JPS6317783Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6317783Y2 JPS6317783Y2 JP9408984U JP9408984U JPS6317783Y2 JP S6317783 Y2 JPS6317783 Y2 JP S6317783Y2 JP 9408984 U JP9408984 U JP 9408984U JP 9408984 U JP9408984 U JP 9408984U JP S6317783 Y2 JPS6317783 Y2 JP S6317783Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- decorative
- main body
- wall
- weir wall
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 4
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Fencing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はベランダやビルおよび多層住宅の屋上
等の周囲壁、あるいは塀を構成する立壁等の所謂
堰壁の頂部に被冠する笠木に関するものである。
等の周囲壁、あるいは塀を構成する立壁等の所謂
堰壁の頂部に被冠する笠木に関するものである。
一般に堰壁の頂部には雨水の浸入を防止する目
的でアルミニウム製等の笠木が被冠されている。
しかしながら、従来の笠木にあつては、その取付
位置が外観上から非常に目に付き易い部分にある
にもかかわらず、上記防水機能を有するのみで装
飾機能に乏しいものであつた。
的でアルミニウム製等の笠木が被冠されている。
しかしながら、従来の笠木にあつては、その取付
位置が外観上から非常に目に付き易い部分にある
にもかかわらず、上記防水機能を有するのみで装
飾機能に乏しいものであつた。
この考案は、本来の防水機能と共に装飾機能を
も兼ね備えた堰壁用笠木、特に共通の本体笠木に
対して装飾部分を種々変更可能な笠木の取付装置
を提供しようとするものである。
も兼ね備えた堰壁用笠木、特に共通の本体笠木に
対して装飾部分を種々変更可能な笠木の取付装置
を提供しようとするものである。
以下、本考案を図示実施例に基づいて説明す
る。
る。
第1図において、1はコンクリート等からなる
堰壁で、頂面1aより屋内側面1bにかけて多層
状の防水シート2が被着され、更に該防水シート
2の外側に仕上げモルタル層3が設けてある。4
は堰壁1の頂部に長手方向に沿い所要間隔を置い
て跨嵌した鞍形の取付用アンカーで、鉄やステン
レススチール等にて形成されており、中央部が凹
陥した天板部4aと、外側へやや張出状に傾斜し
て堰壁1の屋内外側面1b,1cより離間した屋
内外側板部4b,4cとからなる。この取付用ア
ンカー4は、天板部4aの凹嵌した中央位置と屋
外側板部4bとにそれぞれ上方突出する笠木受け
片5a,5bを備え、天板部4aの両側下面に形
成された下向きコ字枠部5c,5cと笠木受け片
5a下方に突設された突条部5dとで堰壁1の頂
面に当接し、天板部4aの凹嵌部を貫通して堰壁
1内に打込まれたアンカーボルト6,6により堰
壁1に固着されている。7はアルミニウムあるい
はその合金の押出型材等からなる本体笠木で、屋
外側がやや高くなるように緩傾斜した頂壁部7a
とその屋内外両側端より垂下する両側裾壁部7
b,7cとから縦断面略下向きコ字状に形成され
ている。この本体笠木7は、取付用アンカー4の
上から押圧して、両側裾壁部7b,7cを取付用
アンカー4の両側側板部4b,4cの傾斜に沿つ
て弾力的に圧開させ、最終的に両側裾壁部7b,
7cの先端部内面側に突設してあるL字片7d,
7d上に、取付用アンカー4の両側板部4b,4
cの先端を係嵌させることにより、取付用アンカ
ー4に対して抜出不能に固定されて堰壁1に被冠
している。しかして本体笠木7は頂壁部7aの下
面側において取付用アンカー4の笠木受け片5
a,5bおよび屋内側板部4bの頂部に当接して
いる。
堰壁で、頂面1aより屋内側面1bにかけて多層
状の防水シート2が被着され、更に該防水シート
2の外側に仕上げモルタル層3が設けてある。4
は堰壁1の頂部に長手方向に沿い所要間隔を置い
て跨嵌した鞍形の取付用アンカーで、鉄やステン
レススチール等にて形成されており、中央部が凹
陥した天板部4aと、外側へやや張出状に傾斜し
て堰壁1の屋内外側面1b,1cより離間した屋
内外側板部4b,4cとからなる。この取付用ア
ンカー4は、天板部4aの凹嵌した中央位置と屋
外側板部4bとにそれぞれ上方突出する笠木受け
片5a,5bを備え、天板部4aの両側下面に形
成された下向きコ字枠部5c,5cと笠木受け片
5a下方に突設された突条部5dとで堰壁1の頂
面に当接し、天板部4aの凹嵌部を貫通して堰壁
1内に打込まれたアンカーボルト6,6により堰
壁1に固着されている。7はアルミニウムあるい
はその合金の押出型材等からなる本体笠木で、屋
外側がやや高くなるように緩傾斜した頂壁部7a
とその屋内外両側端より垂下する両側裾壁部7
b,7cとから縦断面略下向きコ字状に形成され
ている。この本体笠木7は、取付用アンカー4の
上から押圧して、両側裾壁部7b,7cを取付用
アンカー4の両側側板部4b,4cの傾斜に沿つ
て弾力的に圧開させ、最終的に両側裾壁部7b,
7cの先端部内面側に突設してあるL字片7d,
7d上に、取付用アンカー4の両側板部4b,4
cの先端を係嵌させることにより、取付用アンカ
ー4に対して抜出不能に固定されて堰壁1に被冠
している。しかして本体笠木7は頂壁部7aの下
面側において取付用アンカー4の笠木受け片5
a,5bおよび屋内側板部4bの頂部に当接して
いる。
8は、本体笠木7の頂壁部7aの上面外側縁部
に重合する水平部8aと、同屋外側裾壁部7cに
重合する垂壁部8bとからなる略L字状のステン
レス鋼製等の連結部材であり、水平部8aの屋内
端に立ち上げ片9を備えると共に垂壁部8bの下
端に鉤部10が曲成させており、垂壁部8bにお
いてビス11,11を介して本体笠木7に固着さ
れている。
に重合する水平部8aと、同屋外側裾壁部7cに
重合する垂壁部8bとからなる略L字状のステン
レス鋼製等の連結部材であり、水平部8aの屋内
端に立ち上げ片9を備えると共に垂壁部8bの下
端に鉤部10が曲成させており、垂壁部8bにお
いてビス11,11を介して本体笠木7に固着さ
れている。
12はアルミニウムまたはその合金の押出型材
等から形成された装飾用付属笠木で、屋内端に垂
下片13を備えた水平壁部12aと、その屋外端
より連続して垂設した曲面的装飾形状の前面壁部
12bとからなり、前面壁部12bの内面側に係
止片14が突設され、また同内面側の上、中、下
の3ケ所にビスポケツト15が設けてある。しか
してこの装飾用付属笠木12は、垂下片13を連
結部材8の立ち上げ片9に重合してビス16によ
つて固着すると共に、係止片14を連結部材8の
鉤部10に係合することにより、本体笠木7の屋
外側面を覆うように取付けられている。
等から形成された装飾用付属笠木で、屋内端に垂
下片13を備えた水平壁部12aと、その屋外端
より連続して垂設した曲面的装飾形状の前面壁部
12bとからなり、前面壁部12bの内面側に係
止片14が突設され、また同内面側の上、中、下
の3ケ所にビスポケツト15が設けてある。しか
してこの装飾用付属笠木12は、垂下片13を連
結部材8の立ち上げ片9に重合してビス16によ
つて固着すると共に、係止片14を連結部材8の
鉤部10に係合することにより、本体笠木7の屋
外側面を覆うように取付けられている。
17は本体笠木7の屋内側裾壁部7b下端とL
字片7dとの間に構成される溝部分に上部でビス
18を介して装着されたアルミニウムもしくはそ
の合金の押出型材からなる水密材保持具で、その
下端コ字枠部17aにゴム等の成形物からなる水
密材19が保持されている。一方、装飾用付属笠
木12の下端近傍の内面には略コ字状の水密材保
持枠部20が設けられ、これに同様の水密材19
が保持されている。21は装飾用付属笠木12の
下端と堰壁1の屋外側面1cとの間隙を封止する
シール材である。
字片7dとの間に構成される溝部分に上部でビス
18を介して装着されたアルミニウムもしくはそ
の合金の押出型材からなる水密材保持具で、その
下端コ字枠部17aにゴム等の成形物からなる水
密材19が保持されている。一方、装飾用付属笠
木12の下端近傍の内面には略コ字状の水密材保
持枠部20が設けられ、これに同様の水密材19
が保持されている。21は装飾用付属笠木12の
下端と堰壁1の屋外側面1cとの間隙を封止する
シール材である。
第2図は、第1図の構成における装飾用付属笠
木12の代わりに、直線的な装飾形状の前面壁部
22bを備えた装飾用付属笠木22を用いた例を
示す。この装飾用付属笠木22は、前述した装飾
用付属笠木12と同様に、水平壁部22aの屋内
端に垂下片13を有し、また前面壁部22bの内
面側に係止片14およびビスポケツト15が設け
てあり、係止片14を連結部材8の立ち上げ片9
を重合してビス16にて固着すると共に、係止片
14を連結部材8の鉤部10に係合することによ
り、本体笠木7の屋外側面を覆うように取付けら
れている。
木12の代わりに、直線的な装飾形状の前面壁部
22bを備えた装飾用付属笠木22を用いた例を
示す。この装飾用付属笠木22は、前述した装飾
用付属笠木12と同様に、水平壁部22aの屋内
端に垂下片13を有し、また前面壁部22bの内
面側に係止片14およびビスポケツト15が設け
てあり、係止片14を連結部材8の立ち上げ片9
を重合してビス16にて固着すると共に、係止片
14を連結部材8の鉤部10に係合することによ
り、本体笠木7の屋外側面を覆うように取付けら
れている。
尚、上記実施例では2種の装飾用付属笠木1
2,22を示したが、これら以外の各種装飾形状
の付属笠木も交換着脱可能である。また本考案で
は、例示した以外の取付用アンカー4の構造なら
びにこれと本体笠木7との連結構造を採用できる
と共に、取付部材8と装飾用付属笠木とのビス止
め位置も種々変更可能であり、更に本体笠木7上
に手摺りを立設しても差し支えない。
2,22を示したが、これら以外の各種装飾形状
の付属笠木も交換着脱可能である。また本考案で
は、例示した以外の取付用アンカー4の構造なら
びにこれと本体笠木7との連結構造を採用できる
と共に、取付部材8と装飾用付属笠木とのビス止
め位置も種々変更可能であり、更に本体笠木7上
に手摺りを立設しても差し支えない。
以上のように、本考案に係る堰壁用笠木の取付
装置は、堰壁頂部に所要間隔で固着された取付用
アンカーを介して縦断面略下向きコ字状の本体笠
木が冠着され、該笠木の屋外側に連結部材が固着
され、本体笠木の屋外側面を覆う装飾用付属笠木
が上記連結部材にビス止めされてなるものである
から、堰壁部笠木に装飾機能を付与して建物全体
やベランダ、塀等の外観を向上させることができ
る。また同一の本体笠木に対して異なる装飾用付
属笠木を自在に取替装着可能であるから、需要者
の要望に応じて装飾外観を変更でき、異なる装飾
外観の笠木について取付施工作業の面一化を図る
ことが可能であり、また材料コストも低減され
る。更に既存の装飾形状を持たない笠木に対し
て、これを取り外すことなく、連結部材を固着し
て装飾用付属笠木を装着できる利点があり、改装
コストが大きく低減される。
装置は、堰壁頂部に所要間隔で固着された取付用
アンカーを介して縦断面略下向きコ字状の本体笠
木が冠着され、該笠木の屋外側に連結部材が固着
され、本体笠木の屋外側面を覆う装飾用付属笠木
が上記連結部材にビス止めされてなるものである
から、堰壁部笠木に装飾機能を付与して建物全体
やベランダ、塀等の外観を向上させることができ
る。また同一の本体笠木に対して異なる装飾用付
属笠木を自在に取替装着可能であるから、需要者
の要望に応じて装飾外観を変更でき、異なる装飾
外観の笠木について取付施工作業の面一化を図る
ことが可能であり、また材料コストも低減され
る。更に既存の装飾形状を持たない笠木に対し
て、これを取り外すことなく、連結部材を固着し
て装飾用付属笠木を装着できる利点があり、改装
コストが大きく低減される。
また本考案にあつては、装飾用付属笠木が連結
部材に対してビス止め固定されるので、例えば嵌
合手段にて固定する場合に比較して取付強度が優
れ、特に大型の装飾用付属笠木を使用するのに好
適である。
部材に対してビス止め固定されるので、例えば嵌
合手段にて固定する場合に比較して取付強度が優
れ、特に大型の装飾用付属笠木を使用するのに好
適である。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は第1図の構成より装飾用付属笠木のみを異
種のものに交換した縦断面図である。 1……堰壁、4……取付用アンカー、7……本
体笠木、8……連結部材、12……装飾用付属笠
木、16……ビス、22……装飾用付属笠木。
2図は第1図の構成より装飾用付属笠木のみを異
種のものに交換した縦断面図である。 1……堰壁、4……取付用アンカー、7……本
体笠木、8……連結部材、12……装飾用付属笠
木、16……ビス、22……装飾用付属笠木。
Claims (1)
- 堰壁頂部に所要間隔で固着された取付用アンカ
ーを介して縦断面略下向きコ字状の本体笠木が冠
着され、該本体笠木の屋外側に連結部材が固着さ
れ、本体笠木の屋外側面を覆う装飾用付属笠木が
上記連結部材にビス止めされてなる堰壁用笠木の
取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9408984U JPS619432U (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 堰壁用笠木の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9408984U JPS619432U (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 堰壁用笠木の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS619432U JPS619432U (ja) | 1986-01-20 |
JPS6317783Y2 true JPS6317783Y2 (ja) | 1988-05-19 |
Family
ID=30652339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9408984U Granted JPS619432U (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 堰壁用笠木の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS619432U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0543140Y2 (ja) * | 1987-12-11 | 1993-10-29 | ||
JP2007297773A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-15 | Try Engineering Co Ltd | 笠木 |
-
1984
- 1984-06-22 JP JP9408984U patent/JPS619432U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS619432U (ja) | 1986-01-20 |
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