JP2003115537A - アンチヒューズ素子、半導体装置及び半導体装置のプログラミング方法 - Google Patents

アンチヒューズ素子、半導体装置及び半導体装置のプログラミング方法

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JP2003115537A
JP2003115537A JP2001308351A JP2001308351A JP2003115537A JP 2003115537 A JP2003115537 A JP 2003115537A JP 2001308351 A JP2001308351 A JP 2001308351A JP 2001308351 A JP2001308351 A JP 2001308351A JP 2003115537 A JP2003115537 A JP 2003115537A
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semiconductor
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gate insulating
fuse element
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Yasunori Okayama
康則 岡山
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MOSトランジスタのゲート電極を利用した
アンチヒューズ素子において、どの様な半導体製品にも
適用でき、必要なスペースが少なくて済み、良好なプロ
グラミング特性及び高信頼性を有し、且つ製造工程を簡
略化できるアンチヒューズ素子を提供する。 【解決手段】 半導体基板101に形成されたソース/
ドレイン領域113、これらの領域間の上に形成された
ゲート絶縁膜105、ゲート絶縁膜上に形成されたゲー
ト電極107とを備えたアンチヒューズ素子100にお
いて、ゲート絶縁膜105の膜厚を0.8〜2.5n
m、ゲート電極107の面積を10μm2 以下にする。
アンチヒューズに要求される特性を有している。半導体
装置の製造工程を簡略化させることが可能になる。ゲー
ト絶縁膜は、Inversion側にVdd印加時のリー
ク電流面密度が10A/cm2 以下であることが望まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PROM(Program
mable Read Only Memory) やFPGA(Field Programm
able Gate Array )など半導体装置に用いられるアンチ
ヒューズ素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アンチヒューズ素子は、1対の導体とそ
の間に挿入された高抵抗体又は絶縁体からなり、初期状
態(非プログラム状態)においては絶縁もしくは高抵抗
性を示すが、所定の電圧印加後(プログラム状態)には
低抵抗化して導通状態となる電気的にプログラム可能な
要素(素子)である。このアンチヒューズ素子は、従来
ヒューズROMなどのPROMに用いられ、さらに、近
年ではゲートアレイの一種であるFPGAにも使われて
いる。例えば、ゲートアレイは、基本セルを並べたチッ
プをあらかじめ作製しておき、配線接続だけを行うこと
でユーザー所望するLSIを短期間に開発できる特徴を
もっている。従来、その配線はCAD(Computer Aided
Design)上で作成した配線パターンをマスクにして作製
していたため、作製する個数が少ないと1チップ当たり
のマスク作製費用が大きくなる傾向にある。そこで、近
年ユーザーがマスクを作製することなく配線を接続でき
るような前記FPGAといわれるゲートアレイが開発さ
れた。FPGAは、メーカーが複数の基本セルとそれら
を任意に結合できるように、通常層間絶縁膜を介して形
成された2層の配線群を格子状に配置し、その格子の交
点において配線間の層間絶縁膜に開口を設け、そこに薄
い絶縁膜が配線間に介在するように構成された構造を有
する半導体チップからなるものである。
【0003】この薄い絶縁膜は、通常の動作電圧を印加
したときは非導通状態であるが、所定の電圧を加えると
不可逆的な絶縁破壊が起こり上下の配線が導通されるも
のである。この半導体チップには任意の格子点の絶縁膜
にその所定の電圧を印加するための装置が搭載されてい
る。メーカーは、このような半導体チップにパッケージ
ングを施して販売する。ユーザーは、この所定の電圧を
印加する装置を用いて任意の絶縁膜を導通させることで
2配線間の接続を行い、これを所望の回数繰り返すこと
で所望の配線を実現させることができる。このような半
導体装置で用いられる導電層に挟まれた絶縁膜は、通常
時には絶縁され、所望の時に導電されるという、一般の
ヒューズ素子と反対の性質を持つことからアンチヒュー
ズ素子とよばれている。例えば、FPGAで使用される
アンチヒューズ素子は、論理回路中に組み込まれるの
で、回路の動作スピード低下を招かない特性が必要とな
る。
【0004】したがってアンチヒューズ素子に要求され
る特性としては、(1)初期状態においては、絶縁もし
くは十分に高抵抗状態にあること、(2)所望のプログ
ラム電圧で導通すること、(3)プログラム時に選択さ
れたアンチヒューズ素子は、プログラム終了後には永続
的に十分に低抵抗であること、(4)プログラム時に非
選択であったアンチヒューズ素子は、プログラム終了後
には通常の回路動作電圧で永続的に絶縁性もしくは高抵
抗性を維持すること、(5)非導通状態のアンチヒュー
ズ素子のキャパシタンスが小さいことなどがある。この
アンチヒューズ素子の特性を良好なものにすることは、
競争力のある半導体装置を実現する上で極めて重要であ
る。これまでにアンチヒューズ素子を実現する構造とし
て高濃度半導体基板とドープドポリシリコン、ドープド
ポリシリコンとAl配線、Al配線とAl配線などの導
体電極間に絶縁膜或いはアンドープポリシリコン、アモ
ルファスシリコン、シリコンナイトライドなどの高抵抗
半導体膜を挟んだものが知られている。
【0005】アンチヒューズ素子を実際に半導体装置内
に用いる場合、前述のアンチヒューズ素子に要求される
特性を、例えば、プログラム電圧、回路速度などを実際
にどの位の性能をターゲットとするか、その用途にした
がって実現するように構造及び材料を選択する必要があ
る。従来、電気溶断ヒューズ(E−Fuse)として上
述したM1溶断型E−Fuseが提案されている。ま
た、DRAM製品ではトレンチセルのキャパGC溶断型
E−Fuseが提案されているが、これは、MOSトラ
ンジスタをアンチヒューズ素子とするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来電気
溶断ヒューズ(E−Fuse)としてGC溶断型、M1
溶断型E−Fuseが提案されている。GC溶断型は、
構造は公知(特許第2974024号公報、特開200
1−210094号公報参照)であるが、信頼性が悪く
実用には至らず、また、M1溶断型は、30mA近くの
電流発生が必要で回路の負担が大きいという欠点があっ
た。また、DRAM製品ではトレンチセルのキャパシタ
膜に高電圧をかけて破壊するタイプのアンチヒューズが
提案されているが、DRAM製品以外では適用できない
という問題があった。本発明は、このような事情により
なされたものであり、MOSトランジスタのゲート電極
を利用したアンチヒューズ素子において、どの様な半導
体製品にも適用でき、必要なスペースが少なくて済み、
良好なプログラミング特性及び高信頼性を有し、且つ製
造工程を簡略化できるアンチヒューズ素子、このアンチ
ヒューズ素子を組み込んだ半導体装置及びこの半導体装
置のプログラミング方法を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体基板に
形成されたソース領域、ソース領域とは離隔して形成さ
れたドレイン領域、ソース及びドレイン領域及びこれら
の領域間の上に形成されたゲート絶縁膜、ゲート絶縁膜
上に形成されたゲート電極とを備えたアンチヒューズ素
子において、ゲート絶縁膜の膜厚を0.8〜2.5n
m、ゲート電極の面積を10μm2 以下にすることを特
徴としている。このアンチヒューズ素子は、前述した要
求される特性((1)〜(5))を有し、スペースが少
なくて済み、また半導体基板に形成された集積回路を構
成する半導体素子と同じ構造の素子をアンチヒューズ素
子として用いることができるので半導体装置の製造工程
を簡略化させることが可能になる。
【0008】すなわち、本発明のアンチヒューズ素子
は、半導体基板に形成されたソース領域と、前記ソース
領域とは離隔して前記半導体基板に形成されたドレイン
領域と、前記ソース及びドレイン領域及びこれらの領域
間の上に形成されたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜
上に形成されたゲート電極とを備え、前記ゲート絶縁膜
の膜厚が0.8〜2.5nmであり、且つ前記ゲート電
極の面積が10μm2 以下であることを特徴としてい
る。前記半導体基板上には第1の配線及び第2の配線が
形成されており、前記第1の配線は前記ゲート電極に電
気的接続され、前記第2の配線は前記ソース及びドレイ
ン領域に電気的接続されているようにしても良い。前記
ゲート絶縁膜は、Inversion側印加時のリーク
電流面密度が10A/cm2 以下であることが望まし
い。本発明の半導体装置は、半導体基板と、前記半導体
基板に形成された少なくとも2つの論理回路と、前記論
理回路間を電気的に接続する、例えば、前記第2の配線
のような、複数の配線と、前記配線間に接続されたアン
チヒューズ素子群とを備え、前記アンチヒューズ素子群
を構成する上記のアンチヒューズ素子を用いることを特
徴としている。アンチヒューズ素子のゲート絶縁膜の膜
厚は、前記論理回路を構成する半導体素子のゲート絶縁
膜の膜厚と同じであるようにしても良い。
【0009】本発明の半導体装置は、半導体基板と、前
記半導体基板に形成された半導体メモリセルアレイと、
前記半導体基板に形成され、前記半導体メモリセルアレ
イに配線を介して電気的に接続された入出力回路と、前
記半導体基板に形成され、前記半導体メモリセルアレイ
に配線を介して接続されたアンチヒューズ素子群とを備
え、前記アンチヒューズ素子群を構成する上記アンチヒ
ューズ素子を用いるようにしても良い。前記入出力回路
を構成する半導体素子のゲート絶縁膜の膜厚は、前記ア
ンチヒューズ素子群を構成するアンチヒューズ素子のゲ
ート絶縁膜の膜厚及び前記半導体メモリセルを構成する
半導体素子のゲート絶縁膜の膜厚とは異なるようにして
も良い。また、アンチヒューズ素子のゲート絶縁膜の膜
厚は、前記論理回路を構成する半導体素子のゲート絶縁
膜の膜厚と同じでも良い。
【0010】本発明の半導体装置のプログラミング方法
は、通常動作時には前記アンチヒューズ素子のゲート電
極をフローティング状態にし前記半導体基板及び前記ア
ンチヒューズ素子のソース及びドレイン領域に第1の電
圧を印加し、プログラム時には前記ゲート電極を零電位
にし前記半導体基板及び前記ソース及びドレイン領域に
前記第1の電圧より高い第2の電圧パルスを印加して、
前記アンチヒューズ素子のゲート絶縁膜を破壊して前記
ゲート電極と前記半導体基板及び前記ソース及びドレイ
ン領域とを導通させることにより上記半導体装置をプロ
グラミングすることを特徴としている。以上、本発明の
アンチヒューズ素子は、前記ゲート絶縁膜は、シリコン
窒化膜、シリコン酸窒化膜、シリコン窒化膜とシリコン
酸化膜との積層膜のいずれかであるようにしても良い。
ゲート酸化膜を薄膜化してもゲートリークの面成分を1
0A/cm-2以下に抑えることが出来るのでゲート破壊
前後で大きな電流比を取ることが出来、結果として良好
なプログラミング特性を有するアンチヒューズ素子を実
現することが出来る。
【0011】また、本発明のアンチヒューズ素子は、前
記ゲート電極は、正方形もしくは長方形であるようにし
ても良い。加工によるばらつきを最も減らすことが出
来、結果としてゲート破壊電圧のばらつきを少なくする
ことがでるため、良好なプログラミング特性を有するア
ンチヒューズ素子を実現することが出来る。また、本発
明のアンチヒューズ素子は、前記半導体基板にはこの半
導体基板とは異なる不純物導電型を有するウエル領域が
形成され、前記ソース及びドレイン領域は、前記ウエル
領域に形成されるようにしても良い。半導体基板を逆タ
イプのウエルで容易に分離することが出来るため回路的
に設計し易い構造にすることが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して発明の実施
の形態を説明する。まず、図1乃至図6を参照して第1
の実施例を説明する。図1乃至図3は、この実施例のア
ンチヒューズ素子を形成する製造工程の断面図である。
半導体基板101には、例えば、p型シリコンを用い
る。半導体基板101に、素子分離領域102及び素子
形成領域103を形成する(図1(a))。この実施例
では具体的に素子分離領域102は、浅い溝を加工し
て、その溝にシリコン酸化膜を埋め込むSTI(Shallow
Trench Isolation)技術により形成されるが、本発明に
おいてはLOCOS法により形成された素子分離領域を
用いてもよい。この後、図1(b)に示すように、素子
形成領域103には犠牲酸化膜(SiO2 )104を形
成する。この犠牲酸化膜104を通して、例えば、n型
不純物のイオン注入を行い、半導体基板と異なるタイプ
(導電型)のウェル領域(この実施例ではNウエル)及
び半導体基板と同じタイプのチャネル領域(この実施例
ではPチャネル)を形成する。次に、犠牲酸化膜104
を除去した後、熱酸化法又はCVD法により、ゲート絶
縁膜105として0.8nm〜2.5nm程度の厚さの
シリコン酸化膜105を形成し、この上にポリシリコン
膜106を堆積する(図1(c))。
【0013】なお、本発明においてはゲート絶縁膜は、
熱酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、シリコ
ン酸化膜とシリコン窒化膜の積層膜などのいずれでも良
く、また、良好なプログラミング特性を得るためにゲー
トリーク電流の面成分がVg=Vdd(Inversi
on側)印加時に10A/cm-2以下であることが望ま
しい。次に、リソグラフィ工程により図示しないレジス
トパターンを形成した後、RIE(Reactive Ion Etchin
g)によりポリシリコン膜106をエッチングして図2
(a)に示すように、ゲート電極107を形成する。ゲ
ート長は、0.5μm以下である。
【0014】ここで、半導体基板101とゲート電極1
07とに挟まれたゲート絶縁膜(この部分をゲートキャ
パシタという)の面積(つまり、これはゲート電極の面
積に相当する)は、10μm2 以下とすることが望まし
い。これはヒューズ破壊電圧発生用の昇圧回路におい
て、破壊電圧を発生させる時に1×10-4A/cm-2
上の電流がゲートキャパシタに流れてしまうと電圧降下
が発生し、ゲート絶縁膜を十分に破壊するだけの電圧を
発生できない可能性が増えるので、ゲート破壊に対する
マージンを減らしてしまうからである。次に、ゲート絶
縁膜の信頼性を向上させる目的で1nm〜6nm程度、
後酸化を行って後酸化膜107′を形成した後、イオン
注入及びアニールを行って、浅く且つ低濃度のソース/
ドレイン領域(エクステンション)108を形成する。
さらに、第1のシリコン酸化膜109を10〜20nm
程度CVD法により堆積させ、続けて10nm〜20n
m程度の厚さでシリコン窒化膜110をCVD法により
堆積させた後、その上に第2のシリコン酸化膜111を
20nm〜80nm程度の厚さでCVD法により堆積さ
せる(図2(b))。この後、半導体基板101をスト
ッパーとしてシリコン酸化膜111及びシリコン窒化膜
110、シリコン酸化膜109をRIEによりエッチン
グしてゲート電極107の側部にゲート3重側壁112
を形成する(図2(c))。なお、ゲート側壁の構造
は、前記3重構造に限らず、単層膜、多重側壁膜でも良
い。
【0015】次に、レジストにてパターニングし、イオ
ン注入を行い、深く且つ高濃度のソース/ドレイン領域
113を形成した後、注入不純物の活性化のためにRT
A(Rapid Thermal Anneal)もしくはスパイクアニールに
よる熱処理を行った後、ゲート電極107上及びソース
/ドレイン領域113上の酸化膜をウェットエッチング
により除去し、ソース/ドレイン領域113の表面及び
ゲート電極107の表面に選択的に金属シリサイド膜1
14を形成する(図3)。この金属シリサイド膜114
は、CoやTi等の金属膜をスパッタリングにより形成
し、熱処理を行うことによってシリコンとの反応により
形成される。未反応の金属膜はその後除去され、金属シ
リサイド114は選択的に貼り付けられる。この後は図
示しないが、通常の工程に従って、層間絶縁膜を堆積
し、層間絶縁膜にコンタクト孔を形成し、配線を形成す
る。以上によりMOSトランジスタ構造のアンチヒュー
ズ素子100が得られる。
【0016】以上、ゲート酸化膜厚が0.8〜2.5n
mの範囲にあり、且つキャパシタ面積(ゲート電極面
積)が10μm以下であることを満たすことにより、
また、必要によりゲートリーク電流面密度をVg=Vd
d印加時(Inversion側)で10A/cm
下の条件を加えることにより、必要なスペースが少なく
て済み、良好なプログラミング特性および高信頼性を有
するアンチヒューズ素子を実現することが出来る。
【0017】次に、図4を参照して半導体基板に他の回
路とともに組み込まれたアンチヒューズ素子を説明す
る。図4は、半導体基板の論理回路間に形成された配線
間に配置され、アンチヒューズ素子から構成された素子
アレイを示す模式図である。図4に示すように、アンチ
ヒューズ素子100は、論理回路118、119間に形
成され、正方形で示されている。これは、図3のゲート
電極107の平面形状に合わせて模式的に表している。
このように、ゲート電極の形状は、正方形、長方形など
加工によるばらつきを減らすように工夫されている。ア
ンチヒューズ素子100は、第1の配線116及び第2
の配線117間に形成され、必要に応じてプログラム
(破壊)されるようになっている。第2の配線117
は、論理回路118に接続されたグループと、論理回路
119に接続されたグループとが存在している。そし
て、プログラミングによって、所定のアンチヒューズ素
子を破壊して論理回路118、119を所定の第1及び
第2の配線とで電気的に接続するように構成されてい
る。
【0018】次に、図5を参照してアンチヒューズ素子
のプログラミング動作を説明する。図5は、プログラミ
ングを説明するアンチヒューズ素子の模式図である。図
には半導体基板(sub)に形成されたアンチヒューズ
素子を構成するゲート電極(G)、ソース領域(S)、
ドレイン領域(D)が示されている。アンチヒューズ素
子がプログラミングされない通常動作時では、ゲート電
極(G)がフローティング状態にあり、ソース/ドレイ
ン領域(S、D)、半導体基板(sub)には、例え
ば、1.1Vが印加されている(図5(a))。次に、
プログラミングを行い、このアンチヒューズ素子を破壊
する時には、ゲート電極(G)には、例えば、0Vが印
加され、ソース/ドレイン領域(S、D)、半導体基板
(sub)には、例えば、5.5Vが印加される(図5
(b))。
【0019】次に、図6を参照してゲート絶縁膜の膜厚
とゲート絶縁膜に流れるゲートリーク電流の面密度との
関係を説明する。図6は、ゲート絶縁膜の膜厚とゲート
絶縁膜に流れるゲートリーク電流の面密度との関係を示
す特性図である。縦軸がゲートリーク電流の面密度(I
g)(A/cm2 )であり、横軸がゲート絶縁膜の膜厚
(nm)である。この特性は、この実施例で説明したP
MOS型アンチヒューズ素子ではなく、NMOS型アン
チヒューズ素子のものである。縦軸がゲートリーク電流
面密度(A/cm2 )、横軸がアンチヒューズ素子のゲ
ート絶縁膜の膜厚(nm)である。特性線CN=0E1
4は、ゲート絶縁膜の窒素の単位面積当たりの密度が0
(atoms/cm2 )の材料のゲートリーク電流面密
度を示すものである。特性線CN=1E14は、ゲート
絶縁膜の窒素の単位面積当たりの密度が1×1014(a
toms/cm2 )の材料のゲートリーク電流面密度を
示すものである。特性線CN=2E14は、ゲート絶縁
膜の窒素の単位面積当たりの密度が2×1014(ato
ms/cm2 )の材料のゲートリーク電流面密度を示す
ものである。特性線CN=3.5E14は、ゲート絶縁
膜の窒素の単位面積当たりの密度が3.5×1014(a
toms/cm2 )の材料のゲートリーク電流面密度を
示すものである。特性線CN=8E14は、ゲート絶縁
膜の窒素の単位面積当たりの密度が8×1014(ato
ms/cm2 )の材料のゲートリーク電流面密度示すも
のである。
【0020】ゲート絶縁膜の膜厚が0.8〜2.5nm
の範囲にあるものはプログラムに必要なゲートリーク電
流面密度を10A/cm2 以下を維持することができ
る。さらに、図6を参照しながら、本発明がゲート絶縁
膜の膜厚を0.8〜2.5nmの範囲にする理由を説明
する。まず、ゲート絶縁膜(この説明ではゲート酸化膜
とする)の膜厚下限を0.8nmとする理由は、前提と
してゲートキャパシタ破壊前後での電流差を判定するた
めに2桁以上が必要である。ゲート破壊後の電流密度
(実測値)は、10E+6(A/cm2 )となっている
ため、ゲート破壊前のゲートリーク電流密度は、10E
+4(A/cm2 )以下であることが条件となる。図6
に示すグラフからゲートリーク電流密度が10E+4
(A/cm2 )程度になるゲート絶縁膜の膜厚(To
x)は、CN=8E14のラインから外挿すると0.8
nmとなる。また、ゲート酸化膜の膜厚上限を2.5n
mとする理由は、膜厚が2.5nm以上になるとゲート
破壊耐圧(ゲート絶縁膜を破壊させるのに必要な電圧:
設計上は6V以下である必要がある)が高くなり、その
電圧を発生させるための昇圧回路の面積が非常に大きく
なってしまうという問題が発生するためである。
【0021】さらに、ゲートリーク電流密度が10A/
cm2 以下である理由は、ゲートキャパシタ破壊前後で
の電流差のみを考えた場合、前述したようにゲート破壊
前のゲートリーク電流密度は10E+4(A/cm2
以下であればよいが、本発明のアンチヒューズ素子を構
成するゲートキャパシタを、その他の周辺回路部やセル
部と同じプロセスで同時に作成しようとすると、周辺回
路部やセル部に使われているゲート酸化膜と同じものを
使用する必要がある。そこで、周辺回路部やセル部に使
われるゲート酸化膜のゲートリーク電流密度はパッケー
ジの仕様からくるリーク電流でほぼ決まり、現状ではそ
れは10A/cm2 以下であると見積もられているから
である。
【0022】次に、図7を参照して第2の実施例を説明
する。図7は、半導体基板に形成されたアンチヒューズ
素子の断面図である。この実施例ではアンチヒューズ素
子と配線との接続構造を説明する。半導体基板1には、
例えば、p型シリコンを用いる。半導体基板1に、ST
Iなどの素子分離領域2を形成する。素子分離領域2に
区画されNウエル4に囲まれた素子領域にはアンチヒュ
ーズ素子が形成されている。まず、P型ソース/ドレイ
ン領域3が素子領域の表面領域に形成されている。他の
素子領域にはN高濃度不純物拡散領域6が形成されて
いる。ソース/ドレイン領域3の上にはシリコン酸化膜
などのゲート絶縁膜5が形成されており、この上にポリ
シリコンなどからなるゲート電極7が形成されている。
半導体基板1の表面はゲート絶縁膜及びゲート電極を含
めて、例えば、CVDなどにより形成されたシリコン酸
化膜からなる層間絶縁膜8が被覆されている。この層間
絶縁膜8の表面は、平坦化され、Al、Cuもしくはそ
れぞれの合金などを材料とする第2の配線10が形成さ
れている。第2の配線10は、コンタクト配線9を介し
てソース/ドレイン領域3及び半導体基板1に電気的に
接続されている。第2の配線10及び層間絶縁膜8は、
層間絶縁膜11により被覆されている。この層間絶縁膜
11の表面は、平坦化され、Al、Cuもしくはそれぞ
れの合金などを材料とする第1の配線13が形成されて
いる。第1の配線13は、コンタクト配線12を介して
ゲート電極7に電気的に接続されている。
【0023】この実施例のアンチヒューズ素子は、ゲー
ト酸化膜厚が0.8〜2.5nmの範囲にあり、ゲート
電極面積10μm2 以下であることを満たしている。ま
た、必要によりゲートリーク電流面密度をVg=Vdd
印加時(Inversion側)で10A/cm2 以下
の条件を加えるようにする。第1の配線及び第2の配線
は、このアンチヒューズ素子のプログラミング時の破壊
により電気的に導通される。以上より、この実施例では
必要なスペースが少なくて済み、良好なプログラミング
特性及び高信頼性を有するアンチヒューズ素子を実現す
ることが出来る。
【0024】次に、図8を参照して第3の実施例を説明
する。図8は、アンチヒューズ素子のアレイが形成され
た半導体基板の平面図である。シリコンなどの半導体基
板14には、周辺部に入出力回路17が形成され、他の
領域には第1及び第2の実施例で説明した本発明のアン
チヒューズ素子のアレイ16が形成されている。また、
図示はしないが冗長回路その他の周辺回路を有するメモ
リセルアレイ15が形成されている。第1の実施例では
論理回路を構成する半導体素子及びアンチヒューズ素子
のゲート絶縁膜の膜厚を同じにしている。このように構
成することにより、アンチヒューズ素子を形成する工程
を論理回路の形成工程と同じにすることができ、半導体
装置の製造工程を簡略化することができる。しかし、こ
の実施例では、メモリセルアレイ15及びアンチヒュー
ズ素子アレイ16の半導体素子を構成するゲート絶縁膜
の膜厚は等しくても、これらのゲート絶縁膜の膜厚と入
出力回路17のゲート絶縁膜とは膜厚を異ならせるよう
にすることができる。勿論同じ膜厚にしても良い。
【0025】この実施例のアンチヒューズ素子は、ゲー
ト酸化膜厚が0.8〜2.5nmの範囲にあり、ゲート
電極面積10μm2 以下であることを満たしている。ま
た、必要によりゲートリーク電流面密度をVg=Vdd
印加時(Inversion側)で10A/cm2 以下
の条件を加えるようにする。以上より、この実施例では
必要なスペースが少なくて済み、良好なプログラミング
特性及び高信頼性を有するアンチヒューズ素子を実現す
ることが出来る。また、必要に応じて半導体装置の製造
工程を簡略化することができる。以上、実施例ではウエ
ルに形成されたPMOS型アンチヒューズ素子を説明し
たが、本発明では、ウエルを用いず基板に形成されたP
MOS型アンチヒューズ素子でも良く、また、ウエルを
用いるかあるいは用いないNMOS型アンチヒューズ素
子を用いることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上の構成により、必要なス
ペースが少なく、良好なプログラミング特性および高信
頼性を有するアンチヒューズ素子を提供することができ
る。また、半導体装置の製造工程の簡略化を可能にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明するアンチヒュー
ズ素子の製造工程断面図。
【図2】本発明の第1の実施例を説明するアンチヒュー
ズ素子の製造工程断面図。
【図3】本発明の第1の実施例を説明するアンチヒュー
ズ素子の製造工程断面図。
【図4】本発明を説明する半導体基板の論理回路間に形
成された配線間に配置されたアンチヒューズ素子アレイ
を示す模式図。
【図5】本発明のプログラミングを説明するアンチヒュ
ーズ素子の模式図。
【図6】本発明のゲート絶縁膜の膜厚とゲート絶縁膜に
流れるゲートリーク電流の面密度との関係を示す特性
図。
【図7】本発明の第2の実施例を説明する半導体基板に
形成されたアンチヒューズ素子の断面図。
【図8】本発明の第3の実施例を説明するアンチヒュー
ズ素子のアレイが形成された半導体基板の平面図。
【符号の説明】
1、14、101・・・半導体基板、 2、102・
・・素子分離領域、3、113・・・ソース/ドレイン
領域、 4・・・Nウエル、5、105・・・ゲート
絶縁膜、 6・・・高濃度N不純物拡散領域、7、
107・・・ゲート電極、 8、11・・・層間絶縁
膜、9、12・・・コンタクト配線、 10、117
・・・第2の配線、13、116・・・第1の配線、
15・・・メモリセルアレイ、16・・・アンチヒュ
ーズ素子アレイ、 17・・・入出力回路、100・
・・アンチヒューズ素子、 103・・・素子形成領
域、104・・・犠牲酸化膜、 106・・・ポリシ
リコン膜、107・・・ゲート電極、 107′・・
・後酸化膜、108・・・エクステンション領域、 1
09・・・第1のシリコン酸化膜、110・・・シリコ
ン窒化膜、 111・・・第2のシリコン酸化膜、1
12・・・ゲート3重側壁、 114・・・金属シリ
サイド膜、118、119・・・論理回路。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に形成されたソース領域と、 前記ソース領域とは離隔して前記半導体基板に形成され
    たドレイン領域と、 前記ソース及びドレイン領域及びこれらの領域間の上に
    形成されたゲート絶縁膜と、 前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極とを備え、 前記ゲート絶縁膜の膜厚が0.8〜2.5nmであり、
    且つ前記ゲート電極の面積が10μm2 以下であること
    を特徴とするアンチヒューズ素子。
  2. 【請求項2】 前記半導体基板上には第1の配線及び第
    2の配線が形成されており、前記第1の配線は、前記ゲ
    ート電極に電気的接続され、前記第2の配線は、前記ソ
    ース及びドレイン領域に電気的接続されていることを特
    徴とする請求項1に記載のアンチヒューズ素子。
  3. 【請求項3】 前記ゲート絶縁膜は、Inversio
    n側にVdd印加時のリーク電流面密度が10A/cm2
    以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載のアンチヒューズ素子。
  4. 【請求項4】 半導体基板と、前記半導体基板に形成さ
    れた少なくとも2つの論理回路と、 前記論理回路間を電気的に接続する複数の配線と、 前記配線間に接続されたアンチヒューズ素子群とを備
    え、 前記アンチヒューズ素子群を構成するアンチヒューズ素
    子には、請求項1又は請求項3に記載されたアンチヒュ
    ーズ素子を用いることを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板と、 前記半導体基板に形成された少なくとも2つの論理回路
    と、 前記論理回路間を電気的に接続する第2の配線と、 前記配線間に接続されたアンチヒューズ素子群とを備
    え、 前記アンチヒューズ素子群を構成するアンチヒューズ素
    子には請求項2に記載されたアンチヒューズ素子を用い
    ることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 アンチヒューズ素子のゲート絶縁膜の膜
    厚は、前記論理回路を構成する半導体素子のゲート絶縁
    膜の膜厚と同じであることを特徴とする請求項4又は請
    求項5に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 半導体基板と、 前記半導体基板に形成された半導体メモリセルアレイ
    と、 前記半導体基板に形成され、前記半導体メモリセルアレ
    イに配線を介して電気的に接続された入出力回路と、 前記半導体基板に形成され、前記半導体メモリセルアレ
    イに配線を介して接続されたアンチヒューズ素子群とを
    備え、 前記アンチヒューズ素子群を構成するアンチヒューズ素
    子には請求項1乃至請求項3のいずれかに記載されたア
    ンチヒューズ素子を用いることを特徴とする半導体装
    置。
  8. 【請求項8】 前記入出力回路を構成する半導体素子の
    ゲート絶縁膜の膜厚は、前記アンチヒューズ素子群を構
    成するアンチヒューズ素子のゲート絶縁膜の膜厚及び前
    記半導体メモリセルを構成する半導体素子のゲート絶縁
    膜の膜厚とは異なることを特徴とする請求項7に記載の
    半導体装置。
  9. 【請求項9】 アンチヒューズ素子のゲート絶縁膜の膜
    厚は、前記論理回路を構成する半導体素子のゲート絶縁
    膜の膜厚と同じであることを特徴とする請求項7に記載
    の半導体装置。
  10. 【請求項10】 通常動作時には前記アンチヒューズ素
    子のゲート電極をフローティング状態にし前記半導体基
    板及び前記アンチヒューズ素子のソース及びドレイン領
    域に第1の電圧を印加し、プログラム時には前記ゲート
    電極を零電位にし前記半導体基板及び前記ソース及びド
    レイン領域に前記第1の電圧より高い第2の電圧パルス
    を印加して、前記アンチヒューズ素子のゲート絶縁膜を
    破壊して前記ゲート電極と前記半導体基板及び前記ソー
    ス及びドレイン領域とを導通させることにより請求項4
    乃至請求項9のいずれかに記載された半導体装置をプロ
    グラミングする半導体装置のプログラミング方法。
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