JP2007297773A - 笠木 - Google Patents

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Masaji Ishida
正司 石田
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Abstract

【課題】高い装飾性を備え、しかも生産性に優れた笠木を提供する。
【解決手段】パラペット1に装着される笠木3において笠木本体3Aの外側面6に装着される化粧材13は、笠木本体3Aにその基端18を接続した天板14と、ブラケット43にその基端19を接続するとともにその先端17を天板14に接続した底板15とからなり、天板14と底板15との間を天板14に設けられ嵌合溝24,25を備えたリブ26,27と底板15に設けられ嵌合突起39,40を備えた底板側リブ41,42により連結するとともに、リブ26,27及びリブ41,42は、天板14及び底板15の全長に渡って一体に形成し、さらに底板15の基端19側を下方に垂設させて形成された垂壁部32に、ブラケット43又はパラペット1に係止可能な係止部34を設け、その上、化粧材13の先端側に下方に延設して形成された水切り部23を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、笠木本体の外側面に装着する化粧材を備えた笠木に関するものである。
従来、コンクリートなどから成るパラペットの天端部には、主にパラペットの防水性を図ることを目的としてアルミニウムなどの軽金属材料からなるパラペット笠木が取り付けられている。このようなパラペット笠木は、天板部の両側から外面板と内面板を垂設した断面コ字型に形成され、パラペットの天端部にビスなどによって固定された断面略コ字型のブラケットに被せることによって、外面板と内面板の下端部をブラケットの両端に係止してパラペットの天端部に固定されている。
ところで、この種のパラペット笠木は、パラペットの防水性を高めることをその主な目的とするものであるが、近年、デザイン性を高めるために、建物の外側面に表れる笠木の外面板を単なる平板状ではなく、その一部をパラペットの外側面から大きく突出する立体感のある凹凸状に形成するなど装飾性に優れた外面板(化粧材)を採用したパラペット笠木も知られている。
特開2000−160785号公報
しかし、特許文献1では、アルミニウムの薄板を折り曲げ成形したものであるため、デザイン部(突出部)の鋭角に折り曲げられた先端は、その先端を鋭角に形成するほどにひび割れを起こしてしまう虞があった。さらに先端が鋭角に折り曲げられた形状のものは、折り曲げ成形の他に押出成形した場合においても、その形状を精度良く表すことが難しかった。
解決しようとする問題点は、高い装飾性を備え、しかも生産性に優れた笠木を提供する点である。
請求項1の発明における笠木は、パラペットの天端部に所定間隔をおいて固定されるブラケットと、このブラケットに係合して前記パラペットの天端部を覆う笠木本体と、該笠木本体の外側面に装着される化粧材とを備えた笠木において、前記化粧材は、前記笠木本体にその基端を接続した天板と、前記ブラケットにその基端を接続するとともにその先端を前記天板に接続した底板とを備えることである。
請求項2の発明における笠木は、前記化粧材における前記天板と前記底板との間を、前記天板から下方に延設され下端に嵌合溝又は嵌合突起のいずれか一方を備えた天板側リブと、前記底板から上方に延設され上端に嵌合溝又は嵌合突起のいずれか他方を備えた底板側リブにより連結されたことである。
請求項3の発明における笠木は、前記天板側リブ及び底板側リブは、前記天板及び前記底板の全長に渡って一体に形成されたことである。
請求項4の発明における笠木は、前記底板の基端側を下方に垂設させて形成された垂壁部に、前記パラペット又は前記ブラケットに係止可能な係止部を設けたことである。
請求項5の発明における笠木は、前記化粧材の先端側に下方に延設して形成された水切り部が設けられたことである。
請求項1の発明によれば、化粧材が天板と底板とからなることで、化粧材が折り曲げ部分で分割可能な構造となり、笠木の成形を簡便なものとすることができる。
請求項2の発明によれば、化粧材の強度を向上させることができる。
請求項3の発明によれば、天板と底板との間に設けられ一体に連結された天板側リブと底板側リブを、化粧材内部に入り込んだ水分を外部に排出する為の雨樋とし、パラペットに対する笠木の防水性を向上させることができる。
請求項4の発明によれば、変形し易い化粧材の底板の平面部分から離れた箇所でパラペットと化粧材が接続されるため、その接続箇所は化粧材の変形による影響を受け難く、笠木の安定性が向上する。
請求項5の発明によれば、パラペットに対する笠木の防水性が向上する。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
以下、本発明の一実施例について、図1乃至図4を参照しながら説明する。本実施例においては、パラペット1の天端部2に笠木3を取り付ける場合を例にして説明する。笠木3において、パラペット1の天端部2への取り付け側である笠木本体3Aは、アルミニウムを押出成形して天板部4とこの天板部4の両側から内面板5と外面板6とを垂設して断面略コ字型に成型されている。また、笠木本体3Aの内面板5は、中間部が楕円状に膨んだ湾曲部7が形成されているとともに、その下端部には内側に向かって水平に突設した第1のフランジ部8を一体形成し、その先端に後述するブラケットに引っ掛ける係止突起9を形成している。一方、笠木本体3Aの外面板6は、下方に向かって外側に傾斜している。
また、外面板6と天板部4との角部及び外面板6の下端には、係合部10として側断面視略円形状を成す第1及び第2の嵌合突起11,12を形成している。なお、この第1及び第2の嵌合突起11,12は、笠木本体3Aの全長に渡って一体形成されている。
尚、図1において13は、前記笠木本体3Aの外面板6に装着する化粧材13であり、前記化粧材13は、天板14と底板15とを垂直方向において所定の角度θ(本実施例では、0°<θ<90°に形成)になるようその先端(外側端)16,17同士を合わせ、その基端(内側端)18,19同士は所定の間隔を有し、上下に重ね合わせたものである。
さらに、前記天板14の基端(内側端)18には、下方に向かって屈曲した第1の屈曲片20が形成され、この第1の屈曲片20の底面側に係合受部21として略C字型に形成した第1の嵌合溝22を形成する。
また、天板14の先端(外側端)16には、その先端16を下方に向かって屈曲した水切り部たる第2の屈曲片23が形成されており、この第2の屈曲片23の下端部分は、先端に行くほど、厚みを薄くし鋭利な形状となっている。
さらに、天板14の裏面における前記先端16から基端18までの間には、所定間隔をおいて下方に延設され、さらに、その下端にそれぞれ略C字型に形成した第2の嵌合溝24及び第3の嵌合溝25を備えた第1のリブ26と第2のリブ27が設けられる。
そして、これら第1〜3の嵌合溝22,24,25、第1及び第2の屈曲片20,23、さらに、第1及び第2のリブ26,27は、天板14の全長に渡って一体に形成されるものとする。
また、天板14の先端16において第2の屈曲片23及び天板14の裏面とにより形成された段部28に密接に係合可能に形成された先端(外側端)17を有する前記底板15は、その基端(内側端)19に、略C字型に形成した第4の嵌合溝29が形成されるとともに、基端19における第4の嵌合溝29の僅かに外側には、僅かに内側に向けて傾斜して形成された第1の立ち上がり壁30が形成されており、この第1の立ち上がり壁30の内側面には、波型に形成された波面部31が形成される。
さらに、底板15では、その基端19から下方に向け延設された第1の垂壁部32が形成されており、この第1の垂壁部32の途中には、内側に向かって水平に突設した第2のフランジ部33が形成されると共に、その第2のフランジ部33の先端には、垂直に立設された第1の係止片34が形成される。
また、第1の垂壁部32の下端には、内側に向かって水平に突設した第3のフランジ部35が形成されており、この第3のフランジ部35の先端には、第3の嵌合突起36が形成される。
そして、第3の嵌合突起36には、この第3の嵌合突起36に嵌合可能な第5の嵌合溝37を備え弾性変形可能なゴム等によって形成された防水カバー38が設けられる。この防水カバー38の先端は、第3の嵌合突起36に嵌合した状態では、上方に傾いている。
さらに、底板15の上面においてその先端17から基端19までの間には、所定間隔をおいて上方に向かって延設され、さらに、その上端にそれぞれ前記第2の嵌合溝24及び第3の嵌合溝25に嵌合可能な第4の嵌合突起39及び第5の嵌合突起40をそれぞれ備えた第3のリブ41及び第4のリブ42が形成されている。
そして、これら第1の立ち上がり壁30、第4の嵌合溝29、第2及び第3のフランジ部33,35、第1の係止片34、第3〜5の嵌合突起36,39,40、第3及び第4のリブ41,42は、底板15の全長に渡って一体に形成され、防水カバー38についても底板15の全長に渡って設けられるものである。
また、笠木3を固定するブラケット43は、前記パラペット1の天端部2に固定される平板部44と、この平板部44の両端縁から垂設した一対の第2及び第3の垂壁部45,46とを備えるとともに、第2の垂設壁45とパラペット1とを接続するための後述する接続部材を備える。
さらに、前記ブラケット43は第1及び第2のブラケット47,48に分割され、第1のブラケット47が外側に、第2のブラケット48が内側に位置して前記パラペット1の天端部2にそれぞれ固定されている。この各ブラケット47,48の一端縁には、それぞれ第2及び第3の立ち上がり壁49,50が形成され、第1のブラケット47における第2の立ち上がり壁49の上端には、さらに水平受面51が外側に向かって突設され、この水平受面51の外端縁に前記第2のブラケット47における第3の立ち上がり壁50と対向する降下片52を垂設している。そして、第1のブラケット47の降下片52に蟻溝状の係合溝部53を形成し、一方、第2のブラケット48における第3の立ち上がり壁50には、前記係合溝部53と嵌合する係合突部54を形成し、これら係合溝部53と係合突部54を嵌合させて第1及び第2のブラケット47,48を一体的に連結している。また、前記各ブラケット47,48には、先端に緩衝ゴム55を装着した受け用リブ56を突設している。
前記ブラケット43の平板部44には、鋼板などからなる平板状の補強プレート57が添設され、この補強プレート57にビス58aを挿通し、前記パラペット1の天端部2に埋設したアンカープラグ59に螺着することによって第1、第2ブラケット47,48と補強プレート57をパラペット1に共締め固定する。さらに、ねじ杆58cをブラケット43の裏面側から貫通孔(図示せず)に通して補強プレート57のねじ孔(図示せず)に螺着している。つまり、ねじ杆58cは補強プレート57の裏面側に垂下して各ブラケット47,48から突出する。また、ねじ杆58cの上端側は補強プレート57のねじ孔から突出し、そのねじ杆58cのねじ溝が補強プレート57の表面側に露出し、外部からねじ杆58cを回すことによって補強プレート57に対するねじ杆58cの高さを調節できるようになっている。
また、第2の垂設壁45とパラペット1の外側面60との間には、第4及び第5の垂壁部61,62と、その第4及び第5の垂壁部61,62がほぼ段違い平行となるよう連結する水平部63とからなる接続部材64が設けられ、この接続部材64における第4の垂壁部61の平面は第2の垂設壁45の平面にビス65により固定され、また第5の垂壁部62はパラペット1の外側面60へビス58b及びアンカープラグ59により固定される。
以上の構成について作用を述べると、この化粧材13を備えた笠木本体3Aのパラペット1への取り付け方法については、まず、各ブラケット47,48に形成する係合溝部53と係合突部54を嵌合させて各ブラケット47,48を一体的に連結する。そして、各ブラケット47,48に補強プレート57を通し、この補強プレート57で各ブラケット47,48を直線的に位置決めする。この後、補強プレート57と各ブラケット47,48にビス58aを挿入し、このビス58aをパラペット1の天端部2に埋設するアンカープラグ59にねじ込んで補強プレート57と各ブラケット47,48を共締め固定する。
その後、ブラケット43の第1の垂壁部45とパラペット1の外側面60との間に接続部材64を配置し、接続部材64における第4の垂壁部61をブラケット43の第1の垂壁部45にビス65により固定させ、さらに、第5の垂壁部62をパラペット1の外側面60にビス58b及びアンカープラグ59により固定させ、接続部材64によりブラケット43の第1の垂壁部45とパラペット1の外側面60とを一体に固定された状態にする。
そして、パラペット1に固定した各ブラケット47,48に笠木3を固定するものであるが、笠木3の固定に際し、予め笠木本体3Aに化粧材13を装着しておく。ここで、化粧材13は天板14と底板15とが、その先端16,17同士を係合させ、第1のリブ26の第1の嵌合溝22と第3のリブ41の第5の嵌合突起39とを嵌合させて第1のリブ26と第3のリブ41とを連結させ、第2のリブ27の第2の嵌合溝25と第4のリブ42の第6の嵌合突起40とを嵌合させて第2のリブ27と第4のリブ42とを連結させた状態で一体化されたもので、この状態の化粧材13を笠木本体3Aに装着するが、笠木本体3Aと化粧材13との接続方法については、笠木本体3Aの外面板6の上縁部に形成する第1の嵌合突起11に化粧材13の第1の嵌合溝22を嵌め入れるとともに、外面板6の下端部に形成する第2の嵌合突起12を化粧材13の基端19に形成する第4の嵌合溝29に嵌め入れる。さらに、外面板6の平面と第1の立ち上がり壁30の波面部31とをビス66により接続する。
このように、笠木本体3Aの第1及び第2の嵌合突起11,12を化粧材13における第1及び第4の嵌合溝22,29に嵌合させるとともに外面板6と第1の立ち上がり壁30を接続させて笠木本体3Aと化粧材13を一体的に連結する。この後、笠木本体3Aと化粧材13とを各ブラケット47,48に被せるようにして外装する。このとき、笠木本体3Aの内面板5と化粧材13の第1の垂設壁32をやや外側に開くようにして撓ませた状態で笠木本体3Aと化粧材13を各ブラケット47,48に被せ、笠木本体3Aと化粧材13の弾性復帰により、内面板5に形成される係止突起8を第2のブラケット48における第2の垂壁部46の先端側に弾発的に係止し、さらに、化粧材13の第1の係止片34を第1のブラケット48における第1の垂設壁45の先端側に弾発的に係止させる。
こうして、笠木本体3Aと化粧材13とをパラペット1に固定した各ブラケット47,48に固定する。また、この時、防水カバー38の先端は、パラペット1の外側面60に接触した状態である。これにより、笠木3とパラペット1との隙間を塞ぎ、これにより笠木3内への雨水並びに鳥や虫などの侵入を防止する。
このように、パラペット1に装着された笠木3の化粧材13は、その先端部分を図1に示すように、天板14の先端16から基端18までを距離L(好ましくは、200mm≦L≦250mm)に形成されているため、パラペット1の外側面60から外側に大きく突出することとなる。
この化粧材13を備えた笠木本体3Aは、化粧材13において天板14と底板15との接続部分における天板14の先端16に水切り部(第2の屈曲片)23が形成されたことで、天板14を伝う雨水は、底板15を伝うことなく水切り部23に案内され下方へと落される。このとき、水切り部23の先端が鋭利に形成されたことで、より雨水を下方に案内することとなる。
また、天板14と底板15の先端16,17同士を密接に係合する構造としたことより、この天板14と底板15との先端16,17における係合部分から水分が侵入することを防ぐとともに、化粧材13に力が作用した場合に先端16,17同士が離れることを防ぐ。
さらに、第1のリブ26と第3のリブ41とを連結させ、第2のリブ27と第4のリブ42とを連結させ、さらに、笠木本体3Aの外面板6と第1の立ち上がり壁30とを接続させたことにより、化粧材13における天板14と底板15と笠木本体3Aにおける外面板6によって囲まれた空間がA,B,Cと3分割され、これら各リブ26,27,41,42、第1の立ち上がり壁30及び笠木本体3Aの外面板6が化粧材13を内部から支える骨材としての役割を担い、これにより、化粧材13の天板14又は底板15に風雨による力がかかる場合や、化粧材13自体の重力モーメントがかかる場合や、または、天板14に積雪又は氷柱等の氷の荷重がかかる場合等にも化粧材13の変形を最小限にとどめ、さらに、化粧材13の揺動も最小限となる。
また、化粧材13の空間を3分割したことにより、各空間A,B,Cはそれぞれ単独で水平に延びた雨樋と同等の構成となっている。そのため、化粧材13の先端16,17における係合箇所又は天板14の基端18と笠木本体3Aの外面板6との嵌合箇所等から水分が侵入した場合において、侵入した水分は各空間A,B,Cにより、水平方向に案内され化粧材13の横側開口部分から排出される。
さらに、パラペット1の外側面60と笠木3における化粧材13との接続箇所を、底板15の平面部分における基端19から下方に延設された第1の垂設壁32に設けたことにより、様々な力が作用し変形し易い化粧材13の底板15の平面部分から離れた箇所でパラペット1と笠木3における化粧材13が接続されるため、その接続箇所は化粧材13の変形による影響を受け難い。
また、化粧材13を押し上げようとする力がかかった場合に、化粧材13が基端18,19を軸に図1中における時計回り上向きに回動したとしても、第1の係止片34は、その構成において上方に開口した略J字型の鉤状になっており、極めて外れ難い構造となっている。さらに、防水カバー38の先端が上方に傾いて設けられたことにより、底板15の第1の垂設壁32を伝い落ち、第3のフランジ部35から防水カバー38に伝ってくる雨水が防水カバー38により水切りされる。
また、パラペット1に笠木3を装着する場合において、パラペット1の外側面60と笠木本体3との接続部分には、螺子止め等の固定手段を用いず、ブラケット43の第1の垂設壁45に化粧材13の底板15における第1の係止片34を係止するだけの構成を採用したことにより、人間がその身を乗り出して作業を行わなければならないパラペット1の外側面60での作業を簡便なものとする。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、本実施例では化粧材13の天板14は略水平に設けられたものであるが、図3に示すような天板14を上方に傾斜させたものや、下方に傾斜したものであっても構わないものとする。
さらに、図4に示すように、ブラケット43への笠木本体3Aの装着をより確実にする為に、笠木本体3Aの内面板5を第2のブラケット48における第3の垂設壁46にビス67によって螺子止めしても構わないものとする。これにより、螺子止め等の固定手段を有していないパラペット1の外側面60と化粧材13との接続部分が不意に解除された場合にも、笠木3がパラペット1から完全に離脱することを防ぐ。
以上のように、前記実施例では請求項1に対応して、パラペット1の天端部2に所定間隔をおいて固定されるブラケット43と、このブラケット43に係合して前記パラペット1の天端部1を覆う笠木本体3Aと、この笠木本体3Aの外側面6に装着される化粧材13とを備えた笠木3において、前記化粧材13は、前記笠木本体3Aにその基端18を接続した天板14と、前記ブラケット43にその基端19を接続するとともにその先端17を前記天板14に接続した底板15とからなることにより、化粧材13が天板14と底板15とからなることで、化粧材13が折り曲げ部分で分割可能な構造となり、笠木3の成形を簡便なものとすることができる。
また、前記実施例では請求項2に対応して、前記化粧材13における前記天板14と前記底板15との間を、前記天板14から下方に延設され下端に嵌合溝24,25を備えた天板側リブ26,27と、前記底板15から上方に延設され上端に嵌合突起39,40を備えた底板側リブ41,42により連結されたことにより、笠木3の強度を向上させることができる。
さらに、前記実施例では請求項3に対応して、前記天板側リブ26,27及び底板側リブ41,42は、前記天板14及び前記底板15の全長に渡って一体に形成されたことにより、天板14と底板15との間に設けられ一体に連結された天板側リブ26,27と底板側リブ41,42を、化粧材13内部に入り込んだ水分を外部に排出する為の雨樋とし、パラペット1に対する笠木3の防水性を向上させることができる。
また、前記実施例では請求項4に対応して、前記底板15の基端19側を下方に垂設させて形成された垂壁部32に、前記ブラケット43又は前記パラペット1に係止可能な係止部34を設けたことにより、変形し易い化粧材13の底板の平面部分から離れた箇所でパラペット1と化粧材13が接続されるため、その接続箇所は化粧材13の変形による影響を受け難く、笠木3の安定性が向上する。
さらに、前記実施例では請求項5に対応して、前記化粧材13の先端側に下方に延設して形成された水切り部23が設けられたことにより、パラペット1に対する笠木3の防水性が向上する。
本発明の一実施例における笠木を示す側断面図である。 同上、図1における取付部分の拡大断面図である。 同上、本実施例における化粧材の変形例を示す側断面図である。 同上、本実施例における笠木とブラケットの内面板とを螺子止めした変形例を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 パラペット
2 天端部
3 笠木
3A 笠木本体(笠木)
6 外側面
13 化粧材(笠木)
14 天板
15 底板
16 先端(天板)
17 先端(底板)
18 基端(天板)
19 基端(底板)
23 水切り部(第2の屈曲部)
24 第2の嵌合溝
25 第3の嵌合溝
26 第1のリブ(天板側リブ)
27 第2のリブ(天板側リブ)
32 第1の垂設壁
34 第1の係止片
39 第4の嵌合突起
40 第5の嵌合突起
41 第3のリブ(底板側リブ)
42 第4のリブ(底板側リブ)
43 ブラケット

Claims (5)

  1. パラペットの天端部に所定間隔をおいて固定されるブラケットと、このブラケットに係合して前記パラペットの天端部を覆う笠木本体と、該笠木本体の外側面に装着される化粧材とを備えた笠木において、
    前記化粧材は、前記笠木本体にその基端を接続した天板と、前記ブラケットにその基端を接続するとともにその先端を前記天板に接続した底板とを備えることを特徴とする笠木。
  2. 前記化粧材における前記天板と前記底板との間を、
    前記天板から下方に延設され下端に嵌合溝又は嵌合突起のいずれか一方を備えた天板側リブと、
    前記底板から上方に延設され上端に嵌合溝又は嵌合突起のいずれか他方を備えた底板側リブにより連結されたことを特徴とする請求項1記載の笠木。
  3. 前記天板側リブ及び底板側リブは、前記天板及び前記底板の全長に渡って一体に形成されたことを特徴とする請求項2記載の笠木。
  4. 前記底板の基端側を下方に垂設させて形成された垂壁部に、前記パラペット又は前記ブラケットに係止可能な係止部を設けたことを特徴とする請求項3記載の笠木。
  5. 前記化粧材の先端側に下方に延設して形成された水切り部が設けられたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の笠木。
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