JP2554372Y2 - 軒先の化粧構造 - Google Patents
軒先の化粧構造Info
- Publication number
- JP2554372Y2 JP2554372Y2 JP3570692U JP3570692U JP2554372Y2 JP 2554372 Y2 JP2554372 Y2 JP 2554372Y2 JP 3570692 U JP3570692 U JP 3570692U JP 3570692 U JP3570692 U JP 3570692U JP 2554372 Y2 JP2554372 Y2 JP 2554372Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eaves
- piece
- eaves gutter
- gutter
- nose plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は軒先のデザイン性に富
み、かつ施工性を向上した軒先の化粧構造に関するもの
である。
み、かつ施工性を向上した軒先の化粧構造に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、軒先に軒樋を設置する場合、たる
木先端に固定された鼻板に、取付金具をビス止め、釘打
ち等にて固定し、この取付金具に軒樋を指示させてい
る。
木先端に固定された鼻板に、取付金具をビス止め、釘打
ち等にて固定し、この取付金具に軒樋を指示させてい
る。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】取付金具にて軒樋を吊
垂支持する方式においては軒先はこの軒樋が露出し、デ
ザイン的にも軒樋にて損なわれる。また軒樋の取付に手
数を要する。
垂支持する方式においては軒先はこの軒樋が露出し、デ
ザイン的にも軒樋にて損なわれる。また軒樋の取付に手
数を要する。
【０００４】本考案では軒樋の外表面を化粧材にて完全
に覆い、軒先のデザインを美しく、かつ施工性にも優れ
た軒先構造を提供するものである。
に覆い、軒先のデザインを美しく、かつ施工性にも優れ
た軒先構造を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するためになしたもので、軒先の鼻板に軒樋を直接取り
付け、この軒樋に形成した係止溝を利用して、少なくと
も軒樋の外表面を覆う軒先化粧材を嵌合係止してなるこ
とを要旨とする。
するためになしたもので、軒先の鼻板に軒樋を直接取り
付け、この軒樋に形成した係止溝を利用して、少なくと
も軒樋の外表面を覆う軒先化粧材を嵌合係止してなるこ
とを要旨とする。
【０００６】
【作用】軒先に取り付けた鼻板に直接軒樋をビス止め、
釘打ちにて固定する。この軒樋の一部には係止溝が一体
に形成されているので、軒先を含め、軒樋の外表面を覆
う形状をした化粧材を軒先に沿って配設し、前記係止溝
に係片を挿入するのみので簡易に取り付けられると共
に、軒樋が露出せず、しかも化粧材により外観デザイン
を美しくすることができる。
釘打ちにて固定する。この軒樋の一部には係止溝が一体
に形成されているので、軒先を含め、軒樋の外表面を覆
う形状をした化粧材を軒先に沿って配設し、前記係止溝
に係片を挿入するのみので簡易に取り付けられると共
に、軒樋が露出せず、しかも化粧材により外観デザイン
を美しくすることができる。
【０００７】
【実施例】以下本考案軒先の化粧構造を図面に示す実施
例にもとづいて説明する。図においてＮは屋根部材Ｒの
軒先端に取り付けた鼻板で、この鼻板Ｎに直接軒樋Ａを
ビス止め、あるいは釘打ちにて固定する。
例にもとづいて説明する。図においてＮは屋根部材Ｒの
軒先端に取り付けた鼻板で、この鼻板Ｎに直接軒樋Ａを
ビス止め、あるいは釘打ちにて固定する。
【０００８】この軒樋Ａは金属、または合成樹脂にて形
成され、上下両端には鼻板Ｎに添うようにした平坦な取
付片１，８を形成すると共に、この上方の取付板１に屈
曲連設して樋片２を設けるが、この樋片２を図示のよう
に軒先側が低くなるように傾斜させるか、またはほぼ水
平になるようにし、この樋片２の下端側を屈曲して斜上
方、または垂直上方に折り曲げて、外側片３を連設し、
この外側片３の先端部に係止溝５を設け、さらに外側片
３の下端にはステー片６を連設し、このステー片６の下
端を垂直に折り曲げて前記下部の取付片８を設け、この
取付片８に沿って下方の係止溝９を設けてなる。
成され、上下両端には鼻板Ｎに添うようにした平坦な取
付片１，８を形成すると共に、この上方の取付板１に屈
曲連設して樋片２を設けるが、この樋片２を図示のよう
に軒先側が低くなるように傾斜させるか、またはほぼ水
平になるようにし、この樋片２の下端側を屈曲して斜上
方、または垂直上方に折り曲げて、外側片３を連設し、
この外側片３の先端部に係止溝５を設け、さらに外側片
３の下端にはステー片６を連設し、このステー片６の下
端を垂直に折り曲げて前記下部の取付片８を設け、この
取付片８に沿って下方の係止溝９を設けてなる。
【０００９】そしてこの係止溝５，９のうち上方の係止
溝４は上方または斜上方に開口し、下方の係止溝９は下
方、または斜下方に向かって開口すると共に、係止溝
５，９の内側面には抜止片４，７を形成する。
溝４は上方または斜上方に開口し、下方の係止溝９は下
方、または斜下方に向かって開口すると共に、係止溝
５，９の内側面には抜止片４，７を形成する。
【００１０】Ｂは化粧材で、軒樋Ａと同様、合成樹脂ま
たは金属にて形成されると共に、その形状及び外表面は
デザイン的にも軒先全体の形状に合致したものとする。
そして化粧材Ｂの本体片１０の上端には抜止状とした係
片１１を下方の水平片１３には下方の係片１２をそれぞ
れ一体に形成し、この係片１１を係止溝５内に、係片１
２を係止溝９内にそれぞれ挿入係止されるように、その
位置関係を保つようになす。そしてこの係片１１，１２
を介して化粧材Ｂを軒樋Ａに装着した時、水平片１３は
鼻板Ｎの下端に当接し、軒天井面にも当接し、鼻板下端
部を自然な仕上面となす。
たは金属にて形成されると共に、その形状及び外表面は
デザイン的にも軒先全体の形状に合致したものとする。
そして化粧材Ｂの本体片１０の上端には抜止状とした係
片１１を下方の水平片１３には下方の係片１２をそれぞ
れ一体に形成し、この係片１１を係止溝５内に、係片１
２を係止溝９内にそれぞれ挿入係止されるように、その
位置関係を保つようになす。そしてこの係片１１，１２
を介して化粧材Ｂを軒樋Ａに装着した時、水平片１３は
鼻板Ｎの下端に当接し、軒天井面にも当接し、鼻板下端
部を自然な仕上面となす。
【００１１】軒樋Ａを鼻板Ｎの所定位置に当接し、取付
片１，８を沿わせてビス止め等にて固定する。この時瓦
上を流下する雨水は自然と軒樋Ａ内に流入するようにな
すと共に、取付片１の上端は屋根部材先端の下方に可及
的に近接するのが望ましい。次に化粧材Ｂの取り付けは
上方の係片１１を係止溝５内に挿入した後、下方の係片
１２を係止溝９内に挿入する。これにより係止溝５，９
及び係片１１，１２に抜止片が形成されているので、そ
れぞれ係片をこれと対向する係止溝内に挿入するのみ
で、確固に装着され、妄りに抜けることはない。そして
水平片１３の長さは鼻板下端から軒天井材端を当接覆う
ようになっているので、軒先下方より上方を見上げても
軒樋の外表面、特に下方面と軒先の先端面側が覆われて
軒樋は見えることはない。
片１，８を沿わせてビス止め等にて固定する。この時瓦
上を流下する雨水は自然と軒樋Ａ内に流入するようにな
すと共に、取付片１の上端は屋根部材先端の下方に可及
的に近接するのが望ましい。次に化粧材Ｂの取り付けは
上方の係片１１を係止溝５内に挿入した後、下方の係片
１２を係止溝９内に挿入する。これにより係止溝５，９
及び係片１１，１２に抜止片が形成されているので、そ
れぞれ係片をこれと対向する係止溝内に挿入するのみ
で、確固に装着され、妄りに抜けることはない。そして
水平片１３の長さは鼻板下端から軒天井材端を当接覆う
ようになっているので、軒先下方より上方を見上げても
軒樋の外表面、特に下方面と軒先の先端面側が覆われて
軒樋は見えることはない。
【００１２】このようにして軒樋は直接鼻板にビス止め
等にて固定されるので、従来のように取付金具にて吊垂
支持する方式に比べ、取り付けが確固となり、化粧材は
単に係止溝に係片を挿入嵌合するのみとなり、施工性が
向上する。
等にて固定されるので、従来のように取付金具にて吊垂
支持する方式に比べ、取り付けが確固となり、化粧材は
単に係止溝に係片を挿入嵌合するのみとなり、施工性が
向上する。
【００１３】
【考案の効果】本考案軒先の化粧構造は軒先の鼻板に軒
樋を直接取り付け、この軒樋に形成した係止溝を利用し
て、少なくとも軒樋の外表面を覆う軒先化粧材を嵌合係
止してなるため、軒先のデザイン性に富み、かつ施工性
が向上する等の利点を有する。
樋を直接取り付け、この軒樋に形成した係止溝を利用し
て、少なくとも軒樋の外表面を覆う軒先化粧材を嵌合係
止してなるため、軒先のデザイン性に富み、かつ施工性
が向上する等の利点を有する。
【図１】本考案軒先の化粧構造を示す断面図である。
【図２】従来の説明図である。
Ｎ 鼻板 Ａ 軒樋 Ｂ 化粧材 １，６ 取付板 ２ 樋片 ５，９ 係止溝 １１，１２ 係片
Claims (1)
- 【請求項１】 軒先の鼻板に軒樋を直接取り付け、この
軒樋に形成した係止溝を利用して、少なくとも軒樋の外
表面を覆う軒先化粧材を嵌合係止してなる軒先の化粧構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3570692U JP2554372Y2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 軒先の化粧構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3570692U JP2554372Y2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 軒先の化粧構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0587120U JPH0587120U (ja) | 1993-11-22 |
| JP2554372Y2 true JP2554372Y2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=12449314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3570692U Expired - Lifetime JP2554372Y2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 軒先の化粧構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2554372Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-28 JP JP3570692U patent/JP2554372Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0587120U (ja) | 1993-11-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970624 |