JP2002025288A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2002025288A
JP2002025288A JP2000199900A JP2000199900A JP2002025288A JP 2002025288 A JP2002025288 A JP 2002025288A JP 2000199900 A JP2000199900 A JP 2000199900A JP 2000199900 A JP2000199900 A JP 2000199900A JP 2002025288 A JP2002025288 A JP 2002025288A
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integrated circuit
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JP2000199900A
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English (en)
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Chiaki Dono
千晶 堂野
Tsugio Takahashi
継雄 高橋
Hiroki Fujisawa
宏樹 藤澤
Masanori Isoda
正典 礒田
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0408Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells containing floating gate transistors
    • G11C16/0441Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells containing floating gate transistors comprising cells containing multiple floating gate devices, e.g. separate read-and-write FAMOS transistors with connected floating gates
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C2216/00Indexing scheme relating to G11C16/00 and subgroups, for features not directly covered by these groups
    • G11C2216/02Structural aspects of erasable programmable read-only memories
    • G11C2216/10Floating gate memory cells with a single polysilicon layer

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 RAMのようなメモリ回路を内蔵した半導体
集積回路において、チップをパッケージに封入しさらに
ボードやモジュールなどに実装した状態でも容易に欠陥
アドレス情報を書き込むことができ、それによってメモ
リ回路の不良ビットを救済して歩留まりの向上を図るこ
とができる半導体集積回路を実現する。 【解決手段】 第1の記憶部11と、第2の記憶部20
とを備えた半導体集積回路おいて、制御信号が入力され
る制御端子に入力される信号CS,RAS,CAS,W
Eと前記第1の記憶部内のメモリセルを選択するための
アドレス信号A7が入力されるアドレス端子に入力され
る信号の少なくとも一部の第1の組合せに応じて前記第
1の記憶部へのアクセスが指示され、前記制御端子に入
力される信号と前記アドレス端子に入力される信号の少
なくとも一部との第2の組合せに応じて前記第2の記憶
部へのアクセスが指示されるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路技
術さらには複数のメモリ回路を内蔵した半導体集積回路
におけるコマンド制御方式に関し、例えば実装後におけ
る不良ビットの救済および回路の動作タイミング調整を
可能にする場合に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、RAM(ランダム・アクセス・メ
モリ)などの半導体メモリあるいはメモリ回路を内蔵し
た半導体集積回路においては、メモリアレイに含まれる
不良ビット(欠陥メモリセル)を救済して歩留まりを向
上させるため、予備のメモリ列やメモリ行および欠陥ア
ドレスを記憶するアドレス設定回路などからなる冗長回
路が設けられている。かかる冗長回路における欠陥アド
レスの設定は、レーザなどによりプログラム可能なヒュ
ーズを用いて行なう方式が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなレーザに
よりヒューズを切断して欠陥アドレス情報を記憶して入
力アドレスと比較して予備メモリ行または予備メモリ列
と置きかえる救済方式にあっては、メモリチップをパッ
ケージに封入する前にヒューズを切断しなければならな
いため、パッケージ封入後に発生した不良を救済するこ
とができず、充分な歩留まりの向上を達成することがで
きないという不具合があった。
【0004】そこで、DRAM(ダイナミック・ランダ
ム・アクセス・メモリ)のチップ内にEEPROM(エ
レクトリカリ・イレーサブル・プログラマブル・リード
・オンリ・メモリ)のような不揮発性メモリを設けて欠
陥アドレス情報を記憶するようにした発明が提案されて
いる。かかる救済方式に従うと、チップをパッケージに
封入した後であってもEEPOMに欠陥アドレス情報を
書込むことができるため、パッケージ封入後に発生した
不良を救済することができ、歩留まりを向上させること
ができる。
【0005】しかしながら、従来提案されているEEP
ROMを使用した救済方式にあっては、パッケージに封
入した後においてもEEPOMに欠陥アドレス情報を書
込むことはできるものの、プリント配線基板(以下、ボ
ードと称する)やモジュールなどに実装した状態では欠
陥アドレス情報を書込むことができなかったり、EEP
ROMへの書込みのための新たな制御端子やEEPRO
Mへの書込み、消去に必要な高電圧を印加する電源端子
が必要になって従来のメモリとの互換性が保てなくなる
などの課題があった。
【0006】この発明の目的は、RAMのようなメモリ
回路を内蔵した半導体集積回路において、チップをパッ
ケージに封入しさらにボードやモジュールなどに実装し
た状態でも容易に欠陥アドレス情報を書き込むことがで
き、それによってメモリ回路の不良ビットを救済して歩
留まりの向上を図ることができるようにすることにあ
る。
【0007】この発明の他の目的は、RAMのようなメ
モリ回路を内蔵した半導体集積回路において、回路の動
作タイミングを調整して動作マージンを高めかつより高
速に回路を動作させることができるようにすることにあ
る。
【0008】この発明のさらに他の目的は、端子数を増
加させたり従来のチップとピン配置が異なるなどしてチ
ップの互換性が保てなくなるのを回避できるようにした
半導体集積回路を提供することにある。
【0009】この発明の前記ならびにそのほかの目的と
新規な特徴については、本明細書の記述および添附図面
から明らかになるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。
【0011】すなわち、第1構成のメモリセルを有する
第1の記憶部(11)と、第2構成のメモリセルを有す
る第2の記憶部(20)と、外部からの複数の制御信号
を受けるための複数の制御端子と、前記第1の記憶部内
のメモリセルを選択するための複数のアドレス信号を受
けるための複数のアドレス端子とを備えた半導体集積回
路おいて、前記制御端子に入力される信号(CS,RA
S,CAS,WE)と前記アドレス端子に入力される信
号の少なくとも一部(A7)との第1の組合せ(CS,
RAS,CAS,WE=“L”,A7=“0”)に応じ
て前記第1の記憶部の動作内容が指示され、前記制御端
子に入力される信号と前記アドレス端子に入力される信
号の少なくとも一部との第2の組合せ(CS,RAS,
CAS,WE=“L”,A7=“1”)に応じて前記第
2の記憶部の動作内容が指示されるように構成したもの
である。
【0012】上記した手段によれば、互いに異なる構成
のメモリセルからなる第1の記憶部と第2の記憶部が同
一のコマンドでアクセス可能であるため、新たな外部制
御端子を設けることなく第1の記憶部と第2の記憶部を
別々に動作させることができる。
【0013】望ましくは、前記第1の組合せと第2の組
合せは、前記制御端子に入力される信号が同一であり、
前記アドレス端子に入力される信号が異なるようにす
る。これによって、アドレス端子に入力される信号によ
り、第1の記憶部と第2の記憶部に対する同一のコマン
ドによる指示を識別させることができるため、何ら新た
な外部端子を設けることなく第1の記憶部と第2の記憶
部を別々に動作させることができる。
【0014】また、第1構成のメモリセルを有する第1
の記憶部と、第2構成のメモリセルを有する第2の記憶
部と、外部からの複数の制御信号を受けるための複数の
制御端子と、前記第1の記憶部内のメモリセルを選択す
るための複数のアドレス信号を受けるための複数のアド
レス端子とを備えた半導体集積回路おいて、前記第1の
記憶部の動作または前記第2の記憶部の動作が指示され
た後に前記制御端子に入力される制御信号の組合せによ
り規定され前記第1の記憶部の動作内容を指示するコマ
ンドと前記第2の記憶部の動作内容を指示するコマンド
は同一のコードであるようにする。これにより、比較的
少ない制御信号の組合せを有効に利用して第1の記憶部
と第2の記憶部を別々に動作させることができる。
【0015】さらに、第1構成のメモリセルを有する第
1の記憶部と、第2構成のメモリセルを有する第2の記
憶部と、外部からの複数の制御信号を受けるための複数
の制御端子と、前記第1の記憶部内のメモリセルを選択
するための複数のアドレス信号を受けるための複数のア
ドレス端子とを備えた半導体集積回路おいて、前記制御
端子に入力される信号と前記アドレス端子に入力される
信号の少なくとも一部との第1の組合せに応じて前記第
1の記憶部の動作内容が指示され、前記制御端子に入力
される信号と前記アドレス端子に入力される信号の少な
くとも一部との第2の組合せに応じて前記第2の記憶部
の動作内容が指示されるとともに、前記第1の記憶部の
動作または前記第2の記憶部の動作が指示された後に前
記制御端子に入力される制御信号の組合せにより規定さ
れ前記第1の記憶部の動作内容を指示するコマンドと前
記第2の記憶部の動作内容を指示するコマンドは同一の
コードにする。
【0016】これにより、互いに異なる構成のメモリセ
ルからなる第1の記憶部と第2の記憶部が同一のコマン
ドでアクセス可能であるため、新たな外部制御端子を設
けることなく第1の記憶部と第2の記憶部を別々に動作
させることができるとともに、比較的少ない制御信号の
組合せを有効に利用して第1の記憶部と第2の記憶部を
別々に動作させることができる。
【0017】この場合にも、望ましくは、前記第1の組
合せと第2の組合せは、前記制御端子に入力される信号
が同一であり、前記アドレス端子に入力される信号が異
なるようにする。これによって、アドレス端子に入力さ
れる信号により、第1の記憶部と第2の記憶部に対する
同一のコマンドよる指示を識別させることができるた
め、何ら新たな外部端子を設けることなく第1の記憶部
と第2の記憶部を別々に動作させることができる。
【0018】さらに、望ましくは、前記第2の記憶部に
記憶される情報は、前記第1の記憶部の欠陥アドレス情
報とする。これにより、第1の記憶部と第2の記憶部が
同一のコマンドでアクセス可能であるため、パッケージ
に封入された後やボード実装後においても欠陥アドレス
の救済が可能となり、歩留まりが向上する。
【0019】また、前記第2の記憶部に記憶される情報
は、前記第1の記憶部の動作タイミングに関する情報と
する。これにより、パッケージに封入された後において
も回路の動作タイミングを調整することが可能となり、
歩留まりが一層向上するとともに、回路の性能を向上さ
せることができる。
【0020】さらに、前記第2構成のメモリセルは不揮
発性のメモリセルである場合に、通常の電源電圧を昇圧
して前記不揮発性メモリに対する書込みに際して使用さ
れる高電圧を発生する昇圧回路を設ける。これにより、
書込みに必要な高電圧を印加するための外部端子を新た
に設ける必要がなくなる。
【0021】また、前記不揮発性メモリに対する書込み
または消去に際しては、新たな動作を起こさないコマン
ドの繰返し回数により、書込みまたは消去に要する時間
が決定されるように構成する。これにより、タイマ回路
などを新たに設けることなく確実に不揮発性メモリへの
書込みが行なえるようになる。
【0022】さらに、外部より入力される信号により指
定される動作モードを設定するモードレジスタを備える
場合に、前記第1の組合せと第2の組合せの前記制御端
子に入力される信号で決定されるコマンドは、前記モー
ドレジスタへの設定を指示するコマンドとする。これに
より、新たな外部制御端子を設けることなく既存のコマ
ンドを用いて第1の記憶部と第2の記憶部を別々に動作
させることができる。
【0023】さらに、上記のような構成を有する半導体
集積回路と、該半導体集積回路に含まれる前記第1の記
憶部へのアクセスを行なう第2の半導体集積回路とが一
枚のプリント配線基板上に搭載されたシステムにおい
て、前記制御端子に入力される制御信号の組合せにより
規定され前記第1の記憶部の動作内容を指示するコマン
ドと前記第2の記憶部の動作内容を指示するコマンドの
体系が共通であり、該共通のコマンド体系を用いて前記
第2の半導体集積回路が前記第2の記憶部へ指示を与え
るように構成する。
【0024】これによって、半導体集積回路をプリント
配線基板などのボードやモジュールに実装した後におい
ても第2の記憶部に第1の記憶部の欠陥アドレス情報や
タイミング調整情報を書込むことができるようになっ
て、システムの信頼性向上や性能アップを図ることがで
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。
【0026】図1は本発明をクロックに同期して動作す
るSDRAM(シンクロナス・ダイナミック・ランダム
・アクセス・メモリ)に適用した場合の一実施例の概略
構成を示す。なお、図1に示されている回路ブロックは
すべて、単結晶シリコンのような1個の半導体チップ上
に形成される。○印で示されているのは、当該半導体チ
ップに設けられる外部端子としてのパッドであり、図示
されている外部端子の他に外部から供給される電源電圧
が印加される電源電圧端子が設けられている。
【0027】図1のSDRAMは、複数のメモリセルが
マトリックス状に配置された例えば4つのバンクからな
るメモリセルアレイ11と、外部から入力されるアドレ
スデータ(以下、アドレスと略す)をマルチプレックス
方式で内部に取り込むアドレスバッファ12と、前記ア
ドレスバッファ12により取り込まれた行アドレスをデ
コードしてメモリアレイ11内の対応するワード線を選
択する行アドレスデコーダ13と、前記アドレスバッフ
ァ12により取り込まれた列アドレスをデコードしてメ
モリアレイ11内の対応するカラム(ビット線)を選択
する列アドレスデコーダ14と、選択されたビット線の
電位を増幅するセンスアンプ回路15と、外部から入力
されるチップセレクト信号/CSなどの制御信号を受け
てコマンドを解釈するコマンドデコーダ16と、入力さ
れたコマンドに応じて動作モードが設定されるモードレ
ジスタ17と、入力されたコマンドおよび前記モードレ
ジスタ17の状態に応じて内部の制御信号を生成する制
御回路18と、前記メモリセルアレイ11から読み出さ
れたデータを外部に出力したり外部から入力されるデー
タを取り込んで前記センスアンプ回路へ渡したりするデ
ータ入出力回路19と、EEPROMのような不揮発性
記憶素子やヒューズを用いて欠陥アドレスを記憶し該欠
陥アドレスと外部より入力されたアドレスとを比較し一
致した場合にメモリアレイ11内の予備のメモリ行11
aもしくは予備メモリ列11bを選択させるためのアド
レス比較回路20と、外部から供給される一定周波数の
クロック信号CLKおよびクロックが有効であることを
示すクロックイネーブル信号CKEに基づいて内部回路
を動作させるクロック信号を生成するクロック生成回路
21とを備えている。欠陥アドレスは1つではなく各メ
モリバンクごとに、予備のメモリ行11aもしくは予備
メモリ列11bの数に応じて複数個(例えば4個)設定
できるように構成される。
【0028】前記コマンドデコーダ16に外部から入力
される制御信号としては、チップを選択状態にする前記
チップセレクト信号/CSの他、行アドレスストローブ
信号/RAS(以下、RAS信号と称する)、列アドレ
スストローブ信号/CAS(以下、CAS信号と称す
る)、データの書込み動作を指示するライトイネーブル
信号/WEなどがある。これらの信号のうち符号の前に
“/”が付されているものは、ロウレベルが有効レベル
であることを意味している。コマンドデコーダ16はこ
れらの制御信号/CS,/RAS,/CAS,/WEと
アドレス信号の一部をデコードして、入力コマンドを解
釈する。かかるコマンド方式は、SDRAMにおいては
一般的である。さらに、本実施例のSDRAMにおける
コマンドとしては、読出しを指示するREADコマン
ド、書込みを指示するWRITEコマンド、モードレジ
スタ17への動作モードの設定を指示するMRSコマン
ドなどがある。コマンドの種類とそれによるメモリ内部
の制御に関しては、後に詳しく説明する。
【0029】また、CASレイテンシ(カラムアドレス
が取り込まれてからリードデータが出力されるまでのク
ロックサイクル数)等を設定できるように構成されるS
DRAMでは、前記コマンドデコーダ16もしくはモー
ドレジスタ17内に、MRSコマンドの入力に応じて設
定されるCASレイテンシの値CL等を保持するレジス
タが設けられる。外部により供給されるアドレスは、メ
モリアレイ11のバンクを指定するバンクアドレスBA
0,BA1と、バンク内のメモリセルを指定するアドレ
スA0〜A12がある。前記データ入出力回路19は、
外部から供給される制御信号DQMに基づいて例えば1
6ビットのデータDQ0〜DQ15をマスク(有効)す
るかしないかを決定するように構成される。
【0030】また、特に制限されるものでないが、この
実施例においては、前記アドレス比較回路20内に欠陥
アドレス情報を設定するためのEEPROMセルと、設
定されたアドレスと入力アドレスとを比較し一致したか
否か判定する第1欠陥アドレス設定&比較回路20A
と、欠陥アドレス情報を設定するためのヒューズを含む
第2欠陥アドレス設定&比較回路20Bとが設けられて
おり、パッケージ封入前に検出された欠陥アドレスはヒ
ューズを含む欠陥アドレス設定&比較回路20Bに、ま
たパッケージ封入後に検出された欠陥アドレスはEEP
ROMを含む欠陥アドレス設定&比較回路20Aに設定
できるように構成されている。アドレス比較により一致
が検出された場合に予備メモリ行11aまたは予備メモ
リ列11bを選択させる切換え制御信号を発生しアドレ
スデコーダ13または14に供給する回路が、制御回路
18に設けられている。
【0031】ヒューズによる欠陥アドレスの設定はレー
ザ等による切断で、また欠陥アドレス設定&比較回路2
0Aにおける欠陥アドレスの設定は、EEPROM書込
みモード時にアドレスバッファ12により取り込まれた
データが、欠陥アドレス設定&比較回路20AへEEP
ROMセルの書込みデータとして入力されることで行な
えるように構成されている。これにより、パッケージ封
入後においても不良ビットの救済が可能にされるととも
に、EEPROMセルを含む欠陥アドレス設定回路のみ
の場合に比べて回路規模が増大するのを抑制することが
できる。また、特に制限されるものでないが、欠陥アド
レス設定&比較回路20AのEEPROMセルから読み
出された記憶データをデータ入出力回路19よりチップ
外部へ出力できるように構成しても良い。これにより、
内部のEEPROMセルをチップ自身の情報(ID)な
どを記憶する手段として利用することができるようにな
る。
【0032】さらに、本実施例においては、SDRAM
用に設けられているコマンド方式を利用して欠陥アドレ
ス設定&比較回路20Aに含まれるEEPROMに対す
る書込みや読出しを行なうように構成されている。具体
的には、EEPROMセルの書込みや消去モードへの移
行は、SDRAMのMRSコマンド(モードレジスタ設
定コマンド)を用いて行なうことを第1の特徴としてい
る。また、/CS,/RAS,/CAS,/WEとアド
レス信号の一部との組合せにより決定されるMRSコマ
ンドの一部を変更した新たなコマンドを定義し、コマン
ドデコーダ16がそのコマンドを理解してEEPROM
アクセス開始のアイドル状態へ移行し、その後SDRA
Mと共通のコマンドを用いて書込みや消去を実行するこ
とを第2の特徴としている。
【0033】図2には、本実施例のSDRAMにおける
各種コマンド等による制御状態の変化すなわち状態遷移
の様子が示されている。図2を参照しながら各種コマン
ドの内容とSDRAMの動作を説明する。図2におい
て、丸で囲まれている符号はそれぞれの状態を表してお
り、各状態から他の状態への移行は矢印の方向へのみ可
能にされている。また、図2中、細い線の矢印はそれに
付記されているコマンドが入力されることで生じる遷移
を、太線の矢印はコマンドの入力なしに自動的に生じる
遷移を意味している。
【0034】具体的には、図2の左下に示されているよ
うに、電源が投入されると“POWERON”状態からチップ
内の所定のノード(ビット線を含む)の電位を充電する
プリチャージ状態“PRECHARGE”へ移行する。プリチャ
ージが終了すると自動的に待機状態“IDLE”(以下、ア
イドル状態と称する)へ移行する。アイドル状態でリフ
レッシュコマンドREFが入力されると内部アドレスカ
ウンタ(図示省略)を使用してSDRAM全体を自動的
にリフレッシュするリフレッシュ状態“AUTO REFRESH”
へ移行し、それが終了すると自動的にプリチャージ状態
を経て再びアイドル状態“IDLE”へ移行する。
【0035】なお、このアイドル状態には、モードレジ
スタ17により設定される各種動作モードでのアイドル
状態がある。電源投入後最初に移行するアイドル状態
は、通常動作モードでのアイドル状態である。アイドル
状態“IDLE”でモードレジスタ設定コマンドMRSが入
力されると、モードレジスタ17にそのときのアドレス
入力端子の状態に応じてEEPROMの書込み、消去や
テストモードなどの動作モードに設定するモード設定状
態“MODE REGISTER SET”へ移行し、モード設定後に自
動的にアイドル状態へ戻る。
【0036】図2においては、下側半分にSDRAMの
動作モードにおける状態遷移が、上側半分にEEPRO
Mの動作モードにおける状態遷移が示されている。SD
RAMのリード・ライトは、モードレジスタ17が通常
動作モードに設定されている状態で動作開始を指示する
アクティブコマンドACTVが入力されることで開始さ
れ、先ずロウアドレスを取り込むロウ系アクティブ状態
“ROW ACTIVE”へ移行する。その後、読出しコマンドR
EADまたは書込みコマンドWRITEが入力される
と、読出し状態“READ”または書込み状態“WRITE”へ
移行する。アクティブ状態“ROW ACTIVE”でクロックイ
ネーブル信号CKEがロウレベルに変化されると、次入
力クロックを無効化しアクティブ状態を継続するサスペ
ンド状態“ACTIVE CLOCK SUSPEND”へ移行し、クロック
イネーブル信号CKEがハイレベルに変化されることで
元の状態へ戻る。
【0037】また、MRSコマンドで設定されたバース
ト長がフルページにおいて読出し状態“READ”または書
込み状態“WRITE”中にバーストストップコマンドBS
Tが入力されると、内部アドレスカウンタを利用してカ
ラムアドレスを更新しながら連続して読出しまたは書込
みを中断するバースト制御が行なわれる。なお、読出し
状態“READ”または書込み状態“WRITE”中にクロック
イネーブル信号CKEがロウレベルに変化されると、次
入力クロックを無効化し読出しまたは書込み状態を中断
するサスペンド状態“READ SUSPEND”または“WRITE SU
SPEND”へ移行し、クロックイネーブル信号CKEがハ
イレベルに変化されることで元の状態へ戻る。オートプ
リチャージ付読出しコマンドREADまたはオートプリ
チャージ付書込みコマンドWRITEAが入力される
と、バースト長で指定された回数だけ各状態を繰り返し
た後、内部で自動的にプリチャージコマンドが実行され
アイドル状態“IDLE”へ戻る。なお、コマンドREAD
WITH APとコマンドREADの識別およびコマ
ンドWRITE WITH APとコマンドWRITE
との識別は、アドレス A10 =“1”によって行な
われる。
【0038】また、アイドル状態“IDLE”でクロックイ
ネーブル信号CKEがロウレベルに変化されると低電力
動作状態“IDEL POWER DOWN”へ移行し、アイドル状態
“IDLE”でセルフリフレッシュ開始コマンドSR EN
TRYが入力されると、セルフリフレッシュ実行状態へ
移行する。これら各状態からは、クロックイネーブル信
号/CKEがロウレベルに変化され、あるいはセルフリ
フレッシュ終了コマンドSR EXITが入力されるこ
とでアイドル状態“IDLE”へ戻る。
【0039】表1に、前記SDRAMの動作で使用され
る制御コマンドの一例を示す。表1は、制御信号CS,
RAS,CAS,WEが、表1のようなロウレベル
“L”またはハイレベル“H”の所定の組合せ状態をと
るときに、各コマンドが発行されることを表わしてい
る。“Address”はアドレス入力端子の内容を表わして
おり、“BA”はバンクアドレスを、“CA”はカラム
アドレスを、“RA”はロウアドレスを、“A10”は
アドレスビットA10を、“X”はアドレスが無関係で
あることを、それぞれ意味している。なお、表1に示さ
れている制御コマンドは、図2の状態遷移図に表れてい
るコマンドであり、すべてではない。表1にないコマン
ドとしては、例えば制御信号CSがハイレベル“H”に
されることによりチップが非選択の状態にあることを表
わすコマンドなどがある。
【0040】
【表1】 具体的には、例えば制御信号CSが“L”、RASが
“H”、CASが“L”、WEが“H”のときは、読出
しコマンドREADが発行されたとみなされるととも
に、そのときのバンクアドレスBAによりメモリアレイ
の選択バンクが指定され、カラムアドレスCAにより選
択ビット線(カラム)が指定される。なお、A10は、
アドレスの下位から11番目のビットであり、このビッ
トはメモリアレイを全てプリチャージするのか指定され
たメモリアレイのみをプリチャージするのか指示した
り、リード,ライト動作後自動的にプリチャージ動作を
行うか指示するために使用される。
【0041】制御信号CSが“L”、RASが“L”、
CASが“L”、WEが“L”のときは、モードレジス
タ設定コマンド“MRS”が発行されたとみなされると
ともに、そのとき入力されているアドレスがモードレジ
スタに取り込まれて、取り込まれたコード全体もしくは
所定のビットの状態に応じて動作モードMODEが決定
される。
【0042】次に、EEPROMの状態遷移について説
明する。
【0043】EEPROMのアクセスモードに移行した
い場合には、アイドル状態“IDLE”で所定のコマンドを
入力することで移行が可能になる。なお、モードレジス
タ設定コマンドMRSを発行してモードレジスタに通常
のSDRAMに設けられているSDRAMの動作モード
を設定すると、同時にEEPROMは書込データの読出
しを行う。そして、モードレジスタ設定コマンドMRS
によるモードレジスタへの設定が終了すると自動的にア
イドル状態“IDLE”に戻る。
【0044】この実施例においては、アイドル状態“ID
LE”で、本実施例において新たに用意されたEEPRO
M書込みコマンドEPPRGまたはEEPROM消去コ
マンドEPERSが発行されたとみなされると、EEP
ROM書込みアイドル状態“PROGRAM IDEL”またはEE
PROM消去アイドル状態“ERASE IDEL”へ移行するよ
うに構成されている。しかも、これらのEEPROM書
込みコマンドEPPRGまたはEEPROM消去コマン
ドEPERSは、モードレジスタ設定コマンドMRSを
変形したコード、すなわちモードレジスタ設定コマンド
MRSで参照されるアドレスの一部のビットを通常のモ
ードレジスタ設定コマンドMRSの場合と異ならしめた
コードとした。これにより、全く新たにコマンドコード
を用意する必要がなくなる。
【0045】さらに、この実施例においては、EEPR
OM書込みアイドル状態“PROGRAMIDEL”またはEEP
ROM消去アイドル状態“ERASE IDEL”で、SDRAM
と共通のアクティブコマンドACTVが入力されるとE
EPROMセルに対する書込みまたは消去を開始するプ
ログラム状態“PROGRAM”または消去状態“ERASE”へ移
行する。そして、プログラム状態“PROGRAM”または消
去状態“ERASE”で、SDRAMと共通のプリチャージ
コマンドPREが入力されるとEEPROMセルに対す
る書込みまたは消去動作を終了して、EEPROM書込
みアイドル状態“PROGRAM IDEL”またはEEPROM消
去アイドル状態“ERASE IDEL”へ戻るように構成されて
いる。
【0046】しかも、EEPROMプログラム状態“PR
OGRAM”またはEEPROM消去状態“ERASE”では、何
の動作も伴なわない無操作コマンドNOPが入力される
と、クロック1サイクル分だけ前の状態を維持するよう
に構成されている。この無操作コマンドNOPは、EE
PROM書込みアイドル状態“PROGRAM IDEL”またはE
EPROM消去アイドル状態“ERASE IDEL”でも有為で
ある。これによって、EEPROM書込みアイドル状態
“PROGRAM IDEL”またはEEPROM消去アイドル状態
“ERASE IDEL”では、書込みまたは消去に必要な制御信
号の生成などの準備時間を確保することが、またEEP
ROMプログラム状態“PROGRAM”またはEEPROM
消去状態“ERASE”では、EEPROMセルに書込み電
圧または消去電圧を印加する所要時間を確保することが
できる。
【0047】さらに、この実施例では、EEPROM書
込みアイドル状態“PROGRAM IDEL”またはEEPROM
消去アイドル状態“ERASE IDEL”、EEPROMプログ
ラム状態“PROGRAM”、EEPROM消去状態“ERASE”
で、それぞれモードレジスタ設定コマンドMRSが入力
されることでモードレジスタ設定状態“MODE REGISTER
SET”へ移行して、ここで通常のSDRAMに設けられ
ているSDRAMの動作モード(SDRAMをアクセス
可能)が設定されると、EEPROMは書込データの読
出しを行い、SDRAMは動作モードが設定されるよう
に構成されている。なお、モードレジスタに動作モード
が設定されるとチップは、自動的にアイドル状態“IDE
L”へ移行する。
【0048】表2に、前記EEPROMの動作で使用さ
れる制御コマンドの構成例を示す。
【0049】
【表2】 表2に示されているように、制御信号CS,RAS,C
AS,WEがすべてロウレベル“L”のときはモードレ
ジスタ設定コマンドMRSが発行されたとみなされ、そ
のときアドレス入力端子に入力されている信号が所定の
動作モードを示すコードの場合、その動作モードがモー
ドレジスタに設定される。これにより、SDRAMは設
定された動作モードで待機状態となるとともに、EEP
ROMはデータ読出し動作を行う。
【0050】制御信号CS,RAS,CAS,WEが前
記モードレジスタ設定コマンドMRSと同じくすべてロ
ウレベル“L”にされているときにアドレス入力端子に
入力されている信号A0が“0”A7が“1”、A5が
“1”の場合は、EEPROM書込みコマンドEPPR
Gが発行されたとみなされ、EEPROM書込みアイド
ル状態“PROGRAM IDEL”へ移行する。一方、制御信号C
S,RAS,CAS,WEが前記モードレジスタ設定コ
マンドMRSと同じくすべてロウレベル“L”にされて
いるときにアドレス入力端子に入力されている信号A0
が“1” A7が“1”、A5が“1”の場合は、EE
PROM消去コマンドEPERSが発行されたとみなさ
れ、EEPROM消去アイドル状態“ERASE IDEL”へ移
行する。EPPRG,EPERS発行時のその他アドレ
スには、書込み、消去対象となるEEPROMを選択す
るEEPROM ADDRESSが小力される。
【0051】EEPROM書込みアイドル状態“PROGRA
M IDEL”で、SDRAMのアクティブコマンドACTV
と同じコマンドコードが入力されると、アドレス入力端
子に入力されている信号がEEPROMの書込みデータ
とみなされて取り込まれ、EEPROM消去アイドル状
態“ERASE IDEL”ではアドレス入力端子に入力されてい
る信号は無意味な情報(don't care)として無視され、
書込みまたは消去が実行される。また、制御信号CSが
“L”でそれ以外の信号RAS,CAS,WEがすべて
ロウレベル“H”のときは無操作コマンドNOPが発行
されたとみなされ、前の状態を維持する。さらに、EE
PROM書込み状態“PROGRAM”またはEEPROM消
去状態“ERASE”で、SDRAMのプリチャージコマン
ドPREと同じコマンドコードが入力されると、EEP
ROM書込みアイドル状態“PROGRAM IDEL”またはEE
PROM消去アイドル状態“ERASE IDEL”へ戻る。
【0052】図3に、前記EEPROMの動作で使用さ
れる制御コマンドとアドレス入力との関連を示す。図3
において、(A)はEEPROM書込みコマンドEPP
RG、(B)はEEPROM消去コマンドEPERS、
(C)はモードレジスタ設定コマンドMRS、(D)は
アクティブコマンドACTV、(E)はプリチャージコ
マンドPRE、(F)は無操作コマンドNOPの構成を
それぞれ示したものである。
【0053】(A)のEEPROM書込みコマンドEP
PRGと、(B)のEEPROM消去コマンドEPER
Sと、(C)のモードレジスタ設定コマンドMRSは、
制御信号CS,RAS,CAS,WEの状態が共通(す
べてロウレベル“L”)とされ、アドレスA7が“0”
のときは(C)のモードレジスタ設定コマンドMRS、
アドレスA7が“1”でA10が“0”,A5が“1”
のときは(A)のEEPROM書込みコマンドEPPR
Gまたは(B)はEEPROM消去コマンドEPERS
が発行されたとみなされる。(A)のEEPROM書込
みコマンドEPPRGと、(B)のEEPROM消去コ
マンドEPERSの識別はアドレスA0で行なわれると
ともに、アドレスA1〜A4が書込み対象または消去対
象となるEEPROMのセット(1つのメモリバンクに
対応して設けられている複数の欠陥アドレス設定用EE
PROMセルの組)の1つを指定する情報とみなされ
る。このコマンドでは、A1〜A4の4ビットの情報で
あるので最大16セットまで選択可能である。
【0054】(C)のモードレジスタ設定コマンドMR
Sの場合、アドレスA0〜A2がバースト長を、アドレ
スA4〜A6がCASレイテンシを指示するため使用さ
れるとともに、アドレスA8〜A12とバンクアドレス
BA0,BA1はオペコードとみなされる。ここで、オ
ペコードは、指定されたバースト長のもとで動作すべき
カラムコマンド(READ,WRITE等)を指示する
ためのものである。このモードレジスタ設定コマンドM
RSは、図3に示されている他のコマンドと異なりEE
PROMの動作と直接関係するコマンドではなく、SD
RAMの同さモード(CASレイテンシ、バースト長
等)の設定やEEPROMの書込み、消去動作が終了し
た後にEEPROM読出し動作を経て待機状態“IDL
E”(SDRAMのアクセス可能)に移行する際に使用
されるコマンドである。なお、このモードレジスタ設定
コマンドMRSでは、例えばアドレスA5が“0”、A
7が“1”のときにテストモードへ移行するように構成
することができる。
【0055】(D)のアクティブコマンドACTVで
は、アドレスA0〜A9のビットが書込みデータとみな
され、バンクアドレスBA0,BA1はEEPROMの
選択アドレスとみなされる。このアクティブコマンドA
CTVは、書込みも消去も同一であり、前の状態すなわ
ち直前に入力されたコマンドがEPPRGかEPERS
かに応じて実行内容が変わる。(E)のプリチャージコ
マンドPREでは、バンクアドレスBA0,BA1のみ
が有効であり、BA0,BA1がEEPROMの選択ア
ドレスすなわちいずれのメモリバンクに対応されている
欠陥アドレス設定用EEPROMを指定する情報とみな
される。
【0056】このプリチャージコマンドPREも、書込
みと消去で同一であり、前の状態すなわち直前のアクテ
ィブコマンドACTVの入力前に入力されたコマンドが
EPPRGかEPERSかに応じて実行内容が変わる。
(F)の無操作コマンドNOPは、アドレスと全く無関
係であり、制御信号CS,RAS,CAS,WEの状態
のみで決定される。無操作コマンドNOPを連続して何
サイクル挿入するかで、書込みまたは消去時間が決定さ
れる。
【0057】図4には、EEPROMアクセスのため前
記実施例とは異なるコマンド体系とした場合におけるチ
ップ内部の状態遷移を示す。
【0058】この実施例では、前記実施例のコマンド体
系におけるEEPROM書込みコマンドEPPRGとE
EPROM消去コマンドEPERSはなく、代わりにE
EPROMのアクセスモードへ移行することを指示する
コマンドEPMODが設けられている。このコマンドE
PMODが入力されると第1のEEPROMアイドル状
態“EPIDLE1”へ移行し、ここでさらにアクティブコマ
ンドACTVが入力されると第2のEEPROMアイド
ル状態“EPIDLE2”へ移行する。そして、この状態でコ
マンドWRITEが入力されるとEEPROMの書込み
状態へ、またコマンドREADが入力されるとEEPR
OMの消去状態へそれぞれ移行する。
【0059】また、各書込み状態と消去状態では、第1
の実施例と同様に無操作コマンドNOPが所定回数入力
されることで、書込みまたは消去に必要な時間が確保さ
れるようにされる。さらに、第1の実施例のコマンド体
系と同様に、EEPROMモードでモードレジスタ設定
コマンドMRSが入力されると、モードレジスタ設定状
態“MODE REGISTER SET”へ移行する。そして、ここで
SDRAMの動作モード(SDRAMをアクセス可能)
が設定されると、EEPROMではデータの読出しを行
なう。SDRAMの状態遷移は、図2に示されている第
1の実施例と同じである。
【0060】図5に、図4に示すような状態遷移を可能
にするコマンドの構成例を示す。図3と比較すると明ら
かなように、プリチャージコマンドPREと無操作コマ
ンドNOPは第1の実施例のコマンド体系におけるプリ
チャージコマンドPREと無操作コマンドNOPと構成
が全く同じであり、意味も同じである。EEPROMア
クセスモード移行コマンドEPMODは、第1の実施例
のコマンド体系におけるEEPROM書込みコマンドE
PPRGとEEPROM消去コマンドEPERSと同様
に、制御信号CS,RAS,CAS,WEで規定される
コマンド主要部がモードレジスタ設定コマンドと共通
(すべてロウレベル“L”)とされ、アドレスA7が
“1”、A5が“1”、A10,A4〜A0が“0”の
ときにEEPROMアクセスモード移行コマンドEPM
ODとみなされる。
【0061】アクティブコマンドACTVは、第1の実
施例のコマンド体系と同様に、モードレジスタ設定コマ
ンドと制御信号CS,RAS,CAS,WEで規定され
るコマンド主要部がSDRAMのアクティブコマンドA
TCVと共通(CS,RASがロウレベル“L”、CA
S,WEがハイレベル“H”)とされ、アドレスA0〜
A12およびBA0,BA1がEEPROMの選択アド
レスとバンクを指定する情報とみなされる。
【0062】EEPROMモードのコマンドWRITE
とREADは、第1の実施例のコマンド体系にはないコ
マンドであり、それぞれ制御信号CS,RAS,CA
S,WEで規定されるコマンド主要部がSDRAMにお
ける書込みコマンドWRITEと読出しコマンドREA
Dと共通とされる。ただし、アドレス部の意味が第1の
実施例のコマンド体系と異なり、EEPROMモードの
書込みコマンドWRITEでは、アドレスA0〜A12
およびBA0,BA1が書込みデータとみなされる。バ
ンクアドレスが含まれていないのは、アクティブコマン
ドATCVで予め指定されるためである。EEPROM
モードの消去コマンドREADでは、アドレスA0〜A
12およびBA0,BA1は無意味な情報(DON'T CAR
E)とみなされる。
【0063】以上説明したように、この第2のコマンド
体系においても、EEPROMをアクセスできるように
するのに、SDRAMと共通のコマンド体系を用いてい
るので、第1の実施例におけるコマンド体系と同様に、
新たな制御信号入力端子等を設けることなくEEPRO
Mへの書込みや消去を行なうことができる。
【0064】また、従来のRAMにおけるヒューズを用
いた欠陥アドレスの設定は、チップをパッケージに封入
する前のウェーハ状態で行なうのが一般的であるが、前
記コマンド体系を利用したEEPROMセルへの欠陥ア
ドレスの設定は、チップをパッケージに封入する前は勿
論、図17(A)に示すように、チップをパッケージに
封入した後にテスタ装置300などを用いて行なうこと
ができる。そして、チップをパッケージに封入する前と
後でそれぞれ欠陥アドレスの設定を行なうことで歩留ま
りをさらに向上させることができる。
【0065】しかも、前記実施例を適用したSDRAM
にあっては、図17(B)に示すように、チップをパッ
ケージに封入したメモリ100をボード400上に実装
してシステムを構成した後においても欠陥アドレスの設
定が可能である。具体的には、CPU410とCPUの
起動用プログラム等が格納されたプログラムROM42
0と周辺LSI430とメモリ100などで構成された
システムにおいて、ケーブル600を介してボード40
0と接続されたホストコンピュータ500などからボー
ド400に対してメモリ100内のEEPROMセルに
対する欠陥アドレスの書込み等を行なうプログラムを与
え、CPU410がそのプログラムを実行して、EEP
ROM書込みコマンドEPPRGやアクティブコマンド
ACTV等をバス440を介して所定の順序に従ってメ
モリ100に入力することで欠陥アドレスの設定を行な
うことができる。
【0066】さらに、プログラムROM420(フラッ
シュメモリを内蔵したCPUではフラッシュメモリ)に
格納される起動用プログラムの一部に、メモリ100を
テストするプログラムと、テストにより欠陥アドレスが
発見された場合には、それを欠陥アドレスとしてメモリ
100内のEEPROMセルに書込むコマンド列を転送
するプログラムを入れておくことで、電源投入毎に欠陥
アドレスの再設定を行なうシステムを構成することも可
能である。
【0067】次に、図1の実施例に示されているEEP
ROMセルを含む第1の欠陥アドレス設定&比較回路2
0Aの構成例を、図6を用いて説明する。
【0068】図6に示すように、欠陥アドレス設定&比
較回路20Aは、メモリアレイ11の例えば4つのバン
クのそれぞれに対応して各々4つの欠陥アドレスを設定
可能なEEPROMアレイ210と、該EEPROMア
レイ210に書込みデータを入力する入力制御回路22
0と、EEPROMアレイ210に設定されている欠陥
アドレスとアドレスバッファ12より供給される入力ア
ドレスとを比較する出力制御回路230とから構成され
る。
【0069】特に制限されるものでないが、EEPRO
Mアレイ210には10ビットの欠陥アドレスと設定さ
れたアドレスの有効/無効ビットを記憶する11個のE
EPROMセルECからなるEEPROMセット211
が1バンクに対して4つ設けられており、各EEPRO
Mセット211には11ビットの情報が並列に入力され
て同時に書き込まれるとともに、同時に全バンク、全E
EPROMセルが一括して読み出せるように構成されて
いる。
【0070】入力制御回路220には、入力されたバン
クアドレスBA0,BA1に基づいていずれのEEPR
OMセット211に書込みデータ(アドレスA0〜A
9)を供給するか選択するセレクタと、書込みを行なう
際に選択したセットの有効/無効ビットに書込むべき有
効状態情報を生成する回路と、制御回路18からの内部
制御信号に基づいてSDRAM動作時はEEPROM書
込みデータと入力アドレスA0〜A12の一致/不一致
を判定するためにA0〜A12をそのまま出力制御回路
230へ供給する回路とが設けられており、データの書
込みまたは消去をセット単位で行なうように構成され
る。なお、EEPROMセルの消去動作は、書込みデー
タすなわちEEPROMセルに注入された電荷を抜き取
る動作とみることができる。したがって、入力制御回路
220に消去時にはA0〜A9の書込みデータやすでに
EEPROMに書込まれたデータに関わらず、EEPR
OMセルに注入された電荷を抜き取る電圧を発生する回
路を設けてやれば良い。
【0071】出力制御回路230には、EEPROMア
レイ210に設定されている各欠陥アドレスと入力アド
レスとを比較して一致/不一致を検出するアドレス比較
回路とが設けられており、アドレスの比較は選択された
バンクの全セットについて同時に行なうように構成され
ている。出力制御回路230でアドレスの一致が検出さ
れた場合には、図1の制御回路18に一致検出信号が供
給され、制御回路18からアドレスデコーダ13または
14に対して予備メモリ列または予備メモリ行を選択さ
せる切換え信号(もしくは置換アドレス)が出力され
る。
【0072】図7には、図6の欠陥アドレス設定&比較
回路20Aを構成するEEPROMセルECの回路例が
示されている。
【0073】図7に示されているように、EEPROM
セルECは、書込み回路241と読出し回路242とコ
ントロールゲート回路243とデータラッチ回路244
とから構成されている。特に制限されるものでないが、
この実施例においては、フローティングゲートとコント
ロールゲートとを有するゲート2重構造のMOSFET
ではなく、コントロールゲートのみ有する通常のMOS
FETと同一構造でゲート絶縁膜が若干厚いMOSFE
Tを記憶素子として利用しており、その記憶素子のコン
トロールゲートに電荷を蓄積するか否かでしきい値を変
化させてデータを記憶する構成を備えている。以下、そ
の構成を詳しく説明する。なお、図7において、MOS
FETを表わす記号に外向きの矢印が付されているもの
はPチャネルMOSFETであり、内向きの矢印が付さ
れているものはNチャネルMOSFETである。
【0074】図7においては、符号Mep0,Mer0,Mg0
が付されている3個のMOSFETが1ビットのデータ
を記憶するセルであり、データの信頼性を高めるためも
う1組のMOSFET Mep1,Mer1,Mg1からなるセ
ルが設けられ、同一のデータを書き込めるように構成さ
れている。そして、各セルを構成する組をなす3個のM
OSFETは、それぞれのコントロールゲートが互いに
結合され、その共通ゲートFg0,Fg1が電位的にフ
ローティングにされており、これらの共通ゲートFg
0,Fg1に電荷を蓄積するか否かでMep0,Mer0,M
ep1,Mer1のしきい値を変化させてデータを記憶するよ
うに制御される。
【0075】具体的には前記セルを構成する6個のMO
SFET Mep0,Mer0,Mg0,Mep1,Mer1,Mg1は
回路を構成する他のMOSFETよりもゲート酸化膜が
厚い高耐圧の素子とされ、そのうちMg0とMg1はソース
およびドレイン並びに基体(ウェル)が互いに結合され
て制御端子CGに接続されることで、素子全体として2
層ゲートを有する本来のEEPROM素子におけるコン
トロールゲートの機能を果たすように構成されている。
【0076】前記セルを構成するMOSFET Mep0
とMep1は、ソースが共通接続されて高電圧の書込み消
去電圧Vepが印加されるソース端子SLに接続されて
いるとともに、MOSFET Mep0とMep1のドレイン
端子は各々通常のMOSFETQ0,Q1を介して書込
みデータが印加される書込みデータ端子PRGに接続さ
れおり、Q0とQ1はそのゲートに電源電圧Vccが印
加され定電流素子として機能する。
【0077】一方、前記セルを構成するMOSFET
Mer0とMer1は、チャネルが直列となるように接続さ
れ、このうちMer1のソース端子は接地電位GNDに接
続されているとともに、Mer0のドレイン端子(ノード
N1)は読出し制御用MOSFET Tr2を介してプ
リチャージノードN2に接続されている。そして、この
プリチャージノードN2と電源電圧端子Vccとの間に
はプリチャージ用MOSFET Tr1が、またプリチ
ャージノードN2と接地電位GNDとの間にはディスチ
ャージ用MOSFET Tr0が接続されている。ま
た、プリチャージノードN2にはこのノードの電位を判
別して論理状態をラッチする一対のインバータからなる
ラッチ回路244が接続されている。なお、前記回路に
示されている各種端子SL,CG,PRGに印加される
電圧や制御信号PSG,PUS,PUは前記入力制御回
路220において、入力コマンドや書込みデータなどに
基づいて生成される。
【0078】次に、図7のEEPROMセルの書込み動
作を図8のタイミングチャートを参照しながら説明す
る。なお、使用するコマンド体系は図2および図3に示
す第1実施例で説明したコマンド体系である。
【0079】EEPROMセルの書込みに際しては、先
ず、EEPROMセットを選択するアドレスを伴った書
込み開始コマンドEPPRGを入力する(図8のサイク
ルC1)。これによって、欠陥アドレス設定&比較回路
20Aでは、書込み対象となるEEPROMセットが選
択される。次のサイクルC2では、バンクアドレスおよ
び書込みデータを伴なったアクティブコマンドACTV
を入力する。すると、EEPROMセルECでは、書込
み回路241のソース端子SLとコントロール端子CG
に例えば4.1Vのような高電圧Vepが印加されると
ともに、書込みデータ端子PRGには、書込みデータが
“0”のときは電源電圧Vcc(1.8V)が、また書
込みデータが“1”のときは接地電位(0V)が印加さ
れる。また、このとき読出し回路242では、制御信号
PSG,PUS,PUがハイレベルとされることによ
り、MOSFET Tr2とTr0がオン、Tr1がオ
フされてMOSFET Mer0,Mer1のソース、ドレイ
ン端子は接地電位に固定され、非活性化状態とされる。
その後、無操作コマンドNOPが所定サイクル以上入力
されると、コマンドNOPが入力されている間(図8の
サイクルそ3〜Cn)、前記バイアス状態が維持され
る。
【0080】その結果、書込みデータ端子PRGに書込
みデータ“0”に対応してVccが印加された場合はM
OSFET Mep0,Mep1のソース・ドレイン間に電流
は流れず、書込みデータ“1”に対応して0Vが印加さ
れた場合はMOSFET Mep0,Mep1のソース・ドレ
イン間に電流が流れて、発生したホットエレクトロンが
正電圧(Vep)にバイアスされているフローティング
ゲートFg0,Fg1に注入される。これによって、M
OSFET Mep0,Mep1およびMer0,Mer1はしきい
値が高い状態にされる。そして、最後にプリチャージコ
マンドPREが入力される(サイクルCn+1)と、書
込み回路241のソース端子SLとコントロール端子C
Gおよび書込みデータ端子PRGが接地電位に変化さ
れ、書込み動作が終了する。
【0081】次に、図7のEEPROMセルの消去動作
を図9のタイミングチャートを参照しながら説明する。
【0082】EEPROMセルの消去に際しては、先
ず、EEPROMセットを選択するアドレスを伴った消
去開始コマンドEPERSを入力する(図9のサイクル
C1)。これによって、欠陥アドレス設定&比較回路2
0Aでは、書込み対象となるEEPROMセットが選択
される。次のサイクルC2では、バンクアドレスを伴な
ったアクティブコマンドACTVを入力する。EEPR
OMセルECでは、書込み回路241のソース端子SL
に高電圧Vepが、またコントロール端子CGに接地電
位が印加されるとともに、書込みデータ端子PRGには
電源電圧Vccが印加される。また、このとき読出し回
路242では、制御信号PSG,PUS,PUがハイレ
ベルとされることにより、MOSFET Tr2とTr
0がオン、Tr1がオフされてMOSFET Mer0,
Mer1のソース、ドレイン端子は接地電位に固定され、
非活性化状態とされる。その後、無操作コマンドNOP
が所定サイクル以上入力されると、コマンドNOPが入
力されている間(サイクルC3〜Cn)、前記バイアス
状態が維持される。
【0083】その結果、ソース端子SLに高電圧Vep
が、また書込みデータ端子PRGにはVccが印加さ
れ、コントロール端子CGに接地電位が印加されるた
め、MOSFET Mep0,Mep1のゲート絶縁膜を通し
て、フローティングゲートFg0,Fg1に蓄積されて
いたエレクトロンがトンネル現象でソース端子SL側に
引き抜かれる。これによって、MOSFET Mep0,
Mep1およびMer0,Mer1はしきい値が低い状態にされ
る。そして、最後にプリチャージコマンドPREが入力
される(サイクルCn+1)と、書込み回路241のソ
ース端子SLと書込みデータ端子PRGが接地電位に変
化され、消去動作が終了する。
【0084】次に、図7のEEPROMセルの読出し動
作を図10のタイミングチャートを参照しながら説明す
る。
【0085】EEPROMデータの読出しに際しては、
モードレジスタ設定コマンドMRSを入力する。これに
よって、欠陥アドレス設定&比較回路20Aでは、すべ
てのバンクのすべてのEEPROMセットのEEPRO
MセルECにおいて、書込み回路241のソース端子S
Lおよび書込みデータ端子PRGに接地電位が印加され
るとともに、コントロール端子CGには電源電圧Vcc
が印加される。また、このとき読出し回路242では、
先ず制御信号PUがロウレベルに変化されてMOSFE
T Tr0がオフされた状態で負の制御パルスPUSが
印加されてMOSFET Tr1がオンされてノードN
2がプリチャージされる。
【0086】そして、最後に正の制御パルスPSGが印
加されることよりMOSFET Tr2がオンされる。
このとき、MOSFET Mer0,Mer1のゲートにエレ
クトロンが注入されているとしきい値が高いためMer
0,Mer1に電流は流れず、ノードN2の電位はVccを
保つためその論理状態の反転データがデータラッチ回路
244にラッチされ、データ“0”が読み出される。一
方、MOSFET Mer0,Mer1のゲートにエレクトロ
ンが注入されていない場合にはしきい値が低い状態であ
るためMer0,Mer1に電流が流れ、ノードN2の電位は
接地電位まで下がりその論理状態の反転データがデータ
ラッチ回路244にラッチされ、データ“1”が読み出
される。
【0087】なお、図7のEEPROMセルでは、デー
タの読出しを、電源投入後等のMRSコマンド発行時に
1度だけ行なってデータラッチ回路244にラッチして
おくことで、その後はデータラッチ回路244からデー
タを出力させるように構成されている。これによって、
EEPROMの読出し動作回数を減らし、フローティン
グゲートからの電荷のリークすなわち記憶情報の劣化を
防止することができる。
【0088】ところで、前記実施例においては、EEP
ROM書込み時間と消去時間を、無操作コマンドNOP
を挿入するサイクル数で制御するようにした場合を説明
したが、チップ内部にクロックCLKを計数するタイマ
カウンタを設けて書込み時間と消去時間を制御するよう
に構成しても良い。図11には、タイマカウンタを用い
て書込み時間と消去時間を制御する場合のタイミングを
示す。このタイマカウンタは例えば図1における制御回
路18などに設けられる。
【0089】この実施例では、先ず、EEPROMセッ
トを選択するアドレスを伴った書込み開始コマンドEP
PRGを入力する(図11のサイクルC1)。これによ
って、欠陥アドレス設定&比較回路20Aでは、書込み
対象となるEEPROMセットが選択される。次のサイ
クルC2では、バンクアドレスおよび書込みデータを伴
なったアクティブコマンドACTVを入力する。する
と、EEPROMセルECでは、書込み回路241のソ
ース端子SLとコントロール端子CGに高電圧Vepが
印加されるとともに、書込みデータ端子PRGには書込
みデータに応じて“0”のときは電源電圧Vccが、ま
た書込みデータが“1”のときは接地電位(0V)が印
加される。
【0090】また、タイマカウンタでは、クロック/C
LKのパルスを計数してカウンタ値が上昇する。そし
て、カウンタ値が所定の値nになったところでタイマカ
ウンタからオーバーフロー信号が出力されて、制御回路
18は書込み回路241のソース端子SLとコントロー
ル端子CGおよび書込みデータ端子PRGを接地電位に
変化させ、書込み動作を終了させる。消去動作もほぼ同
様である。なお、タイマカウンタが計数する値は予め設
計において定めておくようにする。その場合、タイマカ
ウンタは書込み用と消去用に2つ設けてもよい。また、
タイマカウンタが計数する値をコマンドにより調整でき
るように、別途タイマカウンタ設定用のコマンドと設定
回路(レジスタ)を用意しておくようにしても良い。さ
らに、タイマカウンタが計数する値をコマンドにより調
整(設定)できるようにする代わりに、ヒューズを含む
設定回路を別個に設けて行なうように構成することも可
能である。
【0091】さらに、前記タイマカウンタも無操作コマ
ンドNOPも用いずにEEPROM書込み時間および消
去時間を保証する方法として、例えば、SDRAMのリ
フレッシュを制御するCPUもしくはメモリコントロー
ラからのリフレッシュコマンドを利用する方法も考えら
れる。この場合、CPUやメモリコントローラはリフレ
ッシュタイマを備えているので、EEPROMの書込み
コマンド入力時にCPU側のリフレッシュタイマを起動
するとともに、予めタイマの設定値として書込みもしく
は消去の所要時間を設定しておいて、リフレッシュタイ
マがタイムアップしたならばリフレッシュコマンドを入
力するようにCPU側を構成しておく。
【0092】一方、EEPROMを制御する入力制御回
路220は、書込み開始コマンドEPPRGおよびアク
ティブコマンドACTVの入力後、リフレッシュコマン
ドREFが入力されたなら書込みを終了するように構成
しておく。消去も同様である。かかる書込みもしくは消
去の所要時間設定方法は、チップがパッケージに封入さ
れ、ボードに実装された後でEEPROMの書込みもし
くは消去を行なえるようにする場合に有効である。ま
た、この場合、コマンドデコーダ16もしくは入力制御
回路220は、アクティブコマンドACTV等により書
込みまたは消去が開始された後は、リフレッシュコマン
ドREFが入力されるまで、他のコマンドが入力されて
も動作を中断しないように構成されるのが望ましい。
【0093】図12および図13には、前記EEPRO
Mセルに対して供給される高電圧の具体的な給電の仕方
を示すものである。このうち図12は、チップ内に外部
電源Vddを受けて昇圧するチャージポンプなどの昇圧
回路からなるEEPROM用電源電圧Vepの生成回路
30を設けるようにした実施例である。この実施例に従
うと、EEPROM専用の電源端子を設ける必要がな
く、外部端子数を節約できるという利点がある。
【0094】図13は、チップに未使用の外部端子すな
わちNCピン40がある場合に、それを利用してEEP
ROM用電源電圧Vepを外部から供給するようにした
実施例である。この場合、チップ内部にEEPROMに
高電圧を印加するタイミングを制御する回路50を設け
ることで、チップ外部からは高電圧を印加したままとす
ることができる。この実施例に従うと、内部に昇圧回路
を設ける必要がないのでチップサイズの増大を抑えるこ
とができる。また、もともとある外部端子を利用するの
で、新たな端子を設ける必要もないという利点がある。
【0095】さらに、前記実施例のSDRAMのような
半導体メモリにおいては、ボード実装前に通常の電源端
子に高電圧を印加して動作させるバーンイン試験が行な
われるので、そのバーンイン用の高電圧と同一の電圧を
印加しかつテストモードを利用してEEPROMセルの
書込み消去を行なえるように構成することも可能であ
る。このようにすれば、SDRAM動作時はバーンイン
用の高電圧を用いないように構成されている半導体メモ
リにおいて、内部昇圧回路も新たな外部端子も設けるこ
となく、EEPROMセルの書込み消去を行なうことが
できるという利点がある。
【0096】以上、EEPROMセルを用いてSDRA
Mの欠陥アドレスを設定するようにした場合の実施例に
ついて説明したが、次に、本発明の他の実施例として、
SDRAMなどの揮発性メモリのチップ上に、外部から
読出しおよび書込みが可能な不揮発性メモリとしてEE
PROMを設けた場合の実施例を、図14を用いて説明
する。
【0097】図14のメモリは図1のメモリとほぼ同一
の構成を有しており、11はRAMセルなどからなる揮
発性のメモリアレイで、25は図6に示されているEE
PROMアレイ210からなる不揮発性のEEPROM
部である。また、20Bは図1と同様にメモリアレイ1
1の欠陥アドレスを設定するためのヒューズを含む欠陥
アドレス設定&アドレス比較回路である。図1の実施例
と図14の実施例の相違は、図14の実施例において
は、EEPROM部25のデータをメモリアレイ11の
所定の領域(以下、キャッシュ領域と称する)11Aへ
転送して記憶させるとともに、逆にメモリアレイ11の
キャッシュ領域11AのデータをEEPROM部25へ
転送して記憶させることができる構成が設けられている
点にある。
【0098】かかるデータの転送は、前記実施例で説明
したコマンド体系を利用し、EEPROM書込みコマン
ドEPPRGやアクティブコマンドACTV等を用いる
ことで行なうことができる。この場合、最初のデータの
書込みは第1の実施例と同様にアドレスの一部を利用し
て行なっても良いが、メモリアレイ11のキャッシュ領
域11Aに書込みデータを入れておいてからEEPRO
M部25へ転送、記憶させるようにしても良い。
【0099】この実施例のメモリは、EEPROM部2
5の記憶データを頻繁に参照したり書き換えたりしたい
場合に有効であり、特にデータの書換えが多いシステム
では電源投入時にEEPROM部25の記憶データをキ
ャッシュ領域11Aへ転送して記憶させておいて、通常
のアクセスはキャッシュ領域11Aに対して行ない、電
源遮断すなわちシステム終了時にキャッシュ領域11A
のデータをEEPROM部25へ転送して一括して記憶
させるようにすることができる。すなわち、通常時のE
EPROMへの書込み、読出しは、SDRAMのメモリ
セルを用いたキャッシュ領域で行なわれて、外部からの
アクセスはSDRAMへのアクセスと全く同様であるこ
とを可能とする。これにより、EEPROM部25のデ
ータの読出し書込み時間を短くするとともにEEPRO
M部25の書換え回数を減らして特性劣化を抑制するこ
とができる。
【0100】また、EEPROM部25をデータ入出力
回路19に接続させ、外部からEEPROM部25へデ
ータを直接書き込むことができるとともにデータ端子よ
り外部へEEPROM部25のデータを直接読み出せる
ように構成しても良い。
【0101】次に、本発明の第3の実施例として、EP
ROMセルを用いてRAMの動作タイミングを調整でき
るようにしたメモリについて説明する。
【0102】図15には、RAMの具体的な構成例が示
されている。この実施例のRAM110は、複数のメモ
リセルMCがマトリックス状に配置されたメモリアレイ
111、入力されたアドレス信号をラッチするアドレス
ラッチ回路112、行アドレス信号をデコードしてこれ
に対応したメモリアレイ内の1本のワード線WLを選択
する行アドレスデコーダ113、入力された列アドレス
信号をデコードしてメモリアレイ内のビット線BL,/
BLを選択する列アドレスデコーダ114、書込みパル
スなどを生成するパルス生成回路115、パルス生成回
路115により生成された信号を遅延してメモリアレイ
内のセンスアンプの活性化信号φsaを生成するタイミ
ング回路116、パルス生成回路115やタイミング回
路116に対するタイミング調整情報を設定するタイミ
ング設定回路117a,117b、パルス生成回路11
5により生成された信号に基づいてメモリアレイ内のコ
モンデータ線CDL,/CDLのプリチャージ信号φp
を生成するタイミング回路119などから構成されてい
る。
【0103】メモリアレイ111は、メモリアレイ内の
選択された一対のビット線をコモンデータ線CDL,/
CDLに接続させるカラムスイッチCSW、メモリセル
からコモンデータ線CDL,/CDL上に読み出された
データ信号を増幅するセンスアンプSA、センスアンプ
SAにより増幅されたリードデータをラッチするデータ
ラッチ回路DLT、リード・ライト制御信号WEとライ
トデータWDに基づいて選択メモリセルへのデータ書込
みを行なうためのライトアンプWA、ライトデータWD
やリード・ライト制御信号WEを取り込む入力回路IB
Fなどから構成されている。
【0104】前記タイミング回路116は、例えば可変
遅延回路DLYを備え、タイミング設定回路117bか
らの信号により可変遅延段回路DLYにおける遅延量が
決定されることによりセンスアンプ活性化信号φsaの
タイミングを調整できるように構成される。また、パル
ス生成回路115も、可変遅延回路を有するワンショッ
トパルス生成回路などからなり、タイミング設定回路1
17aからの信号により可変遅延回路における遅延量が
決定されることにより書込みパルス幅を調整できるよう
に構成される。
【0105】図15に示すようなRAMにおいては、図
16(A)に示すように、ワード線WLを選択レベルに
立ち上げるとビット線BL,/BLの電位差が広がり始
め、適当なタイミングで活性化信号φsaを立ち上げて
センスアンプSAの動作を開始させるとビット線BL,
/BLの電位差が増幅され、“0”または“1”のデー
タが確定する。実際のデバイスでは、素子の特性ばらつ
きによりセンスアンプSAにオフセット電圧やオフセッ
ト電流が生じ、これによってビット線BL,/BLの電
位差が小さいときすなわちワード線立上げ後の時間が早
いうちにセンスアンプSAを活性化させると逆方向に電
位差が増幅されるような誤動作が発生するおそれがあ
る。一方、かかる誤動作を確実に回避するためセンスア
ンプSAを活性化させるタイミングを遅くしてマージン
を大きくすると読出し時間の劣化につながる。
【0106】従って、それぞれのRAMの実力に応じて
センスアンプSAの活性化タイミングを調整するのが望
ましい。本実施例のRAMマクロセルにおいては、前述
したように、そのようなセンスアンプ活性化信号φsa
タイミングの調整を、EEPROMを含むタイミング設
定回路117bを用いて行なえるように構成されてい
る。具体的な調整の仕方は、例えば先ずタイミング設定
回路117bに適当な調整信号TC2を生成させるため
のデータを書込んでテストを行ない、これを何回かタイ
ミングをずらして繰り返すことで最適のタイミングを検
出して、そのようなタイミングが得られるデータをタイ
ミング設定回路117bに設定することで自動的にセン
スアンプ活性化信号φsaのタイミング調整を行なわせ
ることができる。
【0107】次に、書込みパルス幅の調整について説明
する。ライトアンプWAによる選択メモリセルへのデー
タの書込みはワード線WLが選択レベルにされている間
に終了しなければならない。図16(B)を参照すると
分かり易いように、仮に書込みパルス幅が短くてライト
アンプWAによる選択メモリセルへのデータの書込みが
終了する前にワード線WLが非選択レベルに変化されて
しまうと、記憶データを反転させたい場合に反転する前
に選択メモリセルのデータ入力端子が閉じてしまい後書
込みが生じるおそれがある。また、逆に書込みパルスを
長くしてマージンを大きくし過ぎると、サイクル時間は
クロックによって決まっているため次の動作開始までの
時間が短くなって、タイミング回路119によるプリチ
ャージ時間が短くなってビット線が所望のレベルまで回
復しないうちに次の動作が開始され、誤動作を起こして
しまう。これを回避するためクロックの周期を延ばして
サイクル時間を長く設定するとRAMの性能が低下する
こととなる。
【0108】従って、それぞれのRAMの実力に応じて
書込みパルス幅を調整するのが望ましい。本実施例のR
AMにおいては、前述したように、そのような書込みパ
ルス幅の調整を、タイミング設定回路117aを用いて
行なえるように構成されている。具体的な調整の仕方
は、前述のセンスアンプの活性化信号φsaのタイミン
グ調整と同様であるので詳細な説明は省略する。
【0109】なお、前記実施例においてはタイミング調
整の対象としてセンスアンプの活性化信号φsaのタイ
ミングと書込みパルス幅を例にとって説明したが、調整
する対象となるメモリ内部の信号のタイミングとして
は、それ以外にも例えば(1)カラムスイッチ等Y系選
択信号の非選択タイミング、(2)ビット線、センスア
ンプ、センスアンプの後段のデータパス等のイコライズ
開始タイミング、(3)ビット線、センスアンプ、セン
スアンプの後段のデータパス等のイコライズ終了タイミ
ング、(4)書き込み後及び読み出し後のそれぞれにお
ける(4)、(5)のタイミング、(5)アドレスラッ
チ回路112のセットアップ、ホールド時間、(6)出
力データラッチDLTのラッチタイミングなどがあり、
これらの全てあるいは幾つかを調整可能とすることによ
り、さらにメモリセルアクセス時間やサイクル時間の短
縮によるメモリの高速化を図ることができる。
【0110】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、欠
陥アドレス設定回路やセンスアンプ回路の活性化タイミ
ング等を調整する設定回路を構成する回路として、図7
に示すような構成のEEPROMセルの代わりに、フロ
ーティングゲートとコントロールゲートを有する2層ゲ
ート構造のMOSFETからなる一般的な不揮発性記憶
素子を用いるようにしてもよい。
【0111】また、本発明は、欠陥アドレスの設定回路
やタイミングの設定回路の他に、例えばSDR(シング
ルデータレート)方式とDDR(ダブルデータレート)
方式のいずれでも動作可能に構成されたSDRAMにお
ける方式の設定など、従来はボンディングオプション等
として用意され不可逆的とされていたチップの持つ大き
な機能もしくは仕様の切換えのようなハードウェアの設
定回路としても利用することができる。さらに、実施例
においては、SDRAMとEEPROMという互いに異
なる構成のメモリセルからなる2種類の記憶部を有する
半導体メモリに適用した場合を説明したが、本発明は各
々構成の異なるメモリからなる3種類以上の記憶部を有
する場合にも適用することができる。
【0112】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるSDR
AMのような揮発性半導体メモリにEEPROMのよう
な不揮発性メモリを設けたものに適用した場合について
説明したが、本発明はそれに限定されるものでなく、2
種類以上のメモリ回路を内蔵した半導体集積回路全般に
利用することができる。
【0113】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
【0114】すなわち、互いに異なる構成のメモリセル
からなる2以上の記憶部が同一のコマンドでアクセス可
能であるため、新たな外部制御端子を設けることなく複
数の記憶部を別々に動作させることができる。また、R
AMのようなメモリ回路を内蔵している場合に、チップ
をパッケージに封入しさらにボードやモジュールなどに
実装した状態でも容易に欠陥アドレス情報を書き込むこ
とができ、それによってメモリ回路の不良ビットを救済
して歩留まりを向上させることができるとともに、回路
の動作タイミングを調整して動作マージンを高めかつよ
り高速に回路を動作させることができる半導体集積回路
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をSDRAM(シンクロナス・ダイナミ
ック・ランダム・アクセス・メモリ)に適用した場合の
一実施例の概略構成を示すブロック図である。
【図2】実施例のSDRAMにおける各種コマンド等に
よる制御状態の変化の様子を示す状態遷移図である。
【図3】EEPROMの動作で使用される制御コマンド
の構成例を示すコマンド構成図である。
【図4】EEPROMアクセスのための第2のコマンド
体系を用いた場合におけるチップ内部の制御状態の変化
の様子を示す状態遷移図である。
【図5】図4に示すような状態遷移を可能にするコマン
ドの構成例を示すコマンド構成図である。
【図6】欠陥アドレス設定&比較回路の概略構成を示す
ブロック図である。
【図7】欠陥アドレス設定&比較回路を構成するEEP
ROMセルECの具体例を示す回路図である。
【図8】EEPROMセルの書込み動作の順序を示すタ
イミングチャートである。
【図9】EEPROMセルの消去動作の順序を示すタイ
ミングチャートである。
【図10】EEPROMセルの読出し動作の順序を示す
タイミングチャートである。
【図11】タイマカウンタを用いて書込み時間と消去時
間を制御する場合の動作順序を示すタイミングチャート
である。
【図12】EEPROMセルに対して供給される高電圧
の具体的な給電の仕方の一例を示すブロック図である。
【図13】EEPROMセルに対して供給される高電圧
の具体的な給電の仕方の他の例を示すブロック図であ
る。
【図14】本発明の他の実施例として、SDRAMなど
の揮発性メモリの一部に外部から読出し書込み可能な不
揮発性メモリとしてEEPROMを設けた場合の実施例
を示すブロック図である。
【図15】本発明の第3の実施例として、EPROMセ
ルを用いてRAMの動作タイミングを調整できるように
したメモリ回路の一例を示す回路構成図である。
【図16】メモリ回路の動作タイミングを示すタイミン
グチャートである。
【図17】本発明を適用した半導体メモリを搭載したシ
ステムの例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 メモリアレイ 16 コマンドレジスタ 17 モードレジスタ 18 制御回路 19 データ入出力回路 20 アドレス設定&比較回路メモリコントロールバス 40 メモリテスト回路 210 EEPROMアレイ 220 EEPROM入力制御回路 230 EEPROM出力制御回路 241 EEPROM書込み回路 242 EEPROM読出し回路 243 EEPROMコントロールゲート回路 244 EEPROM出力データラッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 継雄 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 藤澤 宏樹 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 礒田 正典 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 Fターム(参考) 5B024 AA04 AA15 BA21 BA29 CA07 CA11 CA15 CA17 5L106 AA01 CC04 CC05 CC09 CC13 CC17 CC21 CC32 GG07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1構成のメモリセルを有する第1の記
    憶部と、 第2構成のメモリセルを有する第2の記憶部と、 外部からの複数の制御信号を受けるための複数の制御端
    子と、 前記第1の記憶部内のメモリセルを選択するための複数
    のアドレス信号を受けるための複数のアドレス端子とを
    備え、 前記制御端子に入力される信号と前記アドレス端子に入
    力される信号の少なくとも一部との第1の組合せに応じ
    て前記第1の記憶部の動作内容が指示され、前記制御端
    子に入力される信号と前記アドレス端子に入力される信
    号の少なくとも一部との第2の組合せに応じて前記第2
    の記憶部の動作内容が指示されるように構成されている
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の組合せと第2の組合せは、前
    記制御端子に入力される信号が同一であり、前記アドレ
    ス端子に入力される信号が異なることを特徴とする請求
    項1に記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 第1構成のメモリセルを有する第1の記
    憶部と、 第2構成のメモリセルを有する第2の記憶部と、 外部からの複数の制御信号を受けるための複数の制御端
    子と、 前記第1の記憶部内のメモリセルを選択するための複数
    のアドレス信号を受けるための複数のアドレス端子とを
    備え、 前記第1の記憶部の動作または前記第2の記憶部の動作
    が指示された後に前記制御端子に入力される制御信号の
    組合せにより規定され前記第1の記憶部の動作内容を指
    示するコマンドと前記第2の記憶部の動作内容を指示す
    るコマンドは同一のコードであることを特徴とする半導
    体集積回路。
  4. 【請求項4】 第1構成のメモリセルを有する第1の記
    憶部と、 第2構成のメモリセルを有する第2の記憶部と、 外部からの複数の制御信号を受けるための複数の制御端
    子と、 前記第1の記憶部内のメモリセルを選択するための複数
    のアドレス信号を受けるための複数のアドレス端子とを
    備え、 前記制御端子に入力される信号と前記アドレス端子に入
    力される信号の少なくとも一部との第1の組合せに応じ
    て前記第1の記憶部の動作内容が指示され、前記制御端
    子に入力される信号と前記アドレス端子に入力される信
    号の少なくとも一部との第2の組合せに応じて前記第2
    の記憶部の動作内容が指示されるとともに、 前記第1の記憶部の動作または前記第2の記憶部の動作
    が指示された後に前記制御端子に入力される制御信号の
    組合せにより規定され前記第1の記憶部の動作内容を指
    示するコマンドと前記第2の記憶部の動作内容を指示す
    るコマンドは同一のコードであることを特徴とする半導
    体集積回路。
  5. 【請求項5】 前記第1の組合せと第2の組合せは、前
    記制御端子に入力される信号が同一であり、前記アドレ
    ス端子に入力される信号が異なることを特徴とする請求
    項4に記載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記第2の記憶部に記憶される情報は、
    前記第1の記憶部の欠陥アドレス情報であることを特徴
    とする請求項4または5に記載の半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 前記第2の記憶部に記憶される情報は、
    前記第1の記憶部の動作タイミングに関する情報である
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の半導体集積
    回路。
  8. 【請求項8】 前記第2構成のメモリセルは不揮発性の
    メモリセルであり、通常の電源電圧を昇圧して前記不揮
    発性メモリに対する書込みに際して使用される高電圧を
    発生する昇圧回路を備えることを特徴とする請求項4〜
    7に記載の半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 前記不揮発性メモリに対する書込みまた
    は消去に際しては、新たな動作を起こさないコマンドの
    繰返し回数により、書込みまたは消去に要する時間が決
    定されることを特徴とする請求項8に記載の半導体集積
    回路。
  10. 【請求項10】 外部より入力される信号により指定さ
    れる動作モードを設定するモードレジスタを備え、前記
    第1の組合せと第2の組合せの前記制御端子に入力され
    る信号で決定されるコマンドは、前記モードレジスタへ
    の設定を指示するコマンドであることを特徴とする請求
    項4〜9に記載の半導体集積回路。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の半
    導体集積回路と、該半導体集積回路に含まれる前記第1
    の記憶部へのアクセスが可能な第2の半導体集積回路と
    が一枚のプリント配線基板上に搭載され、 前記制御端子に入力される制御信号の組合せにより規定
    され前記第1の記憶部の動作内容を指示するコマンドと
    前記第2の記憶部の動作内容を指示するコマンドの体系
    が共通であり、該共通のコマンド体系を用いて前記第2
    の半導体集積回路が前記第2の記憶部へ指示を与えるこ
    とを特徴とする半導体集積回路システム。
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