JPH033681Y2 - - Google Patents

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JPH033681Y2
JPH033681Y2 JP4670485U JP4670485U JPH033681Y2 JP H033681 Y2 JPH033681 Y2 JP H033681Y2 JP 4670485 U JP4670485 U JP 4670485U JP 4670485 U JP4670485 U JP 4670485U JP H033681 Y2 JPH033681 Y2 JP H033681Y2
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arm hardware
hanging
arm
building
balcony
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、耐火性能に優れ取付が容易且つ堅固
で、仕上の美麗なバルコニーの取付構造に関する
ものである。
〔従来の技術〕
バルコニーをプレハブ住宅等の建物の外壁部に
建物開口部を囲んで取付けるバルコニーの取付構
造としては、実開昭59−32002号公報等、従来よ
り種々のものが提案されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のバルコニーの取付構造に
より取付けられるバルコニーは、通常、鉄骨を主
体として組立られている場合が多く、耐火性能が
不充分であつた。
また、従来のバルコニーの取付構造において
は、バルコニーの取付が必ずしも容易且つ堅固で
はなく、仕上も必ずしも美麗ではない等の問題も
あつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、建物開口部下方の建物外壁部に水平
方向に所定間隔をあけて一対の腕金物を突設し、
床部底面部にその正面部及び左右側面部に亘つて
垂下化粧部を一体的に形成し上記垂下化粧部の左
右側面部の間に下側及び背面側の開口した腕金物
収容凹部を形成したコンクリート製バルコニー床
部を、その腕金物収容凹部に上記腕金物を収容し
た状態で該腕金物に載置固定し、また、耐火板を
上記腕金物の下方に被着し、更に、上記化粧垂下
部の内側に軒天板を上記耐火板を下方から被覆し
て固定したことを特徴とするバルコニーの取付構
造を提供することによつて上記の問題点を解決し
たものである。
〔実施例〕
以下、本考案のバルコニーの取付構造を図面に
示す一実施例について説明する。
図面において、1は建物開口部2を設けた建物
外壁部、3,3は腕金物、4はPC板等からなる
コンクリート製バルコニー床部で、コンクリート
製バルコニー床部は、第2図〜第4図に示す如
く、その底面部にその正面部及び左右側面部に亘
つて垂下化粧部5を又該垂下化粧部5の左右側面
部5a,5bそれぞれの内側に所定間隔をあけて
補助垂下部6a,6bをそれぞれ一体的に形成
し、上記垂下化粧部5の左右側面部5a,5bと
上記補助垂下部6a,6bとの間にそれぞれ下側
及び背面側の開口した一対の腕金物収容凹部7,
7を形成して構成してある。
而して、本考案のバルコニーの取付構造は、上
記建物開口部2下方の上記建物外壁部1に第1図
及び第2図に示す如く水平方向に所定間隔をあけ
て一対の上記腕金物3,3を突設し、上記コンク
リート製バルコニー床部4を、第2図〜第4図に
示す如くその上記腕金物収容凹部7,7にそれぞ
れ上記腕金物3,3を収容した状態で該腕金物
3,3に載置固定した上、上記コンクリート製バ
ルコニー床部4における上記垂下化粧部5の左右
側面部5a,5bと上記補助垂下部6a,6bと
の間に第3図及び第4図に示す如くそれぞれ珪酸
カルシウム板等の耐火板8,8を上記腕金物3,
3を下方から被覆して固定し、更に、上記コンク
リート製バルコニー床部4における上記垂下化粧
部5の内側に第3図及び第4図に示す如くカラー
鉄板等からなる軒天板9を上記耐火板8,8及び
上記補助垂下部6a,6bを下方から被覆して固
定することによつて構成してある。
実施例について更に詳述すると、上記各腕金物
3は、角形中空鋼10を主体とし、その後端部に
建物外壁部1への当接板11を、又その内側部に
角形中空鋼10の上面と面一な固定板12,12
を、更に又その外側部に角形中空鋼10の上面よ
りも上方に突出するガイドピン13(第1図及び
第4図参照)を一体的に固着すると共に、その下
面にナツト部14,14を形成することによつて
構成してあり、その建物外壁部1への突設は、当
接板11を建物外壁部1に当接させて該建物外壁
部1を貫通するボルト15(第1図及び第3図参
照)で緊結することにより行つてある。
また、上記コンクリート製バルコニー床部4
は、その底面部に上記如き垂下化粧部5、補助垂
下部6a,6b及び腕金物収容凹部7,7を有す
る他、各腕金物収容凹部7の天壁部に、上記腕金
物3の固定板12,12に対応するインサートナ
ツト16,16(第3図及び第4図参照)を埋設
し且つ上記腕金物3のガイドピン13を嵌入させ
るガイド孔17(第4図参照)を形成して構成し
てあり、その腕金物3,3への載置に際しては、
ガイドピン13及びガイド孔17の案内作用によ
り的確な位置に載置可能となしてあり、その腕金
物3,3への固定は、第3図及び第4図に示す如
く、各固定12の下方から各インサートナツト1
6にボルト18を螺合することにより行つてあ
る。尚、補助垂下部6a,6bの前端部は、垂下
化粧部5における正面部5cに一体的に結合して
ある。
また、上記各耐火板8は、第2図〜第4図に示
す如く、火災時に上記各腕金物3を守るため、コ
ンクリート製バルコニー床部4における上記各腕
金物収容凹部7をその下方から閉塞できる程度の
大きさを有しており、その固定は、軒天板受金物
19,19とともに下方からボルト20,20を
各腕金物3のナツト部14,14に螺合すること
により行つてある。
また、上記軒天板9は、第3図及び第4図に示
す如く、建物外壁部1に固定した軒天板見切兼受
金物21に後縁部を嵌入させた状態で、上記の如
く耐火板8の固定とともに腕金物3,3に固定さ
れている軒天板受金物19,19に多数のビス2
2を下方から螺入することにより行つてある。
この他、第1図において、23はコンクリート
製バルコニー床部4の正面部に適宜の手段で立設
される手摺、24,24はコンクリート製バルコ
ニー床部4の左側及び右側部に適宜の手段で立設
される手摺で、これらの手摺23,24,24は
立設後に笠木部分が適宜の手段で連結され、且つ
左側及び右側の手摺24,24の笠木部分の後端
部は建物外壁部1に取付金物25,25により固
定される。又、26はコンクリート製バルコニー
床部4の背面上部と建物外壁部1との間に介在さ
せた水切である。又、 第2図において、27,27は、腕金物3,3
の突設後その当接板11に被着した防水シートで
ある。
尚、補助垂下部6a,6bは、必ずしも設けて
なくても良いが、万一の場合の耐火性能を考慮す
ると、実施例の如く設けるのが好ましい。又、補
助垂下部を設ける場合、これらは一体的に形成さ
れていても良いが、実施例の如くそれらの間に凹
部が形成されるように別体で構成する方がコンク
リート製バルコニー床部4を軽量化できるので好
ましく、又、このように凹部を形成しても、該凹
部は軒天板9により被覆されるから外観上も問題
がない。
〔考案の効果〕
本考案のバルコニーの取付構造によれば、バル
コニーの床部がコンクリート製で、これを建物外
壁部に突設した腕金物で支持し且つ該腕金物を耐
火板で被覆してあるため、バルコニーを耐火性能
に優れた堅固なものとすることができ、又、コン
クリート製のバルコニー床部を腕金物にその上方
から落とし込んで固定することができるため、そ
の取付を容易に行うことができ、更に、コンクリ
ート製のバルコニー床部の下面には軒天板を被着
してあるため、斯る下面を美麗に仕上げることが
できる等の多大な実用的効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜め上方からの分
解斜視図、第2図はその斜め下方からの分解斜視
図、第3図はその要部の縦断面図、第4図は第3
図のA−A線断面図である。 1……建物外壁部、2……建物開口部、3……
腕金物、4……コンクリート製バルコニー床部、
5……垂下化粧部、5a,5b……垂下化粧部の
左右側面部、7……腕金物収容凹部、8……耐火
板、9……軒天板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物開口部下方の建物外壁部に水平方向に所定
    間隔をあけて一対の腕金物を突設し、床部底面部
    にその正面部及び左右側面部に亘つて垂下化粧部
    を一体的に形成し上記垂下化粧部の左右側面部の
    間に下側及び背面側の開口した腕金物収容凹部を
    形成したコンクリート製バルコニー床部を、その
    腕金物収容凹部に上記腕金物を収容した状態で該
    腕金物に載置固定し、また、耐火板を上記腕金物
    の下方に被着し、更に、上記化粧垂下部の内側に
    軒天板を上記耐火板を下方から被覆して固定した
    ことを特徴とするバルコニーの取付構造。
JP4670485U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPH033681Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4670485U JPH033681Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JP4670485U JPH033681Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61163801U JPS61163801U (ja) 1986-10-11
JPH033681Y2 true JPH033681Y2 (ja) 1991-01-30

Family

ID=30561354

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JP4670485U Expired JPH033681Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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