JP2004202951A - 潜像を有する画像形成体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材30に、エンボスされた万線状凸部と、該凸部と同一ピッチで、かつ平行に、略1/4ピッチずらした1色の印刷網点12とで構成されている背景部7と、万線状凸部のうち、その凸部と略1/2ピッチずらして形成されている潜像部5とでなる一画像形成体に対し、この一画像形成体を構成する潜像部5の形状と異なる他の画像形成体が直交している潜像を有する画像形成体1で、それを左右斜め上から見ると潜像部5「T」が網点の色か白く見え、前後斜め上から見ると潜像部5「P」が白か網点の色に見えるようにしたものである。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、株券、商品券あるいはクレジットカード等有価証券の他、商品用の封印シールやタグ類に偽造・複製の防止用として施す印刷を含めた画像形成体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、株券、商品券さらにはクレジットカード等有価証券類の他、商品用の封印シールやタグ類に至るまで偽造・複製による不正使用を防止するため、精巧な印刷技術による印刷等が施されているのが一般的であったが、近年の偽造・複製による不正使用の頻発に鑑み、これら精巧な印刷等に加え特殊な偽造防止策が施されるようになってきた。
【0003】
この特殊な偽造防止策として、例えばホログラムを貼付けるたり、紫外線で発色する材料や画像を施して紫外線照射で真偽判定をする方法などがあり、あるいは、金属箔層に万線方向が異なる万線状凹凸パターン群が複数集合したエンボスパターンを形成したもので、見る角度を変化させると万線状凹凸パターン群の濃淡や輝きが変化する、所謂オパール効果を有する画像体として有価証券類等に貼付けたりする方法や、さらには所定のピッチで万線状に印刷した直線と、この直線と同一ピッチの万線状のエンボスでなる凸部とを平行に形成し、この凸部を略半ピッチずらして潜像部を形成した印刷物があり、これを斜めから観察すると潜像が現れる偽造防止技術がある。
【0004】
上記万線状のエンボスでなる凸部を有する偽造防止技術について、さらに詳しく説明すると、例えば図9(a)の拡大上面図および図1(b)の拡大斜視図に示すように、所定のピッチでなる印刷万線(10)と、この印刷万線(10)と同一ピッチでなり、かつこの印刷万線(10)に対し略1/4ピッチずらした万線状のエンボスでなる万線状凸部(20)が平行に形成され、この万線状凸部(20)に対し1/2ピッチずらして潜像万線状凸部(22)が形成されている印刷物である。この印刷物を上面から見ても何も見えないが、手前から見ると、万線状凸部(20)の部分が白く(基材の色として)見え、潜像万線状凸部(22)の部分が印刷万線(10)の色で浮かび上がって見え、逆に後側から見ると、万線状凸部(20)の部分が印刷万線(10)の色で見え、潜像万線状凸部(22)の部分が白く浮かび上がって見えるようにした偽造防止技術がある。
刷物がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−19255号公報
【0006】
以上いずれの方法も開発当時は、カラーコピー機やスキャナー等を駆使して複写物を作製しても、その複製は困難で偽造防止策として有効な技術であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最近では上記のホログラム技術や紫外線照射で真偽判定する技術は一般化されてきて、偽造・複製が比較的容易なものとなってきた。また、上記のオパール効果を利用した技術においても比較的容易に万線形状を読み取ることができ、この技術と機械があれば偽造・複製が容易なものとなってきた。さらにまた、上記の万線状のエンボスでなる凸部を有する偽造防止技術を利用した方法は、潜像部のパターン自体は比較的単純であるため、その偽造防止等に気付き、それなりの知見と技術のある者であれば容易に作製可能なものであり、偽造防止という点では問題のあるものであった。さらにまた潜像部が一つのパターンのみであるためデザイン性に制限があるという問題もあった。
【0008】
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決するものであり、その課題とするところは、有価証券類等に偽造防止策として施す画像形成体、特に万線状のエンボスでなる凸部を有する偽造防止技術を利用した画像形成体において、複製や偽造が困難で、かつデザイン性に自由度のある潜像を有する画像形成体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に於いて上記課題を達成するために、まず請求項1の発明では、基材の片面に、エンボスされた万線状の直線でなる凸部と、該凸部と同一ピッチで、かつ平行に、略1/4ピッチずらして少なくとも前記基材と異なる1色で印刷されている網点とで構成されている背景部と、
前記万線状の直線でなる凸部のうち、その凸部と略1/2ピッチずらして形成されている潜像部と、
でなる一画像形成体に対し、前記一画像形成体を構成する潜像部の形状と異なる他の画像形成体が角度を変えて交差していることを特徴とする潜像を有する画像形成体としたものである。
【0010】
上記請求項1の発明によれば、基材の片面に、エンボスされた万線状の直線でなる凸部と、該凸部と同一ピッチでかつ平行に、略1/4ピッチずらして少なくとも前記基材と異なる1色で印刷されている網点とで構成されている背景部と、前記万線状の直線でなる凸部のうち、その凸部と略1/2ピッチずらして形成されている潜像部とでなる一画像形成体に対し、潜像部の形状が異なる他の画像形成体を角度を変えて交差させて複雑化することによって、複製や偽造が困難で、かつ一画像形成体と他の画像形成体でなるので潜像部が複数のパターンとなるので、デザイン性に自由度が向上する潜像を有する画像形成体を提供することにある。
【0011】
また、請求項2の発明では、上記一画像形成体を構成している網点と、角度を変えて交差している他の画像形成体を構成している網点が共通であることを特徴とする請求項1記載の潜像を有する画像形成体としたものである。
【0012】
上記請求項2の発明によれば、一画像形成体を構成している網点と他の画像形成体を構成している網点を共通させることによって、印刷するための製版が容易で、かつ斜めから見た場合の潜像部と背景部とのコントラストが増し、真偽判定がし易くなる潜像を有する画像形成体とすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を説明する。
本発明は、有価証券類等の偽造・複製等による不正使用を防止するための偽造防止策が施された潜像を有する画像形成体であり、例えば図1(a)の模式的に表した概略説明図に示すように、紙でなる基材(30)の片面に、縦方向にエンボスされた万線状の直線でなる凸部と、その凸部と同一ピッチで、かつ平行に、略1/4ピッチずらして前記基材(30)と異なる1色で印刷されている印刷網点(12)とで構成されている背景部とこの凸部と略1/2ピッチずらして形成されて「T」の字を形成している潜像部とでなる画像形成体に対し、印刷網点(12)が共通で、潜像部が「P」の字である他の画像形成体が直角に交差している潜像を有する画像形成体(1)であり、これを上から見ると、紙でなる基材(30)上の印刷網点(12)のみが見え、左斜め上から見ると、図1(c)に示すように、背景部(7)が紙基材(30)の色である白く見え、潜像部(5)である「T」の字が印刷網点(12)の色で顕像化されて浮かび上がり、右斜め上から見ると、図1(b)に示すように、背景部(7)が印刷網点(12)の色で見え、潜像部(5)である「T」の字が紙基材(30)の色で白く顕像化されて浮かび上がるもので、さらに後ろ斜め上から見ると、図1(e)に示すように、背景部(7)が印刷網点(12)の色で見え、潜像部(5)である「P」の字が紙基材(30)の色で白く顕像化されて浮かび上がり、手前斜め上から見ると、図1(d)に示すように、背景部(7)が紙基材(30)の色である白く見え、潜像部(5)である「P」の字が印刷網点(12)の色で顕像化されて浮かび上がるもので、従来の前後方向からのみに比べ、潜像部(5)が顕像化されて浮かび上がるのが前後左右の4方向として、デザイン的効果を向上させるとともに、複雑化させているので、複製や偽造が困難な潜像を有する画像形成体(1)とするものである。
【0014】
上記事例では、2つの画像形成体を交差させたものであるが、3〜4つとすることも可能である。しかし、網点に対する万線状の凸部のエンボス見当精度や潜像部の顕像化された場合のコントラスト等の点から画像形成体の組み合わせは、実用上3つまでが限度である。
【0015】
以下に本発明の潜像を有する画像形成体(1)について図面を用いながら詳細に説明する。
【0016】
まず、例えば図2(a)の拡大上面図および図2(b)の拡大斜視図に示すように、基材(図示せず)面に、エンボスで得られた縦方向に延びる万線状凸部(20a)と、この万線状凸部(20a)と同一ピッチで、かつ平行に、略1/4ピッチずらして基材と異なる1色で印刷されている四角形の網点(12)とで構成されている背景部(7)と、この背景部(7)を構成している万線状凸部(20a)に対し、略1/2ピッチずらした潜像万線状凸部(22a)が形成されている潜像部(5)とでなる一画像形成体(1a)とし、その全体は、例えば図3の上面図に示すように、背景部(7)を構成している縦方向の万線状凸部(20a)と潜像部(5)が「T」の字を形成している潜像万線状凸部(22a)から構成されていて、これら万線状凸部(20a)と、潜像万線状凸部(22a)と同一ピッチで、かつ平行に、略1/4ピッチずらしてなる四角形の網点(図示せず)が形成されている一画像形成体(1a)である。
【0017】
さらに、例えば図4の拡大上面図に示すように、基材(図示せず)面に、エンボスで得られた横方向に延びる万線状凸部(20b)と、この万線状凸部(20b)と同一ピッチで、かつ平行に、略1/4ピッチずらして基材と異なる1色で印刷されている四角形の網点(12)とで構成されている背景部(7)と、この背景部(7)を構成している万線状凸部(20b)に対し、略1/2ピッチずらした潜像万線状凸部(22b)が形成されている潜像部(5)とでなる他の画像形成体(1b)とし、その全体は、例えば図5の上面図に示すように、背景部(7)を構成している横方向の万線状凸部(20b)と潜像部(5)が「P」の字を形成している潜像万線状凸部(22b)から構成されていて、これら万線状凸部(20b)と、潜像万線状凸部(22b)と同一ピッチで、かつ平行に、略1/4ピッチずらしてなる四角形の網点(図示せず)が形成されている他の画像形成体(1b)である。
【0018】
そこで、本発明では、例えば上記一画像形成体(1a)と他の画像形成体(1b)との組み合わせで、図6(a)の拡大上面図および図6(b)の拡大斜視図に示すように、縦方向の万線状凸部(20a)と横方向の万線状凸部(20b)とでなる背景部と、縦方向の潜像万線状凸部(22a)と横方向の潜像万線状凸部(22b)とでなる潜像部とで構成され、基材(図示せず)と四角形の網点(12)が共通している潜像を有する画像形成体(1)としたものである。
【0019】
上記本発明の潜像を有する画像形成体(1)の製造は、例えば上記一画像形成体(1a)と他の画像形成体(1b)とが共有する四角形の網点(12)を基材(30)の片面に印刷で施し、この網点(12)に見当を合わせて一画像形成体(1a)の縦方向の万線状凸部(20a)と縦方向の潜像万線状凸部(22a)とを、それらが形成されているエンボス版により押圧で施し、さらに、この網点(12)に見当を合わせて他の画像形成体(1b)の横方向の万線状凸部(20b)と横方向の潜像万線状凸部(22b)とをそれらが形成されているエンボス版により押圧で施して得られるか、あるいは上記一画像形成体(1a)の縦方向の万線状凸部(20a)および縦方向の潜像万線状凸部(22a)と、他の画像形成体(1b)の横方向の万線状凸部(20b)と横方向の潜像万線状凸部(22b)が形成されているエンボス版により1回の押圧で得ることもできる。
【0020】
上記本発明の潜像を有する画像形成体(1)を構成する基材(30)としては、天然繊維紙や合成紙あるいはプラスチックシート等エンボスが可能なものであればよく、例えば印刷適性を有する上質紙、中質紙、証券用紙等洋紙、あるいはマニラボール、白ボール等板紙が好適なものとして挙げられる。
【0021】
また、例えば図7に示すように、上記本発明の潜像を有する画像形成体(1)を構成する縦方向の万線状凸部(20a)と横方向の万線状凸部(20b)およびそれらと平行に、かつ略1/4ピッチずらして形成されている四角形の網点(12)のサイズとして、まず四角形の網点(12)の縦(x)、横(y)は、0.1mm〜2mmの範囲が好ましく、0.1mmに満たないと、網点(12)と万線状凸部(20a、20b)との見当合わせが困難となり、また2mmを越えると、通常の目視の状態で潜像部の付与が視認できるようになるので好ましくない。この網点(12)の縦(x)、横(y)のサイズに基づき縦方向の万線状凸部(20a)の幅(x)と横方向の万線状凸部(20b)の幅(y)が決まるものである。
【0022】
上記網点(12)は、四角形として、比較的大きな面積のものとし、潜像化にコントラストの点で優位なものとしたが、特にこの形状に限定するものではなくこの四角形に対応した円形あるいは楕円形であってもよい。
【0023】
また、例えば図8に示すように、背景部(7)を構成するピッチ幅(P)の縦方向の万線状凸部(20a)と潜像部(5)を構成する縦方向の潜像万線状凸部(22a)とのずらし幅(W)は、1/4〜3/4ピッチの範囲が好ましく、1/4ピッチに満たないと網点と万線状凸部(20a)あるいは潜像万線凸部(22a)との重なりの割合が低くなりすぎたり、一方では多くなりすぎたりし、逆に3/4ピッチを越えると網点と万線状凸部(20a)あるいは潜像万線凸部(22a)との重なりの割合が多くなりすぎたり、一方では低くなりすぎたりして、潜像部(5)の顕像化に際しコントラストに欠けることになるので好ましくない。
【0024】
さらにまた、上記万線状凸部の形状として、例えば図2(b)に示す縦方向の万線状凸部(20a)と縦方向の潜像万線状凸部(22a)のように、その断面が台形状で、両側が傾斜した壁を形成しているので、斜め上から見て顕像化する場合、最も効果的な顕像化が可能な形状であるが、特にこの形状に限定するものではなく、例えば長方形状あるいは半円形状(いわゆる蒲鉾型)であっても構わない。
【0025】
【発明の効果】
本発明は以上の構成であるから、下記に示す如き効果がある。
即ち、上記請求項1に係る発明において、基材の片面に、エンボスされた万線状の直線でなる凸部と、該凸部と同一ピッチで、かつ平行に、略1/4ピッチずらして少なくとも前記基材と異なる1色で印刷されている網点とで構成されている背景部と、前記万線状の直線でなる凸部のうち、その凸部と略1/2ピッチずらして形成されている潜像部とでなる一画像形成体に対し、潜像部の形状が異なる他の画像形成体を角度を変えて交差させて複雑化することによって、複製や偽造が困難で、かつ一画像形成体と他の画像形成体でなるので潜像部が複数のパターンとなるので、デザイン性に自由度が向上する潜像を有する画像形成体を提供できる効果がある。
【0026】
また、上記請求項2に係る発明においては、一画像形成体を構成している網点と他の画像形成体を構成している網点を共通させることによって、印刷するための製版が容易で、かつ斜めから見た場合の潜像部と背景部とのコントラストが増し、顕像化、即ち真偽判定がし易くなる潜像を有する画像形成体とすることができる。
【0027】
従って本発明は、株券、商品券あるいはクレジットカード等有価証券の他、商品用の封印シールやタグ類に偽造・複製の防止用として施す印刷を含めた画像形成体として、優れた実用上の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の潜像を有する画像形成体の顕像化の一事例を模式的に表したものであり、
(a)は、上面から見た場合、
(b)は、右斜め上から見た場合、
(c)は、左斜め上から見た場合、
(d)は、手前斜め上から見た場合、
(e)は、後斜め上から見た場合の説明図である。
【図2】本発明の潜像を有する画像形成体を構成する一画像形成体の一実施の形態を示すもので、
(a)は、その拡大上面図であり、
(b)は、その斜視図である。
【図3】本発明の潜像を有する画像形成体を構成する一画像形成体の一実施の形態を示す上面図である。
【図4】本発明の潜像を有する画像形成体を構成する他の画像形成体の一実施の形態を示す拡大上面図である。
【図5】本発明の潜像を有する画像形成体を構成する他の画像形成体の一実施の形態を示す上面図である。
【図6】本発明の潜像を有する画像形成体の一実施の形態を示すもので、
(a)は、その拡大上面図であり、
(b)は、その斜視図である。
【図7】本発明の潜像を有する画像形成体を構成する万線状凸部と網点の一事例を示す拡大説明図である。
【図8】本発明の潜像を有する画像形成体を構成する万線状凸部と潜像万線状凸部の一事例を示す拡大説明図である。
【図9】従来の潜像を有する画像形成体の一事例を示すもので、
(a)は、その拡大上面図であり、
(b)は、その斜視図である。
【符号の説明】
1‥‥潜像を有する画像形成体
1a‥‥一画像形成体
1b‥‥他の画像形成体
5‥‥潜像部
7‥‥背景部
10‥‥印刷万線
12‥‥印刷網点
20‥‥万線状凸部
20a‥‥縦方向の万線状凸部
20b‥‥横方向の万線状凸部
22‥‥潜像万線状凸部
22a‥‥縦方向の潜像万線状凸部
22b‥‥横方向の潜像万線状凸部
30‥‥基材
P‥‥万線状凸部のピッチ幅
W‥‥万線状凸部と潜像万線状凸部とのずらし幅
y‥‥印刷網点の縦の長さ
x‥‥印刷網点の横の長さ
Claims (2)
- 基材の片面に、エンボスされた万線状の直線でなる凸部と、該凸部と同一ピッチで、かつ平行に、略1/4ピッチずらして少なくとも前記基材と異なる1色で印刷されている網点とで構成されている背景部と、
前記万線状の直線でなる凸部のうち、その凸部と略1/2ピッチずらして形成されている潜像部と、
でなる一画像形成体に対し、前記一画像形成体を構成する潜像部の形状と他の画像形成体が角度を変えて交差していることを特徴とする潜像を有する画像形成体。 - 上記一画像形成体を構成している網点と、角度を変えて交差している他の画像形成体を構成している網点が共通であることを特徴とする請求項1記載の潜像を有する画像形成体。
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