JP4281149B2 - 偽造防止用潜像模様形成体及びその作製方法 - Google Patents

偽造防止用潜像模様形成体及びその作製方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、銀行券、有価証券、パスポート、身分証明書、カード、印紙類、証明書、入場券等の偽造防止及び改竄防止が要求される貴重印刷物等に適用される複数の潜像を有する偽造防止用潜像模様形成体及びその作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
銀行券、有価証券、パスポート、身分証明書、カード、印紙類、証明書、入場券等の貴重印刷物は、その性質上、偽造や改竄されにくいことが要求される。この防止策として、微細な画線構成等を付与してその有無により真偽判別を行う等の技術が公知である。
【0003】
しかしながら、微細な画線構成等はカラー複写機によってほぼ再現できることから、容易に真偽判別ができなくなってきている。特に、最近の電子カラー複写機、スキャナー等の精度向上及びその普及により、上記貴重印刷物が容易に複製され偽造される危険性がある。
【0004】
このような技術的背景において、本件出願人は、基材上に凹凸形状を有するレリーフ模様を形成し、その上に単色で万線模様を印刷することにより潜像を付与し、基材を角度を変えて観察することにより潜像を認識できるようにして真偽判別に供することを要旨とする偽造防止用潜像模様形成体に係る発明をすでに提案している(特許2600094号公報、特許2615401号公報参照)。
【0005】
図1は、この従来の偽造防止用潜像模様形成体1の原理を説明する要部を示す平面図であり、図1(c)はその平面図を、図1(a)はそのA−A断面図を、図1(b)はそのB−B断面図を夫々示す。従来の偽造防止用潜像模様形成体1においては、基材2上のレリーフ模様は、基材2上に、エンボス、凹版印刷、すき入れ等により、連続して一定の幅で隆起し、一定のピッチpで平行に形成された複数本(図1(c)ではそのうちの三本が示されている)のレリーフ万線3から構成される。レリーフ万線3の夫々は、その長手方向(X方向)に沿って右側方(図中上側)に突出した凸部4が、長手方向に沿って一以上(図1(c)ではその一つの凸部4が示されている。)形成されている。
【0006】
このようにレリーフ万線3の形成された基材2上に、印刷万線5が、夫々レリーフ万線3に対してX方向に向かって右側方(図1(c)中上方)に沿って平行に印刷されている。
【0007】
以上の構成から成る従来の偽造防止用潜像模様形成体1の作用は次の通りである。従来の偽造防止用潜像模様形成体1をその印刷面の正面から(印刷面に対してほぼ垂直の上方から)観察すると、複数の(図1中(c)中では三本)の印刷万線5が、その直線に沿って部分的に欠けて見えるようなことなく全部、即ち図1(d)に示されているとおりに観察される。
【0008】
そして、図1(a)、(b)に示すように、偽造防止用潜像模様形成体1をその基材2の面に対してX方向に対して左側斜め上方からかつ観察角度α(基材2の平面に対する角度)をもって観察すると、印刷万線5は正面から観察したのと同様に図1(d)のように観察できるが、観察角度αより小さくβより大きい角度で観察すると、レリーフ万線3の凸部4により、その背後の裏側となる印刷万線5の部分は陰となって見えなくなり、それ以外の部分は見えるので、結局、印刷万線5については図1(e)のように認識できることとなる。
【0009】
図2は、従来の偽造防止用潜像模様形成体1の全体の一例であり、上記凸部4がX方向に沿って三列形成された例を示す。この偽造防止用潜像模様形成体1を基材2の印刷面の正面から観察すると図2(a)のように印刷万線5は部分的に欠けて見えることなく全部観察されるが、図1(a)、(b)のβ〜αの間で観察角度を大小変えて二つの観察角度から観察すると、凸部4の陰になって印刷万線5の一部が欠けて、印刷万線は図2(b)、(c)のように全く同じ三つの潜像6が夫々観察できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の偽造防止用潜像模様形成体1では、正面から観察しても認識できないが、斜めから観察すると認識できる潜像を有するものであるが、上記のように斜めの観察角度を変えても同じ潜像しか観察できないという点で、偽造防止という点では単純すぎ、さらに改良の余地があった。
【0011】
そこで本発明では、正面から観察しても認識できないが、基材に対して異なる複数の観察角度で斜めから観察すると、夫々の観察角度に対応する異なった潜像が認識できるような複雑な構成のきわめて偽造しにくい、しかもその判別は、特に判別具や装置を使用することなく簡単にできる、複数の潜像を有する偽造防止用潜像模様形成体及びその作製方法を実現しようとすることを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、基材面上にレリーフ模様及び複数の印刷万線が形成されており、上記基材面に対して観察角度をもって斜めから観察した場合にだけ認識可能な潜像が付与されて成る偽造防止用潜像模様形成体であって、上記レリーフ模様は、上記基材と同色の断面が隆起した多数のレリーフ万線から構成されており、上記レリーフ万線の夫々は、長手方向に伸びる基線部、及び該基線部から長手方向に対して一側方に突出し、長手方向に沿って1以上形成された凸部を有しており、上記凸部は、長手方向に対して側方に伸びる両側部と、上記基線部と平行な頂辺部とを有する段部が複数連成してピラミッド状に構成されており、上記印刷万線は、夫々上記レリーフ万線に沿って平行に伸びるよう印刷されており、上記基材面に対して上記段部の数に相当する複数の異なる観察角度をもって斜めから観察すると、上記観察角度に応じて異なる潜像が観察可能であることを特徴とする偽造防止用潜像模様形成体を提供する。
【0013】
本発明は、上記課題を解決するために、基材面上にレリーフ模様と複数の印刷万線を形成することで、上記基材面に対して観察角度をもって斜めから観察した場合にだけ認識可能な潜像を付与する偽造防止用潜像模様形成体の作製方法であって、上記レリーフ模様は、上記基材と同色の断面が隆起した多数のレリーフ万線を設けることにより形成し、上記レリーフ万線の夫々は、長手方向に伸びる基線部、及び該基線部から長手方向に対して一側方に突出し、長手方向に沿って1以上形成された凸部を設けることにより形成し、上記凸部は、長手方向に対して側方に伸びる両側部と、上記基線部と平行な頂辺部とを有する段部を複数連成しピラミッド状になるようにして形成し、上記印刷万線と上記レリーフ万線は互いに平行に伸びるように印刷し、上記基材面に対して上記段部の数に相当する複数の異なる観察角度をもって斜めから観察すると、上記観察角度に応じて異なる潜像が観察可能であるようにすることを特徴とする偽造防止用潜像模様形成体の作製方法を提供する。
【0014】
上記レリーフ万線は、凹版印刷、エンボス又はすき入れ等の技術により形成する。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係る偽造防止用潜像模様形成体及びその作製方法の実施の形態を実施例に基づいて図面を参照して以下説明する。本発明の偽造防止用潜像模様形成体7は、例えば、証券、パスポート、身分証明書等の貴重印刷物であり、基材2上にレリーフ模様が形成され、このレリーフ模様に沿って基材2上に複数の印刷万線5を印刷して成る構成である。基材2は、紙、樹脂、繊維等から形成されたものである。
【0016】
図3は、本発明に係る偽造防止用潜像模様形成体7及びその作製方法の実施例を示すものであり、特にその要部の構造により原理を中心に説明する図である。図3(e)は、偽造防止用潜像模様形成体1の要部の平面図であり、そのA−A、B−B、C−C、D−D断面を、夫々図3(a)、(b)、(c)、(d)で示す。従来のものと同様にレリーフ模様は、基材2上に、エンボス、凹版印刷、すき入れ等により、連続して一定の幅で隆起して成る基材と同色の複数のレリーフ万線、すなわち、一定のピッチpで平行に形成された基材と同色の複数のレリーフ万線8から構成される。レリーフ万線8の夫々には、X方向右側方(図3(e)中の上方)に突出した凸部9がその長手方向に沿って一以上形成されている。
【0017】
図3(e)で、レリーフ万線8についてより具体的な構造を示しており、この図では、例えば、三本のレリーフ万線8が示され、夫々一つの凸部9が示されている。三本のレリーフ万線8の夫々は、X方向に伸びる基線部10と、この基線部10からX方向に対して右側方へ突出した凸部9とから構成されている。
【0018】
凸部9は、基線部からX方向に対して右側方に突出した複数の段部11、12、13が連成してピラミッド状(階段状)の輪郭をもって構成されている。段部11、12、13は、夫々基線部10に対して右側方に伸びる両側部14、15、16と、基線部に平行に伸びる頂辺部17、18、19とから成る。両側部の寸法wは、適宜設計されるが、ともに同じ寸法、例えば125μmとしてもよい。頂辺部17、18、19の長さも適宜設計される。(図3(e)の例では、頂辺部17、18は左右両側に分かれているが、頂辺部19は一本である。)
【0019】
このような構成のレリーフ万線8の形成された基材2上に、複数本の印刷万線5が印刷されている。複数本の印刷万線5は、夫々レリーフ万線8に沿いX方向に向かって右側方(図3(e)中上方)に、基線10と平行に印刷されている。なお、以上の説明ではレリーフ万線を先に形成した基材上に、印刷万線を印刷した例を説明したが、基材上にレリーフ万線又は印刷万線のどちらを先に形成してもよいことは言うまでもない。
【0020】
以上の構成から成る本発明に係る偽造防止用潜像模様形成体7の作用について説明する。偽造防止用潜像模様形成体7をその基材2の印刷面の正面から(印刷面に対してほぼ垂直の上方から)観察すると、印刷万線5は部分的に欠けて見えるようなことなく全部、即ち図3(e)に示されているとおりに観察される。
【0021】
そして、図3(a)〜(d)に示すように、偽造防止用潜像模様形成体7をその印刷面に対して左側斜め上方(図3(e)ではX方向に向かって左側斜め上方)から基材平面に対する観察角度θの大きさを角度α、β、γ、δに対して次に記載するように適宜変えて観察する。ここで、α、β、γ、δは、図3(a)〜(d)に示されるように、レリーフ万線8の段部13、12、11及び基線部10の夫々を越えて印刷万線5を認識できる夫々の限界である観察角度であり、α>β>γ>δである。
【0022】
まず、観察角度θ≧αの位置で観察すると、上記正面から観察した場合と同様に印刷万線5は、部分的に欠けて見えるようなことがなく、図3(e)のように認識できる。
【0023】
次に、観察角度θが、β≦θ<αの位置で観察すると、印刷万線5の部分うち基線部10、段部17、18の背後の部分は認識できるが、印刷万線5の部分のうち段部13の背後の部分は、段部13の陰となって認識できない。よって、印刷万線5は、図3(f)のように認識される。
【0024】
次に、観察角度θが、γ≦θ<βの位置で観察すると、印刷万線5の部分のうち基線部10、段部17の背後の部分は認識できるが、印刷万線5の部分のうち段部12、13の背後の部分は、段部12、13の陰となって認識できない。よって、印刷万線5は、図3(g)のように認識される。
【0025】
次に、観察角度θが、δ≦θ<γの位置で観察すると、印刷万線5の部分うち基線部10の背後の部分は認識できるが、印刷万線5の部分のうち段部11、12、13の背後の部分は、段部11、12、13の陰となって認識できない。よって、印刷万線5は、図3(h)のように認識される。
【0026】
結局、このように偽造防止用潜像模様形成体7の基材2の印刷面に対する斜めからの観察角度θを変えて観察することにより、図3(f)〜(h)のように、印刷万線が異なって認識でき、これにより、正面では認識できなかった異なった複数の潜像が認識できる。そして、レリーフ万線の凸部の位置、長さ、段部の数等を適宜設計することにより、特定の異なる潜像を偽造防止用潜像模様形成体に付与することができる。このようにして付与された潜像の有無、形状等をチェックすることにより、簡単に、きめ細かい真偽の判別が可能となる。
【0027】
図4は、本発明の偽造防止用潜像模様形成体の全体構成を示す図であり、きわめて簡単な例として矩形の潜像を二つ付与した構成を示す図である。図4(a)は、偽造防止用潜像模様形成体20の全体平面図であり、長手方向に二つの凸部21、22を有する基材と同色のレリーフ万線23を複数本形成し、このレリーフ万線に沿って印刷万線5を複数形成して成る構成である。凸部21は、3つの段部から成り、凸部22は2つの段部から成る。このレリーフ万線23と印刷万線5を拡大した状態を図4(b)に示す。
【0028】
この偽造防止用潜像模様形成体20を正面から観察しても、潜像は観察できないが、斜めから観察角度を大(図3(f)の観察角度)、中(図3(g)の観察角度)、小(図3(h)の観察角度)と順次変えて観察すると、夫々図4(c)、(d)、(e)のように、矩形状の潜像24、24’、24”及び25、25’、25”が変化して認識できる。凸部21は3つの段部から成るから、上記観察角度が異なる毎に潜像24、24’、24”が徐々に幅の大きな矩形に変化したものとして認識できるが、凸部22は2つの段部から成るから、上記観察角度が異なる毎に潜像25、25’と潜像25”の二つの幅の矩形にしか変化しない。
【0029】
以上、本発明に係る実施例に基づいて実施の形態を説明したが、上記実施例に限定されることなく特許請求の範囲記載の技術思想の範囲内で、さらにいろいろな実施例があることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】
以上のような構成の本発明に係る偽造防止用潜像模様形成体及びその作製方法によれば、正面から観察しても認識できないが、斜めから観察すると潜像が認識でき、しかも斜めの観察角度を変えると異なった潜像が観察でき、これにより夫々の観察角度毎に特有な潜像の有無によって、特に真偽判別具等を使用することなくきわめて容易、かつ確実な真偽判別を可能とする。
【0031】
そして、複写機によりコピーしても、印刷万線のコピーはできてもレリーフ万線の隆起については立体的にコピーすることはできないから、偽造防止用潜像模様形成体を斜めから観察しても、本発明のようにレリーフ万線による遮蔽ないし潜像が見えるという効果は生じず、偽造であることはすぐ判別される。
【0032】
さらに、レリーフ万線に対して一定かつ精密な位置関係で印刷万線を形成しなくてはならないから、この点からも複製がきわめて困難であり、偽造が容易ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の偽造防止用潜像模様形成体の要部の構造を説明する図である。
【図2】従来の偽造防止用潜像模様形成体の作用を説明する図である。
【図3】本発明に係る偽造防止用潜像模様形成体の要部を説明する図である。
【図4】本発明の偽造防止用潜像模様形成体の全体構成及び作用を説明する図である。
【符号の説明】
2 基材
5 印刷万線
7、20 偽造防止用潜像模様形成体
8、23 レリーフ万線
9、21、22 凸部
10 基線部
11、12、13 段部
14、15、16 両側部
17、18、19 頂辺部
24、24’、24”、25、25’25” 潜像

Claims (4)

  1. 基材面上にレリーフ模様及び複数の印刷万線が形成されており、上記基材面に対して観察角度をもって斜めから観察した場合にだけ認識可能な潜像が付与されて成る偽造防止用潜像模様形成体であって、
    上記レリーフ模様は、上記基材と同色の断面が隆起した多数のレリーフ万線から構成されており、
    上記レリーフ万線の夫々は、長手方向に伸びる基線部、及び該基線部から長手方向に対して一側方に突出し、長手方向に沿って1以上形成された凸部を有しており、
    上記凸部は、長手方向に対して側方に伸びる両側部と、上記基線部と平行な頂辺部とを有する段部が複数連成してピラミッド状に構成されており、
    上記印刷万線は、夫々上記レリーフ万線に沿って平行に伸びるよう印刷されており、
    上記基材面に対して上記段部の数に相当する複数の異なる観察角度をもって斜めから観察すると、上記観察角度に応じて異なる潜像が観察可能であることを特徴とする偽造防止用潜像模様形成体。
  2. 上記レリーフ万線は、凹版印刷、エンボス又はすき入れにより形成されたものであることを特徴とする請求項1記載の偽造防止用潜像模様形成体。
  3. 基材面上にレリーフ模様と複数の印刷万線を形成することで、上記基材面に対して観察角度をもって斜めから観察した場合にだけ認識可能な潜像を付与する偽造防止用潜像模様形成体の作製方法であって、
    上記レリーフ模様は、上記基材と同色の断面が隆起した多数のレリーフ万線を設けることにより形成し、
    上記レリーフ万線の夫々は、長手方向に伸びる基線部、及び該基線部から長手方向に対して一側方に突出し、長手方向に沿って1以上形成された凸部を設けることにより形成し、
    上記凸部は、長手方向に対して側方に伸びる両側部と、上記基線部と平行な頂辺部とを有する段部を複数連成しピラミッド状になるようにして形成し、
    上記印刷万線と上記レリーフ万線は互いに平行に伸びるように印刷し、
    上記基材面に対して上記段部の数に相当する複数の異なる観察角度をもって斜めから観察すると、上記観察角度に応じて異なる潜像が観察可能であるようにすることを特徴とする偽造防止用潜像模様形成体の作製方法。
  4. 上記レリーフ万線は、凹版印刷、エンボス又はすき入れにより形成することを特徴とする請求項3記載の偽造防止用潜像模様形成体の作製方法。
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