JP2002024442A - Idカードの発行管理装置、その発行管理方法及びidカード発行システム - Google Patents

Idカードの発行管理装置、その発行管理方法及びidカード発行システム

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JP2002024442A
JP2002024442A JP2000207511A JP2000207511A JP2002024442A JP 2002024442 A JP2002024442 A JP 2002024442A JP 2000207511 A JP2000207511 A JP 2000207511A JP 2000207511 A JP2000207511 A JP 2000207511A JP 2002024442 A JP2002024442 A JP 2002024442A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発行要求者の希望によりIDカードに本名と
旧姓とを記録できるようにすると共に、旧姓に係る文字
情報の上書きによるIDカード作成時の誤植を防止でき
るようにする。 【解決手段】 発行要求者の本名及び旧姓に係る文字情
報D21,D22・・・を記憶する記憶装置11と、こ
の記憶装置11に関して本名及び旧姓に係る文字情報の
読出し書込みを制御する制御装置12と、この制御装置
12に対して「本名と旧姓とをIDカードに記録する」
又は「本名のみをIDカードに記録する」のいずれかを
選択するように操作される操作手段13とを備え、制御
装置12はこの選択操作に応じて「本名と旧姓とをID
カード記録する」を選択された場合は、旧姓に係る文字
情報D22の書き換えを禁止すると共に、記憶装置11
から本名及び旧姓に係る文字情報D21+D22を読み
出すように制御するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、IDカードの発
行管理装置、その発行管理方法及びIDカード発行シス
テムに関する。詳しくは、発行要求者の個人情報を記録
したIDカードを発行管理する場合に、その発行要求者
の本名及び旧姓に係る文字情報の読出し書込みを制御す
る制御装置を備え、「本名と旧姓とをIDカードに記録
する」を選択された場合は、その旧姓に係る文字情報の
書き換えを禁止するようにして、発行要求者の希望によ
りIDカードに本名と旧姓とを記録できるようにすると
共に、旧姓に係る文字情報の上書きによるIDカード作
成時の誤植を防止できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、キャッシュカード、顔写真の入っ
た従業者証、社員証、会員証、学生証、身分証明書、パ
スポート、外国人登録証及び各種運転免許証などのID
カード発行システムが使用される場合が多くなってき
た。例えば、従業者数の多い企業では従業者証発行シス
テムが利用される場合が多い。このシステムでは、本社
にコンピユータが設けられ、そのコンピユータには支社
に配属された従業者の個人情報が登録されている。
【0003】ここで、個人情報とは氏名、住所、生年月
日、従業者証の交付年月日及びその有効期限等をいう。
そして、支社で例えば従業者証の更新時期を迎えた者
が、その更新申請をする場合には、その者が本社に出向
し、本社のコンピユータにその従業者の個人情報が照会
され、本社で照会の結果、その従業者が本社に登録され
た者であることが確認されると、本社で従業者証を発行
するようなされる。
【0004】図12は従来方式の従業者証発行システム
10の構成例を示す概念図である。図12に示す従業者
証発行システム10は本社にコンピユータ1を有してい
る。このデータバス8には例えばコンピユータ1、従業
者証登録用の端末装置2、撮影装置4、ファイリング装
置5及び従業者証プリンタ6が接続されている。このシ
ステム10では、まず、従業者証の更新時期を迎えた者
(以下更新要求者20という)は従業者証更新申請書に
氏名、住所などの必要事項を記載し、その更新申請書に
自分自身の顔写真、必要に応じて手数料としての証紙等
を貼付した後に、その更新申請書を本社の総務部などの
受付窓口に提出する。
【0005】ここで、更新要求者20は視力・聴力など
の適正検査を受けるようになされる。その検査結果は更
新申請書に記載される場合もある。この更新申請書の記
載内容が適切であれば、その更新申請書が受理される。
その後、本社の窓口では本社のコンピユータ1に接続さ
れた従業者証登録用の端末装置2などにその更新要求者
20の個人認識番号IDが入力され、本社のコンピユー
タ1に対して、その更新要求者20の個人認識番号ID
に係る個人情報D2が登録されているか、また、その従
業者証の有効期限や、更新時期等が照会される。
【0006】そして、本社のコンピユータ1から照会結
果が得られ、その照会結果によってその者の個人情報D
2が正しく登録されていることが確認されると、更新要
求者20は、その更新申請書を持って例えば撮影室に行
く。その撮影室には専属の撮影者が配置されている場合
が多く、その撮影者は更新行要求者20から更新申請書
を受取り、撮影装置4に更新要求者20の個人認識番号
IDを入力する。その後、撮影装置4によって更新要求
者20の顔画像が撮影され、更新申請書の記録内容が図
示しないイメージスキャナなどによって読み取られる。
この更新要求者20の顔画像情報D1と更新申請書のイ
メージデータD3はファイリング装置5に転送されて保
管される。
【0007】一方、更新要求者20の顔画像情報D1と
個人認識番号IDは従業者証プリンタ6に転送され、従
業者証用の生カード基板に更新要求者20の氏名、住
所、顔画像、個人認識番号、有効期限、更新日などが画
像形成されて、新しい従業者証30が作成される。その
後、その従業者証30の記載内容に誤りがないか検査し
た後に、従業者証の更新時期を迎えた更新要求者20に
新しい従業者証(以下IDカードという)30が発行さ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来方式の
従業者証発行システム(以下IDカード発行システムと
もいう)10によれば、一般に、身分を証明するに当た
り現在と過去に渡ってその証明性を高めるために、ID
カード30の初回発行時、その再交付時、その更新時
に、そのIDカードに本名と併せて旧姓を記録できない
かという要請がある。
【0009】これに対して何らの工夫無しに、本名に係
る文字情報と旧姓に係る文字情報とを付随してデータ処
理をすると、旧姓に係る文字情報も上書きされてしまう
おそれがある。これは、個人情報の中で、例えば住所移
転等により住所情報の記載事項に変更が生じ、これを訂
正しようとした場合に、旧姓に係る文字情報も書き換え
可能な状態になっていることから誤って上書きされてし
まう。これにより、IDカード作成時に見ず知らずの他
人の旧姓が当該更新要求者の旧姓の欄に画像形成してし
まい、身分証明書としてのIDカードの証明性が著しく
低下してしまうという問題がある。
【0010】そこで、この発明は上述した課題を解決し
たものであって、発行要求者の希望によりIDカードに
本名と旧姓とを記録できるようにすると共に、旧姓に係
る文字情報の上書きによるIDカード作成時の誤植を防
止できるようにしたIDカードの発行管理装置、その発
行管理方法及びIDカード発行システムを提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のIDカードの発行管理装置は発行要求者の
個人情報を記録したIDカードを発行管理する装置であ
って、発行要求者の本名及び旧姓に係る文字情報を記憶
する記憶装置と、この記憶装置に関して本名及び旧姓に
係る文字情報の読出し書込みを制御する制御装置と、こ
の制御装置に対して「本名と旧姓とをIDカードに記録
する」又は「本名のみをIDカードに記録する」のいず
れかを選択するように操作される操作手段とを備え、制
御装置は少なくとも、操作手段による選択操作に応じて
「本名と旧姓とを記録する」を選択された場合は、旧姓
に係る文字情報の書き換えを禁止すると共に、記憶装置
から本名及び旧姓に係る文字情報を読み出すように制御
することを特徴とするものである。
【0012】本発明に係るIDカードの発行管理装置に
よれば、発行要求者の個人情報を記録したIDカードを
発行管理する場合に、例えば、オペレータによって操作
手段が操作され、IDカードに「本名と旧姓とをIDカ
ードに記録する」又は「本名のみをIDカードに記録す
る」のいずれかを選択するようになされる。ここで発行
要求者の希望によりオペレータが「本名と旧姓とをID
カードに記録する」を選択した場合は、制御装置により
その旧姓に係る文字情報の書き換えを禁止すると共に、
記憶装置から本名及び旧姓に係る文字情報を読み出すよ
うになされる。「本名のみをIDカードに記録する」が
選択された場合は、記憶装置から本名に係る文字情報が
読み出される。
【0013】従って、発行要求者の希望によりIDカー
ドに本名と旧姓とを記録できるばかりか、当該IDカー
ドの更新時に住所などの個人情報に変更が生じた場合、
これらの個人情報の書き換えは可能になるが、旧姓に係
る文字情報は書き換え禁止の処理が採られているので、
旧姓に係る文字情報の上書きによるIDカード作成時の
誤植を防止できる。
【0014】本発明に係るIDカードの発行管理方法
は、発行要求者の個人情報を記録したIDカードを発行
管理する方法であって、発行要求者の本名及び旧姓に係
る文字情報を予め登録し、その後、IDカードを発行す
るときに、発行要求者に「本名と旧姓とをIDカードに
記録する」又は「本名のみをIDカードに記録する」の
いずれかを選択させ、「本名と旧姓とをIDカードに記
録する」を選択された場合は、旧姓に係る文字情報の書
き換え禁止処理を施すと共に、本名及び旧姓に係る文字
情報を読み出すことを特徴とするものである。
【0015】本発明に係るIDカード発行管理方法によ
れば、発行要求者の希望によりIDカードに本名と旧姓
とを記録できるばかりか、旧姓に係る文字情報以外の文
字情報の書き換えは可能になるが、旧姓に係る文字情報
は書き換え禁止処理が施されるので、旧姓に係る文字情
報の上書きによるIDカード作成時の誤植を防止でき
る。
【0016】本発明に係るIDカード発行システムは発
行要求者の個人情報を記録したIDカードを発行するシ
ステムであって、発行要求者の顔画像を撮影する撮影装
置と、この撮影装置による顔画像情報に基づいてIDカ
ードの発行管理をする発行管理装置と、この発行管理装
置による顔画像情報及び発行要求者の個人情報に基づい
て顔画像入りのIDカードを作成するIDカード作成装
置とを備え、発行管理装置は少なくとも、発行要求者の
本名及び旧姓に係る文字情報を予め登録し、IDカード
を発行するときに、発行要求者に「本名と旧姓とをID
カードに記録する」又は「本名のみをIDカードに記録
する」のいずれかを選択させ、「本名と旧姓とをIDカ
ードに記録する」を選択された場合は、旧姓に係る文字
情報の書き換え禁止処理を施すと共に、本名及び旧姓に
係る文字情報を読み出すようになされることを特徴とす
るものである。
【0017】本発明に係るIDカード発行システムによ
れば、発行要求者の個人情報を記録したIDカードを発
行する場合に、上述の発行管理装置が応用されるので、
発行要求者の希望によりIDカードに本名と旧姓とを記
録できるばかりか、当該IDカードの更新時に住所など
の個人情報に変更が生じた場合、これらの個人情報の書
き換えは可能になるが、旧姓に係る文字情報は書き換え
禁止の処理が採られているので、旧姓に係る文字情報の
上書きによるIDカード作成時の誤植を防止できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施形態に係るIDカードの発行管理装置、その
発行管理方法及びIDカード発行システムについて説明
をする。
【0019】(1)IDカードの発行管理装置 図1は、本発明の実施形態としてのIDカードの発行管
理装置100の構成例を示すブロック図である。
【0020】この実施形態では、発行要求者の個人情報
を記録したIDカードを発行管理する場合に、その発行
要求者の本名及び旧姓に係る文字情報の読出し書込みを
制御する制御装置を備え、「本名と旧姓とをIDカード
に記録する」を選択された場合は、その旧姓に係る文字
情報の書き換えを禁止するようにして、発行要求者の希
望によりIDカードに本名と旧姓とを記録できるように
すると共に、旧姓に係る文字情報の上書きによるIDカ
ード作成時の誤植を防止できるようにしたものである。
【0021】図1に示すIDカードの発行管理装置10
0は発行要求者の個人情報を記録したIDカードを発行
管理する装置である。ここで対象とするIDカードは発
行要求者の個人情報D2が記録され、かつ、その顔画像
が画像形成される、キャッシュカード、従業者証、社員
証、会員証、学生証、身分証明書、パスポート、外国人
登録証及び各種運転免許証などである。個人情報D2に
は氏名、住所、生年月日、当該IDカードの交付年月日
及びその有効期限等が含まれる。氏名に関しては本名の
み、あるいは本名と旧姓とを記録する場合が対象となさ
れる。
【0022】この装置100には記憶装置11が設けら
れ、発行要求者の本名及び旧姓に係る文字情報を含む個
人情報D2を記憶するようになされる。記憶装置11は
発行要求者の旧姓に係る文字情報とその発行要求者の本
名を含む個人情報D2とを係合付けて記憶するようにな
される。合一確定性を担保するためである。
【0023】この記憶装置11には制御装置12が接続
され、記憶装置11に関して本名及び旧姓に係る文字情
報の読出し書込みを制御するようになされる。氏名に関
して本名と共に旧姓の記録に対処するためである。制御
装置12には操作手段13が接続され、「本名と旧姓と
をIDカードに記録する」又は「本名のみをIDカード
に記録する」のいずれかを選択するように操作される。
発行要求者の旧姓軒録要求に対するサービスを向上させ
るためである。
【0024】この操作手段13は発行要求者の旧姓に係
る文字情報をその発行要求者の本名を含む個人情報D2
と共に記憶装置11に記憶するように操作される。ここ
で、個人識別情報をID、本名に係る文字情報をD2
1、旧姓に係る文字情報をD22としたとき、操作手段
13の選択操作によって「本名と旧姓とをIDカードに
記録する」を選択された場合は、制御装置12では少な
くとも、旧姓に係る文字情報D22の書き換えが禁止さ
れる。
【0025】この際の書き換え禁止処理は周知の方法に
より、文字情報D22のメモリ領域を指定し、その文字
情報D22のアドレスが指定されても、書込み制御信号
を無効とし、そのメモリ領域での上書き処理をできない
ようになされる。この結果、記憶装置11からプリンタ
などへ個人識別情報IDに続いて個人情報D2として、
本名及び旧姓に係る文字情報、すなわち、D2=D21
+(D22)+・・・・を読み出すように記憶装置11
を制御するようになされる。ここで(D22)と記述す
るときは、旧姓に係る文字情報D22に対して書き換え
禁止が施されているものとする。
【0026】なお、操作手段13の選択操作によって
「本名のみをIDカードに記録する」を選択された場合
は、制御装置12では個人識別情報IDに続いて個人情
報D2として、本名に係る文字情報、すなわち、D2=
D21+D23・・・・を読み出すように記憶装置11
を制御するようになされる。旧姓に係る文字情報D22
は読み出さないようにする。
【0027】続いて、本発明に係るIDカードの発行管
理方法について説明をする。図2は発行管理装置100
における処理例を示すフローチャートである。
【0028】この実施形態では、発行要求者の旧姓に係
る文字情報をその発行要求者の本名を含む個人情報D2
と共に登録するものとし、その発行要求者の個人情報D
2を記録したIDカードを発行管理する場合を前提とす
る。もちろん、発行要求者の旧姓に係る文字情報とその
発行要求者の本名を含む個人情報D2とは合一確定性を
担保するために制御装置12により係合付けて管理され
るものとする。
【0029】これを前提として、図2のフローチャート
のステップA1で発行要求者の本名及び旧姓に係る文字
情報を予め記憶装置11などに登録する。ここで操作手
段13を使用して個人識別情報ID、本名に係る文字情
報D21、旧姓に係る文字情報D22などが記憶装置1
1に記憶される。その後、IDカードの発行管理者側で
はステップA2に移行してIDカードを発行するかが選
択される。IDカードを発行せずに、旧姓に係る文字情
報D22の登録処理のみを行う場合が考えられ、これに
対処するためである。従って、IDカードを発行しない
場合はステップA8に移行する。
【0030】ステップA2でIDカードを発行する場合
は、ステップA3に移行して発行要求者に「本名と旧姓
とをIDカードに記録する」又は「本名のみをIDカー
ドに記録する」のいずれかを選択させる。発行要求者の
旧姓の記録要求に対するサービス向上を図るためであ
る。
【0031】このステップA3で「本名と旧姓とをID
カードに記録する」を選択された場合は、ステップA4
に移行して旧姓に係る文字情報D22の書き換え禁止処
理を施す。例えば、周知の方法により文字情報D22の
メモリ領域が指定され、その文字情報D22のアドレス
が指定されても、書込み制御信号を無効とし、そのメモ
リ領域での上書きされないようにする。
【0032】その後、ステップA5に移行して個人認識
番号IDに続いて個人情報D2=D21+(D22)+
・・・・が読み出される。なお、ステップA3で「本名
のみをIDカードに記録する」が選択された場合には、
ステップA6に移行して旧姓に係る文字情報D22を除
く個人情報D2=D21+D23・・・・が読み出され
る。そして、ステップA7で個人認識番号ID、顔画像
情報D1及び個人情報D2に基づいてIDカードが発行
される。IDカードを発行する当たって発行要求者の顔
が撮影される。
【0033】この場合、発行要求者の顔撮影時に発行要
求者の希望により旧姓に係る文字情報を入力するように
してもよい。発行要求者の顔撮影時に、発行要求者の個
人情報D2に係る記載変更事項を受け付けるようにして
もよい。その後、ステップA8に移行して、例えばその
日の業務を終了する場合は、当該発行管理装置100に
よる制御を終了する。その日のカード発行処理が終了し
ていない場合にはステップA1に戻ってステップA1か
らステップA7を繰り返し実行するようになされる。
【0034】このように、本発明に係る実施形態として
のIDカードの発行管理装置100によれば、発行要求
者の個人情報D2を記録したIDカードを発行管理する
場合に、「本名と旧姓とをIDカードに記録する」又は
「本名のみをIDカードに記録する」のいずれかを選択
するようになされる。ここで発行要求者の希望により
「本名と旧姓とをIDカードに記録する」が選択された
場合は、その旧姓に係る文字情報の書き換えを禁止する
と共に制御装置12により記憶装置11から本名及び旧
姓に係る文字情報を読み出すようになされる。
【0035】従って、発行要求者の希望によりIDカー
ドに本名と旧姓とを記録できるばかりか、当該IDカー
ドの更新時に住所などの個人情報D2に変更が生じた場
合、これらの個人情報D2の書き換えは可能になるが、
旧姓に係る文字情報D22は書き換え禁止の処理が採ら
れているので、旧姓に係る文字情報D22の上書きによ
るIDカード作成時の誤植を防止できる。
【0036】(2)IDカード発行システム 図3は本発明に係る実施形態としてのIDカード発行シ
ステム200の構成例を示すブロック図である。
【0037】この実施形態では、発行要求者の個人情報
D2を記録したIDカードを発行する場合に、上述の発
行管理装置100を応用し、発行要求者の希望によりI
Dカードに本名と旧姓とを記録できるようにすると共
に、当該IDカードの更新時に住所などの個人情報D2
に変更が生じた場合に、旧姓に係る文字情報D22を書
き換え禁止して、旧姓に係る文字情報の上書きによるI
Dカード作成時の誤植を防止できるようにしたものであ
る。
【0038】図3に示すIDカード発行システム200
は発行要求者20の個人情報D2を記録したIDカード
30を発行するシステムである。氏名に関しては本名の
み、あるいは本名と旧姓とを記録する場合が対象となさ
れる。ここで対象とするIDカード30は発行要求者2
0の個人情報D2が記録され、かつ、その顔画像が画像
形成される、キャッシュカード、従業者証、社員証、会
員証、学生証、身分証明書、パスポート、外国人登録証
及び各種運転免許証などである。個人情報D2は氏名の
うち、本名に係る文字情報D21及び旧姓に係る文字情
報D22、住所、生年月日、IDカードの交付年月日及
びその有効期限等から構成される。
【0039】このシステム200には撮影装置4が設け
られ、発行要求者20の顔を撮影して顔画像情報D1を
出力するようになされる。撮影装置4では発行要求者2
0の顔の撮影時に、発行要求者20の希望により旧姓に
係る文字情報を入力するようになされる。情報入力機能
付きの直接撮影装置などを構成する場合があるからであ
る。更に、撮影装置4で発行要求者20の個人情報D2
に係る記載変更事項を受け付けるようにしてもよい。撮
影装置4にはデジタルのビデオカメラやスチルカメラな
どが使用される。この撮影装置4には発行管理装置10
0が接続され、発行要求者20の画像情報に基づいてI
Dカード30の発行管理をするようになされる。
【0040】この発行管理装置100は記憶装置11、
制御装置12及び操作手段13を有している。操作手段
13では発行要求者20の旧姓に係る文字情報D22を
その発行要求者20の本名を含む個人情報D2と共に記
憶装置11に記憶するように操作される。この発行要求
者20の旧姓に係る文字情報D22とその発行要求者2
0の本名を含む個人情報D2とは記憶装置11に係合付
けて記憶される。
【0041】この発行管理装置100では、少なくと
も、発行要求者20の本名に係る文字情報D21及び旧
姓に係る文字情報D22が予め登録され、IDカード3
0を発行するときに、その発行要求者20に「本名と旧
姓とをIDカードに記録する」又は「本名のみをIDカ
ードに記録する」のいずれかを選択させ、「本名と旧姓
とをIDカードに記録する」を選択された場合は、旧姓
に係る文字情報D22の書き換え禁止処理を施すと共
に、本名及び旧姓に係る文字情報D21,(D22)を
読み出すようになされる。
【0042】発行管理装置100にはカード作成装置1
4が接続され、発行要求者20の個人識別番号ID、そ
の顔画像情報D1及びその個人情報D2に基づいて顔画
像入りのIDカード30を作成するようになされる。I
Dカード30には発行要求者20の個人情報D2が記録
され、かつ、その顔画像が画像形成される。個人情報D
2に関しては、本名に係る文字情報D21、旧姓に係る
文字情報D22、住所、生年月日、IDカードの交付年
月日及びその有効期限等が記録される。
【0043】このように、本発明に係る実施形態として
のIDカード発行システム200によれば、発行要求者
20の個人情報D2を記録したIDカード30を発行す
る場合に、上述の発行管理装置100が応用されるの
で、「本名と旧姓とをIDカードに記録する」を選択さ
れた場合は、旧姓に係る文字情報D22の書き換え禁止
処理が施された後に、個人認識番号IDに続いて個人情
報D2=D21+(D22)+・・・・が読み出され
る。なお、「本名のみをIDカードに記録する」が選択
された場合には、旧姓に係る文字情報D22を除く個人
情報D2=D21+D23・・・・が読み出され、個人
認識番号ID、顔画像情報D1及び個人情報D2に基づ
いてIDカードが発行される。
【0044】従って、発行要求者20の希望によりID
カード30に本名と旧姓とを記録できるばかりか、当該
IDカード30の更新時に住所などの個人情報D2に変
更が生じた場合、これらの個人情報D2の書き換えは可
能になるが、旧姓に係る文字情報は書き換え禁止の処理
が採られているので、旧姓に係る文字情報の上書きによ
るIDカード作成時の誤植を防止できる。
【0045】(3)実施例 図4は本発明に係る実施例としての旧姓記録機能付きの
従業者証更新システム201の構成例を示すイメージ図
である。
【0046】この実施例では、IDカード発行システム
200の一例となる旧姓記録機能付きの従業者証更新シ
ステム201を構築し、IDカードの一例となる従業者
証30の更新に際して更新要求者20の希望により従業
者証30に本名と旧姓とを記録できるようにすると共
に、住所などの個人情報D2に変更が生じた場合に、旧
姓に係る文字情報D22を書き換え禁止して、この旧姓
に係る文字情報D22の上書きによる従業者証作成時の
誤植を防止できるようにしたものである。
【0047】図4に示す従業者証更新システム201は
更新要求者20の個人情報D2を記録した従業者証30
を更新発行するシステムである。氏名に関しては本名の
み、あるいは本名と旧姓とを記録する場合が対象となさ
れる。ここで対象とする従業者証30は更新要求者20
の個人情報D2が記録され、かつ、その顔画像が画像形
成されるものである。個人情報D2は氏名のうち、本名
に係る文字情報D21、旧姓に係る文字情報D22、住
所、生年月日、従業者証の交付年月日及びその有効期限
等から構成される。
【0048】このシステム201にはデータバス8を通
じて撮影装置4が接続され、更新要求者20の顔を撮影
して顔画像情報D1を出力するようになされる。撮影装
置4では更新要求者20の顔の撮影時に、更新要求者2
0の希望により旧姓に係る文字情報を入力するようにし
てもよい。撮影装置4にはデジタルのビデオカメラやス
チルカメラなどが使用される。
【0049】この撮影装置4には発行管理装置100が
接続され、更新要求者20の画像情報に基づいて従業者
証30の発行管理をするようになされる。例えば、発行
管理装置100で更新要求者20の個人情報D2に係る
記載変更事項を受け付けるようになされる。発行管理装
置100には記憶装置の一例となるファイリング装置5
5がデータバス8を通じて接続され、発行管理装置10
0により受け付けられた更新要求者20の個人情報D2
に係る記載変更情報が記録保管するようになされる。
【0050】また、発行管理装置100には磁気ディス
クや光磁気ディスクなどの情報記録媒体22が装着可能
になされ、発行管理装置100により受け付けられた更
新要求者20の個人情報D2を記憶するようになされ
る。この情報記録媒体22は転送先の本社に郵便や、宅
配便、人手などにより運搬するようになされる。この情
報記録媒体22で情報転送時の回線ダウンからデータベ
ース15をバックアップするためである。
【0051】ファイリング装置55にはデータバス(通
信回線)8を通じて本社のコンピュータ1が接続され、
このコンピュータ1にはID情報管理用のデータベース
15が接続され、ファイリング装置55から転送された
更新要求者20の個人情報D2を格納するようになされ
る。もちろん、コンピュータ1は情報記録媒体22が装
着可能になされ、情報記録媒体22からデータベース1
5へ読み出した更新要求者20の個人情報D2に係る記
載変更情報等を記録保管するようになされる。
【0052】この発行管理装置100では更新要求者2
0の旧姓に係る文字情報D22をその更新要求者20の
本名を含む個人情報D2と共にファイリング装置55に
記憶するように操作される。この更新要求者20の旧姓
に係る文字情報D22とその更新要求者20の本名を含
む個人情報D2とはファイリング装置55に係合付けて
記憶される。
【0053】この発行管理装置100では、少なくと
も、更新要求者20の本名に係る文字情報D21及び旧
姓に係る文字情報D22が例えば、ファイリング装置5
5や本社のデータベース15などに予め登録され、従業
者証30を発行するときに、その更新要求者20に「本
名と旧姓とを従業者証に記録する」又は「本名のみを従
業者証に記録する」のいずれかを選択させ、「本名と旧
姓とを従業者証に記録する」を選択された場合は、旧姓
に係る文字情報D22の書き換え禁止処理を施すと共
に、本名及び旧姓に係る文字情報D21,(D22)を
読み出すようになされる。
【0054】発行管理装置100にはカード作成装置の
一例となる従業者証プリンタ6がデータバス8を通して
接続され、更新要求者20の個人識別番号ID、その顔
画像情報D1及びその個人情報D2に基づいて顔画像入
りの従業者証30を作成するようになされる。従業者証
30には更新要求者20の個人情報D2が記録され、か
つ、その顔画像が画像形成される。個人情報D2に関し
ては、本名に係る文字情報D21、旧姓に係る文字情報
D22、住所、生年月日、従業者証の交付年月日及びそ
の有効期限等が記録される。
【0055】続いて、この従業者証更新システム201
で使用される更新申請書40について説明する。図5に
示す更新申請書40は例えばA4サイズの上質紙から成
る。その右上端には顔写真貼付領域P1が設けられ、更
新要求者20の顔写真を貼付するようになされている。
この更新申請書40内には顔写真貼付領域P1の他に
「従業者証更新申請書」、「住所」、「氏名」、「生年
月日」などを記載する欄や、手数料の証紙などを貼付す
る証紙貼付領域P2が設けられる。「氏名」の記録欄に
は本名として「日本花子」が記録され、旧姓として「東
京花子」が記録される。
【0056】この更新申請書40は各県毎に異なる場合
もあるし、従業者証30の初回発行時と更新時とで紙の
色が異なる場合もある。従って、更新要求者20は、所
定の色の更新申請書40に必要事項を記載すると共に、
予め準備した顔写真を更新申請書40に貼るようにな
る。
【0057】続いて、この従業者証発行サービスシステ
ム200で使用される従業者証30の構成例について説
明をする。図6に示す従業者証30は例えば縦の長さが
6cm程度で、横の長さが9cm程度で、厚みが0.5
〜1.0mm程度を有しており、接着部材を除いて大き
く分けるとカード基板と、表面シートと、その表面を覆
う保護シート51と、裏面シートの4層構造を有してい
る。
【0058】このカード基板の一方の面には図示しない
が厚さ100μm程度の表面シートが設けられる。この
表面シートは印刷部材であり、予め図6に示す表面の所
定領域P3には画像表示情報が印刷される。画像表示情
報は、例えば「○○○従業者証」、「個人認識番号」、
「氏名」、「発行日」・・・などである。この印刷部材
には、当該更新要求者20の顔画像を形成するための顔
写真領域P4が設けられ、その顔写真領域P4は受像層
を成している。この受像層は昇華染料や拡散染料などの
素材からなる。顔画像などはサーマルヘッドにより熱を
加えてこれらの染料をトラップすることにより受像層に
定着して形成する。
【0059】この受像層の素材としては、ポリエステル
樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリビニルアセタール樹
脂、ポリビニルブチラール樹脂、エポキシ樹脂、アクリ
ル樹脂のような高分子材料が使用され得る。中でも、ポ
リエステル系樹脂が環境上からも、その使用が好まし
い。受像層はこれらの樹脂を粉末にしてイソシアネート
等の溶剤に溶かし、グラビアコータ等で塗布した後に乾
燥させ、その溶剤を揮発させることにより形成する。
【0060】この表面シート上には透明な保護シート5
1が設けられ、表面シート上を覆うように保護されてい
る。表面シートと保護シート51とは接着シートを介し
て張り合わされている。接着シートには、ホットメルト
樹脂や、樹脂軟化点の温度が100℃程度又はそれより
も少し高い温度の熱溶融樹脂をフィルム状に形成したも
のを使用する。ホットメルト樹脂には、特に、水分を吸
って硬化する反応型ホットメルト樹脂が取扱い易い。
【0061】このカード基板の他方の面には、厚さ10
0μm程度の裏面シートが設けられ、ペンで書ける筆記
層を有している。筆記層はポリエステルエマルジョンに
炭酸カルシウム及びシリカ微粒子を拡散したものであ
る。筆記層は表面シートの受像層と同様にして、上述の
素材を溶剤で溶かしてグラビアコータ等で塗布してから
乾燥させて溶剤を気化することにより形成される。
【0062】続いて、この従業者証更新システム201
における従業者証プリンタ6について説明する。図7に
示す従業者証プリンタ6については1枚の従業者証用の
生カード基板30’に枚葉状の保護シート51を形成す
る場合を説明する。
【0063】図7において、従業者証プリンタ6はカー
ド供給手段60及び保護シート付与部50とを有してい
る。このカード供給手段60は第1の搬送ベルト装置4
1や図示しないツメ押し搬送部を有している。搬送ベル
ト装置41の一端上部には、生カード供給部42が設け
られている。生カード供給部42には更新要求者20の
旧姓に係る文字情報D22を含む個人情報を書き込むた
めに、予め枚葉状にカットされた複数の従業者証用の生
カード基板30’が、顔画像形成領域面を上に向けてス
トックされている。この例では、生カード基板30’が
ツメ押し搬送部によって1枚毎に引っかけられ、生カー
ド供給部42から搬送ベルト装置41へ生カード基板3
0’を投下するように自動供給される。
【0064】その自動供給後の搬送ベルト装置41上の
生カード基板30’は左側から右側に搬送される。搬送
ベルト装置41上には画像形成部(プリンタ)43が設
けられ、生カード基板30’が左側から右側に移動され
る間に、その所定領域P3に更新要求者20の本名や旧
姓などの氏名や、従業者証発行日などが記録され、その
画像形成領域P4に更新要求者20の顔画像が形成され
る。
【0065】この搬送ベルト装置41の下流側には第2
の搬送ベルト装置49が設けられ、この例では個人情報
D2が書き込まれた生カード基板30’が左側から右側
に搬送される。搬送ベルト装置49上には保護シート付
与部50が設けられ、生カード基板30’にフィルム状
の保護シート51が供給される。
【0066】この例で保護シート51にはラミネートフ
ィルムを枚葉状(カットシート状)に積層されたものが
備えられ、そのラミネートフィルムは一方の面に図示し
ない接着シートを有している。もちろん、保護シート5
1にはラミネートフィルムをロール状に巻き取ったもの
を使用してもよい。
【0067】また、保護シート51はラミネートフィル
ムに限定されることはなく、ホットスタンプフィルムを
ロール状に巻き取ったもの、又は、ホットスタンプフィ
ルムをカットシート状に積層されたものも使用できる。
保護シート付与部50には真空熱プレス装置52が設け
られ、カード供給手段60からの生カード基板30’と
保護シート付与部50からの保護シート51とを受け、
その生カード基板30’とその保護シート51とが図示
しない接着シートを介して張り合わされる。この際に、
接着シート上の紙シートは剥離され、カス紙として巻き
取られる。
【0068】この真空熱プレス装置52は搬送路上に配
置された平型のプレス部を有しており、保護シート51
の上方から所定の圧力が加えられる。そのために、プレ
ス部が上下方向に移動できるようになされている。この
プレス部には電気ヒータ(図示せず)が設けられ、保護
シート51及び生カード基板30’を所定の温度に加熱
するようになされている。
【0069】この例では接着シートの種類にもよるが加
熱温度は40℃〜120℃程度であり、加熱時間は10
秒〜120秒程度である。この接着シートは熱を加える
と溶融し、それが冷えると固化するものである。保護シ
ート51を加熱貼合する装置は真空熱プレス装置52に
限られることはなく、通常の熱プレスでも、ヒートロー
ラ装置であってもよい。また、真空熱プレス装置52の
下流側には冷却部53が設けられ、加熱貼合された生カ
ード基板30’が冷却される。これにより、保護シート
51で保護された従業者証などの従業者証30が完成す
る。
【0070】続いて、この従業者証更新システム201
におけるファイリング装置55における記録例について
説明する。
【0071】図8に示すファイリング装置55における
記録例では個人情報D2が個人識別番号IDを基準にし
て表形式に集計して登録される。例えば、左端から右端
に向かって、従業者の個人識別番号ID、その顔画像情
報D1及び個人情報D2が記録される。この個人情報は
更に細分化されて、本名に係る文字情報D21、旧姓に
係る文字情報D22、生年月日に関する情報D23、従
業者証発行日に係る情報D24、従業者証有効期限に係
る情報D25、住所情報D26、本籍地に係る情報D2
7、従業者証発行条件に関する情報D28などが項目毎
に記載される。なお、更新に至る時までに、更新要求者
20において住所変更等があった場合には、個人情報D
2の記録欄で記載事項の訂正がなされる。
【0072】この例では、住所情報D26などの個人情
報D2に変更が生じた場合に、旧姓に係る文字情報D2
2を書き換え禁止して、この旧姓に係る文字情報D22
の上書きによる従業者証作成時の誤植を防止できるよう
にしたものである。もちろん、旧姓に係る文字情報D2
2以外の本名に係る文字情報D21、生年月日に関する
情報D23(錯誤の場合)、従業者証発行日に係る情報
D24、従業者証有効期限に係る情報D25、住所情報
D26、本籍地に係る情報D27(除籍等)、従業者証
発行条件に関する情報D28(眼鏡等)は書き換え可能
である。
【0073】続いて、当該従業者証更新システム201
における処理例について説明をする。この例では当該シ
ステム201を支社や本社などに適用した場合であっ
て、支社の発行管理装置100と本社のコンピュータ1
とが通信回線で接続され、更新を迎えた従業者証30の
更新要求者20が支社に訪れる場合を例に挙げる。もち
ろん、更新要求者20の希望により従業者証30に本名
と旧姓とを記録できるものとする。
【0074】更新は初めに従業者証30を受けてから、
結婚等により名字が変わった場合、及びその交付後
の更新に至るまでに住所移転等をした場合を想定する。
いずれの場合も新たな従業者証30の氏名欄には本名と
旧姓を並べて記録する場合を想定する。
【0075】これを前提にして、支社又は本社では図9
に示すフローチャートのステップB1で更新要求者20
が訪れるのを待機する。
【0076】 結婚等により名字が変わった場合 ステップB1で更新要求者20が支社等に訪れると、ス
テップB2で更新要求者20が支社の窓口に従業者証更
新のための更新申請書40及び旧従業者証30を提出す
る。この更新申請書40は支社の係官によって受理され
る。その後、ステップB3で支社の係官によって旧従業
者証30がイメージスキャナーなどにより読み取られ、
その更新要求者20の個人認識番号IDや、個人情報D
2が読み取られる。個人認識番号ID及び個人情報D2
は発行管理装置100に転送される。
【0077】そして、ステップB4で更新申請書40の
内容と従業者証30の記載事項に変更があるか否かが係
官によって判断される。この例では更新要求者20が結
婚等により名字が変わっているので、記載事項の変更処
理が必要となる。従って、従業者証30の住所、名前等
の記載事項に変更がある場合にはステップB5に移行し
てその変更があった部分の記載事項が訂正される。
【0078】例えば、図10に示すサブルーチンをコー
ルしてそのステップC1で旧姓の記録があるかがチェッ
クされる。旧姓の記録が有る場合には、ステップC2に
移行してその旧姓に係る文字情報D22の書き換えが禁
止処理される。旧姓に係る文字情報D22をプロテクト
した後に、ステップC3に移行して、個人情報D2=D
21+(D22)+D23・・・・が読み出される。そ
の後、ステップC5に移行する。
【0079】この例では今回の更新により更新要求者2
0の名字が変わったことが明確になって、ステップC1
からステップC4へ移行し、個人情報D2=D21’+
D23・・・・を読み出した後にステップC5に移行す
る。ステップC5では記載変更があった箇所が訂正され
る。この例では結婚前の本名に係る文字情報D21’が
旧姓に係る文字情報D22にシフトし、結婚後の新たな
本名に係る情報D21が追加される。記載事項訂正後の
個人情報D2はファイリング装置55に転送されると共
に、本社のコンピユータ1に転送される。
【0080】その後、図9のメインルーチンにリターン
してそのステップB6で発行管理装置100から本社の
コンピユータ1へ照会処理がなされる。本社ではID情
報管理用のデータベース15から従業者証30の発行に
関して、例えば欠格事由者の個人情報D2が読み出さ
れ、このID情報データベース15による欠格事由者の
個人情報D2と、照会があった発行管理装置100から
の更新要求者20の個人情報D2とが比較照合され、こ
の比較照合結果に基づいて照会があった発行管理装置1
00に対して従業者証30の発行許可が与えられる。
【0081】その後、ステップB7で本社からの発行許
可が支社の発行管理装置100によって受信される。そ
の後、ステップB8に移行して本社のデータベース15
が更新され、その後、ステップB9では更新要求者20
の顔画像が撮影装置4で撮影される。そして、ステップ
B10に移行して新しい従業者証30が作成される。
【0082】例えば、図11に示すサブルーチンをコー
ルしてそのフローチャートのステップE1で図7に示し
た従業者証プリンタ6の生カード供給部42から1枚の
従業者証用の生カード基板30’が取り出される。その
後、搬送ベルト装置41上で左側から右側にその生カー
ド30基板’が搬送される。この間にステップE2で画
像形成部43によってその所定領域P3に更新要求者2
0の氏名(本名と旧姓)や、従業者証更新発行日などが
記録され、その画像形成領域P4に更新要求者20の顔
画像が形成される。
【0083】そして、ステップE3で上述の項目が形成
された生カード基板30’は、搬送ベルト装置41の下
流側に設けられた画像チェック部46によって、更新要
求者20の顔写真や、氏名、更新日などが誤っていない
かチェックされる。このチェックで不合格となった場合
にはステップE4に移行してその生カード基板30’が
ピックアップされて除去された後に、ステップE1に戻
って再度、生カード供給部42から1枚の従業者証用の
生カード基板30’が取り出される。以後、上述のステ
ップE2で所定の処理が行われる。従って、ステップE
3でチェック合格となった生カード基板30’はカード
供給手段60から保護シート付与部50に移動される。
【0084】その後、ステップE5では情報チェック部
48の下流側に設けられた保護シート付与部50によっ
て、生カード基板30’にフィルム状の保護シート51
が供給される。この保護シート51は真空熱プレス装置
52によって、表面シート25と位置合わせされ、その
後、その生カード基板30’と保護シート51とが接着
シートを介して加熱圧着される。
【0085】そして、冷却部53で生カード基板30’
が常温に至る程度に冷却される。これにより、氏名欄に
本名と旧姓を並べて記録した新たな従業者証30がステ
ップE6で排出される(図6参照)。その後、図9のメ
インルーチンのステップB10にリターンして、本名と
旧姓入りの新たな従業者証30が更新要求者20に交付
される。
【0086】その交付後の更新に至るまでに住所移転
等した場合この場合には、ファイリング装置55や本社
のデータベース15には旧姓に係る文字情報D22が既
に登録されている。ステップB1で更新要求者20が支
社等に訪れると、ステップB2で支社の窓口において更
新申請書40が受理される。その後、ステップB3で旧
従業者証30がイメージスキャナーなどにより読み取ら
れ、その更新要求者20の個人認識番号IDや個人情報
D2などが読み取られる。そして、ステップB4で更新
申請書40の内容と従業者証30の記載事項に変更があ
るか否かが係官によって判断される。この例では更新要
求者20が住所を変更しているので、ステップB5に移
行して記載事項の変更処理がなされる。
【0087】例えば、図10に示したサブルーチンをコ
ールしてそのステップC1で旧姓の記録があるかがチェ
ックされる。この例では前回の更新時に旧姓の記録がな
されているので、ステップC2に移行してその旧姓に係
る文字情報D22の書き換えが禁止処理される。旧姓に
係る文字情報D22をプロテクトした後に、ステップC
3に移行して、個人情報D2=D21+(D22)+D
23・・・・が読み出される。その後、ステップC5に
移行して、更新要求者20の住所情報D26が訂正され
る。
【0088】この例では住所移転前の住所情報D26’
が新たな移転先の住所地に係る住所情報D26に訂正さ
れる。記載事項訂正後の個人情報D2はファイリング装
置55に転送されると共に、本社のコンピユータ1に転
送される。その後、図9のメインルーチンにリターンし
てそのステップB6で照会処理がなされ、その結果、ス
テップB7で本社からの発行許可が支社の発行管理装置
100によって受信される。
【0089】そして、ステップB8に移行して本社のデ
ータベース15が更新され、その後、ステップB9では
更新要求者20の顔画像が撮影装置4で撮影される。そ
して、ステップB10に移行して新しい従業者証30が
作成される。その後、図9のメインルーチンのステップ
B10にリターンして、本名と旧姓入りの新たな従業者
証30が更新要求者20に交付される。そして、ステッ
プB11に移行して例えばその日の業務を終了する場合
は、当該従業者証更新システム201による制御を終了
する。その日の従業者証更新発行処理が終了していない
場合にはステップB1に戻ってそのステップB1からス
テップB10を繰り返し実行するようになされる。
【0090】このように、本発明に係る実施例としての
従業者証更新システム201によれば、更新要求者20
の個人情報D2を記録した従業者証30を更新発行する
場合に、上述した発行管理装置100が応用されるの
で、「本名と旧姓とを従業者証に記録する」を選択され
た場合は、旧姓に係る文字情報D22の書き換え禁止処
理が施された後に、個人認識番号IDに続いて個人情報
D2=D21+(D22)+・・・・が読み出される。
【0091】なお、「本名のみを従業者証に記録する」
が選択された場合には、旧姓に係る文字情報D22を除
く個人情報D2=D21+D23・・・・が読み出さ
れ、個人認識番号ID、顔画像情報D1及び個人情報D
2に基づいて従業者証30が更新発行される。
【0092】従って、更新要求者20の希望により従業
者証30に本名と旧姓とを記録できるばかりか、当該従
業者証30の更新時に生年月日(錯誤)や、住所(移転
等)、本籍地(除籍等)、従業者証発行条件などの個人
情報D2に変更が生じた場合、これらの個人情報D2の
書き換えは可能になるが、旧姓に係る文字情報D22は
書き換え禁止の処理が採られているので、旧姓に係る文
字情報D22の上書きによる従業者証作成時の誤植を防
止できる。
【0093】また、本実施例では従業者証30の更新シ
ステムについて説明したが、これに限られることはな
く、本発明は顔画像の入ったキャッシュカード、社員
証、学生証、外国人登録証、身分証明証、パスポート及
び各種運転免許証などのIDカード発行システムについ
ても応用することができる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るID
カードの発行管理装置によれば、発行要求者の個人情報
を記録したIDカードを発行管理する場合に、その発行
要求者の本名及び旧姓に係る文字情報の読出し書込みを
制御する制御装置を備え、この制御装置は少なくとも
「本名と旧姓とをIDカードに記録する」を選択された
場合、その旧姓に係る文字情報の書き換えを禁止すると
共に、本名及び旧姓に係る文字情報を読み出すように制
御するものである。
【0095】この構成によって、発行要求者の希望によ
りIDカードに本名と旧姓とを記録できるばかりか、当
該IDカードの更新時に住所などの個人情報に変更が生
じた場合、これらの個人情報の書き換えは可能になる
が、旧姓に係る文字情報は書き換え禁止の処理が採られ
ているので、旧姓に係る文字情報の上書きによるIDカ
ード作成時の誤植を防止できる。
【0096】本発明に係るIDカードの発行管理方法に
よれば、発行要求者の個人情報を記録したIDカードを
発行管理する際に、発行要求者の本名及び旧姓に係る文
字情報を予め登録し、IDカードを発行するときに、発
行要求者に「本名と旧姓とをIDカードに記録する」又
は「本名のみをIDカードに記録する」のいずれかを選
択させ、「本名と旧姓とをIDカードに記録する」を選
択された場合は、その旧姓に係る文字情報の書き換え禁
止処理を施すと共に、本名及び旧姓に係る文字情報を読
み出すようになされる。
【0097】この構成によって、旧姓に係る文字情報以
外の文字情報の書き換えは可能になるが、旧姓に係る文
字情報は書き換え禁止処理が施されるので、旧姓に係る
文字情報の上書きによるIDカード作成時の誤植を防止
できる。
【0098】本発明に係るIDカード発行システムによ
れば、発行要求者の個人情報を記録したIDカードを発
行する場合に、発行要求者の顔画像及びIDカードの発
行管理する発行管理装置を備え、この発行管理装置は、
少なくとも、発行要求者の本名及び旧姓に係る文字情報
を予め登録し、IDカードを発行するときに、発行要求
者に「本名と旧姓とをIDカードに記録する」又は「本
名のみをIDカードに記録する」のいずれかを選択さ
せ、「本名と旧姓とをIDカードに記録する」を選択さ
れた場合は、旧姓に係る文字情報の書き換え禁止処理を
施すと共に、本名及び旧姓に係る文字情報を読み出すも
のである。
【0099】この構成によって、発行要求者の希望によ
りIDカードに本名と旧姓とを記録できるばかりか、当
該IDカードの更新時に住所などの個人情報に変更が生
じた場合、これらの個人情報の書き換えは可能になる
が、旧姓に係る文字情報は書き換え禁止の処理が採られ
ているので、旧姓に係る文字情報の上書きによるIDカ
ード作成時の誤植を防止できる。
【0100】この発明は、キャッシュカード、顔写真の
入った会員証、社員証、従業者証、学生証、身分証明
書、パスポート、外国人登録証及び各種運転免許証など
のIDカードの自動発行システムに適用して極めて好適
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態としてのIDカードの発
行管理装置100の構成例を示すブロック図である。
【図2】発行管理装置100における処理例を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明に係る実施形態としてのIDカード発行
システム200の構成例を示すブロック図である。
【図4】本発明に係る実施例としての旧姓記録機能付き
の従業者証更新システム201の構成例を示すイメージ
図である。
【図5】更新申請書の40の構成例を示すイメージ図で
ある。
【図6】従業者証30の構成例を示すイメージ図であ
る。
【図7】従業者証プリンタ6の構成例を示す概念図であ
る。
【図8】ファイリング装置55における記録例を示すイ
メージ図である。
【図9】従業者証更新システム201における処理例を
示すフローチャートである。
【図10】記載事項の変更処理例を示すフローチャート
(サブルーチン)である。
【図11】従業者証30の作成時の処理例を示すフロー
チャート(サブルーチン)である。
【図12】従来方式の従業者証発行システム10の構成
例を示す概念図である。
【符号の説明】
6 従業者証プリンタ(カード作成手段) 11 記憶装置 12 制御装置 13 操作手段 14 カード作成装置 15 データベース 22 情報記録媒体 30 IDカード(従業者証) 40 更新申請書 55 ファイリング装置 100 発行管理装置 200 IDカード発行システム 201 従業者証更新システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 HB01 HB02 HB03 HB09 JB02 KA06 KA37 KA45 LA04 LA20 LA24 LA33 LB46 5B049 CC16 DD00 DD01 DD05 EE07 EE23 FF02 FF03 FF04 FF08 FF09 5B058 CA25 KA02 KA05 KA08 YA20

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発行要求者の個人情報を記録したIDカ
    ードを発行管理する装置であって、 前記発行要求者の本名及び旧姓に係る文字情報を記憶す
    る記憶装置と、 前記記憶装置に関して本名及び旧姓に係る文字情報の読
    出し書込みを制御する制御装置と、 前記制御装置に対して前記「本名と旧姓とをIDカード
    に記録する」又は前記「本名のみをIDカードに記録す
    る」のいずれかを選択するように操作される操作手段と
    を備え、 前記制御装置は、少なくとも、 前記操作手段の選択操作に応じて前記「本名と旧姓とを
    記録する」を選択された場合は、前記旧姓に係る文字情
    報の書き換えを禁止すると共に、前記記憶装置から本名
    及び旧姓に係る文字情報を読み出すように制御すること
    を特徴とするIDカードの発行管理装置。
  2. 【請求項2】 前記操作手段は、 前記発行要求者の旧姓に係る文字情報を該発行要求者の
    本名を含む個人情報と共に前記記憶装置に記憶するよう
    に操作されることを特徴とする請求項1に記載のIDカ
    ードの発行管理装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶装置は、 前記発行要求者の旧姓に係る文字情報と該発行要求者の
    本名を含む個人情報とを係合付けて記憶することを特徴
    とする請求項1に記載のIDカードの発行管理装置。
  4. 【請求項4】 発行要求者の個人情報を記録したIDカ
    ードを発行管理する方法であって、 前記発行要求者の本名及び旧姓に係る文字情報を予め登
    録し、 前記IDカードを発行するときに、 前記発行要求者に「本名と旧姓とをIDカードに記録す
    る」又は「本名のみをIDカードに記録する」のいずれ
    かを選択させ、 前記「本名と旧姓とをIDカードに記録する」を選択さ
    れた場合は、前記旧姓に係る文字情報の書き換え禁止処
    理を施すと共に、前記本名及び旧姓に係る文字情報を読
    み出すことを特徴とするIDカード発行管理方法。
  5. 【請求項5】 前記発行要求者の旧姓に係る文字情報を
    該発行要求者の本名を含む個人情報と共に登録すること
    を特徴とする請求項4に記載のIDカードの発行管理方
    法。
  6. 【請求項6】 前記発行要求者の旧姓に係る文字情報と
    該発行要求者の本名を含む個人情報とを係合付けて管理
    することを特徴とする請求項4に記載のIDカードの発
    行管理方法。
  7. 【請求項7】 前記IDカードを発行する当たって前記
    発行要求者の顔を撮影する場合であって、 前記発行要求者の顔撮影時に、 前記発行要求者の希望により旧姓に係る文字情報を入力
    するようにしたことを特徴とする請求項4に記載のID
    カードの発行管理方法。
  8. 【請求項8】 前記発行要求者の顔撮影時に、 前記発行要求者の個人情報に係る記載変更事項を受け付
    けることを特徴とする請求項7に記載のIDカードの発
    行管理方法。
  9. 【請求項9】 発行要求者の個人情報を記録したIDカ
    ードを発行するシステムであって、 前記発行要求者の顔画像を撮影する撮影装置と、 前記撮影装置による顔画像情報に基づいてIDカードの
    発行管理をする発行管理装置と、 前記発行管理装置による顔画像情報及び発行要求者の個
    人情報に基づいて顔画像入りのIDカードを作成するI
    Dカード作成装置とを備え、 前記発行管理装置は少なくとも、 前記発行要求者の本名及び旧姓に係る文字情報を予め登
    録し、 前記IDカードを発行するときに、前記発行要求者に
    「本名と旧姓とをIDカードに記録する」又は「本名の
    みをIDカードに記録する」のいずれかを選択させ、 前記「本名と旧姓とをIDカードに記録する」を選択さ
    れた場合は、前記旧姓に係る文字情報の書き換え禁止処
    理を施すと共に、前記本名及び旧姓に係る文字情報を読
    み出すようになされることを特徴とするIDカード発行
    システム。
  10. 【請求項10】 前記発行管理装置は、 前記発行要求者の本名及び旧姓に係る文字情報を記憶す
    る記憶装置と、 前記記憶装置に関して本名及び旧姓に係る文字情報の読
    出し書込みを制御する制御装置と、 前記制御装置に対して前記「本名と旧姓とをIDカード
    に記録する」又は前記「本名のみをIDカードに記録す
    る」のいずれかを選択するように操作される操作手段と
    を有し、 前記制御装置は、少なくとも、 前記操作手段による選択操に応じて前記「本名と旧姓と
    をIDカードに記録する」を選択された場合は、前記旧
    姓に係る文字情報の書き換えを禁止すると共に、前記記
    憶装置から本名及び旧姓に係る文字情報を読み出すよう
    に制御することを特徴とする請求項9に記載のIDカー
    ド発行システム。
  11. 【請求項11】 前記操作手段は、 前記発行要求者の旧姓に係る文字情報を該発行要求者の
    本名を含む個人情報と共に前記記憶装置に記憶するよう
    に操作されることを特徴とする請求項10に記載のID
    カード発行システム。
  12. 【請求項12】 前記記憶装置は、 前記発行要求者の旧姓に係る文字情報と該発行要求者の
    本名を含む個人情報とを係合付けて記憶することを特徴
    とする請求項10に記載のIDカード発行システム。
  13. 【請求項13】 前記撮影装置は、 前記発行要求者の顔の撮影時に、 前記発行要求者の希望により旧姓に係る文字情報を入力
    するようにしたことを特徴とする請求項9に記載のID
    カード発行システム。
  14. 【請求項14】 前記撮影装置は、 前記発行要求者の個人情報に係る記載変更事項を受け付
    けることを特徴とする請求項9に記載のIDカード発行
    システム。
  15. 【請求項15】 前記撮影装置により受け付けられた前
    記発行要求者の個人情報を記憶するファイリング装置
    と、 前記ファイリング装置から転送された前記発行要求者の
    個人情報を格納するデータベースとが設けられることを
    特徴とする請求項9に記載のIDカード発行システム。
  16. 【請求項16】 前記撮影装置により受け付けられた前
    記発行要求者の個人情報を記憶する情報記録媒体と、 前記情報記録体から読み出した前記発行要求者の個人情
    報を格納するデータベースとが設けられることを特徴と
    する請求項9に記載のIDカード発行システム。
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