JP2002026131A - トリミング回路、調整回路及び半導体装置 - Google Patents

トリミング回路、調整回路及び半導体装置

Info

Publication number
JP2002026131A
JP2002026131A JP2000206876A JP2000206876A JP2002026131A JP 2002026131 A JP2002026131 A JP 2002026131A JP 2000206876 A JP2000206876 A JP 2000206876A JP 2000206876 A JP2000206876 A JP 2000206876A JP 2002026131 A JP2002026131 A JP 2002026131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
trimming
resistor
control signal
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000206876A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4629192B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Hashimoto
康博 橋本
Katsuya Shimizu
勝哉 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu VLSI Ltd, Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu VLSI Ltd
Priority to JP2000206876A priority Critical patent/JP4629192B2/ja
Priority to US09/816,749 priority patent/US6462609B2/en
Publication of JP2002026131A publication Critical patent/JP2002026131A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4629192B2 publication Critical patent/JP4629192B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/10Calibration or testing
    • H03M1/1009Calibration
    • H03M1/1033Calibration over the full range of the converter, e.g. for correcting differential non-linearity
    • H03M1/1057Calibration over the full range of the converter, e.g. for correcting differential non-linearity by trimming, i.e. by individually adjusting at least part of the quantisation value generators or stages to their nominal values
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/34Analogue value compared with reference values
    • H03M1/36Analogue value compared with reference values simultaneously only, i.e. parallel type
    • H03M1/361Analogue value compared with reference values simultaneously only, i.e. parallel type having a separate comparator and reference value for each quantisation level, i.e. full flash converter type
    • H03M1/362Analogue value compared with reference values simultaneously only, i.e. parallel type having a separate comparator and reference value for each quantisation level, i.e. full flash converter type the reference values being generated by a resistive voltage divider
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/66Digital/analogue converters
    • H03M1/74Simultaneous conversion
    • H03M1/76Simultaneous conversion using switching tree
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/66Digital/analogue converters
    • H03M1/74Simultaneous conversion
    • H03M1/78Simultaneous conversion using ladder network
    • H03M1/785Simultaneous conversion using ladder network using resistors, i.e. R-2R ladders
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/66Digital/analogue converters
    • H03M1/74Simultaneous conversion
    • H03M1/80Simultaneous conversion using weighted impedances
    • H03M1/808Simultaneous conversion using weighted impedances using resistors

Abstract

(57)【要約】 【課題】トリミング素子の仮想切断又は仮想短絡を可能
にすると共に、トリミング素子の増加に伴う占有面積の
増大を抑えることのできるトリミング回路を提供するこ
と。 【解決手段】ヒューズ素子F1は抵抗R21と第2電源
GNDの間に接続され、抵抗バイパス回路21は、仮想
切断時には制御信号Cntに応答してヒューズ素子F1
を非切断状態に保持し、通常切断時には制御信号Cnt
及びデータ信号D1に基づいてヒューズ素子F1の両端
に第1及び第2電源Vcc,GNDを供給して該ヒュー
ズ素子F1を切断する。出力切替回路22は通常使用時
にはヒューズ素子F1の切断又は非切断に応じた出力信
号Outを出力し、仮想切断時にはデータ信号D1を反
転した出力信号Outを出力する。N個のトリミング回
路を備えた場合、それぞれに供給するデータ信号と共通
に供給する制御信号のためにN+1個の外部端子(パッ
ド)を設ければよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
特性調整等の目的のために電気的に切断されるヒューズ
を備えたトリミング回路、及びそれにより被調整素子に
並列接続されたスイッチ回路がオンオフ制御される調整
回路に関するものである。
【0002】半導体集積回路の製造において、出荷前に
その電気的特性を規格範囲内に調整することが行われて
いる。この調整により、特性のバラツキが除去されて高
精度な半導体集積回路が実現される。この調整は、ヒュ
ーズ素子を切断するトリミング回路により行われる。
【0003】ヒューズ素子の切断には、レーザ装置によ
る方法と、電気的方法がある。レーザ装置による方法で
は、その装置が大きく、あまり一般的とはいえない。電
気的方法は、ヒューズ素子に電流又は電圧を印加して切
断するため、容易に実現できる。
【0004】トリミング回路において、ヒューズ素子を
切断した後の半導体集積回路の特性は、ヒューズ素子の
切断前にあらかじめ確認することができず、誤ったヒュ
ーズを切断した場合、その製品は不良品となってしま
う。そのため、ヒューズ素子を切断する以前に切断の手
順及び測定方法には特別に細心の注意を払う必要があ
る。
【0005】従って、トリミング回路には、ヒューズ切
断前に半導体集積回路の特性を容易に確認することを可
能にする要望がある。それは、ヒューズ素子の仮想切断
により実現される。仮想切断は、ヒューズ素子にトラン
ジスタを直列に接続し、そのトランジスタをオン/オフ
制御することで、ヒューズ素子を実質的な未切断状態/
切断状態を実現する。これにより、実質的な切断状態に
おける半導体集積回路の特性の測定を容易にするととも
に、切断するヒューズ素子の特定を確実にしている。
【0006】
【従来の技術】従来のポリシリコンにより形成されるヒ
ューズ素子(以下、ポリヒューズという)を用いたトリ
ミング回路においては、仮想切断を可能とするには、N
個のポリヒューズに対して2×N個のトリミング端子
と、ポリヒューズの仮想切断を制御するためにそれに直
列接続されたトランジスタ及びそのトランジスタの制御
信号を供給するコントロール端子を含んでいる。トリミ
ング端子及びコントロール端子は半導体集積回路のチッ
プと外部引出し線又はバンプ等とを接続するためにチッ
プ上に形成された電極(パッド)である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ポリヒュー
ズに直列接続されたトランジスタには、他のポリヒュー
ズを切断するための高電圧又は大電流が加わる。そのた
め、トランジスタには、高電圧又は大電流に耐えうる特
性を持つものが用いられる。このようなトランジスタ
は、占有面積が大きい。
【0008】そして、特性を微調整して製品の品質を上
げるためにポリヒューズの個数を増やすと、トリミング
時しか必要のないトリミング端子が占める面積の増大
と、ポリヒューズの切断を制御するトランジスタの面積
が多くなり、チップサイズを増大させるという問題を生
じていた。
【0009】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的はヒューズ素子の仮想切断
を可能にすると共に、ヒューズ素子の増加に伴う占有面
積の増大を抑えることのできるトリミング回路、及びそ
れを用いた調整回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明によれば、トリミング素子は
第1及び第2電源のうちの少なくとも一方と抵抗との間
に接続されたトリミング素子に対して、抵抗バイパス回
路は、仮想切断時には制御信号に応答してトリミング素
子を非切断状態に保持し、通常切断時には制御信号及び
データ信号に基づいてトリミング素子の両端に第1及び
第2電源を供給して該トリミング素子を切断する。出力
切替回路は通常使用時にはトリミング素子の切断又は非
切断に応じた出力信号を出力し、仮想切断時にはデータ
信号に基づく出力信号を出力する。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、トリミン
グ素子は第1及び第2電源のうちの少なくとも一方と抵
抗との間に接続され、抵抗バイパス回路は、仮想短絡時
には制御信号に基づいてトリミング素子を非短絡状態に
保持し、通常短絡時には制御信号及びデータ信号に基づ
いてトリミング素子の両端に第1及び第2電源を供給し
て該トリミング素子を短絡する。出力切替回路は通常使
用時にはトリミング素子の短絡又は非短絡に応じた出力
信号を出力し、仮想短絡時にはデータ信号に基づく出力
信号を出力する。
【0012】請求項3に記載の発明は、複数の被調整素
子のそれぞれに並列接続された複数のスイッチ回路と、
複数のスイッチ回路のそれぞれに対応して設けられた請
求項1又は2に記載の複数のトリミング回路とを備え、
前記複数のトリミング回路は、それぞれに対応する複数
のデータ信号と共通の前記制御信号に応答して動作す
る。従って、N個の被調整素子(トリミング素子)に対
してN+1個の外部端子(パッド)を設ければよい。
【0013】また、請求項4に記載の発明のように、外
部端子から供給されるシリアル信号を前記複数のデータ
信号に変換するシリアル−パラレル変換回路を備えるこ
とで、2個の外部端子(パッド)を設けるだけで済む。
【0014】
【発明の実施の形態】(第一実施形態)以下、本発明を
具体化した第一実施形態を図1及び図2に従って説明す
る。
【0015】図1は、本実施形態の調整回路11の回路
図である。調整回路11は、内部端子T1,T2間の抵
抗値を調整する抵抗調整回路である。調整回路11は、
内部端子T1,T2間に直列接続された複数(本実施形
態では3つ)の被調整素子としての抵抗R1,R2,R
3の両端を適宜短絡させ、両端子T1,T2間の実質的
な抵抗値を調整する。内部端子T1,T2は、例えば、
半導体集積回路装置の基準電圧を生成する回路に接続さ
れており、基準電圧は、両端子T1,T2間の調整され
た抵抗値に対応する。これにより、半導体集積回路装置
の電気的特性が出荷前に調整される。
【0016】尚、内部端子T1,T2間に接続する抵抗
の抵抗値,素子数,接続形態(直列,並列,直並列)
は、内部端子T1,T2間の実質的な抵抗値,調整範
囲,調整ステップ等に基づいて適宜変更されてもよい。
【0017】調整回路11は、被調整素子の数に対応す
る3つのスイッチ回路としてのトランジスタTr1,T
r2,Tr3、及びその数に対応する3つのトリミング
回路12,13,14を含む。
【0018】トランジスタTr1〜Tr3はNチャネル
MOSトランジスタよりなり、抵抗R1〜R3に並列に
接続されている。各トランジスタTr1〜Tr3は、そ
れぞれのゲートに供給されるトリミング回路12〜14
の出力信号Out1,Out2,Out3に応答してオ
ン又はオフする。尚、トランジスタTr1〜Tr3にP
チャネルMOSトランジスタ,バイポーラトランジスタ
を用いても良い。また、並列接続したNチャネルMOS
トランジスタ及びPチャネルMOSトランジスタにより
スイッチ回路を構成しても良い。
【0019】各トリミング回路12,13,14は、そ
れぞれに対応するトリミング端子TT1,TT2,TT
3に接続され、それら端子TT1〜TT3を介して仮想
切断のための仮想切断データ信号(以下、単にデータ信
号という)D1,D2,D3が供給される。また、各ト
リミング回路12〜14は共通のコントロール端子TC
に接続され、その端子TCを介して制御信号Cntが供
給されている。各端子TT1〜TT3,TCにはプルダ
ウン抵抗R11,R12,R13,Rcが接続されてい
る。
【0020】トリミング端子TT1〜TT3及びコント
ロール端子TCはチップ上に形成された電極(パッド)
である。このように、本実施形態の調整回路11では、
N個の被調整素子に対してN+1個のパッドしか必要と
しない。
【0021】図2は、本実施形態の第1トリミング回路
12の回路図である。尚、第2及び第3トリミング回路
13,14の構成は第1トリミング回路12のそれと実
質的に同じであるため、図面及び構成の説明を省略す
る。
【0022】トリミング回路12は、抵抗R21、溶断
型トリミング素子としてのヒューズ素子F1、抵抗バイ
パス回路21及び出力切替回路22を含む。抵抗R21
及びヒューズ素子F1は第1電源Vccと第2電源(本
実施形態ではグランド)GNDの間に直列に接続されて
いる。詳しくは、抵抗R21の第1端子は第1電源Vc
cに接続され、抵抗R21の第2端子はヒューズ素子F
1の第1端子に接続され、ヒューズ素子F1の第2端子
は第2電源GNDに接続されている。
【0023】第1電源Vccとヒューズ素子F1との間
には抵抗バイパス回路21が接続されている。抵抗バイ
パス回路21は抵抗R1に流れる電流をバイパスするこ
とでヒューズ素子F1の両端にそれの切断電圧(又は切
断電流)以上の電圧を印加することで、該素子F1を切
断するために設けられている。
【0024】抵抗バイパス回路21はPチャネルMOS
トランジスタTP1とNAND回路23を含む。2入力
素子であるNAND回路23は、入力端子にデータ信号
D1と制御信号Cntが入力され、出力端子がトランジ
スタTP1のゲートに接続されている。トランジスタT
P1はソースが第1電源Vccに接続され、ドレインが
ヒューズ素子F1に接続されている。従って、抵抗バイ
パス回路21は、Hレベルのデータ信号D1及び制御信
号Cntに応答してトランジスタTP1をオンし、それ
によりヒューズ素子F1両端の電位差を第1電源Vcc
と第2電源GNDの電位差とする。
【0025】出力切替回路22は本実施形態では2入力
NOR回路から構成されている。出力切替回路22は第
1入力端子にデータ信号D1が入力され、第2入力端子
は抵抗R21とヒューズ素子F1との間のノードN1に
接続され、出力端子から出力信号Out1を出力する。
ヒューズ素子F1が切断されていない時にノードN1の
電位が第2電源GNDレベル(Lレベル)であるため、
出力切替回路22はデータ信号D1の反転レベルを持つ
信号Out1を出力する。一方、ヒューズ素子F1が切
断された時にノードN1の電位が第1電源Vccレベル
(Hレベル)であるため、出力切替回路22はLレベル
の信号Out1を出力する。
【0026】このように構成されたトリミング回路12
は、Hレベルのデータ信号D1及び制御信号Cntが供
給されると、それにより抵抗バイパス回路21のトラン
ジスタTP1にLレベルの信号が印加され、該トランジ
スタTP1がオンする。これにより、ヒューズ素子F1
が第1及び第2電源Vcc,GND間に接続され、流れ
る電流によりヒューズF1が切断される。すると、トリ
ミング回路12は、Lレベルの信号Out1を出力し、
それにより図1のトランジスタTr1がオフし、抵抗R
1の両端は短絡されない。
【0027】一方、Lレベルの制御信号Cntが供給さ
れると、トリミング回路12は、抵抗バイパス回路21
のトランジスタTP1がオフし、未切断のヒューズ素子
F1により出力切替回路22にLレベルの信号が入力さ
れることで、第1データ信号D1の反転レベルを持つ信
号Out1を出力する。これにより、図1のトランジス
タTr1がオン又はオフし、抵抗R1の両端が短絡又は
開放される。即ち、トランジスタTr1をオフするよう
にデータ信号D1を供給することで、トランジスタTr
1及び抵抗R1の状態を図2のヒューズ素子F1を切断
した時の状態と実質的に同一にする、即ち仮想切断を行
うことができる。
【0028】尚、コントロール端子TCがプルダウンさ
れているため、この端子TCに何も接続しなくても、L
レベルの制御信号Cntが供給されていることと同じで
ある。これにより、ヒューズ素子F1〜F3の誤切断を
防止する。コントロール端子TCをプルダウンしない
と、ノイズ等の影響によって同端子TCのレベルがトラ
ンジスタTP1がオンするまで高くなり、それによりヒ
ューズ素子F1が切断されてしまうからである。
【0029】次に、上記のように構成された調整回路1
1の作用を説明する。 [仮想切断]第1トリミング回路12は、Lレベルの制
御信号Cntに応答して抵抗バイパス回路21のトラン
ジスタTP1がオフし、未切断のヒューズ素子F1によ
り出力切替回路22にLレベルの信号が入力されること
で、第1データ信号D1の反転レベルを持つ信号Out
1を出力する。同様に、第2及び第3トリミング回路1
3,14は、第2及び第3データ信号D2,D3の反転
レベルを持つ信号Out2,Out3を出力する。これ
ら出力信号Out1〜Out3に応答してトランジスタ
Tr1〜Tr3がオン・オフし、両端子T1,T2間の
抵抗値は、オフしたトランジスタTr1〜Tr3が並列
接続した抵抗R1〜R3の合成抵抗値となる。
【0030】コントロール端子TCはプルダウンされて
いるため、この端子TCに制御信号Cntを供給しなく
ても、Lレベルの制御信号Cntが供給されていること
と同じである。従って、各トリミング端子TT1〜TT
3の電位のみを制御することで各トリミング回路12〜
14の仮想切断を行い、内部端子T1,T2間の実質的
な抵抗値を任意に変更することができる。これにより、
半導体装置が最適な動作を行うために必要な内部端子T
1,T2間の抵抗値をチェックできることになる。
【0031】[通常切断]上記の[仮想切断]により得
た結果に基づいて、Hレベルの制御信号Cntを第1〜
第3トリミング回路12〜14に供給し、各トリミング
回路12〜14のヒューズ素子を選択的に切断する。
【0032】1つの例として、上記の仮想切断において
第1トリミング回路12にHレベルのデータ信号D1を
供給し、第2及び第3トリミング回路13,14にLレ
ベルのデータ信号D2,D3を供給している。この状態
で、第1〜第3トリミング回路12〜14にHレベルの
制御信号Cntを供給する。
【0033】すると、図2の抵抗バイパス回路21を構
成するトランジスタTP1は、ゲートにNAND回路2
3からLレベルの信号が供給されてオンする。これによ
り、ヒューズ素子F1に電流が流れ、それにより第1ヒ
ューズ素子F1が切断される。一方、切断該当以外の第
2及び第3トリミング回路13,14では、抵抗バイパ
ス回路21を構成するトランジスタTP1がオフしてい
るため、ヒューズ素子F1は切断されない。
【0034】同様に、第2又は第3トリミング回路1
3,14のヒューズ素子を選択的に切断することができ
る。更に、複数のヒューズ素子を同時に選択的に切断す
る場合も上記と同様に行うことができる。
【0035】上記のようにトリミングされた調整回路1
1を備えた半導体装置は、トリミング端子TT1〜TT
3及びコントロール端子TCには信号が印加されない未
接続端子として使用される。この場合、第1トリミング
回路12はLレベルの信号Out1を出力し、第1トラ
ンジスタTr1はオフする。第2及び第3トリミング回
路13,14Hレベルの信号Out2,Out3を出力
し、それにより第2及び第3トランジスタTr2,Tr
3はオンする。
【0036】このようにして、調整回路11は、切断さ
れたヒューズ素子F1に対応して抵抗R1の両端を開放
し、抵抗R2,R3の両端を短絡する。これにより、内
部端子T1,T2間の実効的な抵抗値が設定される。
【0037】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)トリミング端子TT1〜TT3及びコントロール
端子TCはチップ上に形成された電極(パッド)であ
る。このように、本実施形態の調整回路11では、N個
の被調整素子に対してN+1個のパッドしか必要としな
い。更に、パッドの面積は素子の面積に比べて極めて大
きい、即ち、1つのパッドの占有面積を持つ領域に多数
の素子を形成することができる。従って、各トリミング
回路12〜14に含まれるトリミング素子を切断するた
めの複数の素子による調整回路11の占有面積増加は僅
かである。これらにより、調整回路11を備えた半導体
装置の面積増加を抑えることができる。
【0038】尚、前記実施形態は、以下の態様に変更し
てもよい。 ○上記実施形態では、トリミング素子として溶断型ヒュ
ーズ素子F1を用いたが、[仮想切断]の結果に基づい
て切断可能であればどのような素子を用いて実施しても
良い。
【0039】○上記実施形態では、抵抗バイパス回路2
1をPMOSトランジスタTP1とNAND回路23か
ら構成したが、トリミング素子であるヒューズ素子F1
を非切断状態に保持、又は切断可能であればどのような
構成に変更してもよい。
【0040】例えば、抵抗バイパス回路をAND回路と
NMOSトランジスタから構成してもよい。また、デー
タ信号D1、制御信号Cnt及び出力信号Out1の論
理に応じて、NAND回路,AND回路,NOR回路,
OR回路,NPNトランジスタ,PNPトランジスタを
適宜組み合わせて抵抗バイパス回路を構成してもよい。
尚、出力信号Out1の論理は図1のトランジスタTr
1〜Tr3のオンオフ状態の設定、及び使用するトラン
ジスタがNMOSトランジスタかPMOSトランジスタ
かによっても変更されるのはいうまでもない。
【0041】また、図3に示すようにトリミング回路1
2aを構成してもよい。このトリミング回路12aの抵
抗バイパス回路21aは、PNPトランジスタTr11から
構成されている。トランジスタTr11のエミッタにはデー
タ信号D1が入力され、コレクタはノードN1に接続さ
れ、ベースに制御信号Cntが印加されている。仮想切
断時は、制御信号Cntをデータ信号D1以上の電位
(Cnt≧D1)にすることでトランジスタTr11をオフ
させ、切断時は制御信号Cntをデータ信号D1よりト
ランジスタTr11のベース−エミッタ電圧VBEだけ低い電
位以下(Cnt≦D1−VBE)にすることでトランジス
タTr11をオンさせるようにする。このように抵抗バイパ
ス回路21aを構成することで、NAND回路23が不
要となり、面積的に有利になる。この例においても、抵
抗バイパス回路をPMOSトランジスタで構成してもよ
い。
【0042】○上記実施形態では、各端子TT1〜TT
3,TCを未接続にした場合にトランジスタTr1〜T
r3をオンさせる、即ち各トリミング回路12〜14が
Lレベルの制御信号Cnt及びデータ信号D1〜D3に
応答してHレベルの信号Out1〜Out3を出力する
ように構成したが、図4に示すように構成したトリミン
グ回路12bを用いてトランジスタTr1〜Tr3をオ
フさせるようにしてもよい。このトリミング回路12b
は、図2のトリミング回路12の各素子を第1電源Vc
cと第2電源GNDとを入替えて接続するとともにAN
D回路からなる出力切替回路24を用いている。このト
リミング回路12bは、Lレベルの制御信号Cnt及び
データ信号D1に応答してHレベルの信号Out1を出
力し、ヒューズ素子F1が切断されると常にLレベルの
信号Out1を出力する。
【0043】また、図1のトランジスタTr1〜Tr3
のオンオフ状態又はNMOSトランジスタかPMOSト
ランジスタかによって、図5に示すように、NAND回
路からなる出力切替回路25を備えたトリミング回路1
2cに具体化して実施してもよい。
【0044】更には、図3の構成に対応して、図6に示
すように、NPNトランジスタTr12からなる抵抗バイパ
ス回路21bを備えたトリミング回路12dに具体化し
て実施してもよい。この場合、仮想切断時は、制御信号
Cntをデータ信号D1以下の電位(Cnt≦D1)に
することでトランジスタTr12をオフさせ、切断時は制御
信号Cntをデータ信号D1よりトランジスタTr12のベ
ース−エミッタ電圧VBEだけ高い電位以上(Cnt≧D
1+VBE)にすることでトランジスタTr12をオンさせる
ようにする。このように抵抗バイパス回路21aを構成
することで、NAND回路23が不要となり、NPNト
ランジスタの方がPNPトランジスタよりも少ない面積
で形成できるため、面積的に有利になる。この例におい
ても、抵抗バイパス回路をNMOSトランジスタで構成
してもよい。
【0045】○上記実施形態では、第1及び第2電源V
cc,GNDの供給により切断される溶断型トリミング
素子(切断素子)を用いたが、第1及び第2電源Vc
c,GNDの供給により短絡する短絡型トリミング素子
(短絡素子)、例えば図7に示すように、ダイオード
(ZAP)Z1等を用いて実施してもよい。この場合、
図2のNOR回路からなる出力切替回路22に替えてN
AND回路からなる出力切替回路24を用いる。これに
より、トリミング回路12eは、非短絡のトリミング素
子によりデータ信号D1を反転した信号Out1を出力
し、短絡させたトリミング素子により常にHレベルの信
号Out1を出力する。もちろん、このダイオードZ1
等の短絡素子を図3〜図6のトリミング回路12b〜1
2dに用いて実施しても良い。
【0046】○上記実施形態では、抵抗バイパス回路2
1を構成するトランジスタTP1のソースを第1電源V
ccに接続したが、そのソース電位を変更可能に構成し
てもよい。例えば、図8に示すトリミング回路12f
は、トランジスタTP1のソースを第3電源Vcc2に
接続している。そして、この第3電源Vcc2の電位を
切断時に第1電源Vcc以上(Vcc2≧Vcc)に制
御することで、ヒューズ素子F1の切断を容易にする。
【0047】○上記実施形態は、正論理のデータ信号D
1〜D3及び制御信号Cntに対応してプルダイン抵抗
R11〜R13,Rcを設けたが、各信号D1〜D3,
Cntを負論理としてプルアップ抵抗を設けて実施して
もよい。
【0048】(第二実施形態)次に、本発明を具体化し
た第二実施形態を図9及び図10に従って説明する。
尚、説明の便宜上、第一実施形態と同様の構成について
は同一の符号を付してその説明を一部省略する。
【0049】図9は、本実施形態の調整回路31の回路
図である。調整回路31は、内部端子T1,T2間に直
列接続された複数の被調整素子としての抵抗R1〜R3
の両端を短絡又は開放させるスイッチ回路としてのトラ
ンジスタTr1〜Tr3、その数に対応するトリミング
回路32,33,34、及びインバータ回路35を含
む。
【0050】各トリミング回路32〜34にはそれぞれ
トリミング端子TT1〜TT3を介してデータ信号D1
〜D3が供給される。また、全てのトリミング回路32
〜34には、コントロール端子TCを介して制御信号C
ntが供給されるとともに、その制御信号Cntをイン
バータ回路35により論理反転した反転制御信号/Cn
tが供給される。各トリミング回路32〜34は、デー
タ信号D1〜D3、制御信号Cnt及び反転制御信号/
Cntと、内蔵したトリミング素子の状態に基づくレベ
ルを持つ信号Out1〜Out3をトランジスタTr1
〜Tr3のゲートに供給する。
【0051】図10は、本実施形態の第1トリミング回
路32の回路図である。尚、第2及び第3トリミング回
路33,34の構成は第1トリミング回路32のそれと
実質的に同じであるため、図面及び構成の説明を省略す
る。
【0052】トリミング回路32は、抵抗R21、溶断
型のトリミング素子としての第1及び第2ヒューズ素子
F1,F2、第1及び第2抵抗バイパス回路41,42
及び出力切替回路43を含む。第1電源Vccと第2電
源(本実施形態ではグランド)GNDの間には、第1ヒ
ューズ素子F1,抵抗R21,第2ヒューズ素子F2の
順番に直列接続されている。
【0053】抵抗R21の第1電源Vcc側端子と第2
電源GNDとの間、即ち第1ヒューズ素子F1と第2電
源GNDとの間には第1抵抗バイパス回路41が接続さ
れている。抵抗R21の第2電源GND側端子と第1電
源Vccとの間、即ち第2ヒューズ素子F2と第1電源
Vccとの間には第2抵抗バイパス回路42が接続され
ている。
【0054】第1抵抗バイパス回路41は第1ヒューズ
素子F1をトリミング(切断)するために設けられ、第
2抵抗バイパス回路42は第2ヒューズ素子F2をトリ
ミングするために設けられている。
【0055】第1抵抗バイパス回路41はNOR回路4
4とNチャネルMOSトランジスタTN1を含む。2入
力素子であるNOR回路44は、入力端子にデータ信号
D1と反転制御信号/Cntが入力され、出力端子はN
MOSトランジスタTN1のゲートに接続されている。
NMOSトランジスタTN1はソースが第2電源GND
に接続され、ドレインが第1ヒューズ素子F1と抵抗R
21との接続点に接続されている。
【0056】従って、第1抵抗バイパス回路41は、L
レベルのデータ信号D1及び反転制御信号/Cntに応
答してトランジスタTN1をオンする。これにより、第
1ヒューズ素子F1の両端に第1電源Vccと第2電源
GNDが印加され、該ヒューズ素子F1が切断される。
一方、第1抵抗バイパス回路41は、データ信号D1と
反転制御信号/Cntのうちの少なくとも一方がHレベ
ルの場合にトランジスタTN1をオンさせないため、第
1ヒューズ素子F1は切断されない。
【0057】第2抵抗バイパス回路42はNAND回路
45とPチャネルMOSトランジスタTP1を含む。2
入力素子であるNAND回路45は、入力端子にデータ
信号D1と制御信号Cntが入力され、出力端子はPM
OSトランジスタTP1のゲートに接続されている。P
MOSトランジスタTP1はソースが第1電源Vccに
接続され、ドレインが抵抗R21と第2ヒューズ素子F
2との接続点に接続されている。
【0058】従って、第2抵抗バイパス回路42は、H
レベルのデータ信号D1及び制御信号Cntに応答して
トランジスタTP1をオンする。これにより、第2ヒュ
ーズ素子F2の両端に第1電源Vccと第2電源GND
が印加され、該ヒューズ素子F2が切断される。一方、
第2抵抗バイパス回路42は、データ信号D1と制御信
号Cntのうちの少なくとも一方がLレベルの場合にト
ランジスタTP1をオンさせないため、第2ヒューズ素
子F2は切断されない。
【0059】即ち、制御信号CntがHレベル(反転制
御信号/CntがLレベル)の通常切断時に、データ信
号D1のレベルに応じた第1又は第2抵抗バイパス回路
41,42により第1又は第2ヒューズ素子F1,F2
が必ず切断される。これにより、第1電源Vccと第2
電源GNDの間の電流経路(第1ヒューズ素子F1−抵
抗R21−第2ヒューズ素子F2)が遮断され、貫通電
流が無くなる。そのため、消費電力を第一実施形態に比
べて低減することが可能となる。上記第一実施形態で
は、ヒューズ素子F1が切断されない場合に、そのヒュ
ーズ素子F1及び抵抗R21を介して貫通電流が流れ、
それにより電力が消費される。
【0060】出力切替回路43は本実施形態では2入力
NOR回路から構成されている。出力切替回路22は第
1入力端子にデータ信号D1が入力され、第2入力端子
は抵抗R21と第2ヒューズ素子F2との間のノードN
2に接続され、出力端子から出力信号Out1を出力す
る。第1及び第2ヒューズ素子F1,F2が切断されて
いない時にノードN2の電位が第2電源GNDレベル
(Lレベル)であるため、出力切替回路43はデータ信
号D1の反転レベルを持つ信号Out1を出力する。一
方、第1ヒューズ素子F1が切断された時にノードN2
の電位が第2電源GNDレベル(Lレベル)であるが、
ヒューズ素子F1の切断後は図9のトリミング端子TT
1を未接続にて使用されるため、プルダウン抵抗R11
により第1入力端子がLレベルとなり、出力切替回路2
2はLレベルの信号Out1を出力する。また、第2ヒ
ューズ素子F2が切断された時にノードN2の電位が第
1電源Vccレベル(Hレベル)であるため、出力切替
回路43はLレベルの信号Out1を出力する。
【0061】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、上記実施形態の効果に加えて以下の効果を奏する。 (1)抵抗R21の両端を第1及び第2ヒューズ素子F
1,F2を介してそれぞれ第1及び第2電源Vcc,G
NDに接続し、仮想切断結果に基づいて第1又は第2ヒ
ューズ素子F1,F2をトリミングするようにした。そ
の結果、トリミング後の貫通電流を無くして消費電力を
低減することができる。
【0062】尚、前記実施形態は、以下の態様に変更し
てもよい。 ○上記実施形態において、切断型のトリミング素子であ
る第1又は第2ヒューズ素子F1,F2をZAP等の短
絡型のトリミング素子に置換えて実施しても良い。
【0063】例えば、図11(a)は、図10の第1ヒ
ューズ素子F1をダイオードZ1に置換えたトリミング
回路51を示す。このトリミング回路51は、ダイオー
ドZ1及びヒューズ素子F2を同時に破壊(ヒューズ素
子F2は切断、ダイオードZ1は短絡)するように構成
した第1及び第2抵抗バイパス回路52,42を備え
る。第1抵抗バイパス回路52は、NOR回路44,N
MOSトランジスタTN1と、データ信号D1を反転し
た信号をNOR回路44に供給するインバータ回路53
を備え、これにより第2抵抗バイパス回路42のPMO
SトランジスタTP1と同時にNMOSトランジスタT
N1をオンオフ制御する。
【0064】また、図11(b)は、図10の第2ヒュ
ーズ素子F2をダイオードZ1に置換えたトリミング回
路54を示す。このトリミング回路54は、ヒューズ素
子F1及びダイオードZ1を同時に破壊するように構成
した第1及び第2抵抗バイパス回路41,55を備え
る。更に、トリミング回路54は、ダイオードZ1を第
2電源GND側に接続したことによりデータ信号D1を
反転した信号Outを出力するように図7と同様にNA
ND回路からなる出力切替回路57を備える。第2抵抗
バイパス回路55は、NAND回路45,PMOSトラ
ンジスタTP1と、データ信号D1を反転した信号をN
AND回路45に供給するインバータ回路56を備え
る。
【0065】これらのように構成することで、上記実施
形態と同様にトリミング後の貫通電流を無くして消費電
力を低減するとともに、トリミング前の貫通電流を無く
して消費電力を低減することができる。
【0066】(第三実施形態)次に、本発明を具体化し
た第三実施形態を図12に従って説明する。尚、説明の
便宜上、第一,第二実施形態と同様の構成については同
一の符号を付してその説明を一部省略する。
【0067】図12は、本実施形態のトリミング回路6
1の回路図である。トリミング回路61は、抵抗R2
1、溶断型のトリミング素子としての第1及び第2ヒュ
ーズ素子F11,F12、第1及び第2抵抗バイパス回
路62,63及び出力切替回路64を含む。第1電源V
ccと第2電源(本実施形態ではグランド)GNDの間
には、抵抗R21,第1ヒューズ素子F11,第2ヒュ
ーズ素子F12の順番に直列接続されている。
【0068】即ち、抵抗R21と第2電源GNDとの間
には直列に第1及び第2ヒューズ素子F11,F12が
接続されている。このように接続された素子を持つトリ
ミング回路61は、第一実施形態のトリミング回路12
に比べて冗長なトリミング素子(本実施形態では第1ヒ
ューズ素子F11が相当する)を持つ。この冗長なトリ
ミング素子は、切断状態の信頼性を高めるために設けら
れている。
【0069】溶断型のトリミング素子であるヒューズ素
子は、トリミングして切断した後、再接続してしまうこ
とがある。すると、調整回路により調整した抵抗値等が
所望の値からずれてしまう。従って、冗長なトリミング
素子を備え、これを[仮想切断]に基づいてトリミング
する。複数のヒューズ素子の全てが再接続する確率は低
いため、1つのヒューズ素子を備えたトリミング回路に
比べて切断状態の信頼性が高くなる。
【0070】このような冗長性を実現するために、第1
抵抗バイパス回路62は第2ヒューズ素子F12のみを
切断するように接続され、第2抵抗バイパス回路63は
第1抵抗バイパス回路62と協働して第1ヒューズ素子
F11を切断するように接続されている。
【0071】詳述すると、第1抵抗バイパス回路62は
第1電源Vccと第2ヒューズ素子F12との間に接続
されている。第1抵抗バイパス回路62はNAND回路
65とPMOSトランジスタTP1を含む。NAND回
路65には第1制御信号Cnt1とデータ信号D1が入
力され、出力端子はトランジスタTP1のゲートに接続
されている。そのトランジスタTP1のソースは第1電
源Vccに接続され、ドレインは第1及び第2ヒューズ
素子F11,F12の間の接続点(ノードN11)に接
続されている。第1抵抗バイパス回路62は、第1制御
信号Cnt1及びデータ信号D1に応答して切断時にト
ランジスタTP1をオンさせてノードN11を第1電源
Vccに接続する。これにより、第2ヒューズ素子F1
2の両端に第1及び第2電源Vcc,GNDが印加さ
れ、該第2ヒューズ素子F12が切断される。
【0072】第2抵抗バイパス回路63は抵抗R21と
第1ヒューズ素子F11との間のノードN12と第2電
源GNDとの間に接続されている。第2抵抗バイパス回
路63は、NAND回路66とNMOSトランジスタT
N1を含む。NAND回路66には第2制御信号Cnt
2とデータ信号D1が入力され、出力端子はトランジス
タTN1のゲートに接続されている。そのトランジスタ
TN1のソースはノードN12に接続され、ドレインは
第2電源GNDに接続されている。第2抵抗バイパス回
路63は、第2制御信号Cnt2及びデータ信号D1に
応答して切断時にトランジスタTN1をオンさせ、ノー
ドN12を第2電源GNDに接続する。この時、第1抵
抗バイパス回路62によりノードN11を第1電源Vc
cに接続する。これにより、第1ヒューズ素子F11の
両端に第1及び第2電源Vcc,GNDが印加され、該
第1ヒューズ素子F11が切断される。
【0073】出力切替回路64は第一実施形態における
出力切替回路22(図2参照)と同様に2入力NOR回
路から構成されている。出力切替回路22は第1入力端
子にデータ信号D1が入力され、第2入力端子はノード
N12に接続され、出力端子から出力信号Out1を出
力する。
【0074】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、上記第一実施形態の効果に加えて以下の効果を奏す
る。 (1)抵抗R21と第2電源GNDとの間に直列に第1
及び第2ヒューズ素子F11,F12を接続し、第2ヒ
ューズ素子F12を切断した後、その第2ヒューズ素子
F12が再接続した場合には第1ヒューズ素子F11を
切断するようにした。このように、第2ヒューズ素子F
12と冗長第1ヒューズ素子F11とを設けることで、
切断状態の信頼性を高めることができる。
【0075】(第四実施形態)次に、本発明を具体化し
た第四実施形態を図13に従って説明する。尚、説明の
便宜上、第一〜第三実施形態と同様の構成については同
一の符号を付してその説明を一部省略する。
【0076】図13は、本実施形態のトリミング回路7
1の回路図である。このトリミング回路71は、第三実
施形態と同様に、抵抗R21、溶断型のトリミング素子
としての第1及び第2ヒューズ素子F11,F12、第
1及び第2抵抗バイパス回路62,72及び出力切替回
路64を含む。第1電源Vccと第2電源(本実施形態
ではグランド)GNDの間には、抵抗R21,第1ヒュ
ーズ素子F11,第2ヒューズ素子F12の順番に直列
接続されている。
【0077】即ち、抵抗R21と第2電源GNDとの間
には直列接続された第1及び第2ヒューズ素子F11,
F12が接続されている。このように接続された素子を
持つトリミング回路61は、第一実施形態のトリミング
回路12に比べて冗長なトリミング素子(本実施形態で
は第1ヒューズ素子F11が相当する)を持つ。この冗
長なトリミング素子は、切断状態の信頼性を高めるため
に設けられている。
【0078】このような冗長性を実現するために、第1
抵抗バイパス回路62は第2ヒューズ素子F12のみを
切断するように接続され、第2抵抗バイパス回路72は
第1抵抗バイパス回路62と協働して第1ヒューズ素子
F11を切断するように接続されている。
【0079】第2抵抗バイパス回路72は抵抗R21と
第1ヒューズ素子F11との間のノードN12と第2電
源GNDとの間に接続されている。第2抵抗バイパス回
路72は、AND回路73とNMOSトランジスタTN
1を含む。3入力素子であるAND回路73には制御信
号Cntとデータ信号D1が入力されるとともにノード
N11に接続され、出力端子はトランジスタTN1のゲ
ートに接続されている。
【0080】この様に構成されたトリミング回路71
は、第1及び第2ヒューズ素子F11,F12が未切断
の時、ノードN11は第2ヒューズ素子F12によりL
レベルとなり、それに応答して第2抵抗バイパス回路7
2はデータ信号D1及び制御信号Cntのレベルに係わ
らずNMOSトランジスタTN1をオフさせる。
【0081】次に、[仮想切断]結果に基づいて、第1
抵抗バイパス回路62を動作させて第2ヒューズ素子F
12を切断する。すると、第1及び第2ヒューズ素子F
11,F12間のノードN11はHレベルとなり、これ
により第2抵抗バイパス回路72はデータ信号D1及び
制御信号Cntに応答してNMOSトランジスタTN1
をオンさせ、第1ヒューズ素子F11を切断する。
【0082】即ち、このトリミング回路71は、制御信
号Cnt及びデータ信号D1に基づいて第2ヒューズ素
子F12を切断することで、自動的に第1ヒューズ素子
F11を切断する。この様に、第1及び第2ヒューズ素
子F11,F12を切断することで再接続してもノード
N12が第2電源GNDに接続される確率を低くし、抵
抗R21と第2電源GNDとの間に1つのヒューズ素子
を接続した場合に比べて切断状態の信頼性を高めてい
る。
【0083】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)抵抗R21と第2電源GNDとの間に直列に第1
及び第2ヒューズ素子F11,F12を接続し、両ヒュ
ーズ素子F11,F12間のノードN11を第2抵抗バ
イパス回路72に接続することで、第2ヒューズ素子F
12を切断すると、第2抵抗バイパス回路72によって
自動的に第1ヒューズ素子F11が切断される。このよ
うに、第1及び第2ヒューズ素子F11,F12を切断
することで切断状態の信頼性を高めることができる。
【0084】(第五実施形態)次に、本発明を具体化し
た第五実施形態を図14に従って説明する。尚、説明の
便宜上、第一〜第四実施形態と同様の構成については同
一の符号を付してその説明を一部省略する。
【0085】図14は、本実施形態のトリミング回路8
1の回路図である。トリミング回路81は、冗長性を持
たせ、かつ消費電力を低減したものである。即ち、第三
実施形態の構成のように、抵抗R21と第2電源GND
の間に直列接続した第1及び第2ヒューズ素子F11,
F12と、抵抗R21と第1電源Vccとの間に直列接
続した第3及び第4ヒューズ素子F13,F14とを含
み、それらを切断するために第1〜第4抵抗バイパス回
路82〜85及びインバータ回路86と、出力切替回路
22とを備えている。
【0086】第1抵抗バイパス回路82は、第1及び第
2ヒューズ素子F11,F12間のノードN11と第1
電源Vccの間に接続されたPMOSトランジスタTP
1a、それのゲートに出力端子が接続されたNAND回
路87aを含む。NAND回路87aにはデータ信号D
1及び第1制御信号Cnt1が入力されている。
【0087】第1抵抗バイパス回路82は、データ信号
D1及び第1制御信号Cnt1に基づいてトランジスタ
TP1aをオンオフ制御する。トランジスタTP1aが
オンすることでノードN11に第1電源Vccが供給さ
れ、第2ヒューズ素子F12が切断される。
【0088】第2抵抗バイパス回路83は、抵抗R21
と第1ヒューズ素子F11の間のノードN11と第2電
源GNDとの間に接続されたNMOSトランジスタTN
1a、それのゲートに出力端子が接続されたNOR回路
88a、そのNOR回路88aに第2制御信号Cnt2
を反転した信号を供給するインバータ回路89aを含
む。NOR回路88aにはデータ信号D1を反転した信
号が入力されている。
【0089】第2抵抗バイパス回路83は、データ信号
D1及び第2制御信号Cnt2に基づいてトランジスタ
TN1aをオンオフ制御する。トランジスタTN1aが
オンすることでノードN12に第2電源GNDが供給さ
れるとともに第1抵抗バイパス回路82によりノードN
11に第1電源Vccが供給され、第1ヒューズ素子F
11が切断される。
【0090】第3抵抗バイパス回路84は、第3及び第
4ヒューズ素子F13,F14間のノードN13と第2
電源GNDの間に接続されたNMOSトランジスタTN
1b、それのゲートに出力端子が接続されたNOR回路
88b、そのNOR回路88bに第1制御信号Cnt1
を反転した信号を供給するインバータ回路89bを含
む。NOR回路88bにはインバータ回路86によりデ
ータ信号D1を反転した信号が入力されている。
【0091】第3抵抗バイパス回路84は、データ信号
D1の反転信号及び第1制御信号Cnt1に基づいてト
ランジスタTN1bをオンオフ制御する。トランジスタ
TN1bがオンすることでノードN13に第2電源GN
Dが供給され、第4ヒューズ素子F14が切断される。
【0092】第4抵抗バイパス回路85は、抵抗R21
と第3ヒューズ素子F13の間のノードN14と第1電
源Vccとの間に接続されたNMOSトランジスタTN
1b、それのゲートに出力端子が接続されたNAND回
路87bを含む。NAND回路87bには第2制御信号
Cnt2とインバータ回路86によりデータ信号D1を
反転した信号が入力されている。
【0093】第4抵抗バイパス回路85は、データ信号
D1の反転信号及び第2制御信号Cnt2に基づいてト
ランジスタTP1bをオンオフ制御する。トランジスタ
TP1bがオンすることでノードN14に第1電源Vc
cが供給されるとともに第3抵抗バイパス回路84によ
りノードN13に第2電源GNDが供給され、第3ヒュ
ーズ素子F13が切断される。
【0094】このように構成されたトリミング回路81
では、Hレベルの第1制御信号Cnt1及びLレベルの
第2制御信号Cnt2を供給し、先ず第2又は第4ヒュ
ーズ素子F12,F14を仮想切断結果に基づくデータ
信号D1のレベルにより切断する。その後、切断した第
2又は第4ヒューズ素子F12,F14が再接続した場
合、Hレベルの第1及び第2制御信号Cnt1,Cnt
2を供給し、先に切断した第2又は第4ヒューズ素子F
12,F14と抵抗R21との間に接続した第1又は第
3ヒューズ素子F11,F13を切断する。これによ
り、切断状態の信頼性を高める。
【0095】更に、抵抗R21と第1電源Vcc、又は
抵抗R21と第2電源GND間の第4ヒューズ素子F1
4又は第2ヒューズ素子F12(再接続後は第3ヒュー
ズ素子F13又は第1ヒューズ素子F11)を切断する
ことで、第1電源Vccから第2電源GNDに流れる貫
通電流を防止し、消費電力を低減する。
【0096】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。(1)抵抗R21と第2電源
GNDの間に直列に第1及び第2ヒューズ素子F11,
F12を接続し、抵抗R21と第1電源Vccの間に直
列に第3及び第4ヒューズ素子F13,F14を接続す
る。そして、これらヒューズ素子F11〜F14を適宜
切断することで、切断状態の信頼性を高めるとともに、
消費電力を低減することができる。
【0097】(第六実施形態)次に、本発明を具体化し
た第六実施形態を図15に従って説明する。尚、説明の
便宜上、第一〜第五実施形態と同様の構成については同
一の符号を付してその説明を一部省略する。
【0098】図15は、本実施形態の調整回路81aの
回路図である。トリミング回路81aは、貫通電流を防
止するものである。即ち、図9の第四実施形態の構成の
ように、抵抗R21と第2電源GNDの間に直列接続し
た第1及び第2ヒューズ素子F11,F12と、抵抗R
21と第1電源Vccとの間に直列接続した第3及び第
4ヒューズ素子F13,F14とを含み、それらを切断
するために第1〜第4抵抗バイパス回路82a〜85a
及びインバータ回路86,89cと、出力切替回路25
とを備えている。
【0099】第1抵抗バイパス回路82aは、第1及び
第2ヒューズ素子F11,F12間のノードN11と第
1電源Vccの間に接続されたPMOSトランジスタT
P1aと、それのゲートに出力端子が接続されたNAN
D回路87aを含む。NAND回路87aにはデータ信
号D1及び制御信号Cntが入力されている。
【0100】第1抵抗バイパス回路82は、データ信号
D1及び制御信号Cntに基づいてトランジスタTP1
aをオンオフ制御する。トランジスタTP1aがオンす
ることでノードN11に第1電源Vccが供給され、第
2ヒューズ素子F12が切断される。
【0101】第2抵抗バイパス回路83aは、抵抗R2
1と第1ヒューズ素子F11の間のノードN11と第2
電源GNDとの間に接続されたPMOSトランジスタT
P1bと、それのゲートに出力端子が接続されたNAN
D回路88cを含む。NAND回路88cにはデータ信
号D1と制御信号Cntが入力されるとともにノードN
1に接続されている。
【0102】第2抵抗バイパス回路83aは、データ信
号D1及び制御信号Cntと、ノードN11の電位、即
ち第2抵抗バイパス回路82aと協働してトランジスタ
TP1bをオンオフ制御する。従って、第四実施形態と
同様に、第2ヒューズ素子F12を切断することで、自
動的に第1ヒューズ素子F11を切断する。
【0103】第3抵抗バイパス回路84aは、第3及び
第4ヒューズ素子F13,F14間のノードN13と第
2電源GNDの間に接続されたPMOSトランジスタT
P1cと、それのゲートに出力端子が接続されたNAN
D回路88dを含む。NAND回路88dには制御信号
Cntとインバータ回路86によりデータ信号D1を反
転した信号が入力されている。
【0104】第3抵抗バイパス回路84aは、データ信
号D1の反転信号及び制御信号Cntに基づいてトラン
ジスタTP1cをオンオフ制御する。トランジスタTP
1cがオンすることでノードN13に第2電源GNDが
供給され、第4ヒューズ素子F14が切断される。
【0105】第4抵抗バイパス回路85aは、抵抗R2
1と第3ヒューズ素子F13の間のノードN14と第1
電源Vccとの間に接続されたPMOSトランジスタT
P1dと、それのゲートに出力端子が接続されたNAN
D回路87cを含む。NAND回路87cには制御信号
Cntとインバータ回路86によりデータ信号D1を反
転した信号が入力されるとともにインバータ回路89c
によりノードN13の電位を反転した信号が入力されて
いる。
【0106】第4抵抗バイパス回路85aは、データ信
号D1の反転信号及び制御信号CntとノードN13の
電位、即ち第3抵抗バイパス回路84aと協働してトラ
ンジスタTP1dをオンオフ制御する。従って、第1及
び第2抵抗バイパス回路82,83aと同様に、第4ヒ
ューズ素子F14を切断することで、自動的に第3ヒュ
ーズ素子F13を切断する。
【0107】出力切替回路25はNAND回路からな
り、インバータ回路86の出力信号とノードN14の電
位が入力されている。即ち、本実施形態の出力切替回路
25は、データ信号D1の反転信号が入力され、それに
対応して入力端子が抵抗R21の第1電源Vcc側端子
に接続されている。そして、出力切替回路25は、出力
端子から出力信号Out1を出力する。
【0108】従って、上記各実施形態においても、本実
施形態と同様に、データ信号D1の論理に応じて出力切
替回路を抵抗R21の第1電源Vcc側端子及び第2電
源GND側端子のいずれかに接続されればよいことはあ
きらかである。
【0109】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)抵抗R21と第2電源GNDの間に直列に第1及
び第2ヒューズ素子F11,F12を接続し、抵抗R2
1と第1電源Vccの間に直列に第3及び第4ヒューズ
素子F13,F14を接続する。そして、第1及び第2
ヒューズ素子F11,F12を切断することで、抵抗R
21が第2電源GNDに再接続される確率を低くする。
また、第3及び第4ヒューズ素子F13,F14を切断
することで、抵抗R21が第1電源Vccに再接続され
る確率を低くする。これらにより、切断状態の信頼性を
高めることができる。
【0110】(2)データ信号D1をインバータ回路8
6により反転して第3及び第4抵抗バイパス回路84
a,85aに供給することで、第1電源Vcc又は第2
電源GNDと抵抗R21の間の素子(第1及び第2ヒュ
ーズ素子F11,F12、又は第3及び第4ヒューズ素
子F13,F14)を切断する。これにより、第1電源
Vccから第2電源GNDに流れる貫通電流を防止し、
消費電力を低減することができる。
【0111】尚、前記実施形態は、以下の態様に変更し
てもよい。 ○上記実施形態は、各抵抗バイパス回路82,83a,
84a,85aをNAND回路及びPMOSトランジス
タにより構成したが、AND回路及びNMOSトランジ
スタのように、構成を適宜変更して実施しても良い。
【0112】(第七実施形態)次に、本発明を具体化し
た第七実施形態を図16及び図17に従って説明する。
尚、説明の便宜上、第一〜第六実施形態と同様の構成に
ついては同一の符号を付してその説明を一部省略する。
【0113】図16は、本実施形態の調整回路91の回
路図である。この調整回路91は、第一実施形態の調整
回路11の構成に加えて、シリアル−パラレル変換回路
92及びコンパレータ93a〜93dを含む。尚、コン
パレータ93a〜93dを適宜レベルシフト回路に代え
て実施しても良い。
【0114】シリアル−パラレル変換回路92は、本実
施形態では被調整素子である抵抗R1〜R3に対応する
3つのフリップフロップ回路94〜96から構成されて
いる。各フリップフロップ回路94〜96には第1電源
Vccと第2電源GNDの間の所定の中間電位(本実施
形態では1/2Vcc)が動作電源V1として供給され
ている。初段のフリップフロップ回路94のデータ入力
端子は第1外部端子TO1に接続され、その端子TO1
を介して各トリミング回路12〜14にデータ信号D1
〜D3を供給するためのデータ信号Dataが入力され
る。各フリップフロップ回路94〜96のクロック端子
は第2外部端子TO2に接続され、その端子TO2を介
してシフト動作の為のクロック信号CLKが入力され
る。各フリップフロップ回路94〜96は、クロック信
号CLKの立ち下がりエッジに基づいてデータ信号Da
taをラッチしたデータ信号D1〜D3をコンパレータ
93b〜93dを介して各トリミング回路12〜14に
出力する。
【0115】また、第2外部端子TO2は、各トリミン
グ回路12〜14に制御信号を供給するために用いられ
る。即ち、第2外部端子TO2には、第2電源GNDか
ら中間電位(動作電源V1)まで振幅するクロック信号
CLKと、第1電源Vccまで振幅する制御信号Cnt
を合成した信号が供給される。そして、この信号から制
御信号Cntを分離するためにコンパレータ93aが設
けられている。このコンパレータ93a及び前記コンパ
レータ93b〜93dは入力信号電位が中間電位以下で
あればLレベルの制御信号Cntを出力し、中間電位以
上であればHレベルの制御信号Cntを出力するように
そのしきい値電圧VTHが設定されている。各トリミング
回路12〜14は、Hレベルの制御信号Cntと各デー
タ信号D1〜D3のレベルに基づいてトリミングを行
う。
【0116】第1及び第2外部端子TO1,TO2はチ
ップ上に形成された電極(パッド)である。このよう
に、本実施形態の調整回路91では、被調整素子の数に
係わらず2個のパッドしか必要としない。
【0117】次に、上記のように構成された調整回路9
1の作用を図17に従って説明する。先ず、仮想切断を
行うためのパターンを持つデータ信号Dataをクロッ
ク信号CLKに同期させて入力する。各フリップフロッ
プ回路94〜96は、クロック信号CLKの立ち下がり
エッジに応答してデータ信号Dataをラッチして生成
したデータ信号D1〜D3をコンパレータ93b〜93
dを介して各トリミング回路12〜14に供給する。こ
れにより、トリミング条件を決定する。
【0118】次に、決定したトリミング条件に基づい
て、トリミングを行う目的のデータ信号D1〜D3がア
クティブになるように各フリップフロップ回路94〜9
6を設定する。例えば、図17では、データ信号D2が
アクティブとなるように設定する。その後、第2外部端
子TO2にHレベルの信号を印加すると、これに基づい
てコンパレータ93aからHレベルの制御信号Cntが
各トリミング回路12〜14に供給され、これによりト
リミングが実施される。
【0119】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)複数の被調整素子としての抵抗R1〜R3(第1
〜第3トリミング回路12〜14に対して2つの外部端
子TO1,TO2を設けるだけでよいので、更に調整回
路91を備えた半導体装置の面積増大を抑えることがで
きる。
【0120】尚、上記第七実施形態を以下のように変更
してもよい。 ○上記実施形態では、コンパレータ93a〜93dのし
きい値電圧VTHを第1電源Vccと動作電源V1の間に
設定したが、このしきい値電圧VTHを各トリミング回路
に設定してもよい。即ち、図18に示すように、調整回
路91aは、3つのトリミング回路97a〜97cを備
える。各トリミング回路97a〜97cは制御信号Cn
tを入力する端子のスレッショルド電圧VTH1 が第1電
源Vccと動作電源V1(=1/2Vcc)の間に設定
され、データ信号D1〜D3を入力する端子のスレッシ
ョルド電圧VTH2 が動作電源V1と第2電源GND(=
0V)の間に設定されている。これにより、各トリミン
グ回路97a〜97cは、データ信号D1〜D3及びク
ロック信号CLKと、制御信号Cntとを区別する。従
って、この調整回路91aにおいても、図19に示すよ
うに、同様にトリミングを実施することができる。そし
て、このように調整回路91aを構成することで、図1
6のコンパレータ93を削除することができ、上記実施
形態に比べて面積に有利である。
【0121】○上記実施形態において、第三実施形態の
トリミング回路61(図12)を用いた場合、第2制御
信号Cnt2を生成するために第1外部端子TO1にコ
ンパレータを接続し、データ信号DataをHHレベル
(各フリップフロップ回路94〜96に供給する信号よ
りも高いレベル、例えばVccレベル)にすることで生
成することができる。
【0122】尚、前記各実施形態は、以下の態様に変更
してもよい。 ○上記各実施形態では、内部端子T1,T2間の抵抗値
を調整する調整回路11等に具体化したが、内部端子T
1,T2間に接続された抵抗に限定されず、基準電圧を
生成するために複数の抵抗から構成された抵抗部に対し
て、それらのうちの一部の抵抗の両端を適宜短絡する調
整回路を用いて実施しても良い。
【0123】○上記各実施形態では、内部端子T1,T
2間の抵抗値を調整する、即ち被調整素子として抵抗R
1,R2,R3を用いたが、内部端子T1,T2間の容
量値を調整する、即ち被調整素子としてコンデンサを用
いて実施しても良い。
【0124】○上記各実施形態において、被調整素子の
数(トリミング回路の数)を適宜変更してもよい。上記
第七実施形態では、被調整素子の数を増やすほど従来技
術に対して半導体装置の面積増加を抑えることができ
る。
【0125】以上の様々な実施の形態をまとめると、以
下のようになる。 (付記1) 第1及び第2電源のうちの少なくとも一方
と抵抗との間に接続されたトリミング素子と、制御信号
及びデータ信号が入力され、仮想切断時には前記制御信
号に基づいて前記トリミング素子を非切断状態に保持
し、通常切断時には前記制御信号及び前記データ信号に
基づいて前記トリミング素子の両端に前記第1及び第2
電源を供給して該トリミング素子を切断する抵抗バイパ
ス回路と、通常使用時には前記トリミング素子の切断又
は非切断に応じた出力信号を出力し、前記仮想切断時に
は前記データ信号に基づく出力信号を出力する出力切替
回路と、を備えたことを特徴とするトリミング回路。
【0126】(付記2) 第1及び第2電源のうちの少
なくとも一方と抵抗との間に接続されたトリミング素子
と、制御信号及びデータ信号が入力され、仮想短絡時に
は前記制御信号に基づいて前記トリミング素子を非短絡
状態に保持し、通常短絡時には前記制御信号及び前記デ
ータ信号に基づいて前記トリミング素子の両端に前記第
1及び第2電源を供給して該トリミング素子を短絡する
抵抗バイパス回路と、通常使用時には前記トリミング素
子の短絡又は非短絡に応じた出力信号を出力し、前記仮
想短絡時には前記データ信号に基づく出力信号を出力す
る出力切替回路と、を備えたことを特徴とするトリミン
グ回路。
【0127】(付記3) 前記抵抗と前記第1及び第2
電源の間にそれぞれ第1及び第2トリミング素子を接続
し、前記抵抗バイパス回路は前記データ信号に基づいて
前記第1又は第2トリミング素子を切断することを特徴
とする付記1に記載のトリミング回路。
【0128】(付記4) 前記抵抗と前記第1及び第2
電源の間にそれぞれ第1及び第2トリミング素子を接続
し、前記抵抗バイパス回路は前記データ信号に基づいて
前記第1又は第2トリミング素子を短絡することを特徴
とする付記2に記載のトリミング回路。
【0129】(付記5) 抵抗と第1電源の間に溶断型
の第1トリミング素子を接続し、前記抵抗と第2電源の
間に短絡型の第2トリミング素子を接続し、前記抵抗バ
イパス回路は前記制御信号及び前記データ信号に基づい
て前記第1トリミング素子を切断するとともに前記第2
トリミング素子を短絡させることを特徴とする付記1に
記載のトリミング回路。
【0130】(付記6) 前記抵抗と前記第1又は第2
電源の間に第1及び第2トリミング素子が接続され、
第1制御信号及び前記データ信号が入力され、前記第1
又は第2電源に接続された第1トリミング素子を切断す
る第1抵抗バイパス回路と、第2制御信号及び前記デー
タ信号が入力され、前記第1抵抗バイパス回路と協働し
て前記抵抗と前記第1トリミング素子との間に接続され
た第2トリミング素子を切断する第2抵抗バイパス回路
と、を備えたことを特徴とする付記1に記載のトリミン
グ回路。
【0131】(付記7) 前記抵抗と前記第1又は第2
電源の間に第1及び第2トリミング素子を接続し、前記
制御信号及び前記データ信号に基づいて前記第1又は第
2電源に接続された第1トリミング素子を切断する第1
抵抗バイパス回路と、前記制御信号及び前記データ信号
が入力され、前記第1及び第2トリミング素子の間のノ
ードに接続されて前記第1トリミング素子が非切断状態
のときには前記制御信号による切断制御を不能にし、前
記第1トリミング素子の切断後に前記第1抵抗バイパス
回路と協働して前記抵抗と前記第1トリミング素子との
間に接続された第2トリミング素子を切断する第2抵抗
バイパス回路と、を備えたことを特徴とする付記1に記
載のトリミング回路。
【0132】(付記8) 前記抵抗と前記第1電源の間
に第1及び第2トリミング素子を接続し、前記抵抗と前
記第2電源の間に第3及び第4トリミング素子を接続
し、前記第1電源に接続された第1トリミング素子を切
断する接続された第1抵抗バイパス回路と、前記第1抵
抗バイパス回路と協働して前記抵抗と前記第1トリミン
グ素子との間に接続された第2トリミング素子を切断す
る第2抵抗バイパス回路と、前記第2電源に接続された
第3トリミング素子を切断する第3抵抗バイパス回路
と、前記第3抵抗バイパス回路と協働して前記抵抗と前
記第3トリミング素子との間に接続された第4トリミン
グ素子を切断する第4抵抗バイパス回路と、を備えたこ
とを特徴とする付記1に記載のトリミング回路。
【0133】(付記9) 複数の被調整素子のそれぞれ
に並列接続された複数のスイッチ回路と、前記複数のス
イッチ回路のそれぞれに対応して設けられた付記1又は
2に記載の複数のトリミング回路と、を備え、前記複数
のトリミング回路は、それぞれに対応する複数のデータ
信号と共通の前記制御信号に応答して動作することを特
徴とする調整回路。
【0134】(付記10) 外部端子から供給されるシ
リアル信号を前記複数のデータ信号に変換するシリアル
−パラレル変換回路を備えたことを特徴とする付記9に
記載の調整回路。
【0135】(付記11) 前記シリアル−パラレル変
換回路は外部から供給されるクロック信号に基づいて変
換動作し、該クロック信号には前記制御信号が重畳さ
れ、該重畳された前記制御信号を検知して前記複数のト
リミング回路に該制御信号を供給する検知回路を備えた
ことを特徴とする付記10に記載の調整回路。
【0136】(付記12) 前記シリアル−パラレル変
換回路は外部から供給されるクロック信号に基づいて変
換動作するように直列接続された複数のフリップフロッ
プを備え、該クロック信号には前記制御信号が重畳さ
れ、該重畳された前記制御信号を検知するように前記ク
ロック信号を入力する前記複数のトリミング回路の入力
端子のしきい値を前記複数のフリップフロップの入力端
子のしきい値と異なる値に設定したことを特徴とする付
記10に記載の調整回路。
【0137】(付記13) 付記9〜12のうちの一つ
に記載の調整回路を備え、該調整回路に前記各信号を供
給する外部端子が形成された半導体装置。
【0138】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
トリミング素子の仮想切断又は仮想短絡を可能にすると
ともに、外部端子の数を減らして面積の増加を抑えるこ
とが可能なトリミング回路、調整回路及び半導体装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施形態の調整回路の回路図である。
【図2】 第一実施形態のトリミング回路の回路図であ
る。
【図3】 別のトリミング回路の回路図である。
【図4】 別のトリミング回路の回路図である。
【図5】 別のトリミング回路の回路図である。
【図6】 別のトリミング回路の回路図である。
【図7】 別のトリミング回路の回路図である。
【図8】 別のトリミング回路の回路図である。
【図9】 第二実施形態の調整回路の回路図である。
【図10】 第二実施形態のトリミング回路の回路図で
ある。
【図11】 別のトリミング回路の回路図である。
【図12】 第三実施形態のトリミング回路の回路図で
ある。
【図13】 第四実施形態のトリミング回路の回路図で
ある。
【図14】 第五実施形態のトリミング回路の回路図で
ある。
【図15】 第六実施形態のトリミング回路の回路図で
ある。
【図16】 第七実施形態の調整回路の回路図である。
【図17】 第七実施形態の動作波形図である。
【図18】 別の調整回路の回路図である。
【図19】 図18の動作波形図である。
【符号の説明】
11,31,91 調整回路 12〜14等 トリミング回路 21,23等 抵抗バイパス回路 22,24等 出力切替回路 F1,F2等 溶断型トリミング素子としてのヒューズ
素子 Tr1〜Tr3 スイッチ回路としてのトランジスタ R1〜R3 被調整素子としての抵抗 R21 抵抗 Z1 短絡型トリミング素子としてのダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 勝哉 愛知県春日井市高蔵寺町二丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内 Fターム(参考) 5F038 AV02 AV06 AV17 5F064 FF05 FF27 FF36 FF45 FF52 HH10 5J056 AA00 BB51 BB53 BB60 CC23 DD23 DD24 DD26 FF07 FF08 GG04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2電源のうちの少なくとも一
    方と抵抗との間に接続されたトリミング素子と、 制御信号及びデータ信号が入力され、仮想切断時には前
    記制御信号に応答して前記トリミング素子を非切断状態
    に保持し、通常切断時には前記制御信号及び前記データ
    信号に基づいて前記トリミング素子の両端に前記第1及
    び第2電源を供給して該トリミング素子を切断する抵抗
    バイパス回路と、 通常使用時には前記トリミング素子の切断又は非切断に
    応じた出力信号を出力し、前記仮想切断時には前記デー
    タ信号に基づく出力信号を出力する出力切替回路と、を
    備えたことを特徴とするトリミング回路。
  2. 【請求項2】 第1及び第2電源のうちの少なくとも一
    方と抵抗との間に接続されたトリミング素子と、 制御信号及びデータ信号が入力され、仮想短絡時には前
    記制御信号に基づいて前記トリミング素子を非短絡状態
    に保持し、通常短絡時には前記制御信号及び前記データ
    信号に基づいて前記トリミング素子の両端に前記第1及
    び第2電源を供給して該トリミング素子を短絡する抵抗
    バイパス回路と、 通常使用時には前記トリミング素子の短絡又は非短絡に
    応じた出力信号を出力し、前記仮想短絡時には前記デー
    タ信号に基づく出力信号を出力する出力切替回路と、を
    備えたことを特徴とするトリミング回路。
  3. 【請求項3】 複数の被調整素子のそれぞれに並列接続
    された複数のスイッチ回路と、 前記複数のスイッチ回路のそれぞれに対応して設けられ
    た請求項1又は2に記載の複数のトリミング回路と、を
    備え、 前記複数のトリミング回路は、それぞれに対応する複数
    のデータ信号と共通の前記制御信号に応答して動作する
    ことを特徴とする調整回路。
  4. 【請求項4】 外部端子から供給されるシリアル信号を
    前記複数のデータ信号に変換するシリアル−パラレル変
    換回路を備えたことを特徴とする請求項3に記載の調整
    回路。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の調整回路を備
    え、該調整回路に前記各信号を供給する外部端子が形成
    された半導体装置。
JP2000206876A 2000-07-07 2000-07-07 トリミング回路、調整回路及び半導体装置 Expired - Fee Related JP4629192B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000206876A JP4629192B2 (ja) 2000-07-07 2000-07-07 トリミング回路、調整回路及び半導体装置
US09/816,749 US6462609B2 (en) 2000-07-07 2001-03-26 Trimming circuit of semiconductor apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000206876A JP4629192B2 (ja) 2000-07-07 2000-07-07 トリミング回路、調整回路及び半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002026131A true JP2002026131A (ja) 2002-01-25
JP4629192B2 JP4629192B2 (ja) 2011-02-09

Family

ID=18703732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000206876A Expired - Fee Related JP4629192B2 (ja) 2000-07-07 2000-07-07 トリミング回路、調整回路及び半導体装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6462609B2 (ja)
JP (1) JP4629192B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006294903A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Nec Electronics Corp ヒューズトリミング回路
JP2008140018A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Denso Corp 電子制御装置
JP2008140960A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Oki Electric Ind Co Ltd トリミング回路
JP2008177252A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Sharp Corp 基準電流源回路および赤外線信号処理回路
JP2009283507A (ja) * 2008-05-19 2009-12-03 Mitsumi Electric Co Ltd 電圧設定回路及び電圧設定方法、並びに二次電池用保護回路及び半導体集積回路装置
JP2013110326A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Sanken Electric Co Ltd トリミング回路及び調整回路
JP2016195266A (ja) * 2011-05-27 2016-11-17 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置
JP2018022848A (ja) * 2016-08-05 2018-02-08 富士電機株式会社 トリミング回路およびトリミング方法

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW573335B (en) * 2001-08-28 2004-01-21 Anachip Corp Adjustment system, method and apparatus of using magnetic field to conduct micro-adjustment onto packaged chip
US6879206B2 (en) * 2003-06-02 2005-04-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Disabler circuit
US7459956B2 (en) * 2004-05-05 2008-12-02 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Storing information with electrical fuse for device trimming
KR100645059B1 (ko) * 2004-11-04 2006-11-10 삼성전자주식회사 정밀한 전압 조정을 수행하는 트리밍 회로 및 이를 구비한반도체 메모리 장치
JP4825436B2 (ja) * 2005-03-29 2011-11-30 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体記憶装置及び半導体装置
US7276955B2 (en) * 2005-04-14 2007-10-02 Micron Technology, Inc. Circuit and method for stable fuse detection
JP2006324359A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Elpida Memory Inc 半導体チップ及び半導体装置
US7375579B1 (en) * 2005-08-04 2008-05-20 National Semiconductor Corporation Programming of fuse-based memories using snapback devices
CN100505102C (zh) * 2005-12-29 2009-06-24 富晶半导体股份有限公司 熔丝修整电路与其操作方法
DE102006001729A1 (de) * 2006-01-13 2007-07-19 Robert Bosch Gmbh Baugruppe mit mechanisch unzugänglicher oder schwer zugänglicher Schaltung sowie Verfahren zur Umschaltung des Betriebszustandes einer Baugruppe
ES2689539T3 (es) * 2006-04-03 2018-11-14 Technion Research & Development Foundation Ltd. Aminoglucósidos novedosos y usos de los mismos en el tratamiento de trastornos genéticos
JP2008021726A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Ricoh Co Ltd トリミング回路及び半導体装置
US7443227B2 (en) * 2006-08-30 2008-10-28 Phison Electronics Corp. Adjusting circuit
TWI319617B (en) * 2006-09-12 2010-01-11 Holtek Semiconductor Inc Fuse option circuit
JP2008153588A (ja) * 2006-12-20 2008-07-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気ヒューズ回路
JP4353258B2 (ja) * 2007-02-20 2009-10-28 セイコーエプソン株式会社 抵抗回路及び発振回路
JP5241288B2 (ja) 2008-03-31 2013-07-17 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置及びその動作モード設定方法
TWI397150B (zh) * 2008-10-03 2013-05-21 Advanced Analog Technology Inc 一種可將修剪導體墊置於一晶圓之切割道之修剪保險絲電路
US10304645B2 (en) * 2015-12-09 2019-05-28 Fuji Electric Co., Ltd. Trimming apparatus
JP6822027B2 (ja) * 2016-09-15 2021-01-27 富士電機株式会社 トリミング装置
CN106708155B (zh) * 2016-11-22 2017-12-26 成都芯源系统有限公司 集成电路及其电路特性调节方法
CN107181479A (zh) * 2017-03-16 2017-09-19 聚洵半导体科技(上海)有限公司 一种应用在集成电路中的低成本可重复修调方法
CN107769767B (zh) * 2017-10-16 2021-03-09 苏州浪潮智能科技有限公司 一种电阻修调电路及方法
CN108155908A (zh) * 2017-12-18 2018-06-12 中国电子科技集团公司第四十七研究所 一种数模转换器的熔丝修调测试方法
US11749364B2 (en) * 2022-01-04 2023-09-05 Nanya Technology Corporation Semiconductor circuit and semiconductor device for determining status of a fuse element

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0451562A (ja) * 1990-06-19 1992-02-20 Seiko Epson Corp 半導体装置
JPH07142678A (ja) * 1993-06-11 1995-06-02 Samsung Electron Co Ltd 半導体集積回路の回路素子値調整回路及び方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4446534A (en) * 1980-12-08 1984-05-01 National Semiconductor Corporation Programmable fuse circuit
US4686384A (en) * 1985-08-09 1987-08-11 Harris Corporation Fuse programmable DC level generator
US5276653A (en) * 1991-02-13 1994-01-04 Mckenny Vernon G Fuse protection circuit
US5361001A (en) * 1993-12-03 1994-11-01 Motorola, Inc. Circuit and method of previewing analog trimming
KR0145221B1 (ko) * 1995-05-25 1998-08-17 김광호 반도체 메모리 소자의 스위치 회로
JP3274364B2 (ja) * 1996-08-14 2002-04-15 株式会社東芝 半導体装置及びヒューズチェック方法
US5838076A (en) * 1996-11-21 1998-11-17 Pacesetter, Inc. Digitally controlled trim circuit
US6072349A (en) * 1997-12-31 2000-06-06 Intel Corporation Comparator
US6268760B1 (en) * 1998-04-30 2001-07-31 Texas Instruments Incorporated Hysteretic fuse control circuit with serial interface fusing
KR100321167B1 (ko) * 1998-06-30 2002-05-13 박종섭 앤티퓨즈로미세조정되는기준전압발생기

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0451562A (ja) * 1990-06-19 1992-02-20 Seiko Epson Corp 半導体装置
JPH07142678A (ja) * 1993-06-11 1995-06-02 Samsung Electron Co Ltd 半導体集積回路の回路素子値調整回路及び方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006294903A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Nec Electronics Corp ヒューズトリミング回路
JP2008140018A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Denso Corp 電子制御装置
JP4706626B2 (ja) * 2006-11-30 2011-06-22 株式会社デンソー 電子制御装置
JP2008140960A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Oki Electric Ind Co Ltd トリミング回路
JP2008177252A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Sharp Corp 基準電流源回路および赤外線信号処理回路
US7696810B2 (en) 2007-01-16 2010-04-13 Sharp Kabushiki Kaisha Reference current source circuit and infrared signal processing circuit
JP2009283507A (ja) * 2008-05-19 2009-12-03 Mitsumi Electric Co Ltd 電圧設定回路及び電圧設定方法、並びに二次電池用保護回路及び半導体集積回路装置
JP2016195266A (ja) * 2011-05-27 2016-11-17 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置
JP2013110326A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Sanken Electric Co Ltd トリミング回路及び調整回路
JP2018022848A (ja) * 2016-08-05 2018-02-08 富士電機株式会社 トリミング回路およびトリミング方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6462609B2 (en) 2002-10-08
JP4629192B2 (ja) 2011-02-09
US20020003483A1 (en) 2002-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4629192B2 (ja) トリミング回路、調整回路及び半導体装置
US5767698A (en) High speed differential output driver with common reference
JP5572277B2 (ja) インピーダンス調整回路とそれを備える集積回路及びそれを利用した出力ドライバのインピーダンス調整方法
US6566911B1 (en) Multiple-mode CMOS I/O cell
JP4922248B2 (ja) Ac接続を用いたレベル・シフトするためのシステムおよび方法
JP2000165220A (ja) 起動回路及び半導体集積回路装置
JP2000059202A (ja) ドライバ回路の出力インピ―ダンス校正回路
JP2000340656A (ja) トリミング回路
JPH08251001A (ja) 出力ドライブ回路、及びプルアップ駆動トランジスタを制御する方法
US20030067325A1 (en) Current mode bidirectional port with data channel used for synchronization
JP3247128B2 (ja) 可変遅延回路
US6760209B1 (en) Electrostatic discharge protection circuit
US6753707B2 (en) Delay circuit and semiconductor device using the same
US7668033B2 (en) Fuse circuit
US7218169B2 (en) Reference compensation circuit
US7888988B2 (en) Fuse circuit
US6870391B1 (en) Input buffer with CMOS driver gate current control enabling selectable PCL, GTL, or PECL compatibility
JP2865256B2 (ja) バイポーラ・mos論理回路
US6476642B1 (en) Differential current driver circuit
JP7465200B2 (ja) 遅延回路
US7652524B2 (en) Voltage source for gate oxide protection
JP2001160717A (ja) バッファ回路
JPH1022807A (ja) 半導体集積回路
JP2842527B2 (ja) 入力回路
JPH0686458A (ja) 電源選択回路

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050830

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070518

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080730

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100531

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100622

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100917

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101109

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees