JPH067135Y2 - 屋根の化粧カバー取付装置 - Google Patents

屋根の化粧カバー取付装置

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JPH067135Y2
JPH067135Y2 JP1988093944U JP9394488U JPH067135Y2 JP H067135 Y2 JPH067135 Y2 JP H067135Y2 JP 1988093944 U JP1988093944 U JP 1988093944U JP 9394488 U JP9394488 U JP 9394488U JP H067135 Y2 JPH067135 Y2 JP H067135Y2
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JP
Japan
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eaves
roof
decorative cover
longitudinal direction
eaves side
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JP1988093944U
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JPH0220622U (ja
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満男 永瀬
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、屋根の軒側及び妻側に化粧カバーを取付ける
装置に関する。
〔従来の技術〕
通常一般の屋根の軒側には鼻隠しが、妻側には破風板が
それぞれ取付けられ、その鼻隠しに雨樋が取付けてあ
る。
このために、雨樋が外部より見えて外観が悪くなるの
で、例えば実開昭62-69522号公報に示すように、鼻隠し
に化粧カバーを取付けて雨樋を被覆し外観を良くした屋
根が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
かかる屋根であると、軒側には化粧カバーがあるが、妻
側は破風板のみであるから、軒側と妻側の外観意匠が異
なり、見栄えの悪い屋根となってしまう。
そこで、妻側の破風板に化粧カバーを取付けることが考
えられるが、妻側は水平に対して傾斜しているから化粧
カバーも斜めとなり、軒側の化粧カバーの端面と連結さ
れる端面が、その化粧カバーの長手方向と直角とならず
に斜めになる。
他方、軒側の化粧カバーは水平であり、端面は長手方向
と直角となるので、軒側の化粧カバーと妻側の化粧カバ
ーを同一型材とすると連結する端面相互の長さが異なっ
てしまうから、軒側の化粧カバーと妻側の化粧カバーを
同一型材とすることができず、外観意匠が若干異なって
見栄えが悪くなると共に、2種類の型材を製造せねばな
らずコストが高くなってしまう。
そこで、本考案は軒側の化粧カバーと妻側の化粧カバー
を同一型材とすることができるようにした屋根の化粧カ
バー取付装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
化粧縦板26の上部と下部に上横板27と下横板28を
相互に平行に一体的にそれぞれ設けた長尺形状で、かつ
その長手方向の端面2aが長手方向に対して直角となっ
た軒側化粧カバー2を、屋根1の軒側にその上下横板2
7,28が水平となるように取付け、 化粧縦板26と上横板27と下横板28により前記軒側
化粧カバー2と同一断面形状の長尺材で、かつその長手
方向の端面3aが長手方向に対して直角となった妻側化
粧カバー3を、前記屋根1の妻側にその上下横板27,
28が屋根勾配となるように取付け、 化粧縦板26と上横板27と下横板28により、その長
手方向の一端面6aが長手方向に対して直角で、かつ前
記軒側化粧カバー2と同一断面形状となった軒側部6
と、化粧縦板26と上横板27と下横板28により長手
方向の一端面7aが長手方向に対して直角で、かつ前記
妻側化粧カバー3と同一断面形状で前記軒側部6の長手
方向他端部に一体的に設けられた妻側部7を備え、その
軒側部6と妻側部7は前記屋根部1の軒側と妻側が成す
平面角度と同一角度に折曲した平面形状となり、妻側部
7は軒側部6に対して屋根勾配だけ上向きに斜めとなっ
た連結部材5とし、 該連結部材5における軒側部6の一端面6aを軒側化粧
カバー2の一端面2aに突き合せ連結すると共に、妻側
部7の一端面7aを妻側化粧カバー3の一端面3aに突
き合せ連結した屋根の化粧カバー取付装置。
これにより、連結部材5の軒側部6の端面6a及び妻側部
7の端面7aを、軒側化粧カバー2の端面2a及び妻側
化粧カバー3の端面3aに突き合せ連結したので、軒側
化粧カバー2と妻側化粧カバー3を同一断面形状として
連結でき、各化粧カバーを同一型材とすることができる
から、一種類の型材を製造すれば良くコストを安くでき
ると共に、軒側と妻側の外観意匠が同一となって見栄え
を向上できる。
〔実施例〕
第1図に示すように、屋根1の軒側には軒側化粧カバー
2が水平に取付けられ、妻側には妻側化粧カバー3が屋
根勾配に沿って斜めに取付けてあると共に、1階部分と
2階部分の中間に胴差4が取付けてある。
前記軒側化粧カバー2と妻側化粧カバー3は同一断面形
状となり、軒側化粧カバー2の端面2aは長手方向に対
して直角で、妻側化粧カバー3の端面3aは長手方向に
対して直角となり、各端面2a,3aは連結部材5で連
結してある。
前記連結部材5は軒側部6及び妻側部7を備え、軒側部
6の端面6aが軒側化粧カバー2の端面2aに突き合せ
連結され、妻側部7の端面7aが妻側化粧カバー3の端
面3aに突き合せ連結してある。
次に各部の詳細を説明する。
第2図に示すように、屋根1は野地板8の上に屋根板9
を取付けると共に、野地板8の先端に鼻隠し10を取付
けてあり、屋根板9は鼻隠し10より突出していると共
に、屋根板9の下面には水返し11が取付けてある。
前記鼻隠し10には取付材12が長手方向全長に取付け
られ、この取付材12は縦板13に複数の突片14を一
体形成し、かつ下部にL型片15を一体形成して雨樋凹
部16を形成してあり、その縦板13より固着具17を
鼻隠し10に螺入固着して突片14を鼻隠し10の前面
10aに当接し、その鼻隠し10の前面10aと縦板1
3との間に空間部18を形成している。
前記取付材12の縦板13の上下には、下向コ字状の上
連結板19の一端部19aと横向コ字状の下連結板20
の一端部20aが長手方向に間隔を置いてボルト・ナッ
ト21で複数連結され、そのボルト・ナット21のボル
ト21aは前記空間部18に位置していると共に、各上
連結板19と下連結板20の他端部19b,20b間に
亘って取付基板22の上下がボルト・ナット23でそれ
ぞれ連結されている。
該取付基板22の上部には係合凹部24が上向きに一体
形成され、下部には係合片25が外側に向けて一体形成
してあると共に、各取付基板22間に亘って前記軒側化
粧カバー2が取付けてある。
前記軒側化粧カバー2は化粧縦板26の上部に上横板2
7を、下部に下横板28を一体形成すると共に、上横板
27に係合突起29を下向きに一体形成し、上下中間に
被係合片30を一体形成してあり、その係合突起29を
前記係合凹部24に上方から嵌め込み、その嵌め込み部
を支点として矢印方向に回動して被係合片30を係合片
25にスナップ式に係合して取付けてあると共に、前記
下横板28によって雨樋部31を構成し、雨樋32を軒側
化粧カバー2で覆っていると共に、雨樋部31に水抜孔
31aが形成してある。
このようであるから、軒側化粧カバー2を簡単に取付け
できると共に、取付基板22を上・下連結板19,20
で連結しているから軒側化粧カバー2の取付強度を強く
できる。
前記妻側化粧カバー3は第3図のように、軒側化粧カバ
ー2と同一断面形状となり、破風板33に前記取付基板
22を固着具34で直接取付けると共に、その取付基板
22に妻側化粧カバー3を前記軒側化粧カバー2と同様
に取付けてある。
前記胴差4は第4図のように、軒側化粧カバー2と同一
断面形状となり、建家外壁35に前記取付基板22を固
着具36で直接取付け、その取付基板22に胴差4を前
記軒側化粧カバー2と同様に取付けてある。なお、胴差
4の被係合片30にも水抜孔30aが形成してある。
このように、妻側化粧カバー3、胴差4を軒側化粧カバ
ー2を取付ける取付基板22を利用して取付けできるか
ら、部品点数を少なくできる。
前記連結部材5は第5図に示すように、化粧縦板26と
上横板27と下横板28により前記軒側化粧カバー2と
同一断面形状で、その長手方向の一端面6aが長手方向
に対して直角となった軒側部6と、化粧縦板26と上横
板27と下横板28により長手方向一端面7aが前記妻
側化粧カバー3と同一断面形状で前記軒側部6の長手方
向他端部に一体的に設けられた妻側部7を備え、その軒
側部6と妻側部7前記屋根部1の軒側と妻側が成す平面
角度と同一角度に折曲した平面形状となり、妻側部7は
軒側部6に対して屋根勾配だけ上向きに斜めとなって、
その妻側部7の長手方向一端面7aが長手方向に対して
直角で、かつ妻側部7の下横板28が上横板27よりも
長くなり、鋳造などによって一体成形するようにしてあ
る。
このようであるから、妻側化粧カバー3の雨樋部31は
連結部材5の雨樋部31を介して軒側化粧カバー2の雨
樋部31に連結し、屋根1の妻側に吹き込んだ雨水を軒
側化粧カバー2に流して水抜孔等より排水できる。
前記軒側化粧カバー2、妻側化粧カバー3、胴差4を第
6図、第7図、第8図に示す形状としても良い。
つまり、化粧縦板26の上下に上横板27と下横板28
を一体形成し、かつ上・下横板27,28の端部にフッ
ク27a,28aを一体形成すると共に、取付基板22
を化粧縦板26と略同一形状で、かつ上下に上係止部2
2aと下係止部22bを有し、さらに上部と中間と下部
に連結片22cを有する形状とし、第6図のように、軒
側の場合には下連結板20を上向コ字状とすると共に、
その他側部20bに連結片22cをボルト・ナット23で
連結し、第7図のように妻側の場合には上下の連結片2
2cを破風板33に連結し、第8図のように胴差の場合
には上下の連結片22cを建家外壁35に連結すると共
に、軒側化粧カバー2、妻側化粧カバー3、胴差4を、
取付基板22にフック27a,28aが上下係止部22
a,22bに係合するようにスナップ式に取付ける。
このようにすれば、軒側化粧カバー2、妻側化粧カバー
3、胴差4が取付基板22に対して長手方向にスライド
変位できるから、熱による収縮、伸長を吸収できる。
なお、下横板28と化粧縦板26のコーナー部に水抜孔
28bがそれぞれ形成してある。
〔考案の効果〕
連結部材5の軒側部6の端面6a及び妻側部7の端面7
aを、軒側化粧カバー2の端面2a及び妻側化粧カバー
3の端面3aに突き合せ連結したので、軒側化粧カバー
2と妻側化粧カバー3を同一断面形状として連結でき、
各化粧カバーを同一型材とすることができるから、一種
類の型材を製造すれば良くコストを安くできると共に、
軒側と妻側の外観意匠が同一となって見栄えを向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は建家の斜視図、
第2図は軒側の断面図、第3図は妻側の断面図、第4図
は胴差部の断面図、第5図は連結部材の斜視図、第6
図、第7図、第8図は他の実施例を示し、第6図は軒側
の断面図、第7図は妻側の断面図、第8図は胴差部の断
面図である。 1は屋根、2は軒側化粧カバー、2aは端面、3は妻側
化粧カバー、3aは端面、5は連結部材、6は軒側部、
6aは端面、7は妻側部、7aは端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】化粧縦板26の上部と下部に上横板27と
    下横板28を相互に平行に一体的にそれぞれ設けた長尺
    形状で、かつその長手方向の端面2aが長手方向に対し
    て直角となった軒側化粧カバー2を、屋根1の軒側にそ
    の上下横板27,28が水平となるように取付け、 化粧縦板26と上横板27と下横板28により前記軒側
    化粧カバー2と同一断面形状の長尺材で、かつその長手
    方向の端面3aが長手方向に対して直角となった妻側化
    粧カバー3を、前記屋根1の妻側にその上下横板27,
    28が屋根勾配となるように取付け、 化粧縦板26と上横板27と下横板28により、その長
    手方向の一端面6aが長手方向に対して直角で、かつ前
    記軒側化粧カバー2と同一断面形状となった軒側部6
    と、化粧縦板26と上横板27と下横板28により長手
    方向の一端面7aが長手方向に対して直角で、かつ前記
    妻側化粧カバー3と同一断面形状で前記軒側部6の長手
    方向他端部に一体的に設けられた妻側部7を備え、その
    軒側部6と妻側部7は前記屋根部1の軒側と妻側が成す
    平面角度と同一角度に折曲した平面形状となり、妻側部
    7は軒側部6に対して屋根勾配だけ上向きに斜めとなっ
    た連結部材5とし、 該連結部材5における軒側部6の一端面6aを軒側化粧
    カバー2の一端面2aに突き合せ連結すると共に、妻側
    部7の一端面7aを妻側化粧カバー3の一端面3aに突
    き合せ連結したことを特徴とする屋根の化粧カバー取付
    装置。
JP1988093944U 1988-07-18 1988-07-18 屋根の化粧カバー取付装置 Expired - Lifetime JPH067135Y2 (ja)

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JPH0220622U JPH0220622U (ja) 1990-02-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5932589B2 (ja) * 1979-08-30 1984-08-09 古河電気工業株式会社 撚線装置

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JPH0220622U (ja) 1990-02-09

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