JP2002012743A - 光半導体封止用エポキシ樹脂組成物及びその硬化物にて封止された光半導体装置 - Google Patents

光半導体封止用エポキシ樹脂組成物及びその硬化物にて封止された光半導体装置

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JP2002012743A
JP2002012743A JP2000195182A JP2000195182A JP2002012743A JP 2002012743 A JP2002012743 A JP 2002012743A JP 2000195182 A JP2000195182 A JP 2000195182A JP 2000195182 A JP2000195182 A JP 2000195182A JP 2002012743 A JP2002012743 A JP 2002012743A
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epoxy resin
optical semiconductor
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filler
epoxy
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Satoshi Segawa
聡 瀬川
Shinji Komori
慎司 小森
Masahito Akiyama
仁人 秋山
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明性及び耐半田性に優れた光半導体封止用
エポキシ樹脂組成物及びその硬化物で封止された光半導
体装置を提供する。 【解決手段】 エポキシ樹脂(A)、フェノールノボラ
ック類およびフェノール核の置換基がα水素を有さな
い、1分子内に2個以上のフェノール性水酸基を有する
化合物の少なくとも一方を含有している硬化剤(B)、
充填剤(C)、硬化促進剤(D)、りん系酸化防止剤
(E)、並びにヒンダーフェノール酸化防止剤(F)を
必須成分とし、充填剤(C)がSiO2、CaO、B2
3及びAl23を主としてなるガラス粒子であり、かつ
前記成分(C)以外の成分からなる樹脂分の硬化物の屈
折率と、成分(C)の屈折率との差が0.01以下で、
かつ充填剤(C)を全エポキシ樹脂組成物中の5重量%
以上70重量%以下含有していることを特徴とする光半
導体封止用エポキシ樹脂組成物およびその硬化物で封止
された光半導体装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明性および耐半
田性に優れる、表面実装に適した光半導体封止用エポキ
シ樹脂組成物およびその硬化物にて封止された光半導体
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信情報機器の小型化、集積密度
の向上、および製造プロセスの簡略化を図るべく、半導
体産業において表面実装能の要求が急速に高まってきて
いる。これはオプトエレクトロニクス分野においても例
外ではないが、もとより従来の封止材としての機能に加
え、無色透明性に優れる事が要求される光半導体封止用
エポキシ樹脂組成物では、表面実装におけるIRリフロ
ー等の実装方式を施しても、熱衝撃によるパッケージの
クラックや、素子・リードフレームと樹脂間の剥離を起
こさず、なおかつその無色透明性が失われないことの両
立は難しいという問題点が指摘されてきた。
【0003】この問題点は、従来の光半導体封止用エポ
キシ樹脂組成物向けに開発された表面実装能の付与技術
が、容易に転用できないということに起因する。樹脂自
身の特性を高めることで、単体で高い耐熱性をもたせよ
うとする技術としては、特許第2970214号公報に
おいて、特定構造のエポキシ樹脂と酸無水物硬化剤を用
いる場合、高い耐熱性と透明性を両立する技術が述べら
れている。しかし、該技術において組み合わせている硬
化剤が酸無水物硬化剤であることから、エポキシ樹脂組
成物は酸無水物基の親水性の高さにより吸水率が高くな
り、吸水した水分が表面実装型の光半導体パッケージを
IRリフロー等の処理時に、水蒸気爆発によるパッケー
ジクラックや、チップ又はリードフレームと樹脂の間に
剥離が多発するという問題が生じ、そのため表面実装に
耐えない。
【0004】また、従来の半導体封止用エポキシ樹脂組
成物では、表面実装能を高める代表的な手段としてシリ
カなどの無機充填剤を高充填するのが代表的であり、封
止樹脂組成物硬化物の吸水率、線膨張係数を低下させ、
高温時の変形やクラックなどを抑止できるものである。
しかし、このようにして得た樹脂組成物は、シリカ粒子
と樹脂の界面で起こる光の反射や屈折の影響を受けるこ
とから、この時点の樹脂の光透過性は極端に低いものと
なる。つまり、樹脂組成物中を光線が透過する際、樹脂
と充填剤との界面において反射・屈折される光線の量
は、界面前後での屈折率の差に比例する事が知られてお
り、一般的なシリカ粒子の屈折率は1.4前後であるの
に対し、エポキシ樹脂の硬化体は1.5前後であり、充
填剤種を変えない限りこの点を解消することは難しい。
【0005】また、特開平6−65473号公報では、
シリカ以外の充填材として、SiO 2、CaO、および
Al23を主成分とするガラス粒子を光半導体封止用樹
脂組成物の充填材として用いる技術が述べられている。
この技術によれば、各成分の組成を変化させることや、
金属元素類を添加することで、充填剤の屈折率を容易に
変化させることができる。しかし、本発明者らが光半導
体封止用樹脂組成物の充填剤として、該技術によるガラ
ス充填剤を用い、耐半田性の試験を行ったところ、パッ
ケージクラック等の不良が発生した。前述の通り該充填
剤を用いることにより高い透明性の硬化物を得ることは
可能であるが、充填剤種やその添加量のみで耐半田性を
得ることは難しい。
【0006】さらに、特開平4−222855号公報に
は、エポキシ樹脂、フェノール硬化剤に充填剤としてガ
ラス粒子を含有し、さらに充填剤の屈折率と樹脂硬化物
の屈折率との差を小さくすることが記載されている。本
発明者らが光半導体封止に用いたところ、封止時に着色
が起こり、透明性を得ることができなかった。本発明者
らが類推するには、フェノール硬化剤が酸化されたもの
によると考えた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、透明性及び
耐半田性に優れた光半導体封止用エポキシ樹脂組成物及
びその硬化物で封止された光半導体装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な状況に鑑み、鋭意検討の結果、1分子内に2個以上の
エポキシ基を有するエポキシ樹脂、硬化剤、充填剤、硬
化促進剤、りん系酸化防止剤、及びビンダーフェノール
酸化防止剤を必須成分としてなる光半導体封止用エポキ
シ樹脂組成物において、硬化剤にオルト位もしくはパラ
位に置換基を有するフェノール類より得られるフェノー
ルノボラック類またはフェノール核の置換基がα水素を
有さない、1分子内に2個以上のフェノール性水酸基を
有する化合物の少なくとも一方を含有するフェノール系
硬化剤を用いることで、耐吸水性と透明性が良好で、ま
た、充填剤としてSiO2、CaO、B23およびAl2
3を主としてなるガラス粒子を用い、樹脂成分とガラ
ス粒子との屈折率を合致させることで、樹脂成分が発現
する高い耐熱性と透明性を活かしながら、さらに低吸水
率を付与することを可能とすることにより該樹脂組成物
が表面実装に適した耐半田性を発現することを見出し、
本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明は、光半導体封止に用い
られるエポキシ樹脂組成物において、1分子内に2個以
上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂(A)、オルト位
もしくはパラ位に置換基を有するフェノール類より得ら
れるフェノールノボラック類、またはフェノール核の置
換基がα水素を有さない、1分子内に2個以上のフェノ
ール性水酸基を有する化合物の少なくとも一方からなる
硬化剤(B)、充填材(C)、硬化促進剤(D)、りん
系酸化防止剤(E)、並びに、ヒンダーフェノール酸化
防止剤(F)を必須成分とし、充填剤(C)がSi
2、CaO、B2 3及びAl23を主としてなるガラ
ス粒子であり、該充填材の屈折率とそれ以外の樹脂組成
物成分からなる樹脂分の硬化物の屈折率との差が±0.
01以下で、かつ充填剤(C)が全エポキシ樹脂組成物
中に5重量%以上70重量部%以下で含有していること
を特徴とする光半導体用エポキシ樹脂組成物およびその
硬化物で封止された光半導体装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるエポキシ樹脂
(A)は、固形の光半導体封止用エポキシ樹脂組成物に
用いることができ、無色透明で、かつ表面実装に耐えう
る耐熱性を有し、吸水率が低い一分子内に2個以上のエ
ポキシ基を有するエポキシ樹脂であれば何ら制限される
ものではないが、透明性の観点から、着色性の少ないも
のが、より好ましい。例えば、ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェ
ノールS型エポキシ樹脂、ビスフェノールAD型エポキ
シ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、オルソ
クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビフェニル型エ
ポキシ樹脂、トリグリシジルイソシアヌルレート等の複
素環エポキシ樹脂等が挙げられ、単独で、もしくは併用
して用いることができる。
【0011】これらの内、耐熱性の観点から、フェノー
ルノボラック型エポキシ樹脂、オルソクレゾールノボラ
ック型エポキシ樹脂、トリグリシジルイソシアヌルレー
ト等の1分子内に、エポキシ基が3個以上有する多官能
型のエポキシ樹脂を用いれば、ガラス転移温度が高くな
り、より好ましい。
【0012】また、エポキシ樹脂(A)が、1分子内に
少なくとも1個以上のアルコール性水酸基を有するビス
フェノールA型、ビスフェノールF型、ビスフェノール
S型、ビスフェノールAD型のいずれかの2官能エポキ
シ樹脂のアルコール性水酸基とエピハロヒドリンとを反
応させてエポキシ基としたエポキシ樹脂であることが好
ましい。ビスフェノール型のエポキシ樹脂は、分子構造
内に芳香環を有しており、耐熱性、吸水性の点でより好
ましく、分子構造内にあるアルコール性水酸基とエピハ
ロヒドリンとを反応させて生成するエポキシ基を少なく
とも1個以上有するエポキシ樹脂は、1分子内に3個以
上のエポキシ基を有する多官能となり、ガラス転移温度
が高く、耐熱性が向上する面でより好ましい。
【0013】本発明に用いる硬化剤(B)は、オルト位
またはパラ位に置換基を有するフェノール類をノボラッ
ク化して得られるフェノールノボラック類およびフェノ
ール核の置換基がα水素を有さない、1分子内に2個以
上のフェノール性水酸基を有する化合物の少なくとも一
方を含有している硬化剤であり、エポキシ樹脂(A)と
組み合わせて、成形時の流動性を十分に得る事ができ、
固形で無色透明の光半導体封止用エポキシ樹脂組成物に
することができるなら、その種類に何ら制約を受けるこ
とはない。
【0014】本発明で硬化剤(B)に用いる、オルト位
またはパラ位に置換基を有するフェノール類をノボラッ
ク化して得られるフェノールノボラック類は、例えば、
パラクレゾールなどとホルムアルデヒドとを、触媒存在
下、重縮合させ反応させた後、脱水することにより得る
ことができるものである。この場合、フェノール性水酸
基に対して、オルト位またはパラ位が、全て置換基で置
換されているため、活性ラジカル種との反応性は低く、
着色の原因となるキノン構造になりにくい性質がある。
よって着色は少なく、透明性に優れ、さらに、酸無水物
基といった親水性の官能基を有さないため、吸水性が低
く、耐半田性の試験によれば、パッケージのクラックの
発生がなくなり、耐半田性が向上する。
【0015】本発明で硬化剤(B)に用いる、フェノー
ル核の置換基がα水素を有さないとは、フェノール核の
炭素上にアラルキル基に属するメチレン水素を未置換の
ものであり、置換したアラルキル基に属するメチレン水
素が存在すると酸化されやすくなり、熱により着色する
ことから、この欠点を取り除くために未置換とするもの
である。
【0016】本発明で用いる硬化剤(B)のフェノール
核の置換基がα水素を有さない、1分子内に2個以上の
フェノール性水酸基を有する化合物の具体的事例として
は、レゾルシン、カテコールなどのジヒドロキシベンゼ
ン類、ビスフェノールA、ビスフェノールS、ビフェノ
ール、ビフェノールエーテル及びそれらのアルキル置換
体、ビスフェノールフルオレン、ジヒドロキシナフタレ
ン、4,4’−シクロヘキシリデンビスフェノール、
4、4’−(1−フェニルエチリデン)ビスフェノー
ル、2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−[4−
[1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エチル]フ
ェニル]プロパン、1,1,1−トリス(4−ヒドロキ
シフェニル)エタン等が例示できる。これらの内、2−
(4−ヒドロキシフェニル)−2−[4−[1,1−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)エチル]フェニル]プロ
パンが好ましい。
【0017】本発明で用いる硬化剤(B)のオルト位ま
たはパラ位に置換基を有するフェノール類をノボラック
化して得られるフェノールノボラック類の具体的事例と
しては、オルソクレゾールノボラック樹脂、パラクレゾ
ールノボラック樹脂、ビスフェノールA型ノボラック樹
脂等が例示できる。また、エポキシ樹脂が、1分子内に
3個以上のエポキシ基を有するものを用いた場合、パラ
置換フェノール樹脂はビスフェノールA型、ビスフェノ
ールS型やビスフェノールフルオレン型等の2官能のフ
ェノール樹脂を用いることができる。これらの内、オル
ソクレゾールノボラック樹脂、パラクレゾールノボラッ
ク樹脂が、好ましい。これらは単独でも2種以上を混合
して用いても良い。また、透明性等の特性に影響しない
程度に、他の硬化剤を併用して用いることは何ら差し支
えがない。
【0018】本発明において、硬化剤の配合割合は、エ
ポキシ樹脂のエポキシ基に対して、用いる全フェノール
樹脂のフェノール性水酸基の当量比が、好ましくは0.
5〜2.0、特に好ましくは0.7〜1.5である。
0.5〜2.0の範囲を外れると、硬化性等が低下する
ので好ましくない。
【0019】本発明で用いられる充填材(C)は、Si
2、CaO、B23およびAl2 3を主としてなるガ
ラス粒子であり、その成分はSiO250〜55wt
%、CaO15〜20wt%、B2315〜20wt
%、Al2315〜20wt%、消泡剤1wt%からな
り、それぞれの成分は上述の範囲で合わせて100wt
%となるようにすることが、好ましい。その形状として
は、樹脂組成物を粉砕してタブレット状にし、封止を行
う成形時の流動性を保つためには、平均粒径が1〜30
μmの球状であることがより好ましい。粒径がこの範囲
を下回ると、充填剤同士の凝集により、透明性へ悪い影
響を与える場合がある。また、この範囲を上回ると、透
明性には好効果であるが、成形時に金型のゲートつまり
や、ワイヤー切断、素子を傷つけることなどの問題が生
じることがあり、また、その他の無機成分を加えること
に関しては透明性、成形性を損なわない限り何ら制限は
ない。
【0020】これらの充填材(C)であるガラス粒子
は、充填材(C)以外の成分からなる樹脂分の硬化物と
の屈折率の差が±0.01以下であることを特徴とする
ものであり、屈折率差がこの範囲を外れると、充填材で
あるガラス粒子と充填材以外の樹脂分との界面で光散乱
が起こり、透明性が損なわれる。ガラスの屈折率を調整
する手法としては、前記ガラス成分の構成比率の他に、
遷移金属元素などを添加することがある。このような遷
移金属元素としては、具体的には鉛などの重金属元素が
例示される。
【0021】本発明で用いられる充填剤の添加量は、最
低でも全樹脂組成物の5重量%以上である事が好まし
い。5重量%より少ないと、クラックが発生する問題が
生じる。より好ましくは、下限値が20重量%であり、
上限値が70重量%である。この上限値の範囲を超えて
充填剤を使用することも可能であるが、エポキシ樹脂組
成物の流動性を悪化し、成形材料として使用することが
困難になり、その光特性を低下させる原因となる。
【0022】本発明で用いられる充填剤としては、その
まま使用しても樹脂との密着性を得ることは可能である
が、さらなる樹脂との密着性を得ようとするにあたり、
充填剤の表面に現れる水酸基に何らかの有機物を反応さ
せ、樹脂成分との相溶性を物理的に、もしくは化学的に
得ようとすることは、当業者間で公知の化合物、および
手法であれば、それらを用いることは何ら差し支えな
い。そのような化合物としてはシラン系カップリング剤
やチタン系カップリング剤などが例示される。
【0023】本発明で用いる硬化促進剤(D)として
は、通常、エポキシ樹脂の硬化促進剤として用いられる
ものであればその種類に何ら制限はなく、具体的にはイ
ミダゾール類、1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)
−ウンデセン−7類や、これらの塩からなる含窒素硬化
促進剤、3級リン類、4級リン塩類などの含リン硬化促
進剤などが例示されるが、硬化物の色味が少なくなるも
のが好ましく、そのような化合物としては、4級オニウ
ム塩型の硬化促進剤がより好ましい。具体的にはテトラ
フェニルホスホニウムブロマイド、テトラフェニルホス
ホニウムテトラフェニルボレートなどの4級リン塩類、
2−メチルイミダゾールのイソシアヌル酸塩、1,8−
ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7のオクチ
ル酸塩などの4級窒素塩類などが例示されるが、これに
限定されるものではない。
【0024】本発明で用いられるりん系酸化防止剤
(E)としては、通常、エポキシ樹脂のりん系酸化防止
剤として用いられるものであればその種類に何ら制限は
なく、具体的にはトリフェニルホスファイト、フェニル
イソデシルホスファイトなどの有機リン系酸化防止剤が
例示される。
【0025】本発明で用いられるビンダーフェノール酸
化防止剤(F)としては、2,6−ジ−tert−ブチ
ル−p−クレゾール、2,6−ジ−tert−ブチル−
4−メチルフェノールのようなフェノール系酸化防止剤
などが例示される。
【0026】本発明において、硬化促進剤、りん系酸化
防止剤、ヒンダーフェノール酸化防止剤の配合割合は、
エポキシ樹脂および硬化剤の総重量を100とした時、
硬化促進剤の添加量は0.5〜2重量部、りん系酸化防
止剤、ビンダーフェノール酸化防止剤の添加量は0.1
〜5重量部が好ましい。
【0027】本発明の光半導体封止用エポキシ樹脂組成
物に必要に応じてカップリング剤、離型剤、滑剤、また
特性に影響しない範囲で他のエポキシ樹脂、硬化剤、酸
化防止剤等、当業者にて公知の添加剤、副資材を組み合
わせることは何らさしつかえない。
【0028】本発明の光半導体封止用エポキシ樹脂組成
物は、例えば、次のような製造方法により得ることがで
きる。上記の各成分を適宜配合し、均一に混合後、混練
機により溶融混合し、得られた溶融混合物を、冷却粉砕
して、得られる。また、予め、樹脂と硬化剤等を溶融混
合した後、他の成分と混合しても良い。
【0029】このようにして得られた光半導体封止用エ
ポキシ樹脂組成物を用いての封止は、一般的な方法でで
きるが、例えば、トランスファー成形法等により、光半
導体素子を封止して、エポキシ樹脂組成物の硬化物で封
止された光半導体装置を得ることができる。
【0030】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明は何らこれに限定されるものではない。
【0031】[エポキシ樹脂(化合物1)の合成] (合成例1)6Lのフラスコ中で、アルコール性水酸基
当量394、エポキシ当量650のビスフェノールA型
エポキシ樹脂1300g(1モル)を1Lのメチルイソ
ブチルケトンに溶解させ、エピクロロヒドリン834g
(9モル)を加え、オイルバスで50℃に加熱し、攪拌
する。攪拌下で、40重量%の苛性ソーダ66g(0.
66モル)を2時間かけフラスコに加える。オイルバス
の温度を50〜55℃に設定し、窒素を流しながら2時
間反応させたのち、フラスコを氷浴に浸し、攪拌下1L
の純水を1時間かけて加えた後、さらに1時間攪拌す
る。その後攪拌を停止し、1時間放置後、2相に分離し
た水層をデカンテーションにより除去する。有機層は沸
騰水で3度繰り返し精製洗浄し、次いで、真空減圧下で
100℃に加熱しメチルイソブチルケトン、及び過剰量
のエピクロロヒドリンを取り除き、生成物(化合物1)
を得た。得られた生成物は軟化点75℃、エポキシ当量
325であった。
【0032】(実施例1)ビスフェノールA型エポキシ
樹脂(三井石油化学工業社製 VG3101L)210
重量部を反応釜中で、120℃にて60分溶融し、90
℃に温度を恒温させてから、フェノール樹脂系硬化剤と
して2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−[4−
[1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エチル]フ
ェニル]プロパン(本州化学製trisP−PA)14
0重量部をエポキシ基/フェノール性水酸基の当量比
1.0の割合で混合する。エポキシ樹脂と硬化剤の総重
量を100とした時、酸化防止剤としてトリフェニルフ
ォスファイト(住友化学製スミライザーTPP−R)を
3.0重量部添加した後、冷却、固化させた。それを粉
砕し、エポキシ樹脂と硬化剤の総重量を100とした
時、硬化促進剤として1,8−ジアザビシクロ(5,
4,0)−ウンデセン−7−オクチル塩(サンアプロ社
製SA102)1.0重量部、酸化防止剤として2,6
−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール(住友化
学製スミライザーBHT−P)を5.0重量部をそれぞ
れ添加し、樹脂組成物の総重量部を100重量部とした
時、ガラス粒子(日本フリット製調整品、屈折率1.5
62平均粒径20μm)45重量部を混合したものを加
熱ロールで混練し、目的のエポキシ樹脂組成物を得た。
【0033】なお、実施例及び比較例で用いたガラス粒
子は、その組成をSiO250〜55wt%、CaO1
5〜20wt%、B2315〜20wt%、Al23
5〜20wt%、消泡剤1wt%の範囲で合計100と
なる範囲で、屈折率を調整したものである。
【0034】(実施例2〜8、比較例1〜4)実施例2
〜8及び比較例1〜4について、それぞれ表に示した割
合に従い、原料を配合し、以下基本操作を実施例1と同
様にして行い、それぞれ樹脂組成物を得た。
【0035】上記で得られた樹脂組成物をトランスファ
ー成形機を用いて、金型温度175℃、注入圧力6.8
6x106Pa、硬化時間2分、ポストキュア150℃
2時間の条件で、各試験で用いるテストピースを作製し
た。それぞれの評価方法は以下の通りであり、結果は表
にまとめて示す。
【0036】[光学特性の評価]30×10×1mmの
テストピースを作成し、積分球を搭載したUV−Vis
分光光度計(島津製作所製自記分光光度計UV−310
0)を用いて、1mm厚さで波長500nmの光透過率
を測定した。
【0037】[Tgの評価]50×150×1.6mm
の平板状のテストピースを作成し、温度150℃の熱風
オーブンで2時間ポストキュアした後、50×2×1.
6mmの角柱状に切り出し、DMA(動的粘弾性)測定
装置により硬化物のガラス転移点Tgを評価した。Tg
はtanδの値とする。
【0038】[吸水率の評価]直径50mm、厚さ3m
mの円板状テストピースを作製し、温度150℃の熱風
オーブン中で2時間ポストキュアした後、温度85℃、
相対湿度85%の高温高湿槽に168時間保管し、重量
の変化率より吸水率を評価した。
【0039】[耐半田性の評価]上記樹脂組成物タブレ
ットを、メラミン樹脂クリーニング材によりクリーニン
グ済みの金型で、光半導体用12pSOPタイプパッケ
ージ(4×5mm、厚み1.2mm、チップサイズ1.
5mm×2.0mm、リードフレーム42アロイ製)を
用いて、金型温度175℃、注入圧力6.86x106
Pa、硬化時間1分の条件でトランスファー成形し、1
50℃2時間後硬化させた。得られたパッケージを、8
5℃、相対湿度60%の環境下で、168時間吸湿処理
し、その後240℃のIRリフロー処理を行った。処理
したパッケージを顕微鏡及び超音波探傷装置でクラッ
ク、チップと樹脂との剥離、および充填材界面で生じる
白化の有無を確認し、これらの不良が発生したものを不
良(×印)と判定した。
【0040】
【表1】
【0041】表の結果をみれば明らかなように、本発明
の樹脂組成物は透明性、耐熱性、低吸水性が並立し、良
好な耐半田性を有していることがわかる。
【0042】
【発明の効果】本発明の光半導体封止用エポキシ樹脂組
成物は、透明性及び耐半田性に優れており、高い信頼性
を有したオプトデバイスを提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/524 C08K 5/524 H01L 23/29 H01L 33/00 N 23/31 23/30 F 31/02 R 33/00 31/02 B Fターム(参考) 4J002 CC032 CC062 CD001 CD041 CD051 CD061 CD141 CD201 DL007 EJ019 EU096 EU116 EW068 EW176 EY016 FD017 FD078 FD079 FD142 FD156 GQ05 4J036 AA01 AB16 AB17 AD01 AD07 AD08 AD14 AD16 AD21 AF01 AF06 CA28 DA02 DA04 DC38 DC41 DD07 FA05 FA10 FA12 FB07 FB08 JA07 4M109 AA01 EA02 EA04 EB03 EB04 EB12 EB13 EB18 GA01 5F041 AA14 AA42 AA43 AA47 DA44 5F088 BA01 BA13 BA20 JA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光半導体封止に用いられるエポキシ樹脂
    組成物において、1分子内に2個以上のエポキシ基を有
    するエポキシ樹脂(A)、オルト位もしくはパラ位に置
    換基を有するフェノール類より得られるフェノールノボ
    ラック類、またはフェノール核の置換基がα水素を有さ
    ない、1分子内に2個以上のフェノール性水酸基を有す
    る化合物の少なくとも一方からなる硬化剤(B)、充填
    材(C)、硬化促進剤(D)、りん系酸化防止剤
    (E)、並びに、ヒンダーフェノール酸化防止剤(F)
    を必須成分とし、充填剤(C)がSiO2、CaO、B2
    3及びAl23を主としてなるガラス粒子であり、該
    充填材の屈折率とそれ以外の樹脂組成物成分からなる樹
    脂分の硬化物の屈折率との差が±0.01以下で、かつ
    充填剤(C)が全エポキシ樹脂組成物中に5重量%以上
    70重量部%以下で含有していることを特徴とする光半
    導体用エポキシ樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 エポキシ樹脂(A)が、1分子内に3個
    以上のエポキシ基を有することを特徴とする請求項1記
    載の光半導体封止用エポキシ樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 エポキシ樹脂(A)が、1分子内に少な
    くとも1個以上のアルコール性水酸基を有するビスフェ
    ノールA型、ビスフェノールF型、ビスフェノールS
    型、ビスフェノールAD型のいずれかの2官能エポキシ
    樹脂のアルコール性水酸基とエピハロヒドリンとを反応
    させてエポキシ基としたエポキシ樹脂であることを特徴
    とする請求項1又は2記載の光半導体封止用エポキシ樹
    脂組成物。
  4. 【請求項4】 硬化剤(B)が、オルソクレゾールノボ
    ラック樹脂、パラクレゾールノボラック樹脂、及び2−
    (4−ヒドロキシフェニル)−2−[4−[1,1−ビ
    ス(4−ヒドロキシフェニル)エチル]フェニル]プロパ
    ンからなる群より選ばれることを特徴とする請求項1記
    載の光半導体封止用エポキシ樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 硬化促進剤(D)が、4級オニウム塩で
    あることを特徴とする請求項1の光半導体封止用エポキ
    シ樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の光半導
    体封止用エポキシ樹脂組成物の硬化物を用いて封止され
    た光半導体装置。
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