JPH06302775A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH06302775A
JPH06302775A JP5112195A JP11219593A JPH06302775A JP H06302775 A JPH06302775 A JP H06302775A JP 5112195 A JP5112195 A JP 5112195A JP 11219593 A JP11219593 A JP 11219593A JP H06302775 A JPH06302775 A JP H06302775A
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浩朗 安田
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一郎 吉井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望の破壊電圧を有しており、プログラム状
態において低容量で、かつ絶縁破壊後の配線抵抗を低減
させることができるアンチヒューズ素子を備えた半導体
装置を提供する。 【構成】 半導体基板1上に絶縁膜11を介して配線6
を形成する。この配線6は、第1の導電層61と第2の
導電層62とに分離され、そこで断線している。第1及
び第2の導電層を跨ぐように薄い絶縁膜7を形成し、さ
らに、薄い絶縁膜7の上に第1及び第2の導電層を跨ぐ
ようにAl合金などのアンチヒューズ膜10を形成して
アンチヒューズ素子を形成する。この部分をプログラム
するには、薄い絶縁膜に破壊電圧を印加して薄い絶縁膜
を破壊し、アンチヒューズ膜によって第1及び第2の導
電層を電気的に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンチヒューズ素子を
備えた半導体装置の構造及びその製造方法にに関する。
【0002】
【従来の技術】アンチヒューズ素子は、配線などから形
成された1対の電極とその間に挿入された高抵抗体又は
絶縁体からなるアンチヒューズ膜とを備え、初期症状
(非プログラム状態)においては絶縁もしくは高抵抗性
を示すが、所定の電圧印加後(プログラム状態)には低
抵抗化して導通状態となる電気的にプログラム可能な要
素である。このアンチヒューズ素子は従来ヒューズRO
MなどのPROMに用いられ、さらに、近年ではゲート
アレイの一種であるFPGA(Field ProgrammableGate
Array)にも使われている。ゲートアレイは、基本セル
を並べたチップをあらかじめ作製しておき、配線接続だ
けを行うことで、ユーザー所望のLSIを短期間に開発
できる特徴をもっている。従来、その配線はCAD(Co
mputer AidedDesign)上で作成した配線パターンをマス
クにして作製していたため、作製する個数が少ないと1
チップ当たりのマスク作製費用が大きくなる傾向にあ
る。そこで、近年ユーザーがマスクを作製することなく
配線を接続できるような前記FPGAといわれるゲート
アレイが開発された。
【0003】FPGAは、メーカーが複数の基本セルと
それらを任意に結合できるように、通常、層間絶縁膜を
介して形成された2層の配線群を格子状に配置し、その
格子の交点において配線間の層間絶縁膜に開口を設け、
そこに薄い絶縁膜が配線間に介在するように構成された
半導体チップを形成する。この薄い絶縁膜は通常の動作
電圧を印加したときは非導通状態であるが、所定の電圧
を加えると不可逆的な絶縁破壊がおこり上下の配線が導
通されるものである。この半導体チップには任意の格子
点の絶縁膜にその所定の電圧を印加するための装置が搭
載されている。メーカーはこのような半導体チップにパ
ッケージングを施して販売する。ユーザーは、この所定
の電圧を印加する装置を用いて任意の絶縁膜を導通させ
ることで2配線間の接続を行い、これを所望の回数繰り
返すことで所望の配線を実現する事ができる。このよう
なEPGAで用いられる導電層に挟まれた絶縁膜は、通
常時に絶縁され所望の時に導電されるという、一般のヒ
ューズ素子と反対の性質を持つことからアンチヒューズ
素子とよばれている。FPGAで使用されるアンチヒュ
ーズ素子は、論理回路中に組み込まれるので、回路の動
作スピード低下を招かない特性が必要となる。
【0004】従って、アンチヒューズ素子に要求される
特性としては、従来通りの(1)所定の電圧印加で導通
すること、(2)非プログラム状態ではリーク電流が十
分に小さいこと、(3)非プログラム状態で低容量であ
ること、(4)プログラム状態で低抵抗であること等が
上げられる。このアンチヒューズ素子の特性を良好なも
のにすることは、アンチヒューズ素子のプログラムアリ
ゴリズムとならんで、競争力のあるEPGAを実現する
上で極めて重要である。前述のように所望の配線を実現
するには多くのアンチヒューズ素子を破壊するが、未破
壊のアンチヒューズ素子も多数残り、未破壊のアンチヒ
ューズ素子は最終的に配線に電気的に寄生することにな
る。従って配線部における高速の信号電波を実現するた
めには、配線自体の抵抗及び容量のみならず、絶縁破壊
されていないアンチヒューズ素子の容量及び絶縁破壊さ
れたアンチヒューズ素子の抵抗を共に低下させる必要が
ある。
【0005】一方、絶縁破壊されたアンチヒューズ素子
の絶縁破壊とそれによる導通パスの形成プロセスは以下
のように説明される。すなわち、絶縁破壊の際、外部か
ら加えられた高電界場より絶縁膜中を局所的に流れる電
流が電極材料及び絶縁膜を溶かし、溶かされた材料は、
電場から受ける力、あるいは電子による衝突により、他
方の配線側に向かって流れていく。一般的に絶縁材料の
ほうが配線材料よりも融点が高いので、絶縁材料が先に
凝固し、最終的に配線材料よりなる1個の導電パスが絶
縁膜中に形成される。そしてそのパスの径は、配線材料
が流れ出す方の配線側で太く、他方の配線に向かって徐
々に細くなっていくと考えられる。従来のアンチヒュー
ズ素子が形成された半導体装置の代表的な例を図12に
示す(USP 4823181号参照)。シリコン半導
体基板1上のシリコン酸化膜などの絶縁膜11に第1の
電極である下層の配線2を形成する。この配線2上にC
VDSiO2 などの層間絶縁膜3を形成する。層間絶縁
膜3には、エッチングなどによりコンタクト孔を形成
し、このコンタクト孔内に下層の配線2を露出させる。
下層の配線2の露出した部分を被覆するように、層間絶
縁膜3のコンタクト孔及びその周囲にアンチヒューズ膜
となる薄い絶縁膜又は高抵抗膜4を形成する。そして、
第2の電極となる上層の配線5を平坦化された層間絶縁
膜3の上に形成する。下層の配線2及び上層の配線5
は、コンタクト孔内において薄い絶縁膜4を挟む構造に
なってアンチヒューズ素子を構成している。
【0006】この様な構造のアンチヒューズ素子におい
て、破壊電圧Von、非プログラム時のリーク電流Ilea
k、非プログラム時の容量C、プロクラム時の抵抗Ron
はそれぞれ、C=aε/d、Ron=bρd、Ileak=c
V/d・exp((qV/d)1/2 )又は、Ileak=c
(V/d)2 ・exp(V/d)で表わされ、すべて絶
縁膜又は高抵抗膜4の膜厚dに依存している(a、b、
cは定数)。従って、各特性を独立に変化させることが
難しい。しかも、膜厚依存性が互いに異なり、すべてを
最適にすることは難しい。例えば、リーク電流を少なく
しようとして膜厚にすると、容量は低下するが、プログ
ラム状態の抵抗と破壊電圧は高くなってしまう。このよ
うに、上記構造のアンチヒューズ素子が上記構造である
以上、所望の破壊電圧を持ち、且つ、低抵抗、低容量、
低リークを実現するには、材料を変える以外に根本的な
解決策がない。また、論理回路では配線がメモリに比べ
て複雑なので、配線の自由度を高くしたいが、上記構造
を用いた場合、少なくとも2層の配線層を用いなければ
ならないので、集積回路全体を考えた場合の配線の自由
度が減るなどの問題点もある。ところで、この従来例で
はFPGAにおいてアンチヒューズ素子の薄い絶縁膜に
は、アモルファスシリコン膜、窒化珪素膜、金属酸化膜
等の単層膜やSiO2 +Si3 4 膜(ON膜)、Si
2 +Si3 4 +SiO2 膜(ONO膜)等の多層膜
が用いられる。
【0007】ON膜やONO膜を使う場合に良質膜を得
ようとすると、熱酸化又は熱窒化により形成することが
必要である。一般的にこの様な形成方法は高温(700
〜1000℃)で行われるため、アンチヒューズ素子を
形成する工程よりも前の工程にはこうした高温でも融解
などが生じない材料しか用いることができない。こうし
た理由から、アンチヒューズ素子の下にある電極/配線
には、こうした高温に耐えられないAlは使用できず、
通常不純物をドープしたポリシリコンが使用される。従
って、アンチヒューズ素子の上下配線をポリシリコンで
作成した場合、又は下層配線のみがポリシリコンである
としても下層配線材料で導通パスが作成されるような電
気的配置で絶縁破壊した場合、導通パスは、ポリシリコ
ンで形成され、その抵抗は金属によるパス(例えば、1
00Ω)よりもかなり高く、例えば、数kΩにもなる。
また、上下層の配線をAlなどの金属で形成した場合に
アンチヒューズ素子の膜厚が厚い(例えば、スパッタリ
ングで形成したアモルファスシリコン膜で2000オン
グストローム程度になる)と導通パスの径が先細りにな
り、それだけ抵抗が上がることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上、従来の半導体装
置に用いるアンチヒューズ素子の構造では、所望の破壊
電圧をもち、且つ、低抵抗、低容量、低リーク電流を実
現するのが難しく、配線の自由度が減るという問題があ
った。また、FPGAを高速で動作させるために絶縁破
壊後のアンチヒューズ素子の抵抗を低減する必要もあ
る。本発明は、この様な事情によって成されたものであ
り、所望の破壊電圧を有しており、プログラム状態で低
容量を実現し、その絶縁破壊後の抵抗を低減させたアン
チヒューズ素子を具備した半導体装置及びその製造方法
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の電極/
アンチヒューズ膜/第2の電極構造の絶縁膜部分に前記
電極とはフローティング状態にあるフローティング電極
を介在させたアンチヒューズ素子を半導体基板に形成し
たことを特徴としている。即ち、本発明の半導体装置
は、主面上に配線が形成され、その活性領域に半導体素
子が形成された半導体基板と、前記半導体基板上に形成
された第1の導電層と、前記半導体基板上に形成され、
前記第1の導電層とは離隔して配置されている第2の導
電層と、前記第1及び第2の導電層を互いに絶縁する高
抵抗層又は絶縁層と、前記第1及び第2の導電層に少な
くとも一部は対向しており、これら導電層とはフローテ
ィング状態で互いに絶縁されているフローティング電極
とを具備し、前記第1及び第2の導電層は、前記半導体
基板の主面上に形成された配線の少なくとも一部を構成
していることを特徴としている。前記第1及び第2の導
電層は、前記半導体基板主面の同一平面上に形成するこ
とができる。前記第1の導電層と前記フローティング電
極との対向面積と前記第2の導電層と前記フローティン
グ電極との対向面積とは、互いに等しくするか又は異な
らせることができる。
【0010】前記第2の導電層は、前記高抵抗層又は絶
縁層を介して前記第1の導電層の上に形成され、前記フ
ローティング状態にあるフローティング電極は、これら
第1及び第2の導電層の間に前記高抵抗層又は絶縁層を
介して配置されており、前記高抵抗層又は絶縁層は、第
1及び第2の高抵抗膜又は絶縁膜からなり、前記第1の
高抵抗膜又は絶縁膜は、前記第1の導電層と前記フロー
ティング電極の間に挿入され、前記第2の高抵抗膜又は
絶縁膜は、前記第2の導電層と前記フローティング電極
の間に挿入されることができる。前記第1の高抵抗膜又
は絶縁膜と前記第2の高抵抗膜又は絶縁膜とは、それら
の材料の誘電率を互いに等しくするか又は異なるように
できる。前記第1の高抵抗膜又は絶縁膜と前記第2の高
抵抗膜又は絶縁膜とは、それらの膜厚を互いに等しくす
るか又は異なるようにできる。前記フローティング電極
は、複数の導電膜からなり、各導電膜は、互いに絶縁さ
れてフローティング状態にある様にすることが出来る。
【0011】本発明の半導体装置の製造方法は、半導体
装置に形成された前記第1の導電層と前記第2の導電層
との間に所定の電圧を印加することにより、前記第1の
導電層と前記フローティング電極との間及び前記第2の
導電層とフローティング電極との間に介在された前記高
抵抗層又は絶縁層を破壊し、前記第1及び第2の導電層
を前記フローティング電極によって非可逆的に接続させ
ることを特徴としている。また、活性領域に半導体素子
が形成された半導体基板の主面上にに第1の導電層を所
定の間隔をおいて形成する工程と、前記第1の導電層を
被覆するように第1の層間絶縁膜を形成する工程と、前
記第1の層間絶縁膜をエッチングして第1のコンタクト
孔を形成し、このコンタクト孔内に前記第1の導電層を
部分的に露出させる工程と、前記第1のコンタクト孔内
を含んで、前記第1の層間絶縁膜上に第1の高抵抗膜又
は絶縁膜を形成する工程と、前記第1の高抵抗膜又は絶
縁膜上に少なくとも前記第1のコンタクト孔底部を被覆
するようにフローティング電極を形成する工程と、前記
第1の高抵抗膜又は絶縁膜及び前記フローティング電極
を被覆するように第2の層間絶縁膜を形成する工程と、
前記第2の層間絶縁膜をエッチングして第2のコンタク
ト孔を形成し、このコンタクト孔内に前記フローティン
グ電極を部分的に露出させる工程と、前記第2のコンタ
クト孔内を含んで、前記第2の層間絶縁膜上に第2の高
抵抗膜又は絶縁膜を形成し、このコンタクト孔内におい
て前記第2の高抵抗膜又は絶縁膜を前記フローティング
電極に接触させる工程と、少なくとも第2のコンタクト
孔底部を被覆するように、前記第2の高抵抗膜又は絶縁
膜上及び前記第2の層間絶縁膜上に第2の導電層を形成
する工程とを備えていることを特徴としている。
【0012】
【作用】第1の導電層と第2の導電層とを半導体基板上
の同一平面上に形成する場合において、第1の導電層と
フローティング電極のオーバーラップ面積と第2の導電
層とフローティング電極のオーバーラップ面積の比を新
たなパラメータとして導入することにより、破壊電圧、
抵抗、容量を独立に変化差せることができる。また、こ
れら導電層をフローティング電極により電気的に接続し
て同一平面に形成された1つの配線層を構成するので上
下の配線間にアンチヒューズ素子を配置してその配線間
を接続するより配線自由度を高くすることができる。第
1の導電層と第2の導電層とが層間絶縁膜を介して上下
に形成されている場合において、第1の導電層、その上
に設置される絶縁膜及びその絶縁膜上に設置される第2
の導電層からなる構造の絶縁膜の間に導電材料よりなる
フローティング電極を挟み込むことにより破壊電圧、抵
抗、容量を独立に変化させることができ、また、フロー
ティング電極の破壊後の抵抗を低減することができる。
【0013】図4は、本発明の基本的な作用を示す等価
回路である。第1の導電層と第2の導電層間にフローテ
ィング状態のフローティング電極を介在させると、第1
の導電層とフローティング電極がつくるキャパシタと第
2の導電層とフローティング電極とがつくるキャパシタ
ができる。まず、第1の導電層と第2の導電層が半導体
基板の同一平面上に形成され、所定の誘電率ε及び膜厚
dを有する薄い絶縁膜を介してフローティング電極が前
記第1及び第2の導電層とオーバーラップしてキャパシ
タをそれぞれ分けて形成し、その各キャパシタ間の誘電
率及び誘電体膜厚が一定である場合について説明する。
第1及び第2の導電層とフローティング電極とのオーバ
ーラップ部分の面積をS1 、S2 とし、それぞれの容量
をC1 、C2 とすれば全体の容量Cは、 C=C1 C2 /(C1 +C2 )=ε/d・(S1 S2 /
(S1 +S2 )) となる。この様に、キャパシタを分割し、また、各キャ
パシタ面積を変えることで全体の容量を変化させること
ができる。図4に示す構造のアンチヒューズ素子では、
各キャパシタ間にかかる電圧V1 、V2 は容量分割比で
決まり、全体に印加する電圧をVとすれば、 V1 =C2 /(C1 +C2 )・V、V2 =C1 /(C1
+C2 )・V となる。もし、V1 /dもしくはV2 /dが破壊電界E
onを越えるとキャパシタC1 もしくはC2 が破壊する。
【0014】一方のキャパシタが破壊すると、他方のキ
ャパシタには外部印加全電圧Vがかかり、残りのキャパ
シタもたちどころに破壊され、第1の導電層−フローテ
ィング電極−第2の導電層のパスができて導通状態とな
る。各キャパシタにかかる電圧は、C1 /C2 を変える
ことで、V<V1 (V2 )<1/2Vの任意の値にする
ことができる。すなわち、実際に印加する破壊電圧に対
して、絶縁層(又は高抵抗層)にかかる電圧を小さくす
ることができる。さらに、キャパシタの分割比に応じ
て、膜厚dを薄くすることができ、従って、プログラム
時の抵抗Ronを低くすることもできる。以上のように、
キャパシタを分割すると変化させ得るパラメータが増加
するので、アンチヒューズ諸特性を自由に変化させるこ
とができる。なお、原理的にはそれぞれのキャパシタを
構成する誘電体や膜厚をそれぞれ変える事ができる。こ
の場合変化させ得るパラメータはもっと増加するので、
アンチヒューズ素子を設計する際の自由度はもっと増加
する。
【0015】次に、第1の導電層と第2の導電層とが半
導体基板上に互いに絶縁されて上下に形成され、その間
にそれぞれ薄い絶縁層又は高抵抗層を介してフローティ
ング電極が挿入されて前記第1導電層とフローティング
電極との間及び第2の導電層とフローティング電極との
間でキャパシタ容量C1 、C2 を分割している場合につ
いて説明する。第1及び第2の導電層とフローティング
電極との間には、誘電率ε1 及び膜厚d1 の第1の絶縁
層及び誘電率ε2 及び膜厚d2 の第2の絶縁層が挿入さ
れている。そして、キャパシタ容量を形成する誘電体面
積をS1 及びS2 とし、第1及び第2の導電層間に電圧
Vを印加したとき、第1の絶縁層及び第2の絶縁層にか
かる電界E1 、E2 は、次のように表される。 E1 =C2 V/d1 ・(C1 +C2 )、E2 =C1 V/
d2 ・(C1 +C2 ) そして、これらの式から次の関係が導かれる。 E1 :E2 =ε2 S2 :ε1 S1 この式から誘電体の誘電率や容量面積を適宜変えること
によって従来よりもフローティング電極を所望のものに
近付けることが可能になる。
【0016】例えば、第1の絶縁層にSi3 4 を用
い、第2の絶縁層にアモルファスシリコンを用いれば、
それぞれの絶縁層の誘電率ε1 、ε2 は、6〜7及び約
3.8となり、これらの数値を適宜組合わせれば所望の
特性を備えたアンチヒューズ素子が得られる。この素子
は、例えば、動作時リーク電流を減らすことができる。
一般に絶縁体を流れる電流は電界強度に依存し、しかも
電界強度に対して非線形を示す、すなわち、式 J=σ
(E)×E(Jは電流密度、σは電気導電率)に示すよ
うに高電界になるにつれて低抵抗になる。したがって、
例えば第1の絶縁層よりも第2の絶縁層のリーク電流の
方が多く流れる場合、第2の絶縁層で構成されるキャパ
シタの面積S2 を大きくすると、第2の絶縁層に加わる
電界は減少し、その結果、面積が大きくなった分を考慮
しても、IV特性の非線形性のためトータルの電流は減
少する。また、電界強度が膜材料と膜質で一義的に定ま
る値を越えると絶縁破壊が発生することから、ε1 、S
1 、ε2 、S2 を適切に選択すると、印加電圧を上げて
いくときに第1の絶縁層と第2の絶縁層のどちらが先に
破壊されるかを選択することが可能になる。容量につい
ても自由度が増すことは、面積に関しての制限がなくな
ったことから明らかである。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。まず、図1乃至図3を参照して第1の実施例を説
明する。基板にはシリコン半導体基板を用い、ここに半
導体装置を形成する。図1は、半導体装置の部分断面
図、図2は、その平面図、図3は、半導体装置の平面図
である。半導体基板1上にシリコン酸化膜などの絶縁膜
11を介して、例えば、Al−Si−Cuの配線2を形
成する。この配線6は、第1の導電層61及び第2の導
電層62に分断されており、これらの先端は、所定の間
隔を置いて対向している。少なくともこれらの先端部を
被覆するようにアンチヒューズ膜であるSi3 4 など
の薄い絶縁膜7が半導体基板1の上に形成されている。
この絶縁膜7の上に、例えば、Al−Si−Cuからな
り、第1の導電層及び第2の導電層とは電気的にフロー
ティング状態にあるフローティング電極10が形成され
ている。このフローティング電極10は、前記導電層の
先端部分と重なっていて、第1の電極である第1の導電
層61とフローティング電極10との重なり部分で容量
C1 が形成され、第2の電極である第2の導電層62と
第3の電極であるフローティング電極10との重なり部
分で容量C2 が形成される。
【0018】アンチヒューズ素子は、この様に第1の電
極、第2の電極、第3の電極及びアンチヒューズ膜から
なる構造に形成されている。図3は、このアンチヒュー
ズ素子が複数形成された半導体装置の表面を示してお
り、アンチヒューズ素子Aは、セル9の間の配線6に形
成されている。この配線6は、半導体基板1上の多層配
線の第1Al配線層でも良いし、さらにその上の例えば
第2又は第3のAl配線層に形成することもできる。こ
のFRGAなどの半導体装置は、ユーザーに渡ってから
これらアンチヒューズ素子の内、所定の素子が電圧印加
によってプログラム状態になり、フローティング電極が
第1の導電層と第2の導電層とを導通状態にする。初期
状態の素子は非導通状態になっている。
【0019】次いで、この実施例における半導体装置の
製造方法について説明する。シリコン半導体基板1に
は、通常の方法によってMOSトランジスタなどの半導
体素子が形成され、その主面にはSiO2 などの絶縁膜
11が形成されている。この半導体基板1の主面上に、
Al−Si−CuからなるAl合金を6000オングス
トロ−ム程度スパッタリングにより堆積し、マスクを用
いて選択的にエッチングして所定の配線パターンを有す
る配線6を形成する(図5(a))。ついで、フローテ
ィング電極を形成する予定の領域の配線6をRIEなど
の異方性エッチングを用いて除去してこの配線6に先端
部分が離隔して互いに対向した第1の導電層61及び第
2の導電層62を形成し、さらに、例えば、Si3 4
などのアンチヒューズ膜となる絶縁膜7をプラズマCV
Dなどの方法で全面に3000オングストロ−ム程堆積
して形成する(図5(b))。この後、例えば、Al−
Si−Cuを4000オングストロ−ム程度スパッタリ
ングにより絶縁膜7上に堆積し、これをRIE法などで
選択的にエッチングして、この第1及び第2の導電層6
1、62の先端部分を被覆するフローティング電極10
を形成する。この時、フローティング電極10は、所定
の容量C1 、C2 が形成されるように第1の導電層61
及び第2の導電層62に所定の面積だけオーバーラップ
している(図5(c))。この後は、絶縁保護膜を施す
か、さらに、層間絶縁膜を介して配線を重ねて多層配線
を構成する。
【0020】次ぎに、図6乃至図8を参照して第2の実
施例を説明する。図6は、半導体装置のアンチヒューズ
素子部分の断面図、図7は、アンチヒューズ素子のプロ
グラム状態を示す断面図及び図8は、複数のアンチヒュ
ーズ素子が形成された半導体装置(FRGA)の平面図
である。半導体基板1の主面に形成されたSiO2 など
の絶縁膜11上に第1層目の配線2は、例えば、リンを
拡散したポリシリコンからなる第1層目の配線2を形成
する。第1層目の配線2の上にCVDSiO2などの層
間絶縁膜3を堆積して第1層目の配線2を被覆する。次
ぎに、この層間絶縁膜3を選択的にエッチングしてコン
タクト孔8を開孔して第1層目の配線2を部分的にコン
タクト孔内に露出させる。この層間絶縁膜3のコンタク
ト孔8を中心に第1の薄い絶縁膜71を堆積し、少なく
ともコンタクト孔8内において露出する第1層目の配線
2を被覆する。さらにこの第1の薄い絶縁膜71の上に
Al合金などの導電膜をスパッタリングで堆積する。こ
の後、フォトレジストを塗布し、露光させてレジストパ
ターンを形成し、これをマスクとして、RIEにより導
電膜を選択的にエッチングしてフローティング電極10
を第1の薄い絶縁膜71上に形成する。
【0021】この上に、第2の薄い絶縁膜72を堆積
し、さらに、この第2の薄い絶縁膜72と接するよう
に、層間絶縁膜3上に第2層目の配線5を形成する。第
2の絶縁膜72の厚さは、第1の絶縁膜71の膜厚と異
なっていてよく、絶縁膜材料も第1の絶縁膜71の材料
と同じでなくてもよい。第2層目の配線5は、例えばリ
ンを拡散したポリシリコンを用いることができる。 こ
の第2の実施例において、第1層目の配線2と第2層目
の配線5の間は、電気的に絶縁されているが、第3の電
極であるフローティング電極10は、電気的にフローテ
ィング状態にある。この状態で所定の電圧を第1の電極
である第1層目の配線2と第2の電極である第2層目の
配線5との間に加えると、第1のアンチヒューズ膜であ
る第1の薄い絶縁膜71及び第2のアンチヒューズ膜で
ある第2の薄い絶縁膜72は、絶縁破壊されて第1層目
の配線2と第2層目の配線5の間は導通する。この導電
パスの抵抗は、従来のものに比べて低くすることが可能
になる。
【0022】図7に、例えば、第1層目の配線2から第
2層目の配線5に向かって導電パスが形成されていく電
圧配置にした場合の絶縁破壊後のフローティング電極1
0の断面図を模式的に示す。第1の絶縁膜71に形成さ
れる導電パス21の材料はポリシリコンであるが、第2
の絶縁膜72に形成される導電パス101の材料はアル
ミニウムからなる。アルミニウムの抵抗率はポリシリコ
ンの抵抗率よりも小さいのでアルミニウムのフローティ
ング電極10がない従来例と比較して、この実施例の絶
縁破壊後の抵抗は低くなる。これらのアンチヒューズ素
子Aは、第1の電極である第1層目の配線2、第2の電
極である第2層目の配線、第1のアンチヒューズ膜7
1、第2のアンチヒューズ膜及び第3の電極であるフロ
ーティング電極10からなり、図8に示すようにFRG
Aのセル部9の間に形成された、例えば、第1層目の配
線2と第2層目の配線5とを上層と下層の二層とし、そ
の両層の交点に形成する。そして、所定の素子をプログ
ラム状態にして所望の配線パターンを形成する。アンチ
ヒューズ素子Aは、この図8のように多層配線の第1層
目の配線2と第2層目の配線のように上下に隣接する配
線間に形成されるが、上下に隣接していれば、例えば、
第2層目の配線と第3層目の配線の様に任意の配線間に
アンチヒューズ素子を形成することができる。
【0023】この実施例において、第1のアンチヒュー
ズ膜71と第2のアンチヒューズ膜72とを誘電率のこ
となる異種の材料で形成することができる。例えば、A
l合金、窒素化チタン、チタンシリサイドなどのフロー
ティング電極10の上下に第1のアンチヒューズ膜71
としてアモルファスシリコン膜、第2のアンチヒューズ
膜72としてSi3 4 膜を形成する。また、これらア
ンチヒューズ膜の厚みなどを適宜異ならせることができ
る。このような構成により、プログラム電圧の設定が容
易になる。
【0024】次ぎに、図9を参照して第3の実施例を説
明する。この実施例では、第1キャパシタの面積及び第
2キャパシタの面積を互いに異ならせるなどその容量を
任意に変えることができる構造になっている。まず、シ
リコン半導体基板1の主面に形成した絶縁膜11に所定
のパターンを備えた第1の電極となる第1の配線2を堆
積する。第1の配線2を被覆するように半導体基板1上
に第1の層間絶縁膜31を堆積する。この第1の層間絶
縁膜31をエッチングして第1のコンタクト孔81を形
成し、このコンタクト孔81内に第1の配線2を露出さ
せる。第1のコンタクト孔81内の第1の配線2を被覆
するように第1の層間絶縁膜31の上に第1のアンチヒ
ューズ膜である第1の薄い絶縁膜71を形成し、この上
に第3の電極であるフローティング電極10を形成す
る。そして、これらを被覆するように第2の層間絶縁膜
32を形成する。その後、第2の層間絶縁膜32をエッ
チングして、第1のコンタクト孔81の上に第2のコン
タクト孔82を開孔する。第2のコンタクト孔82の径
は第1の層間絶縁膜31に開けた第1のコンタクト孔8
1の直径より小さくすることができる。第2のコンタク
ト孔82内のフローティング電極10を被覆するように
第2の層間絶縁膜32の上に第2のアンチヒューズ膜で
ある第2の薄い絶縁膜72を形成し、この第2の絶縁膜
32に少なくとも一部は接するように第2の層間絶縁膜
32上に第2の電極となる第2層目の配線5を堆積す
る。第2の絶縁膜72の厚さは第1の絶縁膜71の膜厚
と異なっていてよく、絶縁膜材料も第1の絶縁膜の材料
と同じでなくてもよい。
【0025】この様な場合において、例えば、第1の導
電層から第2の導電層に向かって導電材料が移動するよ
うな電圧を加えた場合、第1の絶縁層中には第1の導電
層を構成する材料によるパスが形成され、第2の絶縁層
中にはフローティング電極を構成する材料によるパスが
形成される。従って、このフローティング電極を、第1
の導電層を構成する材料よりも導電度が高い材料によっ
て作成すると、絶縁破壊後のフローティング電極の抵抗
は導電体膜がない場合よりも低下する。また、本例にお
ける第1の絶縁層厚及び第2の絶縁層厚が従来例の絶縁
膜厚よりも薄い場合、第1の絶縁層中のパス及び第2の
絶縁層中のパスの径は、従来例のパスよりも先細りの程
度が少なく、その分抵抗は低下する。こうした破壊後の
抵抗低減の効果のほかにも、従来の多層構造(前述の米
国特許参照)では、導電層がないためにたとえ絶縁膜の
面積を上下で変えたとしても、絶縁膜の実効的なキャパ
シタ面積は絶縁膜面積が小さいほうの値に低下させられ
ることになっていたのが、導電層を導入したために各々
の絶縁体で構成されるキャパシタの面積を互いに独立に
定められるようになったことから、以下に述べるいくつ
かの効果がもたらされる。通常、フローティング電極の
仕様として、通常動作電圧でのリーク電流と容量が所定
の値以下であり、破壊電圧と破壊後の抵抗も所定の値以
下であることが求められている。
【0026】従って、自由に変化させることができるパ
ラメータの数が多いほど所望の特性のアンチヒューズ素
子を得られる可能性が高くなる。すなわち、膜が単層で
あるよりも多層のほうがこの点で優れ、さらに本発明の
ようにキャパシタの面積を変化できるとさらに自由度が
増す。次に、図10を参照して第4の実施例を説明す
る。図は、半導体装置のアンチヒューズ素子が形成され
た部分の半導体基板の平面図である。第1の実施例にお
いては第1の導電層と第2の導電層は、1直線上に形成
されているが、この実施例では、両者は一直線上には無
く、その対向する部分でほぼ直角をなしている。したが
って、このアンチヒューズ素子は、半導体基板1上の第
1層目の配線のほぼ直角に折曲げられた領域に形成され
ることになる。そして、半導体基板1上に形成されたア
ンチヒューズ膜である薄い絶縁膜7を誘電体として、第
3の電極であるフローティング電極10と第1の電極で
ある第1の導電層61との間及びフローティング電極1
0と第2の電極である第2の導電層62との間に容量C
1 、C2 が形成される。
【0027】本発明に用いるフローティング電極は、ド
ープされたポリシリコン又はアモルファスシリコン、T
iN、Al、Cu等の低抵抗金属、W、Ti、Moなど
の高融点金属もしくはこれらの合金やシリサイドの単層
又は複合層を材料に用いる。フローティング電極と第1
又は第2の導電層との間に形成されている絶縁膜は、S
i、O、Nの内の1またはそれ以上の元素とを構成元素
とする誘電体、この誘電体にH、F、Clなどを添加し
た誘電体、アンドープアモルファスシリコン、アンドー
プポリシリコン、Al、Cu、Ti、W、Moなどの酸
化物からなる金属酸化膜などを材料としている。以上述
べたように、導電層に挟まれたアンチヒューズ膜である
薄い高抵抗膜又は絶縁膜に加えてさらに導電材料よりな
る第3の電極であるフローティング電極を挟み込むこと
により、プログラム電圧を所望の大きさに変えることが
できると共に、非プログラム状態では低容量にすること
ができる。また、1つの配線層のみにアンチヒューズ素
子を形成することができるので、配線の自由度を大きく
することができる。さらに、従来よりも絶縁破壊後のア
ンチヒューズ素子の抵抗を下げることができるので、高
速FPGAを実現することが可能になる。また、非破壊
状態のアンチヒューズ素子のリーク電流及び容量等を下
げることも可能になる。
【0028】以上の実施例においては、FPGAに適用
して説明したが、本発明は、このFPGAにのみ適用さ
れるものではない。その他の種類の半導体装置にも当然
適用することができる。例えば、アンチヒューズ素子
は、非可逆的にプログラム状態にすることができるの
で、PROMにおけるフューズROMと同じ様に使用す
ることができる。次に、図11を参照して本発明をメモ
リに適用した第5の実施例を説明する。図は、本発明の
アンチヒューズ素子を組込み、シリコン半導体基板に形
成されたEPROMの平面図である。ビット線(D1 、
D2 、D3 ・・・)及びワード線(G1 、G2 、G3 ・
・・)がそれぞれ複数格子状に形成され、それらの交点
にメモリ素子が設けられている。ゲ−ト線の間にはソー
ス線(S1 、S2 、S3 ・・・)が平行に形成されてい
る。そして、各メモリ素子のドレインとビット線の間に
はアンチヒューズ素子A(A11、A12、A21・・・)が
形成されている。このメモリでは、アンチヒューズ素子
がプログラム状態(オン)か非プログラム状態(オフ)
かで“1”か“0”かを区別する。例えば、アンチヒュ
ーズ素子A22を破壊してプログラム(オン)状態にした
い場合、S2 を0V(接地)にし、D2 をVpp(破壊電
圧)につり上げておき、G2 にしきい値電圧Vth以上の
電圧をかけてメモリ素子のトランジスタをオンさせる。
【0029】以上の様にプログラムを行ったEPROM
メモリを読み出すには、ソース線S1 、S2 ・・・を接
地し、ビット線D1 、D2 ・・・に読み出し電圧(〜5
V)を印加し、順次ワード線D1 、D2 ・・・にゲート
電圧を印加してメモリ素子のトランジスタをオンさせた
ときに、ドレイン電流が流れるか否か、もしくはD2の
電位をモニタする。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、第1及
び第2の電極である導電層に挟まれた薄い高抵抗膜又は
絶縁膜のアンチヒューズ膜に加えてさらに第3の電極で
あるフローティング電極を挟み込むことにより、プログ
ラム電圧を所望の大きさに変えることができると共に、
非プログラム状態では低容量にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の半導体装置の部分断面
図。
【図2】図1の半導体装置の平面図。
【図3】第1の実施例の半導体装置の平面図。
【図4】本発明のアンチヒューズ素子の等価回路図。
【図5】第1の実施例の半導体装置の製造工程断面図。
【図6】第2の実施例の半導体装置の断面図。
【図7】第2の実施例の絶縁破壊後のアンチヒューズ素
子の導電パスの模式断面図。
【図8】第2の実施例の半導体装置の平面図。
【図9】第3の実施例の半導体装置の断面図。
【図10】第4の実施例の半導体装置の平面図。
【図11】第5の実施例の半導体装置の平面図。
【図12】従来の半導体装置の断面図。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 第1の配線 3、31、32 層間絶縁膜 4、7、71、72 薄い絶縁膜又は高抵抗膜(アン
チヒューズ膜) 5 第2の配線 6 配線 8、81、82 コンタクト孔 10 フローティング電極 11 絶縁膜 21 第1の配線の導電パス 61 第1の導電層 62 第2の導電層 101 フローティング電極の導電パス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉井 一郎 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内 (72)発明者 波磨 薫 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主面上に配線が形成され、その活性領域
    に半導体素子が形成された半導体基板と、 前記半導体基板上に形成された第1の導電層と、 前記半導体基板上に形成され、前記第1の導電層とは離
    隔して配置されている第2の導電層と、 前記第1及び第2の導電層を互いに絶縁する高抵抗層又
    は絶縁層と、 前記第1及び第2の導電層に少なくとも一部は対向して
    おり、これら導電層とはフローティング状態で互いに絶
    縁されているフローティング電極とを具備し、 前記第1及び第2の導電層は、前記半導体基板の主面上
    に形成された配線の少なくとも一部を構成していること
    を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の導電層は、前記半導
    体基板主面の同一平面上に形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の導電層と前記フローティング
    電極との対向面積と前記第2の導電層と前記フローティ
    ング電極との対向面積とは、互いに等しくするか又は異
    なるようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の導電層は、前記高抵抗層又は
    絶縁層を介して前記第1の導電層の上に形成され、前記
    フローティング状態にあるフローティング電極は、これ
    ら第1及び第2の導電層の間に前記高抵抗層又は絶縁層
    を介して配置されており、前記高抵抗層又は絶縁層は、
    第1及び第2の高抵抗膜又は絶縁膜からなり、前記第1
    の高抵抗膜又は絶縁膜は、前記第1の導電層と前記フロ
    ーティング電極の間に挿入され、前記第2の高抵抗膜又
    は絶縁膜は、前記第2の導電層と前記フローティング電
    極の間に挿入されていることを特徴とする請求項1に記
    載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の高抵抗膜又は絶縁膜と前記第
    2の高抵抗膜又は絶縁膜とは、それらの材料の誘電率を
    互いに等しくするか又は異なるようにしたことを特徴と
    する請求項1又は請求項4に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の高抵抗膜又は絶縁膜と前記第
    2の高抵抗膜又は絶縁膜とは、それらの膜厚を互いに等
    しくするか又は異なるようにしたことを特徴とする請求
    項1又は請求項4に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記フローティング電極は、複数の導電
    膜からなり、各導電膜は、互いに絶縁されてフローティ
    ング状態にあることを特徴とする請求項1又は請求項4
    乃至請求項6のいずれかに記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記フローティング電極の導電度は、前
    記第1の導電層又は第2の導電層の導電度より高いこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の
    半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載
    の半導体装置に形成された前記第1の導電層と前記第2
    の導電層との間に所定の電圧を印加することにより、前
    記第1の導電層と前記フローティング電極との間及び前
    記第2の導電層とフローティング電極との間に介在され
    た前記高抵抗層又は絶縁層を破壊し、前記第1及び第2
    の導電層が前記フローティング電極によって非可逆的に
    接続されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 活性領域に半導体素子が形成された半
    導体基板の主面上にに第1の導電層を所定の間隔をおい
    て形成する工程と、 前記第1の導電層を被覆するように第1の層間絶縁膜を
    形成する工程と、 前記第1の層間絶縁膜をエッチングして第1のコンタク
    ト孔を形成し、このコンタクト孔内に前記第1の導電層
    を部分的に露出させる工程と、 前記第1のコンタクト孔内を含んで、前記第1の層間絶
    縁膜上に第1の高抵抗膜又は絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の高抵抗膜又は絶縁膜上に少なくとも前記第1
    のコンタクト孔底部を被覆するようにフローティング電
    極を形成する工程と、 前記第1の高抵抗膜又は絶縁膜及び前記フローティング
    電極を被覆するように第2の層間絶縁膜を形成する工程
    と、 前記第2の層間絶縁膜をエッチングして第2のコンタク
    ト孔を形成し、このコンタクト孔内に前記フローティン
    グ電極を部分的に露出させる工程と、 前記第2のコンタクト孔内を含んで、前記第2の層間絶
    縁膜上に第2の高抵抗膜又は絶縁膜を形成し、このコン
    タクト孔内において前記第2の高抵抗膜又は絶縁膜を前
    記フローティング電極に接触させる工程と、 少なくとも第2のコンタクト孔底部を被覆するように、
    前記第2の高抵抗膜又は絶縁膜上及び前記第2の層間絶
    縁膜上に第2の導電層を形成する工程とを備えているこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
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