JPH0712519Y2 - 建物の鼻隠し - Google Patents
建物の鼻隠しInfo
- Publication number
- JPH0712519Y2 JPH0712519Y2 JP1379391U JP1379391U JPH0712519Y2 JP H0712519 Y2 JPH0712519 Y2 JP H0712519Y2 JP 1379391 U JP1379391 U JP 1379391U JP 1379391 U JP1379391 U JP 1379391U JP H0712519 Y2 JPH0712519 Y2 JP H0712519Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rain gutter
- eaves
- rafter
- mounting frame
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は建物の軒先回りを隠蔽す
るための鼻隠しに関する。
るための鼻隠しに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種鼻隠しは、長尺な矩形状板
材からなり、垂木の端面に釘打ちされて、その垂木の先
端部を隠蔽するだけのものであって、雨樋はその鼻隠し
の室外側の側面に取付け金具を介して、また軒天井の端
縁を隠蔽するための軒天井飾縁はその鼻隠しの下端部に
それぞれ取付けられていた。
材からなり、垂木の端面に釘打ちされて、その垂木の先
端部を隠蔽するだけのものであって、雨樋はその鼻隠し
の室外側の側面に取付け金具を介して、また軒天井の端
縁を隠蔽するための軒天井飾縁はその鼻隠しの下端部に
それぞれ取付けられていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の鼻隠しで
は、垂木の先端部は隠蔽されているが、雨樋は隠蔽され
ておらず、その雨樋が軒先に露出して建物の美観を損ね
るという難点があった。また軒天井飾縁の取付けを上記
鼻隠しの取付けとは別個に高所で行わなくてはならず、
手間がかかるという欠点もある。本考案は上記問題点を
解消した建物の鼻隠しを提供することを目的としてい
る。
は、垂木の先端部は隠蔽されているが、雨樋は隠蔽され
ておらず、その雨樋が軒先に露出して建物の美観を損ね
るという難点があった。また軒天井飾縁の取付けを上記
鼻隠しの取付けとは別個に高所で行わなくてはならず、
手間がかかるという欠点もある。本考案は上記問題点を
解消した建物の鼻隠しを提供することを目的としてい
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の構成を実施例に対応する図面に基づいて説明
すると、本考案は、垂木２の先端部に止着するための取
付枠部１ａを室内側端部に設け、該取付枠部１ａの室外
側端部に、軒天井４の端縁を隠蔽するための断面略コ字
状の軒天井飾縁部１ｂを一体形成し、更に該軒天井飾縁
部１ｂの室外側端部に、雨樋５の外周面に沿って設けら
れその全域を囲繞する雨樋化粧板部１ｃを一体突設して
なる構成を採用するものである。
の本考案の構成を実施例に対応する図面に基づいて説明
すると、本考案は、垂木２の先端部に止着するための取
付枠部１ａを室内側端部に設け、該取付枠部１ａの室外
側端部に、軒天井４の端縁を隠蔽するための断面略コ字
状の軒天井飾縁部１ｂを一体形成し、更に該軒天井飾縁
部１ｂの室外側端部に、雨樋５の外周面に沿って設けら
れその全域を囲繞する雨樋化粧板部１ｃを一体突設して
なる構成を採用するものである。
【０００５】
【作用】上記構成によれば、取付枠部１ａを垂木２の先
端部に止着するだけで、その取付枠部１ａにより垂木２
の先端部が、また雨樋化粧板部１ｃにより雨樋５の外周
面全域がそれぞれ隠蔽され、建物の軒先が体裁良く仕上
げられる。更に上記取付枠部１ａに一体形成されている
軒天井飾縁部１ｂに軒天井４の端縁を嵌入させることに
より、該軒天井４を軒先の所定位置に迅速に配設するこ
とができる。
端部に止着するだけで、その取付枠部１ａにより垂木２
の先端部が、また雨樋化粧板部１ｃにより雨樋５の外周
面全域がそれぞれ隠蔽され、建物の軒先が体裁良く仕上
げられる。更に上記取付枠部１ａに一体形成されている
軒天井飾縁部１ｂに軒天井４の端縁を嵌入させることに
より、該軒天井４を軒先の所定位置に迅速に配設するこ
とができる。
【０００６】
【実施例】図１は本考案の一実施例たる鼻隠し１を軒先
に取付けた状態を示すものであって、この鼻隠し１は、
アルミ押出形材からなり、図２からも明らかなように、
その室内側端部が略く字状に折曲されて取付枠部１ａと
され、それを垂木２の先端部下面にビス３や釘により止
着し、該取付枠部１ａの室外側端部に、軒天井４の端縁
を隠蔽するための断面略コ字状の軒天井飾縁部１ｂを一
体形成し、更に該軒天井飾縁部１ｂの室外側端部に、雨
樋５の外周面に沿って設けられその全域を囲繞する断面
略Ｕ字状乃至Ｖ字状の雨樋化粧板部１ｃを一体突設して
いる。また該雨樋化粧板部１ｃの下端部を内側へ湾曲さ
せて、水切り部を兼ねた下端装飾部１ｄを形成すると共
に、雨樋化粧板部１ｃの室外側の側壁部の上端を折曲し
て、補強部を兼ねた上端装飾部１ｅを形成している。
に取付けた状態を示すものであって、この鼻隠し１は、
アルミ押出形材からなり、図２からも明らかなように、
その室内側端部が略く字状に折曲されて取付枠部１ａと
され、それを垂木２の先端部下面にビス３や釘により止
着し、該取付枠部１ａの室外側端部に、軒天井４の端縁
を隠蔽するための断面略コ字状の軒天井飾縁部１ｂを一
体形成し、更に該軒天井飾縁部１ｂの室外側端部に、雨
樋５の外周面に沿って設けられその全域を囲繞する断面
略Ｕ字状乃至Ｖ字状の雨樋化粧板部１ｃを一体突設して
いる。また該雨樋化粧板部１ｃの下端部を内側へ湾曲さ
せて、水切り部を兼ねた下端装飾部１ｄを形成すると共
に、雨樋化粧板部１ｃの室外側の側壁部の上端を折曲し
て、補強部を兼ねた上端装飾部１ｅを形成している。
【０００７】なお図１において、６は雨樋５を支持する
雨樋支持金具であって、垂木２の側面にビス７により止
着されている。８は野地板、９は屋根である。
雨樋支持金具であって、垂木２の側面にビス７により止
着されている。８は野地板、９は屋根である。
【０００８】上記鼻隠し１の取付け手順を説明すると、
垂木２に雨樋支持金具６を介して雨樋５を取付けた後、
該雨樋５に、その外周面の全域を囲繞するように雨樋化
粧板部１ｃをほぼ同心状に遊嵌合させた状態で、取付枠
部１ａを垂木２の先端部下面にビス３や釘により止着す
るだけでよい。これにより垂木２の先端部はもとより、
雨樋５も体裁良く完全に隠蔽することができ、また軒天
井飾縁部１ｂに軒天井４の端縁を嵌入させ、それをビス
１０や釘により止着することにより、その軒天井４を軒
先の所定位置に配設することができる。
垂木２に雨樋支持金具６を介して雨樋５を取付けた後、
該雨樋５に、その外周面の全域を囲繞するように雨樋化
粧板部１ｃをほぼ同心状に遊嵌合させた状態で、取付枠
部１ａを垂木２の先端部下面にビス３や釘により止着す
るだけでよい。これにより垂木２の先端部はもとより、
雨樋５も体裁良く完全に隠蔽することができ、また軒天
井飾縁部１ｂに軒天井４の端縁を嵌入させ、それをビス
１０や釘により止着することにより、その軒天井４を軒
先の所定位置に配設することができる。
【０００９】
【考案の効果】本考案によれば、垂木先端部は取付枠部
により、また軒先に突出する雨樋は雨樋化粧板部により
それぞれ外部から見えないように完全に隠蔽することが
でき、建物の軒先回りを体裁良く仕上げることができ
る。
により、また軒先に突出する雨樋は雨樋化粧板部により
それぞれ外部から見えないように完全に隠蔽することが
でき、建物の軒先回りを体裁良く仕上げることができ
る。
【００１０】また風雨が強くて雨樋に一旦、捕集された
雨水が周囲に飛散するような場合でも、上記雨樋化粧板
部によってその飛散した雨水が捕集されるので、室内側
に雨水が舞い込むことがなく、雨仕舞いも良好である。
雨水が周囲に飛散するような場合でも、上記雨樋化粧板
部によってその飛散した雨水が捕集されるので、室内側
に雨水が舞い込むことがなく、雨仕舞いも良好である。
【００１１】更に上記取付枠部に軒天井飾縁部が一体形
成されているから、従来のように、その軒天井飾縁部を
いちいち鼻隠しに取付ける必要がなく、手間が省けるた
め、軒天井を軒先の所定位置に迅速に配設することがで
きる。
成されているから、従来のように、その軒天井飾縁部を
いちいち鼻隠しに取付ける必要がなく、手間が省けるた
め、軒天井を軒先の所定位置に迅速に配設することがで
きる。
【００１２】また更に押出成形により量産可能であっ
て、安価に製作できる。
て、安価に製作できる。
【図１】本考案の一実施例たる鼻隠しを軒先に取付けた
状態を示す縦断面図である。
状態を示す縦断面図である。
【図２】鼻隠しの斜視図である。
１…鼻隠し、１ａ…取付枠部、１ｂ…軒天井飾縁部、１
ｃ…雨樋化粧板部、２…垂木、３…ビス、４…軒天井。
ｃ…雨樋化粧板部、２…垂木、３…ビス、４…軒天井。
Claims (1)
- 【請求項１】垂木の先端部に止着するための取付枠部を
室内側端部に設け、該取付枠部の室外側端部に、軒天井
の端縁を隠蔽するための断面略コ字状の軒天井飾縁部を
一体形成し、更に該軒天井飾縁部の室外側端部に、雨樋
の外周面に沿って設けられその全域を囲繞する雨樋化粧
板部を一体突設してなる建物の鼻隠し。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1379391U JPH0712519Y2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 建物の鼻隠し |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1379391U JPH0712519Y2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 建物の鼻隠し |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0665535U JPH0665535U (ja) | 1994-09-16 |
| JPH0712519Y2 true JPH0712519Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=11843128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1379391U Expired - Lifetime JPH0712519Y2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 建物の鼻隠し |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0712519Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-18 JP JP1379391U patent/JPH0712519Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0665535U (ja) | 1994-09-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950926 |