JP3821697B2 - 半導体集積回路装置のベリファイ方法および半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置のベリファイ方法および半導体集積回路装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、組立て後の非破壊ヒューズモジュールの充分な信頼性評価が可能な半導体集積回路装置のベリファイ方法および半導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)などの半導体メモリあるいはメモリ回路を内蔵した半導体集積回路においては、メモリアレイに含まれる不良ビット(欠陥メモリセル)を救済して歩留りを向上させるため、予備のメモリ列やメモリ行および欠陥アドレスを記憶するアドレス設定回路などからなる冗長回路が設けられている。
【0003】
かかる冗長回路における欠陥アドレスの設定は、レーザなどにより物理的に破壊することによりプログラム可能なヒューズを用いて行う方法が一般的である。上記のようなレーザによりヒューズを切断して欠陥アドレス情報を記憶して入力アドレスと比較して予備メモリ行または予備メモリ列と置き換える救済方式にあっては、メモリチップをパッケージに封入する前にヒューズを切断しなければならない。そのため、パッケージ封入後に発生した不良を救済することができず、充分な歩留りの向上を達成することができないという不具合があった。
【0004】
そこで、DRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)のチップ内に、EEPROM(エレクトリカリ・イレーサブル・プログラマブル・リード・オンリ・メモリ)や、EPROM(エレクトリカリ・プログラマブル・リード・オンリ・メモリ)のような不揮発性メモリを設けて、非破壊ヒューズとして欠陥アドレス情報を記憶するようにした技術が提案されている。
【0005】
かかる救済方式に従うと、チップをパッケージに封入した後であっても、不揮発性メモリに欠陥アドレス情報を書込むことができるため、パッケージ封入後に発生した不良を救済することができ、歩留りを向上させることができる。
【0006】
上記のように、組立後(パッケージに封入後)における不良ビットの救済を目的としたヒューズを搭載し、歩留りを向上させる技術がある。図7に従来から実用化されている各種のヒューズ方式を示す。
【0007】
DRAMの場合、混載メモリ等のカスタム品に比べて製品仕様の制約(パッケージピン配置等)が厳しく、新たな外部端子の増設は困難である。
そこで、組立て後救済が可能で、チップ内部で昇圧可能な電圧が利用可能なヒューズとして、不揮発性メモリ(EPROM)が採用されている場合がある。
【0008】
図7に示すように、不揮発性メモリは、従来の破壊ヒューズと比べて信頼性に問題があったが、ゲート酸化膜厚が厚い(13nm以上、0.8μmプロセス)プロセスでは、信頼性の問題は無視できる程度であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、EPROMが用いられている場合、高集積化、低電圧化に伴う、ゲート酸化膜厚の薄膜化(例えば8nm以下)により、蓄積電荷保持特性の劣化が予想され、信頼性確保が問題となった。
【0010】
組立て後の非破壊ヒューズモジュールの充分な信頼性評価が可能な半導体集積回路装置のベリファイ方法および半導体集積回路装置が望まれている。
回路面積を大きくすることなく、組立て後の非破壊ヒューズモジュールの充分な信頼性評価が可能な半導体集積回路装置のベリファイ方法および半導体集積回路装置が望まれている。
短い評価時間で組立て後の非破壊ヒューズモジュールの充分な信頼性評価が可能な半導体集積回路装置のベリファイ方法および半導体集積回路装置が望まれている。
特に後述する、標準的なCMOS製造プロセスをそのまま使用して製造できるEPROM(CMOS Process Compatible ie−Flash(inverse gate electrode Flash))を救済回路として用いたDRAMにおいて、組立て後のEPROMの充分な信頼性評価が可能な半導体集積回路装置のベリファイ方法および半導体集積回路装置が望まれている。
【0011】
本発明の目的は、組立て後の非破壊ヒューズモジュールの充分な信頼性評価が可能な半導体集積回路装置のベリファイ方法および半導体集積回路装置を提供することである。
本発明の他の目的は、回路面積を大きくすることなく、組立て後の非破壊ヒューズモジュールの充分な信頼性評価が可能な半導体集積回路装置のベリファイ方法および半導体集積回路装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、短い評価時間で組立て後の非破壊ヒューズモジュールの充分な信頼性評価が可能な半導体集積回路装置のベリファイ方法および半導体集積回路装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、特に後述する、標準的なCMOS製造プロセスをそのまま使用して製造できるEPROM(CMOS Process Compatible ie−Flash(inverse gate electrode Flash))を救済回路として用いたDRAMにおいて、組立て後のEPROMの充分な信頼性評価が可能な半導体集積回路装置のベリファイ方法および半導体集積回路装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
以下に、[発明の実施の形態]で使用する番号・符号を用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0013】
本発明の半導体集積回路装置のベリファイ方法は、電位がフローティングにされた浮遊ゲート(Fg0)を有しデータが書込まれる第1トランジスタ(Mep0)と、前記浮遊ゲート(Fg0)と共通接続された浮遊ゲート(Fg0)を有し前記第1トランジスタ(Mep0)に書込まれた前記データを読み出すための第2トランジスタ(Mer0)と、前記浮遊ゲート(Fg0)に結合され前記第2トランジスタ(Mer0)の前記データの読出し動作を制御するコントロールゲート部(Mg0、243)とを備えた半導体集積回路装置における前記浮遊ゲート(Fg0)に書込まれた前記データのベリファイを行う方法であって、(a) 前記コントロールゲート部(Mg0)に第1電位(VCL;通常電源電圧)が印加されたときに前記第2トランジスタ(Mer0)を介して出力される第1データと、前記コントロールゲート部(Mg0)に第2電位(VPP;通常電源昇圧電圧)が印加されたときに前記第2トランジスタ(Mer0)を介して出力される第2データとを比較するステップと、(b) 前記比較した結果に基づいて、前記データのベリファイを行うステップとを備え、前記第1電位(VCL;通常電源電圧)と前記第2電位(VPP;通常電源昇圧電圧)は、異なる電位である。
【0014】
本発明の半導体集積回路装置のベリファイ方法において、前記第1電位(VCL;通常電源電圧)は、前記データの読み出し時に前記半導体集積回路装置に外部から供給される電位であり、前記第2電位(VPP;通常電源昇圧電圧)は、前記第1電位(VCL;通常電源電圧)を前記半導体集積回路装置の内部で昇圧させてなる電位である。
【0015】
本発明の半導体集積回路装置のベリファイ方法において、前記(a)では、第1ラッチ回路(240)にてラッチされた前記第1データと、第2ラッチ回路(290)にてラッチされた前記第2データとを比較する。
【0016】
本発明の半導体集積回路装置のベリファイ方法において、前記(a)では、前記コントロールゲート部(Mg0)に、トリミングされた前記第2電位(VPP)が印加される。
【0017】
本発明の半導体集積回路装置のベリファイ方法において、前記(a)では、前記第2電位(VPP;通常昇圧電源電圧)は、前記データの読み出し時に前記半導体集積回路装置に外部から供給される電位(VCL;通常電源電圧)以上、前記データのプログラム時に前記半導体集積回路装置に外部から供給される電位(VCLH;高電源電圧)を昇圧した昇圧電圧(VPPH;高電源昇圧電圧)以下の範囲である。
【0018】
本発明の半導体集積回路装置は、電位がフローティングにされた浮遊ゲート(Fg0)を有しデータが書込まれる第1トランジスタ(Mep0)と、前記浮遊ゲート(Fg0)と共通接続された浮遊ゲート(Fg0)を有し前記第1トランジスタ(Mep0)に書込まれた前記データを読み出すための第2トランジスタ(Mer0)と、前記浮遊ゲート(Fg0)に結合され前記第2トランジスタ(Mer0)の前記データの読出し動作を制御するコントロールゲート部(Mg0、243)とを備えた半導体集積回路装置であって、前記浮遊ゲート(Fg0)に書込まれた前記データのベリファイ動作は、前記コントロールゲート部(Mg0)に第1電位(VCL;通常電源電圧)が印加されたときに前記第2トランジスタ(Mer0)を介して出力される第1データと、前記コントロールゲート部(Mg0)に第2電位(VPP;通常電源昇圧電圧)が印加されたときに前記第2トランジスタ(Mer0)を介して出力される第2データとを比較した結果に基づいて行われ、前記第1電位(VCL;通常電源電圧)は、前記半導体集積回路装置に外部から供給された電位であり、前記第2電位(VPP;通常電源昇圧電圧)は、前記半導体集積回路装置の内部で発生させた電位である。
【0019】
本発明の半導体集積回路装置において、更に、前記第2データをラッチする第2ラッチ回路(290)を備えている。
【0020】
本発明の半導体集積回路装置において、前記コントロールゲート部(Mg0)には、トリミングされた前記第2電位(VPP)が印加される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。
【0022】
本実施形態の特徴は、不揮発性メモリを救済回路として搭載するDRAMを、効果的にスクリーニングすることにある。
【0023】
本実施形態を説明する前に、本願発明の発明者が本願発明よりも先に発明し、特願2000−199900として出願した技術内容について説明する。
【0024】
図8は、特願2000−199900の技術の構成を示したものである。
ヒューズ(符号20B参照)に加えて、DRAMの組立後の不良を救済する目的で、電気的にプログラム可能な不揮発性メモリ(NVRAM)(符号20A)が搭載されている。
【0025】
不揮発性メモリは、従来の配線を切断する形式のヒューズと比べて、単位ビットあたりの面積が大きい。そこで、組立て前の不良はヒューズ20B、組立て後の不良は不揮発性メモリ20Aで救済することとし、チップ面積の増加を抑制している。
【0026】
図8に示されている回路ブロックはすべて、単結晶シリコンのような1個の半導体チップ上に形成される。○印で示されているのは、当該半導体チップに設けられる外部端子としてのパッドであり、図示されている外部端子の他に外部から供給される電源電圧が印加される電源電圧端子が設けられている。
【0027】
図8のSDRAM(シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)10は、クロックに同期して動作する。SDRAM10は、メモリセルアレイ11と、アドレスバッファ12と、ロウアドレスデコーダ13と、カラムアドレスデコーダ14と、センスアンプ回路15と、コマンドデコーダ16と、モードレジスタ17と、制御回路18と、データ入出力回路19と、アドレス比較回路20と、クロック生成回路21とを備えている。
【0028】
メモリセルアレイ11は、複数のメモリセルがマトリクス状に配置され、例えば4つのバンクBANK0〜BANK3からなる。
アドレスバッファ12は、外部から入力されるアドレスデータ(以下、アドレスと略す)をマルチプレックス方式で内部に取り込む。
カラムアドレスデコーダ14は、アドレスバッファ12により取り込まれた列アドレスをデコードしてメモリアレイ11内の対応するカラム(ビット線)を選択する。
【0029】
ロウアドレスデコーダ13は、アドレスバッファ12により取り込まれた行アドレスをデコードしてメモリアレイ11内の対応するワード線を選択する。
センスアンプ回路15は、データ読み出し時には選択されたビット線の電位を増幅出力し、データ書き込み時には外部からのデータをメモリセルに書き込む。コマンドデコーダ16は、外部から入力されるチップセレクト信号/CSなどの制御信号を受けてコマンドを解釈する。
【0030】
モードレジスタ17には、入力されたコマンドに応じて動作モードが設定される。
制御回路18は、入力されたコマンドおよびモードレジスタ17の状態に応じて内部の制御信号を生成する。
データ入出力回路19は、メモリセルアレイ11から読み出されたデータを外部に出力したり外部から入力されるデータを取り込んでセンスアンプ回路15へ渡したりする。
【0031】
アドレス比較回路20は、EEPROMやEPROMのような不揮発性記憶素子やヒューズを用いて不良アドレス(不良ラインに対応したアドレス情報)を記憶し、該不良アドレスと外部より入力(アクセス)されたアドレスとを比較し、一致した場合に、不良ラインの代わりにメモリアレイ11内の予備メモリ行(冗長ライン)11aもしくは予備のメモリ列(冗長ライン)11bが選択されるようにする。この処理により、機能上不良ラインは、冗長ラインに置換されることになる。
【0032】
クロック生成回路21は、外部から供給される一定周波数のクロック信号CLKおよびクロックが有効であることを示すクロックイネーブル信号CKEに基づいて内部回路を動作させるクロック信号を生成する。
【0033】
不良アドレスは、1つではなくメモリアレイ11の各メモリバンクBANK0〜BANK3ごとに、予備のメモリ行11aもしくは予備メモリ列11bの数に応じて複数個(本実施形態では2個)設定できるように構成される。
【0034】
コマンドデコーダ16に外部から入力される制御信号としては、チップを選択状態にするチップセレクト信号/CSの他、行アドレスストロウブ信号/RAS(以下、RAS信号と称する)、データの書込み動作を指示するライトイネーブル信号/WEなどがある。これらの信号のうち符号の前に、”/”が付されているものは、ロウレベルが有効レベルであることを意味している。
【0035】
コマンドデコーダ16は、これらの制御信号/CS、/RAS、/CAS、/WEとアドレス信号の一部をデコードして、入力コマンドを解釈する。かかるコマンド方式は、SDRAMにおいては一般的である。さらに、本実施形態のSDRAMにおけるコマンドとしては、読出しを指示するREADコマンド、書込みを指示するWRITEコマンド、モードレジスタ17への動作モードの設定を指示するMRSコマンドなどがある。
【0036】
外部により供給されるアドレスは、メモリアレイ11のバンクを指定するバンクアドレスBA0,BA1と、バンク内のメモリセルを指定するアドレスA0〜A12がある。
データ入出力回路19は、外部から供給される制御信号DQMに基づいて、例えば16ビットのデータDQ0〜DQ15をマスク(有効)するかしないかを決定するように構成される。
【0037】
アドレス比較回路20には、第1不良アドレス設定&比較回路20Aと、第2不良アドレス設定&比較回路20Bとが設けられている。
第1不良アドレス設定&比較回路20Aは、不良アドレス情報を設定するためのEPROM(NVRAM)セルを有するとともに、その設定されたアドレスと入力アドレスを比較し一致したか否かを判定する。
第2不良アドレス設定&比較回路20Bは、不良アドレス情報を設定するためのヒューズを有している。
【0038】
パッケージ封入前に検出された不良アドレスは、第2不良アドレス設定&比較回路20Bに設定される。
パッケージ封入後に検出された不良アドレスは、第1不良アドレス設定&比較回路20Aに設定される。
【0039】
制御回路18には、設定された不良アドレスと入力アドレスを比較した結果、一致した場合に予備メモリ行11aまたは予備メモリ列11bを選択させる切換制御信号を発生し、アドレスデコーダ13または14に供給する回路が設けられている。
【0040】
ヒューズによる不良アドレスの設定は、レーザ等による切断で行われる。
EPROMへの不良アドレスへの設定は、テストモード時にアドレスバッファ12により取り込まれたデータが、第1不良アドレス設定&比較回路20AへEPROMセルの書込みデータとして入力されることで行われる。
【0041】
これにより、パッケージ封入後においても不良ビットの救済が可能とされるとともに、EPROMセルを含む不良アドレス設定回路のみの場合に比べて回路規模が増大するのを抑制することができる。
【0042】
次に、図9を参照して、第1不良アドレス設定&比較回路20Aの構成例を説明する。第1不良アドレス設定&比較回路20Aは、4つのバンク201〜204を有している。第1不良アドレス設定&比較回路20Aに、バンク201〜204が4つあるのは、図8のメモリアレイ11のバンク数4つ(BANK0〜3)に対応している。
【0043】
各バンク201〜204は、2つのアドレスセット(セット0、セット1)を有している。単一のアドレスセットは、(N+1)個のEPROMセルECからなる不揮発性メモリアレイ210で構成されている。不揮発性メモリアレイ210は、Nビットの不良アドレス(フルアドレス)を格納するためのN個(Nビット分)のEPROMセルEC(アドレスビット)と、そのN個のEPROMセルECに格納された情報が有効であることを示す1個(1ビット分)のEPROMセルEC(イネーブルビット)とを有している。
【0044】
初期状態において、ラッチ240には、ゼロのデータ(不揮発性メモリアレイ210にプログラムされたわけではないデータ)が格納されている。そのため、上記イネーブルビットは、不揮発性メモリアレイ210からラッチ240に転送された不良アドレスデータが有効であるか否か、すなわち不揮発性メモリアレイ210にプログラムされたものか否かを示し、アドレスがプログラムされた時に同時にプログラムされる。
【0045】
第1不良アドレス設定&比較回路20Aには、合計4バンク201〜204で、8セットの不揮発性メモリアレイ210が設けられている。
【0046】
第1不良アドレス設定&比較回路20Aの各バンク201〜204には、メモリアレイ11の各バンクBANK0〜3につき、2つの不良アドレス(Nbit)を設定可能なように、2セットの不揮発性メモリアレイ210が設けられている。
【0047】
各バンク201〜204には、2セットの不揮発性メモリアレイ210のそれぞれに、制御信号を入力する制御回路220が設けられている。制御回路220には、VPP発生回路401およびVCL発生回路402から、後述する電位VPP、VCLを選択的に入力する。
【0048】
制御回路220は、後述する図11の表の各動作(プログラム”0”、プログラム”1”、イレース、リード、スタンバイ)に相当して、不揮発性メモリアレイ210(図10のEPROMセルEC)の各端子に入力されたコマンドをデコードし、EPROMセルECの制御信号、プログラムデータを与える。
【0049】
また、各バンク201〜204には、2セットの不揮発性メモリアレイ210のそれぞれに設定されている不良アドレスと、アドレスバッファ12から供給される入力アドレスとを比較するアドレス比較回路230とを有している。
【0050】
制御回路220に、入力端子inから、プログラムを意図する制御信号が入力され、アドレス端子adrからデータ(不良アドレスデータ)が入力されると、不揮発性メモリアレイ210にデータがプログラムされる。
制御回路220に、入力端子inから、イレースを意図する制御信号が入力されると、不揮発性メモリアレイ210のデータは、消去される。
制御回路220に、入力端子inから、リードを意図する制御信号が入力されると、不揮発性メモリアレイ210のデータは、ラッチ240へ読み出される。制御回路220に、入力端子inから、スタンバイを意図する制御信号が入力されると、不揮発性メモリアレイ210は、スタンバイの状態となる。
制御回路220に、入力端子inから、ベリファイを意図する制御信号が入力されると、不揮発性メモリアレイ210は、ベリファイの状態となる。
【0051】
不揮発性メモリアレイ210のデータは、アクセスの高速性の目的で、一般的にチップの起動時またはMRSコマンドで、ラッチ240に転送される。
【0052】
上記の制御信号、データの入力は、外部のテスト装置から入力端子inを経て制御回路220に入力されるテストモードコマンドを用いて実行され、制御回路220を経て不揮発性メモリアレイ210は制御される。
【0053】
アドレス比較回路230は、アドレス比較部231と、ミス・ヒット判定部232とを有している。アドレス比較部231は、EPROMセル(不揮発性メモリセル)ECのリード動作時にEPROMセルECに格納されている不良アドレスの1ビットと、DRAMアクセスアドレスの1ビットを比較し、両者が一致したら、ミス・ヒット判定部232にヒット信号を出力する。ミス・ヒット判定部232は、イネーブルビットが有効であり、全てのアドレス比較部231からヒット信号を入力すると、不揮発性メモリアレイ210にプログラムされた救済アドレスと、DRAMアクセスアドレスが一致したと判断し、アドレスヒット信号hitを出力して、ロールコール回路235、制御回路18を経由してアドレスデコーダへ置換の指示を与え、予備のメモリ行または列を選択し、メモリセルのデータを出力する。
【0054】
図8の第1不良アドレス設定&比較回路20Aの一連の動作を簡単に説明する。組立て後の検査工程は、外部のテスト装置(図示せず)によるテストパターンを用いる方法により行われる。すなわち、テスト装置は、チップにメモリアレイ11のアドレスとデータを入力し、メモリアレイ11の所定のアドレスに所定のデータの書込みを行った後、メモリアレイ11から読み出したデータと期待値データとを比較し、その比較結果をテスト装置のFBM(Fail Bit Memory)に書込む。次いで、テスト装置は、FBMに書込まれたデータに基づいて、ソフトウェアで救済判定を行い、不良アドレスを検出する。
【0055】
不良アドレスがテスト装置で検出されると、その不良アドレスを不揮発性メモリアレイ210にプログラムするためのテストモードを実行する。テスト装置は、アドレスバッファ12に不良アドレスを入力し、制御信号をコマンドデコーダ16に入力し、テストモードとし、制御回路18により、EPROMセルECへのプログラム動作として制御回路220により、不良アドレスを不揮発性メモリアレイ210にプログラムしていた。
【0056】
上記のように、不揮発性メモリアレイ210に不良アドレスがプログラムされることにより、救済工程が終了する。
【0057】
次回から動作するときは、チップの起動時に不揮発性メモリアレイ210から不良アドレスがラッチ240に読み出され一時的に保存される。
SDRAM10が実際に動作するときは、アドレス端子adrからメモリアレイ11のアドレス(外部からアクセスされているアドレス)が入力されると、アドレス比較部231にて、その外部からアクセスされているアドレスと、ラッチ240に読み出されている不良アドレスとの比較が行われる。
【0058】
アドレス比較部231は、その比較の結果、両者が一致したときには、アドレスヒット信号がイネーブルになり、図8の制御回路18に一致検出信号が供給される。制御回路18からアドレスデコーダ13または14に対して予備メモリ行または予備メモリ列を選択させる切換信号(または置換アドレス)が出力される。
【0059】
次に、図10を参照して、不揮発性メモリアレイ210を構成するEPROMセルECの構成を説明する。
【0060】
図10に示すように、EPROMセルECは、書込み回路241と、読出し回路242と、コントロールゲート回路243とを備えている。セルトランジスタMep0、Mep1、Mg0、Mg1、Mer0、Mer1は、高耐圧トランジスタで構成されている。PMOS Mg0、Mg1のソース、ドレインは、共通接続され、制御端子CGに接続されている。セルトランジスタMep0、Mep1、Mg0、Mg1、Mer0、Mer1のフローティングゲートFg0、Fg1は、容量結合により、制御端子CGにより制御される。
【0061】
セルトランジスタMep0、Mep1、Mg0、Mg1、Mer0、Mer1は、フローティングゲートとコントロールゲートを有するゲート2重構造のMOSFETではなく、フローティングゲートのみを有する通常のMOSFETと同一構造でゲート絶縁膜が若干厚い高耐圧のMOSFETを記憶素子として利用しており、その記憶素子のフローティングゲートFg0、Fg1に電荷を蓄積するか否かでしきい値を変化させてデータを記憶する構成を備えている。
セルトランジスタMep0、Mep1、Mg0、Mg1、Mer0、Mer1のゲート構造は、通常のMOSFETと同一構造である。セルを構成する3個のMOSFETの各組Mep0、Mer0およびMg0,Mep1、Mer1およびMg1は、基板上の絶縁膜を介してポリシリコンのゲート電極を有し、さらにポリシリコンゲート電極は各組のMOSFETのゲートが共通接続され、フローティングゲートFg0、Fg1となる。
【0062】
図10において、符号Mep0、Mer0、Mg0が付されている3個のMOSFETが1ビットのデータを記憶するセルである。データの信頼性を高めるためにもう1組のMOSFET Mep1、Mer1、Mg1からなるセルが設けられ、Mep0、Mer0、Mg0からなるセルと同一のデータが書込まれるように構成されている。すなわち、トランジスタMer0、Mer1が直列接続されており、両方のトランジスタMer0、Mer1がオンしない限り、接地電位VSSがトランジスタTr2のノードN1に印加されないようになっている。
【0063】
セルは、コントロールゲートトランジスタMg0、Mg1と、プログラムトランジスタMep0、Mep1と、リードトランジスタMer0、Mer1とから構成されている。
【0064】
各セルを構成する3個のMOSFETは、それぞれのゲートが互いに結合され、フローティングゲートとして機能するポリシリコンの配線Fg0、Fg1が、絶縁膜を介して設けられている。その共通のフローティングゲートFg0、Fg1が電位的にフローティングにされており、これらの共通フローティングゲートFg0、Fg1に電荷が蓄積するか否かでMep0、Mer0、Mep1、Mer1のしきい値を変化させてデータを記憶するように制御される。
【0065】
セルを構成する6個のMOSFET Mep0、Mer0、Mg0、Mep1、Mer1、Mg1は、他のMOSFETよりもゲート酸化膜が厚い高耐圧の素子とされている。
【0066】
コントロールゲートトランジスタMg0、Mg1はソースおよびドレインが互いに結合されて制御端子CGに接続され、制御端子CGに信号を与えることで、リードトランジスタMer0、Mer1のコントロールゲートの機能(2層ゲートを有するEPROM素子におけるコントロールゲートの機能)を果たしている。2層ゲートを有するEPROM素子では、コントロールゲートに印加された電圧が、容量結合によりフローティングゲートに印加される。これに対し、リードトランジスタMer0、Mer1は、1層ゲート(フローティングゲート)のみを有し、制御端子CGに印加された電圧が別のコントロールゲートトランジスタMg0、Mg1のMOS容量を介して、フローティングゲートに印加される。制御端子CGにVPPを印加すると、フローティングゲートに書き込まれたデータにより、リードトランジスタMer0、Mer1がON/OFFする。
【0067】
プログラムトランジスタMep0、Mep1は、それらのソースが共通に接続されて、高電圧の書込み/消去電圧VPPが印加されるソース端子SLに接続されている。
プログラムトランジスタMep0、Mep1のドレインは、それぞれ通常の(高耐圧ではない)トランジスタQ0、Q1を介して、書込みデータが印加される書込みデータ端子PRGに接続されている。
【0068】
トランジスタQ0、Q1は、それらのゲートに電源電圧VCLが印加された定電流素子として機能する。
【0069】
リードトランジスタMer0、Mer1は、チャネルが直列となるように接続されている。リードトランジスタMer1のソース端子は、接地電位VSS(GND)に接続されている。リードトランジスタMer0のドレイン端子(ノードN1)は、読出し制御用MOSFET Tr2を介して、プリチャージノードN2に接続されている。プリチャージノードN2と電源電圧端子VCLとの間には、プリチャージ用MOSFET Tr1が接続されている。プリチャージノードN2と接地電位VSS(GND)との間には、ディスチャージ用MOSFET Tr0が接続されている。
【0070】
プリチャージノードN2には、このノードN2の電位を判別して論理状態をラッチする一対のインバータからなるラッチ240が接続されている。
【0071】
なお、図10において示されている各種端子SL、CG、PRGに印加される電圧や、制御信号PSG、PUS、PUは、制御回路220において、入力コマンドや書込みデータなどに基づいて生成される。
【0072】
次に、図10、図11及び図12を参照して、EPROMセルECの書込み(プログラム)動作を説明する。ここで、VSSは接地電位、VCLは外部から供給される電源電位であり、VPPはDRAM内部で発生される上記電源電位VCLの昇圧電位である。
【0073】
書込み動作時には、プログラムされるレベルを確保するため、通常の電源電位(例えば1.8V)VCLよりも高い電源電位VCLH、例えば、バーンイン時と同じ位の高電源電位(例えば2.5V)VCLHを外部からの電源電位VCLとして印加する。書込み動作時には、EPROMセルECの書込み回路241のソース端子SLと制御端子CGに、上記高電源電位VCLHを昇圧させてなる、例えば4.2Vの高電源昇圧電圧VPPHが印加される。書込みデータ端子PRGには、書込みデータが”0”のときには例えば2.5Vの高電源電圧VCLHが印加され、書込みデータが”1”のときにはグランド電圧VSSが印加される。
【0074】
また、書込み動作時には、読出し回路242では、制御信号PSG、PUS、PUがハイレベルとされることにより、MOSFET Tr2とTr0がオン、Tr1がオフされて、MOSFET Mer0、Mer1のソース、ドレイン端子は接地電位に固定され、非活性状態となる。
【0075】
書込みデータ端子PRGにグランド電圧VSSが印加されたとき(書込みデータが”1”のとき)は、書込みデータ端子PRGとソース端子SLとの電位差が相対的に大きくなり電子が加速されて、Mep0、Mep1のソース・ドレイン間に電流が流れて、フローティングゲートFg0、Fg1にホットキャリアが注入される。これにより、書込みデータが”1”がプログラムされたときには、フローティングゲートFg0、Fg1の電位は、−VPPH(例えば、−4.2V)となり、その結果、MOSFET Mep0、Mep1およびMer0、Mer1は、しきい値が高い状態とされる。
また、書込みデータ端子PRGに高電源電圧VCLHが印加されたとき(書込みデータが”0”のとき)は、書込みデータ端子PRGとソース端子SLとの電位差が相対的に小さくなり電子が十分に加速されることなく、Mep0、Mep1のソース・ドレイン間に電流が十分に流れず、フローティングゲートFg0、Fg1にホットキャリアは注入されない。
【0076】
次に、図13を参照して、EPROMセルECの消去(イレース)動作を説明する。
【0077】
消去動作時には、外部からの電源電圧VCLとして、高電源電圧(例えば2.5V)VCLHが印加される。消去動作時には、書込み回路241のソース端子SLに高電源昇圧電圧VPPHが印加され、制御端子CGにグランド電圧VSSが印加され、書込みデータ端子PRGに高電源電圧VCLHが印加される。これにより、MOSFET Mep0、Mep1のゲート絶縁膜を通して、フローティングゲートFg0、Fg1に蓄積されていた電子がトンネル現象でソース端子SL側に引き抜かれる。これによって、MOSFET Mep0、Mep1およびMer0、Mer1は、しきい値が低い状態にされる。
【0078】
また、消去動作時には、読出し回路242では、制御信号PSG、PUS、PUがハイレベルとされることにより、MOSFET Tr2とTr0がオン、Tr1がオフされて、MOSFET Mer0、Mer1のソース、ドレイン端子は接地電位に固定され、非活性状態とされる。
【0079】
次に、図14を参照して、EPROMセルECの読出し(リード)動作を説明する。
【0080】
読出し動作時には、外部からの電源電圧VCLとして、通常電源電圧(例えば1.8V)VCLが印加される。読出し動作時には、書込み回路241のソース端子SLおよび書込みデータ端子PRGに接地電位が印加されるとともに、制御端子CGには、通常電源電圧VCLが印加される。
【0081】
また、読出し動作時には、読出し回路242では、先ず制御信号PUがロウレベルに変化されてMOSFET Tr0がオフされた状態で負の制御パルスPUSが印加されてMOSFET Tr1がオンされてノードN2がプリチャージされる。そして、最後に正の制御パルスPSG(パスゲート)が印加されることにより、MOSFET Tr2がオンされる。
【0082】
読出し動作時において、制御端子CGに通常電源電圧VCLが印加されたとき、フローティングゲートFg0、Fg1にホットキャリアが注入されている(書込みデータ”1”がプログラムされている)と、しきい値が高い状態になっているため、MOSFET Mer0、Mer1に電流が流れない。その結果、ノードN2の電位はVCLを保ち、そのVCLのデータがラッチ240に出力される。
一方、このとき、フローティングゲートFg0、Fg1にホットキャリアが注入されていない(書込みデータ”0”がプログラムされている)と、しきい値が低い状態になっているため、MOSFET Mer0、Mer1に電流が流れる。その結果、ノードN2の電位は接地電位まで下がり、その接地電位のデータがラッチ240に出力される。
【0083】
上記のように、書込みデータ”1”がEPROMセルECにプログラムされたとき、フローティングゲートFg0、Fg1の電位は、−VPPHまで下がっている。ところが、フローティングゲートFg0、Fg1は、配線(ポリシリコン配線)で形成されているために、その電位がリークし、−VPPHから0V近くまで変化してしまうことがあった。このように、しきい値が変動すると、データの信頼性が劣化する。
【0084】
蓄積電荷保持特性の評価に際して、フローティングゲートFg0、Fg1のしきい値を読みとる場合には、MOSFET Mg0、Mg1に印加する電位を制御すればよい。すなわち、図11の最下欄に示すように、制御端子CGの電位は、外部から供給しているため、任意の電圧を与えることにより、精度良く、セルトランジスタのしきい値を読み取ることが可能である。
【0085】
図8の第1不良アドレス設定&比較回路20Aにおける、EPROMセルのベリファイ方法は、以下の通りである。制御端子CGに通常電源電位VCLを印加して、アドレスをスキャンしながらメモリアレイ11のデータを読出し、期待値データとの比較・判定を行って、FBMを作成する。次に、制御端子CGに外部から電圧を与えて、アドレスをスキャンしながら同様にFBMを作成する。両者を比較して一致していればOKであり、不一致であればNGである。即ち、制御端子CGに異なる電位を与えた時にメモリアレイ11のデータが正しく書き込み/読出しできることによってベリファイを行っていた。
【0086】
図9および図10の構成では、テストPAD(そのウェーハ上にテスト用に特別に設けられたPAD)からCG端子を制御していた(図11では外部印加と示す)ため、組立て後のEPROMセルECの信頼性評価は不可能であり、ウェハー状態でのサンプリングによる評価にとどまっていた。
また、上記方法によれば、メモリアレイ11の情報を読み出すために、制御端子CGに印加する電圧を電源電圧VCLまたは外部端子から与える電圧値に設定する度に、ライト動作とリード動作とでそれぞれ1回ずつのアドレススキャンを行う必要があり、評価時間が長い。
【0087】
本実施形態は、上記問題を解決することを目的としている。
本実施形態は、組立て後にEPROMセルEC(非破壊モジュール、不揮発性メモリ)の信頼性評価を充分に実施できるように、チップの外部端子からCG端子の電位を制御することができる半導体集積回路装置を提供することを目的としている。
【0088】
本実施形態では、テストモードとしてベリファイモードを追加し、フローティングゲートFg0、Fg1の蓄積電荷保持特性の評価を行えるようにした。その構成として、ロールコール回路においてアドレスヒット信号をデータ入出力回路19に送るようにするとともに、制御端子CGに電源電位VCLと昇圧電位VPPを印加し、各々の電位でEPROMセルECのアドレス内容を読み出すようにしている。その電圧VPPは、半導体記憶装置の内部で通常電源電圧VCLを昇圧させてなる、昇圧電圧である。
【0089】
以下に、第1の実施形態を説明する。なお、本実施形態は、図10と同じくCMOSの製造プロセスをそのまま使用できるEPROMセルECを例にとり説明する。
【0090】
図10のEPROMセルECのように、CMOSの製造プロセスをそのまま使用できる技術が、Shoji SHUKURI、Kazumasa YANAGISAWAらによる「CMOS Process Compatible ie−Flash(inverse gate electrode Flash)Technology for System−on−a Chip」と題する論文に掲載されている(IEICE Transaction on Electrons (通信学会英文誌)Vol E84−C,No6(p734)June 2001)。
【0091】
本実施形態では、EPROMセルECを例にとって説明するが、本実施形態は、フラッシュメモリにも適用することができる。
【0092】
次に、図1を参照して、第1の実施形態を説明する。
【0093】
図2に示すように、制御回路220から出力される制御信号によって制御されるEPROMセルECの状態に”ベリファイ”の動作モードが追加されている(図11参照)。
【0094】
制御回路220には、図2の表の各動作(プログラム”0”、プログラム”1”、イレース、リード、スタンバイ、ベリファイ)に相当して、不揮発性メモリアレイ210(図1のEPROMセルEC)の各端子に与える電圧を決定するために、外部のテスト装置から入力したコマンドをデコードするデコーダが設けられている。
【0095】
図9および図10の構成では、ベリファイ動作モード時に、テストPADから制御端子CGに任意の電圧を印加していた。このため、精度良くセルトランジスタのしきい値を測定できるが、組立て後にはPADを引き出せないため、セルトランジスタのしきい値を測定できない欠点がある。これに対し、本実施形態においては、制御端子CGから通常電源電位(例えば、1.8V)VCLよりも高い通常電源昇圧電圧VPP(例えば、3.0V、昇圧電圧)を印加させている。このため、組立て後にもセルトランジスタのしきい値を自動的に測定することが可能となる。
【0096】
書込みデータ”1”がプログラムされた直後は、フローティングゲートFg0、Fg1の電位は、−VPPH(例えば、−4.2V、ここのVPPHは高電源昇圧電圧を示す)であるが、時間の経過と共にリークが生じて、それらの電位Fg0、Fg1は0Vに向けて変化する。
図9から図11のように、リード時に制御端子CGにVCL(例えば、1.8V、ここのVCLは通常電源電圧を示す)のみを印加する構成では、フローティングゲートFg0、Fg1の電位が−VPPH(例えば、−4.2V、ここのVPPHは高電源昇圧電圧を示す)から−VCL(例えば、−1.8V、ここのVCLは通常電源電圧を示す)程度にまで変化しないと、即ち、ΔV=2.4V変化するまでプログラムされたデータが変化したか否かが判断できなかったため、実効的な評価方法ではなかった。
これに対し、本実施形態の図2のように、ベリファイ動作として制御端子CGにVPP(例えば、3.0V、ここのVPPは通常電源昇圧電圧を示す)を印加する構成では、フローティングゲートFg0、Fg1の電位が−VPPH(例えば、−4.2V、ここのVPPHは高電源昇圧電圧を示す)から−VPP(例えば、−3.0V、ここのVPPは通常電源昇圧電圧を示す)程度にまで変化した時点で(つまり、−VCL程度(例えば、−1.8V、ここのVCLは通常電源電圧を示す)にまで変化する以前に)、即ち、ΔV=1.2V変化することで、プログラムされたデータが変化したか否かを判断することができる。
【0097】
第1の実施形態では、図1、図3、図8、図10、および図2の構成と、フェイルビットマップ(FBM;フェイルビットメモリ)を用いて、パッケージ封入(組立て)後に、EPROMセルECの充分な信頼性評価を行うことができる。なお、図3は、本実施形態(図1)のミス・ヒット判定部232の回路構成を示しているが、図9のミス・ヒット判定部232の回路構成も図3と同様である。
【0098】
図1および図9に示すように、図1では、ベリファイモードが追加されている。ベリファイモード時には、アドレスヒット信号hitがアドレスデコーダ13、14に出力されないようにアドレスヒット信号hitの出力先がI/Oバッファ19aに切り替えられ、アドレスヒットまたはミスヒットの状態が直接I/Oデータとして出力される。
【0099】
まず、ベリファイモードとしては、制御端子CGに通常電源電圧VCLを印加して、EPROMセルECのデータをラッチ240に読み出す。
次に、リダンダンシロールコールのテストを行い、全ビット(アドレス)スキャンを行う。この時、外部アクセスアドレスは、図1の端子adrに入力され、外部アクセスアドレスデータと、通常ラッチ240のデータとは、アドレス比較部231及びミス・ヒット判定部232を用いて比較され、その比較結果は、ロールコール回路235を用いて制御回路18およびI/Oデータバッファ19aを介してDQ端子に出力される。そのDQ端子からのヒット、ミスヒットを表す出力データに基づいて、フェイルビットマップ(FBM)を生成する。このFBMの結果は、EPROMセルECの使用、不使用を示している。
【0100】
次に、制御端子CGに通常昇圧電圧VPPを印加して、EPROMセルECのデータをラッチ240に読み出す。
次に、リダンダンシロールコールのテストを行い、全ビット(アドレス)スキャンを行う。この時、外部アクセスアドレスは、図1の端子adrに入力され、外部アクセスアドレスデータと、通常ラッチ240のデータとは、アドレス比較部231及びミス・ヒット判定部232を用いて比較され、その比較結果は、ロールコール回路235を用いて制御回路18およびI/Oデータバッファ19aを介してDQ端子に出力される。そのDQ端子からの出力データに基づいて、フェイルビットマップ(FBM)を生成する。このFBMの結果は、通常昇圧電圧VPPを印加して、EPROMセルECのデータをラッチ240に読み出したときのデータ(EPROMセルECの使用、不使用)を示している。
【0101】
次に、通常電源電圧VCLでの読み出した結果を示すフェイルビットマップと、通常昇圧電圧VPPでの読み出した結果を示すフェイルビットマップとを比較し、同一の結果であればEPROMセルECの記憶内容がOKであり、異なる結果であればEPROMセルECの記憶内容が変化したことを示しており、その比較の結果に基づいて、EPROMセルECの信頼性評価を行うことができる。
【0102】
第1実施形態では、VCL印加の動作とVPP印加の動作を行う順番を逆に行うことができる。
【0103】
第1の実施形態では、組立て後のEPROMセルECの充分な信頼性評価が可能である。
また、第1の実施形態では、アドレススキャンを2回(VPP印加とVCL印加を1回ずつ)行い、データを比較すればよいので、上記先願例に比較して、評価時間が短縮する。
【0104】
次に、図4を参照して、第2の実施形態を説明する。
第2の実施形態においても、制御端子CGに通常電源電圧VCLを印加したときの読出しデータと、制御端子CGに通常昇圧電圧VPPを印加したときの読出しデータとの比較結果に基づいて、組立て後のEPROMセルECの充分な信頼性評価を行う点は、第1の実施形態と同様である。
【0105】
図4に示すように、本実施形態では、図10の構成に比べて、ベリファイ用ラッチ回路290と、ラッチ・データ選択回路295を追加する。ラッチ・データ選択回路295は、ノードN2のデータの出力先を、通常ラッチ(図10のラッチ240と同じ)240にするか、ベリファイ用ラッチ回路290にするかを選択する。
【0106】
ベリファイ動作時には、初めに、通常電源電圧(例えば、1.8V)VCLのリード動作(制御端子CGに通常電源電圧VCLを印加)を行うとともに、TESTB端子75にハイの信号を入力し、ノードN2のデータを、通常ラッチ240に出力する。
次に、制御端子CGに通常電源昇圧電位(例えば、3.0V)VPPを印加し、TESTB端子75にローの信号を入力し、ノードN2のデータを、ベリファイ用ラッチ回路290に出力する。
【0107】
アドレス比較部233は、通常ラッチ240から出力されたデータと、ベリファイ用ラッチ回路290から出力されたデータを比較する。その比較の結果、データの不一致が生じていれば、フローティングゲートFg0、Fg1の電位のリークが進んでおり、データの信頼性に問題があることが分かる。すなわち、リード時のラッチ結果と、ベリファイ時のラッチ結果の比較がそのままヒット・ミス判定となり、アドレスをスキャンすることなく、短い評価時間でベリファイ動作を行うことができる。
【0108】
アドレス比較部233において、通常ラッチ240から出力されたデータと、ベリファイ用ラッチ回路290から出力されたデータを比較した結果、両者が一致していれば、フローティングゲートFg0、Fg1の電位は、−VPPH(例えば、−4.2V、ここのVPPHは高電源昇圧電圧を示す)から−VPP(例えば、−3.0V、ここのVPPは通常電源昇圧電圧を示す)にまでは変化していないことが分かる。この場合、そのEPROMセルECはパスと判定される。
【0109】
アドレス比較部233の出力データ(通常ラッチ240から出力されたデータと、ベリファイ用ラッチ回路290から出力されたデータの比較結果を示す)は、ロールコール回路235を介してDQ端子に出力される。図5に示すように、ロールコール回路235は、ベリファイ時に、ロールコールのテストモードを入力することで、ベリファイテストの結果をDQ端子に出力することができる。
【0110】
また、アドレス比較部233は、図9および図10のアドレス比較部231と同様に、不揮発性メモリアレイ210に格納された不良アドレスの1ビットと、DRAMアクセスアドレスの1ビットとを比較する機能も有している。
【0111】
なお、ベリファイ時に制御端子CGに印加する通常電源昇圧電圧VPPは、ベリファイに際して用いる電位として最適値であるとは限らないが、フローティングゲートFg0、Fg1の電位が−VPPH(例えば、−4.2V、ここのVPPHは高電源昇圧電圧を示す)と−VCL(例えば、−1.8V、ここのVCLは通常電源電圧を示す)の間の中間点(例えば、−3.0V)を通過したことが検出できるという意味で有効な値である。
ベリファイ時に制御端子CGに与えられる電圧としては、ベリファイ時の電源電圧VCLを変化させることにより容易に設定できる。例えば、プログラム時の高電源電圧VCLHを上記例と同様に2.5Vとすれば、フローティングゲートFg0、Fg1の電位は、−4.2(−VPPH;−(高電源昇圧電圧))Vであり、さらにベリファイ時の電源電圧VCLを上記例の1.8Vに代えて2.4Vとすれば、制御端子CGに与えられる、その電源電圧(2.4V)VCLを内部で昇圧させてなる昇圧電圧VPPは約4.0Vとなり、その差分0.2Vの変化量を検出できる。
【0112】
また、従来からテストモードで、電位VPPをトリミング(負荷抵抗をトリミング(trimming)して負荷抵抗を変化させることにより電位VPPを調整する)できるように制御するテスト信号があるため、それを用いれば、その電位VPPを若干上下に変化させた値を制御端子CGに印加することができる。すなわち、既に知られているワード線昇圧電圧VPPのトリミングテストと組み合わせた場合、蓄積電荷保持特性のスクリーニング基準をトリミング電圧範囲でコントロールすることができる。
【0113】
制御回路220は、図2の表の各動作(プログラム”0”、プログラム”1”、イレース、リード、スタンバイ、ベリファイ)に相当して、不揮発性メモリアレイ210(図1のEPROMセルEC)の各端子に与える電圧を決定するために、外部のテスト装置から入力したコマンドをデコードするデコーダが設けられている。
【0114】
次に、図4、図5及び図6を参照して、第2実施形態の応用として、VPPトリミングを使用した本実施形態の動作例を説明する。
【0115】
図6の例では、不良アドレスが不揮発性メモリアレイ210にプログラム済みの状態を仮定している。
【0116】
ベリファイ動作として、まず、図6の▲1▼に示すように、通常のMRS(例えばリード)コマンドを実行し、通常ラッチ240にEPROMセルECのデータを読み出す。
【0117】
次に、図6の▲2▼に示すように、”VPPトリミングのテストモード”を実行する。このコマンドでベリファイリード時の制御端子CGの電圧が設定できる(VPP±0.1V)。つまり、スクリーニングの基準を設定することができる。
【0118】
次に、図6の▲3▼に示すように、”ベリファイのテストモード(狭義;上記と異なるという意味で狭義という)”を実行する。TESTB信号が活性化され、ベリファイ用ラッチ290が選択され、▲2▼で設定された電圧(▲2▼が行われないときには、電位VPP)が制御端子CGに印加されて、EPROMセルECのデータがベリファイ用ラッチ290に読み出される。
【0119】
次に、図6の▲4▼に示すように、アドレス比較部233にて、通常ラッチ240と、ベリファイ用ラッチ回路290のデータが比較される。その比較の結果、両者が一致すれば、アドレス比較部233からの出力信号OUTは、ローとなり、不一致であれば、出力信号OUTはハイとなる。図6には図示しないが、図5のミス・ヒット判定部232は、アドレス(セット単位)中に一つでもハイの出力信号OUTを入力すれば、ミス・ヒット判定部232の出力信号hitb(図3参照)は、ハイとなる。
【0120】
次に、図6の▲5▼に示すように、”リダンダンシロールコールのテスト”を実行し、ベリファイテストの結果をDQ端子に読み出す。DQ端子からハイの信号が出力されると、フローティングゲートFg0、Fg1の電位の変化が大きく、データの信頼性が悪いことを示している。一方、DQ端子からローの信号が出力されると、通常ラッチ240と、ベリファイ用ラッチ回路290のデータが一致しており、データの信頼性が良好であることを示している。
次に、図6の▲6▼に示すように、”テストモードの解除”を実行し、ベリファイテストを終了する。
【0121】
以上に述べた本実施形態の図4、図5の構成によれば、図6に示すように、十数サイクルの時間(高速)で、ベリファイテストが可能である。
【0122】
なお、第2の実施形態によれば、ロールコール回路235を用いれば、第1の実施形態と異なり、FBMを用いることなく、また、全ビット(アドレス)スキャンを行うことなく、速やかに1ビットのEPROMセルECの信頼性評価を行うことができる。これに対し、第1実施形態の図1の構成では、ロールコール回路を用いても全ビットスキャンを行う必要がある。
【0123】
以上述べたように、本実施形態は以下の効果を奏することができる。
【0124】
(1)既存テストと組合わせることにより、チップ面積の増加を抑制する。
▲1▼ベリファイリード時に用いる電圧は、ワード線昇圧電圧と共有することができる。
▲2▼スクリーニング基準の決定は、昇圧電圧のトリミングテストと共有する。
▲3▼ベリファイチェック時の回路を、冗長救済回路の一部と共有する。
▲4▼ベリファイテストの結果を読み出す回路をリダンダンシロールコールテストと共有する。
(2)上記の(1)より、半導体メモリの信頼性が向上する。
【0125】
【発明の効果】
本発明の半導体集積回路装置のベリファイ方法によれば、組立て後の非破壊ヒューズモジュールの充分な信頼性評価が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の半導体集積回路装置の第1の実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、本発明の半導体集積回路装置の第1の実施形態において、動作に応じて、EPROMセルECの各端子に印加される電圧を示す表図である。
【図3】図3は、本発明の半導体集積回路装置の第1の実施形態のミス・ヒット判定部の構成を示す回路図である。
【図4】図4は、本発明の半導体集積回路装置の第2の実施形態のEPROMセルECおよびその周辺の構成を示すブロック図である。
【図5】図5は、本発明の半導体集積回路装置の第2の実施形態の第1不良アドレス設定&比較回路20Aの構成例を示すブロック図である。
【図6】図6は、本発明の半導体集積回路装置の第2の実施形態の動作例を示すタイミングチャート図である。
【図7】図7は、従来一般の、破壊ヒューズ、電気的破壊ヒューズ、および非破壊ヒューズの信頼度、組立て後救済等を比較した表図である。
【図8】図8は、特願2000−199900の技術の構成を示すブロック図である。
【図9】図9は、図8における第1不良アドレス設定&比較回路20Aの構成例を示すブロック図である。
【図10】図10は、図9におけるEPROMセルECおよびその周辺の構成例を示すブロック図である。
【図11】図11は、動作に応じて、図10のEPROMセルECの各端子に印加される電圧を示す表図である。
【図12】図12は、図10のEPROMセルECへの書込み(プログラム)動作を示すタイミングチャート図である。
【図13】図13は、図10のEPROMセルECの消去(イレース)動作を示すタイミングチャート図である。
【図14】図14は、図10のEPROMセルECの読出し(リード)動作を示すタイミングチャート図である。
【符号の説明】
10 SDRAM
11 メモリセルアレイ
11a 冗長ライン
11b 冗長ライン
12 アドレスバッファ
13 ロウアドレスデコーダ
14 カラムアドレスデコーダ
15 センスアンプ回路
16 コマンドデコーダ
17 モードレジスタ
18 制御回路
19 データ入出力回路
19a I/Oバッファ
20 アドレス比較回路
20A 不揮発性メモリ(第1不良アドレス設定&比較回路)
20B ヒューズ(第2不良アドレス設定&比較回路)
21 クロック生成回路
75 TESTB端子
201 バンク
202 バンク
203 バンク
204 バンク
210 不揮発性メモリアレイ
220 制御回路
230 アドレス比較回路
231 アドレス比較部
232 ミス・ヒット判定部
233 アドレス比較部
235 リダンダンシロールコール回路
240 ラッチ(通常ラッチ)
241 書込み回路
242 読出し回路
243 コントロールゲート回路
290 ベリファイ用ラッチ回路
295 ラッチ・データ選択回路
401 VPP発生回路
402 VCL発生回路
in 入力端子
adr アドレス端子
EC EPROMセル
hit アドレスヒット信号
Mep0 セルトランジスタ
Mep1 セルトランジスタ
Mg0 セルトランジスタ
Mg1 セルトランジスタ
Mer0 セルトランジスタ
Mer1 セルトランジスタ
CG 制御端子
SL ソース端子
PRG 書込みデータ端子
Fg0 フローティングゲート
Fg1 フローティングゲート
N1 ノード
N2 ノード
Tr1 プリチャージ用MOSFET
Tr0 ディスチャージ用MOSFET
PSG 制御信号
PUG 制御信号
PU 制御信号
Q1 トランジスタ
Q2 トランジスタ
VCL 電圧
VCLH 電圧
VSS 接地電位
VPP 電圧
VPPH 電圧
BANK0 バンク
BANK1 バンク
BANK2 バンク
BANK3 バンク
CLK クロック信号
CKE クロックイネーブル信号
/CS チップセレクト信号
/RAS 行アドレスストロウブ信号
/WE ライトイネーブル信号
BA0 バンクアドレス
BA1 バンクアドレス
A0 アドレス
A12 アドレス
DQM 制御信号
DQ0 データ
DQ15 データ

Claims (8)

  1. 電位がフローティングにされた浮遊ゲートを有しデータが書込まれる第1トランジスタと、前記浮遊ゲートと共通接続された浮遊ゲートを有し前記第1トランジスタに書込まれた前記データを読み出すための第2トランジスタと、前記浮遊ゲートに結合され前記第2トランジスタの前記データの読出し動作を制御するコントロールゲート部とを備えた半導体集積回路装置における前記浮遊ゲートに書込まれた前記データのベリファイを行う方法であって、
    (a) 前記コントロールゲート部に第1電位が印加されたときに前記第2トランジスタを介して出力される第1データと、前記コントロールゲート部に第2電位が印加されたときに前記第2トランジスタを介して出力される第2データとを比較するステップと、
    (b) 前記比較した結果に基づいて、前記データのベリファイを行うステップとを備え、
    前記第1電位と前記第2電位は、異なる電位である
    半導体集積回路装置のベリファイ方法。
  2. 請求項1記載の半導体集積回路装置のベリファイ方法において、
    前記第1電位は、前記データの読み出し時に前記半導体集積回路装置に外部から供給される電位であり、
    前記第2電位は、前記第1電位を前記半導体集積回路装置の内部で昇圧させてなる電位である
    半導体集積回路装置のベリファイ方法。
  3. 請求項1または2に記載の半導体集積回路装置のベリファイ方法において、
    前記(a)では、第1ラッチ回路にてラッチされた前記第1データと、第2ラッチ回路にてラッチされた前記第2データとを比較する
    半導体集積回路装置のベリファイ方法。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置のベリファイ方法において、
    前記(a)では、前記コントロールゲート部に、トリミングされた前記第2電位が印加される
    半導体集積回路装置のベリファイ方法。
  5. 請求項1、3および4のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置のベリファイ方法において、
    前記(a)では、前記第2電位は、前記データの読み出し時に前記半導体集積回路装置に外部から供給される電位以上、前記データのプログラム時に前記半導体集積回路装置に外部から供給される電位を昇圧した昇圧電圧以下の範囲である
    半導体集積回路装置のベリファイ方法。
  6. 電位がフローティングにされた浮遊ゲートを有しデータが書込まれる第1トランジスタと、
    前記浮遊ゲートと共通接続された浮遊ゲートを有し前記第1トランジスタに書込まれた前記データを読み出すための第2トランジスタと、
    前記浮遊ゲートに結合され前記第2トランジスタの前記データの読出し動作を制御するコントロールゲート部とを備えた半導体集積回路装置であって、
    前記浮遊ゲートに書込まれた前記データのベリファイ動作は、前記コントロールゲート部に第1電位が印加されたときに前記第2トランジスタを介して出力される第1データと、前記コントロールゲート部に第2電位が印加されたときに前記第2トランジスタを介して出力される第2データとを比較した結果に基づいて行われ、
    前記第1電位は、前記半導体集積回路装置に外部から供給された電位であり、
    前記第2電位は、前記半導体集積回路装置の内部で発生させた電位である
    半導体集積回路装置。
  7. 請求項6記載の半導体集積回路装置において、
    更に、
    前記第2データをラッチする第2ラッチ回路
    を備えた半導体集積回路装置。
  8. 請求項6または7に記載の半導体集積回路装置において、
    前記コントロールゲート部には、トリミングされた前記第2電位が印加される
    半導体集積回路装置。
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