JPS609293Y2 - 屋根パネル - Google Patents

屋根パネル

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JPS609293Y2
JPS609293Y2 JP11369080U JP11369080U JPS609293Y2 JP S609293 Y2 JPS609293 Y2 JP S609293Y2 JP 11369080 U JP11369080 U JP 11369080U JP 11369080 U JP11369080 U JP 11369080U JP S609293 Y2 JPS609293 Y2 JP S609293Y2
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JP
Japan
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roof panel
protruding
rising
roof
protrusion
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JP11369080U
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JPS5738023U (ja
Inventor
富士男 稲岡
薫 天谷
Original Assignee
株式会社淀川製鋼所
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Publication date
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえば組立物置等において用いられる、端
部同士を互いに重ね合わせて連結する構造の屋根パネル
に関する。
従来、この種屋根パネルにあっては、連結されるべき一
端部に突条を形成し、これに被うように他端部を重ねて
これらを固定用ボルトで上方から固定する構造(例えば
、特公昭50−6729号)や、一端部に形成した複数
の突条部を単に他端部によって被せるようにして連結す
る構造(実開昭54−75016号)であった。
しかしながら、前者にあっては、固定用ボルトが外部に
露出して見苦しく、かつ、この部分を通して雨水等が浸
入するおそれがあり、後者にあっては、連結が一端部の
係止のみであるから、該係止部がはずれやすく、はずれ
た場合には風雨の侵入、漏水の原因となり、これを防ぐ
べき確実な係合のために寸法精度が要求されるものであ
った。
さらに、上記いずれのパネルにあっても、一端部に形成
された突条部を被う他端部が二重でなく、−重であるた
め大積雪や人等の荷重や衝撃に対して弱く、変形したり
先端がめくれ易いという欠点があった。
本考案は、かかる従来欠点に鑑みてなされたものである
以下、本考案の一実施例を第1図〜第7図を参照して説
明する。
屋根パネル1は鋼板製で、その端部同士を互いに重ね合
わせた複数枚が、該屋根パネル1を支持する前屋根受部
材2、後屋根受部材3に載置される。
前記屋根パネル1は屋根受部材2,3に直交する方向に
おいて、一端部を第一連結部4とし、他端部を第二連結
部5とし、第一連結部4は端側から立上り部60、取着
用縁辺6、第−突条部7、溝部8、第二突条部9を順次
連設した形状とし、第二連結部5は第一立上り部10と
その上端から外方へ折曲った第−水平部11とその先端
より下方へ折曲った第−垂下部12とよりなる外方帽冠
状部13並びに、前記第−垂下部12の下端より内方に
折返して、第二立上り部14とその上方端から内方へ折
曲った第二水平部15とその先端より下方へ折曲った第
二垂下部16とよりなる内方帽冠状部17を有する形状
とし、前記第二垂下部16の下端をさらに内方に折曲し
て取着用縁辺18を連設形成したものであり、又、その
中間部19には、複数の波形状部分20及び中間突出部
20′(強度保持及び化粧用)が設けられている。
前記立上り部60は、屋根パネル1の補強片と、雨水の
侵入を阻止する防水片とを兼用し、さらには、屋根パネ
ル1を葺くさいの位置決め片ともなる。
即ち、後述するように第一連結部4上方から隣接する屋
根パネルの第二連結部5を被覆するさい、第二連結部5
側の取着用縁辺18端部に隣接する隙間61 (第2図
参照)内にこの立上り部30が入りこむようにすればよ
く、この立上り部60が屋根パネル1の位置を決める目
安となるのである。
又、第二突条部9の高さH2は内方帽冠状部17の高さ
H3と略同−にしてあって、屋根パネル同士を連結した
さいに、第二突条部9上面と内方帽冠状部17内面とが
当接し、それにより防水効果の向上、載置の安定性をは
かるようにしである。
又、第−突条部7の高さH□は、第二突条部9の高さH
2より低くしてあり、これは成形を容易にするためと、
低くしても充分に防水効果を発揮できるからであり、H
1=H2としてもよいことは勿論である。
尚、第2図では、第−水平部11と第二水平部15、第
−垂下部12と第二立上り部14を夫々当接させである
が、当接させなくともよい。
又第二立上り部14又は、この第二立上り部14に当接
する側の第二突条部9側面に毛管現象による雨水の侵入
を防止するための凹入部を設けてもよい。
前記取着用縁辺6,18には屋根受部材2,3の上面の
屋根パネル受部2a、3aに形成された段付4結金具(
後述する。
)挿通用孔2b、3b止結具(後述する。
)挿通用孔2c、3cに対応する位置に前記4結金具の
挿通用孔6a、18a止結具の挿通用孔6b、18bを
それぞれ形威しである。
尚、挿通用孔2bt 3bt 6at 18aは
段付4結金具の基板部(後述する。
)が挿通係止できるように角孔に形威され、他方、挿通
用孔2C,3ct 6b、18bは丸孔に形威されて
いる。
尚、前記丸孔2c、3c、6b、18bを夫々長孔に形
成するとともに、2cと6b、18bあるいは3cと6
b、18bの各長孔の長径方向を互いに直交させそれに
より屋根受部材2,3に対する屋根パネル1の取着位置
を二次元方向に調整自在にしてもよい。
前屋根受部材2は縦板部21上端から内方に前記屋根パ
ネル受部2aを連設し、縦板部21は隅柱22、間柱2
3の上端部に止結具(図示せず)を介して添接固着され
る。
さらに縦板部21の下端を上方に少し折曲しさらに内方
に折曲して、鴨居部24とし、その鴨居部24の先端立
上り部分に上吊戸(図示せず)を走行させる上吊戸レー
ル25を折曲連設している。
屋根パネル受部2aは屋根パネル1の取着用縁辺6,1
8の下面に沿う傾斜(第3図に示すように、前方から後
方に向って下り勾配となっている。
)を有し鴨居部24より幅広く形威しである。
前鼻かくし部26は屋根パネル1の端縁1aをのぞませ
る挿入空間27を有し、その立上り部28の上端には内
方折曲部30、下端には横板部31を夫々連設している
また後屋根受部材3は前記屋根受部材2の吊戸レールを
除去した構成と略同じもので縦板部32は隅柱22、間
柱23の上端部に止結具(図示せず)を用いて添接固着
され、又縦板部32の下端には上方に少し折返してから
さらに内方に折曲した鴨居部33を設けである。
又、後鼻かくし部34は前記前鼻かくし部26と同一部
材で屋根パネル1の後端縁1bをのそませる空間35を
有するもので立上り板部36で屋根パネルの後端縁1b
をかくず。
そしてこの後鼻かくし部34の下側部分つまり立上り板
部36の下端とこの下端から内方にL字状に一体に折曲
連設した横板部37とによって形成される山部は樋の機
能を有している。
また左右の横上枠部材38は横上枠主部39とその上端
に延設したけらば包み部40とよりなっており、横上枠
主部39は縦板部41と鴨居部42を有腰けらば包み部
40はその上端面が長手方向に沿って傾斜する(前方か
ら後方に向って下り勾配となっている)折返し段部43
を介して外方部44と外側立上り部45とさらにその上
端を内方に折曲して内方折曲部46及び先端下方垂下部
47とを有するものにしている。
しかして、左側の横上枠部材38のけらば包み部40は
左端に位置する屋根パネル1の第一連結部4を覆うよう
に、又、右側の横上枠部材38のけらば包み部40は右
端に位置する屋根パネル1の第二連結部5を覆うように
夫々、取付けられる。
その際折返し段部43上に沿って取着用縁辺6.18を
夫々載置当接するように構成して外方凹部48と内方の
空間を遮断してその間隙から風雨の侵入を阻止している
尚、取着用縁辺6,18と屋根パネル受部2a、3aを
留具により固着してもよい。
又、前記鼻かくし部26.34は49等の金具を介して
横上枠部材38に従来と同様の結合構造で固定されるも
のである。
次に50は第6図に示すように、簡易止着具である段付
4結金具であって小幅の基板部51の先端を二段に折曲
してその先端に大幅の把持部52を形成腰かつ基板部5
1の所定位置にボルトを螺挿するためのネジ孔52を形
成している。
次に本考案の屋根パネルの取付手順を説明すると、第4
,5図に示すように前屋根受部材2の屋根パネル受部2
aと後屋根受部材3の屋根パネル受部3a上に一方の屋
根パネル1の取着用縁辺6.18を載置し、この屋根パ
ネル1の前記第一連結部4の立上り部60、第−突条部
7、溝部8、第二突条部9に、隣接する屋根パネル1の
第二連結部5の内方帽冠状部17及び帽冠状部13を被
覆する(尚、第二突条部9上面及び−側面を第二立上り
部14内面に当接させることが望ましい。
)とともに、上記第一連結部4の取着用縁辺6に前記し
た隣接する屋根パネル1の第二連結部5の取着用縁辺1
8を載置当接して複数枚の屋根パネル1を次々に連設し
前記取着用縁辺6,18に各々形成した段付4結金具の
挿通用孔6a、18aと屋根受部材2,3に形成した孔
2b、3b、前記止結具の挿通用孔6b、18bと屋根
受部材2,3に形成した止結具挿通用孔2 C,3cの
位置をそれぞれあわせる。
しかるのち第6,7図に示すように、段付4結金具50
の把持部52を持って基板部51を屋根パネル受部2a
、3aの下方より前記孔2 bt 6 at 18
a又は3bt6a、18aに挿入し、基板部51が上
方の取着用縁辺18の上面部に密接する状態とし、かつ
基板部51のネジ孔53と上記止結金具弐挿通用孔2c
、6b、18b又は3ct 6bt 18bに座金
54を介して止結具55を挿通して隣接する屋根パネル
1,1相互及び屋根受部材2(又は3)を締結固定する
のである。
尚、前記実施例においては、第二立上り部14内側面と
第二突条部9外側面とを当接させているが、第8図に示
すように両者間に空間Sを設けてもよい。
以上要するに、本考案は端部同士を互いに重ね合わせて
連結する構造の屋根パネルにおいて、一端部には、端部
側から取着用縁辺6、第−突条部7、溝部8、第二突条
部9を順次連設してなる第一連結部4を形成し、他端部
には、前記取着用縁辺6、第−突条部7、溝部8、第二
突条部9を被覆する第一立上り部10、第−水平部11
、第−垂下部12からなる外方帽冠状部13と、前記第
−垂下部12の先端を折り曲げて形成され前記第−突条
部7、溝部8、第二突条部9を被覆する第二立上り部1
4、第二水平部15、第二垂下部16からなる内方帽冠
状部17と、前記第二垂下部16の先端を折り曲げて形
成され前記取着用縁辺6に載置当接される取着用縁辺1
8とを有する第二連結部5を形成しであるので次のよう
な効果を奏する。
■ 第二連結部5は外方帽冠状部13とこの外方帽冠状
部13の先端を折り曲げて形成した内方帽冠状部17と
から戒り、いわゆる二重構造となっているため、帽冠状
部自体が機械的強度に優れ、外圧による変形がなくなる
それ故に、第一連結部4の第−突条部7、第二突条部9
等を外圧から保護し、これらの変形もなくなる。
よって、第−垂下部12、第二立上り部14と第二突条
部9との長さ方向全体のずれや隙間が異常に生ずること
なく、風雨の侵入を防止できる。
さらに、上記構造であれば、パネルの施工時等において
帽冠状部を作業員が歩行しても、二重の帽冠状部と突条
部のある第一連結部4とのそれぞれの補強効果によって
その箇所は変形することがなく、作業の安全性、作業の
円滑さが保たれ、かつ、変形による漏水等が生ずること
もなく、又、外観上の体裁が向上する。
■ さらに、第一連結部4に、第−突条部7、溝部8、
第二突条部9を設けであるので、風雨の強い場合にたと
え雨水の一部が屋根パネルの連結部分の隙間から入り込
んでも、前記第一突条部7、第二突条部9による二重の
水止めがなされていることにより、物置等の内部にまで
雨水が侵入するおそれは全くない。
しかも前記第−突条部7をこえて侵入した雨水は両突条
部7゜9間の溝部8をったって樋(前記実施例では後鼻
かくし部34)に落ち、その後外部に排出されるので、
雨水が屋根パネル裏面に侵入することがなく、従って又
、雨水による内部腐食がないので長期使用に耐えうる。
又、前記溝部8は、前述したような、第−突条部7をこ
えて侵入した雨水を排出する樋としての機能を果すばか
りでなく、屋根パネルの重ね合わせの際に生じる毛細管
を分断する機能をも有し、毛細管現象による雨水の内部
侵入をも確実に阻止できるのである。
■ 更に又、第二連結部5の取着用縁辺18に載置当接
される第一連結部4の取着用縁辺6が、第二連結部5の
外方帽冠状部13によって被覆されるようにしであるの
で、つまり、連結部がかくれるので、例えば連結金具等
が外部に露出することがなく、従って連結部分からの雨
水の侵入がなく、防水効果が一層高められる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので第1図は屋根部の
組立状態を示すための分解斜視図、第2図は屋根パネル
の縦断正面図、第3図は取付状態を示す要部断面図、第
4図は第3図と直交する方向に沿う取付状態を示す要部
断面図、第5図は取付状態を示す要部斜視図、第6図は
段付金具の斜視図、第7図は取付状態を示す拡大断面図
、第8図は本考案の別実施例を示す縦断正面図である。 1・・・・・・屋根パネル、4・・・・・・第一連結部
、5・・・・・・第二連結部、6・・・・・・取着用縁
辺、7・・・第−突条部、8・・・・・・溝部、9・・
・・・・第二突条部、1o・・・・・・第一立上り部、
11・・・・・・第−水平部、12・・・・・・第1垂
下部、13・・・・・・外方帽冠状部、14・・・・・
・第二立上り部、15・・・・・・第二水平部、16・
・・・・・第二垂下部、17・・・・・・内方帽冠状部
、18・・・・・・取着用縁辺。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端部同士を互いに重ね合わせて連結する構造の屋根パネ
    ルにおいて、一端部には、端部側から取着用縁辺6、第
    −突条部7、溝部8、第二突条部9を順次連設してなる
    第一連結部4を形成し、他端部には、前記取着用縁辺6
    、第−突条部7、溝部8、第二突条部9を被覆する第一
    立上り部10、第−水平部11、第−垂下部12からな
    る外方帽冠状部13と、前記第−垂下部12の先端を折
    り曲げて形成され前記第−突条部7、溝部8、第二突条
    部9を被覆する第二立上り部14、第二水平部15、第
    二垂下部16からなる内方帽冠状部17と、前記第二垂
    下部16の先端を折り曲げて形成され前記取着用縁辺6
    に載置当接される取着用縁辺18とを有する第二連結部
    5を形成しであることを特徴とする屋根パネル。
JP11369080U 1980-08-09 1980-08-09 屋根パネル Expired JPS609293Y2 (ja)

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JP11369080U JPS609293Y2 (ja) 1980-08-09 1980-08-09 屋根パネル

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Publication Number Publication Date
JPS5738023U JPS5738023U (ja) 1982-03-01
JPS609293Y2 true JPS609293Y2 (ja) 1985-04-03

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