずしを容易かつ繰り返し
行うことが可能である。このようなスリーブについて
は、欧州特許第0696247号に記載されている。容
易に取り付けおよび取りはずし可能な印刷版の印刷生産
量に関連した利点に加えて、円筒状印刷版には特別の用
途がありまたその使用には利点がある。連続印刷版は、
壁紙、装飾用紙および贈答品用包装紙などにおける連続
模様のフレキソ印刷に適用される。また、このような円
筒状印刷版は、レーザー露光用としてドラムに取って代
わり得るまたはドラムに取り付けることが可能なレーザ
ー露光器具に取り付けるのに好適である。
【0005】デジタル式レーザーイメージングの場合、
円筒状印刷要素は、イメージングプロセスに使用される
レーザー光線に感受性の薄層でコーティングしなければ
ならない。現在、エラストマー系の軟質フレキソ印刷胴
またはスリーブのコーティングは、二通りの方法、すな
わち(a)リングコーティングと(b)スプレーコーテ
ィングによって行われている。
【0006】リングコーティングは、印刷胴またはスリ
ーブに触れるコーティング法であり、そのため通常硬質
の固体グラビア印刷胴にのみ適用される。過去に、軟質
のエラストマー系フレキソ印刷スリーブへのコーティン
グを試してみたが、軟質でべとついたエラストマー系フ
レキソ印刷スリーブの表面を損傷し引掻ききずをつける
ことが多かった。問題は、スリーブの光重合可能層がU
V露光および加工前にコーティングされるため、コーテ
ィング時には硬化されておらず軟質のままであって、機
械的損傷を非常に受けやすいという点にある。さらに、
印刷胴が垂直に立っているためにコーティング時に流体
がスリーブの先端まで流れ落ち、胴の最上部が最下部に
対して塗膜重量が少ない状態で、塗膜が最上部から最下
部まで不均一であることも判明した。このことは、特に
乾燥が緩慢な塗料液の場合にやっかいな問題である。リ
ングコーティングのその他の不利な点としては、先端
(スリーブのコーティング開始点および終了点)におい
て塗膜が清浄でないこと、(塗料容器に残存する塗料液
のせいで)歩留まりが低いこと、およびコーティング後
の清浄にかなりの努力を要することが挙げられる。
【0007】したがって、軟質面に対してはスプレーコ
ーティングのようなコーティング技術が好ましい。しか
し、薄層のスプレー塗膜を達成することは難しく、円筒
状スリーブをレーザーイメージングプロセスが要求する
均一な塗膜で被覆するためには、特別なスプレーノズル
が必要となる。均一な被覆が要求されるため、スプレー
法を数回パス適用し、ピンホールの無い塗膜を得る必要
がある。特にスリーブ径が小さい場合、スプレーコーン
はスリーブの形状よりかなり大きくなり、これがもとで
著しいスプレー過剰およびスプレー液の損失を生じるこ
とになる。先端(スリーブのコーティング開始点および
終了点)では、テープで被覆しないかぎり、清浄でない
過剰なスプレー塗装が観察される。また、コーティング
に引火性溶剤を使用する場合には、スプレー液滴の引火
性についても考慮しなければならない。これはときとし
て重大な安全上の問題となることがあり、器具には一定
の保護が必要となる。
【0008】印刷胴の表面に触れるもう1つのコーティ
ング技術として、ローラーコーティングがある。塗料液
はコーティングロールによってコーティング対象である
表面に輸送され、それによってコーティングロールはこ
の表面に密着するかまたは表面に押しつけられる。特別
なローラーコーティング法については、米国特許第5,
279,861号に記載がある。この方法は、塗料液に
浸漬された回転するコーティングロールが回転する印刷
胴と接触し、その接触状態を保ちながら塗料液を印刷胴
の表面にコーティングするような仕方で、印刷胴の一端
から他端まで移動するようなローラーコーティングを含
んでいる。
【0009】しかしこの方法は、硬質でかつ固体のグラ
ビア印刷胴にしか適用することができない。フレキソ印
刷胴の場合、そのべとついた軟質の光重合可能面を、な
んらかの引掻ききずを負わせることなしにまたはなんら
かの表面欠陥なしにはコーティングし得ないため、この
方法でコーティングすることはできない。ここでの表面
欠陥は後に印刷画像の欠陥として現われ、印刷胴を使用
不能とする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
1つの目的は、コーティング対象である印刷胴表面を損
傷することなく均一な塗膜を可能とするコーティング方
法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、印刷胴を液
体層でコーティングするコーティング方法であって、
(a)コーティングロール表面に液体の流体境膜を形成
する、(b)流体境膜が印刷胴の外表面に接触し、かつ
印刷胴の外表面とコーティングロール表面との間に塗膜
の隙間が形成されるように、コーティングロール表面を
印刷胴の外表面から所定の距離に位置決めする、(c)
印刷胴が液体層でコーティングされるような仕方で、印
刷胴に対してコーティングロールの回転と移動を同時に
行う、さらに(d)液体層を乾燥してコーティングされ
た印刷胴を形成する工程を含む方法により達成される。
【0012】別の実施形態において、本発明は上記方法
を実施する装置を提供する。
【0013】さらに別の実施形態において、本発明は上
記方法により作製されるフレキソ印刷スリーブを提供す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、べとついているがため
に非常に感受性に富んだ表面を有する印刷胴用の、コー
ティング方法を提供する。印刷胴は、円筒形をした光重
合可能な印刷要素である。上記コーティング方法は、ス
リーブによって支持された軟質でエラストマー系の円筒
形光重合可能な印刷要素に対して用いることが好まし
い。このような要素は、印刷スリーブと呼ばれている。
上記方法は特にフレキソ印刷スリーブに対して用いられ
る。軟質でエラストマー系の円筒形光重合可能層を含む
印刷要素の場合、その光重合可能層とは、円筒形支持体
上のシートであってもよいし、または円筒形支持体上の
円筒形に成形された連続層であってもよい。
【0015】本発明の方法の主たる利点はノンインパク
ト方式であることであり、フレキソ印刷胴やフレキソ印
刷スリーブの軟質でべとついた光重合可能面のような感
受性面を、引掻ききずを負わせることなくまたは表面欠
陥を生じることなくコーティングできる。印刷画像にい
かなる欠陥も生じない。したがって、本発明のノンイン
パクトコーティング方法は、高品質印刷に対し優れた印
刷胴およびスリーブを提供することになる。本発明の方
法のさらなる利点は、印刷胴の全長にわたってコ−ティ
ング層が非常に均一であることである。特に赤外線感受
性フォトマスク層の場合、紫外線および赤外線に対し、
印刷胴の全長にわたって非常に均一な光学濃度を達成す
ることができる。
【0016】総体的方法 本発明の方法は、液体すなわち塗料液の流体境膜を印刷
胴の外表面に輸送する回転コーティングロールを用い
る。印刷胴は、その前後方向の両端において、好ましく
はチャックによって適切な位置に支持されるが、印刷胴
の回転を支持するのに好適な手段であればいかなる手段
によっても支持され得る。コーティングロールは、回転
させたときにその表面に塗料液の流体境膜が形成される
のに必要な程度まで、塗料液を収容している容器内に浸
漬される。コーティングロール表面は、流体境膜が印刷
胴の外表面に接触しかつ印刷胴の外表面とコーティング
ロール表面との間に塗膜の隙間が形成されるように、印
刷胴の外表面から所定の距離に位置決めされる。回転し
ている印刷胴の表面は流体境膜と接触するが、コーティ
ングロールとは接触しない。流体境膜は、印刷胴の表面
に接触し同表面上に拡がる。印刷胴の回転と、コーティ
ングロールの回転および移動とを同時に行うことによっ
て、印刷胴の表面に塗料液の薄層がコーティングされ
る。コーティングロールの軸線は、印刷胴の軸線と直角
に交わることが好ましい。
【0017】流体境膜の厚さ分の間隙は、印刷胴の表面
とコーティングロールの外表面との間で調整する。両表
面が互いに触れ合うことはない。両表面の間隙には塗料
液を充填する。コーティングロールと印刷胴とが直接接
触すると、胴の感受性光重合可能層の表面が破壊される
ことになろう。この破壊は、光重合可能層の表面を塗料
液で湿らせるのに必要にして十分な間隙を調整すること
によって回避することができる。したがって、この間隙
によって、印刷胴は引掻ききずまたは機械的損傷を受け
ずに済むことになる。塗膜間隙の幅は約30〜800μ
m、好ましくは約40〜160μmである。特に50〜
100μm幅の塗膜間隙が好適である。この塗膜間隙で
は、塗料液の流体境膜は2つの部分に割れる。塗料液の
一方の部分は印刷胴表面に拡がり、そこに付着する。他
の部分はコーティングロール表面に残る。コーティング
ロールの幅を変化させることによって、流体境膜を計る
ことが可能である。
【0018】塗膜の均一性および厚さは、印刷胴の回
転、コーティングロールの回転、およびコーティングロ
ールと塗料液用容器を支持するコーティングテーブルの
線速度によって制御できる。ロールの回転が速ければ速
いほど、湿潤な塗膜の重量が大きくなる。本方法では、
コーティング開始および終了のために単にコーティング
ロールを上下動するだけで、胴のコーティング開始およ
び終了時において非常に清浄な先端をコーティングする
ことになる。
【0019】塗料液は、全被覆面積をオーバーラップし
ながらかつ急速にレベリングしながら塗布することが好
ましい。レベリングおよび乾燥が済むと、印刷胴表面に
は均一な層が得られる。特に塗料液をらせん状に塗布す
ることによって、印刷胴表面には均一でかつオーバーラ
ップした塗膜が得られる。コーティングパスは1回だけ
でよく、これによって全コーティングプロセスは非常に
迅速かつ便利なものとなる。印刷胴の長さに沿って塗膜
重量の変化は観察されない、すなわちリングコーティン
グの問題点であるムラのある塗膜は回避される。コーテ
ィング痕跡はレベリングされ、乾燥される。乾燥の間に
印刷胴が回転するので、リングコーティングの場合のよ
うな非回転式印刷胴に比べ、塗料ははるかに速く乾燥す
る。乾燥は、温度18〜24℃、相対湿度20〜80%
の周囲条件(室内気候条件)下で最も都合よく行われ
る。乾燥をより速く行うには、相対湿度30〜60%で
あることが好ましい。また、乾燥時間を高速度化するた
めに熱風を適用することもでき、例えば24〜40℃の
空気温度を利用することもできる。熱風が利用できず乾
燥を周囲条件下で行う場合には、空気を動かしたりもし
くは循環させることもでき、または印刷胴をコーティン
グプロセス時よりも高速で回転させることもできる。コ
ーティングまたは乾燥サイクル時にコーティング層が塵
埃により汚染されるのを避けるために、空気はフィルタ
ーに通したほうがよい。乾燥が済むと、印刷胴表面に非
常に均一な薄い塗膜が得られる。
【0020】同様にして、第2回パスで下塗り層に上塗
りをすることによって多重層を適用することができる。
必要ならば、コーティングおよび乾燥サイクルを繰り返
すことによって異なる塗料溶液をコーティングすること
もできる。塗膜重量の違いは、コーティングロールの回
転を相応に変えることによって調整できる。多重の塗膜
は、デジタルイメージング可能な赤外線感受性層の下面
または上面に追加の機能層を組み入れる必要がある場合
に有益であり、そのような機能層の例としては、磨耗改
良および汚染低下ならびに/またはレーザー感受性の向
上およびレーザーイメージングの高速化のためにデジタ
ルイメージング可能な赤外線感受性層の下面に組み込ん
だリリース層などが挙げられる。これらの特質はユーザ
ーの利便および高品質のフレキソ印刷版にとって重要で
ある。
【0021】コーティングロール 本発明のコーティングロールは、例えば特定のプラスチ
ック、金属およびセラミック材料などの硬質な非弾性材
料で作製することが好ましい。さらに、コーティングロ
ール材料は、アルコール、エステル、ケトン、芳香族お
よび脂肪族炭化水素などの塗料液に使用する有機溶剤に
対して不溶性かつ耐性でなければならない。スポンジ様
材料および発泡材料は、有機溶剤の浸透を非常に受けや
すくまたそれによって膨潤しやすいため適さない。膨潤
の結果、これらロール材料の幾何学的形状、特に直径が
変化することになる。間隙が溶剤の吸収しだいで変化す
ることになるため、これらロール材料は本発明の精密な
コーティングプロセスに使用に適さないことになる。こ
のような材料で作製されたコーティングロールは、ロー
ル形状の変化および変形のせいでころがらなくなる。
【0022】典型的な例では、本発明のコーティングプ
ロセスに好適なコーティングロール材料は、ASTM
D 2240に準じて測定したショアD硬さが少なくと
も60であり、好ましくは少なくとも70である。ステ
ンレス鋼のような金属、ならびにポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリウレタン樹脂、ABS樹脂、ポリアクリレート
およびポリメタクリル酸エステルのような熱可塑性かつ
熱硬化性の非エラストマー系ポリマーが好ましい。典型
的な例では、Nylon(登録商標)のようなポリアミ
ドおよびポリエチレンテレフタレートのようなポリエス
テルが使用される。コーティングロールの表面は平滑で
あることも可能であるし、またはスクリーンもしくは線
パターンを担持することも可能である。また、グラビア
印刷の技術分野で知られているようなグラビアパターン
を備えたコーティングロールも使用することができる。
印刷胴に輸送される流体境膜は、このようなパターン化
した表面を用いて計ることができる。典型的な例では、
コーティングロールのロール径は60〜200mmであ
り、好ましくは90〜150mmである。特に直径10
0〜120mmのコーティングロールが使用される。典
型的な例では、コーティングロールのロール幅は5〜5
0mmであり、好ましくは10〜40mmである。特に
幅20〜30mmのコーティングロールが使用される。
【0023】印刷胴 一般に、あらゆる種類の印刷胴を本発明の方法でコーテ
ィングし得る。好ましくは、金属性印刷胴またはシーム
レス光重合可能印刷層で被覆されたプラスチック製印刷
胴が使用される。特に、シームレスエラストマー系フレ
キソ印刷胴およびスリーブを使用することができる。ス
リーブは、通常プラスチック材料で作製される中空シリ
ンダーである。これらのスリーブは、好ましくは加圧空
気によって拡張可能であることによって、容易にかつ繰
り返して印刷ドラムへ取り付け、取り外すことができ
る。非弾性の透明または非透明ベーススリーブは、印刷
品質を高めるための追加層を担持することができる。本
発明の趣旨から逸脱することなく使用し得る典型的なス
リーブは、欧州特許第0696号に開示されている。シ
ームレス印刷胴およびシームレス印刷スリーブは、通
常、平坦な光重合可能な印刷板を印刷ドラムまたはスリ
ーブに巻きつけ、その両端を接合してシームレスの連続
要素を形成することによって作製される。このような方
法はDE2844426に開示されている。
【0024】このようなフレキソ印刷胴の光重合可能層
は、知られている光重合可能材料から形成される。最新
の光重合可能材料であればいずれも使用することができ
る。それら光重合可能材料は通常、少なくとも1つのエ
ラストマー系バインダと、少なくとも1つの光重合可能
なエチレン不飽和単量体と、少なくとも1つの光重合開
始剤または光重合開始剤系を含む。
【0025】エラストマー系バインダの例としては、ア
ルカジエン/アクリロニトリルコポリマー、エチレン/
プロピレン/アルカジエンコポリマー、エチレン/(メ
タ)アクリル酸((メタ)アクリレート)コポリマー、
およびスチレン、ブタジエンまたはイソプレンの熱可塑
性エラストマー系ブロックコポリマーなどのポリアルカ
ジエン類が挙げられる。スチレン、ブタジエンまたはイ
ソプレンの線状および放射状熱可塑性エラストマー系ブ
ロックコポリマーが好ましい。バインダの量は、光重合
可能材料の総重量に対して65重量%が好ましい。
【0026】有用な単量体は、例えば一価または多価ア
ルコールのアクリレートおよびメタクリレート、(メ
タ)アクリルアミド、ならびにビニルエーテルおよびビ
ニルエステルなどの一般的な共重合可能エチレン不飽和
有機化合物であって、特に、ブタンジオール、ヘキサン
ジオール、ジエチレングリコール、トリメチロールプロ
パン、ペンタエリトリト−ルなどのアクリレートおよび
/あるいはメタクリレートならびにそれら化合物の混合
物である。単量体の量は、光重合可能材料の総重量に対
して少なくとも5重量%が好ましい。
【0027】好ましい光重合開始剤は、例えばベンゾイ
ン誘導体、ベンジルアセタール、ジアリールホスフィン
オキシドなどの単一の光重合開始剤または光重合開始剤
の系、ならびにそれらのトリフェニルホスフィン、第三
級アミンなどとの混合物である。光重合開始剤の量は通
常、光重合可能材料の総重量に対して0.001〜10
重量%である。
【0028】光重合可能組成物は、先に記述の主たる成
分に加えて例えばUV吸収剤、熱安定剤、可塑剤および
充填剤を含んでいてもよい。
【0029】米国特許第4,323,637号、同第
4,427,759号および同第4,894,315号
に記載の光重合可能材料は特に好ましい。
【0030】光重合可能材料の上に追加層があってもよ
い。特に、欧州特許第0654150号に記載されてい
るようなバリヤー層が使われる。このようなバリヤー層
には、化学線に対して不感受性の層と、それ自体感光性
の層とが含まれる。第一の種類のバリヤー層の例として
は、例えばポリアミド、ポリビニルアルコール、エチレ
ンとビニルアセテートとのコポリマーなどの従来リリー
ス層として使用されている材料の層が挙げられる。ポリ
アミドは特に好ましい。第二の種類のバリヤー層の例と
しては、好ましくはエラストマー系バインダを含み単量
体および光重合開始剤も含む感光性層、または光重合可
能層と接触すると感光性となるような層であって、エラ
ストマー系バインダおよび随意で充填剤またはその他添
加剤を含むが単量体は含まないような層が挙げられる。
好適な層は、米国特許第4,427,759号および同
第4,464,675号に記載の、多層カバー要素のエ
ラストマー系層として開示されている層である。
【0031】光重合可能層の上に保護カバーシートがあ
ってもよく、赤外線感受性材料の塗料を塗布する前に取
り除いてもよい。光重合可能層上に赤外線感受性材料を
コーティングした後、印刷胴は最外層、すなわち赤外線
感受性層を保護するために除去可能なカバーシートを含
んでいてもよい。
【0032】塗料液 例えば保護材料、赤外線感受性材料、紫外線露光により
硬化可能な材料などのあらゆる塗料材料が、塗料液とし
て本発明の方法において使用可能である。赤外線感受性
材料、特に赤外線による融蝕可能な材料を、本発明の方
法によって印刷胴またはスリーブに適用できることが好
ましい。このような材料から得られる層はレーザーによ
るイメージングが可能であり、フォトマスクを印刷胴と
一体化できる。
【0033】好ましい赤外線感受性材料は、現像液に可
溶または分散可能であって、紫外線または可視光線に対
し不透明、すなわちその光学濃度が少なくとも約2.5
であり、さらに赤外線でイメージング可能である。これ
らの材料は、例えばシアニン色素、メロシアニン色素な
どの多置換フタロシアニン化合物、例えばカーボンブラ
ック、グラファイト、亜クロム酸銅、二酸化クロムなど
の無機顔料などの、750から20000nmの間の波
長で高い赤外線吸収を伴う化合物、または例えばアルミ
ニウム、銅などの金属を含む。赤外線吸収性化合物の量
は通常、材料総重量に対して0.1〜50重量%であ
る。化学線に対して光学濃度が少なくとも約2.5であ
ることを達成するために、赤外線感受性材料は、例えば
染料、または例えばヒドロキシベンゾフェノン、ヒドロ
キシフェニルベンゾトリアゾール、ヒドロキシフェニル
−s−トリアジン、オキサラナライドなどの有機紫外線
吸収剤、または顔料、特に前述したカーボンブラック、
グラファイト、二酸化クロム、酸化亜鉛などの無機顔料
など、化学線の透過を妨げる化合物を含有する。この化
合物の量は通常、材料総重量に対して1〜70重量%で
ある。赤外線感受性材料は、例えばニトロセルロース、
セルロースアセテートブチレート、ポリビニルブチレー
ト、ポリウレタン、ポリビニルアセテート、アクリレ−
トおよびメタクリレートおよびスチレンのホモポリマー
またはコポリマー、ポリアミド、ポリビニルアルコー
ル、スチレンとブタジエンまたはイソプレンの線状およ
び放射状ブロックコポリマーのような熱可塑性のエラス
トマー系ポリマー、環状ゴムなどの高分子バインダを随
意含有する。例えば可塑剤、均展剤、脱泡剤、粘度上昇
剤、基材湿潤剤、粘着防止剤、顔料分散剤、スリップ剤
などのその他の助剤も含有可能である。これらの化合物
は従来の溶剤に溶かしてもよい。典型的な例では、水、
アルコール、エステル、ケトン、炭化水素またはそれら
の混合物のなどの溶剤が使用される。好適な赤外線感受
性材料は、WO94/03838およびWO94/03
839に開示されている材料である。
【0034】赤外線感受性材料は通常、印刷胴またはス
リーブの光重合可能層表面に本発明の方法でコーティン
グされる。前述のように、赤外線感受性材料をエラスト
マー系の層上にまたはリリース層上にコーティングする
ことも可能である。本発明の方法によって、非常に均一
にかつ表面の引掻ききずまたはその他の損傷を生じるこ
となく、赤外線感受性材料をべとついた光重合可能表面
にコーティングすることができる。光学濃度(OD)=
2.50〜5.00の範囲のバラツキは、印刷胴の開始
点から終了点までで+/−5%より良好である。このこ
とは、清浄なレーザー融蝕に必要とされる、ひいては高
品質フレキソ印刷に必要とされる相応の高度の均一性を
有する状態で、典型的な乾燥塗膜重量が5〜50mg/
dm範囲であること、好ましくは20〜40mg/d
範囲であることに一致する。
【0035】本発明の方法および装置の詳細な説明 本発明の装置のコーティングヘッドは、前記コーティン
グロールと塗料液用容器とから成り、両者ともコーティ
ングテーブル上に取り付けられている。コーティングテ
ーブルは、モータで駆動される制御装置によって左右横
方向、印刷胴の水平軸に平行に移動可能である。同テー
ブルはまたモータによって上下動も可能であり、その結
果、コーティングロールが印刷胴表面に対して上下方向
に移動可能になっている。コーティングロールの下方部
は容器内に充填した塗料液に浸かっている。
【0036】全コーティングプロセスは、測定サイク
ル、位置決めサイクル、コーティングサイクルおよび乾
燥サイクルから構成される。測定サイクルの間、ソフト
ウェアプログラムが、2つの高精度光ファイバセンサを
介して胴表面とコーティングロール表面の相対的位置を
決定し、さらに印刷胴のコーティング開始点を決定す
る。次いでソフトウェアは、モータを制御してコーティ
ングヘッドをコーティング開始位置に移動し、コーティ
ング開始位置の左または右に移動しさらに上方に移動し
て、コーティングサイクルの間にコーティングロール表
面と印刷胴の外表面の間で30〜800μmの所定の間
隙が維持されるようにする。塗料は、印刷胴とコーティ
ングロールの同時回転およびコーティングヘッドの水平
運動によって塗布される。それぞれのスピードは事前調
整され、コーティングサイクルの間、高精度で維持され
る。コーティングの結果として、印刷胴は事実上オーバ
ーラップしたらせん状にコーティングされる。コーティ
ングが終了すると、コーティングヘッドは下方に移動
し、随意で印刷胴の回転を速めて乾燥が続く。コーティ
ング済みの層は、印刷胴の回転運動と、印刷胴の軸線に
沿った同軸線に平行なコーティングヘッド(コーティン
グロール)の直線運動とが組み合わさった結果、らせん
にコーティングされている。基本的に、塗膜らせんは、
幅が広がりすぎる状態(被覆面積100%未満)か、コ
ーティング痕跡がぴったり並んだ状態(被覆面積100
%)か、または幅が狭すぎる状態(隣接するコーティン
グ跡がオーバーラップする)になり得る。コーティング
ヘッドのスピードが速く、しかも/または印刷胴の回転
が遅いかもしくはコーティングヘッドの所定の直線運動
スピードに対して遅すぎる場合、塗膜らせんは幅が広が
りすぎて未被覆の領域が残る。らせんは、コーティング
跡が未被覆の領域を残さないような仕方でコーティング
されなければならない。コーティング跡のオーバーラッ
プが20〜80%、好ましくは30〜50%であると、
レベリングが速くなりかつ塗膜の均一性が向上するが、
オーバーラップが多すぎると印刷胴に多くの塗料溶液が
塗布されることになり塗膜重量が増すことが観察され
た。各コーティング跡の幅は塗膜間隙およびコーティン
グロールの回転によって決まる。間隙が小さくなりかつ
コーティングロールの回転が速くなればなるほど、コー
ティング跡の幅が広くなる。したがって、4つの設定す
べてが、特定の塗料溶液についての均一性と塗膜重量に
影響することになる。
【0037】コーティング開始点から終了点までの高い
コーティング精度およびスリーブからスリーブへの高い
再現性は、印刷胴の寸法、印刷胴の直径、印刷胴の位置
およびコーティングロールの位置などを高精度で測定す
る光ファイバセンサというセンサ位置決めシステムの使
用が可能となったことにより、新規のコーティング技術
によって達成することができる。これらのデータを用い
て、機械のソフトウェアは各コーティングパラメータ、
印刷胴の回転およびコーティングテーブルのスピード
を、塗膜重量が一定となるように調整する。ローラ位置
に対する正確な間隙制御が、確実に繰り返し可能な仕方
でなされる。ソフトウェアの制御による間隙の調整に加
えて、機械的に間隙を調整するのがコーティングヘッド
の役割である。この機構は、ソフトウェアの間隙設定に
訂正が必要な場合に、間隙較正、間隙再調整用に使用さ
れる。これにより、新たな間隙設定または間隙設定の変
更が便利かつ容易になる。一回だけのコーティングプロ
セスまたは特別なコーティング調整に対して間隙距離の
変更が必要な場合には、新たなソフトウェアプログラム
は必要としない。機械的調整は、コーティングロールと
印刷胴表面間の変更を所望の塗膜均一性を達成するのに
十分な5μmより高い精度で変更可能な、マイクロメー
タによって実施される。位置は、3桁の読み出しによっ
て表示され、モニタ可能である。直径および長さの異な
る多種の印刷胴を本発明のコーティング装置と共に使用
することができる。
【0038】産業上の有用性 本発明の方法によってコーティングされた印刷胴は、そ
のままさらなる処理を受けられるようになっている。光
重合可能な印刷胴またはスリーブが赤外線感受性層でコ
−ティングされている場合、そのような処理は通常以下
の工程を含む。すなわち、赤外線感受性層の画像位置の
露光、イメージング済み赤外線感受性層を通した光重合
可能層全面の化学線露光、好適な洗い流し溶剤を用いた
現像、乾燥、および後処理の各工程である。先ず、赤外
線感受性層を、例えば750から880nm間の、好ま
しくは780から850nmの赤外線を放射するダイオ
ードレーザーまたは1060nmの赤外線を放射するY
AGレーザーなどの、赤外線レーザーを用いて露光す
る。レーザー露光前に、随意、剥ぎ取り可能なカバーシ
ートを取り除いてもよい。この場合、レーザーによって
赤外線感受性層は気化する。カバーシートが光重合可能
印刷胴上に残っている場合、レーザー露光は赤外線感受
性層を同層上にあるカバーシートに移し、カバーシート
が取り除かれしだい赤外線感受性層が剥ぎ取られる。光
重合可能印刷胴を全面的に、キセノンランプ、カーボン
アークランプ、水銀ランプ、UV線を放射する燐を備え
た蛍光放電灯などの従来の放射源を用いて露光する。バ
インダ系によっては、非重合領域を、水、水溶液もしく
は半水溶液、または例えば脂肪族または芳香族炭化水
素、テルペン、トルエン、ハロゲン化炭化水素などの好
適な有機現像剤溶剤、または前記溶剤の混合物を用いて
洗い流すことができる。界面活性剤またはアルコールな
どの添加剤を使用することも可能である。この工程で
は、光重合可能印刷胴の非光重合領域、赤外線感受性層
の残留面、および随意設けることのできるバリヤー層が
取り除かれる。乾燥終了後、得られたフレキソ印刷胴
は、後露光および/または化学的もしくは物理的処理を
順番を問わず施すことができ、べとつきの無い印刷表面
を作製する。これら処理工程については、WO94/0
38383またはWO94/03839に十分記載され
ている。本発明の方法によって作製された連続印刷版
は、壁紙、装飾用紙および贈答品用包装紙などにおける
連続模様のフレキソ印刷に適用される。
【0039】実施例 以下に記述の実施例は、本発明を説明するためのもので
あって、本発明を制限するものではない。ポリマーの平
均分子量は、重量平均(Mw)で示す。
【0040】実施例1 赤外線感受性材料の塗料溶液を下記の方法で調整した。
軟化点約140℃かつ平均分子量Mw20,000の溶
剤可溶性の熱可塑性ポリアミド樹脂を、ハイシヤー溶解
機を用いて溶剤混合液に溶解した。溶解機のディスクは
先端速度16m/秒で回転した。このポリマー樹脂溶液
にカーボンブラック顔料を添加し、分散させた。濃度
は、総固体重量で36%に調整した。このポリマー/顔
料分散液を、媒体ミル内で、ミルベースのスループット
90kg/時、4回パスで練った。練り終了後に、顔料
濃度を溶解機を用いてハイシヤーで希釈した。希釈の間
に、コーティング添加剤を下記の順序、すなわち脱泡
剤、支持体湿潤剤、粘度上昇剤の順序で添加した。濃度
は総固体重量で4.8%に調整した。
【0041】この塗料溶液をコーティング機の容器に充
填し、コーティングロールの下部約40%までが塗料液
中に浸かるようにした。コーティング機は下記のコーテ
ィング条件、すなわち印刷胴回転数30rpm、コーテ
ィングヘッド線速度17.5cm/分、コーティングロ
ール回転数21.5rpmに設定した。印刷胴は、光重
合可能材Cyrel(登録商標)HORB(E.I d
u Pont deNemours & Compan
y,Wilmington,DE)のシームレス薄層で
被覆して使用した。
【0042】固体Nylon(登録商標)製、直径11
0mm、幅28mm、真円精度約0.01mm、表面粗
さRz=1.6/1のコーティングロールAを使用し
た。塗料はコーティングロールが印刷胴の表面に触れな
いような方法で塗布し(ノンインパクトコーティング方
式)、べとついたHORB表面とNylon(登録商
標)コーティングロールとの間の間隙は60μmに調整
した。塗膜は、26℃、相対湿度29%の加熱空気で乾
燥した。40分後に塗膜は耐摩擦性となった。塗膜欠陥
が全く無い、非常に均一で光沢に富む黒色層が得られ
た。得られた層を透明テープで剥ぎ取り、その光学濃度
(OD)分布を、伝動濃度計を用いて印刷胴の軸線に平
行なコーティング方向について測定した。また、HOR
B光重合可能層からフォトマスク層を引き上げ剥ぎ取っ
て、乾燥塗膜重量を測定した。
【0043】コーティングロールAを用いて塗料溶液を
コーティングし、間隙を60μmに 調整した場合の結果 OD分布に沿った塗膜重量測定値 28mg/dm OD分布に沿った平均OD測定値 3.12 最小/最大OD 3.05/3.29 最大−最小OD差 0.24 塗膜のレベリング 完全なレベリング 塗膜のらせん構造 無し 光重合可能層表面の機械的引掻ききず 無し
【0044】形成した赤外線感受性層は、優れた塗膜品
質とOD均一性を示した。この赤外線感受性層に、10
64nmのNd:YAGレーザーを用いてレーザーイメ
ージングを行なった。処理後には、高品質フレキソ印刷
用印刷胴が得られた。
【0045】比較例1 第2の実験では、実施例1の塗料溶液を実施例1と同様
のコーティングおよび乾燥条件で使用した。印刷胴は同
じ形状であり、実施例1に記述の方法と同様の方法で調
製し、光重合可能材Cyrel(登録商標)HORBで
被覆した。柔軟性の発泡ポリウレタン製、直径110m
m、幅28mmのコーティングロールBを使用した。こ
のコーティングロールを、ロールが未露光のべとついた
光重合可能面に押し付けられるような仕方で調整した。
柔軟性ロールは変形し、この変形を約1mmの変位に調
整した(インパクトコーティング方式)。
【0046】 コーティングロールBを用いて塗料溶液をコーティングし、変位が1mmであ る場合の結果 OD分布に沿った塗膜重量測定値 31mg/dm OD分布に沿った平均OD測定値 3.28 最小/最大OD 2.64/3.69 最大−最小OD差 1.05 塗膜のレベリング レベリング不足 塗膜のらせん構造 有り 光重合可能層表面の機械的引掻ききず 有り
【0047】赤外線感受性層は、コーティングの形跡で
あるらせん塗膜構造を示しており、光沢に富むコーティ
ング跡と光沢の無いコーティング跡とが交互に現われて
いた。レベリングは不十分であった。層のOD測定値に
は、最高3.69、最低2.64とかなりの差が見られ
た。不適格な大きな光学濃度差(Δ=1.05)が測定
された。未露光のべとついた光重合可能面上のコーティ
ングロールによる機械的引掻ききずのせいで、印刷胴は
使用することができなかった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03F 7/00 502 G03F 7/00 502 7/11 501 7/11 501 7/16 501 7/16 501 (72)発明者 ミヒャエル ツヴィリング ドイツ デー−64287 ダルムシュタット ロスデルファー シュトラーセ 99 Fターム(参考) 2H025 AA13 AA18 AB02 AB03 AC08 AD01 BC13 DA01 DA31 EA04 FA10 2H096 AA02 BA05 CA12 CA20 EA04 EA23 2H114 AA01 AA09 AA23 BA01 EA02 GA01 GA34 GA38 4D075 AC25 AC73 AC78 AC93 AE03 BB24Z CA02 CA25 CA48 CB04 DA15 DA20 DB01 DB31 EA07 EA21 EA45 EB07 EB12 EB13 EB14 EB19 EB22 EB24 EB38 EB39 4F040 AA04 AA17 AB04 AC01 AC04 BA14 CB26 DA14 DB12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷胴を液体層でコーティングする方法
    であって、 (a)コーティングロールの表面に液体の流体境膜を形
    成する、 (b)流体境膜が印刷胴の外表面に接触し、かつ印刷胴
    の外表面とコーティングロールの表面との間に塗膜間隙
    が形成されるように、コーティングロールの表面を印刷
    胴の外表面から所定の距離に位置決めする、 (c)印刷胴が液体層でコーティングされるような仕方
    で、印刷胴に対してコーティングロールの回転と移動を
    同時に行う、および (d)液体層を乾燥してコーティングされた印刷胴を形
    成する工程を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 コーティングロール表面の流体境膜を2
    つの部分に分割して塗膜厚さを調整することを特徴とす
    る、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 印刷胴表面に均一な、オーバーラップす
    る流体境膜のらせんを形成するような仕方で、コーティ
    ングロールを回転させ同時に印刷胴の一端から他端に向
    けて移動させることを特徴とする、請求項1に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 (a)から(d)の各処理工程を少なく
    とも1回繰り返すことを特徴とする、請求項1に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 (a)から(d)の処理工程を繰り返す
    ごとに異なる液体を使用することを特徴とする、請求項
    4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の方法を実施するための
    装置であって、 (A)印刷胴を支持し回転させる手段と、 (B)印刷胴から所定の距離にあるコーティングロール
    を支持し、回転させ、さらに駆動する手段と、 (C)印刷胴とコーティングロール間の所定の距離を制
    御する手段と、 (D)液体を提供する容器と、さらに (E)乾燥条件を制御する手段 を含むことを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の方法でコーティングさ
    れた最外層を含むことを特徴とする、光重合可能なフレ
    キソ印刷スリーブ。
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