JP4706626B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリ及び前記不揮発性メモリにアクセスすることでデータの書き込み及び読み出しを行なう制御部を備える電子制御装置に関する。
給電の有無にかかわらずデータを保持する不揮発性メモリとしては、電気的にデータを書き換え可能なフラッシュメモリが周知である。ただし、フラッシュメモリに一旦書き込まれたデータの中には、その書き換えが禁止されることが望まれるものもある。
そこで従来、例えば下記特許文献1に見られるように、レジスタを備え、データの書き換えを禁止する旨を示す禁止フラグをレジスタに記憶する電子制御装置も提案されている。これによれば、外部から制御装置内の制御部に対してデータの書き込みが指示されることで、制御部では、フラッシュメモリにデータを書き込むとともにレジスタに禁止フラグをセットする。これにより、外部から同一の記憶領域にデータの書き込みが指示されたとしても、制御部では、禁止フラグによって、データの書き込みが禁止されている領域であることを認識することができる。
特開平8−249237号公報
ところで、電子機器においては、一般に、誤動作を完全に回避することはできない。このため、上記電子制御装置にあっては、制御部の誤動作等によって、禁止フラグが誤って消去されデータの書き換えがなされたり、禁止フラグがセットされているにもかかわらずデータの書き換えがなされたりする可能性を完全に無くすことはできない。電子機器の誤動作は、例えば、供給される電源電圧が定格電圧よりも低下する際に生じる可能性が高まる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリ内に記憶されたデータが誤って書き換えられることをより確実に回避することのできる電子制御装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明は、電気的なデータの書き込みの許可及び禁止が指示される書き込み制御端子を備える電気的に書き換え可能な不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリにアクセスすることでデータの書き込み及び読み出しを行なう制御部と、前記書き込み制御端子と接続されて且つ、前記書き込み制御端子に前記書き込みを許可する信号を出力する許可状態及び前記書き込みを禁止する信号を出力する禁止状態の2つの物理的状態をとり得る保護回路とを備え、前記保護回路は、導通状態から遮断状態への切り替え及び前記遮断状態から前記導通状態への切り替えのいずれか一方のみが前記制御部によって可能に設定されたラッチ型リレーを備え、前記ラッチ型リレーの状態によって前記物理的状態が切り替るものであり、前記保護回路の物理的状態は、前記制御部による前記許可状態から前記禁止状態への変更が可能とされて且つ、前記制御部による前記禁止状態から前記許可状態への変更が物理的に不可能に設定されてなることを特徴とする。
上記発明では、保護回路の物理的状態の変更のうち禁止状態から許可状態への変更については、制御部によって変更不可能とされている。このため、書き込みの禁止が所望されることで保護回路が禁止状態とされた後には、制御部が誤動作をしたとしても許可状態に変更することができない。このため、データが誤って書き換えられることをより確実に回避することができる。しかも、制御部によって許可状態から禁止状態への変更が可能であるために、保護回路の物理的状態を禁止状態に変更するために、外部の部材を用いる必要がない。このため、保護回路の状態を禁止状態へと簡易に変更することができる。
特に、ラッチ型リレーは、電気的な操作によって、導通状態から遮断状態へ切り替えられたり遮断状態から導通状態へ切り替えられたりした後には、電気的な操作を終了したとしてもその状態を保持する自己保持形リレーである。そして、導通状態から遮断状態へ切り替える際の電気的な操作と、遮断状態から導通状態へ切り替える際の電気的な操作とは、通常異なるものとされている。このため、これら電気的操作の一方のみを制御部によって可能として且つ他方については制御部による操作が物理的に不可能な設定とすることができる
請求項記載の発明は、請求項1記載の発明において、当該電子制御装置は、車両制御システムに搭載されるものであることを特徴とする。
車両制御システムにおいては、車載バッテリの電圧に変動が生じやすいことに起因して制御部の動作が不安定化するおそれがあることなどから、不揮発性メモリのデータが誤って書き換えられる可能性がある。この点、上記発明では、保護回路を備えることで、こうした問題を好適に回避することができる。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記不揮発性メモリには、前記車両制御システム内における部材の個体差に関する情報が書き込まれてなることを特徴とする。
車両制御システム内の部材の個体差に関する情報データの中には、一旦書き込まれた後には、書き換えが望まれないものがある。この点、上記発明では、こうした情報データが書き換えられることを好適に回避することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる電子制御装置をハイブリッド車の制御システム内の電子制御装置に適用した第1の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態にかかる制御システムの全体構成を示す。
図示されるように、モータジェネレータ10の3つの相(U相、V相、W相)には、インバータ12が接続されている。このインバータ12は、3相インバータであり、高圧バッテリ14の電圧をモータジェネレータ10の3つの相に適宜印加する。詳しくは、インバータ12は、3つの相のそれぞれと高圧バッテリ14の正極側又は負極側とを導通させるべく、スイッチング素子SW1、SW2(U相アーム)とスイッチング素子SW3,SW4(V相アーム)とスイッチング素子SW5,SW6(W相アーム)との並列接続体を備えて構成されている。そして、スイッチング素子SW1及びスイッチング素子SW2を直列接続する接続点がモータジェネレータ10のU相と接続されている。また、スイッチング素子SW3及びスイッチング素子SW4を直列接続する接続点がモータジェネレータ10のV相と接続されている。更に、スイッチング素子SW5及びスイッチング素子SW6を直列接続する接続点がモータジェネレータ10のW相と接続されている。ちなみに、これらスイッチング素子SW1〜SW6は、本実施形態では、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)によって構成されている。また、インバータ12は、各スイッチング素子SW1〜SW6に逆並列に接続されたフライホイールダイオードD1〜D6を備えている。
更に、インバータ12には、インバータ12の温度を感知する感温ダイオードDSが設けられている。
上記スイッチング素子SW1〜SW6は、インターフェース16を介して、低圧バッテリ18を電力源とする電子制御装置(ECU20)により操作される。この際、ECU20では、インターフェース16を介して感温ダイオードDSの感知する温度を取り込み、同温度を上記操作に反映させる。
ただし、感温ダイオードDSの出力特性が基準となる特性からずれている場合には、感温ダイオードDSの出力によっては、インバータ12の正確な温度を把握することができない。このように、制御システムにおいては、一般に、各部材の個体差等に起因してその特性が基準となる特性からずれているときには、ECU20による制御性が低下するおそれがある。そこで本実施形態では、各個体差を学習し、制御システムを製品出荷するに先立ち、学習結果をECU20に記憶させる。
図2に、ECU20の内部構成のうち、特に上記学習結果の記憶にかかる部分の構成を示す。
図示されるように、ECU20は、上記学習結果を記憶する電気的に書き換え可能な不揮発性メモリとしてのフラッシュメモリ22と、中央処理装置(CPU24)とを備えている。ここで、フラッシュメモリ22は、フローティングゲート型のPROMであり、複数のデータ記憶領域の集合体(ブロック)毎にデータの消去及び書き換えが可能なEEPROMである。詳しくは、フラッシュメモリ22は、複数のチップを備えており、各チップのデータ記憶領域には同一のアドレスが付与されている。このフラッシュメモリ22が、上記学習結果を記憶する手段となっている。
フラッシュメモリ22は、ライト指令信号が入力されるライト端子WTと、リード指令信号が入力されるリード端子RTとを備えている。また、フラッシュメモリ22は、書き込まれるデータを入力して且つ読み出されるデータを出力するためのデータ端子DTと、上記チップのアドレス指令のための信号が入力されるアドレス端子ATと、チップを指定する信号が入力されるチップ選択端子STとを備えている。
一方、CPU24は、ECU20内の各部材を統括して制御する。特に、CPU24は、フラッシュメモリ22との間のデータの書き込み及び読み出しにかかる制御を行う。すなわち、フラッシュメモリ22にデータを書き込む際には、CPU24では、ライト指令信号やチップ選択信号、アドレス信号を出力することで、特定のチップの特定のアドレスにデータを書き込む指令をするとともに、書き込むデータを出力する。これにより、フラッシュメモリ22では、選択されたチップの指定されたアドレスにデータを書き込む。これに対し、データを読み出す際には、CPU24では、リード指令信号やチップ選択信号、アドレス信号を出力することで、特定のチップの特定のアドレスのデータを読み出す指令をする。これにより、フラッシュメモリ22では、選択されたチップの指定されたアドレスに記憶されているデータを出力する。
CPU24内には、フラッシュメモリ25が備えられている。そして、制御システムの組み付けがなされると、ECU20の内部と外部とのインターフェースとしてのコネクタCから取り込まれるプログラムがフラッシュメモリ25に書き込まれる。このプログラムにより、CPU24では、上記学習にかかる処理を行なう。
図3に、本実施形態にかかる学習処理の手順を示す。この処理は、ECU20とインバータ12とが組みつけられる等、制御システムの組み付け時に、製造ライン用コンピュータによってなされるものである。
この一連の処理では、まずステップS10において、CPU24内のフラッシュメモリ25に、感温ダイオードDSの出力特性等、制御システムの各種部材の特性の学習用プラグラムを書き込む。すなわち、製造ライン用コンピュータからECU20のコネクタCを介してCPU24のフラッシュメモリ25に学習用プログラムを書き込む。そして、CPU24から学習用プログラムに従った学習の終了の通知がなされると(ステップS12:YES)、ステップS14において、フラッシュメモリ25から学習用プログラムを消去する。
続くステップS16においては、CPU24内のフラッシュメモリ25に、学習データ記録用のプログラムを書き込む。すなわち、製造ライン用コンピュータからECU20のコネクタCを介してCPU24のフラッシュメモリ25に学習データ記録用プログラムを書き込む。そして、CPU24から書き込み終了の通知がなされると(ステップS18:YES)、ステップS20において、フラッシュメモリ25から学習データ記録用プログラムを消去する。
上記態様にて、製品の出荷前にフラッシュメモリ22に学習データを書き込むことができる。このため、製品出荷後においては、ECU20において、制御システムを構成する各部材の個体差を補償する制御を行うことが可能となる。
ただし、例えば低圧バッテリ18の電圧が低下することでCPU24の動作が不安定化したり、その他の要因によってフラッシュメモリ22に書き込まれた学習データが誤って書き換えられる可能性は「0」ではない。そこで本実施形態では、以下の設定によって、学習データが誤って書き換えられることを回避する。
先の図2に示すように、フラッシュメモリ22は、書き込みの許可及び禁止が指示される書き込み制御端子としてのライトプロテクト端子WPTを備えている。このライトプロテクト端子WPTに論理「H」の信号が入力されると、データの書き込みが禁止される。そして、ライトプロテクト端子WPTには、CPU24による誤ったデータの書き換えを防止するための保護回路30が接続されている。保護回路30は、電源Vcc及び接地間に接続される抵抗体31及びヒューズ32の直列接続体を備えており、これら抵抗体31及びヒューズ32の接続点であるノードNにライトプロテクト端子WPTが接続されている。そして、ノードN及び電源Vcc間には、トランジスタ33のエミッタ及びコレクタが接続されている。詳しくは、トランジスタ33のエミッタ側が、抵抗体34を介して電源Vccと接続されており、トランジスタ33のコレクタ側は、ノードNと接続されている。そして、トランジスタ33のベース及びエミッタ間には、ノイズによる誤動作を防止すべく、プルアップ抵抗としての抵抗体35が接続されている。更に、トランジスタ33のベースは、ベース電流を調節するための抵抗体36を介してCPU24に接続されている。
こうした構成によれば、トランジスタ33のオフ状態のときにはオン状態のときと比較してヒューズ32に流れる電流量が少ない。特に、抵抗体31の抵抗値を、抵抗体34の抵抗値と比較して大きく設定することで、トランジスタ33のオフ状態とオン状態とでヒューズ32に流れる電流を大きく変化させることができる。ここで、トランジスタ33のオフ状態のときには、消費電力を低減する観点から、ヒューズ32に極力電流が流れないように抵抗体31の抵抗値を極力大きく設定する。一方、抵抗体34の抵抗値については、小さく設定し、トランジスタ33のオン時に流れる電流によってヒューズ32を溶断可能とする。
こうした設定において、CPU24では、フラッシュメモリ22にデータの書き込みが終了する前までは、保護回路30に対し論理「H」の信号を出力する。ここで、論理「H」の信号の電圧は、電源Vccの電圧と同電圧とする。これにより、このときには、トランジスタ33のベース及びエミッタ間が同電位となり、ベースに電流を流すことができないことから、トランジスタ33をオフ状態とすることができる。このため、ノードNの電位は、接地の電位と略同電位となり、ライトプロテクト端子WPTには、論理「L」の信号が印加される。
これに対し、データの書き込みが終了すると、CPU24では、保護回路30に対し論理「L」の信号を出力する。これにより、電源Vccから抵抗体34及び抵抗体35へと電流が流れるため、トランジスタ33をオンさせることができる。そして、これにより、トランジスタ33を介してヒューズ32に大電流が流れることでヒューズ32を溶断させることができる。こうしてヒューズ32が溶断されると、ノードNの電位は、電源Vccの電位まで吊り上げられる。したがって、ライトプロテクト端子WPTには、論理「H」の信号が印加される。これにより、これ以降のデータの書き換えが禁止される。そして、一旦データの書き換えが禁止されると、CPU24によっては、保護回路30の状態を、ライトプロテクト端子WPTに論理「H」の信号を印加する状態から論理「L」の信号を印加する状態へと変更することは物理的に不可能となる。このため、CPU24の誤動作にかかわらず、フラッシュメモリ22に書き込まれた学習データを保持することができる。
図4に、上記学習データ記録用プログラムによって定められるデータの書き込み処理の手順を示す。この処理は、CPU24によって実行される。
この一連の処理では、まずステップS30において、保護回路30に出力する信号である書き込み制御信号を論理「H」とする。これにより、トランジスタ33をオフ状態とすることができる。続くステップS32においては、学習データの書き込みを行なう。ここでは、例えば上記学習用プログラムによって特性のずれが検出されたとき、この値を予めフラッシュメモリ25内に保持しておいてもよく、また、学習が終了するときに一旦製造ライン用コンピュータに出力するようにし、製造ライン用コンピュータから学習データ記録用プログラムとともに学習データをCPU24に出力するようにしてもよい。
ステップS32の処理が完了すると、ステップS34において、書き込みデータが正常であるか否かを判断する。ここでは、リード指令信号及びチップ選択信号、アドレス信号を出力することでフラッシュメモリ22にアクセスし、データの読み込みを行ないデータの照合を行なえばよい。ステップS34において、データの書き込みが正常でないと判断されるときには、ステップS36において書き込んだデータを消去し、ステップS32に戻る。
これに対し、ステップS34においてデータの書き込みが正常であると判断されるときには、ステップS38において、書き込み制御信号を論理「L」とする。これにより、トランジスタ33をオン状態とし、ヒューズ32を溶断することでライトプロテクト端子WPTに印加する信号を論理「H」とすることができる。ステップS38の処理が完了すると、ステップS40において、製造ライン用コンピュータに書き込み終了を通知する。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)ライトプロテクト端子WPTに書き込みを許可する信号(論理「L」信号)を出力する許可状態及び書き込みを禁止する信号(論理「H」信号)を出力する禁止状態の2つの物理的状態をとり得る保護回路30を備え、保護回路30の物理的状態を、CPU24によって禁止状態から許可状態に変更することを不可能に設定した。これにより、フラッシュメモリ22内のデータが誤って書き換えられることをより確実に回避することができる。
(2)保護回路30の物理的状態を、CPU24によって、許可状態から禁止状態へと変更可能とした。これにより、保護回路30の物理的状態を禁止状態に変更するために外部の部材を用いる必要がない。このため、保護回路30と外部の部材との通信を可能とする手段をECU20に備えることを回避することができる。
(3)保護回路30を、ヒューズ32を備えて構成して且つ、ヒューズ32の溶断状態を禁止状態と対応させた。これにより、保護回路30を好適に構成することができる。
(4)CPU24に導通制御端子(ベース)が接続されるトランジスタ33と、トランジスタ33の入出力端子(コレクタ及びエミッタ)間に並列接続される抵抗体31と、抵抗体31及びライトプロテクト端子WPTとの接続点(ノードN)に接続されるヒューズ32とを備え、抵抗体31及びヒューズ32を、電源Vcc及び接地間に接続した。これにより、CPU24により、保護回路30の状態を不可逆的に変化させることができる。
(5)ECU20を、ハイブリッド車の制御システムに搭載されるものとした。制御システムにおいては、フラッシュメモリ22のデータが書き換えられると特に不都合が生じるため、保護回路30を備えることは特に有効である。
(6)フラッシュメモリ22に、制御システム内における部材の個体差に関する情報を書き込んだ。これらデータの中には、書き込みがなされた後には書き換えが所望されないものがあるが、それらのデータの書き換えを好適に回避することができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図5に、本実施形態にかかるECU20の内部構成のうち、特に上記学習結果の記憶にかかる部分の構成を示す。なお、図5において、先の図2に示した部材と対応する部材については、便宜上同一の符号を付している。
本実施形態におけるフラッシュメモリ22は、ライトプロテクト端子WPTに印加される信号が論理「L」となることでデータの書き込みを禁止する。このため、本実施形態では、保護回路30を以下のように構成する。
すなわち、ヒューズ32及び抵抗体31とライトプロテクト端子WPTとをノードNにて接続して且つ、ヒューズ32側を電源Vccと接続し、抵抗体31側を接地する。そして、ノードN及び接地間には、抵抗体31と並列にトランジスタ33のエミッタ及びコレクタを接続する。詳しくは、トランジスタ33のコレクタを、抵抗体34を介してノードN側と接続し、トランジスタ33のエミッタ側は接地する。そして、トランジスタ33のベース及びエミッタ間には、ノイズによる誤動作を防止するためのプルダウン抵抗としての抵抗体35が接続され、トランジスタ33のベースは、抵抗体36を介してCPU24と接続する。
こうした構成によれば、CPU24から保護回路30に論理「L」の信号が出力されるときには、トランジスタ33がオフされる。このとき、ヒューズ32に流れる電流は、抵抗体31の抵抗値によって制限される。また、このとき、ノードNの電位は、電源Vccの電位と略同レベルであり、論理「H」となる。このため、ライトプロテクト端子WPTには、データの書き込みを許可する論理「H」の信号が印加される。
一方、CPU24から保護回路30に論理「H」の信号が出力されるときには、CPU24から抵抗体36及び抵抗体35へと電流が流れるため、ベースに電流を流すことができ、トランジスタ33をオンさせることができる。これにより、トランジスタ33を介してヒューズ32に大電流が流れることでヒューズ32を溶断させることができる。こうしてヒューズ32が溶断されると、ノードNの電位は、接地まで引き下げられる。したがって、ライトプロテクト端子WPTには、論理「L」の信号が印加される。これにより、これ以降のデータの書き換えが禁止される。そして、一旦データの書き換えが禁止されると、CPU24によっては、保護回路30の状態を、ライトプロテクト端子WPTに論理「L」の信号を印加する状態から論理「H」の信号を印加する状態へと変更することは物理的に不可能となる。このため、CPU24の誤動作にかかわらず、フラッシュメモリ22に書き込まれた学習データを保持することができる。
以上説明した本実施形態によっても、先の第1の実施形態の上記(1)〜(6)の効果に準じた効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図6に、本実施形態にかかるECU20の内部構成のうち、特に上記学習結果の記憶にかかる部分の構成を示す。なお、図6において、先の図2に示した部材と対応する部材については、便宜上同一の符号を付している。
本実施形態にかかる保護回路30は、ラッチ型リレー37を備えて構成されている。ラッチ型リレー37は、通電操作に伴う電磁力によって開状態及び閉状態を切り替える電磁形リレーであるが、特に、通電操作を終了した後もその状態を保持する自己保持形リレーである。具体的には、一対の入出力端子37a、37b間は、接点37cに接触することで導通状態とされ、且つ接点37cから離間することで遮断状態とされる。そして、この接点37cは、通電操作に伴う電磁力によって変位するものであるが、通電操作が解除された後も、接点37cはその位置状態を保持する。
上記ラッチ型リレー37の入出力端子37aには電源Vccが接続され、入出力端子37bにはライトプロテクト端子WPTが接続されている。なお、上記入出力端子37b及びライトプロテクト端子WPT間は、抵抗体38を介して接地されている。
こうした構成によれば、ラッチ型リレー37が開状態であるときには、ライトプロテクト端子WPT及び電源Vcc間が遮断される。このため、ライトプロテクト端子WPTの電位は、接地に引き下げられるため、データの書き換えを許容する論理「L」となる。一方、ラッチ型リレー37が閉状態であるときには、ライトプロテクト端子Vcc及び電源Vcc間が導通される。このため、ライトプロテクト端子WPTの電位は、電源Vccの電位まで吊り上げられるため、データの書き換えを禁止する論理「H」となる。
図7に、ラッチ型リレー37の動作を示す。詳しくは、図7(a)に、ラッチ型リレー37の開閉状態を指示する入力信号の推移を示し、図7(b)に、ラッチ型リレー37の開閉状態の推移を示す。
図示されるように、ラッチ型リレー37に論理「H」の電圧印加による通電操作がなされると、電磁力の作用に伴い、一対の入出力端子37a、37bに接点37cが接触することで、ラッチ型リレー37が閉状態となる。この状態は、ラッチ型リレー37に対する通電操作が解除された後も維持される。一方、ラッチ型リレー37に逆バイアスの電圧印加による通電操作がなされると、先ほどとは逆方向の電磁力の作用に伴い、一対の入出力端子37a、37bから接点37cが離間することで、ラッチ型リレー37が開状態となる。この状態は、ラッチ型リレー37に対する通電操作が解除された後も維持される。
ここで、本実施形態では、上記閉状態へと切り替える側の通電操作のみがCPU24によって可能なように設定する。これは、例えばラッチ型リレー37に単一の通電操作端子を設け、閉状態へと切り替えるための電圧をCPU24の動作範囲として且つ開状態へと切り替えるための電圧をCPU24の動作範囲外の電圧とすることで実現することができる。また、これに代えて、ラッチ型リレー37に、開状態へと切り替えるための通電操作端子及び閉状態へと切り替えるための通電操作端子の2つの通電操作端子を備え、閉状態へと切り替える通電操作端子のみをCPU24と接続することで実現することもできる。
こうした構成によれば、ラッチ型リレー37に対する通電操作によって一旦これを閉状態とすると、CPU24によっては再度開状態とすることが物理的に不可能となる。このため、CPU24によってデータが誤って書き換えられることを回避することができる。
以上説明した本実施形態によれば、先の第1の実施形態の上記(1)、(2)、(5)、(6)の効果に加えて、更に以下の効果が得られるようになる。
(7)保護回路30を、遮断状態(開状態)から導通状態(閉状態)への切り替えのみがCPU24によって可能に設定されたラッチ型リレー37を備えて構成した。これにより、CPU24によってデータが誤って書き換えられることを回避することができる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・第3の実施形態において、フラッシュメモリ22を、ライトプロテクト端子WPTに印加される電圧が論理「L」でデータの書き換えが禁止される構成としてもよい。この場合、導通状態(閉状態)から遮断状態(開状態)への切り替えのみがCPU24によって可能に設定すればよい。また、遮断状態(開状態)から導通状態(閉状態)への切り替えのみがCPU24によって可能な設定として且つ、ラッチ型リレー37の入出力端子37aを接地するとともに、入出力端子37b及びライトプロテクト端子WPT間を、抵抗体を介して電源Vccと接続してもよい。
・上記各実施形態では、学習用プログラムや学習データ記録用プログラムをCPU24内のフラッシュメモリ25に記憶し、製品出荷前に消去する構成としたが、これに限らず、例えばECU20内の図示しない読み出し専用メモリ(ROM)に記憶するようにしてもよい。
・上記各実施形態では、学習データをフラッシュメモリ22に記憶したがこれに限らない。例えばECU20の行なう制御プログラム(モータジェネレータの出力制御プログラム等)であってもよい。要は、一旦書き込んだ後には消去の禁止が所望されるデータであればよい。ただし、この際、制御システムを組み合わせた後初めて取得されるデータについては、ECU20自身によって取得することとなる傾向があることや、その後にECU20内のROMに格納することが困難であることから、フラッシュメモリ22内に書き込むことが特に便宜である。特に、上記感温ダイオードDSのようなシリコン系の素子については、その特性の経年変化がほとんどないため、その特性ずれ情報に関するデータとしての学習データ(校正データ)を記憶することは有効である。
・上記第1及び第2の実施形態では、抵抗体31と並列に接続されるトランジスタ33をバイポーラトランジスタとしたが、これに限らず、抵抗体31に並列にMOSトランジスタを接続し、CPU24による導通制御端子(ゲート)に対する電圧印加によってオン・オフ操作可能としてもよい。
・車両制御システムとしては、ハイブリッド車の制御システムに限らず、例えばガソリン機関やディーゼル機関を原動機とする車両の制御システムであってもよい。この場合であっても、例えば燃料噴射弁の個体差に起因する噴射特性のずれ(経年変化前の初期値)に関するデータや、燃料噴射弁を駆動する駆動回路の温度を検出する素子(感温ダイオード等)の特性ずれに関する情報等を、フラッシュメモリ22に記憶することは有効である。
・電気的に書き換え可能な不揮発性メモリとしては、フラッシュメモリに限らず、任意のEEPROMであればよい。
第1の実施形態にかかる車両制御システムの全体構成を示す図。 同実施形態にかかるECUの内部構造を示す図。 同実施形態にかかる制御システムの組み合わせ時の処理の手順を示す流れ図。 同実施形態にかかるフラッシュメモリへのデータの書き込み処理の手順を示す流れ図。 第2の実施形態にかかるECUの内部構造を示す図。 第3の実施形態にかかるECUの内部構造を示す図。 同実施形態にかかるラッチ型リレーの動作を示すタイムチャート。
符号の説明
20…電子制御装置、22…フラッシュメモリ(電気的に書き換え可能な不揮発性メモリの一実施形態)、24…CPU(制御部の一実施形態)。

Claims (3)

  1. 電気的なデータの書き込みの許可及び禁止が指示される書き込み制御端子を備える電気的に書き換え可能な不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリにアクセスすることでデータの書き込み及び読み出しを行なう制御部と、
    前記書き込み制御端子と接続されて且つ、前記書き込み制御端子に前記書き込みを許可する信号を出力する許可状態及び前記書き込みを禁止する信号を出力する禁止状態の2つの物理的状態をとり得る保護回路とを備え、
    前記保護回路は、導通状態から遮断状態への切り替え及び前記遮断状態から前記導通状態への切り替えのいずれか一方のみが前記制御部によって可能に設定されたラッチ型リレーを備え、前記ラッチ型リレーの状態によって前記物理的状態が切り替るものであり、
    前記保護回路の物理的状態は、前記制御部による前記許可状態から前記禁止状態への変更が可能とされて且つ、前記制御部による前記禁止状態から前記許可状態への変更が物理的に不可能に設定されてなることを特徴とする電子制御装置。
  2. 当該電子制御装置は、車両制御システムに搭載されるものであることを特徴とする請求項1記載の電子制御装置。
  3. 前記不揮発性メモリには、前記車両制御システム内における部材の個体差に関する情報が書き込まれてなることを特徴とする請求項記載の電子制御装置。
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