JP2002010435A - 配線器具 - Google Patents

配線器具

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JP2002010435A JP2000193411A JP2000193411A JP2002010435A JP 2002010435 A JP2002010435 A JP 2002010435A JP 2000193411 A JP2000193411 A JP 2000193411A JP 2000193411 A JP2000193411 A JP 2000193411A JP 2002010435 A JP2002010435 A JP 2002010435A
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秀和 野村
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洋一 横山
Kyukichi Nose
久吉 野瀬
Hiroyuki Tateishi
博之 立石
Masaji Sakabe
正司 坂部
Minoru Honda
稔 本田
Kimio Kusama
公男 草間
Takeshi Suzuki
健 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱硬化性樹脂のように傷が付き難く且つ耐トラ
ッキング性を有する合成樹脂で器体を形成し、且つ金属
製の組立枠を用いる場合に比較して器体の差込部が設け
られる面の寸法を大きくする。 【解決手段】ボディ10とカバー20との双方に設けた
嵌合部6,7に合成樹脂製の組立枠50を凹凸嵌合する
ことでボディ10とカバー20とが結合される。合成樹
脂製の組立枠50を用いてボディ10とカバー20とを
結合しているから、器体1を組み立てる際にボディ10
及びカバー20を撓ませる必要がなくなり、熱硬化性樹
脂のように傷が付き難く且つ耐トラッキング性を有する
合成樹脂でボディ10及びカバー20を形成することが
できるとともに、金属製の組立枠を用いる場合に比較し
て器体1の差込部24が設けられる前面の寸法を大きく
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面のような施工
面に一部を埋め込んだ形で施工される配線器具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンセントやスイッチのような
配線器具を製造するには、栓刃を受ける刃受部材や固定
接点及び可動接点と電線とを電気的に接続する端子板の
ような充電部材を器体に収納するから、合成樹脂成型品
のボディとカバーを組み合わせて器体を形成している。
器体を構成するボディとカバーとの結合には、金属製の
組立枠を用いる方法や、ボディに設けた組立爪とカバー
に設けた組立片の組立孔とを凹凸係合させる方法が採用
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者のものでは、充電部材と充電部材ではない金属製の組
立枠とが比較的近接して配置されることになり、組立枠
のような非充電部材と充電部材との絶縁距離を十分に大
きくとることができない場合がある。また、器体の組立
に組立枠を用いるから組立作業が面倒である。さらに、
組立枠が器体の前面を跨ぐように配置されることから、
器体前面の差込部が設けられる部位の面積を小さくして
組立枠の寸法を大きくしなければ強度が不足してしま
う。
【0004】一方、上記後者のものでは、カバーの組立
孔をボディの組立爪に係合させる際に組立片を撓ませる
必要があり、コンセントの差込部やスイッチの操作ハン
ドルが設けられるカバーを耐トラッキング性を有する合
成樹脂で形成すると機械的強度が不足し、組立時に組立
片が破損する等の不具合が生じる虞がある。
【0005】本発明は上記事情に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、熱硬化性樹脂のように
傷が付き難く且つ耐トラッキング性を有する合成樹脂で
器体を形成することができるとともに金属製の組立枠を
用いる場合に比較して器体の差込部や操作ハンドル等が
設けられる面の寸法を大きくすることができる配線器具
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、施工面に固定される取付枠に形
成された矩形状の開口窓内に前端部が挿入された形で取
付枠に保持され後端部が施工面に埋め込まれた形で設置
される合成樹脂製の器体と、取付枠に単位ピッチで形成
された保持部に結合される取付部とを備え、器体は後端
側のボディと前端側のカバーとからなり、ボディとカバ
ーとの双方に設けた嵌合部と凹凸嵌合する合成樹脂製の
組立部材によりボディとカバーとが結合されることを特
徴とし、器体を組み立てる際にボディ及びカバーを撓ま
せる必要がないため、熱硬化性樹脂のように傷が付き難
く且つ耐トラッキング性を有する合成樹脂で器体を形成
することができるとともに、金属製の組立枠を用いる場
合に比較して器体の差込部や操作ハンドル等が設けられ
る面の寸法を大きくすることができる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ボディとカバーとの双方に係止溝が設けられるとと
もに少なくとも嵌合部と嵌合した状態で係止溝と凹凸係
合する係止爪が組立部材に設けられたことを特徴とし、
係止溝と係止爪の凹凸係合によって組立部材がボディ及
びカバーの嵌合部から脱落することを防ぐことができ
る。
【0008】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、係止爪が係止溝と係合する前に一時的に係止する仮
係止部がボディとカバーとの少なくとも何れか一方に設
けられたことを特徴とし、製造時に組立部材をボディ又
はカバーに仮保持させた状態で次工程に送ることができ
るために作業性の向上が図れる。
【0009】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、組立部材が嵌合部の周囲を囲む枠状に形成されると
ともに嵌合部に圧接する複数のリブが設けられたことを
特徴とし、嵌合部に圧接するリブによって組立部材のが
たつきが防止できて安定した嵌合性能を保つことができ
る。
【0010】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、器体に設けた差込部に挿入されたプラグの栓刃を受
ける刃受部材と、刃受部材に電気的に接続され器体に設
けた電線挿入口に挿入された電線を保持して電線を刃受
部材と電気的に接続する端子部とを備えたコンセントか
らなることを特徴とし、熱硬化性樹脂のように傷が付き
難く且つ耐トラッキング性を有する合成樹脂で器体を形
成することができるとともに、金属製の組立枠を用いる
場合に比較して器体の差込部が設けられる面の寸法を大
きくすることが可能なコンセントが実現できる。
【0011】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、器体に対して揺動自在に設けられる操作ハンドル
と、器体に設けた電線挿入口に挿入された電線を保持す
る一対の端子部と、一方の端子部に電気的に接続され器
体内に収納される固定接点と、他方の端子部に電気的に
接続され器体内に収納される可動接点と、操作ハンドル
の揺動に応じて可動接点と固定接点を開閉する開閉手段
とを備えたスイッチからなることを特徴とし、熱硬化性
樹脂のように傷が付き難く且つ耐トラッキング性を有す
る合成樹脂で器体を形成することができるとともに、金
属製の組立枠を用いる場合に比較して器体の操作ハンド
ルが設けられる面の寸法を大きくすることが可能なスイ
ッチが実現できる。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1及び図2は本
発明をコンセントに適用した実施形態の構成を示してい
る。器体1は、耐トラッキング性に優れた熱硬化性合成
樹脂(例えば、ユリア樹脂)を用いて前面が開放された
直方体状に形成されたボディ10と、同じく耐トラッキ
ング性に優れた熱硬化性合成樹脂(例えば、ユリア樹
脂)を用いて後面が開放された直方体状に形成されたカ
バー20とを結合することにより形成される。器体1は
後述する規定の単位寸法を有している。
【0013】ボディ10は長手方向の中間部に設けた仕
切壁12により内部空間が2分されている。ボディ10
の周壁の適所には前方に突出する位置決め突部10aが
突設される。位置決め突部10aは、ボディ10とカバ
ー20とが結合されたときにカバー20に形成した凹所
(図示せず)に係合してボディ10に対するカバー20
のがたつきを禁止する。また、カバー20内にも仕切壁
(図示せず)が形成され、ボディ10とカバー20とを
結合するとボディ10の仕切壁12とカバー20の仕切
壁とが突き合わされることによって器体1の内部空間が
独立した2室に分割される。
【0014】ボディ10内において仕切壁12を介して
形成された各収納室13には、それぞれ刃受部材30が
収納される。各刃受部材30は、互いに対向する一対の
ばね片31と、両ばね片31の一方の側面に対向するば
ね片32と、ばね片31,32を連続一体に結合するコ
字状の連結片(図示せず)とを備える。また、連結片の
開放端には互いに離れる向きに突出する形で端子片(図
示せず)が連結片と連続一体に形成されている。ところ
で、この刃受部材30では、互いに対向する一対のばね
片31においてピン型栓刃に接触する部位の間隔がばね
片32に近い側ほど大きくなるように形成してある。つ
まり、両刃受部材30において互いに近い側ほどばね片
31の間隔が大きくなるようにしてある。したがって、
ピン型栓刃を刃受部材30に挿入したときに、プラグの
種類によって一対のピン型栓刃の間の距離やピン型栓刃
の直径が異なるものであっても、ばね片31のばね力に
よってプラグを両刃受部材30の中心付近に位置させる
向きの力が作用し、両刃受部材30でのばね片31のば
ね力を均等化することができる。
【0015】ボディ10内には連結片と端子片とにそれ
ぞれ当接する複数の位置決めリブが各収納室13毎に形
成され、これら複数の位置決めリブにより刃受部材30
がボディ10内の定位置に位置決めされる。このうち各
収納室13における器体1の長手方向に対向する一対の
位置決めリブの間に端子片と鎖錠ばね36とが配置され
る。実施形態2の図7に示すように、鎖錠ばね36は帯
板の一端部をJ字状に曲成して接触片36aを形成する
とともに、他端部をS字状に曲成して鎖錠片36bを形
成したものであって、接触片36aおよび鎖錠片36b
を端子片に対向させる形でボディ10に収納される。刃
受部材30の端子片および鎖錠ばね36はカバー20内
に設けた押さえリブ(図示せず)によりボディ10から
浮き上がらないように押さえられる。
【0016】ボディ10の後壁には鎖錠ばね36と端子
片との間に電線を導入することができるように電線挿入
口(図示せず)が形成されている。この電線挿入口を通
して鎖錠ばね36と端子片との間に、鎖錠片36a側か
ら電線を挿入すると、接触片36aおよび鎖錠片36a
のばね力によって電線が端子片との間に挟持され、かつ
鎖錠片36bが電線に食い込むことによって電線を引き
抜くことができなくなる。このように、電線挿入口に電
線を挿入するだけで結線することができるから、ねじ付
きの端子などを用いる場合に比較して結線作業が容易に
なる。
【0017】各収納室13には、各刃受部材30に設け
た一対の端子片にそれぞれ対向する一対の鎖錠ばね36
に跨がるように熱硬化性合成樹脂(例えばユリア樹脂
等)の成型品からなる解除釦37が配設される。実施形
態2の図7に示すように、解除釦37は両鎖錠ばね36
の鎖錠片36bに当接し、ボディ10の後壁に沿ってス
ライド可能となるように配置されている。解除釦37が
鎖錠片36bに当接する部位は鎖錠片36bが端子片と
の間に電線を挟持する部位からずれている。また、解除
釦37に対応する部位でボディ10の後壁には操作孔
(図示せず)が形成され、操作孔にマイナスドライバの
先端部などを挿入して解除釦37を押すことにより、電
線に食い込んでいる鎖錠片36bを電線から離すように
撓ませて電線の引抜きが可能となるようにしてある。
【0018】上述の説明から明らかなように、各収納室
13に配置した刃受部材30にはそれぞれ2本の電線を
接続することができるから、一方の電線を電源側とし、
他方の電線を他のコンセントに接続する送り配線として
用いれば、複数のコンセントを並列的に接続するような
結線作業が容易になる。また、電源側の電線と送り配線
となる電線とを個別に接続しているから、すでに接続し
てあるコンセントを外すときなどに同時に2本の電線を
外すことなく外すべきコンセントに接続されている電線
のみを付け替えればよいから、配線の変更にも容易に対
応することができる。
【0019】ところで、カバー20前面には突台状のボ
ス部21が突設されるとともに、ボス部21の長手方向
両側からは肩部22が突設され、さらにボス部21の前
壁には一つのプラグに設けた一対の栓刃を挿入すること
ができる差込部24が1口分形成されている。差込部2
4は各刃受部材30のばね片31,32に対応する部位
にそれぞれ開口する挿入口25よりなり、各挿入口25
は平板状の平型栓刃が差し込まれる平型栓刃挿入口25
aと、ピン状のピン型栓刃が差し込まれるピン型栓刃挿
入口25bとを連通させた形状に形成されている。つま
り、平型栓刃挿入口25aは矩形状であって、長手方向
の中間部の一側縁に円状のピン型栓刃挿入口25bが連
通した形状になっている。また、平型栓刃挿入口25a
の中心間の距離よりも、ピン型栓刃挿入口25bの中心
間の距離の方が広くなっている。平型栓刃挿入口25a
に挿入される平型栓刃はばね片31の側面とばね片32
との間で挟持され、ピン型栓刃挿入口25bに挿入され
るピン型栓刃は一対のばね片31の間で挟持される。な
お、平型栓刃挿入口25aは電圧線側と接地線側とで長
さ寸法を異ならせてある。
【0020】次に、本発明の要旨であるボディ10とカ
バー20とを結合して器体1を構成する構造について説
明する。すなわち、ボディ10とカバー20との双方に
設けた嵌合部6,7に組立部材たる組立枠50を凹凸嵌
合することでボディ10とカバー20とが結合される。
【0021】ボディ10の長手方向に対向する両側面に
各一対の嵌合部6が器体1の短幅方向に並んで突設され
ている。各一対の嵌合部6はボディ10の開口面よりも
前方に突出しており、ボディ10の開口端面上において
2つの嵌合部6が一体に連結されて略コ字形となってい
る。一方、カバー20の各肩部22には開口面よりも前
方に窪んだ凹所27が形成されるとともに、凹所27の
略中央部から各一対の嵌合部7が器体1の短幅方向に並
んで突設されている。各一対の嵌合部7は凹所27の底
面上において2つの嵌合部7が一体に連結されて略コ字
形となっており、ボディ10とカバー20とが開口面側
で突き合わされた状態でボディ10側の嵌合部6と前後
方向に重なり合って当接する。なお、この状態で各嵌合
部6,7と凹所27の両端面との間には後述する組立枠
50の係止脚52が挿入される係止脚挿入口28が開口
する。
【0022】組立枠50は弾性を有した熱可塑性合成樹
脂(例えば、ポリカーボネート樹脂)により各一対の嵌
合部6,7と各々嵌合する嵌合孔51,51が並設さ
れ、嵌合部6,7の前後左右の周囲を囲む矩形枠状に形
成され、器体1と対向する背面側において両端部の前後
方向略中央部からは先端に係止爪52aを有する係止脚
52がそれぞれ背方へ突設されている。各係止脚52の
係止爪52aは互いに向き合う方向、つまり嵌合部6,
7に近づく向きに突出している。また、各嵌合孔51の
内周面には嵌合部6,7の前後左右の外周面に圧接する
複数のリブ51aが、各辺の両端部近傍に嵌合部6,7
の嵌合方向に沿って突設されている。さらに、組立枠5
0の前端縁からは背方へ突出する突片53が設けられる
とともに、突片53の先端部からは後述する金属製の取
付枠70に器体1を取り付けるための取付孔56が貫設
された突条部55が前方へ突設されており、カバー20
の長手方向に対向する両側面において前面側から突片5
3が肩部22に係合するようになっている。
【0023】一方、ボディ10及びカバー20の各嵌合
部6,7には、係止脚挿入口28から挿入される組立枠
50の係止脚52先端部に設けた係止爪52aと凹凸係
合する係止溝6a,7aが両側面に形成されている。ま
た、嵌合部6,7の係止溝6a,7aが形成されている
部位よりも長手方向外側には各々係止溝6a,7aより
も浅い溝から成る仮係止部6b,7bが形成される。さ
らに、仮係止部6b,7bと係止溝6a,7aとの間に
は外側に向かって嵌合部6,7からの突出量を小さくす
るように傾斜した誘導面6c,7cが形成されている。
なお、各嵌合部6,7の先端周縁部は外側に湾曲した形
状に形成されている。
【0024】而して、ボディ10とカバー20とを結合
して器体1を組み立てるには、ボディ10とカバー20
を開口面側で突き合わた状態で係止脚52を係止脚挿入
口28に挿入するように組立枠50を器体1の長手方向
に対向する両側面の方へ押しつければ、係止爪52aが
嵌合部6,7の湾曲した先端周縁部に沿うように係止脚
52が外側に撓み、やがて嵌合部6,7の仮係止部6
b,7bに係止爪52aが係合し、図3(a)に示すよ
うに組立枠50が仮保持される。なお、この状態では組
立枠50の嵌合孔51と嵌合部6,7とは嵌合していな
い。よって、組立枠50が器体1に仮保持された状態で
次工程に送ることができるために作業性の向上が図れ
る。次工程においては、冶具等を使って組立枠50をさ
らに器体1の方へ押しつけることにより、リブ51aが
突設された嵌合孔51の中に各々嵌合部6,7が圧入さ
れて嵌合部6,7が嵌合孔51と嵌合し、ボディ10と
カバー20とが結合されるとともに、係止爪52aが誘
導面6c,7cに沿うように係止脚52が外側に撓み、
図3(b)に示すように最終的に係止爪52aが嵌合部
6,7の係止溝6a,7aと係合することによって、組
立枠50の嵌合部6,7からの脱落が防止できる。ま
た、嵌合孔51に嵌合部6,7を圧入してリブ51aを
嵌合部6,7に圧接させているから、嵌合後における組
立枠50のがたつきが防止できて安定した嵌合性能を保
つことができる。このように、係止脚52を撓ませる必
要があるから、組立枠50を弾性を有した合成樹脂で形
成しているのである。
【0025】而して、合成樹脂製の組立枠50を用いて
ボディ10とカバー20とを結合しているから、器体1
を組み立てる際にボディ10及びカバー20を撓ませる
必要がなくなり、熱硬化性樹脂のように傷が付き難く且
つ耐トラッキング性を有する合成樹脂でボディ10及び
カバー20を形成することができるとともに、金属製の
組立枠を用いる場合に比較して器体1の差込部24が設
けられる前面の寸法を大きくすることができるものであ
る。
【0026】ここで、器体1は後述する取付枠に取り付
けた状態で後端部が施工面に埋め込まれた形で施工され
るものであり、器体1の後面には電線挿入口が開口して
おり器体1の後面側に電線が引き出されるから、器体1
の後面に所要の空間を確保することが要求される。特
に、施工面がコンクリート壁であるような場合には、壁
内に電線を引き出すための空間を確保するために、埋込
ボックスを埋め込む必要がある。このような埋込ボック
スには金属製のものがあるが、本実施形態のようにボデ
ィ10とカバー20を合成樹脂製の組立枠50で結合す
る構成とすれば、金属製の組立枠で結合する従来例に比
較して、コンセントと埋込ボックスとを完全に絶縁する
ことができるという利点がある。
【0027】ところで、上述の器体1は、大角形連用配
線器具用の取付枠(JIS C 8375参照)と称す
る埋込型配線器具の施工時に用いる取付枠(金属製取付
枠、合成樹脂製取付枠)に3個まで取着可能な単位寸法
に形成してある。すなわち、器体1の短幅方向の寸法
は、上記取付枠の開口窓の長手方向の寸法の略3分の1
の寸法に形成してあり、上記取付枠に3個まで取着可能
としてある。この寸法を大角連用形の配線器具と同様
に、「1個モジュール寸法」と呼ぶ。
【0028】また、上述の組立枠50の前面側両端部に
は合成樹脂製取付枠に結合するために各一対の取付爪5
4が突設されている。取付爪54の前端部には前方ほど
組立枠50からの突出量を小さくするように傾斜した傾
斜面54aが形成されている。
【0029】金属製取付枠70は、図4に示すように、
一対の枠片71a,71bの上端部同士および下端部同
士をそれぞれ横片72,72で連続一体に結合すること
によって、器体1の前面(ボス部21の前面、以下同
じ)を露出させる長方形状の開口窓70aを中央部に備
えた縦長の矩形枠状に形成されている。金属製取付枠7
0の各横片72には、壁面などの造営面に埋込配置され
た埋込ボックスに取り付けるためのねじが挿通されるボ
ックス用孔73と、壁面などの造営面に直付けするため
のねじが挿通されるねじ挿通孔74と、化粧プレートを
取り付けるためのプレートねじが螺着されるプレートね
じ孔76とが設けてある。また、各横片72には、造営
面を形成する壁パネルなどに取り付ける際に使用するは
さみ金具を係止するはさみ金具係止孔75が設けてあ
る。開口窓70aの長手方向に沿った両枠片71a,7
1bには、器体1を組み立てる各組立枠50の突条部5
5に設けられた取付孔56,56と係合する保持爪78
a,78bがそれぞれ設けてある。このうち一方の枠片
71bにおいては、上記保持爪78bを幅細の支持片7
9,79で両側から支持するようにしてある。すなわ
ち、器体1を金属製取付枠70に取り付ける際には、他
方の枠片71aの保持爪78aを先に片側の組立枠50
の取付孔56に係合させ、マイナスドライバなどの工具
を使って上記一方の枠片71bの保持爪78bをもう片
側の組立枠50の取付孔56に係合させることにより、
器体1を金属製取付枠70に取り付けるようになってい
る。なお、金属製取付枠70には器体1を長手方向に直
交する方向に3個並べて取り付けることができるよう
に、一対の保持爪78a,78bを3組設けてある。
【0030】合成樹脂製取付枠80は、絶縁性を有し、
図5及び図6に示すように、一対の枠片81a,81b
の上端部同士および下端部同士をそれぞれ横片82,8
2で連続一体に結合することによって、器体1の前面を
露出させる長方形状の開口窓80aを中央部に備えた縦
長の矩形枠状に形成されている。合成樹脂製取付枠80
の各横片82には、壁面などの造営面に埋込配置された
埋込ボックスに取り付けるためのねじが挿通されるボッ
クス用孔83と、壁面などの造営面に直付けするための
ねじが挿通されるねじ挿通孔84と、化粧プレートを取
り付けるためのプレートねじが螺着されるプレートねじ
孔86とが設けてある。また、各横片82には、造営面
を形成する壁パネルなどに取り付ける際に使用するはさ
み金具を係止するはさみ金具係止孔85が設けてある。
開口窓80aの長手方向に沿った両枠片81a,81b
に、それぞれ器体1を組み立てる各組立枠50に各一対
ずつ突設された取付爪54が係合する保持孔88a,8
8bを有し、一方の枠片81bには他方の枠片81aと
の距離を変えるように撓むことができる操作片87が形
成される。合成樹脂製取付枠80に器体1を取り付ける
ときには、合成樹脂製取付枠80の後方から器体1を合
成樹脂製取付枠80に押し付けるようにすれば操作片8
7が撓んで、器体1の前面を開口窓80aから露出させ
た形で合成樹脂製取付枠80に器体1を取着することが
できる。一方、合成樹脂製取付枠80から器体1を取り
外すには、操作片87をマイナスドライバなどの先端部
でこじればよい。なお、化粧プレートには、器体1の前
面を露出させる窓孔が形成されている。
【0031】要するに、合成樹脂製の組立枠50には、
金属製取付枠70に取り付けるための取付孔56と合成
樹脂製取付枠80に取り付けるための取付爪54とが形
成されているので、スイッチ等の他の埋込型配線器具と
同じ施工方法で施工することができ施工作業が容易にな
るとともに、他の埋込型配線器具と連設することができ
る。
【0032】(実施形態2)図7及び図8は本発明を所
謂タンブラスイッチに適用した実施形態の構成を示して
いる。但し、実施形態1と同一の構成を有する部分には
同一の符号を付して説明を省略する。
【0033】本実施形態におけるスイッチの器体100
は、ユリア樹脂のような熱硬化性樹脂から成るボディ1
10と、ボディ110に組み立てられるカバー120と
で構成され、実施形態と同様にボディ110とカバー1
20が合成樹脂製の組立枠50により結合されている。
なお、この器体100は大角形連用配線器具の1個モジ
ュール寸法に形成されている。
【0034】ボディ110の長手方向両端部に、それぞ
れ外部の電線と接続される端子部を収める端子部収納部
111が形成されるとともに、中央には開閉手段たる開
閉体132を収める中央収納部112が形成されてい
る。これらの各収納部111,112はボディ110の
内部を隔壁で仕切ることにより形成してある。またボデ
ィ110の各端子部収納部111の底面には、外部の電
線を挿入する一対の電線挿入孔(図示せず)と、端子部
を構成する解除釦37を操作するための操作孔とが穿設
してある。
【0035】端子部は実施形態1と同様に、第1及び第
2の端子板130,131と一対の鎖錠ばね36と解除
釦37とで構成される。鎖錠ばね36は帯板の一端部を
J字状に曲成して接触片36aを形成するとともに、他
端部をS字状に曲成して鎖錠片36bを形成したもので
あって、接触片36aおよび鎖錠片36bを、端子部を
構成する略コ字状の第1及び第2の端子板130,13
1の脚片130a,131aに対向させる形でボディ1
10の端子部収納部111に収納される。而して、電線
挿入口を通して鎖錠ばね36と第1及び第2の端子板1
30,131の脚片130a,131aとの間に、鎖錠
片36a側から電線を挿入すると、接触片36aおよび
鎖錠片36aのばね力によって電線が第1及び第2の端
子板130,131の脚片130a,131aとの間に
挟持され、かつ鎖錠片36bが電線に食い込むことによ
って電線を引き抜くことができなくなる。また、解除釦
37はユリア樹脂のような熱硬化性樹脂にて形成され、
両鎖錠ばね36の鎖錠片36bに当接し、ボディ110
の後壁に沿ってスライド可能となるように配置されてい
る。解除釦37が鎖錠片36bに当接する部位は鎖錠片
36bが第1及び第2の端子板130,131の脚片1
30a,131aとの間に電線を挟持する部位からずれ
ている。また、解除釦37に対応する部位でボディ11
0の後壁には操作孔(図示せず)が形成され、操作孔に
マイナスドライバの先端部などを挿入して解除釦37を
押すことにより、電線に食い込んでいる鎖錠片36bを
電線から離すように撓ませて電線の引抜きが可能となる
ようにしてある。
【0036】第1の端子板130からは中央収納部11
2の底面に敷設される支持片130cを延設してあり、
この支持片130cの先端部を山形状に折曲して支持突
起130dを形成し、この支持突起130d上に開閉体
132を回動自在に載置してある。第2の端子板131
には中央収納部112に延設して先端をボディ110の
長手方向に直交するように折曲した延設片131cを形
成し、この延設片131cに固定接点133が固着して
ある。
【0037】開閉体132は金属部材によって上方に開
口するコ字状に形成され、下部の両側から一対の回動規
制片133aがそれぞれ突設してあり、この回動規制片
133a間にボディ110の内側面から突設されたリブ
(図示せず)を係合することで回動角(反転角)が規制
される。この開閉体132の第2の端子板131の固定
接点133に臨む部分には可動接点134が固着してあ
る。
【0038】カバー120は上面にボス部121が突設
されるとともに、このボス部121の前壁略全体に矩形
の操作窓122が開口されている。そして、このボス部
121内には下面が開口する箱形に形成された操作ハン
ドル140が収められる。この操作ハンドル140の両
側面の下部には略三角状の回動軸141が突設されてお
り、内底面の中央からはコイルスプリング135の上部
を挿入固定する棒状突起(図示せず)が突設されてい
る。このコイルスプリング135は操作ハンドル140
の回動に応じて開閉体132に反転回動力を付与するも
のであり、下部が開閉体132内に収められて、操作ハ
ンドル140と開閉体132との間に介装される。
【0039】一方、ボス部121の短幅方向に対向する
両内壁面には軸受溝123が形成されており、この軸受
溝123に操作ハンドル140の回動軸141を下方か
ら嵌入し、操作窓122から操作ハンドル140の前端
部が突出した状態で、カバー120にて操作ハンドル1
40を回動自在に保持する構造となっている。ここで、
操作ハンドル140の回動軸141の下部には上部より
も一段内側へ下がった段部141aが設けてあり、回動
軸141を軸受溝123に嵌入させた際に、軸受溝12
3の下部に突設した抜け止めダボ124が段部141a
と嵌合することで操作ハンドル140の脱落が防止でき
るようになっている。また一方の回動軸141の段部1
41a上方に逆組防止リブ(図示せず)が突設してあ
り、これと対応する一方の軸受溝123に上記逆組防止
リブを逃がすための逃がし凹部(図示せず)が設けてあ
るので、カバー120に対する操作ハンドル140の逆
組が防止できるようになっている。さらに軸受溝123
の上端部に内側に向けて下方へ傾斜するテーパ面(図示
せず)を設けるとともに、操作ハンドル140の回動軸
141の上端部に外側へ向けて下方へ傾斜するテーパ面
141bを設けることにより、互いのテーパ面141b
を当接させることで操作ハンドル140がカバー120
の軸受部12から上方へ外れるのを防止するようにして
いる。
【0040】而して、回動軸141を支点として器体1
00に対して操作ハンドル140を回動させれば、器体
100内に圧縮して収められたコイルスプリング135
による作用で開閉体132が反転回動して、開閉体13
2の可動接点134を第2の端子板131の固定接点1
33に接触・開離させることができる。なお、操作ハン
ドル140の前面(操作面)の長手方向一端部には、外
周形状が略長円形の突部142が設けてあり、スイッチ
の状態(固定接点133と可動接点134が接触してい
るか又は開離しているか)を外観上判断する目安として
いる。
【0041】したがって、操作ハンドル140を回動操
作すれば、コイルスプリング135を介して開閉体13
2を反転回動させることができ、これによって開閉体1
32を介して可動接点134に電気的に接続されている
第1の端子板130と、固定接点133に電気的に接続
されている第2の端子板131との間の導通をオン・オ
フすることができるのである。
【0042】ところで、本実施形態も実施形態1と同様
に、ボディ110の長手方向に対向する両側面に各一対
の嵌合部6が器体1の短幅方向に並んで突設されるとと
もに、カバー120のボス部121長手方向両側から突
出する各肩部125に嵌合部7が突設されている。カバ
ー20の各肩部125には開口面よりも前方に窪んだ凹
所が形成され、この凹所の略中央部から各一対の嵌合部
7が器体1の短幅方向に並んで突設されている。ボディ
110とカバー120とが開口面側で突き合わされた状
態で各嵌合部6,7が前後方向に重なり合って当接し、
各嵌合部6,7と凹所の両端面との間に組立枠50の係
止脚52が挿入される係止脚挿入口126が開口する。
【0043】而して、ボディ110とカバー120とを
開口面側で突き合わた状態で係止脚52を係止脚挿入口
126に挿入するように組立枠50を器体100の方へ
押しつければ、係止爪52aが嵌合部6,7の湾曲した
先端周縁部に沿うように係止脚52が外側に撓み、やが
て嵌合部6,7の仮係止部6b,7bに係止爪52aが
係合し、組立枠50が仮保持される。さらに、冶具等を
使って組立枠50を器体1の方へ押しつけることによ
り、リブ51aが突設された嵌合孔51の中に各々嵌合
部6,7が圧入されて嵌合部6,7が嵌合孔51と嵌合
し、ボディ10とカバー20とが結合されるとともに、
係止爪52aが誘導面6c,7cに沿うように係止脚5
2が外側に撓み、最終的に係止爪52aが嵌合部6,7
の係止溝6a,7aと係合する。
【0044】また、本実施形態のスイッチも実施形態1
のコンセントと同様に金属製取付枠70又は合成樹脂製
取付枠80に取り付けることができる。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明は、施工面に固定される
取付枠に形成された矩形状の開口窓内に前端部が挿入さ
れた形で取付枠に保持され後端部が施工面に埋め込まれ
た形で設置される合成樹脂製の器体と、取付枠に単位ピ
ッチで形成された保持部に結合される取付部とを備え、
器体は後端側のボディと前端側のカバーとからなり、ボ
ディとカバーとの双方に設けた嵌合部と凹凸嵌合する合
成樹脂製の組立部材によりボディとカバーとが結合され
るので、器体を組み立てる際にボディ及びカバーを撓ま
せる必要がないため、熱硬化性樹脂のように傷が付き難
く且つ耐トラッキング性を有する合成樹脂で器体を形成
することができるとともに、金属製の組立枠を用いる場
合に比較して器体の差込部や操作ハンドル等が設けられ
る面の寸法を大きくすることができるという効果があ
る。
【0046】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ボディとカバーとの双方に係止溝が設けられるとと
もに少なくとも嵌合部と嵌合した状態で係止溝と凹凸係
合する係止爪が組立部材に設けられたので、係止溝と係
止爪の凹凸係合によって組立部材がボディ及びカバーの
嵌合部から脱落することを防ぐことができるという効果
がある。
【0047】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、係止爪が係止溝と係合する前に一時的に係止する仮
係止部がボディとカバーとの少なくとも何れか一方に設
けられたので、製造時に組立部材をボディ又はカバーに
仮保持させた状態で次工程に送ることができるために作
業性の向上が図れるという効果がある。
【0048】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、組立部材が嵌合部の周囲を囲む枠状に形成されると
ともに嵌合部に圧接する複数のリブが設けられたので、
嵌合部に圧接するリブによって組立部材のがたつきが防
止できて安定した嵌合性能を保つことができるという効
果がある。
【0049】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、器体に設けた差込部に挿入されたプラグの栓刃を受
ける刃受部材と、刃受部材に電気的に接続され器体に設
けた電線挿入口に挿入された電線を保持して電線を刃受
部材と電気的に接続する端子部とを備えたコンセントか
らなるので、熱硬化性樹脂のように傷が付き難く且つ耐
トラッキング性を有する合成樹脂で器体を形成すること
ができるとともに、金属製の組立枠を用いる場合に比較
して器体の差込部が設けられる面の寸法を大きくするこ
とが可能なコンセントが実現できるという効果がある。
【0050】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、器体に対して揺動自在に設けられる操作ハンドル
と、器体に設けた電線挿入口に挿入された電線を保持す
る一対の端子部と、一方の端子部に電気的に接続され器
体内に収納される固定接点と、他方の端子部に電気的に
接続され器体内に収納される可動接点と、操作ハンドル
の揺動に応じて可動接点と固定接点を開閉する開閉手段
とを備えたスイッチからなるので、熱硬化性樹脂のよう
に傷が付き難く且つ耐トラッキング性を有する合成樹脂
で器体を形成することができるとともに、金属製の組立
枠を用いる場合に比較して器体の操作ハンドルが設けら
れる面の寸法を大きくすることが可能なスイッチが実現
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す分解斜視図である。
【図2】同上を示し、(a)は正面図、(b)は長手方
向に沿った側面図、(c)は長手方向に対向する側面図
である。
【図3】(a)は同上における組立枠の仮保持状態を示
す要部断面図、(b)は組立枠の嵌合状態を示す要部断
面図である。
【図4】同上を取り付ける金属製取付枠の斜視図であ
る。
【図5】同上を取り付ける合成樹脂製取付枠の斜視図で
ある。
【図6】同上を取り付ける合成樹脂製取付枠の正面図で
ある。
【図7】実施形態2を示す分解斜視図である。
【図8】同上を示し、(a)は正面図、(b)は長手方
向に沿った側面図、(c)は長手方向に対向する側面図
である。
【符号の説明】
1 器体 6 嵌合部 6a 係止溝 7 嵌合部 7a 係止溝 10 ボディ 20 カバー 50 組立枠 51 嵌合孔 52 係止脚 52a 係止爪 54 取付爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野瀬 久吉 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 立石 博之 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 坂部 正司 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 本田 稔 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 草間 公男 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 鈴木 健 三重県安芸郡美里村字五百野1285番地 株 式会社葉山電器製作所内 Fターム(参考) 5G035 AA09 CB01 KA00 5G052 AA11 BB03 HA02 HB04 HC08 5G357 CA06 CB04 CC01 CD02 CD03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施工面に固定される取付枠に形成された
    矩形状の開口窓内に前端部が挿入された形で取付枠に保
    持され後端部が施工面に埋め込まれた形で設置される合
    成樹脂製の器体と、取付枠に単位ピッチで形成された保
    持部に結合される取付部とを備え、器体は後端側のボデ
    ィと前端側のカバーとからなり、ボディとカバーとの双
    方に設けた嵌合部と凹凸嵌合する合成樹脂製の組立部材
    によりボディとカバーとが結合されることを特徴とする
    配線器具。
  2. 【請求項2】 ボディとカバーとの双方に係止溝が設け
    られるとともに少なくとも嵌合部と嵌合した状態で係止
    溝と凹凸係合する係止爪が組立部材に設けられたことを
    特徴とする請求項1記載の配線器具。
  3. 【請求項3】 係止爪が係止溝と係合する前に一時的に
    係止する仮係止部がボディとカバーとの少なくとも何れ
    か一方に設けられたことを特徴とする請求項2記載の配
    線器具。
  4. 【請求項4】 組立部材が嵌合部の周囲を囲む枠状に形
    成されるとともに嵌合部に圧接する複数のリブが設けら
    れたことを特徴とする請求項1記載の配線器具。
  5. 【請求項5】 器体に設けた差込部に挿入されたプラグ
    の栓刃を受ける刃受部材と、刃受部材に電気的に接続さ
    れ器体に設けた電線挿入口に挿入された電線を保持して
    電線を刃受部材と電気的に接続する端子部とを備えたコ
    ンセントからなることを特徴とする請求項1記載の配線
    器具。
  6. 【請求項6】 器体に対して揺動自在に設けられる操作
    ハンドルと、器体に設けた電線挿入口に挿入された電線
    を保持する一対の端子部と、一方の端子部に電気的に接
    続され器体内に収納される固定接点と、他方の端子部に
    電気的に接続され器体内に収納される可動接点と、操作
    ハンドルの揺動に応じて可動接点と固定接点を開閉する
    開閉手段とを備えたスイッチからなることを特徴とする
    請求項1記載の配線器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007311221A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Asahi Denso Co Ltd 押しボタンスイッチ装置

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