JP2002013192A - 避難ハッチユニット及び床構造 - Google Patents
避難ハッチユニット及び床構造Info
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- JP2002013192A JP2002013192A JP2000195365A JP2000195365A JP2002013192A JP 2002013192 A JP2002013192 A JP 2002013192A JP 2000195365 A JP2000195365 A JP 2000195365A JP 2000195365 A JP2000195365 A JP 2000195365A JP 2002013192 A JP2002013192 A JP 2002013192A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 美観に優れ、フラットな床仕上げを実現する
こと。 【解決手段】 避難ハッチユニット1の上蓋13の上面
に化粧材30を設置し、上蓋13の閉鎖状態における上
開口部と上蓋13との間の高さレベルを調整自在な高さ
レベル調整機構を設けて構成した。これにより上蓋13
の高さレベルを調整し、床材35と化粧材30の上面を
整合させる。
こと。 【解決手段】 避難ハッチユニット1の上蓋13の上面
に化粧材30を設置し、上蓋13の閉鎖状態における上
開口部と上蓋13との間の高さレベルを調整自在な高さ
レベル調整機構を設けて構成した。これにより上蓋13
の高さレベルを調整し、床材35と化粧材30の上面を
整合させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンションのバル
コニの床等に設置するのに好適な避難ハッチユニット及
び該避難ハッチユニットを備えた床構造に関する。
コニの床等に設置するのに好適な避難ハッチユニット及
び該避難ハッチユニットを備えた床構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マンション等のバルコニには火災
時等の避難用として避難ハッチユニットが床構造体に備
えられている。避難ハッチユニットは、その目的上、居
住者の視界の範囲内に配置されている。
時等の避難用として避難ハッチユニットが床構造体に備
えられている。避難ハッチユニットは、その目的上、居
住者の視界の範囲内に配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の避難ハ
ッチの蓋は鋳鉄やステンレス等でできたものが殆どであ
り、美観上好ましくなかった。また仮に、バルコニの床
に設置する床材と同じ材料を前記蓋に設置したとして
も、避難ハッチユニット上のものと避難ハッチユニット
以外のものとの間でのレベル調整が難しく、フラットな
仕上げを実現できなかった。特に排水設計の関係上、バ
ルコニの床には傾斜を設けることが多く、フラットな仕
上げを実現することは更に困難となることが多い。
ッチの蓋は鋳鉄やステンレス等でできたものが殆どであ
り、美観上好ましくなかった。また仮に、バルコニの床
に設置する床材と同じ材料を前記蓋に設置したとして
も、避難ハッチユニット上のものと避難ハッチユニット
以外のものとの間でのレベル調整が難しく、フラットな
仕上げを実現できなかった。特に排水設計の関係上、バ
ルコニの床には傾斜を設けることが多く、フラットな仕
上げを実現することは更に困難となることが多い。
【0004】そこで本発明は上記事情に鑑み、美観に優
れ、フラットな仕上げを実現する避難ハッチユニット及
び床構造を提供することを目的とする。
れ、フラットな仕上げを実現する避難ハッチユニット及
び床構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
の本発明のうち請求項1は、床構造部材(2)に設置さ
れるフレーム(11)を有し、該フレームに避難孔(1
1p)を上下に貫通形成し、該避難孔の上開口部(11
a)に蓋部材(13、130)を、開放状態と閉鎖状態
との間で移動自在に設けた避難ハッチユニット(10、
100)において、前記蓋部材の上面側に、化粧材(3
0)を設置自在な化粧材設置部(13、45)を設け、
前記蓋部材の閉鎖状態における前記上開口部と前記化粧
材設置部との間の高さレベル(H)を調整自在な高さレ
ベル調整機構(20b、20h、21、22、25、4
1)を設けて構成した、ことを特徴とする避難ハッチユ
ニットである。
の本発明のうち請求項1は、床構造部材(2)に設置さ
れるフレーム(11)を有し、該フレームに避難孔(1
1p)を上下に貫通形成し、該避難孔の上開口部(11
a)に蓋部材(13、130)を、開放状態と閉鎖状態
との間で移動自在に設けた避難ハッチユニット(10、
100)において、前記蓋部材の上面側に、化粧材(3
0)を設置自在な化粧材設置部(13、45)を設け、
前記蓋部材の閉鎖状態における前記上開口部と前記化粧
材設置部との間の高さレベル(H)を調整自在な高さレ
ベル調整機構(20b、20h、21、22、25、4
1)を設けて構成した、ことを特徴とする避難ハッチユ
ニットである。
【0006】また本発明のうち請求項2は、前記高さレ
ベル調整機構は、閉鎖状態における前記蓋部材の平面視
複数箇所に配置されており、前記各箇所の高さレベル調
整機構は、他の箇所の高さレベル調整機構に対して前記
高さレベルを独立的に調整自在となっている、ことを特
徴とする。
ベル調整機構は、閉鎖状態における前記蓋部材の平面視
複数箇所に配置されており、前記各箇所の高さレベル調
整機構は、他の箇所の高さレベル調整機構に対して前記
高さレベルを独立的に調整自在となっている、ことを特
徴とする。
【0007】また本発明のうち請求項3は、前記化粧材
設置部(13a)は、前記蓋部材の上面により形成され
ており、前記高さレベル調整機は、前記蓋部材の閉鎖状
態における前記上開口部と該蓋部材との間の高さレベル
を調整するようになっている、ことを特徴とする。
設置部(13a)は、前記蓋部材の上面により形成され
ており、前記高さレベル調整機は、前記蓋部材の閉鎖状
態における前記上開口部と該蓋部材との間の高さレベル
を調整するようになっている、ことを特徴とする。
【0008】また本発明のうち請求項4は、前記化粧材
設置部(45)は、前記蓋部材の上面側に配設された化
粧材設置部材であり、前記高さレベル調整機は、前記蓋
部材の閉鎖状態における該蓋部材と前記化粧材設置部材
との間の高さレベルを調整するようになっている、こと
を特徴とする。
設置部(45)は、前記蓋部材の上面側に配設された化
粧材設置部材であり、前記高さレベル調整機は、前記蓋
部材の閉鎖状態における該蓋部材と前記化粧材設置部材
との間の高さレベルを調整するようになっている、こと
を特徴とする。
【0009】また本発明のうち請求項5は、前記化粧材
設置部材は前記蓋部材の上面を略全面覆う形で配設され
ている、ことを特徴とする。
設置部材は前記蓋部材の上面を略全面覆う形で配設され
ている、ことを特徴とする。
【0010】また本発明のうち請求項6は、床構造部材
を有し、該床構造部材の上面に床材(35)を敷設した
床構造において、前記床構造部材に請求項1乃至5のい
ずれか1項に記載の避難ハッチユニットを設置し、前記
化粧材設置部に前記床材に対応した材質の化粧材を設置
し、前記高さレベル調整機構は、前記床材の上面と前記
化粧材の上面とが整合する形で、前記蓋部材の閉鎖状態
における前記上開口部と前記化粧材設置部との間の高さ
レベルを調整した状態に設定して構成した、ことを特徴
とする床構造である。
を有し、該床構造部材の上面に床材(35)を敷設した
床構造において、前記床構造部材に請求項1乃至5のい
ずれか1項に記載の避難ハッチユニットを設置し、前記
化粧材設置部に前記床材に対応した材質の化粧材を設置
し、前記高さレベル調整機構は、前記床材の上面と前記
化粧材の上面とが整合する形で、前記蓋部材の閉鎖状態
における前記上開口部と前記化粧材設置部との間の高さ
レベルを調整した状態に設定して構成した、ことを特徴
とする床構造である。
【0011】また本発明のうち請求項7は、前記床構造
部材はバルコニ(1)の床をなす、ことを特徴とする。
部材はバルコニ(1)の床をなす、ことを特徴とする。
【0012】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち請求項
1によれば、床構造部材に本発明による避難ハッチユニ
ットを設置し、該床構造部材に敷設した床材に対応した
材質の化粧材を化粧材設置部に設置する。この設置にお
いて、高さレベル調整機構により前記蓋部材の閉鎖状態
における上開口部と化粧材設置部との間の高さレベルを
調整することにより、前記床材の上面と前記化粧材の上
面とを整合させることができる。つまり本発明による
と、蓋部材上に化粧材を設置でき、しかも床材との間で
上面を整合させるので、美観に優れ、フラットな仕上げ
を実現することができる。
1によれば、床構造部材に本発明による避難ハッチユニ
ットを設置し、該床構造部材に敷設した床材に対応した
材質の化粧材を化粧材設置部に設置する。この設置にお
いて、高さレベル調整機構により前記蓋部材の閉鎖状態
における上開口部と化粧材設置部との間の高さレベルを
調整することにより、前記床材の上面と前記化粧材の上
面とを整合させることができる。つまり本発明による
と、蓋部材上に化粧材を設置でき、しかも床材との間で
上面を整合させるので、美観に優れ、フラットな仕上げ
を実現することができる。
【0014】また本発明のうち請求項2によると、高さ
レベルの調整は、複数箇所に配置された各高さレベル調
整機構により独立的に行うので、化粧材設置部の傾き等
の姿勢を自在に調整することができる。特に、バルコニ
の床等においては排水設計の関係上傾斜を設けることが
多いが、本発明によると化粧材の上面の傾斜等を自在に
調整できるのでフラットな仕上げを実現することができ
る。
レベルの調整は、複数箇所に配置された各高さレベル調
整機構により独立的に行うので、化粧材設置部の傾き等
の姿勢を自在に調整することができる。特に、バルコニ
の床等においては排水設計の関係上傾斜を設けることが
多いが、本発明によると化粧材の上面の傾斜等を自在に
調整できるのでフラットな仕上げを実現することができ
る。
【0015】また本発明のうち請求項3によると、化粧
材設置部は蓋部材の上面により形成されているので避難
ハッチユニット全体の構成が簡単になり好都合である。
材設置部は蓋部材の上面により形成されているので避難
ハッチユニット全体の構成が簡単になり好都合である。
【0016】また本発明のうち請求項4によると、化粧
材設置部は蓋部材の上面側に配設された化粧材設置部材
であるので、既存の避難ハッチユニットの蓋部材に加工
して化粧材設置部材を取り付ければ本発明が簡単に実現
できるので好都合である。
材設置部は蓋部材の上面側に配設された化粧材設置部材
であるので、既存の避難ハッチユニットの蓋部材に加工
して化粧材設置部材を取り付ければ本発明が簡単に実現
できるので好都合である。
【0017】また本発明のうち請求項5によると、化粧
材設置部材は蓋部材の上面を略全面覆う形で配設されて
いるので、化粧材を設置することにより避難ハッチユニ
ット全面を隠すことができ美観に優れる。
材設置部材は蓋部材の上面を略全面覆う形で配設されて
いるので、化粧材を設置することにより避難ハッチユニ
ット全面を隠すことができ美観に優れる。
【0018】また本発明のうち請求項6によると、蓋部
材上に化粧材を設置し、しかも床材との間で上面を整合
させるので、美観に優れ、フラットな仕上げをもつ床構
造を実現することができる。
材上に化粧材を設置し、しかも床材との間で上面を整合
させるので、美観に優れ、フラットな仕上げをもつ床構
造を実現することができる。
【0019】また本発明のうち請求項7によると、美観
に優れ、フラットな仕上げをもつバルコニの床を実現で
きる。
に優れ、フラットな仕上げをもつバルコニの床を実現で
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1はバルコニを示す側断面図で
ある。マンション60は複数のスラブ50を上下層状に
有しており、図1に示すように、上下に隣接するスラブ
50の間にはフロア空間51が各階層をなす形で形成さ
れている。各フロア空間51には複数の住戸52や共用
廊下(不図示)が設置されており、前記住戸52にはバ
ルコニ1が設けられている。
ある。マンション60は複数のスラブ50を上下層状に
有しており、図1に示すように、上下に隣接するスラブ
50の間にはフロア空間51が各階層をなす形で形成さ
れている。各フロア空間51には複数の住戸52や共用
廊下(不図示)が設置されており、前記住戸52にはバ
ルコニ1が設けられている。
【0021】バルコニ1は上記スラブ50のうち片持ち
状部位である床構造体2を床としており、床構造体2に
は該床構造体2を上下に貫通する設置穴3が形成されて
いる。設置穴3には避難ハッチユニット10が設置され
ている。
状部位である床構造体2を床としており、床構造体2に
は該床構造体2を上下に貫通する設置穴3が形成されて
いる。設置穴3には避難ハッチユニット10が設置され
ている。
【0022】図2は避難ハッチユニットを示す側断面
図、図3は避難ハッチユニット付近を示す平面図であ
る。避難ハッチユニット10は、図2及び図3に示すよ
うに、平面視略正方形で上下筒状となったフレーム11
を有しており、該フレーム11は前記設置穴3に設置さ
れている。フレーム11内には避難孔11pが上下貫通
して形成されており、該避難孔11p内には折畳式の避
難はしご装置12(公知技術)が折り畳まれた状態で格
納されている。フレーム11のうち、前記避難孔11p
の上開口部11aには上蓋13が、下開口部には下蓋1
5が、それぞれ開閉自在に設けられている。
図、図3は避難ハッチユニット付近を示す平面図であ
る。避難ハッチユニット10は、図2及び図3に示すよ
うに、平面視略正方形で上下筒状となったフレーム11
を有しており、該フレーム11は前記設置穴3に設置さ
れている。フレーム11内には避難孔11pが上下貫通
して形成されており、該避難孔11p内には折畳式の避
難はしご装置12(公知技術)が折り畳まれた状態で格
納されている。フレーム11のうち、前記避難孔11p
の上開口部11aには上蓋13が、下開口部には下蓋1
5が、それぞれ開閉自在に設けられている。
【0023】図4は図3のI矢視図、図5は避難ハッチ
ユニットの丁番付近を示した平面図、図6は図5のX1
−X1線断面図である。上記フレーム11の上開口部1
1a付近には図3乃至図6に示すように、丁番20、2
0が設けられている。即ち該丁番20は、一方の取付部
20aがフレーム11に取り付けられ、他方の取付部2
0bに上述した上蓋13が取り付けられている。従って
上記上蓋13は丁番20、20を介して図1及び図6の
矢印R方向に開放状態(図1の二点鎖線で図示)と閉鎖
状態(図1の実線で図示)との間で回動して開閉するよ
うになっている。
ユニットの丁番付近を示した平面図、図6は図5のX1
−X1線断面図である。上記フレーム11の上開口部1
1a付近には図3乃至図6に示すように、丁番20、2
0が設けられている。即ち該丁番20は、一方の取付部
20aがフレーム11に取り付けられ、他方の取付部2
0bに上述した上蓋13が取り付けられている。従って
上記上蓋13は丁番20、20を介して図1及び図6の
矢印R方向に開放状態(図1の二点鎖線で図示)と閉鎖
状態(図1の実線で図示)との間で回動して開閉するよ
うになっている。
【0024】上記取付部20bに対する上蓋13の取付
状態を詳しく説明する。上記丁番20の取付部20bは
平板状の部材となっており、上蓋13の閉鎖状態(図1
の実線で示す状態)では、取付部20bの板面が水平方
向に向いた状態となっている。そして該取付部20bに
は、前記閉鎖状態で見た場合に上下方向に長細く形成さ
れた長穴20hが貫通形成されている。この長穴20h
にはボルト21が挿入されており、該ボルト21にはナ
ット22が嵌められている。このボルト21は前記取付
部20bと共に上記上蓋13にも係合されており、従っ
て上述したボルト21及びナット22により取付部20
bに上蓋13が締結されている。
状態を詳しく説明する。上記丁番20の取付部20bは
平板状の部材となっており、上蓋13の閉鎖状態(図1
の実線で示す状態)では、取付部20bの板面が水平方
向に向いた状態となっている。そして該取付部20bに
は、前記閉鎖状態で見た場合に上下方向に長細く形成さ
れた長穴20hが貫通形成されている。この長穴20h
にはボルト21が挿入されており、該ボルト21にはナ
ット22が嵌められている。このボルト21は前記取付
部20bと共に上記上蓋13にも係合されており、従っ
て上述したボルト21及びナット22により取付部20
bに上蓋13が締結されている。
【0025】以上のように締結されて取り付けられた状
態では、ボルト21は取付部20bに対して固定されて
いるが、ナット22を緩めることによりボルト21を長
穴20h内で上下に移動させることができる。つまり長
穴20hに沿ってボルト21の固定位置を上下に調節す
ることができるようになっている。
態では、ボルト21は取付部20bに対して固定されて
いるが、ナット22を緩めることによりボルト21を長
穴20h内で上下に移動させることができる。つまり長
穴20hに沿ってボルト21の固定位置を上下に調節す
ることができるようになっている。
【0026】図7は図5のX2−X2線断面図、図8は
図7の状態より高さレベル調整した後の状態を示す図で
ある。上蓋13の下面側には高さ調整ボルト25が上記
閉鎖状態で見た場合の下方に突出した形で設けられてお
り、該高さ調整ボルト25の突出量はレンチなどで調整
することができるようになっている。この高さ調整ボル
ト25は上蓋13に複数箇所設けられており、フレーム
11の平面視略正方形となった上開口部11aのうち前
記丁番20、20が設けられていない3つの辺に対応し
てそれぞれ配置されている。各高さ調整ボルト25の突
出した頭部25aはフレーム11のうち上開口部11a
外周近傍の部位に当接自在となっている。
図7の状態より高さレベル調整した後の状態を示す図で
ある。上蓋13の下面側には高さ調整ボルト25が上記
閉鎖状態で見た場合の下方に突出した形で設けられてお
り、該高さ調整ボルト25の突出量はレンチなどで調整
することができるようになっている。この高さ調整ボル
ト25は上蓋13に複数箇所設けられており、フレーム
11の平面視略正方形となった上開口部11aのうち前
記丁番20、20が設けられていない3つの辺に対応し
てそれぞれ配置されている。各高さ調整ボルト25の突
出した頭部25aはフレーム11のうち上開口部11a
外周近傍の部位に当接自在となっている。
【0027】また上蓋13の下面側には、上開口部11
aの形状に対応した形で筋状で可撓性の防水パッキン2
7が平面視略正方形状に設けられている。これにより上
蓋13の閉鎖状態では防水パッキン27がフレーム11
に当接する(或いは押しつぶされる)ので、上蓋13と
上開口部11aとの間から雨水等がフレーム11内に浸
入することは防止されている。なお、上記高さ調整ボル
ト25は防水パッキン27の外側に配置され、レンチな
どによる調整操作が容易になるように配慮されている。
aの形状に対応した形で筋状で可撓性の防水パッキン2
7が平面視略正方形状に設けられている。これにより上
蓋13の閉鎖状態では防水パッキン27がフレーム11
に当接する(或いは押しつぶされる)ので、上蓋13と
上開口部11aとの間から雨水等がフレーム11内に浸
入することは防止されている。なお、上記高さ調整ボル
ト25は防水パッキン27の外側に配置され、レンチな
どによる調整操作が容易になるように配慮されている。
【0028】上蓋13の上面13aには後述する床材と
同じ材質(或いは美観において床材と調和し得る材質)
からなる板状の化粧材30が敷設されている。但し、避
難ハッチとしての目的上、これを居住者に標示する必要
があるので、化粧材30の一部には、図3に示すよう
に、「避難はしご」といった標示を施した標示部30a
が形成されている。また、上蓋13を開閉する際に手で
つかむ把持部30bが標示部30aの近傍に形成されて
いる。
同じ材質(或いは美観において床材と調和し得る材質)
からなる板状の化粧材30が敷設されている。但し、避
難ハッチとしての目的上、これを居住者に標示する必要
があるので、化粧材30の一部には、図3に示すよう
に、「避難はしご」といった標示を施した標示部30a
が形成されている。また、上蓋13を開閉する際に手で
つかむ把持部30bが標示部30aの近傍に形成されて
いる。
【0029】一方、床構造体2の上面には、図1に示す
ように、床材35が敷設されている。この床材35の材
質は上述した化粧材35と同じもの(或いは対応したも
の)である。床材35には各種各様のものが採用可能で
あるが、例えばデッキ材やタイル等を採用することも可
能である。
ように、床材35が敷設されている。この床材35の材
質は上述した化粧材35と同じもの(或いは対応したも
の)である。床材35には各種各様のものが採用可能で
あるが、例えばデッキ材やタイル等を採用することも可
能である。
【0030】避難ハッチユニット10等は以上のように
構成されているので、該避難ハッチユニット10をバル
コニ1の床構造体2に設置する場合には、次のように行
う。即ち、フレーム11を床構造体2と一体的に設置穴
3に設置し、フレーム11内の避難はしご装置12、上
蓋13、下蓋15等を設置しておく。また、床構造体2
上に床材35を敷設しておく。
構成されているので、該避難ハッチユニット10をバル
コニ1の床構造体2に設置する場合には、次のように行
う。即ち、フレーム11を床構造体2と一体的に設置穴
3に設置し、フレーム11内の避難はしご装置12、上
蓋13、下蓋15等を設置しておく。また、床構造体2
上に床材35を敷設しておく。
【0031】そして上蓋13の上面13a側に化粧材3
0を設置する。本実施形態の場合は、フレーム11が床
構造体2の上面よりやや突出しているので、床材35と
化粧材30の高さレベルを整合し、なるべく等しくする
関係上、該化粧材30の厚さが床材35の厚さよりも小
さくなっている。
0を設置する。本実施形態の場合は、フレーム11が床
構造体2の上面よりやや突出しているので、床材35と
化粧材30の高さレベルを整合し、なるべく等しくする
関係上、該化粧材30の厚さが床材35の厚さよりも小
さくなっている。
【0032】その後、化粧材30の高さレベルを調整し
て床材35のレベルに合わせる作業を行う。まず上蓋1
3の閉鎖状態において、丁番20、20では、ナット2
2を緩めることによりボルト21を長穴20h内で上下
に移動させ、これにより上開口部11aと上蓋13の上
面13aとの間の高さレベルH(図6)を調整し、丁番
20、20近傍の化粧材30が隣接する床材35と高さ
レベルを等しくする位置で上記ボルト21に対するナッ
ト22を締めて固定する。また、上蓋13の下面側の各
高さ調整ボルト25の突出量を調整し、これにより上開
口部11aと上蓋13の上面13aとの間の高さレベル
H(図7及び図8)を調整することにより、化粧材30
のレベルが四方で隣接する床材35のレベルと等しくな
るようにする。以上で避難ハッチユニット10の設置が
完了する。
て床材35のレベルに合わせる作業を行う。まず上蓋1
3の閉鎖状態において、丁番20、20では、ナット2
2を緩めることによりボルト21を長穴20h内で上下
に移動させ、これにより上開口部11aと上蓋13の上
面13aとの間の高さレベルH(図6)を調整し、丁番
20、20近傍の化粧材30が隣接する床材35と高さ
レベルを等しくする位置で上記ボルト21に対するナッ
ト22を締めて固定する。また、上蓋13の下面側の各
高さ調整ボルト25の突出量を調整し、これにより上開
口部11aと上蓋13の上面13aとの間の高さレベル
H(図7及び図8)を調整することにより、化粧材30
のレベルが四方で隣接する床材35のレベルと等しくな
るようにする。以上で避難ハッチユニット10の設置が
完了する。
【0033】以上のように本実施形態では、避難ハッチ
ユニット10の上蓋13の上に床材35と同じ材質の化
粧材30を設置したので、違和感無く調和のとれた優れ
た美観を呈することができた。また、化粧材30の高さ
レベルは、長穴20hとボルト21及びナット22、高
さ調整ボルト25を介して調整可能なので、床材35と
化粧材30との間でフラットな優れた床構造を実現する
ことができた。
ユニット10の上蓋13の上に床材35と同じ材質の化
粧材30を設置したので、違和感無く調和のとれた優れ
た美観を呈することができた。また、化粧材30の高さ
レベルは、長穴20hとボルト21及びナット22、高
さ調整ボルト25を介して調整可能なので、床材35と
化粧材30との間でフラットな優れた床構造を実現する
ことができた。
【0034】また通常、バルコニ2の床上面は排水設計
の関係上やや傾斜が設けられていることが多い。従っ
て、化粧材30の高さレベルも、前記傾斜に応じて四方
で調整すべき量が異なることが多いと予想される。既に
説明した構成によると、上記実施形態では、前記化粧材
30の高さレベルの調整は、該化粧材30の四方それぞ
れにおいて独立的に調整可能である。従って、化粧材3
0の高さレベルを四方それぞれにおいて独立的に調整し
て、バルコニ2の床上面に形成された傾斜に沿った好適
な状態にセットすることが可能である。
の関係上やや傾斜が設けられていることが多い。従っ
て、化粧材30の高さレベルも、前記傾斜に応じて四方
で調整すべき量が異なることが多いと予想される。既に
説明した構成によると、上記実施形態では、前記化粧材
30の高さレベルの調整は、該化粧材30の四方それぞ
れにおいて独立的に調整可能である。従って、化粧材3
0の高さレベルを四方それぞれにおいて独立的に調整し
て、バルコニ2の床上面に形成された傾斜に沿った好適
な状態にセットすることが可能である。
【0035】以下、別の実施形態を説明する。図9は別
の実施形態に係る避難ハッチユニットの平面図、図10
は高さ調整ネジ近傍の詳細図、図11は図10の状態よ
り高さレベル調整した後の状態を示す図である。本実施
形態の避難ハッチユニット100は、上述した実施形態
の避難ハッチユニット10のうち、フレーム11、避難
はしご装置12、下蓋15は同じであり、フレーム11
の床構造体2に対する設置態様も同じである。
の実施形態に係る避難ハッチユニットの平面図、図10
は高さ調整ネジ近傍の詳細図、図11は図10の状態よ
り高さレベル調整した後の状態を示す図である。本実施
形態の避難ハッチユニット100は、上述した実施形態
の避難ハッチユニット10のうち、フレーム11、避難
はしご装置12、下蓋15は同じであり、フレーム11
の床構造体2に対する設置態様も同じである。
【0036】避難ハッチユニット100のうち上記避難
ハッチユニット10とは異なる上蓋130は、図9に示
すように、フレーム11に対して丁番200、200を
介して開閉自在に取り付けられている。ここでの丁番2
00は、上述した実施形態の丁番20のように長穴20
h等を有さず、高さレベルの調整機能は備えられていな
い。つまり上蓋130及び該上蓋130より下側の部分
は従来の既存の避難ハッチユニットと殆ど同じ構成とな
っている。なお、図9は説明の便宜上、床構造体2側を
表示しておらず、化粧材等も表示していない。
ハッチユニット10とは異なる上蓋130は、図9に示
すように、フレーム11に対して丁番200、200を
介して開閉自在に取り付けられている。ここでの丁番2
00は、上述した実施形態の丁番20のように長穴20
h等を有さず、高さレベルの調整機能は備えられていな
い。つまり上蓋130及び該上蓋130より下側の部分
は従来の既存の避難ハッチユニットと殆ど同じ構成とな
っている。なお、図9は説明の便宜上、床構造体2側を
表示しておらず、化粧材等も表示していない。
【0037】上蓋130には、図9及び図10に示すよ
うに、平面視四隅及び中央に1つづつ合計5箇所のネジ
取付部40(ナット)が加工されて設けられている。各
ネジ取付部40には、図10(b)又は図11(b)に
示すように、高さ調整ネジ41が前記上蓋130の上方
に突出した形で、かつドライバ等で操作することにより
該高さ調整ネジ41の突出量を調整自在に取り付けられ
ている。
うに、平面視四隅及び中央に1つづつ合計5箇所のネジ
取付部40(ナット)が加工されて設けられている。各
ネジ取付部40には、図10(b)又は図11(b)に
示すように、高さ調整ネジ41が前記上蓋130の上方
に突出した形で、かつドライバ等で操作することにより
該高さ調整ネジ41の突出量を調整自在に取り付けられ
ている。
【0038】各高さ調整ネジ41には円盤状の第1調整
板42が同心状で水平に固定されている。また5個の高
さ調整ネジ41の前記第1調整板42上には、上記上蓋
130の略全体を覆う大きさで該上蓋130と整合対応
した平面視略正方形の化粧用上蓋45が載置されてい
る。また、化粧用上蓋45のうち上記5個の高さ調整ネ
ジ41に対応した位置には、該高さ調整ネジ41の径よ
りも平面視形状が十分に大きい円形の穴46が貫通形成
されており、該穴46を高さ調整ネジ41が貫通してい
る。但し該穴46の径は前記第1調整板42の径よりも
十分小さい。
板42が同心状で水平に固定されている。また5個の高
さ調整ネジ41の前記第1調整板42上には、上記上蓋
130の略全体を覆う大きさで該上蓋130と整合対応
した平面視略正方形の化粧用上蓋45が載置されてい
る。また、化粧用上蓋45のうち上記5個の高さ調整ネ
ジ41に対応した位置には、該高さ調整ネジ41の径よ
りも平面視形状が十分に大きい円形の穴46が貫通形成
されており、該穴46を高さ調整ネジ41が貫通してい
る。但し該穴46の径は前記第1調整板42の径よりも
十分小さい。
【0039】各高さ調整ネジ41の頭部41aには円盤
状の第2調整板43が同心状で水平に固定されている。
第2調整板43は前記第1調整板42よりも径が大きく
なっている。このように化粧用上蓋45は第1調整板4
2と第2調整板43とにより上下より挟まれた状態にな
っており、高さ調整ネジ41から外れないようになって
いる。なお、第2調整板43には、図10(a)又は図
11(a)に示すように、板表裏を貫通するビス穴47
が等間隔ピッチ(図では90°間隔)で4個形成されて
いる。なお、化粧用上蓋45の上には図示しない化粧材
が設置される。
状の第2調整板43が同心状で水平に固定されている。
第2調整板43は前記第1調整板42よりも径が大きく
なっている。このように化粧用上蓋45は第1調整板4
2と第2調整板43とにより上下より挟まれた状態にな
っており、高さ調整ネジ41から外れないようになって
いる。なお、第2調整板43には、図10(a)又は図
11(a)に示すように、板表裏を貫通するビス穴47
が等間隔ピッチ(図では90°間隔)で4個形成されて
いる。なお、化粧用上蓋45の上には図示しない化粧材
が設置される。
【0040】避難ハッチユニット100は以上のように
構成されているので、避難ハッチユニット100をバル
コニ1の床構造体2に設置する場合には、フレーム11
の設置、避難はしご装置12、上蓋130、下蓋15等
の設置の後、以下のように行う。
構成されているので、避難ハッチユニット100をバル
コニ1の床構造体2に設置する場合には、フレーム11
の設置、避難はしご装置12、上蓋130、下蓋15等
の設置の後、以下のように行う。
【0041】上蓋130の上面側に化粧用上蓋45を設
置する。該化粧用上蓋45には上述した構成の説明で述
べたように5個の高さ調整ネジ41が第1及び第2調整
板42、43を介して取り付けられているので、これら
高さ調整ネジ41を上蓋130の対応するネジ取付部4
0にねじ込むようにして化粧用上蓋45の設置を行う。
置する。該化粧用上蓋45には上述した構成の説明で述
べたように5個の高さ調整ネジ41が第1及び第2調整
板42、43を介して取り付けられているので、これら
高さ調整ネジ41を上蓋130の対応するネジ取付部4
0にねじ込むようにして化粧用上蓋45の設置を行う。
【0042】次いで化粧用上蓋45を水平方向に位置決
めする。これは高さ調整ネジ41が化粧用上蓋45に形
成された穴46に貫通しており、該穴46の径が高さ調
整ネジ41の径に比べて十分大きいことにより、高さ調
整ネジ41が該穴6内を板面に沿った方向に移動調整で
きるので可能となっている。
めする。これは高さ調整ネジ41が化粧用上蓋45に形
成された穴46に貫通しており、該穴46の径が高さ調
整ネジ41の径に比べて十分大きいことにより、高さ調
整ネジ41が該穴6内を板面に沿った方向に移動調整で
きるので可能となっている。
【0043】そして上開口部11aと化粧用上蓋45と
の間の高さレベル調整を行う。これは化粧用上蓋45上
面側に露出している高さ調整ネジ41をドライバ等によ
り操作して、上蓋130からの高さ調整ネジ41の突出
量を調整することで行える。この調整により上蓋130
と化粧用上蓋45との間の高さレベルが調整されること
で、上開口部11aと化粧用上蓋45との間の高さレベ
ル調整が実行される。
の間の高さレベル調整を行う。これは化粧用上蓋45上
面側に露出している高さ調整ネジ41をドライバ等によ
り操作して、上蓋130からの高さ調整ネジ41の突出
量を調整することで行える。この調整により上蓋130
と化粧用上蓋45との間の高さレベルが調整されること
で、上開口部11aと化粧用上蓋45との間の高さレベ
ル調整が実行される。
【0044】その後、各第2調整板43の1つのビス穴
47にビス65を挿入し、該ビス65により化粧用上蓋
45と第2調整板43とを締結する。これにより5つの
高さ調整ネジ41と化粧用上蓋45とが固定され、化粧
用上蓋45が水平方向に不用意にずれないように設定で
きた。なお、本実施形態では1つのビス穴47であるが
複数のビス穴47にビスを挿入してもよい。
47にビス65を挿入し、該ビス65により化粧用上蓋
45と第2調整板43とを締結する。これにより5つの
高さ調整ネジ41と化粧用上蓋45とが固定され、化粧
用上蓋45が水平方向に不用意にずれないように設定で
きた。なお、本実施形態では1つのビス穴47であるが
複数のビス穴47にビスを挿入してもよい。
【0045】次いで、化粧用上蓋45上に化粧材(不図
示)を設置する。上述したように化粧用上蓋45の高さ
レベルが調整されているので、化粧材のレベルが四方で
隣接する床材のレベルと等しくなっている。以上で避難
ハッチユニット100の設置が完了する。
示)を設置する。上述したように化粧用上蓋45の高さ
レベルが調整されているので、化粧材のレベルが四方で
隣接する床材のレベルと等しくなっている。以上で避難
ハッチユニット100の設置が完了する。
【0046】以上のように本実施形態でも、避難ハッチ
ユニット100の化粧用上蓋130の上に床材と同じ材
質の化粧材を設置したので、違和感無く調和のとれた優
れた美観を呈することができた。また、化粧材の高さレ
ベルは、複数の高さ調整用ネジ41を介して各々独立的
に調整可能なので、床材と化粧材との間でフラットな優
れた床構造を実現することができた。
ユニット100の化粧用上蓋130の上に床材と同じ材
質の化粧材を設置したので、違和感無く調和のとれた優
れた美観を呈することができた。また、化粧材の高さレ
ベルは、複数の高さ調整用ネジ41を介して各々独立的
に調整可能なので、床材と化粧材との間でフラットな優
れた床構造を実現することができた。
【0047】上述した各実施形態ではマンション等のバ
ルコニ1における床構造に関するものであったが、避難
ハッチユニットはそれ以外の床構造に適用されてもよ
い。例えば、オフィスビル、病院、ホテル、戸建て住宅
のバルコニ、などに適用することも可能である。また、
バルコニ以外にも、共用廊下やテラスなどの床構造に適
用することも可能である。
ルコニ1における床構造に関するものであったが、避難
ハッチユニットはそれ以外の床構造に適用されてもよ
い。例えば、オフィスビル、病院、ホテル、戸建て住宅
のバルコニ、などに適用することも可能である。また、
バルコニ以外にも、共用廊下やテラスなどの床構造に適
用することも可能である。
【図1】バルコニを示す側断面図。
【図2】避難ハッチユニットを示す側断面図。
【図3】避難ハッチユニット付近を示す平面図。
【図4】図3のI矢視図。
【図5】避難ハッチユニットの丁番付近を示した平面
図。
図。
【図6】図5のX1−X1線断面図。
【図7】図5のX2−X2線断面図。
【図8】図7の状態より高さレベル調整した後の状態を
示す図。
示す図。
【図9】別の実施形態に係る避難ハッチユニットの平面
図。
図。
【図10】高さ調整ネジ近傍の詳細図。
【図11】図10の状態より高さレベル調整した後の状
態を示す図。
態を示す図。
1 バルコニ 2 床構造部材(床構造体) 10 避難ハッチユニット 11 フレーム 11a 上開口部 11p 避難孔 13 蓋部材(上蓋) 13a 化粧材設置部(上面) 20b 高さレベル調整機構(取付部) 20h 高さレベル調整機構(長穴) 21 高さレベル調整機構(ボルト) 22 高さレベル調整機構(ナット) 25 高さレベル調整機構(高さ調整ボルト) 30 化粧材 35 床材 41 高さレベル調整機構(高さ調整ネジ) 45 化粧材設置部(化粧用上蓋) 100 避難ハッチユニット 130 蓋部材(上蓋) H 高さレベル
Claims (7)
- 【請求項1】床構造部材に設置されるフレームを有し、
該フレームに避難孔を上下に貫通形成し、該避難孔の上
開口部に蓋部材を、開放状態と閉鎖状態との間で移動自
在に設けた避難ハッチユニットにおいて、 前記蓋部材の上面側に、化粧材を設置自在な化粧材設置
部を設け、 前記蓋部材の閉鎖状態における前記上開口部と前記化粧
材設置部との間の高さレベルを調整自在な高さレベル調
整機構を設けて構成した、ことを特徴とする避難ハッチ
ユニット。 - 【請求項2】前記高さレベル調整機構は、閉鎖状態にお
ける前記蓋部材の平面視複数箇所に配置されており、 前記各箇所の高さレベル調整機構は、他の箇所の高さレ
ベル調整機構に対して前記高さレベルを独立的に調整自
在となっている、ことを特徴とする請求項1記載の避難
ハッチユニット。 - 【請求項3】前記化粧材設置部は、前記蓋部材の上面に
より形成されており、 前記高さレベル調整機は、前記蓋部材の閉鎖状態におけ
る前記上開口部と該蓋部材との間の高さレベルを調整す
るようになっている、ことを特徴とする請求項1記載の
避難ハッチユニット。 - 【請求項4】前記化粧材設置部は、前記蓋部材の上面側
に配設された化粧材設置部材であり、 前記高さレベル調整機は、前記蓋部材の閉鎖状態におけ
る該蓋部材と前記化粧材設置部材との間の高さレベルを
調整するようになっている、ことを特徴とする請求項1
記載の避難ハッチユニット。 - 【請求項5】前記化粧材設置部材は前記蓋部材の上面を
略全面覆う形で配設されている、ことを特徴とする請求
項4記載の避難ハッチユニット。 - 【請求項6】床構造部材を有し、該床構造部材の上面に
床材を敷設した床構造において、 前記床構造部材に請求項1乃至5のいずれか1項に記載
の避難ハッチユニットを設置し、 前記化粧材設置部に前記床材に対応した材質の化粧材を
設置し、 前記高さレベル調整機構は、前記床材の上面と前記化粧
材の上面とが整合する形で、前記蓋部材の閉鎖状態にお
ける前記上開口部と前記化粧材設置部との間の高さレベ
ルを調整した状態に設定して構成した、ことを特徴とす
る床構造。 - 【請求項7】前記床構造部材はバルコニの床をなす、こ
とを特徴とする請求項6記載の床構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000195365A JP2002013192A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 避難ハッチユニット及び床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000195365A JP2002013192A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 避難ハッチユニット及び床構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002013192A true JP2002013192A (ja) | 2002-01-18 |
Family
ID=18694037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000195365A Pending JP2002013192A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 避難ハッチユニット及び床構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002013192A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4584345B1 (ja) * | 2009-12-14 | 2010-11-17 | 真盛 野中 | ベランダ用避難装置 |
JP2011021353A (ja) * | 2009-07-14 | 2011-02-03 | Asahi Kasei Homes Co | 避難ハッチの防水枠及び外部床開口部の防水構造 |
JP7144635B1 (ja) | 2022-03-10 | 2022-09-29 | ミサワホーム株式会社 | 避難ハッチの設置構造 |
JP2023006568A (ja) * | 2021-06-30 | 2023-01-18 | 六菱ゴム株式会社 | 開口開閉構造ならびに板状蓋設置方法 |
-
2000
- 2000-06-29 JP JP2000195365A patent/JP2002013192A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011021353A (ja) * | 2009-07-14 | 2011-02-03 | Asahi Kasei Homes Co | 避難ハッチの防水枠及び外部床開口部の防水構造 |
JP4584345B1 (ja) * | 2009-12-14 | 2010-11-17 | 真盛 野中 | ベランダ用避難装置 |
JP2011122400A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Masamori Nonaka | ベランダ用避難装置 |
JP2023006568A (ja) * | 2021-06-30 | 2023-01-18 | 六菱ゴム株式会社 | 開口開閉構造ならびに板状蓋設置方法 |
JP7414291B2 (ja) | 2021-06-30 | 2024-01-16 | 六菱ゴム株式会社 | 開口開閉構造ならびに板状蓋設置方法 |
JP7144635B1 (ja) | 2022-03-10 | 2022-09-29 | ミサワホーム株式会社 | 避難ハッチの設置構造 |
JP2023131927A (ja) * | 2022-03-10 | 2023-09-22 | ミサワホーム株式会社 | 避難ハッチの設置構造 |
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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