JPH11247543A - 住宅における屋上出入用ハッチ - Google Patents

住宅における屋上出入用ハッチ

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JPH11247543A
JPH11247543A JP5230898A JP5230898A JPH11247543A JP H11247543 A JPH11247543 A JP H11247543A JP 5230898 A JP5230898 A JP 5230898A JP 5230898 A JP5230898 A JP 5230898A JP H11247543 A JPH11247543 A JP H11247543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
hatch
roof
section
roof floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP5230898A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Yasumura
久雄 康村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUMARU KK
Original Assignee
MITSUMARU KK
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Publication date
Application filed by MITSUMARU KK filed Critical MITSUMARU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 完成品の形で住宅の建設現場に持ち込んで、
屋上の開口部に取付けるだけで施工が行える、住宅の屋
上出入口を提供しようとするものである。 【解決手段】 屋上Aに設けた開口部Bに取付けられる
枠体1と、この枠体1の開口部を閉塞する枠体1に対し
て開閉自在に設けられる蓋体2とによって、住宅におけ
る屋上出入用ハッチを構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅の屋上に設
置される出入用ハッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】近年、一般住宅においても、
屋上を設置する場合が増えている。ところで、屋上を設
置した場合、従来は、屋上への出入りのために、屋上に
ペントハウスを設置しなければならない。
【0003】ところが、ペントハウスを設置すること
は、工期とコストがかかると共に、屋上に突き出したペ
ントハウスは、住宅の外観を損ねることが多く、住宅デ
ザインにも制限を与えるという問題がある。
【0004】そこで、この発明は、完成品の形で住宅の
建設現場に持ち込んで、屋上の開口部に取付けるだけ
で、施工が可能な住宅用の屋上出入用ハッチを提供しよ
うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するために、屋上に設けた開口部に取付けられる
枠体と、この枠体の開口部を閉塞する枠体に対して開閉
自在に設けられる蓋体とによって、住宅における屋上出
入用ハッチを構成したものである。
【0006】上記蓋体を枠体に対して開閉自在に設ける
手段としては、蓋体を枠体にヒンジによって取付ける方
法、あるいは蓋体を枠体に対してスライド自在に設ける
方法を採用することができる。
【0007】また、蓋体に、採光部を設けることによっ
て屋上出入用ハッチを明かり取りにすることもできる。
【0008】また、屋上出入用ハッチからの出入りを安
全に行うために、枠体の上面に手摺りを一体に取付けて
おくことが好ましい。
【0009】
【実施の形態】この発明の実施の一形態を図1〜図7に
基づいて説明する。
【0010】この発明に係る屋上出入用ハッチは、屋上
Aに設けた開口部Bに取付けられる枠体1と、この枠体
1の開口部を閉塞する枠体1に対して開閉自在に設けら
れる蓋体2とからなる。
【0011】上記枠体1は、図3の分解斜視図に示すよ
うに、四角形のベースフレーム3と、このベースフレー
ム3に対してボルト止めされて垂直に起立する壁面を構
成する起立壁4と、この起立壁4の上面にボルト止めさ
れる上枠8とからなる。
【0012】上記起立壁4は、ベースフレーム3の両側
辺と後辺にボルト止めされる壁面フレーム5と、この壁
面フレーム5の両側壁にボルトによって接合される壁面
パネル6と、壁面フレーム5の後壁にボルトによって接
合される壁面パネル7とによって形成されている。これ
ら側面パネル6及び後面パネル7は、合成樹脂板又は金
属板によって形成されている。
【0013】上記壁面フレーム5の側面壁と側面パネル
6は、底辺が水平な直線で、上辺が前方から後方に向か
って次第に湾曲しながら高くなる形状に形成されてい
る。また、壁面フレーム5の後壁と後面パネル7は、ベ
ースフレーム3に対して垂直で、長方形に形成されてい
る。
【0014】上記上枠8は、壁面フレーム5の上面に沿
う形状に形成され、壁面フレーム5に対してボルト止め
されている。上記上枠8には、上枠8の両側辺と後辺に
沿って水平な手摺り9が一体に取付けられている。
【0015】また、換気を良好にするために、図2に示
すように、上記後面パネル7の左右両側に、よろい戸形
の換気口30や、換気扇32を取付ける換気口31を設
けることが好ましい。
【0016】上記上枠8の後辺部には、上枠8の開口を
閉塞する大きさの蓋体2が、ヒンジ10によって開閉自
在に取付けられている。
【0017】上記蓋体2には、透光性を有するガラス又
は樹脂板によって形成された採光部11が設けられてい
る。
【0018】また、上記蓋体2と壁面フレーム5の両側
壁との間には、蓋体2の急激な開閉を防止するために、
主ダンパー12aと補助ダンパー12bとからなるダン
パー装置を取付けている。
【0019】また、手動のダンパー装置12に代えて、
電動シリンダーを取付けることにより、蓋体2の開閉を
電動で自動的に行うようにしてもよい。
【0020】また、蓋体2の前辺部には、蓋体2を上枠
8に対してロックするためのロック装置13が設けられ
ている。ロック装置13は、図6(a)、(b)に示す
ように、蓋体2の内外両面に位置する開閉レバー14
と、この開閉レバー14の操作によって上枠8の前方寄
り側辺に形成した係止孔15に対して係脱するロックピ
ン16とによって形成されている。
【0021】上記上枠8の上面の周囲には、図5に示す
ように、蓋体2との間の防水を図るために、パッキン1
7が取付けられている。また、蓋体2の周縁部の下端に
も、パッキン18が取付けられている。
【0022】上記のように構成されるこの発明の屋上出
入用ハッチは、予め工場において組立られて施工現場に
搬入される。
【0023】そして、図7に示すように、施工現場の屋
上に形成された開口部Bの周囲に予め設置された取付枠
Cに、ベースフレーム3をボルト止めすることによって
設置される。
【0024】なお、図7において、Dは昇降用の階段を
示している。
【0025】次に、図8〜図10は、この発明に係る屋
上出入用ハッチの別な形態を示している。
【0026】この第2の形態では、蓋体22を、枠体2
1に対してスライド自在に設けている。
【0027】このため、この第2の形態においては、枠
体21の起立する両側壁を半円形に形成し、この半円形
の両側壁の上縁に沿って蓋体22がスライドするように
なっており、枠体21の両側壁の間の上面は天板23に
よってほぼ半分が閉塞されている。また、蓋体22の上
辺下面には、天板23との間に防水用のゴム板24が取
付けられている。また、蓋体22の下辺には、把手28
が取付けられている。
【0028】上記蓋体22の両側には、スライドローラ
25が設置され、このスライドローラ25を枠体21の
両側壁の上縁に形成したスライド溝26に嵌めることに
よって、蓋体22を枠体21に対してスライド自在にし
ている。
【0029】この第2の形態の屋上出入用ハッチも、予
め工場において組立てられ、枠体1の下面のベースフレ
ーム27を、屋上の開口部Bの取付枠Cにボルト止めす
ることによって設置される。
【0030】また、この第2の形態では、手摺り29を
屋上に別途設けている。
【0031】
【発明の効果】この発明に係る屋上出入用ハッチは、以
上のように、屋上に設けた開口部に取付けられる枠体
と、この枠体の開口部を閉塞する枠体に対して開閉自在
に設けられる蓋体とからなるので、これを事前に完成品
にして建設現場に持ち込み、ボルトによって接続するだ
けで設置が可能となる。したがって、工期の短縮とコス
トの削減ができる。
【0032】また、従来のペントハウスのように、屋上
に大きく突き出さないので、体裁がよく、住宅デザイン
を制限することが少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る屋上出入用ハッチの一形態を示
す斜視図
【図2】同上の縦断正面図
【図3】同上の分解斜視図
【図4】同上の縦断側面図
【図5】同上の部分拡大図
【図6】(a)はロック装置部分の平面図、(b)はロ
ック装置部分の縦断側面図
【図7】屋上に設置した状態を示す同上の縦断側面図
【図8】この発明に係る屋上出入用ハッチの別の形態を
示す斜視図
【図9】(a)は図8のX−X線の断面図、(b)は
(a)の矢印A方向の断面図
【図10】図8のY−Y線の断面図
【符号の説明】
A 屋上 B 開口部 C 取付枠 D 階段 1、21 枠体 2、22 蓋体 3 ベースフレーム 4 起立壁 5 壁面フレーム 6 壁面パネル 7 後面パネル 8 上枠 9 手摺り 10 ヒンジ 11 採光部 12a 主ダンパー 12b 補助ダンパー 13 ロック装置 14 開閉レバー 15 係止孔 16 ロックピン 17 パッキン 18 パッキン 23 天板 24 ゴム板 25 スライドローラ 26 スライド溝 27 ベースフレーム 28 把手 29 手摺り 30、31 換気口 32 換気扇

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋上に設けた開口部に取付けられる枠体
    と、この枠体の開口部を閉塞する枠体に対して開閉自在
    に設けられる蓋体とからなる住宅における屋上出入用ハ
    ッチ。
  2. 【請求項2】 蓋体が枠体に対してヒンジによって開閉
    自在に設けられた請求項1記載の住宅における屋上出入
    用ハッチ。
  3. 【請求項3】 蓋体が枠体に対してスライド自在に設け
    られた請求項1記載の住宅における屋上出入用ハッチ。
  4. 【請求項4】 蓋体に採光部を設けた請求項1〜3のい
    ずれかの項に記載の住宅における屋上出入用ハッチ。
  5. 【請求項5】 枠体の上面に、手摺りを一体に取付けた
    請求項1〜4のいずれかの項に記載の住宅における屋上
    出入用ハッチ。
JP5230898A 1998-03-04 1998-03-04 住宅における屋上出入用ハッチ Pending JPH11247543A (ja)

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JP (1) JPH11247543A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012001926A (ja) * 2010-06-15 2012-01-05 Gantan Beauty Ind Co Ltd 開口部構造
US8328137B2 (en) 2007-10-30 2012-12-11 Airbus Operations Gmbh Emergency exit hatch for exiting a cabin module in an emergency and entering the same
JP2014101681A (ja) * 2012-11-20 2014-06-05 Souki Kougyo Co Ltd 屋根ハッチ及び止金具

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