JP2002019255A - 潜像表示媒体 - Google Patents

潜像表示媒体

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JP2002019255A JP2000209582A JP2000209582A JP2002019255A JP 2002019255 A JP2002019255 A JP 2002019255A JP 2000209582 A JP2000209582 A JP 2000209582A JP 2000209582 A JP2000209582 A JP 2000209582A JP 2002019255 A JP2002019255 A JP 2002019255A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で意匠性が高く、判別器具等を使用する
必要もなく、また、複写機やスキャナーを使用した偽造
も防止することができる潜像表示媒体を提供する。 【解決手段】 所定のピッチで万線状に印刷した直線L
1,L2と、直線のピッチと同ピッチの万線状のエンボ
スとを平行に形成する。エンボスは、背景領域A1のエ
ンボスと、背景領域A1に対してエンボスの位相が略半
ピッチずれた潜像領域A2のエンボスとがあり、正面か
ら観察すると、直線L1,L2のみが観察され、背景領
域A1と潜像領域A2との区別が付かず、斜めから観察
すると、潜像領域A2が背景領域A1と区別して観察す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、観察する角度を変
更することにより、潜像を表示することができる潜像表
示媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常は、視認することができず、特定の
手法を用いると、視認することができる像を表示するこ
とができる潜像表示媒体は、偽造防止のための手法とし
て用いられたり、その表示によって、意匠性を向上させ
るために用いられている。たとえば、特公昭56−19
273号公報に記載の手法によれば、万線状の凹版印刷
で、部分的にインキの盛り量に高低をつけて、又は、万
線方向をパターン状に異ならせて、潜像を表示してい
た。また、隠し絵柄印刷といわれる手法では、表示すべ
き文字素と他の部分を、位相や角度、ピッチを変えた万
線模様によって表現し、対応するピッチの万線スクリー
ンを介して見ることにより、モアレで文字等を表示して
いた。一方、いわゆるコピー牽制印刷が、潜像を利用し
て偽造防止を行う手法として知られている。この手法で
は、大きさの異なる2種類の網点を使用し、一方を複写
機で解像できる網点とし、他方を解像できない網点とす
ることにより、コピーすると浮かび上がる警告文字やマ
ーク等の潜像を表示していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した特公
昭56−19273号公報に記載の従来の潜像表示媒体
は、凹版印刷機を使用するためインキを大量に使用し、
また、用紙にも制限があり、生産効率が悪く、価格が高
価であるという問題点があった。また、隠し絵柄印刷に
よる従来の潜像表示媒体は、潜像の判別に器具(万線ス
クリーン)が必要であるという問題点があった。その
上、近年の複写機・スキャナー技術の目覚しい発展によ
り、画像を取り込んでコンピューター処理し複製・再現
することが可能となったという問題点もあった。更に、
コピー牽制印刷による従来の潜像表示媒体は、デザイン
性(意匠性)に乏しく、目視でもよく観察すると確認で
きてしまうという問題点があった。また複写機、スキャ
ナーの解像度向上により、複製を作成することが簡単に
なっているという問題点もあった。
【0004】本発明の課題は、安価で意匠性が高く、判
別器具等を使用する必要もなく、また、複写機やスキャ
ナー等を使用した偽造も防止することができる潜像表示
媒体を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。すな
わち、請求項1の発明は、基材と、前記基材の色以外の
少なくとも一色で直線(L1,L2)を並べて、前記基
材表面に印刷した万線状の印刷と、前記印刷が施されて
いる面上にあって、規則的に配置されたエンボスを有し
た背景領域(A1)と、前記背景領域のエンボスと同様
なエンボスを、前記背景領域に対して前記直線との位置
関係が異なるように配置し、斜めから観察したときに、
前記背景領域のエンボスの陰側とならずに、視認するこ
とができる前記基材の色及び/又は前記直線の色と異な
る割合で前記基材の色及び/又は前記直線の色を視認す
ることができる潜像領域(A2)とを備える潜像表示媒
体である。
【0006】請求項2の発明は、基材と、前記基材の色
以外の少なくとも一色で所定の幅を有した直線(L1,
L2)を所定のピッチで並べて、前記基材表面に印刷し
た万線状の印刷と、前記印刷が施されている面上にあっ
て、前記直線と平行かつ同一ピッチの万線状のエンボス
を有した背景領域(A1)と、前記背景領域のエンボス
と同一のピッチ及び形状のエンボスを、前記エンボス領
域のエンボスに対して位相を略半ピッチずらして配置し
た領域であって、正面から観察すると、前記背景領域と
の見分けが困難であり、前記直線と交差する斜め方向か
ら観察すると、前記背景領域との見分けがつき、潜像と
して現れる潜像領域(A2)とを備える潜像表示媒体で
ある。
【0007】請求項3の発明は、請求項2に記載の潜像
表示媒体において、前記直線(L3)の色と前記基材
(L4)の色の境界線又は前記直線(L1,L2)同士
の色の境界線が、前記背景領域(A1)及び/又は前記
潜像領域(A2)のエンボスの凸部及び/又は凹部の略
中央に有ることを特徴とする潜像表示媒体である。
【0008】請求項4の発明は、基材と、前記基材の色
以外の少なくとも一色で所定の幅を有した直線(L1,
L2)を所定のピッチで並べて、前記基材表面に印刷し
た万線状の印刷と、前記印刷が施されている面上にあっ
て、前記直線と平行かつ近似したピッチの万線状のエン
ボスを有した背景領域(A1)と、前記背景領域のエン
ボスと平行であると共に近似したピッチ及び形状のエン
ボスを、前記エンボス領域のエンボスに対して位相を略
半ピッチずらして配置した領域であって、正面から観察
すると、前記背景領域との見分けが困難であり、前記直
線と交差する斜め方向から観察すると、前記背景領域と
の見分けがつき、潜像として現れる潜像領域(A2)と
を備える潜像表示媒体である。
【0009】請求項5の発明は、請求項2から請求項4
までのいずれか1項に記載の潜像表示媒体において、前
記直線(L1,L2)の幅及び/又は色を部分的に変化
させることにより、正面から観察したときに、見分ける
ことができる前記潜像以外の図柄(P1,P2,P3)
を有することを特徴とする潜像表示媒体である。
【0010】請求項6の発明は、請求項1から請求項5
までのいずれか1項に記載の潜像表示媒体において、前
記エンボスは、前記万線状の直線が印刷された後に形成
されていることを特徴とする潜像表示媒体である。
【0011】請求項7の発明は、請求項1から請求項6
までのいずれか1項に記載の潜像表示媒体において、前
記直線(L1,L2)は、微細なピッチにより形成さ
れ、前記エンボスは、微細な凹凸により形成されている
ことを特徴とする潜像表示媒体である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照しながら、本
発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。 (第1実施形態)第1実施形態では、黄色と青色の直線
を万線状に印刷した紙に、万線状のエンボスを施し、斜
めから観察したときにのみ、「ABC」の文字を潜像と
して表示することができる潜像表示媒体を作成した。図
1(a)は、第1実施形態における万線状の印刷を説明
する図である。潜像表示媒体は、厚さ100μmの上質
紙を基材とし、表面に直線L1と直線L2を有してい
る。直線L1は、黄色のインキにより印刷された幅B1
=250μmの直線であり、直線L2は、青色のインキ
により印刷された幅B2=200ミクロンの直線であ
る。直線L1,L2は、ピッチP=450μmの間隔を
有した万線状のパターンとなるように、オフセット印刷
により、印刷した。なお、本実施形態では、2本の直線
を色を変えて印刷しているが、図1(b)に示すよう
に、基材の色をそのまま直線L4として利用して、直線
L3のみを印刷してもよい。
【0013】図2は、潜像表示媒体のエンボスを説明す
る図である。図2中で、実線は、エンボスの凸部を示
し、実線以外の部分は、凹部を示すものとする。また、
図2では、理解を容易にするために、直線L1,L2を
省略して示している。潜像表示媒体は、背景領域A1
と、潜像領域A2とを有している。背景領域A1は、エ
ンボスを万線状に形成された領域である。エンボスは、
凹凸の高低差が20〜100μmであり、この凹凸をピ
ッチP=450μmの間隔とし、直線L1,L2と平行
になるように形成されている。
【0014】潜像領域A2は、背景領域A1と同形状の
エンボスを、背景領域A1のエンボスに対して1/2ピ
ッチずらし、かつ平行に形成した領域である。潜像領域
A2は、領域の外形が潜像として表示するための形状を
しており、本実施形態では、「ABC」の文字の形状を
している。背景領域A1及び潜像領域A2に対するエン
ボスの形成は、基材に9.8〜9800MPa(10〜
1000kgf/cm2 )程度の圧力を加えて行った。
なお、エンボスの形成は、圧力を加えながら、60〜2
00℃の熱を同時に加える熱圧により行ってもよい。
【0015】図3は、図2中で、破線で囲んだ領域αを
拡大して示した図である。図3(e)は、斜視図であ
り、図3(c)は、C−C’断面であり、図3(d)
は、D−D’断面である。背景領域A1のエンボスは、
凸部の頂点付近に直線L1と直線L2との境界線が位置
するように設けられている。直線L1と直線L2の幅
は、ほぼ等しいので、潜像領域A2の凸部の頂点付近に
も、直線L1と直線L2との境界線が位置している。
【0016】図3(a)は、領域αを、真上から観察し
た場合の見え方を拡大して示した図である。この領域α
を、真上(正面)から観察すると、エンボスの影響を受
けずに、直線L1及び直線L2がそのままの形状で視認
される。直線L1,L2は、微細な線であるので、少し
離れて真上から観察すると、黄色と青色とが合成されて
見えるので緑一色に見え、潜像を確認することはできな
い。
【0017】図3(b)は、矢印B側の斜め方向からα
領域を観察した場合の見え方を拡大して示した図であ
る。背景領域A1では、エンボスによる凸部の矢印B側
に直線L2が印刷され、矢印B’側に直線L1が印刷さ
れているので、矢印B側の斜め方向から観察すると、背
景領域A1で視認される直線は、L2が大半を占める。
反対に、潜像領域A2では、エンボスによる凸部の矢印
B側に直線L1が印刷され、矢印B’側に直線L2が印
刷されているので、矢印B側の斜め方向から観察する
と、潜像領域A2で視認される直線は、L1が大半を占
める。したがって、矢印B側の斜め方向からα領域を観
察すると、背景領域A1は、青色又は青色が強い緑色に
見え、潜像領域A2は、黄色又は黄色が強い緑色に見え
る。よって、背景領域A1と潜像領域A2とを区別する
ことができる。
【0018】図3(b)は、矢印B’側の斜め方向から
α領域を観察した場合の見え方を拡大して示した図であ
る。矢印B’側から観察する場合には、エンボスの凸部
の見える側面が、先の矢印B側の場合と逆側になる。し
たがって、矢印B’側の斜め方向からα領域を観察する
と、背景領域A1は、黄色又は黄色が強い緑色に見え、
潜像領域A2は、青色又は青色が強い緑色に見える。つ
まり、矢印B側から観察した場合の逆の色のパターンと
なって、背景領域A1と潜像領域A2とを区別すること
ができる。
【0019】図4は、潜像表示媒体の全体を観察した場
合の表示を説明する図である。図2に示したように、潜
像領域A2は、外形が「ABC」となっているので、潜
像表示媒体全体を正面から観察すると、黄色と青色とが
混ざって緑色に観察され〔図4(a)〕、矢印B側から
観察すると、青い背景の中に黄色い「ABC」が浮かび
上がり〔図4(b)〕、矢印B’側から観察すると、黄
色い背景の中に青い「ABC」が浮かび上がって〔図4
(b’)〕視認することができる。
【0020】本実施形態によれば、万線状の印刷と同じ
ピッチの万線状のエンボスを、ピッチが1/2ピッチ異
なる2領域設け、エンボスの凸部の頂点付近を中心に万
線状の印刷を振り分けたので、正面から観察すると視認
できない潜像を、斜め方向から観察する場合にのみ表示
することができ、観察角度により色が変化して観察され
る。特に、潜像表示媒体とのなす角を浅い角度とした斜
め方向から観察する場合、背景領域A1及び潜像領域A
2の各々の見える範囲は、ほぼ一色となるので、潜像を
鮮明に表示することができる。このように、本実施形態
によれば、意匠性に優れたデザインをすることができ
る。
【0021】また、複写機やスキャナー等を利用して複
製をしても、立体的な形状は、複製されないので、潜像
の複製ができない。したがって、安易な複製を防止する
ことができる。更にまた、万線状の印刷は、エンボスを
形成する前に行うことができ、特に特殊な印刷工程を必
要としない。したがって、万線の印刷方法については、
解像度の再現以外に何ら制限が無く、オフセット等通常
の印刷の他、各種プリンター等の出力印字、転写による
対応が可能である。もちろん、凹版印刷による潜像パタ
ーン形成とは異なって、万線パターンの印刷に大量のイ
ンキを使用したり、インキ盛り量の複雑な管理も必要と
しない。したがって、非常に安価に製造することができ
る。
【0022】(第2実施形態)第2実施形態では、第1
実施形態における背景領域A1及び潜像領域A2のエン
ボス自体と万線状の印刷自体により、文字を形どって形
成した形態である。なお、以下の各実施形態の説明にお
いて、第1実施形態と共通する部分については、同一の
符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
【0023】直線L1は、黄色のインキにより印刷され
た幅B1=250μmの直線であり、直線L2は、青色
のインキにより印刷された幅B2=200ミクロンの直
線である。直線L1,L2は、ピッチP=450μmの
間隔を有した万線状のパターンを、外形が「S」の文字
となるように印刷した。エンボスは、同じくピッチ45
0μmの万線状で、背景領域A1は、外形が先の万線状
の印刷と同じ「S」の文字となるように重ねて形成され
ている。また、潜像領域A2は、星の形状に位相を1/
2ピッチずらして星の潜像パターンを形成した万線状凹
凸を基材にエンボスし、星形状の潜像絵柄を含む潜像表
示媒体を作製した。
【0024】図5は、本実施形態による潜像表示媒体を
観察した場合の見え方を説明する図である。正面から観
察されるのは、万線状の印刷のみであり、黄色と青色が
合成された緑色を呈する「S」の文字が観察される〔図
5(a)〕。斜めから観察すると、背景領域A1の色で
視認することができる「S」の文字の中に、潜像領域A
2の星形状が背景領域A1と色を区分して観察できる
〔図5(b),図5(b’)〕。このとき、方向Bと方
向B’とでは、第1実施形態と同様に、背景領域A1及
び潜像領域A2の色が青色及び黄色の組み合わせが反対
となる。
【0025】本実施形態によれば、万線状の直線自体で
も、文字を表現することができるので、情報量が増え、
意匠性も高い潜像表示媒体とすることができ、デザイン
の幅を更に広げることができる。
【0026】(第3実施形態)第3実施形態は、万線状
の直線L1,L2の幅を部分的に変化させることによ
り、潜像以外の図柄も表示する形態である。図6は、第
3実施形態における万線状の印刷を説明する図であり、
エンボスを省略して示している。第1実施形態と同様
に、青と黄のインキでピッチ450μmの万線状の直線
を厚さ100μmの上質紙に印刷した。直線の幅として
次表に示す3種類の組合せを用意し、見かけ上の黄緑の
濃淡が異なることを利用して「Flower」の文字及
び花の図柄を形成した。
【0027】
【表1】
【0028】エンボスは、第2実施形態と同じくピッチ
450μmの万線状で、背景領域A1は、潜像領域A2
以外の全面に形成されている。また、潜像領域A2は、
星の形状に位相を1/2ピッチずらして星の潜像パター
ンを形成した万線状凹凸を基材にエンボスし、星形状の
潜像絵柄を含む潜像表示媒体を作製した。正面から観察
すると、幅の異なる万線状の直線を印刷して形成した
「Flower」の文字が黄色が強い緑色に確認するこ
とができ、花の絵柄が青色が強い緑色に確認することが
できるのみであり、潜像の存在は確認できない。しか
し、斜めから観察すると、背景の色と潜像の星の色が、
黄と青に区分して観察することができる。
【0029】本実施形態によれば、万線状の直線を、部
分的に幅を変更して印刷したので、万線状の直線を印刷
した中にも、正面から見たときに図柄を表現することが
でき、更に情報量が増え、意匠性も高い潜像表示媒体と
することができるので、より一層デザインの幅を更に広
げることができる。
【0030】(第4実施形態)第4実施形態は、万線状
の直線L1,L2の色を部分的に変化させることによ
り、潜像以外の図柄も表示する形態である。図7は、本
実施形態における万線状の印刷を拡大して示した図であ
る。本実施形態では、第1実施形態と同様に、青と黄の
インキでピッチ450μmの万線状の直線を厚さ100
μmの上質紙に印刷した。直線L1を黄色とし、直線L
2を青色とするが、直線L2は、青色の部位L2Bのほ
かに、部分的に赤色の部位L2Rを設けている。直線L
2の部位L2B及び部位L2Rをパターン状に配し、
「DNP」の文字を形成し、これを多数並べて、地紋を
形成した。
【0031】エンボスは、第1実施形態と同じくピッチ
450μmの万線状で、背景領域A1は、潜像領域A2
以外の全面に形成されている。また、潜像領域A2は、
「ABC」の文字形状に位相を1/2ピッチずらして
「ABC」の文字の潜像パターンを形成した万線状凹凸
を基材にエンボスし、「ABC」の文字形状の潜像絵柄
を含む潜像表示媒体を作製した。正面から観察すると、
緑の背景に、直線L1の黄色と直線L2の赤色とが合成
されることにより、橙色の「DNP」の文字が確認する
ことができるのみであり、潜像の存在は確認できない。
しかし、斜めから観察すると、背景の色と潜像の「AB
C」の文字の色が、黄,青,赤が適宜合成された色に区
分して観察することができる。
【0032】本実施形態によれば、万線状の直線を、部
分的に色を変更して印刷したので、万線状の直線を印刷
した中にも、正面から見たときに異なる色の図柄を表現
することができる。したがって、更に色彩による情報量
も増え、美しく意匠性が高い潜像表示媒体とすることが
できるので、より一層デザインの幅を更に広げることが
できる。
【0033】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。 (1)各実施形態において、万線状の直線と、万線状の
エンボスとは、ピッチを同一にした例を示したが、これ
に限らず、例えば、直線のピッチに対してエンボスのピ
ッチをごく僅かにずらしてもよい。このようにした場
合、直線とエンボスとの位相が正確に合わずに、ずれて
形成されていても、潜像を表示することができ、斜めか
ら見たときに、背景領域及び潜像領域にグラデーション
が生じ、美しい表示をすることができる。
【0034】(2)各実施形態において、基材に上質紙
を使用する例を示したが、これに限らず、例えば、表面
の平滑性が高くて良く反射し視覚的効果を最大限に引き
出すために、コート紙やアート紙等でもよい。また、基
材は、紙に限る必要もなく、樹脂を用いてもよく、この
場合、樹脂は、熱圧でエンボスによる凹凸を記録・保持
できるよう、塩化ビニル、ウレタン、ポリアミド、ポリ
プロピレン、ポリスチレン、ポリエステル、ポリオレフ
ィン、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂が好ましい。更
に、基材には、金属等を用いても構わない。
【0035】(3)各実施形態において、万線状の直線
の形成は、オフセット印刷により行う例を示したが、こ
れに限らず、例えば、コーティング,グラビア,シル
ク,活版等による印刷でもよいし、転写やインクジェッ
トプリンタや静電記録プリンタにより印字出力する方法
でもよい。
【0036】(4)各実施形態において、上質紙にエン
ボスを施しただけの例を示したが、これに限らず、例え
ば、エンボスを記録・保持するため塩化ビニル、ウレタ
ン、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ
エステル、ポリオレフィン、ポリエチレン等の熱可塑性
樹脂を万線絵柄の上層に構成し、熱圧でエンボスしても
よい。また潜像の視覚的効果を最大限生かすため、真珠
光沢顔料や液晶顔料、金属光沢を有する顔料等反射率の
高い顔料をそれら樹脂に混ぜてインキ化し上層に構成し
てもよい。更に、アクリル系のUV硬化樹脂を半硬化の
状態でエンボスし、UVを照射して硬化させてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、基材表面に印刷した万線状の印刷と、規則的に配
置されたエンボスを有した背景領域と、斜めから観察し
たときに視認することができる潜像領域とを備えるの
で、意匠性に優れ、複写機、スキャナー等を利用して複
製をすることができない潜像表示媒体とすることができ
る。特に、潜像領域のエンボスを背景領域のエンボスに
対して、略半ピッチずらして配置したり、直線の色と基
材の色との境界線が、背景領域及び/又は潜像領域のエ
ンボスの凸部及び/又は凹部の略中央に有るようにする
ことにより、潜像を鮮明に表示することができる。逆
に、背景領域及び潜像領域を万線状の直線と平行かつ近
似したピッチの万線状のエンボスを有するようにすれ
ば、直線とエンボスとの位置がずれた場合であっても、
潜像を表示することができ、また、美しいグラデーショ
ンも同時に表示することができる。
【0038】また、直線の幅及び/又は色を部分的に変
化させれば、正面から観察したときに、見分けることが
できる潜像以外の図柄を表示することができ、意匠性を
更に高めることができる。
【0039】更に、エンボスは、万線状の直線が印刷さ
れた後に形成されることとするので、万線の印刷方法に
解像度の再現以外に何ら制限が無く、万線パターンの印
刷に大量のインキを使用したり、インキ盛り量の複雑な
管理も必要とせず、印刷工程を簡単にすることができ
る。
【0040】更にまた、直線及びエンボスは、微細であ
るので、普通に観察しただけでは、直線及びエンボスを
意識することなく、通常の印刷と区別されることがない
ので、意外性も備え、様々な用途に使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における万線状の印刷を説明する
図である。
【図2】潜像表示媒体のエンボスを説明する図である。
【図3】領域αを拡大して示した図である。
【図4】潜像表示媒体の全体を観察した場合の表示を説
明する図である。
【図5】第2実施形態における潜像表示媒体を観察した
場合の見え方を説明する図である。
【図6】第3実施形態における万線状の印刷を説明する
図である。
【図7】第4本実施形態における万線状の印刷を拡大し
て示した図である。
【符号の説明】
L1,L2 直線 A1 背景領域 A2 潜像領域
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月12日(2000.7.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 潜像表示媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/04 G09F 3/02 E G09F 3/02 G03G 21/00 554

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材と、 前記基材の色以外の少なくとも一色で直線を並べて、前
    記基材表面に印刷した万線状の印刷と、 前記印刷が施されている面上にあって、規則的に配置さ
    れたエンボスを有した背景領域と、 前記背景領域のエンボスと同様なエンボスを、前記背景
    領域に対して前記直線との位置関係が異なるように配置
    し、斜めから観察したときに、前記背景領域のエンボス
    の陰側とならずに、視認することができる前記基材の色
    及び/又は前記直線の色と異なる割合で前記基材の色及
    び/又は前記直線の色を視認することができる潜像領域
    と、 を備える潜像表示媒体。
  2. 【請求項2】 基材と、 前記基材の色以外の少なくとも一色で所定の幅を有した
    直線を所定のピッチで並べて、前記基材表面に印刷した
    万線状の印刷と、 前記印刷が施されている面上にあって、前記直線と平行
    かつ同一ピッチの万線状のエンボスを有した背景領域
    と、 前記背景領域のエンボスと同一のピッチ及び形状のエン
    ボスを、前記エンボス領域のエンボスに対して位相を略
    半ピッチずらして配置した領域であって、正面から観察
    すると、前記背景領域との見分けが困難であり、前記直
    線と交差する斜め方向から観察すると、前記背景領域と
    の見分けがつき、潜像として現れる潜像領域と、 を備える潜像表示媒体。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の潜像表示媒体におい
    て、 前記直線の色と前記基材の色の境界線又は前記直線同士
    の色の境界線が、前記背景領域及び/又は前記潜像領域
    のエンボスの凸部及び/又は凹部の略中央に有ること、 を特徴とする潜像表示媒体。
  4. 【請求項4】 基材と、 前記基材の色以外の少なくとも一色で所定の幅を有した
    直線を所定のピッチで並べて、前記基材表面に印刷した
    万線状の印刷と、 前記印刷が施されている面上にあって、前記直線と平行
    かつ近似したピッチの万線状のエンボスを有した背景領
    域と、 前記背景領域のエンボスと平行であると共に近似したピ
    ッチ及び形状のエンボスを、前記エンボス領域のエンボ
    スに対して位相を略半ピッチずらして配置した領域であ
    って、正面から観察すると、前記背景領域との見分けが
    困難であり、前記直線と交差する斜め方向から観察する
    と、前記背景領域との見分けがつき、潜像として現れる
    潜像領域と、 を備える潜像表示媒体。
  5. 【請求項5】 請求項2から請求項4までのいずれか1
    項に記載の潜像表示媒体において、 前記直線の幅及び/又は色を部分的に変化させることに
    より、正面から観察したときに、見分けることができる
    前記潜像以外の図柄を有すること、 を特徴とする潜像表示媒体。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5までのいずれか1
    項に記載の潜像表示媒体において、 前記エンボスは、前記万線状の直線が印刷された後に形
    成されていること、 を特徴とする潜像表示媒体。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6までのいずれか1
    項に記載の潜像表示媒体において、 前記直線は、微細なピッチにより形成され、 前記エンボスは、微細な凹凸により形成されているこ
    と、 を特徴とする潜像表示媒体。
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