JP2002011866A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

Info

Publication number
JP2002011866A
JP2002011866A JP2000198316A JP2000198316A JP2002011866A JP 2002011866 A JP2002011866 A JP 2002011866A JP 2000198316 A JP2000198316 A JP 2000198316A JP 2000198316 A JP2000198316 A JP 2000198316A JP 2002011866 A JP2002011866 A JP 2002011866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
linear encoder
ink
sensor
recording apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000198316A
Other languages
English (en)
Inventor
Kensei Otsubo
研成 大坪
Shinichi Kitamura
新一 喜多村
Tadashi Maki
直史 牧
Takashi Yoshihara
孝史 吉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000198316A priority Critical patent/JP2002011866A/ja
Publication of JP2002011866A publication Critical patent/JP2002011866A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット記録装置において、リニアエ
ンコーダの汚染を低減する。 【解決手段】 主走査方向と平行に往復動可能に設けら
れたキャリッジ2と、キャリッジ2が摺動自在に貫通し
て往復移動するキャリッジ2を保持するキャリッジシャ
フト10と、キャリッジ2に搭載された記録ヘッド1
と、記録ヘッド1から吐出されたインクで画像が形成さ
れる記録紙を副走査方向に搬送する搬送ローラ13と、
キャリッジ2の上方において主走査方向に沿って水平に
配置され、長さ方向に複数のスリットが形成されたリニ
アエンコーダ27と、キャリッジ2に取り付けられ、キ
ャリッジ2の移動に伴って通過したリニアエンコーダ2
7の被検出部の情報を検知して出力するセンサ28とを
有する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノズルからインク
を吐出させてこれを記録媒体に付着させることにより記
録を行うインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は安価で高い画
質と高速での印字を達成する技術として、オフィスオー
トメーション用やパーソナル用の情報記録装置として、
複写機、ファクシミリ、プリンタ、ワードプロセッサな
どに広く用いられている。
【0003】このようなインクジェット記録装置につい
ては、これまでにも様々な技術が提案されており、現在
もなお、高速記録化、高解像度化、フルカラー化に適し
た技術が鋭意研究されている。
【0004】ここで、インクジェットの記録原理には、
色材を飛翔させるためのエネルギー発生手段として、電
気熱変換素子などの発熱抵抗体を用いたもの、電気機械
変換素子などのピエゾ素子を用いたもの、さらに電気エ
ネルギーをそのまま用いる静電式のものなどがある。そ
して、インクジェット記録装置に使用される記録ヘッド
としては、キャリッジに搭載されて記録紙の搬送方向
(副走査方向)に対し直交する方向(主走査方向)に移
動して記録を行うシリアル走査型ヘッドが実用化されて
いる。
【0005】このようなインクジェット記録装置では、
キャリッジの移動方向である主走査方向に沿って、直線
状のプレートの長さ方向に複数のスリットが形成された
リニアエンコーダが取り付けられている。また、キャリ
ッジには、キャリッジの移動に伴って通過したリニアエ
ンコーダのスリット数を検出するセンサが取り付けられ
ている。そして、検査に検出されたスリット数からキャ
リッジの移動量が求められる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、特に、キャリ
ッジの移動スピードが80cm/sec以上、具体的に
は、解像度600dpi以上、動作周波数20kHz以
上でノズルからのインク吐出量が20pl以下のインク
ジェット記録装置の内部では、キャリッジの移動により
発生する風により巻き上げられる紙粉などの塵埃やキャ
リッジの移動に伴って吐出されるインクのミストなどの
汚染成分の浮遊が問題となってくる。そして、リニアエ
ンコーダはキャリッジの近傍に設置しなければならない
ことから、これらの汚染成分がリニアエンコーダに付着
しやすくなる。
【0007】リニアエンコーダはキャリッジの移動量を
検出するものであるから、リニアエンコーダに汚染成分
が付着するとスリット数の検出エラーが発生して正確な
移動量を求めることができなくなる。
【0008】そこで、本発明は、リニアエンコーダの汚
染を低減することのできるインクジェット記録装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のインクジェット記録装置は、主走査方向と
平行に往復動可能に設けられたキャリッジと、キャリッ
ジが摺動自在に貫通して主走査方向に配置され、往復移
動するキャリッジを保持するキャリッジシャフトと、キ
ャリッジに搭載され、複数のノズルからインクを吐出す
る記録ヘッドと、記録ヘッドから吐出されたインクが付
着して画像が形成される記録媒体を主走査方向と直交す
る副走査方向に搬送する搬送手段と、キャリッジの上方
において主走査方向に沿って水平に配置され、長さ方向
に複数のスリットが形成されたリニアエンコーダと、キ
ャリッジに取り付けられ、キャリッジの移動に伴って通
過したリニアエンコーダの被検出部の情報を検知して出
力するセンサとを有する構成としたものである。
【0010】このように、汚染成分の浮遊量が最も少な
いキャリッジの上方にリニアエンコーダを配置したの
で、リニアエンコーダの汚染を低減することが可能にな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、主走査方向と平行に往復動可能に設けられたキャリ
ッジと、キャリッジが摺動自在に貫通して主走査方向に
配置され、往復移動するキャリッジを保持するキャリッ
ジシャフトと、キャリッジに搭載され、複数のノズルか
らインクを吐出する記録ヘッドと、記録ヘッドから吐出
されたインクが付着して画像が形成される記録媒体を主
走査方向と直交する副走査方向に搬送する搬送手段と、
キャリッジの上方において主走査方向に沿って水平に配
置され、長さ方向に複数のスリットが形成されたリニア
エンコーダと、キャリッジに取り付けられ、キャリッジ
の移動に伴って通過したリニアエンコーダの被検出部の
情報を検知して出力するセンサとを有するインクジェッ
ト記録装置であり、汚染成分の浮遊量が最も少ないキャ
リッジの上方にリニアエンコーダが水平に配置されてい
るので、上から降りてくる汚染成分も付着せず、リニア
エンコーダの汚染を低減することが可能になるという作
用を有する。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、リニアエンコーダおよびセンサ
はキャリッジシャフトの中心軸の直上に取り付けられて
いるインクジェット記録装置であり、キャリッジの水平
方向および垂直方向に対する取り付けガタ成分の影響を
受けにくくなり、センサの検出精度を向上させることが
可能になるという作用を有する。また、リニアエンコー
ダがキャリッジシャフトの中心軸の直上に配置されるこ
とから、キャリッジシャフトとリニアエンコーダとの平
行度の調整精度の向上を図ることが可能になるという作
用を有する。さらに、センサがキャリッジの上面に取り
付けられることになってキャリッジの副走査方向には突
出しないので、キャリッジの副走査方向の長さを短くす
ることが可能になるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2記載の発明において、キャリッジには、記録ヘッドに
供給されるインクが貯留されるとともに装置本体に固定
されたメインタンクから供給チューブを介してインクが
補充されるサブタンクが搭載されているインクジェット
記録装置であり、センサをサブタンクの高さよりも低い
位置に設置することができるので、キャリッジの高さを
低くすることが可能になるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1〜3の何れか一項に記載の発明において、リニアエン
コーダには、リニアエンコーダの幅方向の両側において
センサの方向に突出するカバーがリニアエンコーダの全
長にわたって設けられているインクジェット記録装置で
あり、リニアエンコーダの撓みが阻止されるとともに側
方からの汚染成分の付着をより確実に防止することが可
能になるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1〜4の何れか一項に記載の発明において、リニアエン
コーダとセンサとを相対的に接近離反させるギャップ調
整手段が設けられているインクジェット記録装置であ
り、ギャップ調整手段によりリニアエンコーダとセンサ
との距離をスリット検出のための最適位置に調整するこ
とが可能になるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1〜5の何れか一項に記載の発明において、リニアエン
コーダの長さ方向の少なくとも一方端は制振部材により
保持されているインクジェット記録装置であり、装置動
作時における振動がリニアエンコーダに伝達されること
がなくなるので、センサによるスリット検出をより正確
に行うことが可能になるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1〜6の何れか一項に記載の発明において、リニアエン
コーダは磁気式であって、被検出部はこのリニアエンコ
ーダに設けられた磁気ストライプであるインクジェット
記録装置であり、汚染成分の浮遊量が最も少ないキャリ
ッジの上方にリニアエンコーダが水平に配置されている
ので、リニアエンコーダの汚染を低減することが可能に
なるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
1〜6の何れか一項に記載の発明において、リニアエン
コーダは磁気式であって、被検出部はこのリニアエンコ
ーダに設けられた磁気ストライプであるインクジェット
記録装置であり、汚染成分の浮遊量が最も少ないキャリ
ッジの上方にリニアエンコーダが水平に配置されている
ので、リニアエンコーダの汚染を低減することが可能に
なるという作用を有する。
【0019】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図6を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0020】図1は本発明の一実施の形態であるインク
ジェット記録装置を概略的に示す斜視図、図2は図1の
インクジェット記録装置の要部を示す斜視図、図3は図
2のIII−III線に沿った断面図、図4は本発明の他の実
施の形態であるインクジェット記録装置の要部を示す断
面図、図5は本発明のさらに他の実施の形態であるイン
クジェット記録装置の要部を示す斜視図、図6は図5の
側面図である。
【0021】図1に示すように、本実施の形態のインク
ジェット記録装置は、複数色のインクを吐出する記録ヘ
ッド1を備えている。この記録ヘッド1は、ブラックイ
ンクを吐出するブラック記録ヘッド1aと、イエローイ
ンクを吐出するイエロー記録ヘッド1bと、マゼンタイ
ンクを吐出するマゼンタ記録ヘッド1cと、シアンイン
クを吐出するシアン記録ヘッド1dとから構成され、各
記録ヘッド1a,1b,1c,1dにはインクが吐出さ
れる複数のノズル(図示せず)が形成されている。これ
らの各記録ヘッド1a,1b,1c,1dの上部には、
ブラックインク、イエローインク、マゼンタインク、シ
アンインクがそれぞれ貯留されて各記録ヘッド1a,1
b,1c,1dにインクを供給するサブタンク3a,3
b,3c,3dが配置されている。そして、記録ヘッド
1およびサブタンク3はキャリッジ2に、このキャリッ
ジ2の移動方向に並んで設けられている。
【0022】なお、各記録ヘッド1a,1b,1c,1
dはそれぞれ独立に存在するものでもよいし、一体化さ
れたものでもよい。また、色数は、本実施の形態では前
述の4色であるが、これに限定されるものではなく、4
色以上であれば5色でも6色でもよい。その場合、色数
に応じて記録ヘッド、インクタンク、サブタンク、供給
チューブなどが増減することになる。さらに、サブタン
クを設けることなく、メインタンクをキャリッジに搭載
してもよい。
【0023】記録ヘッド1のノズルに対応した位置に
は、インクが充填される圧力室と、圧電素子を有すると
ともにこの圧電素子に電圧をパルス状に印加することで
圧力室の容積を減少させるように変形する圧電アクチュ
エータとが設けられ(何れも図示せず)、圧電アクチュ
エータがキャリッジ2に設置された駆動回路4により作
動することで、圧力室内のインクがノズルから下方に位
置する記録紙(記録媒体)5に向けて吐出される。な
お、記録紙5は図1におけるY方向に搬送される。ま
た、本実施の形態ではアクチュエータとして圧電素子が
用いられているが、サーマル方式や静電方式など、従来
から知られたものを用いてもよい。
【0024】記録ヘッド1は、記録紙5に対して相対移
動可能なキャリッジ2に固定されている。キャリッジ2
は、記録紙5の搬送方向(図1におけるY方向)と直交
して記録紙5の記録面と平行な方向(図1におけるX方
向)の一方側に設けられてキャリッジ駆動モータ6によ
り回転する駆動プーリ7とこの駆動プーリ7の反対側に
設けられた従動プーリ8との間に掛け渡されて正転また
は逆転の2方向に周回動する無端状のキャリッジ駆動ベ
ルト9の下側スパンに固定されており、図1におけるX
方向に延びて装置本体に取り付けられたキャリッジシャ
フト10に摺動自在に貫通し、さらにキャリッジ2をは
さんでキャリッジシャフト10と反対側においてこのキ
ャリッジシャフト10と平行に配置されたガイドレール
11に摺動自在に支持されている。
【0025】したがって、キャリッジ駆動モータ6の回
転によりキャリッジ駆動ベルト9が駆動プーリ7および
従動プーリ8とにより周回動されると、このキャリッジ
駆動ベルト9に固定されたキャリッジ2はキャリッジシ
ャフト10とガイドレール11とに保持されながら、図
1におけるX方向である走査方向に往復移動する。
【0026】なお、キャリッジ駆動モータ6には回転検
出盤12が設けられており、回転検出盤12と検出セン
サ(図示せず)とによりキャリッジ駆動モータ6の回転
量(つまり、記録ヘッド1のX方向位置)が検出される
ようになっている。
【0027】記録紙5は、記録紙5の下側においてX方
向に延びて配置された搬送ローラ(搬送手段)13と、
記録紙5の上側において記録紙5を搬送ローラ13に押
圧するピンチローラ14とに挟まれている。ピンチロー
ラ14における記録紙5の搬送方向後方にはDCモータ
(直流電動機)からなる搬送モータ(駆動手段)15が
配置されており、搬送モータ15と搬送ローラ13との
間には、搬送モータ15の駆動力を搬送ローラ13に伝
達する伝達ギヤ列(駆動力伝達手段)16がシャーシ2
6に取り付けられて設けられている。これにより、搬送
ローラ13は搬送モータ15により駆動され、記録紙5
をY方向に搬送する。そして、このときピンチローラ1
4は搬送される記録紙5によって従動回転される。
【0028】なお、本実施の形態においては、動作の高
速化や動作音の静穏化に配慮して、搬送モータ15には
DCモータが用いられているが、ステッピングモータを
用いてもよい。
【0029】また、本実施の形態において、駆動力伝達
手段は複数のギヤにより構成された伝達ギヤ列16から
なり、搬送モータ15の駆動力はこのような伝達ギヤ列
16により伝達されるようになっているが、駆動力伝達
手段には、プーリとベルト、あるいはギヤとシャフト、
さらにはこれらの併用など、搬送モータ15の駆動力を
搬送ローラ13に伝達することができる種々の手段によ
って実現することができ、本実施の形態に限定されるも
のではない。
【0030】搬送ローラ13の一方側には、伝達ギヤ列
16を構成する最終ギヤ16aが搬送ローラ13の回転
軸と同軸上に取り付けられている。さらに、最終ギヤ1
6aの外側には、キャリッジ駆動モータ6における回転
検出盤12と同様の回転検出盤17が同じく搬送ローラ
13の回転軸と同軸上に取り付けられている。
【0031】回転検出盤17の外周部には、径方向に延
びるスリットが全周にわたって等間隔で複数形成されて
いる。このような回転検出盤17の所定位置には、スリ
ットの位置を検出する検出センサ18が設置されてい
る。検出センサ18は、回転検出盤17に向かって検出
光を照射する発光部と、回転検出盤17をはさんで発光
部の反対側に配置され、発光部から照射された検出光を
受光する受光部とから構成されている。そして、回転検
出盤17が搬送ローラ13を介して最終ギヤ16aによ
り回転されたときのスリットの移動による検出光の遮
光、透光を受光部で認識することにより回転検出盤17
の回転角が検出され、これによって搬送モータ15の回
転量、すなわち記録紙5の送り量が検出される。
【0032】なお、検出センサ18には、回転検出盤1
7をはさんで発光部と受光部とを配置して透過光を検出
する透過型ではなく、回転検出盤17の一方側に発光部
と受光部とを配置して反射光を検出する反射型を用いる
こともできる。
【0033】搬送ローラ13よりも記録紙5の搬送方向
前方には、搬送ローラ13と同期回転して、搬送された
記録紙5を挟持搬送して機外に排出する一対の排紙ロー
ラ19a,19bが設置されている。
【0034】図示するように、ピンチローラ14と搬送
モータ15との間には、前述したブラックインク、イエ
ローインク、マゼンタインク、シアンインクがそれぞれ
貯留されたメインタンク20a,20b,20c,20
dが装置本体に固定されてX方向に並んで設けられてい
る。
【0035】メインタンク20a,20b,20c,2
0dとサブタンク3a,3b,3c,3dとは、メイン
タンク20a,20b,20c,20d内のインクをサ
ブタンク3a,3b,3c,3d内に供給する4本の屈
撓自在な供給チューブ21a,21b,21c,21d
により連通されている。これら4本の供給チューブ21
は、メインタンク20における記録紙5の搬送方向前方
側に配設された結合部材22により上下方向に並ぶよう
に纏められてY方向に延びた後、X方向に従動プーリ8
側に延び、さらに湾曲してX方向に駆動プーリ7側に延
びてキャリッジ2に到達している。
【0036】そして、キャリッジ2のX方向への移動と
ともに各供給チューブ21の湾曲部の位置が変化し、こ
れによりキャリッジ2の移動がスムーズに行われるよう
になっている。
【0037】ここで、サブタンク3内には、たとえばA
4サイズの記録紙5の数枚分相当のインクが貯留されて
いる。そして、印字中にはサブタンク3内のインクを吐
出させ、次の記録紙5が導入される時間を利用してメイ
ンタンク20からサブタンク3へインクが補充されるよ
うになっている。
【0038】このようにキャリッジ2にサブタンク3を
設けてインク供給速度の高速化とインク切れの防止を図
るとともに、サブタンク3という小型のタンクでキャリ
ッジ2の総質量を軽くすることにより、キャリッジ2の
移動速度の高速化とキャリッジ2の移動空間の狭小化に
よる装置の小型化が図られている。
【0039】キャリッジ2の側面には、このような供給
チューブ21の他に、記録ヘッド1からインクを吐出さ
せるための印字信号を図示しない印字信号生成部から駆
動回路4に送信する屈撓自在なフラットケーブル23が
取り付けられている。そして、フラットケーブル23を
介して送信された印字信号により前述した圧電素子が駆
動され、記録ヘッド1のノズルからインクが吐出され
る。
【0040】従動プーリ8側であるキャリッジ2のホー
ムポジションの位置には、記録ヘッド1のノズルに付着
したインクを吸引してノズルをクリーニングする吸引手
段であるパージユニット24が配置されている。
【0041】このパージユニット24は、Z方向に移動
して記録ヘッド1の全てのノズルの外側開口を覆うよう
に記録ヘッド1に密着するキャップ24aと、このキャ
ップ24aが記録ヘッド1に密着することによって形成
される密閉空間とメインタンク20に隣接配置された廃
インク容器25とを連通するインク排出チューブ24b
と、インク排出チューブ24b上に設けられてノズルに
付着したインクを吸引してこれを廃インク容器25に排
出する吸引ポンプ24cとを備えている。
【0042】キャップ24aに隣接して、記録ヘッド1
のノズル面を払拭するゴム製のワイパ24dが設けられ
ている。このワイパ24dはキャップ24aとは独立し
てZ方向に移動可能に設けられており、記録ヘッド1の
ノズル面に対して圧着した圧着位置と記録ヘッド1から
退避した退避位置とに相互に位置変更可能になってい
る。そして、ワイパ24dを記録ヘッド1のノズル面に
圧接させた状態でキャリッジ2を走査方向に移動させる
ことによってノズル面に対してワイパ24dが相対移動
し、このノズル面に付着したインクなどが払拭される。
【0043】図2および図3に示すように、キャリッジ
2の上方には、長さ方向に複数のスリット(被検出部)
が形成されたリニアエンコーダ27がキャリッジ2の主
走査方向に沿って水平に配置されている。なお、図3に
詳しく示すように、本実施の形態においては、リニアエ
ンコーダ27はキャリッジ2の斜め上方に取り付けられ
ているが、キャリッジ2の直上に取り付けられていても
よい。
【0044】また、リニアエンコーダ27としては、光
学的に検出されるスリットを形成し、これを発光部およ
び受光部とを備えた光学式センサで検出するようにして
もよいが、磁気的に検出される磁気ストライプを設け、
これを磁気センサで検出するようにしてもよい。なお、
本実施の形態では、光学式のものを用いて説明する。
【0045】また、キャリッジ2には、キャリッジ2の
主走査方向への移動に伴って通過したリニアエンコーダ
27のスリット数を検出するセンサ28が取り付けられ
ている。このセンサ28は、リニアエンコーダ27に向
かって検出光を照射する発光部と、この発光部から照射
されてリニアエンコーダ27で反射された検出光を受光
する受光部とから構成されており、検出光がスリットに
照射された際の受光部での検出光の変化からスリット数
を検出し、このスリット数からキャリッジ2の移動量が
算出される。なお、リニアエンコーダ27としては、反
射式ではなく、透過式のものを用いてもよい。
【0046】ここで、前述のように、インクジェット記
録装置の内部では塵埃やインクのミストなどの汚染成分
が浮遊している。そして、これらの汚染成分はキャリッ
ジ2の下方が最も多く、上方に向かうに従って少なくな
る。そして、汚染成分がキャリッジ2の移動により発生
する風により巻き上げられたとしても、汚染成分の相対
量が上方に向かうに従って少なくなる事実に変わりはな
い。
【0047】そして、本実施の形態においては、このよ
うに汚染成分の浮遊量が最も少ないキャリッジ2の上方
においてリニアエンコーダ27が水平に配置されている
ので、上から降りてくる塵埃が付着することもなく、リ
ニアエンコーダ27の汚染が低減されることになる。
【0048】図3に示すように、リニアエンコーダ27
の幅方向の両側には、センサ28の方向に突出するカバ
ー29がリニアエンコーダ27の全長にわたって設けら
れている。このようなカバー29を取り付ければ、変形
しやすい薄板状のリニアエンコーダ27の剛性が向上し
てその撓みが阻止される。また、側方からリニアエンコ
ーダ27に付着する汚染成分がカバー29のために減少
するので、リニアエンコーダ27への汚染成分の付着が
より確実に防止される。
【0049】このようなリニアエンコーダ27は、装置
本体30側に設けられたギャップ調整手段31に取り付
けられている。ギャップ調整手段31は、装置本体30
側に固定された固定部31aと、この固定部31aと斜
面で係合して上下方向に移動する可動部31bとから構
成されており、リニアエンコーダ27は可動部31bに
取り付けられている。また、可動部31bを固定部31
aに対して上下動させる調整つまみ31cが設けられて
いる。そして、調整つまみ31cを操作すると固定部3
1aと可動部31bとの接触部位である斜面がずれて可
動部31bが上下方向に移動する。
【0050】このようなギャップ調整手段31を用いれ
ば、リニアエンコーダ27とセンサ28との距離をスリ
ット検出のための最適位置に調整することができる。
【0051】なお、本実施の形態においては、リニアエ
ンコーダ27側を上下動させて距離を調整しているが、
センサ28側を上下動させて距離を調整してもよい。ま
た、このようなスライド式のものではなく、図4に示す
ように、ばね33の弾発力を利用したばね式のギャップ
調整手段32でもよい。すなわち、ギャップ調整手段は
リニアエンコーダ27とセンサ28とを相対的に接近離
反させることができれば、どのような形式のものでもよ
い。
【0052】ここで、リニアエンコーダ27およびセン
サ28は、キャリッジシャフト10の中心軸の直上に取
り付けられているのが望ましい。
【0053】キャリッジシャフト10に対して摺動自在
に設けられたキャリッジ2は、必然的にキャリッジシャ
フト10との間に隙間が存在し、その隙間がキャリッジ
2に対して、僅かにではあるがガタ(水平方向のガタ、
上下方向のガタ、キャリッジシャフト10を支点にして
上下に揺動する方向のガタなど)を発生させる原因とな
る。このとき、キャリッジ2に取り付けられたセンサ2
8をキャリッジシャフト10の中心軸の直上に配置すれ
ば、ガタが発生した際のセンサ28の変位量が最少にな
ってガタ成分の影響を受けにくくなるので、センサ28
の検出精度を向上させることができるからである。
【0054】また、リニアエンコーダ27がキャリッジ
シャフト10の中心軸の直上に配置されれば、リニアエ
ンコーダ27とキャリッジシャフト10とは相互に平行
になるので、キャリッジシャフト10とリニアエンコー
ダ27との平行度が目視で容易に確認でき、平行度の調
整精度が向上するからである。
【0055】さらに、センサ28がキャリッジ2の上面
に取り付けられることになってキャリッジ2の副走査方
向には突出しないので、キャリッジ2の副走査方向の長
さを短くすることができるからである。
【0056】そして、本実施の形態のように、キャリッ
ジ2にサブタンク3が搭載されたインクジェット記録装
置の場合、センサ28をサブタンク3の高さよりも低い
位置に設置することができるので、キャリッジ2の高さ
を低くすることができるからである。
【0057】なお、図5および図6に示すように、リニ
アエンコーダ27の両端はばねなどの制振部材34で保
持することができる。これにより、装置動作時における
振動がリニアエンコーダ27に伝達されることがなくな
るので、センサ28によるスリット検出をより正確に行
うことができる。
【0058】但し、本実施の形態においては、制振部材
34としてばねが用いられているが、たとえばゴムな
ど、装置動作時における振動がリニアエンコーダ27に
伝達するのを阻止する部材であれば、種々のものを用い
ることができる。また、このような制振部材34はリニ
アエンコーダ27の長さ方向の一方端のみを保持してい
てもよい。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、汚染成
分の浮遊量が最も少ないキャリッジの上方にリニアエン
コーダが水平に配置されているので、上から降りてくる
汚染成分も付着せず、リニアエンコーダの汚染を低減す
ることが可能になるという有効な効果が得られる。
【0060】これにより、リニアエンコーダに形成され
たスリット数を正確に検出することが可能になり、キャ
リッジの移動量を正しく求めることができるという有効
な効果が得られる。
【0061】リニアエンコーダおよびセンサをキャリッ
ジシャフトの中心軸の直上に取り付ければ、キャリッジ
の水平方向および垂直方向に対する取り付けガタ成分の
影響を受けにくくなり、センサの検出精度を向上させる
ことが可能になるという有効な効果が得られる。
【0062】また、リニアエンコーダおよびセンサをキ
ャリッジシャフトの中心軸の直上に取り付ければ、リニ
アエンコーダがキャリッジシャフトの中心軸の直上に配
置されることから、キャリッジシャフトとリニアエンコ
ーダとの平行度の調整精度の向上を図ることが可能にな
るという有効な効果が得られる。
【0063】さらに、リニアエンコーダおよびセンサを
キャリッジシャフトの中心軸の直上に取り付ければ、セ
ンサがキャリッジの上面に取り付けられることになって
キャリッジの副走査方向には突出しないので、キャリッ
ジの副走査方向の長さを短くすることが可能になるとい
う有効な効果が得られる。
【0064】そして、キャリッジにサブタンクが搭載さ
れたインクジェット記録装置においてリニアエンコーダ
およびセンサをキャリッジシャフトの中心軸の直上に取
り付ければ、センサをサブタンクの高さよりも低い位置
に設置することができるので、キャリッジの高さを低く
することが可能になるという有効な効果が得られる。
【0065】リニアエンコーダの幅方向の両側にセンサ
の方向に突出するカバーをリニアエンコーダの全長にわ
たって設ければ、リニアエンコーダの撓みが阻止される
とともに側方からの汚染成分の付着をより確実に防止す
ることが可能になるという有効な効果が得られる。
【0066】リニアエンコーダとセンサとを相対的に接
近離反させるギャップ調整手段を設ければ、ギャップ調
整手段によりリニアエンコーダとセンサとの距離をスリ
ット検出のための最適位置に調整することが可能になる
という有効な効果が得られる。
【0067】リニアエンコーダの長さ方向の少なくとも
一方端を制振部材で保持すれば、装置動作時における振
動がリニアエンコーダに伝達されることがなくなるの
で、センサによるスリット検出をより正確に行うことが
可能になるという有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるインクジェット記
録装置を概略的に示す斜視図
【図2】図1のインクジェット記録装置の要部を示す斜
視図
【図3】図2のIII−III線に沿った断面図
【図4】本発明の他の実施の形態であるインクジェット
記録装置の要部を示す断面図
【図5】本発明のさらに他の実施の形態であるインクジ
ェット記録装置の要部を示す斜視図
【図6】図5の側面図
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 キャリッジ 5 記録紙(記録媒体) 10 キャリッジシャフト 13 搬送ローラ(搬送手段) 15 搬送モータ(駆動手段) 27 リニアエンコーダ 28 センサ 29 カバー 31 ギャップ調整手段 32 ギャップ調整手段 34 制振部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧 直史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 吉原 孝史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA18 EB11 EB36 EB37 FA10 KB37 KD06 2C480 CA01 CA51 CB26 CB33 CB35 CB36 CB40 CB41

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主走査方向と平行に往復動可能に設けられ
    たキャリッジと、 前記キャリッジが摺動自在に貫通して前記主走査方向に
    配置され、往復移動する前記キャリッジを保持するキャ
    リッジシャフトと、 前記キャリッジに搭載され、複数のノズルからインクを
    吐出する記録ヘッドと、 前記記録ヘッドから吐出されたインクが付着して画像が
    形成される記録媒体を前記主走査方向と直交する副走査
    方向に搬送する搬送手段と、 前記キャリッジの上方において前記主走査方向に沿って
    水平に配置され、長さ方向に複数の被検出部が形成され
    たリニアエンコーダと、 前記キャリッジに取り付けられ、前記キャリッジの移動
    に伴って通過した前記リニアエンコーダの前記被検知部
    の情報を検知して出力するセンサとを有することを特徴
    とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】前記リニアエンコーダおよび前記センサは
    前記キャリッジシャフトの中心軸の直上に取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載のインクジェット
    記録装置。
  3. 【請求項3】前記キャリッジには、前記記録ヘッドに供
    給されるインクが貯留されるとともに装置本体に固定さ
    れたメインタンクから供給チューブを介してインクが補
    充されるサブタンクが搭載されていることを特徴とする
    請求項2記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】前記リニアエンコーダには、前記リニアエ
    ンコーダの幅方向の両側において前記センサの方向に突
    出するカバーが前記リニアエンコーダの全長にわたって
    設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか
    一項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】前記リニアエンコーダと前記センサとを相
    対的に接近離反させるギャップ調整手段が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の
    インクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】前記リニアエンコーダの長さ方向の少なく
    とも一方端は制振部材により保持されていることを特徴
    とする請求項1〜5の何れか一項に記載のインクジェッ
    ト記録装置。
  7. 【請求項7】前記リニアエンコーダは光学式であって、
    前記被検出部はこのリニアエンコーダに形成されたスリ
    ットであることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項
    に記載のインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】前記リニアエンコーダは磁気式であって、
    前記被検出部はこのリニアエンコーダに設けられた磁気
    ストライプであることを特徴とする請求項1〜6の何れ
    か一項に記載のインクジェット記録装置。
JP2000198316A 2000-06-30 2000-06-30 インクジェット記録装置 Pending JP2002011866A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000198316A JP2002011866A (ja) 2000-06-30 2000-06-30 インクジェット記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000198316A JP2002011866A (ja) 2000-06-30 2000-06-30 インクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002011866A true JP2002011866A (ja) 2002-01-15

Family

ID=18696498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000198316A Pending JP2002011866A (ja) 2000-06-30 2000-06-30 インクジェット記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002011866A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003333738A (ja) * 2002-03-08 2003-11-21 Smc Corp ケーブル構造
JP2006113825A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Ricoh Co Ltd 駆動制御装置、駆動制御方法及び画像形成装置
JP2007105891A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Seiko Epson Corp 位置検出装置、および位置検出装置を備える液体吐出装置
JP2007190688A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Brother Ind Ltd 画像記録装置
JP2010036575A (ja) * 2008-07-08 2010-02-18 Ricoh Co Ltd キャリッジ及びこれを搭載した画像形成装置
JP2011212893A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Brother Industries Ltd 記録装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003333738A (ja) * 2002-03-08 2003-11-21 Smc Corp ケーブル構造
JP2006113825A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Ricoh Co Ltd 駆動制御装置、駆動制御方法及び画像形成装置
JP2007105891A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Seiko Epson Corp 位置検出装置、および位置検出装置を備える液体吐出装置
JP4682790B2 (ja) * 2005-10-11 2011-05-11 セイコーエプソン株式会社 キャリッジ移動量検出方法、及び、液体吐出装置
JP2007190688A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Brother Ind Ltd 画像記録装置
JP2010036575A (ja) * 2008-07-08 2010-02-18 Ricoh Co Ltd キャリッジ及びこれを搭載した画像形成装置
JP2011212893A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Brother Industries Ltd 記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5107735B2 (ja) 画像形成装置
US8128198B2 (en) Image forming apparatus including carriage with recording head
US8777374B2 (en) Image forming apparatus
JP5353755B2 (ja) 画像形成装置
US20120113204A1 (en) Image forming apparatus
JP4695565B2 (ja) 画像形成装置
JP4539779B2 (ja) 画像記録装置
US20100067938A1 (en) Image forming apparatus with reciprocally movable carriage
JP2002011866A (ja) インクジェット記録装置
JP4651487B2 (ja) 画像形成装置
US7766445B2 (en) Inkjet recording apparatus
JP4560336B2 (ja) 記録装置
JP2007331272A (ja) 画像形成装置
JP2003011340A (ja) インクジェット記録装置
US6726309B2 (en) Ink jet recording apparatus
JP2005014345A (ja) 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2002011918A (ja) インクジェット記録装置
JPH0725083A (ja) インクジェット記録装置
US6572211B2 (en) Inkjet recording apparatus
JP2010179481A (ja) 画像形成装置
JP2004175072A (ja) インクジェット記録装置
JP2002001940A (ja) インクジェット記録装置
JP2002001931A (ja) インクジェット記録装置
JP4584091B2 (ja) 画像形成装置
JP5396682B2 (ja) インクジェット記録装置