JP2002009604A - 半導体集積回路及び半導体装置システム - Google Patents

半導体集積回路及び半導体装置システム

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JP2002009604A JP2000188857A JP2000188857A JP2002009604A JP 2002009604 A JP2002009604 A JP 2002009604A JP 2000188857 A JP2000188857 A JP 2000188857A JP 2000188857 A JP2000188857 A JP 2000188857A JP 2002009604 A JP2002009604 A JP 2002009604A
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    • H03KPULSE TECHNIQUE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体集積回路の入力回路に対して、良好な
セットアップ、ホールドタイム、基準電位のHレベルマ
ージン及びLレベルマージンとなるような基準電位を入
力させることを目的とする。 【解決手段】 外部基準電位REFINが入力され、外
部基準電位とは異なる内部基準電位VREFiを出力す
る基準電位変換回路8と、基準電位変換回路8の出力電
位VREFiが基準電位REFとして入力されて、デー
タ信号が入力され、入力されたデータ信号と基準電位R
EFとを比較判定して、判定結果を出力する入力回路1
とを有することで、半導体集積回路としてのセットアッ
プ、ホールドタイムを改善し、データ取り込み時の電圧
マージンを向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外部基準電位との比
較で入力ピンの論理値を判定する半導体集積回路に係
り、特に入力ピンの電圧振幅が小さい場合の論理値を判
定する半導体集積回路及び半導体装置システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路では特に半導体記
憶装置においては動作速度が200MHz程度以上の高
速化の傾向に伴い、外部インターフェースとして1V程
度以下の小振幅インターフェースが用いられるようにな
っている。これらの小振幅インターフェースではアドレ
スピン、データ入力ピン、クロック入力ピン等の入力ピ
ンのHレベルまたはLレベルの論理値判定に外部基準電
位VREFを使用している。
【0003】半導体集積回路内の入力回路(インプット
レシーバ)は入力ピンの電位とVREFピンの電位を比
較し、入力ピンの電位がVREFピンより高い場合には
論理値Hレベル (負論理を使用する半導体集積回路では
Lレベル)、逆に入力ピンの電位がVREFピンよりも
低い場合には論理値Lレベル(負論理を使用する半導体
集積回路ではHレベル)と判断する。シンクロナスDR
AMのような同期式半導体集積回路では、インプットレ
シーバによるアドレス、データの取り込みは外部クロッ
クに同期して行われる。クロックの上昇、下降、もしく
は両エッジと同時に入力ピンの電位とVREFピンの電
位を比較して論理値HレベルまたはLレベルの判定を行
う。
【0004】図13には従来技術を用いた半導体集積回
路の入力回路部分を示すブロック図が示される。インプ
ットレシーバ100にはVREFピン101からVRE
F入力端子102を経て入力された外部基準電位VRE
Fと、データピン103からデータ入力端子104を経
て入力されたデータと、内部クロック信号発生回路10
5からクロック入力端子106を経て入力されたCLO
CK信号がそれぞれ入力されている。
【0005】インプットレシーバ100は入力されたC
LOCK信号の上昇エッジの瞬間にVREFとデータの
電位の大小関係を比較し、データの電位の方がVREF
電位より高い場合には、出力端子107からHレベル信
号を出力し、逆にデータの電位の方がVREF電位より
低い場合には、出力端子107からLレベル信号を出力
する回路構成になっている。なお、VREFの変動を抑
えるための容量108がVREFピン101と接地電位
間に設けられている。
【0006】ここで、半導体集積回路のインプットレシ
ーバの性能を表す指標としては電圧指標と時間指標があ
る。
【0007】電圧指標はVREFのHレベルマージン及
びLレベルマージンを指す。 外部基準電位VREFを
アドレスピン、データ入力ピン等の入力ピンの論理値判
定の基準電位として使用する半導体集積回路では、イン
プットレシーバがVREF電位と入力ピン電位とを比較
する。
【0008】たとえば、入力ピンのHレベル電位が2.
0V、Lレベル電位が1.0V、VREF電位が1.5
Vで使用される半導体集積回路の場合を想定する。入力
ピンのHレベル電位とLレベル電位を固定したまま、V
REF電位を上下させて、半導体集積回路がどのような
VREF電位で動作するかを試験する。理想的にはVR
EF電位は入力ピンのLレベル電位である1.0Vより
わずかながら高い電位(たとえば1.01V)から、入
力ピンのHレベル電位である2.0Vよりわずかながら
低い電位(たとえば1.99V)まで動作するはずであ
る。しかしながら、現実には入力信号のオーバーシュー
ト、アンダーシュート、VREF電位の揺れ、電源の揺
れ、インプットレシーバの特性などの影響から、半導体
集積回路が動作可能なVREF電位の範囲はもっと狭く
なる。
【0009】たとえば、ある動作条件で、動作可能なV
REF電位の範囲が1.3Vから1.9Vであると仮定
する。外部基準電位VREFの設定値は1.5Vである
から、VREFを下げて行く方向では1.5Vから1.
3Vの差をとった0.2Vの電圧マージンがあることに
なる。これをVREFのLレベルマージンと呼ぶ。すな
わち、どの位まで外部VREF電位を下げても入力ピン
のLレベルが正しく取り込めるかがVREFのLレベル
マージンである。
【0010】また、VREFを上げて行く方向では1.
9Vから1.5Vの差をとった0.4Vの電圧マージン
があることになる。これをVREFのHレベルマージン
と呼ぶ。すなわち、どの位まで外部VREF電位を上げ
ても入力ピンのHレベルが正しく取り込めるかがVRE
FのHレベルマージンである。この場合ではVREFの
HレベルマージンのほうがVREFのLレベルマージン
よりも0.2V大きい。
【0011】ここで、半導体集積回路としてのマージン
はVREFのHまたはLレベルのマージンの小さい方で
規定されるので、VREFのHレベルマージンとVRE
FのLレベルマージンが等しくなったときが半導体集積
回路としてのVREFマージンが最大になる。この例で
はVREFが1.6V、VREFのHレベルのマージン
が0.3V、VREFのLレベルのマージンが0.3V
の場合が半導体集積回路としてのVREFマージンが最
大である。このようにVREF電位を1.5Vから1.
6Vに上げればチップとしてのVREFマージンを改善
できる。しかし、マザーボード上に数十個の半導体記憶
装置を搭載する一般的なシステムではVREFは複数の
半導体集積回路で共有されており、特定の半導体集積回
路の都合だけでVREF電位を変更することができな
い。
【0012】半導体集積回路のインプットレシーバの性
能を表す時間指標としてセットアップタイム、ホールド
タイムがある。セットアップタイムとはインプットレシ
ーバが入力ピンのデータを正しく取り込むためにクロッ
クの上昇、下降、あるいは両エッジに対してどれだけ前
に入力ピンの状態(電位)が確定していなければならな
いかを時間で表した数値である。ホールドタイムとは半
導体集積回路のインプットレシーバが入力ピンのデータ
を正しく取り込むためにクロックの上昇、下降、あるい
は両エッジに対してどれだけ後まで入力ピンの状態(電
位)を保持していなければならないかを時間で表した数
値である。
【0013】ここで、セットアップタイムもホールドタ
イムも短いほどインプットレシーバの高速性能が高い。
理想的にはHレベルデータの取り込み時(入力データが
Lレベル→Hレベル→Lレベルと遷移する場合)のセッ
トアップ、ホールドタイムと、Lレベルデータの取り込
み時(入力データがHレベル→Lレベル→Hレベルと遷
移する場合)のセットアップ、ホールドタイムは等しい
はずだが、現実にはそうならず、どちらかが他方より悪
くなる。外部から来る入力データとしてはHレベル、L
レベルが混在しているので、半導体集積回路としてのセ
ットアップ、ホールドタイムはHレベル取り込みのセッ
トアップ、ホールドタイムとLレベル取り込みのセット
アップ、ホールドタイムとのいずれかの悪い方と等しく
なる。
【0014】Hレベル取り込みのセットアップ、ホール
ドタイムとLレベル取り込みのセットアップ、ホールド
タイムにはVREF電位依存性がある。ここで、VRE
F電位を低くすると、Hレベル入力電位とVREF電位
の差が広がり、Hレベルデータが取り込みやすくなるの
で、Hレベル取り込みのセットアップ、ホールドタイム
は良くなるが、逆にLレベル入力電位とVREF電位の
差が狭まり、Lレベルデータが取り込みにくくなるの
で、Lレベル取り込みのセットアップ、ホールドタイム
は悪くなる。反対にVREF電位を高くすると、Lレベ
ル取りこみのセットアップ、ホールドタイムは良くな
り、Hレベル取りこみのセットアップ、ホールドタイム
は悪くなる。
【0015】上述のように、Hレベル取り込みのセット
アップ、ホールドタイムとLレベル取り込みのセットア
ップ、ホールドタイムは相補の関係(どちらかが良くな
ると、もう一方が悪くなる)があるので、半導体集積回
路としてのセットアップタイム、ホールドタイムを最小
にするにはHレベル取り込みのセットアップ、ホールド
タイムとLレベル取り込みのセットアップ、ホールドタ
イムを等しくすれば良い。また、上述のようにHレベル
取り込みのセットアップ、ホールドタイムとLレベル取
り込みのセットアップ、ホールドタイムにはVREF電
位依存性があるので、VREF電位を最適な電位にセッ
トすることでHレベル取り込みのセットアップ、ホール
ドタイムとLレベル取り込みのセットアップ、ホールド
タイムを等しくすることが可能である。
【0016】ここで、VREF電位を使用しているのも
のが当該半導体集積回路だけであるならばVREF電位
を最適な電位に変更することができるが、実際には上述
の通り、VREF電位はシステム上で他の半導体集積回
路と共通に使われており、あるひとつの半導体集積回路
だけの都合でVREF電位を変更することができない。
たとえば、あるシステムで共通のVREFとして1.5
Vなる電位が使われていたとする。あるひとつの半導体
集積回路としてはVREF電位が1.6Vの時にセット
アップ、ホールドタイムが最短になることがわかってい
るが、そのシステム上の他の半導体集積回路ではVRE
Fが1.5Vであることが最良である場合、VREF電
位を1.5Vから変更するわけには行かない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の半
導体集積回路では、以下の課題が生じる。
【0018】上述の通り、半導体集積回路の入力ピンの
セットアップ、ホールドタイムには外部VREF電位に
依存性があり、外部VREF電位を調整することによ
り、セットアップ、ホールドタイムを最小にでき、かつ
VREFのHレベルマージン、VREFのLレベルマー
ジンを拡大できることがわかっている。しかし、システ
ムを構成し、VREFを共通に使用しているほかの半導
体集積回路との兼ね合いがあり、外部VREF電位を変
更できないという課題がある。
【0019】なお、特開平7−79149号公報には、
その図1などに半導体集積回路外部に抵抗を取り付け
て、プリント基板に実装した時のノイズ状況に合わせ
て、信号入力回路の高低2つの比較電圧を調整してノイ
ズマージンを大きくする技術が記載されているが、外部
VREFのレベルを半導体集積回路内部で別の電位に変
換して、入力回路において比較判定する点は記載されて
いない。
【0020】本発明の目的は以上のような従来技術の課
題を解決することにある。
【0021】特に、本発明の目的は、Hレベル取り込み
セットアップ、ホールドタイムとLレベル取り込みセッ
トアップ、ホールドタイムをできるだけ近づけ、かつV
REFのHレベルマージンとVREFのLレベルマージ
ンとができるだけ近くなるようなVREF電位を入力回
路に提供し、好ましいセットアップ、ホールドタイム、
VREFのHレベルマージン、VREFのLレベルマー
ジンが得られるような半導体集積回路を提供することで
ある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば、n−1個(nは2以上の自然数)
の外部基準電位 (VREF1、VREF2、...、VR
EFn−1)が入力され、前記外部基準電位とは異なる
内部基準電位(VREFi1、VREFi2、...、V
REFin−1)を出力する基準電位変換回路と、前記
基準電位変換回路の出力電位(VREFi1、VREF
i2、...、VREFin−1)が基準電位として入力
され、データ信号が入力され、入力されたデータ信号と
n−1値の基準電位とを比較判定して、判定結果を出力
する入力回路とを有することで、好ましいセットアッ
プ、ホールドタイム、VREFのHレベルマージン、V
REFのLレベルマージンが得られるような半導体集積
回路を提供できる。
【0023】さらに本発明の別の態様によれば、入出力
端子部と、この入出力端子部に接続されたデータ信号線
及び外部基準信号線とを有するマザーボードと、前記外
部基準信号線に接続され、n−1個(nは2以上の自然
数)の外部基準電位 (VREF1、VREF2、...、
VREFn−1)が入力され、前記外部基準電位とは異
なる別の電位(VREFi1、VREFi2、...、V
REFin−1)を出力する基準電位変換回路と、前記
基準電位変換回路の出力電位(VREFi1、VREF
i2、...、VREFin−1)が基準電位として入力
され、前記データ信号線からデータ信号が入力され、入
力されたデータ信号とn−1値の基準電位とを比較判定
して、判定結果を出力する入力回路とを有し、前記マザ
ーボード上に搭載された複数個の半導体集積回路とを具
備する半導体装置システムとして、好ましいセットアッ
プ、ホールドタイム、VREFのHレベルマージン、V
REFのLレベルマージンが得られるような半導体集積
回路を搭載した半導体装置システムを提供できる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に,図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同
一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付してい
る。 (第1の実施の形態)本発明にかかる第1の実施の形態
にかかる半導体集積回路を、図1を用いて説明する。
【0025】図1は本発明の第1の実施の形態に関わる
半導体集積回路の構成を示すブロック図である。図1に
係る部分は半導体集積回路の入力回路周辺部分に相当
し、半導体記憶装置の場合ではここからメモリセル領域
(図示せず)中のセンスアンプなどへ信号が伝達され
る。インプットレシーバ1は入力端子2,REF端子3,
クロック端子4,出力端子5の4つの端子を持っている。
インプットレシーバ1はクロック端子4から入力される
CLOCK信号の上昇エッジの瞬間に、入力端子2から
入力される電位と、REF端子3から入力される電位と
を比較し、入力端子2の電位がREF端子3の電位より
高い場合に、出力端子5からHレベルの出力信号を出力
する。
【0026】インプットレシーバ1の入力端子2には外
部データ端子6が接続され、クロック端子4には半導体
集積回路外部から供給されるか、もしくは半導体集積回
路内部で作られたCLOCK信号が入力される。外部V
REF端子7は基準電位変換回路8のREFIN端子9
に接続される。基準電位変換回路8の出力であるREF
OUT端子10は内部基準電位を伝播するVREFi配
線11に接続され、VREFi配線11はインプットレ
シーバ1のREF端子3に接続される。ここで、内部基
準電位VREFiの変動を抑えるための容量12がVR
EFi配線11と接地電位間に設けられている。
【0027】次に基準電位変換回路8の詳細例は図2に
示される通りである。入力端子REFIN9は第1の抵
抗13の一方の端子に接続され、他方の端子はREFO
UT端子10に接続されている。第2の抵抗14の一方
の端子はREFOUT端子10に接続され、他方の端子
は接地電位に接続されている。本実施の形態では内部V
REFi電位を外部VREF電位の0.9倍の関係を持
たせる場合としている。このような構成を持つ回路で、
第1の抵抗13と第2の抵抗14の抵抗比を9:1に設
定(たとえば第1の抵抗13を9K ohm,第2の抵
抗14を1Kohm)すると、VREFi配線11には
VREF×0.9なる電圧が現れ、インプットレシーバ
1のREF端子3にはVREFi=VREF×0.9な
る電圧がかかることになる。
【0028】次にインプットレシーバ1の詳細例は図3
に示される通りである。インプットレシーバ1は、第1
乃至第5のNMOSトランジスタ15,17,18,1
9,20、第1及び第2のPMOSトランジスタ16,
21を有している。第1のNMOSトランジスタ15は
ゲートがIN端子2に接続されていて、ドレインは第2
のNMOSトランジスタ17のソースに接続されてい
る。第2のNMOSトランジスタ17のドレインは第1
PMOSトランジスタ16のドレインに接続され、ゲー
トはOUT端子5及び第1PMOSトランジスタ16の
ゲートに接続されている。第1のPMOSトランジスタ
16は、ソースが電源電位に接続されている。第3のN
MOSトランジスタ18はソースが接地電位に接続さ
れ、ゲートがクロック端子4に接続され、ドレインが第
1NMOSトランジスタ15のソースに接続されてい
る。第4のNMOSトランジスタ19はドレインがOU
T端子5に接続され、ゲートが第2NMOSトランジス
タ17、第1PMOSトランジスタ16のそれぞれのド
レインに接続されている。第5のNMOSトランジスタ
20はそのゲートがREF端子3に接続され、ソースが
第3のNMOSトランジスタ18のドレインに接続さ
れ、ドレインが第4のNMOSトランジスタ19のソー
スに接続されている。さらに第2のPMOSトランジス
タ21はそのソースが電源電位に接続され、ドレインが
OUT端子5に接続され、ゲートが第1PMOSトラン
ジスタ16のドレイン、第2NMOSトランジスタ17
のドレイン及び第4のNMOSトランジスタ19のゲー
トに接続されている。
【0029】図1の回路の動作波形は図4に示される通
りである。ここでは外部VREF端子7の電位は1.5
Vで一定であり、外部データ端子6の電位はLレベル電
位を1.0Vとし、Hレベル電位を2.0Vとした振幅
1.0Vの信号が入力されている。CLOCK信号の最
初の上昇エッジではデータ電位はVREF電位より大き
いため、出力端子5からはHレベル信号が出力される。
CLOCK信号の2番目の上昇エッジではデータ電位は
VREF電位よりも小さいため、出力端子5からはLレ
ベル信号が出力される。以下、この繰り返しで、CLO
CK信号の奇数番目の上昇エッジではHレベルを、CL
OCK信号の偶数番目の上昇エッジではLレベルを取り
込む。このような構成を持った半導体集積回路におい
て、CLOCK信号の上昇エッジのタイミングをデータ
ピンのタイミングに対して前後させ、かつ外部VREF
端子7から入力する電位を上下させて出力端子5から出
力される信号を試験する。
【0030】図5にCLOCK信号の上昇エッジの奇数
番目に正しくHレベルが取り込まれた場合をパス(pa
ss)、誤ってLレベルが取りこまれた場合をフェイル
(fail)と判定したシュムープロット(Schmo
o Plot)を示す。この図5中でパス領域は実線の
斜線で示された領域に相当し、フェイル領域がパス領域
の外側の点線で示された領域に相当する。このシュムー
プロットでは縦軸に外部VREF端子7の電位、横軸に
クロック端子4の上昇エッジのタイミングを示す。この
シュムープロットの横軸の左端、右端、中心はそれぞれ
入力端子2がLレベルからHレベルに遷移する瞬間、入
力端子2がHレベルからLレベルに遷移する瞬間、CL
OCK信号の上昇エッジがちょうど入力端子2の電位が
遷移するタイミングの中心に来た瞬間に相当する(シュ
ムープロット上のデータ波形参照)。このシュムープロ
ットでパス領域とフェイル領域の境界線と外部VREF
端子7の電位が1.5Vの線の交点を求め、左側をa
点、右側をb点とする。
【0031】シュムープロットの左端とa点との時間差
は、CLOCK信号の上昇エッジに対してどれだけ前に
入力端子2がHレベルになっていればHレベルのデータ
が正しく取り込めるかを示していて、Hレベルのデータ
取り込みのセットアップタイムに相当する。シュムープ
ロットの右端とb点との時間差は、CLOCK信号の上
昇エッジに対してどれだけ外部データ端子6をHレベル
に保持しておけばHレベルのデータが正しく取り込める
かを示していて、Hレベルのデータ取り込みのホールド
タイムに相当する。この図5の場合はHレベルデータ取
り込みのセットアップタイムは100ps、 ホールド
タイムも100psである。
【0032】CLOCK信号の上昇エッジの瞬間、つま
り横軸の中心を鉛直方向上側に伸ばした直線とパス領域
とフェイル領域の境界線の交点をgとすると、外部VR
EF端子7が1.5Vの電位の線とg点との電位差40
0mVは、どれだけ外部VREF端子7の電位が1.5
Vより高くなってもHレベルデータが正しく取り込まれ
るかを表わしており、VREFのHレベルマージンに相
当する。
【0033】図6にCLOCK信号の上昇エッジの偶数
番目に正しくLレベルが取り込まれた場合をパス、誤っ
てHレベルが取りこまれた場合をフェイルと判定したシ
ュムープロットを示す。この図6中でパス領域は実線で
示された領域に相当し、フェイル領域がパス領域の外側
の点線で示された領域に相当する。このシュムープロッ
トでは縦軸に外部VREF端子7の電位、横軸にクロッ
ク端子4の上昇エッジのタイミングを示す。このシュム
ープロットの横軸の左端、右端、中心はそれぞれ入力端
子2がHレベルからLレベルに遷移する瞬間、入力端子
2がLレベルからHレベルに遷移する瞬間、CLOCK
信号の上昇エッジがちょうど入力端子2の電位が遷移す
るタイミングの中心に来た瞬間に相当する(シュムープ
ロット上のデータ波形参照)。
【0034】このシュムープロットでパス領域とフェイ
ル領域の境界線と外部VREF端子7の1.5Vの電位
の線との交点を求め、左側をc点、右側をd点とする。シ
ュムープロットの左端とc点との時間差は、クロックの
上昇エッジに対してどれだけ前に入力端子2がLレベル
になっていればLレベルのデータが正しく取り込めるか
を示していて、Lレベル取り込みのセットアップタイム
に相当する。
【0035】シュムープロットの右端とd点との時間差
は、CLOCK信号の上昇エッジに対してどれだけ外部
データ端子6をLレベルに保持しておけばLレベルのデ
ータが正しく取り込めるかを示していて、Lレベル取り
込みのホールドタイムに相当する。この図6の場合はH
レベルのデータ取り込みのセットアップタイムは200
ps, ホールドタイムも200psである。CLOCK
信号の下降エッジの瞬間、つまり横軸の中心を鉛直方向
下側に伸ばした直線とパス領域とフェイル領域の境界線
の交点をhとすると、1.5Vの外部VREF端子7の
電位の線とh点の電位差200mVは、どれだけ外部V
REF端子7の電位が1.5Vより低くなってもLレベ
ルデータが正しく取り込まれるかを表わしていて、VR
EFのLレベルマージンに相当する。
【0036】図7に図5と図6の合成シュムープロット
を示す。このシュムープロットのパス領域が半導体集積
回路として正しくデータを取り込める領域である。この
シュムープロットでパス領域とフェイル領域の境界線と
外部VREF端子7の1.5VのVREFの線との交点
を求め、左側をe点、右側をf点とする。シュムープロ
ットの左端とe点との時間差は、CLCOK信号の上昇
エッジに対してどれだけ前に入力端子2が確定していれ
ばデータが正しく取り込めるかを示していて、セットア
ップタイムに相当する。シュムープロットの右端とf点
との時間差は、クロック信号の上昇エッジに対してどれ
だけ入力端子2を保持しておけばデータが正しく取り込
めるかを示していて、ホールドタイムに相当する。
【0037】この図7の場合ではセットアップタイムは
200ps、 ホールドタイムも200psであり、図
6で示したLレベルデータの取り込みのセットアップ、
ホールドタイムと等しいことがわかる(シュムープロッ
ト上のデータ波形参照)。つまり、半導体集積回路とし
てのセットアップ、ホールドタイムはLレベルデータ取
りこみのセットアップ、ホールドタイムで律速されてい
る。ここでは、この図から、セットアップ、ホールドタ
イムにはVREF電位依存性があることがわかる。VR
EF電位を1.5Vから1.6Vに上げればセットアッ
プ、ホールドタイムを150psまで改善できる。ま
た、同じようにVREF電位を1.5Vから1.6Vに
上げればVREFのHレベルのマージンとVREFのL
レベルのマージンを等しく300mVずつにすることが
できる。
【0038】ここで、上述したように一般的なシステム
ではVREFは複数の半導体集積回路で共有されてお
り、その半導体集積回路の都合だけで電位を変更するこ
とができないが、本実施の形態を適用することによりV
REFを個別の半導体集積回路ごとに最適な値に変更で
き、個々の半導体集積回路のセットアップタイム、ホー
ルドタイムを最小とすることができる。また、内部基準
電位を変化させることで、Hレベル取り込み時の電圧マ
ージンとLレベル取り込み時の電圧マージンとを等しく
する、もしくは近づけることができ、半導体集積回路と
してのデータ取り込み時の電圧マージンを向上すること
ができる。このため、ノイズが信号線に乗って、フェイ
ルとなっていた場合でも本実施の形態ではパスとなる可
能性が増加する。なお、本実施の形態では、わずかにふ
たつの抵抗素子を追加するだけで実現できる点で、高集
積化された半導体集積回路に適用した場合のスケールメ
リットがある。
【0039】ここで、本実施の形態は特に半導体記憶装
置に限定して適用されるものではなく、メモリ混載論理
集積回路やMPUなどの入力回路周辺にも同様に適用で
きる。
【0040】また、半導体集積回路を搭載するマザーボ
ードとの相性により、搭載後に特性測定を行って、適
宜、内部基準電位VREFiの電位を変更することも可
能である。 (第1の実施の形態の変形例)図8に示されるように第
1の実施の形態で示された、外部VREF端子7から、
REF端子3までの外部基準電位変換回路8を含んだ回
路を複数個、例えばn−1個(nは自然数)設けて、
(n−1)値の外部基準電位を使用してn値のデータを
取り込むインプットレシーバ22にも第1の実施の形態
で示した外部基準電位変換回路8を複数個設けることで
適用できる。ここでは、VREF端子7、基準電位変換
回路8、VREFi配線11、容量12及びREF端子
3、出力端子5はそれぞれn個設けられている。論理値
が3以上の入力データが入力端子2に入力されて、複数
のVREF端子7はそれぞれ電位が異なる外部基準電位
が与えられ、それに対応して出力端子5から論理値が3
以上の出力データが出力される。
【0041】このように構成することで、(n−1)値
の外部基準電位であっても内部基準電位を生成でき、半
導体集積回路のセットアップタイム、ホールドタイムを
最小とすることができる。さらに内部基準電位を変化さ
せることで、Hレベル取り込み時の電圧マージンとLレ
ベル取り込み時の電圧マージンとを等しくする、もしく
は近づけることができ、半導体集積回路としてのデータ
取り込み時の電圧マージンを向上することができる。第
1の実施の形態では入力データの論理値が2値であり、
外部基準電位VREFがひとつだけである例について説
明したが、このように入力データの論理値が3値以上で
外部基準電位VREFが複数ある場合も同様に実現でき
る。 (第2の実施の形態)次に、内部VREFi電位をVR
EF電位より0.1Vだけ高くなる関係を持たせる場合
を説明する。本実施の形態における半導体集積回路のブ
ロック図は第1の実施の形態に関わる半導体集積回路の
ブロック図である図1と同様である。ここでは、第1の
実施の形態と異なる基準電位変換回路の詳細回路につい
て説明する。図9に本発明の第2の実施の形態に関わる
基準電位変換回路の回路図を示す。
【0042】ここでは、REFIN端子9がオペレーシ
ョナルアンプ23の負端子24に接続されている。オペ
レーショナルアンプ23の正端子25は基準電位変換回
路内のREFCOPYノード26に、出力端子27はN
MOSトランジスタ28のゲート端子に接続されてい
る。このNMOSトランジスタ28のドレイン端子はR
EFCOPYノード26に、ソース端子は接地電位に接
続されている。REFCOPYノード26には例えば抵
抗値1Kohmの抵抗素子29の一端が接続されてい
る。この抵抗素子29の他端はREFOUT端子10に
接続されている。また、REFOUT端子10には定電
流源30が接続されている。この定電流源30は例え
ば、100μAの定電流を流すものとする。
【0043】半導体記憶装置の場合、メモリセルに複数
種の電位が必要であり、その電位を半導体記憶装置内で
発生させるために定電流源を複数個有していて、その回
路構成を流用して入力回路周辺に定電流源を配置するこ
とができる。
【0044】オペレーショナルアンプ23は正端子25
に入力される電位が負端子24に入力される電位よりも
高い場合に、出力端子27からHレベルを出力し、逆な
らLレベルを出力する。この例ではREFIN端子9よ
りもREFCOPYノード26の電位が高いと出力端子
27がHレベルになるため、NMOSトランジスタ28
がオン状態になり、REFCOPYノード26の電位が
下降する。逆に、REFIN端子9よりもREFCOP
Yノード26の電位が低いと出力端子27がLレベルに
なるため、NMOSトランジスタ28がオフ状態にな
り、REFCOPYノード26の電位が上昇する。その
動作の繰り返しによりREFCOPYノード26の電位
とREFIN端子9の電位が等しくなったときに平衡状
態となる。
【0045】従って、REFCOPYノード26にはR
EFIN端子9と同じ電位、すなわち外部基準電位VR
EFが現れる。ここで、定電流源30は抵抗素子29と
NMOSトランジスタ28に100μAの電流を流す。
こうして抵抗素子29の両端には1Kohmと100μ
Aの積である0.1Vの電位差が生じる。上述の通り、
REFCOPYノード26の電圧は外部基準電位VRE
Fと等しいので、REFOUT端子10にはVREFよ
りも0.1V分高い電位が出力される。従って、インプ
ットレシーバ1のREF端子3にはVREFiとしてV
REFに0.1Vを加えた分の電位がかかることにな
る。このようにこの実施の形態では、第1の実施の形態
と異なり、和の形式で、外部VREF端子7の電位に対
して変化を加えた内部VREFi電位を生成することが
でき、容易にきめ細かく内部VREFi電位を生成でき
る。
【0046】ここで、上述したように一般的なシステム
ではVREFは複数の半導体集積回路で共有されてお
り、その半導体集積回路の都合だけで電位を変更するこ
とができないが、本実施の形態を適用することによりV
REFを個別の半導体集積回路ごとに最適な値に変更で
き、個々の半導体集積回路のセットアップタイム、ホー
ルドタイムを最小とすることができる。このため、ノイ
ズが信号線に乗って、フェイルとなっていた場合でも本
実施の形態ではパスとなる可能性が増加する。さらに内
部基準電位を変化させることで、Hレベル取り込み時の
電圧マージンとLレベル取り込み時の電圧マージンとを
等しくする、もしくは近づけることができ、半導体集積
回路としてのデータ取り込み時の電圧マージンを向上す
ることができるなお、本実施の形態は特に半導体記憶装
置に限定して適用されるものではなく、メモリ混載論理
集積回路やMPUなどの入力回路周辺にも同様に適用で
きる。
【0047】また、半導体集積回路を搭載するマザーボ
ードとの相性により、搭載後に特性測定を行って、適
宜、内部基準電位VREFiの電位を変更することも可
能である。
【0048】なお、第1の実施の形態で採用された回路
の出力であるVREFiをこの第2の実施の形態のRE
FINとして用いて、VREFi=(VREF×0.
9)+0.1Vという内部基準電圧を発生させることが
できる。
【0049】さらに第1の実施の形態の変形例同様に本
実施の形態を変形させて適用することで、入力データの
論理値が3値以上で外部基準電位VREFが複数ある場
合も同様に実現できる。 (第3の実施の形態)第1及び第2の実施の形態では、
外部基準電位VREFと内部基準電位VREFiの関係
が固定されている例について説明した。あらかじめその
半導体集積回路が使用される環境がわかっている場合
は、その環境に適した外部基準電位VREFと内部基準
電位VREFiの関係を半導体集積回路上に作り込んで
おけば良いが、実際にはその半導体集積回路がどのよう
な環境で使用されるかわからない場合があり、そうした
場合にはその環境に適した外部基準電位VREFと内部
基準電位VREFiとの関係もまたわからないことにな
る。そこで、この実施の形態ではヒューズによるプログ
ラミングや、レジスタセットによって外部基準電位VR
EFと内部基準電位VREFiとの関係を変えられるよ
うな機構を持つ半導体集積回路の例について示す。
【0050】図10に本実施の形態に関わる半導体集積
回路の構成であるブロック図を示す。インプットレシー
バ1は第1の実施の形態同様の構成を有している。イン
プットレシーバ1の入力端子2には外部データ端子6が
接続され、CLOCK端子4には半導体集積回路外部か
ら供給されるか、もしくは半導体集積回路内部で作られ
たCLOCK信号が接続される。外部VREF端子7は
基準電位変換回路31のREFIN端子32に接続され
る。基準電位変換回路31にはREFIN端子32、R
EFOUT端子33、CTRL端子34の3つの端子が
あり、CTRL端子34から入力される信号によってR
EFIN端子32から入力された電位を別の電位に変換
してREFOUT端子33から出力する。
【0051】基準電位変換回路31の出力であるREF
OUT端子33は内部基準電位VREFi配線11に接
続され、内部基準電位VREFi配線11はインプット
レシーバ1のREF端子3に接続されている。基準電位
変換回路31のCTRL端子34へはセレクター35か
らのCTRL信号がCTRL配線36を介して入力され
ている。セレクター35は第1入力端子37、第2入力
端子38、出力端子39及びSELECT端子40の4
つの端子を有していて、SELECT端子40から入力
されるSELECT信号に基づいて、第1入力端子37
または第2入力端子38のいずれかの入力端子からの信
号を出力端子39に出力する。この場合には例えばSE
LECT信号がLレベルなら第1入力端子37からの入
力信号、SELECT信号がHレベルならば第2入力端
子38からの入力信号を出力端子39から出力されるも
のとして設定する。ここで、セレクター35の第1入力
端子37にはヒューズ41からの出力信号が入力されて
いる。
【0052】ヒューズ41は例えばレーザーブローヒュ
ーズ、電気的溶断ヒューズ、絶縁膜破壊型ヒューズ等
の、一度情報を書き込めば二度と消すことができない、
いわゆる不可逆型の記憶素子が利用できる。この例では
ヒューズ41には3ビットの情報を蓄えられるものとす
る。ヒューズからは出力端子42からセレクター35に
信号が出力されている。また、セレクター35の第2入
力端子38にはレジスタ43からの出力信号が入力され
ている。レジスタ43は例えばDRAM素子、SRAM
素子、EPROM素子、フリップフロップ等の、一度書
きこんだ情報を再度書き直すことができる、可逆型の記
憶素子を示している。この例ではレジスタ43には3ビ
ットの情報を蓄えられるものとする。レジスタ43から
は出力端子44からセレクター35に信号が出力されて
いる。
【0053】ここで、図11には本実施の形態の基準電
位変換回路31の回路図が示される。基準電位変換回路
31は一例としてオペレーショナルアンプ45、第1乃
至第4のNMOSトランジスタ46,47,48,4
9、第1乃至第3の抵抗素子50,51,52、及び定
電流源53を有している。基準電位変換回路31のRE
FIN端子32がオペレーショナルアンプ45の負端子
54に接続されている。このオペレーショナルアンプ4
5の正端子55は基準電位変換回路31内のREFCO
PYノード56に、出力端子57はNMOSトランジス
タ46のゲート端子に接続されている。第1のNMOS
トランジスタ46のドレイン端子はREFCOPY端子
56に、ソース端子は接地電位に接続されている。
【0054】定電流源53は、例えば10μAの定電流
を流すものである。第1乃至第3の抵抗素子50,5
1,52はそれぞれ例えば1Kohm,2Kohm、4
Kohmの抵抗値を持つ抵抗素子である。オペレーショ
ナルアンプ45は正端子55に入力される電位が負端子
54に入力される電位よりも高い場合に、出力端子57
からHレベル電位の信号を出力し、逆の場合にLレベル
電位の信号を出力する。
【0055】この例ではREFIN端子32よりもRE
FCOPYノード56の電位が高いと出力端子57の電
位はHレベルになるため、第1のNMOSトランジスタ
46がオン状態になり、REFCOPYノード56の電
位が下降する。逆に、REFIN端子32よりもREF
COPYノード56の電位が低いと出力端子57がLレ
ベルになるため、第1NMOSトランジスタ46がオフ
状態になり、REFCOPYノード56の電位が上昇す
る。その繰り返しでREFCOPYノード56の電位と
REFIN端子32の電位が等しくなったときに平衡状
態となる。その場合に、REFCOPYノード56には
REFIN端子32と同じ電位、すなわち外部基準電位
VREFと等しい電位が現れる。この例では3ビットの
例であるため、基準電位変換回路31のCTRL端子3
4から入力されたCTRL信号は各ビットの信号CTR
L<0>、CTRL<1>、CTRL<2>は第2乃至
第4のNMOSとランジスタ47,48,49のゲート
にそれぞれ接続される。ここで、これらNMOSトラン
ジスタ47,48,49のオン抵抗は無視できるほど小
さいものとする。
【0056】たとえば、CTRL<0>=CTRL<1
>=CTRL<2>=Hレベルの場合には、第2乃至第
4のNMOSトランジスタ47,48,49がオンにな
り、定電流源53からの電流は第1乃至第3の抵抗素子
50,51,52を流れずに第2乃至第4のNMOSト
ランジスタ47,48,49を流れる。上述の通り、第
2乃至第4のNMOSトランジスタ47,48,49の
オン抵抗は無視できるほど小さいため、REFOUT端
子33の電位とREFCOPYノード56の電位は等し
くなり、REFOUT端子33にはREFIN端子32
の電位と等しい電位、すなわち外部基準電位VREFと
等しい電位が現れる。
【0057】また、CTRL<0>=CTRL<1>=
CTRL<2>=Lレベルの場合は第2乃至第4のNM
OSトランジスタ47,48,49がオフになり、定電
流源53は第1乃至第3の抵抗素子50,51,52と
題1のNMOSトランジスタ46に10μAの電流を流
す。この場合には、第1乃至第3の抵抗素子50,5
1,52の両端にはそれぞれ10mV,20mV,40
mVの電位差が生じる。上述の通り、REFCOPYノ
ード56の電圧は外部基準電位VREFと等しいので、
REFOUT端子33には外部基準電位VREFよりも
70mV高い電位が出力される。すなわち、CTRL信
号の組合せによってREFOUT端子33には10mV
刻みでVREFからVREF+70mVまでの電位を出
力させることができる。この場合のCTRL信号のHレ
ベルまたはLレベルの組合せと、REFOUT端子33
の電位との関係は下表1のようになる。
【0058】
【表1】
【0059】ここで、図10に示された回路を持つ半導
体集積回路を、あるシステムに搭載した後、レジスタ4
3に“111”を書き込む。ここで、レジスタ43はマ
ザーボード上に搭載された特定の半導体装置に組み込ん
で、マザーボード上のコントロールバスを介してマザー
ボード上に搭載された各半導体装置に入力させても良
い。また、各半導体装置内にレジスタを設けて制御して
もよい。そしてSELECT信号をHレベルにしてレジ
スタ43に書き込まれたデータ“111”をCTRL端
子34に導く。すると基準電位変換回路31ではREF
OUT33電位はREFIN32電位と等しくなるの
で、内部VREFi電位は外部基準電位VREFと等し
くなる。
【0060】この状態で、外部基準電位VREFを上下
に振り、VREF電位のマージンを測定する。その結
果、このシステムでは内部基準電位VREFiの電位を
外部基準電位VREFよりも50mV高くした場合にV
REFのHレベルマージンとVREFのLレベルマージ
ンが等しくなり、システムとしてのVREFマージンが
最も広くなることが判明したと仮定する。その場合、ヒ
ューズ41あるいはレジスタ43に上表1にあるように
“010”なるデータを書きこむ。ヒューズ41に記録
されたデータを用いる場合にはSELECT信号をLレ
ベルに設定し、レジスタ43に記録されたデータを用い
る場合にはSELECT信号をHレベルにする。以降は
内部VREFi電位は外部基準電位VREFよりも50
mVだけ高い電位になり、システムとして見た場合のV
REF電位マージンが拡大する。
【0061】このように半導体集積回路ごとに内部基準
電位を最適な値に変化させることで、Hレベル取り込み
時のセットアップ、ホールドタイムと、Lレベル取り込
み時のセットアップ、ホールドタイムとを等しくする、
もしくは近づけることができ、半導体集積回路としての
セットアップ、ホールドタイムを改善することができ
る。さらに内部基準電位を変化させることで、Hレベル
取り込み時の電圧マージンとLレベル取り込み時の電圧
マージンとを等しくする、もしくは近づけることがで
き、半導体集積回路としてのデータ取り込み時の電圧マ
ージンを向上することができる。
【0062】なお、ヒューズ41としてレーザーブロー
ヒューズを用いる場合には、ウェハー状態でヒューズを
切断しなければならないため、その半導体集積回路をパ
ッケージに封入後にヒューズを切断してデータを記録さ
せることができない。そのため、当該半導体集積回路を
実装したシステムを試験的にいくつか作ってVREF電
位マージンを測定して最適と思われるCTRL信号の組
合せを見つけ、後続のロット内のウェハーをレーザーヒ
ューズブローする工程で、その組合せのデータを適用す
る。
【0063】一方、ヒューズとして電気的に溶断できる
ヒューズ、絶縁膜破壊型ヒューズを用いれば、当該半導
体集積回路をシステムに実装し、VREF電圧マージン
を測定した後でヒューズに最適と思われるCTRL信号
の組合せを記録させることができるため、その半導体集
積回路とそのシステムの組合せで最適なCTRL信号の
組合せを適用できるという利点がある。
【0064】更に、ヒューズのかわりにレジスタを使用
すれば、いつでもCTRL信号の組合わせを変更するこ
とができるので、当該半導体集積回路を一旦あるシステ
ムに実装した後に別のシステムに換装した場合でも、新
しいシステム上で最適と思われるCTRL信号の組合せ
に書き換えることができるという利点が生じる。 (第4の実施の形態)本実施の形態では、第1乃至第3
の実施の形態にかかる半導体集積回路を複数個、例えば
20個をマザーボード上に搭載する。図12に示される
ようにマザーボード58上には各半導体集積回路59へ
入力されるアドレス信号線、データ線、クロック信号線
60が配置されている。マザーボード58上には外部シ
ステムとの信号の入出力を行う入出力端子部61がその
表面の一辺の一部に設けられている。外部基準電位VR
EFが入出力部61からVREF信号配線62を介し
て、各半導体集積回路59に入力されている。各半導体
集積回路はここでは、実際には各リード63はマザーボ
ード上に設けられたアドレス信号線、データ信号線、ク
ロック信号線60に接続されているが、個別のリード6
3と各信号線との接続は図示していない。
【0065】マザーボード58上に搭載された半導体集
積回路59はその特性に応じて、内部基準電位VREF
iがマザーボード58上で設定できる。本実施の形態を
適用することによりVREFを個別の半導体集積回路ご
とに変更でき、個々の半導体集積回路のセットアップタ
イム、ホールドタイムを最小とした半導体装置システム
を提供することができる。さらに内部基準電位を変化さ
せることで、Hレベル取り込み時の電圧マージンとLレ
ベル取り込み時の電圧マージンとを等しくする、もしく
は近づけることができ、個々の半導体集積回路としての
データ取り込み時の電圧マージンを向上させた半導体装
置システムを提供することができる。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、内部基準電位を変化さ
せることで、Hレベル取り込み時のセットアップ、ホー
ルドタイムと、Lレベル取り込み時のセットアップ、ホ
ールドタイムとを等しくする、もしくは近づけることが
でき、半導体集積回路としてのセットアップ、ホールド
タイムを改善することができる。
【0067】さらに内部基準電位を変化させることで、
Hレベル取り込み時の電圧マージンとLレベル取り込み
時の電圧マージンとを等しくする、もしくは近づけるこ
とができ、半導体集積回路としてのデータ取り込み時の
電圧マージンを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に関わる半導体集
積回路の構成を示すブロック図。
【図2】 本発明の第1の実施の形態に関わる基準電位
変換回路の回路図。
【図3】 本発明の第1の実施の形態に関わるインプッ
トレシーバの回路図。
【図4】 本発明の第1の実施の形態に関わる動作波形
図。
【図5】 本発明の第1の実施の形態に関わる奇数番目
のサイクルでHレベルを取り込む場合のシュームプロッ
ト。
【図6】 本発明の第1の実施の形態に関わる偶数番目
のサイクルでLレベルを取り込む場合のシュームプロッ
ト。
【図7】 本発明の第1の実施の形態に関わる図5と図
6の合成シュームプロット。
【図8】 本発明の第1の実施の形態の変形例に関わる
構成を示すブロック図。
【図9】 本発明の第2の実施の形態に関わる構成を示
すブロック図。
【図10】 本発明の第3の実施の形態に関わる構成を
示すブロック図。
【図11】 本発明の第3の実施の形態に関わる基準電
位変換回路の回路図。
【図12】 本発明の第4の実施の形態に関わる半導体
装置システムの構成を示す斜視図。
【図13】 従来の半導体集積回路の入力回路部分を表
すブロック図。
【符号の説明】
1、22 インプットレシーバ 2 入力端子 3 REF端子 4 クロック端子 5,39,42,44,57 出力端子 6 外部データ端子 7 外部VREF端子 8,31 基準電位変換回路 9,32 REFIN端子 10,33 REFOUT端子 11 VREFi配線 12 容量 13 第1の抵抗 14 第2の抵抗 15,17,18,19,20 第1乃至第5のNMO
Sトランジスタ 16、21 第1,第2のPMOSトランジスタ 23,45 オペレーショナルアンプ 24,54 負端子 25,55 正端子 26,56 REFCOPYノード 27,39,42,44,57 出力端子 28 NMOSトランジスタ 29 抵抗素子 30,53 定電流源 34 CTRL端子 35 セレクター 36 CTRL配線 37 第1入力端子 38 第2入力端子 40 SELECT端子 41 ヒューズ 43 レジスタ 46,47,48,49 第1乃至第4のNMOSトラ
ンジスタ 50,51,52 第1乃至第3の抵抗素子 58 マザーボード 59 半導体集積回路 60 アドレス信号線、データ線、クロック信号線 61 入出力端子部 62 VREF信号配線 63 リード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F038 AV15 BB01 BB02 BB05 BB10 BE09 BH02 BH03 BH12 BH19 CD06 DF01 DF04 DF05 EZ20 5F064 BB12 BB14 BB15 BB19 BB24 BB30 CC12 CC22 CC23 EE54 FF08 FF27 FF42 FF45 5H420 NA31 NB02 NB22 NB25 NC02 NE21 5J032 AB02 AC11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n−1個(nは2以上の自然数)の外部基
    準電位 (VREF1、VREF2、...、VREFn−
    1)が入力され、前記外部基準電位とは異なる内部基準
    電位(VREFi1、VREFi2、...、VREFi
    n−1)を出力する基準電位変換回路と、 前記基準電位変換回路の出力電位(VREFi1、VR
    EFi2、...、VREFin−1)が基準電位として
    入力されて、n通りの電位で表現されるn値のデータ信
    号が入力され、入力されたデータ信号とn−1値の基準
    電位とを比較判定して、判定結果を出力する入力回路と
    を有することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】前記外部基準電位(VREF1、VREF
    2、...、VREFn−1)と変換後の内部基準電位
    (VREFi1、VREFi2、...、VREFin−
    1)の関係が、VREFin−1=VREFn−1+A
    (nは2以上の自然数,Aは0以外の有理数)であるよ
    うに前記基準電位変換回路が動作することを特徴とする
    請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】前記外部基準電位(VREF1、VREF
    2、...、VREFn−1)と変換後の内部基準電位
    (VREFi1、VREFi2、 ...、VREFin−
    1)の関係が、VREFin−1=B×VREFn−1
    (nは2以上の自然数,Bは0以外の有理数)であるよ
    うに前記基準電位変換回路が動作することを特徴とする
    請求項1記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】前記外部基準電位(VREF1、VREF
    2、 ...、VREFn−1)と変換後の前記内部基準電
    位(VREFi1、VREFi2、...、VREFin
    −1)の関係が、VREFin−1=C×VREFn−
    1+D(nは2以上の自然数,C,Dは0以外の有理
    数)であるように前記基準電位変換回路が動作すること
    を特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】データを保持する記憶回路と、 前記記憶回路に蓄えられたデータに基づいて前記外部基
    準電位(VREF1、VREF2、...、VREFn−
    1)と前記内部基準電位(VREFi1、VREFi
    2、...、VREFin−1)との関係を変更する制御
    回路とをさらに具備することを特徴とする特許請求項1
    乃至4いずれか1項に記載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】レーザー光によって切断するか切断しない
    かでデータを保持するレーザーブローヒューズと、 前記レーザーブローヒューズに蓄えられたデータに基づ
    いて前記外部基準電位(VREF1、VREF
    2、...、VREFn−1)と前記内部基準電位(VR
    EFi1、VREFi2、 ...、VREFin−1)と
    の関係を変更する制御回路とをさらに具備することを特
    徴とする特許請求項1乃至4いずれか1項に記載の半導
    体集積回路。
  7. 【請求項7】電流によって溶断するか溶断しないかでデ
    ータを保持する電流溶断型ヒューズと、 前記電流溶断型ヒューズに蓄えられたデータに基づいて
    前記外部基準電位(VREF1、VREF2、...、V
    REFn−1)と前記内部基準電位(VREFi1、V
    REFi2、...、VREFin−1)との関係を変更
    する制御回路とをさらに具備することを特徴とする特許
    請求項1乃至4いずれか1項に記載の半導体集積回路。
  8. 【請求項8】電圧によって絶縁膜を破壊するか破壊しな
    いかでデータを保持する絶縁膜破壊型ヒューズと、 前記絶縁膜破壊型ヒューズに蓄えられたデータに基づい
    て前記外部基準電位(VREF1、VREF2、...、
    VREFn−1)と前記内部基準電位(VREFi1、
    VREFi2、 ...、VREFin−1)との関係を変
    更する制御回路とをさらに具備することを特徴とする特
    許請求項1乃至4いずれか1項に記載の半導体集積回
    路。
  9. 【請求項9】データを保持する記憶回路と、 前記記憶回路に蓄えられているデータを書き換える回路
    と、 前記記憶回路に蓄えられたデータに基づいて前記外部基
    準電位(VREF1、VREF2、...、VREFn−
    1)と前記内部基準電位(VREFi1、VREFi
    2、...、VREFin−1)との関係を変更する制御
    回路とをさらに具備することを特徴とする特許請求項1
    乃至4いずれか1項に記載の半導体集積回路。
  10. 【請求項10】クロック信号の上昇、下降の両エッジ、
    もしくはどちらかのエッジのタイミングで、前記入力回
    路は入力されたデータ信号とn−1値の基準電位とを比
    較判定して、判定結果を出力することを特徴とする請求
    項1乃至9いずれか記載の半導体集積回路。
  11. 【請求項11】入出力端子部と、この入出力端子部に接
    続されたデータ信号線及び外部基準信号線とを有するマ
    ザーボードと、 前記外部基準信号線に接続され、n−1個(nは2以上
    の自然数)の外部基準電位 (VREF1、VREF
    2、...、VREFn−1)が入力され、前記外部基準
    電位とは異なる別の電位(VREFi1、VREFi
    2、...、VREFin−1)を出力する基準電位変換
    回路と、前記基準電位変換回路の出力電位(VREFi
    1、VREFi2、 ...、VREFin−1)が基準電
    位として入力され、前記データ信号線からデータ信号が
    入力され、入力されたデータ信号とn−1値の基準電位
    とを比較判定して、判定結果を出力する入力回路とを有
    し、前記マザーボード上に搭載された複数個の半導体集
    積回路とを具備することを特徴とする半導体装置システ
    ム。
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