JPH0631066Y2 - 浴室の天井点検口の構造 - Google Patents

浴室の天井点検口の構造

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JPH0631066Y2
JPH0631066Y2 JP10711888U JP10711888U JPH0631066Y2 JP H0631066 Y2 JPH0631066 Y2 JP H0631066Y2 JP 10711888 U JP10711888 U JP 10711888U JP 10711888 U JP10711888 U JP 10711888U JP H0631066 Y2 JPH0631066 Y2 JP H0631066Y2
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heat insulating
lid
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JP10711888U
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元彦 中村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は浴室の天井の天井パネルに点検のために設けた
点検口構造に関するものである。
[従来の技術] 従来の天井の点検口は第7図に示すように天井基板14
上に断熱材15を裏打ちした天井パネル13に点検口1
6を開口し、点検口16の周縁に上方に立ち上がる係合
片17′を設け、蓋基板18の上に断熱材19を裏打ち
した点検蓋20にて点検口16を閉塞し、点検蓋20の
周縁の立ち上がり縁21の上端から外方に連出した係合
部22を係合片17′に係合させていた。
[考案が解決しようとする課題] 断熱性を持たせて結露を防止するため天井パネル13や
点検蓋20に断熱材15,19を裏打ちしてあるが、係
合部22を係合するため係合片17′の近傍には断熱材
15に空所Sを形成しなければならなく、この空所Sの
ある部分では断熱性が悪く、この部分で結露しやすいと
いう問題がある。
本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本考
案の目的とするところは、天井パネルの全面に断熱材を
裏打ちしてあっても点検蓋の係合部を係合できて天井パ
ネルに断熱材を裏打ちしないところがなくなって天井の
全面に亘って断熱性が向上して結露を防止できる浴室の
天井点検口の構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案浴室の天井点検口の構造
は、天井基板14上に全面に亘って断熱材15を裏打ち
した天井パネル13を浴室の天井部に貼り、天井パネル
13の適所に点検口16を開口し、点検口16の周縁に
天井基板14と一体の立ち上がり縁23を設けると共に
立ち上がり縁23の上部を断熱材15の上面より上方に
突出させて突出係合片17を形成し、蓋基板18の上に
全面に亘って断熱材19を裏打ちした点検蓋20にて上
記点検口16を閉塞し、点検蓋20の周縁に蓋基板18
と一体の立ち上がり縁21を設けると共にこの立ち上が
り縁21と点検口16の周縁の立ち上がり縁23とを当
接し、点検蓋20の立ち上がり縁21の上端より外方に
連出した係合部22を上記突出係合片17に係合したも
のである。
[作用] 点検蓋20を持ち上げることにより点検口16を開いて
点検ができ、点検蓋20を点検口16に合致させて係合
部22を突出係合片17に係合することにより点検口1
6を閉塞でき、また天井パネル13の全面に亘って断熱
材15を裏打ちしてあっても係合部22を係合できて天
井の全面に亘って断熱性を向上して結露を防止できる。
[実施例] 浴室1全体は第1図に示すように形成されている。浴室
の基礎2上には防水床パン3を載設してあり、防水床パ
ン3の周縁上には腰壁パネル4を載設してあり、腰壁パ
ネル4の上方には壁面に沿って壁パネル8を貼ってあ
る。防水床パン3の一方側は一段高くして洗い場5とな
っており、他方側は一段低くなって浴槽設置部6となっ
ており、浴槽設置部6に浴槽7を設置してある。洗い場
3側の壁面には混合水栓9やシャワーヘッド10や鏡1
1等を設けてある。浴槽7側の壁面には出窓12等を設
けてある。浴室1の天井を構成する天井パネル13は断
面アーチ状で洗い場3側の上方を覆う第1天井パネル1
3aと、フラットで浴槽7側の上方を覆う第2天井パネ
ル13bとで構成されており、第1天井パネル13aと
第2天井パネル13bとが洗い場5側と浴槽7側との間
で接続してある。第1天井パネル13aと第2天井パネ
ル13bとの接続部には洗い場5側に開口するコ字状の
空所24を設けてあり、この空所24に照明器具25を
収納してある。天井パネル13は合成樹脂等にて形成せ
る天井基板14の裏面に全面に亘ってウレタン発泡体の
ような断熱材15を裏打ちして形成されている。このと
き断熱材15の上に更に裏打材30を裏打ちしてある。
第1天井パネル13aには第4図に示すように点検口1
6を開口してあり、第2天井パネル13bには換気扇2
6を設けてある。点検口16の周縁には天井基板14と
一体の立ち上がり縁23を設けてあり、この立ち上がり
縁23に至るまで断熱材15を装填してある。立ち上が
り縁23の上端より断熱材15の上面より突出するよう
に突出係合片17を上方に連出してある。点検蓋20は
第5図に示すように合成樹脂等にて形成せる蓋基板18
の上に全面に亘って断熱材19を裏打ちして形成され、
点検蓋20の周縁には蓋基板18と一体に立ち上がり縁
21を設けてあり、立ち上がり縁21の上端より外方に
係合部22を連出してある。この係合部22は水平部2
2aと先端の折曲部22bとで構成されている。係合部
22の水平部22aの下面にはソフトテープと称される
軟質層28を設けてある。この点検蓋20は点検口16
に配置され、第3図に示すように点検蓋20の立ち上が
り縁21と点検口16の立ち上がり縁23とを当接し、
係合部22を突出係合片17に係合することにより点検
蓋20が取り付けられる。このとき天井パネル13及び
点検蓋20の全面に亘って断熱材15,19が裏打ちさ
れているので全面に亘って断熱性があって結露の発生を
防止でき、また係合部22と突出係合片17とは軟質層
28を介して係合しているので係合部分が確実にシール
される。点検蓋20は上方に持ち上げることにより係合
部22を突出係合片17から外して点検口16を開放で
きる。
第6図は他の実施例を示す。本実施例の場合天井パネル
13の点検口16の周縁の立ち上がり縁23の近傍では
断熱材15の厚さがやや薄くなるように段部29を設け
てあり、立ち上がり縁23の段部29より上方に突出す
る部分を突出係合片17にしてある。かかる実施例の場
合上記実施例のものより立ち上がり縁23近傍の断熱性
が劣るが、従来例のものより断熱性が向上する。
[考案の効果] 本考案は叙述の如く天井パネルの点検口の周縁の立ち上
がり縁の上部に断熱材の上面より上方に突出する突出係
合片を設け、点検蓋の周縁の立ち上がり縁の係合部を突
出係合片に係合しているので、天井パネルの全面に断熱
材が裏打ちしてあっても点検蓋の係合部を係合できるも
のであって、天井の全面に亘って断熱性を向上できて結
露を防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は同上
の天井の平面図、第3図は同上の点検口を点検蓋にて閉
塞した状態の断面図、第4図は同上の点検口の断面図、
第5図(a)は同上の点検蓋の平面図、第5図(b)は第5図
(a)の正断面図、第5図(c)は第5図(a)の側断面図、第
6図は同上の他の実施例の断面図、第7図は従来例の断
面図であって、13は天井パネル、14は天井基板、1
5は天井パネルの断熱材、16は点検口、17は突出係
合片、18は蓋基板、19は点検蓋の断熱材、20は点
検蓋、21は点検蓋の立ち上がり縁、22は係合片、2
3は天井パネルの立ち上がり縁である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井基板上に全面に亘って断熱材を裏打ち
    した天井パネルを浴室の天井部に貼り、天井パネルの適
    所に点検口を開口し、点検口の周縁に天井基板と一体の
    立ち上がり縁を設けると共に立ち上がり縁の上部を断熱
    材の上面より上方に突出させて突出係合片を形成し、蓋
    基板の上に全面に亘って断熱材を裏打ちした点検蓋にて
    上記点検口を閉塞し、点検蓋の周縁に蓋基板と一体の立
    ち上がり縁を設けると共にこの立ち上がり縁と点検口の
    周縁の立ち上がり縁とを当接し、点検蓋の立ち上がり縁
    の上端より外方に連出した係合部を上記突出係合片に係
    合して成る浴室の天井点検口の構造。
JP10711888U 1988-08-12 1988-08-12 浴室の天井点検口の構造 Expired - Lifetime JPH0631066Y2 (ja)

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JP10711888U JPH0631066Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12 浴室の天井点検口の構造

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Publication Number Publication Date
JPH0227465U JPH0227465U (ja) 1990-02-22
JPH0631066Y2 true JPH0631066Y2 (ja) 1994-08-22

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ID=31341240

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JP10711888U Expired - Lifetime JPH0631066Y2 (ja) 1988-08-12 1988-08-12 浴室の天井点検口の構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2535518Y2 (ja) * 1991-12-27 1997-05-14 鐘淵化学工業株式会社 天井点検口

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JPH0227465U (ja) 1990-02-22

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