JPH10205256A - 一体成形機能門扉 - Google Patents

一体成形機能門扉

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JPH10205256A
JPH10205256A JP1294997A JP1294997A JPH10205256A JP H10205256 A JPH10205256 A JP H10205256A JP 1294997 A JP1294997 A JP 1294997A JP 1294997 A JP1294997 A JP 1294997A JP H10205256 A JPH10205256 A JP H10205256A
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JP
Japan
Prior art keywords
gate
post
gate door
integrally
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP1294997A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Takechi
裕介 武智
Tokuji Kimura
督司 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少く、施工容易で、安全性、デザ
イン性等の良好な機能門扉を提供する。 【解決手段】 門扉本体に郵便ポストまたは収納ボック
スが配設された機能門扉であって、門扉本体(11)と
ポスト本体(13)また収納ボックス本体とがその成形
時に一体成形されたものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、一体成形
機能門扉に関するものである。さらに詳しくは、この出
願の発明は、門廻りに空間的余裕のない都市型住宅等の
門扉として有用な、郵便ポスト等を組込んだ、部品点数
が少なく、現場施工性にも優れた、新しい門扉に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、門廻りに空間的余裕のない都
市型3階建住宅等においては、門扉本体に郵便ポスト機
能や表札等を組込んだものが採用されてきている。この
ような門扉では、たとえば図12に例示したように、ア
ルミ鋳物や樹脂等により成形した門扉本体(1)の前面
側、つまり街路側に郵便ポストの投入口部(2)を、ま
た後面側、つまり住宅側にはポスト本体(3)を各々配
置し、この両者を固定用ねじ(4)によって門扉本体
(1)に取付固定している。
【0003】都市型住宅として間口が狭い場合でも、門
扉に郵便ポスト、さらには表札等を組込むことで狭い空
間の有効利用を図るものとして以上のような門扉がしば
しば施工されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
郵便ポスト等を組混んだ機能門扉の場合には、たとえば
図12の例からも明らかなように、投入口部(2)とポ
スト本体(3)とを門扉本体(1)に取付けるため、用
意しておく部品点数は必ずしも少くなく、しかも、狭い
間口での施工となるため、門扉本体(1)の前後へのこ
れら部品の取付けは容易でないという問題があった。
【0005】そして、構造的にも、投入口部(2)とポ
スト本体(3)の取付けにともなって前後2ケ所に水の
侵入口があることから防水施工が必要になり、また、ポ
スト本体(3)は板金物のためそのコーナー等に角があ
って危険であって、ポスト本体(3)を門扉本体(1)
の色に合わせて別途塗装することが必要である等の欠点
があった。
【0006】郵便ポスト以外にさらに表札等を組込む場
合にも、その配置、取付け施工等が面倒になって、部品
点数の増加によるコストアップが避けられなかった。そ
こで、門廻りの余裕のない都市型住宅用等として有用
な、郵便ポスト等を組混んだ機能門扉について、部品点
数を少くでき、施工を容易とし、ポスト構造の危険性を
除去して、色あい、形状等のデザイン性もより向上させ
ることのできる新しい機能門扉の提供が求められてい
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
の課題を解決するものとして、門扉本体に郵便ポストま
たは収納ボックスが配設された機能門扉であって、門扉
本体と郵便ポストまたは収納ボックス本体とがその成形
時に一体成形されたものであることを特徴とする一体成
形機能門扉を提供する。
【0008】そしてまた、この出願の発明は、上記の門
扉について、門扉前面側には、表札取付部とこれを照明
する照明器具取付部とが設けられていることを特徴とす
る一体成形機能門扉を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】この出願の発明は、以上のよう
に、一体成形された門扉本体を持つことを特徴としてい
るものであるが、以下に実施例を示し、さらに詳しくこ
の発明の実施の形態について説明する。
【0010】
【実施例】図1は、この発明における一体成形機能門扉
を例示した前面側、つまり街路側からの斜視図(A)
と、後面側、つまり住宅側からの斜視図(B)である。
たとえばこの図1に示したように、門扉本体(11)の
前面側には郵便ポストの投入口部(12)が、また、後
面側にはポスト本体(13)が配置されており、前面側
の投入口部(12)は、開閉自在とされた扉(121)
を有する部品として用意されて、固定ねじ(14)によ
って門扉本体(11)に取付けられる。
【0011】一方、ポスト本体(13)は、開閉扉(1
31)は後付け施工されるものの、そのものとしては、
門扉本体(11)の成形時に、つまりアルミニウム鋳物
や樹脂製等の成形時に同時に一体として成形されてい
る。図2および図3は、以上の機能門扉について、一体
成形時の成形型との関係を、縦断面および横断面図とし
て例示したものである。
【0012】図2では、投入口部(12)が固定ねじ
(14)で取付けられた状態、そしてポスト本体(1
3)の開閉扉(131)も取付けられた状態として図示
されているが、成形時には、図2および図3に示したよ
うに、アルミ鋳物、あるいは樹脂等として、前面側の型
Aと、後面側の型Bとによって、門扉本体(11)とポ
スト本体(13)とが一体物として成形される。つまり
ポスト本体(13)部では、投入口部(12)配設用の
開口(132)と、上部の覆部(133)、底部(13
4)、そして両側部(135)が成形される。
【0013】ポスト本体(13)の開口(132)に対
応する投入口部(12)の取付けは、固定ねじ(14)
によって容易に可能とされるが、開閉扉(131)につ
いても様々な態様で取付け可能とされる。たとえば図2
および図4はその例を示したものである。この図2およ
び図4の例では、開閉扉(131)は、扉(1311)
と底板(1312)並びに、底板(1312)に設けた
突出係止ピン(1313)を有し、図4に拡大して示し
たように、突出係止ピン(1313)は、ポスト本体
(13)への取付け時において、突起ねじ(1314)
に指をかけてこの突出係止ピン(1313)を外方にス
ライド押出し、ポスト本体(13)の前記の両側部(1
35)に設けた穴にこの突出係止ピン(1313)を挿
入し、挿入した位置で突起ねじ(1314)を固定す
る。このように取付けることで、開閉扉(132)は、
その下部で両側が軸支され図2のように開閉されること
になる。これによって郵便物、新聞等が自由に取出され
る。
【0014】図4では底板(1312)は開口されてい
るが、開閉扉(131)を取付けた後に、所要の板を配
置してもよい。たとえば以上のような具体構成として例
示されるこの発明の一体成形門扉では、細部の構造はと
もかくとして、図1、図2および図3からも明らかなよ
うに、従来のような別体で、施工取付けが必要とされる
ポスト本体ではなしに、門扉本体の成形時に一体物とし
て成形されるポスト本体(13)としていることから、
従来に比べて部品点数が減り、施工も簡略化され、コス
トダウンが図られるとともに、構造的にも雨水の侵入口
も減少し、ポスト本体(13)のコーナーを丸くして成
形できるので安全性が向上し、ポスト本体(13)は門
扉本体(11)とともに一体で所定の色合いに塗装する
ことも可能となる。一体成形により、その形状、色合い
のデザイン性は一段と向上する。
【0015】図5は、この発明の別の例を示した門扉前
面側からの斜視図である。この例も一体成形機能門扉を
例示しており、柱(15)(16)の各々に開閉自在に
支持している。そして、この例では、柱(15)には、
郵便ポストの投入口部(22)を前面側に取付けるよう
にし、後面側には、図6に例示したようにポスト本体
(23)を一体成形した門扉本体(21)が取付支持さ
れており、また、支柱(16)には、図7にも例示した
ように、その前面側に表札(32)と照明器具(34)
を取付けるようにし、後面側には、収納ボックス本体
(33)を一体成形した門扉本体(31)が取付支持さ
れている。
【0016】そして、この例では、ポスト本体(23)
および収納ボックス本体(33)が、門扉本体(21)
(31)の形状として前面側に膨出し、かつ、郵便ポス
トの投入口部(22)並びに表札(32)の上部にひさ
し部(24)(35)が張出した形状となるように一体
成形している。たとえば図8は、前記の収納ボックス本
体(33)を一体物として成形する門扉本体(31)の
成形時の成形型との関係を例示した断面図である。前面
側の型Aと後面側の型Bとによって一体成形されること
になる。郵便のポスト本体(23)を一体成形した門扉
本体(21)も同様にして一体物として同時成形される
ことになる。
【0017】以上の例の場合にも、前記の例と同様に、
ポスト本体(23)が収納ボックス本体(33)を門扉
本体(21)(31)と一体成形しているので、従来の
場合に比べて部品点数は減り、施工は容易となり、コス
トダウンが図られるとともに、構造的にも雨水の侵入口
は減少し、ポスト本体(23)が収納ボックス本体(3
3)のコーナー部を丸くして安全性が高い形状に成形で
き、塗装による色合わせも一体として可能となる。
【0018】しかも、以上の例のように、門扉本体(2
1)(31)には、ポスト本体(23)や収納ボックス
本体(33)に対応させて膨出させたり、ひさし部(2
4)(35)を設ける等によって意匠性が向上し、門扉
としての厚みが出ることにより高級感のあるものとな
る。収納ボックス本体(33)を設ける場合には、これ
までの門扉においては得られない、門廻りに余裕のない
空間でも、利便性がその機能において一段と向上するこ
とにとなる。
【0019】郵便ポストの機能を持たせた場合には、図
5および図6に例示したように、ひさし部(24)は、
投入口部(22)への水の侵入を防ぐ役割を果たすこと
になる。ポスト本体(23)の後面側での開閉のための
開閉扉(231)については、たとえば前記の図4の場
合と同様の手段を採用することができる。つまり、図6
および図9にも例示したように、突出係止ピン(231
1)のポスト本体(23)部への係止によって取付ける
ことができる。そしてこの場合には、バネ(2312)
によって、開閉扉(231)を開いた後には、バネ(2
312)の作用によって自然に元に戻って閉じるように
することもできる。収納ボックス本体(33)を門扉本
体(31)と一体成形した門扉においては、図7にも示
したように、表札(32)、あるいはこれに代えて、ま
たはさらに加えて、飾りプレートやレリーフ等を、両面
テープ、接着等によって門扉本体(31)に取付固定
し、夜間でも表札(32)がよく視認できるように、ひ
さし部(35)の前面内側に乾電池式等の照明器具(3
4)を取付けて、表札(32)を照らすようにすること
ができる。ひさし部(35)は、照明器具(34)によ
る照明を集中させ、かつ、雨水等によるトラブルを防止
する役割を果たすことになる。
【0020】収納ボックス本体(33)の開閉扉(33
1)についても、その具体的構造は適宜であってよい
が、図7とともに、図10および図11にも例示されて
いるように、開閉扉(331)の左右縁のいずれか一方
の上下端を突出係止ピン(3311)によって収納ボッ
クス本体(33)に軸支し、回動自在として開閉できる
ようにすることができる。軸支した側縁とは反対側の縁
部には、開閉扉(331)が不必要な時に開かないよう
に、磁石(3312)等を設けて閉止できるようにして
もよい。
【0021】もちろん、この発明においてはその細部の
組立て、施工の構造には様々な態様が可能であって、以
上の例によって限定されるものではない。
【0022】
【発明の効果】以上詳しく説明したとおり、この出願の
発明によって、部品点数を少なくし、現場施工を容易と
してコストダウンを図ることができ、しかも構造的にも
雨水等の侵入口を減らし、ポスト本体等のコーナーを丸
みのあるより安全な形状とし、一体塗装を可能としてデ
ザイン性をも向上させることのできる、郵便ポスト等を
組込んだ機能性の高い門扉が提供される。
【0023】また、収納ボックス、表札等の組込みによ
り、より機能性、デザイン性に優れた機能門扉が提供さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示した門扉前面側および後
面側からの斜視図である。
【図2】図1の例に対応する成形型との関係を例示した
縦断面図である。
【図3】図2に対応する横断面図である。
【図4】ポスト本体の開閉扉を例示した斜視図である。
【図5】この発明の別の実施例を示した前面側からの斜
視図である。
【図6】図5に対応して、ポスト本体と一体成形された
門扉本体を例示した縦断面図である。
【図7】図5に対応して、収納ボックス本体と一体成形
された門扉本体を例示した縦断面図である。
【図8】図7の例についての成形型との関係を例示した
縦断面図である。
【図9】図6の例における開閉扉を例示した斜視図であ
る。
【図10】図7の例における開閉扉の取付けを例示した
横断面図である。
【図11】図7および図10における開閉扉の取付けを
例示した斜視図である。
【図12】従来の機能門扉を示した分解斜視図である。
【符号の説明】
11 門扉本体 12 投入口部 121 扉 13 ポスト本体 131 開閉扉 1311 扉 1312 底板 1313 突出係止ピン 1314 突起ねじ 132 開口 133 覆部 134 底部 135 側部 14 固定ねじ 21 門扉本体 22 投入口部 23 ポスト本体 231 開閉扉 2311 突出係止ねじ 2312 バネ 24 ひさし部 31 門扉本体 32 表札 33 収納ボックス本体 331 開閉扉 3311 突出係止ピン 3312 磁石 34 照明器具 35 ひさし部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 門扉本体に郵便ポストまたは収納ボック
    スが配設された機能門扉であって、門扉本体と郵便ポス
    トまたは収納ボックスの本体とがその成形時に一体成形
    されたものであることを特徴とする一体成形機能門扉。
  2. 【請求項2】 請求項1の門扉において、門扉前面側に
    は、表札取付部とこれを照明する照明器具取付部が設け
    られていることを特徴とする一体成形機能門扉。
JP1294997A 1997-01-27 1997-01-27 一体成形機能門扉 Pending JPH10205256A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1294997A JPH10205256A (ja) 1997-01-27 1997-01-27 一体成形機能門扉

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JPH10205256A true JPH10205256A (ja) 1998-08-04

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JP1294997A Pending JPH10205256A (ja) 1997-01-27 1997-01-27 一体成形機能門扉

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JP (1) JPH10205256A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008200509A (ja) * 2008-03-17 2008-09-04 Matsushita Electric Works Ltd 郵便ポスト
JP2012251341A (ja) * 2011-06-01 2012-12-20 Hiroshi Irie 門扉用小窓装置及び門扉

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