JP2002008491A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2002008491A
JP2002008491A JP2000191974A JP2000191974A JP2002008491A JP 2002008491 A JP2002008491 A JP 2002008491A JP 2000191974 A JP2000191974 A JP 2000191974A JP 2000191974 A JP2000191974 A JP 2000191974A JP 2002008491 A JP2002008491 A JP 2002008491A
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plate
assembly
cover
synthetic resin
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JP2000191974A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Nomura
秀和 野村
Masaji Sakabe
正司 坂部
Minoru Honda
稔 本田
Kimio Kusama
公男 草間
Takeshi Suzuki
健 鈴木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作性が良く見栄えが良いスイッチ装置を提供
する。 【解決手段】器体5は、前面開口した合成樹脂製のボデ
ィ5bと、ボディ5bの前面側に配設される合成樹脂製
のカバー5aと、ボディ5bとカバー5aとに跨る形で
形成された組立突起6がボディ5bとカバー5aとが離
れないように嵌合される2つの組立孔4,4を有しボデ
ィ5bとカバー5aとに保持される一対の合成樹脂製の
組立枠3,3とで形成される。器体5は、長手方向に3
組の器具取付手段を備えた長方形状の器具取付用の開口
窓を有するプレートに取り付けるための取付爪8を組立
枠3に備える。操作ハンドル43は、器体5の前面側に
配設され前記プレートの開口窓内に配置される。操作ハ
ンドル43は、前記プレートの開口窓のほぼ3分の1を
塞ぐ大きさに形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、スイッチ装置として、両端部
が交互に押操作されることにより押操作された端部の反
対側の端部が起きあがるように起伏動作する操作ハンド
ルを備えた埋込型の配線器具として、スイッチ本体の前
面側に設けられた操作ハンドルを押操作することにより
接点切換を行う所謂タンブラスイッチが提供されてい
る。この種のスイッチ装置の器体は、前面開口した直方
体状のボディと角筒状のカバーとを金属製の組立枠を用
いて結合して構成され、スイッチ本体の前面側にはカバ
ーに対して揺動自在に支持された操作ハンドルの一部が
カバーのボス部の開口面から突出しており、操作ハンド
ルの操作面の両端部を交互に押操作するようになってい
る。なお、この種のスイッチ本体の器体は、規格化され
た埋込型の配線器具の単位寸法(1個モジュール寸法)
に形成されて、3組の器具取付手段を備えた細長の器具
取付用の開口窓を有する取付枠に3個まで取り付けるこ
とができ、取付枠の前面にプレートが取着されるのが一
般的である。また、単位寸法の器体を有するスイッチ装
置として、カバーのボス部の開口面から操作ハンドルが
突出した押釦スイッチなども提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
スイッチ装置では、操作ハンドルがカバーのボス部の開
口面ととほぼ同じ寸法に形成されているので、器体に比
べてハンドルが小さく、操作しにくいとともに見栄えが
良くないという不具合があった。
【0004】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、操作性が良く見栄えが良いスイッチ
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、長手
方向に3組の器具取付手段を備えた長方形状の器具取付
用の開口窓を有するプレートに取付可能であって短手方
向の外形寸法が前記開口窓の長手方向のほぼ3分の1に
形成された器体と、前記器体の前面側に配設され前記プ
レートの開口窓内に配置され前記開口窓の短手方向にお
ける両端部が交互に操作される操作ハンドルとを備え、
前記器体は、前面開口した合成樹脂製のボディと、ボデ
ィの前面側に配設される合成樹脂製のカバーと、ボディ
とカバーとに跨る形で形成された組立突起が嵌合される
組立孔を有する一対の合成樹脂製の組立枠とで形成さ
れ、前記操作ハンドルは、前記プレートの開口窓のほぼ
3分の1を塞ぐ大きさに形成されてなることを特徴とす
るものであり、前記器体が、前面開口した合成樹脂製の
ボディと、ボディの前面側に配設される合成樹脂製のカ
バーと、ボディとカバーとに跨る形で形成された組立突
起が嵌合される組立孔を有する一対の合成樹脂製の組立
枠とで形成されることにより、従来のような金属製の組
立枠を用いてボディとカバーとを結合する場合に比べて
組立作業が容易になり、また、前記操作ハンドルがプレ
ートの開口窓のほぼ3分の1を塞ぐ大きさに形成されて
いることにより、操作ハンドルの面積を従来に比べて大
きくすることができるので、操作性が向上するとともに
見栄えが良くなる。
【0006】請求項2の発明は、長手方向に3組の器具
取付手段を備えた長方形状の器具取付用の開口窓を有す
るプレートに取付可能であって短手方向の外形寸法が前
記開口窓の長手方向のほぼ3分の1に形成された器体
と、前記器体の前面側に配設され前記プレートの開口窓
内に配置され前記開口窓の短手方向における両端部が交
互に操作される操作ハンドルとを備え、前記器体は、前
面開口した合成樹脂製のボディと、ボディの前面側に配
設される合成樹脂製のカバーと、ボディとカバーとに跨
る形で形成された組立突起が嵌合される組立孔を有する
一対の合成樹脂製の組立枠とで形成され、前記操作ハン
ドルは、前記プレートの開口窓のほぼ全部を塞ぐ大きさ
に形成されてなることを特徴とするものであり、前記器
体が、前面開口した合成樹脂製のボディと、ボディの前
面側に配設される合成樹脂製のカバーと、ボディとカバ
ーとに跨る形で形成された組立突起が嵌合される組立孔
を有する一対の合成樹脂製の組立枠とで形成されること
により、従来のような金属製の組立枠を用いてボディと
カバーとを結合する場合に比べて組立作業が容易にな
り、また、前記操作ハンドルがプレートの開口窓のほぼ
全部を塞ぐ大きさに形成されていることにより、操作ハ
ンドルの面積を従来および請求項1の発明に比べて大き
くすることができるので、操作性が向上するとともに見
栄えが良くなる。
【0007】請求項3の発明は、長手方向に3組の器具
取付手段を備えた長方形状の器具取付用の開口窓を有す
るプレートに取付可能な器体と、前記器体の前面側に配
設され前記プレートの開口窓内に配置され前記開口窓の
短手方向における両端部が交互に操作される操作ハンド
ルとを備え、前記器体は、前面開口した合成樹脂製のボ
ディと、ボディの前面側に配設される合成樹脂製のカバ
ーと、ボディとカバーとに跨る形で形成された組立突起
が嵌合される組立孔を有する一対の合成樹脂製の組立枠
とで形成され、前記操作ハンドルは、前記プレートの開
口窓のほぼ半分を塞ぐ大きさに形成されてなることを特
徴とするものであり、前記器体が、前面開口した合成樹
脂製のボディと、ボディの前面側に配設される合成樹脂
製のカバーと、ボディとカバーとに跨る形で形成された
組立突起が嵌合される組立孔を有する一対の合成樹脂製
の組立枠とで形成されることにより、従来のような金属
製の組立枠を用いてボディとカバーとを結合する場合に
比べて組立作業が容易になり、また、前記操作ハンドル
がプレートの開口窓のほぼ半分を塞ぐ大きさに形成され
ていることにより、操作ハンドルの面積を従来および請
求項1の発明に比べて大きくすることができるので、操
作性が向上するとともに見栄えが良くなる。
【0008】請求項4の発明は、長手方向に3組の器具
取付手段を備えた長方形状の器具取付用の開口窓を有す
るプレートに取付可能であって短手方向の外形寸法が前
記開口窓の長手方向のほぼ3分の1に形成された器体
と、前記器体の前面側に配設され前記プレートの開口窓
内に配置され前記開口窓の短手方向における一端部が押
操作される操作ハンドルとを備え、前記器体は、前面開
口した合成樹脂製のボディと、ボディの前面側に配設さ
れる合成樹脂製のカバーと、ボディとカバーとに跨る形
で形成された組立突起が嵌合される組立孔を有する一対
の合成樹脂製の組立枠とで形成され、前記操作ハンドル
は、前記プレートの開口窓のほぼ3分の1を塞ぐ大きさ
に形成されてなることを特徴とするものであり、前記器
体が、前面開口した合成樹脂製のボディと、ボディの前
面側に配設される合成樹脂製のカバーと、ボディとカバ
ーとに跨る形で形成された組立突起が嵌合される組立孔
を有する一対の合成樹脂製の組立枠とで形成されること
により、従来のような金属製の組立枠を用いてボディと
カバーとを結合する場合に比べて組立作業が容易にな
り、また、前記操作ハンドルがプレートの開口窓のほぼ
3分の1を塞ぐ大きさに形成されていることにより、操
作ハンドルの面積を従来に比べて大きくすることができ
るので、操作性が向上するとともに見栄えが良くなる。
【0009】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、前記組立孔の内周面には、前記組立
突起に圧接する圧入リブが突設されているので、ボディ
とカバーとの結合力を高めることができるともに組立枠
が外れるのを防ぐことができる。
【0010】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
5の発明において、前記組立突起は、前記プレートにお
ける開口窓の長手方向に沿った部位へ臨む面にぞれぞれ
形成され、前記組立枠には、前記プレートの器具取付手
段に取り付けるための取付部が形成されているので、従
来の埋込型の配線器具と同様の施工方法で施工すること
ができ施工作業が容易になるとともに、前記プレートへ
他の埋込型の配線器具と連設することが可能となる。
【0011】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6の発明において、前記組立突起は、前記プレートにお
ける開口窓の長手方向に沿った部位へ臨む面にぞれぞれ
一対ずつ形成され、前記各組立枠には、前記組立孔が2
つずつ設けられているので、ボディとカバーとの結合力
をさらに高めることができる。
【0012】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
7の発明において、前記組立枠は、前記組立突起が前記
組立孔に嵌合した状態で前記組立突起の基端部に設けた
係合凹部に係合する引掛爪を先端部に有する係合脚が突
設されているので、組立枠の抜け止めを行うことがで
き、ボディとカバーとの結合力をさらに高めることがで
き、組立枠の小型化を図ることができる。
【0013】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、前記組立突起の側縁には、前記組立突起が前記組立
孔に嵌入されていない状態で前記引掛爪が係合可能な仮
保持用の仮保持凹部が形成されているので、組立時に
は、前記ボディにおける仮保持凹部に前記組立枠の係合
脚の引掛爪を仮保持凹部に係合させた状態で、前記カバ
ーを配設して、その後、係合脚の引掛爪を係合凹部に係
合させればよいから、組立作業が容易になる。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本実施形態のスイ
ッチ装置は、図1に示すように、後述の接点を開閉させ
る反転ハンドル31を有するスイッチ本体1と、スイッ
チ本体1の反転ハンドル31に対向する形で反転ハンド
ル31に取り付けられる操作ハンドル43とを備える。
【0015】以下では、まずスイッチ本体1について図
1ないし図7を参照しながら説明する。
【0016】スイッチ本体1の器体5は箱状であって、
前面開口した合成樹脂製のボディ5bと、ボディ5bの
前面側に配設される合成樹脂製のカバー5aと、ボディ
5bとカバー5aとを結合する合成樹脂製の一対の組立
枠3とにより形成される。言い換えれば、ボディ5bと
カバー5aとは一対の組立枠3を用いて結合される。す
なわち、ボディ5bの長手方向の両側面にはそれぞれ2
つの組立凸部6b,6bが突設され、カバー5aの長手
方向の両側面には後端縁がボディ5bの組立凸部6bの
前端縁に当接する2つの組立凸部6a,6aがそれぞれ
突設され、組立枠3に設けた2つの組立孔4,4がそれ
ぞれ互いに当接する組立凸部6a,6bの組からなる一
対の組立突起6,6に係合することによりボディ5bと
カバー5aとが結合される。組立枠3の詳細については
後述する。
【0017】ところで、ボディ5bの内部空間は長手方
向において3室に区画され、両側の区画は後述の端子が
収納される端子収納室13,14となり、中央部は後述
のスイッチ機構部の一部が収納される中央収納室23を
形成している。端子収納室13には端子板15と2個の
鎖錠ばね16と解除釦17とからなる端子が収納され、
端子収納室14には端子板18と2個の鎖錠ばね19と
解除釦21とからなる端子が収納される。また、端子収
納室13,14に対応するボディ5bの後壁には、各一
対の電線挿入口(図示せず)が貫設され、各一対の電線
挿入口の近傍にはそれぞれ1個ずつの解除孔(図示せ
ず)が貫設される。
【0018】鎖錠ばね16,19は、弾性を有する導電
性金属の帯板の両端部をそれぞれ曲成することにより、
中央片16c,19cの両端部に鎖錠片16a,19a
と接触片16b,19bとをそれぞれ形成したものであ
る。鎖錠片16a,19aはJ字状に曲成され、中央片
16c,19cとの連結部位から先端に向かって中央片
16c,19cとの距離を広げるように傾斜する。ま
た、接触片16b,19bはS字状に曲成され、中央片
16c,19cの厚み方向に弾性を有している。
【0019】一方、各端子板15,18は全体形状とし
ては後方に開放されたコ字状であって、前片15a,1
8aおよび前片15a,18aの後方に位置して互いに
対向する押さえ片15b,18bおよび当接片15c,
18cを備える。鎖錠ばね16,19の中央片16c,
19cは平板状であり、端子板15,18の当接片15
c,18cに当接し、鎖錠片16a,19aおよび接触
片16b,19bを押さえ片15b,18bに対向させ
る。端子板15,18および鎖錠ばね16,19と上記
各電線挿入口との位置関係は、電線挿入口から器体5に
導入される電線が鎖錠ばね16,19の鎖錠片16a,
19aおよび接触片16b,19bと端子板15,18
の押さえ片15b,18bとの間に挿入されるように設
定されている。したがって、器体5に電線が挿入される
と、鎖錠片16a,19aおよび接触片16b,19b
と端子板15,18の押さえ片15b,18bとの間で
電線が挟持され、鎖錠片16a,19aの先端が電線の
芯線に食い込んで抜止がなされるとともに、鎖錠片16
a,19aおよび接触片16b,19bによって電線の
芯線と端子板15,18との電気的接続がなされる。鎖
錠ばね16,19のばね力を利用して端子ねじを用いる
ことなく電線を接続することができるこの種の構造の端
子は速結端子と呼ばれている。
【0020】解除釦17,21はユリア樹脂のような熱
硬化性樹脂を用いて形成され、後部を上記解除孔に臨ま
せる形でボディ5bの各端子収納室13,14にそれぞ
れ収納される。解除釦17,21の一部は鎖錠ばね1
6,19の鎖錠片16a,19aに接触可能であって、
上記解除孔を通してマイナスドライバのような工具の先
端部で解除釦17,21を押操作すれば、鎖錠片16
a,19aを端子板15,18の押さえ片15b,18
bから引き離して電線の保持力を弱め、この状態で電線
を引き抜くことができる。ここに、各解除釦17,21
は各端子板15,18に対応する各一対の鎖錠ばね1
6,19にそれぞれ跨るように配置され、各端子板1
5,18に対応する2個ずつの鎖錠ばね16,19の鎖
錠片16a,19aを同時に押すことができるようにな
っている。
【0021】端子収納室14に収納される端子板18に
は、中央収納室23に挿入される接点保持片18dが一
体に形成してあり、接点保持片18dの先端部には中央
収納室23内で固定接点(図示せず)が設けられる。ま
た、端子収納室13に収納される端子板15の当接片1
5cの先端部には中央収納室23の後壁内周面に沿って
配置される支持片15eが形成されている。支持片15
eの先端部にはへ字状に曲成された支点突起15fが形
成されている。支点突起15fにはコ字状の導電板から
なる開閉子24の中央片24aの後面が当接する。
【0022】開閉子24は、中央片24aの両端に側片
24b,24cが形成され、支点突起22を中心として
中央収納室23内に揺動自在に配置される。中央収納室
23は、ボディ5bの短手方向の両側壁の内面からリブ
23a,23aが突設されており、リブ23a,23a
によってボディ5bの短手方向への開閉子24の移動が
規制される。開閉子24の側片24bの側縁には突起2
4dが突設されており、この突起24dがリブ23aと
係止することにより、開閉子24の揺動範囲が規制され
る。
【0023】開閉子24は、接点保持片18dに対向す
るように配置され、一方の側片24bにおける接点保持
片18dに設けた固定接点(図示せず)との対向部位に
は上記固定接点とともに接点を構成する可動接点29を
設けてある。つまり、開閉子24が揺動することによ
り、可動接点29が上記固定接点に接離し、端子板15
と端子板18とを電気的に接続する状態と分離する状態
とが選択される。要するに、スイッチ本体1は、上記固
定接点と可動接点29とを1個ずつ備えた単極単投に用
いる単極スイッチ(いわゆる片切スイッチ)の接点を構
成しており、例えば接点を電源と負荷との間に挿入して
負荷への電源を入切する片切スイッチとして用いること
ができる。
【0024】上述のように、端子収納室13,14に収
納された各一対の鎖錠ばね16,19はそれぞれ1つの
端子板15,18に対応して配置されているから、各一
対の鎖錠ばね16,19はそれぞれ電気的に接続されて
いる。つまり、接点の開閉によって端子収納室13に収
納された端子板15に対応する2個の鎖錠ばね16と端
子収納室14に収納された端子板18に対応する2個の
鎖錠ばね19との導通、非導通が同時に切り換えられる
から、2個ずつ設けられている鎖錠ばね16,19の一
方を送り配線用の端子として用いることができる。
【0025】ところで、接点は開閉子24を揺動させる
ために設けた反転ばね30、反転ハンドル31とともに
上記スイッチ機構部を構成する。反転ばね30はコイル
スプリングであり、一端部は開閉子24の中央片24a
と両側片24b、24cとで囲まれる空間に収められ、
他端部は反転ハンドル31内に収められる。
【0026】反転ハンドル31は、合成樹脂製であっ
て、カバー5aの前面に貫設された矩形状の貫通孔32
を通してカバー5aの前面側に露出する。カバー5aに
おける貫通孔32の周縁には全周に亘って前方に突出す
る補強突条34を形成しており、比較的大面積である貫
通孔32を形成しながらも補強突条34により剛性を保
つことができる。さらに、補強突条34の長手方向に沿
った部位の中間部には、半円状の軸受台35が前方に突
設され、軸受台35には、後方に開放された軸受部33
が形成されている。
【0027】また、反転ハンドル31の短手方向の両側
面には前端部が先細りとなる三角形状に形成された支点
突起31bが突設され、軸受部33に支点突起31bが
枢支されることで、反転ハンドル31はカバー5aに対
して揺動自在に取り付けられる。つまり、反転ハンドル
31をカバー5aの貫通孔32に後方から挿入するとと
もに、支点突起31bを軸受部33に挿入することで、
カバー5aに対して反転ハンドル31が揺動自在にな
る。上述のように反転ハンドル31は反転ばね30を介
して開閉子24に連結されており、反転ハンドル31が
揺動すると揺動範囲の中間で反転ばね30がもっとも圧
縮される位置を通過する。この位置の前後において反転
ばね30から開閉子24に作用するばね力の向きが反転
し、反転ばね30のばね力により開閉子24が急速に移
動するのである。 また、反転ハンドル31の前面側に
は、後面開口した直方体状の合成樹脂製の操作ハンドル
43が着脱自在に取り付けられる。ここに、反転ハンド
ル31の長手方向の一方の側面には、1つの係合爪31
cが突設され、他方の側面には一対の係合爪31c,3
1cが突設されており、操作ハンドル43の後面には、
先端部がそれぞれ各係合爪31cの後縁に係止される結
合脚(図示せず)が突設されている。また、操作ハンド
ル43の後面には、上記結合脚の先端部が各係合爪31
cの後縁に係止された状態で反転ハンドル31の前面お
よび長手方向の両側面にそれぞれ当接するリブが突設さ
れており、操作ハンドル43のがたつきを防止すること
ができる。しかして、操作ハンドル43をねじなどの別
部材を用いることなしに反転ハンドル31と簡単に結合
することができ、組立作業が容易になる。
【0028】操作ハンドル43がスイッチ本体1の反転
ハンドル31に取り付けられることにより、操作ハンド
ル43の両端部を交互に押操作すると、操作ハンドル4
3の押操作毎に反転ハンドル31が回動するのである。
【0029】ところで、上述のように、器体5は、前面
開口した合成樹脂製のボディ5bと、ボディ5bの前面
側に配設される合成樹脂製のカバー5aと、ボディ5b
とカバー5aとに跨る形で形成された組立突起6がボデ
ィ5bとカバー5aとが離れないように嵌合される2つ
の組立孔4,4を有しボディ5bとカバー5aとに保持
される一対の合成樹脂製の組立枠3,3とで形成され
る。組立突起6は、ボディの長手方向の両側面に形成さ
れる。ここに、各組立突起6は、ボディ5bの長手方向
の両側面にそれぞれ形成される各2つの組立凸部6bと
カバー5aの長手方向の両側面にそれぞれ形成される各
2つの組立凸部6aとのうち前後方向に沿って位置し互
いに当接する2つの組立凸部6a,6bによりそれぞれ
形成される。なお、ボディ5bに形成される組立凸部6
bの前縁は、ボディ5bの前端縁よりも前方に突出して
いる。また、同一側面において隣り合う組立凸部6b,
6bは基端部同士が連結されており、この連結された部
位はボディ5bの前端縁から前方へ突出している。一
方、カバー5aの後端縁には、この連結された部位に対
応した切欠部が設けられている。
【0030】組立枠3は、図4ないし図6に示すよう
に、組立突起6が組立孔4に嵌合した状態で組立突起6
の基端部に設けた係合凹部6dに係合する引掛爪3dを
先端部に有する係合脚3aが突設されている。すなわ
ち、組立枠3の組立孔4が組立突起6に嵌合するように
力を作用させるだけで係合脚3aが組立突起6の側縁に
沿って撓み、係合脚3aの引掛爪3dが係合凹部6dに
簡単に係合されるようにしてある。これに対して、従来
の金属製の組立枠を用いてボディとカバーとを結合する
スイッチ装置では、組立時に金属製の組立枠の一部をか
しめる作業が必要なので、本実施形態では、従来のスイ
ッチ装置に比べて組立作業が容易になる。また、係合脚
3aの引掛爪3dが係合凹部6dに係合していることに
よって、組立枠3の抜け止めがなされるので、ボディ5
bとカバー5aとの結合力を高めることができるから、
組立枠3の小型化を図ることができる。
【0031】ここに、組立孔4の内周面には、組立突起
6に圧接する複数の圧入リブ9が列設されている。ここ
に、圧入リブ9は、周方向に離間して突設されている。
このように組立孔4の内周面に複数の圧入リブ9が突設
されていることにより、組立枠3と組立突起6とが圧接
することになるから、ボディ5bとカバー5aとの結合
力を高めることができる。なお、隣り合う2つの組立突
起6,6間には、組立枠3において2つの組立孔4,4
を仕切る仕切片3cが挟まる。
【0032】ところで、スイッチ本体1は、長方形状の
開口窓を有し開口窓の長手方向に沿った部位に器具取付
手段としての保持溝57a,57b(図11参照)を3
組備えた図9および図11に示すプレート2に取り付け
ることができる。これに対して、組立突起6は、上記プ
レート2における開口窓の長手方向に沿った部位へ臨む
面にぞれぞれ一対ずつ形成されており、組立枠3の前部
(つまり、開口窓の長手方向に沿った部位に臨む面)に
は、プレート2に設けられた保持溝57a,57bに取
りつけるための取付部として一対の取付爪8,8が突設
されている。取付爪8の前端部には前方ほど組立枠3か
らの突出量を小さくするように傾斜した誘導面8aが形
成されている。また、組立枠3の前端縁からは、カバー
5aの前面に後面が当接する受け片3bが連続一体に形
成されている。
【0033】ところで、組立突起6の基端部側の側縁に
は、図7に示すように組立突起6が組立孔4に嵌入され
ていない状態で係合脚3aの引掛爪3dが係合可能な仮
保持用の仮保持凹部6cが形成されているので、組立枠
3をボディ5bに仮保持させることが可能となり、組立
作業が容易になる。
【0034】以下に、スイッチ装置を組み立てる手順に
ついて簡単に説明する。まず、ボディ5bの各端子収納
室13,14内にそれぞれ各一対の鎖錠ばね16,19
および解除釦17,21および端子板15,18を収納
した後、中央収納室23内に開閉子24を収納し、反転
ばね30の上記他端部を収めた反転ハンドル31を、反
転ばね30の上記一端部が開閉子24の中央片24aに
当接するようにしてボディ5bに組み込んだ後、組立枠
3の係合脚3aの引掛爪3dを仮保持凹部6cに係合さ
せ、続いて、カバー5aをボディ5bの前面側からボデ
ィ5bに当接させ、組立枠3の組立孔4に組立突起6を
圧入させて組立枠3の係合脚3aの引掛爪3dを係合凹
部6dに係合させることにより、ボディ5bとカバー5
aとを結合する。この時、開閉子24と反転ハンドル3
1との間で反転ばね30が押し撓められ、反転ばね30
のばね力によって反転ハンドル31の支点突起31bが
軸受台35の軸受部33に押し付けられる。その後、反
転ハンドル41の前方から操作ハンドル43を取り付け
ればよい。
【0035】以下に、上記スイッチ本体1の動作を簡単
に説明する。操作ハンドル43の一端部(図2における
上端部)が伏せて(図2における上端部の方が他端部に
比べてカバー5aからの突出量が小さく)可動接点29
が上記固定接点に接触している状態、すなわち接点が閉
成された状態から操作ハンドル43の他端部(図2にお
ける下端部)に押力を作用させると、反転ハンドル31
が支点突起31bの前端を中心として回転して、反転ば
ね30が反転して開閉子24が反転し、可動接点29が
上記固定接点から開離し接点が開いた状態が保持され
る。
【0036】こうして、接点が開いた状態となっている
ときには、操作ハンドル43および反転ハンドル31は
図2における下端部が伏せて上端部が起きあがっている
から、操作ハンドル43の上記一端部(図2における上
端部)に押力を作用させると、反転ハンドル31が回転
し、反転ばね30を介して可動接点29を上記固定接点
に接触させることになる。要するに、本実施形態のスイ
ッチ装置では操作ハンドル43の押操作毎に接点が開閉
されるのである。なお、操作ハンドル43の前面におけ
る上記一端部には、押位置指示突起43aが突設され、
電源を入切する片切スイッチとして用いた場合に電源を
オフする際に押力を作用させるべき端部が押位置指示突
起43a側であることが示されている。 上述したスイ
ッチ装置を壁面のような施工面に取り付けるには、図9
および図10に示すプレート2を用いる。プレート2
は、器体5を保持する取付枠たるプレート枠50と、プ
レート枠50を覆う化粧プレート60とからなる。
【0037】プレート枠50は合成樹脂製であって絶縁
性を有し、上下一対の枠片53a,53bの左端部同士
および右端部同士をそれぞれ横片52で連続一体に結合
することによって、操作ハンドル43の前面を露出させ
る長方形状の開口窓51を中央部に備えた横長の矩形枠
状に形成されている。開口窓51の長手方向に沿った両
側縁の後面側にはそれぞれ帯板状の固定梁部54と可動
梁部55とが互いに対向する形で設けてある。
【0038】可動梁部55は、長手方向の両端部で可動
梁部55の長手方向に延長された連結部55aを介して
枠片53bに連続一体に連結され、中間部の2箇所が可
動梁部55に直交する方向のブリッジ部55bを介して
枠片53bに連続一体に連結されている。また、各連結
部55aと各ブリッジ部55bとの間および両ブリッジ
部55bの間の部位は表裏に貫通するスリット56a〜
56cとなっている。プレート枠50を形成する合成樹
脂は可撓性を有し、可動梁部55および連結部55aが
可撓になっている。両側のスリット56a,56cはL
字形に形成され、中間部のスリット56bは一直線上に
形成されている。枠片53bにおいて各ブリッジ部55
bの近傍には、ブリッジ部55bに対応する部位でも可
動梁部55が可撓となるように、表裏に貫通する長孔状
の溝55cをそれぞれ設けてある。
【0039】一方、固定梁部54および可動梁部55に
おいて開口窓51に臨む一面には、器体5の両側面に各
一対ずつ突設された取付爪8と凹凸係合する器具取付手
段としての6個の保持溝57a,57b(図11参照)
が等間隔で設けられる。したがって、組立枠3に設けた
取付爪8を各保持溝57a,57bに凹凸係合させる
と、操作ハンドル43の前面を開口窓51から露出させ
た形でプレート枠50に器体5を取着することができ
る。また、器体5がプレート枠50から前方に抜け落ち
ないように、固定梁部54および可動梁部55の基部に
は器体5の前面(組立枠3の受け片3bの前面)に当接
する当接部54d,55d(図11参照)が形成されて
いる。つまり、器体5の前面が当接部54d,55dに
当接し、取付爪8の後面が保持溝57a,57bに係止
されることによって、器体5がプレート枠50に取着さ
れる。ここで、固定梁部54と可動梁部55との開口窓
51に臨む一面における各先端部分には、器体5の取付
爪8をプレート枠50の後面側から保持溝57a,57
bに導入する際に、各取付爪8を保持溝57a,57b
に誘導するために、先端側ほど互いの距離を広げるよう
に傾斜した傾斜面となった誘導部57c,57dが設け
てある。
【0040】しかるに、プレート枠50に器体5(スイ
ッチ本体1)を取り付けるには、図11(a)(b)に
示すように、器体5をプレート枠50の後方から挿入し
て器体5の一側面に突設した取付爪8を固定梁部54の
保持溝57aに係合させておき、器体5の前端部を開口
窓51にほぼ一致させて器体5をプレート枠50に対し
て前方に押し込むと、器体5の他側面に突設した取付爪
8が可動梁部55を撓ませ、取付爪8の誘導面8aと可
動梁部55に設けた誘導部57dとによって取付爪8が
保持溝57bに追い込まれ、取付爪8を保持溝57bに
容易に係合させることができる。
【0041】上述のように、可動梁部55の延長線上に
連結部55aを設けているから、プレート枠50に器体
5を取り付けた状態では、器体5に前面側から後方に向
かって押圧力が作用しても、可動梁部55が開口窓51
側へ倒れるように撓むことになり、保持溝57a,57
bから器体5の取付爪8が外れることがない。これによ
り、器体5のプレート枠50に対する取付強度を向上さ
せることができる。
【0042】一方、固定梁部54の基部には隣接する各
一対の保持溝57aの間でプレート枠50の表裏に貫通
する器具外し孔54cが穿設してあり、器体5をプレー
ト枠50に取着した状態で、ドライバや取外し専用の治
具等の先端部分を器具外し孔54cに挿入し、治具の先
端部分で器体5を可動梁部55側へ押すと梃子の原理に
よってわずかな力で可動梁部55を撓ませることがで
き、固定梁部54側の保持溝57aと器体5の取付爪8
との係合状態を解除してプレート枠50から器体5を取
り外すことができるようになっている。
【0043】ところで、プレート枠50は固定梁部54
と可動梁部55とにそれぞれ3対の保持溝57a,57
bを有し、器体5は各側面に一対ずつの取付爪8を有し
ている。器体5に設けた取付爪8の間隔は、固定梁部5
4と可動梁部55とにおいて隣接する保持溝57a,5
7b間のピッチに一致しており、図1に示した器体5は
上述したプレート枠50に対して3個まで取り付けるこ
とが可能になるように寸法が設定されている。つまり、
プレート枠50は3個用であって、器体5は3個用のプ
レート枠50に3個まで取り付けることが可能になって
いる(図8に二点鎖線で示すように、3個の操作ハンド
ル43で開口窓51をほぼ塞ぐことができるようになっ
ている)。そこで、このような寸法の器体5を単位寸法
の器体5と呼ぶことにする。
【0044】器体5とプレート枠50との相対的な取付
寸法を上述のように規定しておくことによって、プレー
ト枠50には単位寸法の器体5を1〜3個の範囲の任意
個数で取り付けることが可能になる。また、各保持溝5
7a,57bは等間隔に設けられているから、単位寸法
の器体5であれば固定梁部54および可動梁部55の隣
接する任意の2個の保持溝57a,57bを用いてプレ
ート枠50に取着することができる。
【0045】器体5を取り付けたプレート枠50を壁面
等に取り付けるために、プレート枠50の各横片52に
は、壁面に埋め込まれた埋込ボックス(図示せず)にプ
レート枠50を取り付けるためのボックスねじを挿通す
るボックス用孔58aと、プレート枠50を壁面等の施
工面に直付けするためのねじが挿通されるねじ挿通孔5
8bと、施工面を形成する壁パネル等に取り付ける際に
使用するはさみ金具(図示せず)を係止するはさみ金具
係止孔58cとが設けてある。
【0046】また、プレート枠50の4隅には、化粧プ
レート60の後面から突設した係止突起63を係止する
化粧プレート係止孔59が設けてあり、化粧プレート係
止孔59に係止突起63を挿入係止することでプレート
枠50の前面を覆う形で化粧プレート60を着脱自在に
取り付けることができるようになっている。
【0047】化粧プレート60は、絶縁性を有する合成
樹脂を用いて形成されたものであって、プレート枠50
の前面を覆う矩形状の前面板61と、前面板61の周縁
から全周に亙って後方に突出する側壁62とを連続一体
に形成した略箱形に形成される。プレート枠50に結合
するための上述した係止突起63は前面板61の後面側
の4隅に突設してある。また、前面板61の中央部に
は、プレート枠50に取り付けた器体5の前面を露出さ
せる開口窓61aが設けてある。
【0048】化粧プレート60の側壁62のうちの各対
向面間の距離は、それぞれプレート枠50の対応する部
位の幅寸法よりも大きくしてある。すなわち、施工面に
配設したプレート枠50の前面側に化粧プレート60を
取着したとき、プレート枠50が化粧プレート60の内
側に収まり、化粧プレート60の側壁62の先端縁が施
工面にほぼ当接する。その結果、プレート枠50と化粧
プレート60との突き合わせ面が施工面よりも前方へ出
ることがなく、両者の突き合わせの線が側面からはほと
んど見えなくなり外観が向上する。また、化粧プレート
60の側壁62の内側面には、プレート枠50の側面に
当接してプレート枠50に対する化粧プレート60の位
置ずれを防止する規制リブ64を複数列設している。
【0049】ところで、プレート枠50の両枠片53
a,53bの外側面には、後方ほど外側に突出するよう
に傾斜する傾斜面53cと、傾斜面53cに連続して外
側に張り出した張出部53dとが形成されている。さら
に、化粧プレート60の上下の側壁62の内側面には後
端面が張出部53dの前面に当接するリブ69が突設さ
れ、このリブ69によって化粧プレート60のがたつき
が防止される。プレート枠50に化粧プレート60を取
り付けるときには、化粧プレート60の規制リブ64が
プレート枠50の枠片53a,53bに形成した傾斜面
53cに案内されるから、取り付けが容易である。
【0050】化粧プレート60の上下の一方の側壁62
には一対の切欠部66が設けてあり、この切欠部66に
治具(マイナスドライバの先端部など)を差し込んで化
粧プレート60をプレート枠50から離す向き(前向
き)の力を作用させると、化粧プレート60の係止突起
63とプレート枠50の化粧プレート係止孔59との係
合状態が解除され、化粧プレート60をプレート枠50
から取り外すことができる。プレート枠50の枠片53
bにおいて切欠部66に対応する位置には傾斜面53c
よりも内側へ窪んだ逃がし部65が設けてあり、切欠部
66に差し込まれた治具を逃がして奥まで挿入できるよ
うにしてあり、化粧プレート60を取り外す際に力を作
用させやすくしてある。さらに、逃がし部65の後面側
端部からは張出部53dよりも薄肉のリブ67が、化粧
プレート60の切欠部66から突出しない程度まで延設
してある。すなわち、切欠部66に差し込んだ治具に施
工面に当接する部分を支点として力を加えることで施工
面に傷が付くおそれがあるが、リブ67を設けているこ
とで切欠部66に差し込んだ治具がリブ67に当接し、
化粧プレート60をプレート枠50から取り外す際に治
具によって施工面に傷が付くのを防ぐことができる。
【0051】化粧プレート60の後面側には、プレート
枠50に取着したときにプレート枠50に設けた3つの
スリット56a〜56cにそれぞれ嵌入される突条片6
8a〜68cが列設してある。ここで、各突条片68a
〜68cの寸法は、プレート枠50の各スリット56a
〜56cに嵌入された状態で、スリット56a〜56c
の内周面と各突条片68a〜68cとの間にわずかな隙
間しか生じないような寸法に設定してある。すなわち、
器体5を取り付けたプレート枠50に化粧プレート60
を取着した状態では、3つの突条片68a〜68cがプ
レート枠50の各スリット56a〜56cに嵌入され、
スリット56a〜56cの内周面と各突条片68a〜6
8cとの間にはわずかな隙間しか生じないことから、プ
レート枠50の可動梁部55の動き(撓み)が規制され
ることになる。その結果、操作ハンドル43の操作によ
って衝撃が加えられた場合でも、上述のように可動梁部
55の動きが規制されているために器体5の取付爪8と
固定梁部54および可動梁部55の保持溝57a,57
bとの係合状態が解除されにくいのである。
【0052】本実施形態のスイッチ装置では、化粧プレ
ート60の開口窓61aの長手方向に沿う方向の操作ハ
ンドル43の寸法が、開口窓61aの長手方向の寸法の
略3分の1の寸法に形成されており、プレート枠50の
長手方向に3個並べてスイッチ装置を取り付けることが
できるるとともに、従来に比べて操作ハンドル43の面
積が大きくなって操作性および見栄えが良くなる。
【0053】(実施形態2)本実施形態のスイッチ装置
を図12ないし図14に示す。本実施形態のスイッチ装
置の基本構成は実施形態1のスイッチ装置とほぼ同じで
あって、操作ハンドル43の大きさなどが実施形態1と
相違する。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一
の符号を付して説明を省略する。
【0054】本実施形態における操作ハンドル43は、
図15に示すようにプレート枠50の開口窓51(およ
び化粧プレート60の開口窓61a)とほぼ同じ寸法に
形成されている。すなわち、本実施形態における操作ハ
ンドル43の長手方向の寸法は開口窓51の長手方向の
寸法にほぼ等しく、操作ハンドル43の短手方向の寸法
は開口窓51の短手方向の寸法にほぼ等しく設定されて
いるので、反転ハンドル31に比べて操作ハンドル43
を比較的大きな寸法に形成することができ、スイッチ装
置の操作性を向上させることができる。また、操作ハン
ドル43の操作面が大きく見えるため、開口窓61aの
長手方向に沿う方向に伸びるライン板45を操作ハンド
ル43の一端側に取り付けることによって、操作ハンド
ル43をスリムでコンパクト(小型)に見せ、見栄えを
良くしている。
【0055】ここにおいて、操作ハンドル43の一端側
には、操作ハンドル43の長手方向に沿って走る取付溝
44が形成されており、取付溝44には帯板状のライン
板45が覆着される。取付溝44の長手方向の略中央の
底面には、細長の押位置指示突起43bが突設され、取
付溝44の両端部および中間部位には操作ハンドル43
を貫通する結合孔43c〜43fが穿設されており、取
付溝44の一端部に穿設された結合孔43aの奥方には
凹所(図示せず)が形成されている。
【0056】ライン板45は、合成樹脂製であって、略
中央には押位置指示突起43bを挿通させる挿通孔46
が穿設され、長手方向の一端には、取付溝44の一端側
に設けられた上記凹所と凹凸係止する凸部47が突設さ
れている。ライン板45の幅方向の両端部からは結合孔
43d〜43fに係合する結合脚48が後方に向かって
突設されている。しかして、ライン板45を操作ハンド
ル43に取り付ける際は、まずライン板45の一端側に
設けた凸部47を操作ハンドル43の結合孔43c内に
挿入し、この凸部47を支点としてライン板45の他端
側が取付溝44に近づくようにライン板45を回転さ
せ、ライン板45の結合脚48を対応する結合孔43d
〜43f内に挿入係止させることにより、ライン板45
が操作ハンドル43に取り付けられる。なお、押位置指
示突起43bはライン板45の挿通孔46を通して先端
部が操作ハンドル43の前面から突出する。この押位置
指示突起43bは、実施形態1で説明した押位置指示突
起43aと同様の機能を有する。
【0057】(実施形態3)本実施形態のスイッチ装置
を図16ないし図18に示す。本実施形態のスイッチ装
置の基本構成は実施形態2のスイッチ装置とほぼ同じで
あって、操作ハンドル43の大きさ、組立枠3の形状な
どが実施形態2と相違する。なお、実施形態2と同様の
構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0058】本実施形態における操作ハンドル43は、
図19に示すようにプレート枠50の開口窓51を2個
で覆う程度の寸法に形成されている。したがって、本実
施形態においても反転ハンドル31に比べて操作ハンド
ル43を比較的大きな寸法に形成することができ、スイ
ッチ装置の操作性を向上させることができる。また、本
実施形態における操作ハンドル43にも、実施形態2と
同様に、化粧プレート60の開口窓61a(プレート枠
50の開口窓51)の長手方向に沿う方向に伸びるライ
ン板45を操作ハンドル43の一端側に取り付けてあ
る。
【0059】ところで、本実施形態においては、ボディ
5bおよびカバー5aの寸法を上記実施形態1とほぼ同
じ寸法に設定し、操作ハンドル43の前面の中心を反転
ハンドル31の前面の中心に重なるように取り付けてあ
るが、操作ハンドル43における開口窓51の長手方向
に沿った辺の寸法が実施形態1における操作ハンドル4
3の対応する辺のほぼ1.5倍の寸法に形成されてお
り、実施形態1における組立枠3を用いると取付爪8の
位置がプレート枠50の保持溝57a,57bの位置と
ずれてしまうので、器体5をプレート枠50に取り付け
ることができない。
【0060】そこで、本実施形態では、組立枠3の前部
の両側縁に、カバー5aの短手方向に沿って突出する延
設片3dを設け、延設片3dに取付爪8を設けることで
実施形態1と比較して一対の取付爪8,8のピッチを広
げている。要するに、開口窓51の長手方向に沿う方向
におけるスイッチ本体1の中心位置を操作ハンドル43
の中心位置と一致させた状態で、器体5がプレート枠5
0に取り付けられるような取付ピッチで取付爪8が組立
枠3に設けた延設片3dに突設されている。図17およ
び図18中には、実施形態1における取付爪8,8の位
置を二点鎖線で示してある。したがって、スイッチ本体
1は、プレート枠50の各枠片53a,53bに設けら
れた隣接する3個の保持溝57a,57bのうち、両側
の保持溝57a,57bに取付爪8を係止させ、プレー
ト枠50の上下いずれの取付位置にも取付可能にしてい
る。
【0061】(実施形態4)本実施形態のスイッチ装置
は、図20ないし図22に示す構成の押釦スイッチであ
って、実施形態1と同様に、合成樹脂製のボディ5bと
合成樹脂製のカバー5aと一対の合成樹脂製の組立枠3
とで器体5を形成している。なお、実施形態1と同様の
構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0062】本実施形態におけるカバー5a内には、器
体5の前面側の操作ハンドル43’の一端部(図21に
おける下端部)の押操作毎に開閉子24’の可動接点2
9が端子板18の接点保持片18dに設けた固定接点2
5に接触した状態と離れた状態と交互に繰り返すように
開閉子24’を駆動する駆動部(図示せず)が収納され
ている。また、本実施形態における操作ハンドル43’
は図21における下端部を押操作する押釦スイッチであ
り、操作ハンド43’の前面には、押すべき位置を指示
する円形状の押位置指示凹部43gが形成されている。
なお、本実施形態においても実施形態1と同様に器体5
の寸法は単位寸法に形成されており、操作ハンドル4
3’の前面の寸法も実施形態1とほぼ同じ寸法に形成さ
れている。また、固定接点25と可動接点29とからな
る接点は開閉子24’を揺動させるために設けた上記駆
動部とともにスイッチ機構部を構成する。
【0063】
【発明の効果】請求項1の発明は、長手方向に3組の器
具取付手段を備えた長方形状の器具取付用の開口窓を有
するプレートに取付可能であって短手方向の外形寸法が
前記開口窓の長手方向のほぼ3分の1に形成された器体
と、前記器体の前面側に配設され前記プレートの開口窓
内に配置され前記開口窓の短手方向における両端部が交
互に操作される操作ハンドルとを備え、前記器体は、前
面開口した合成樹脂製のボディと、ボディの前面側に配
設される合成樹脂製のカバーと、ボディとカバーとに跨
る形で形成された組立突起が嵌合される組立孔を有する
一対の合成樹脂製の組立枠とで形成され、前記操作ハン
ドルは、前記プレートの開口窓のほぼ3分の1を塞ぐ大
きさに形成されてなるものであり、前記器体が、前面開
口した合成樹脂製のボディと、ボディの前面側に配設さ
れる合成樹脂製のカバーと、ボディとカバーとに跨る形
で形成された組立突起が嵌合される組立孔を有する一対
の合成樹脂製の組立枠とで形成されることにより、従来
のような金属製の組立枠を用いてボディとカバーとを結
合する場合に比べて組立作業が容易になり、また、前記
操作ハンドルがプレートの開口窓のほぼ3分の1を塞ぐ
大きさに形成されていることにより、操作ハンドルの面
積を従来に比べて大きくすることができるので、操作性
が向上するとともに見栄えが良くなるという効果があ
る。
【0064】請求項2の発明は、長手方向に3組の器具
取付手段を備えた長方形状の器具取付用の開口窓を有す
るプレートに取付可能であって短手方向の外形寸法が前
記開口窓の長手方向のほぼ3分の1に形成された器体
と、前記器体の前面側に配設され前記プレートの開口窓
内に配置され前記開口窓の短手方向における両端部が交
互に操作される操作ハンドルとを備え、前記器体は、前
面開口した合成樹脂製のボディと、ボディの前面側に配
設される合成樹脂製のカバーと、ボディとカバーとに跨
る形で形成された組立突起が嵌合される組立孔を有する
一対の合成樹脂製の組立枠とで形成され、前記操作ハン
ドルは、前記プレートの開口窓のほぼ全部を塞ぐ大きさ
に形成されてなるものであり、前記器体が、前面開口し
た合成樹脂製のボディと、ボディの前面側に配設される
合成樹脂製のカバーと、ボディとカバーとに跨る形で形
成された組立突起が嵌合される組立孔を有する一対の合
成樹脂製の組立枠とで形成されることにより、従来のよ
うな金属製の組立枠を用いてボディとカバーとを結合す
る場合に比べて組立作業が容易になり、また、前記操作
ハンドルがプレートの開口窓のほぼ全部を塞ぐ大きさに
形成されていることにより、操作ハンドルの面積を従来
および請求項1の発明に比べて大きくすることができる
ので、操作性が向上するとともに見栄えが良くなるとい
う効果がある。
【0065】請求項3の発明は、長手方向に3組の器具
取付手段を備えた長方形状の器具取付用の開口窓を有す
るプレートに取付可能な器体と、前記器体の前面側に配
設され前記プレートの開口窓内に配置され前記開口窓の
短手方向における両端部が交互に操作される操作ハンド
ルとを備え、前記器体は、前面開口した合成樹脂製のボ
ディと、ボディの前面側に配設される合成樹脂製のカバ
ーと、ボディとカバーとに跨る形で形成された組立突起
が嵌合される組立孔を有する一対の合成樹脂製の組立枠
とで形成され、前記操作ハンドルは、前記プレートの開
口窓のほぼ半分を塞ぐ大きさに形成されてなるものであ
り、前記器体が、前面開口した合成樹脂製のボディと、
ボディの前面側に配設される合成樹脂製のカバーと、ボ
ディとカバーとに跨る形で形成された組立突起が嵌合さ
れる組立孔を有する一対の合成樹脂製の組立枠とで形成
されることにより、従来のような金属製の組立枠を用い
てボディとカバーとを結合する場合に比べて組立作業が
容易になり、また、前記操作ハンドルがプレートの開口
窓のほぼ半分を塞ぐ大きさに形成されていることによ
り、操作ハンドルの面積を従来および請求項1の発明に
比べて大きくすることができるので、操作性が向上する
とともに見栄えが良くなるという効果がある。
【0066】請求項4の発明は、長手方向に3組の器具
取付手段を備えた長方形状の器具取付用の開口窓を有す
るプレートに取付可能であって短手方向の外形寸法が前
記開口窓の長手方向のほぼ3分の1に形成された器体
と、前記器体の前面側に配設され前記プレートの開口窓
内に配置され前記開口窓の短手方向における一端部が押
操作される操作ハンドルとを備え、前記器体は、前面開
口した合成樹脂製のボディと、ボディの前面側に配設さ
れる合成樹脂製のカバーと、ボディとカバーとに跨る形
で形成された組立突起が嵌合される組立孔を有する一対
の合成樹脂製の組立枠とで形成され、前記操作ハンドル
は、前記プレートの開口窓のほぼ3分の1を塞ぐ大きさ
に形成されてなるものであり、前記器体が、前面開口し
た合成樹脂製のボディと、ボディの前面側に配設される
合成樹脂製のカバーと、ボディとカバーとに跨る形で形
成された組立突起が嵌合される組立孔を有する一対の合
成樹脂製の組立枠とで形成されることにより、従来のよ
うな金属製の組立枠を用いてボディとカバーとを結合す
る場合に比べて組立作業が容易になり、また、前記操作
ハンドルがプレートの開口窓のほぼ3分の1を塞ぐ大き
さに形成されていることにより、操作ハンドルの面積を
従来に比べて大きくすることができるので、操作性が向
上するとともに見栄えが良くなるという効果がある。
【0067】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、前記組立孔の内周面には、前記組立
突起に圧接する圧入リブが突設されているので、ボディ
とカバーとの結合力を高めることができるともに組立枠
が外れるのを防ぐことができるという効果がある。
【0068】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
5の発明において、前記組立突起は、前記プレートにお
ける開口窓の長手方向に沿った部位へ臨む面にぞれぞれ
形成され、前記組立枠には、前記プレートの器具取付手
段に取り付けるための取付部が形成されているので、従
来の埋込型の配線器具と同様の施工方法で施工すること
ができ施工作業が容易になるとともに、前記プレートへ
他の埋込型の配線器具と連設することが可能となるとい
う効果がある。
【0069】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6の発明において、前記組立突起は、前記プレートにお
ける開口窓の長手方向に沿った部位へ臨む面にぞれぞれ
一対ずつ形成され、前記各組立枠には、前記組立孔が2
つずつ設けられているので、ボディとカバーとの結合力
をさらに高めることができるという効果がある。
【0070】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
7の発明において、前記組立枠は、前記組立突起が前記
組立孔に嵌合した状態で前記組立突起の基端部に設けた
係合凹部に係合する引掛爪を先端部に有する係合脚が突
設されているので、組立枠の抜け止めを行うことがで
き、ボディとカバーとの結合力をさらに高めることがで
き、組立枠の小型化を図ることができるという効果があ
る。
【0071】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、前記組立突起の側縁には、前記組立突起が前記組立
孔に嵌入されていない状態で前記引掛爪が係合可能な仮
保持用の仮保持凹部が形成されているので、組立時に
は、前記ボディにおける仮保持凹部に前記組立枠の係合
脚の引掛爪を仮保持凹部に係合させた状態で、前記カバ
ーを配設して、その後、係合脚の引掛爪を係合凹部に係
合させればよいから、組立作業が容易になるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のスイッチ装置を示す分解斜視図で
ある。
【図2】同上のスイッチ装置を示す正面図である。
【図3】同上のスイッチ装置を示す下面図である。
【図4】同上のスイッチ装置の要部拡大図である。
【図5】同上のスイッチ装置の要部拡大断面図である。
【図6】同上のスイッチ装置の要部拡大断面図である。
【図7】同上のスイッチ装置の組立方法の説明図であ
る。
【図8】同上のスイッチ装置が取り付けられるプレート
枠の正面図である
【図9】同上のスイッチ装置が取り付けられるプレート
の分解斜視図である。
【図10】同上のスイッチ装置が取り付けられるプレー
トの分解斜視図である。
【図11】同上のスイッチ装置のプレート枠への取り付
け方の説明図である。
【図12】実施形態2のスイッチ装置を示す分解斜視図
である。
【図13】同上のスイッチ装置の正面図である。
【図14】同上のスイッチ装置の側面図である。
【図15】同上のスイッチ装置が取り付けられるプレー
ト枠の正面図である。
【図16】実施形態3のスイッチ装置を示す分解斜視図
である。
【図17】同上のスイッチ装置の正面図である。
【図18】同上のスイッチ装置の側面図である。
【図19】同上のスイッチ装置とプレート枠との位置関
係の説明図である。
【図20】実施形態4のスイッチ装置を示す分解斜視図
である。
【図21】同上のスイッチ装置の正面図である。
【図22】同上のスイッチ装置の下面図である。
【符号の説明】
1 スイッチ本体 3 組立枠 4 組立孔 5 器体 5b ボディ 5a カバー 6 組立突起 8 取付爪 43 操作ハンドル
フロントページの続き (72)発明者 本田 稔 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 草間 公男 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 鈴木 健 三重県安芸郡美里村字五百野1285番地 株 式会社葉山電器製作所内 Fターム(参考) 5G035 AA09 CA01 CB04 DA07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に3組の器具取付手段を備えた
    長方形状の器具取付用の開口窓を有するプレートに取付
    可能であって短手方向の外形寸法が前記開口窓の長手方
    向のほぼ3分の1に形成された器体と、前記器体の前面
    側に配設され前記プレートの開口窓内に配置され前記開
    口窓の短手方向における両端部が交互に操作される操作
    ハンドルとを備え、前記器体は、前面開口した合成樹脂
    製のボディと、ボディの前面側に配設される合成樹脂製
    のカバーと、ボディとカバーとに跨る形で形成された組
    立突起が嵌合される組立孔を有する一対の合成樹脂製の
    組立枠とで形成され、前記操作ハンドルは、前記プレー
    トの開口窓のほぼ3分の1を塞ぐ大きさに形成されてな
    ることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 長手方向に3組の器具取付手段を備えた
    長方形状の器具取付用の開口窓を有するプレートに取付
    可能であって短手方向の外形寸法が前記開口窓の長手方
    向のほぼ3分の1に形成された器体と、前記器体の前面
    側に配設され前記プレートの開口窓内に配置され前記開
    口窓の短手方向における両端部が交互に操作される操作
    ハンドルとを備え、前記器体は、前面開口した合成樹脂
    製のボディと、ボディの前面側に配設される合成樹脂製
    のカバーと、ボディとカバーとに跨る形で形成された組
    立突起が嵌合される組立孔を有する一対の合成樹脂製の
    組立枠とで形成され、前記操作ハンドルは、前記プレー
    トの開口窓のほぼ全部を塞ぐ大きさに形成されてなるこ
    とを特徴とするスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 長手方向に3組の器具取付手段を備えた
    長方形状の器具取付用の開口窓を有するプレートに取付
    可能な器体と、前記器体の前面側に配設され前記プレー
    トの開口窓内に配置され前記開口窓の短手方向における
    両端部が交互に操作される操作ハンドルとを備え、前記
    器体は、前面開口した合成樹脂製のボディと、ボディの
    前面側に配設される合成樹脂製のカバーと、ボディとカ
    バーとに跨る形で形成された組立突起が嵌合される組立
    孔を有する一対の合成樹脂製の組立枠とで形成され、前
    記操作ハンドルは、前記プレートの開口窓のほぼ半分を
    塞ぐ大きさに形成されてなることを特徴とするスイッチ
    装置。
  4. 【請求項4】 長手方向に3組の器具取付手段を備えた
    長方形状の器具取付用の開口窓を有するプレートに取付
    可能であって短手方向の外形寸法が前記開口窓の長手方
    向のほぼ3分の1に形成された器体と、前記器体の前面
    側に配設され前記プレートの開口窓内に配置され前記開
    口窓の短手方向における一端部が押操作される操作ハン
    ドルとを備え、前記器体は、前面開口した合成樹脂製の
    ボディと、ボディの前面側に配設される合成樹脂製のカ
    バーと、ボディとカバーとに跨る形で形成された組立突
    起が嵌合される組立孔を有する一対の合成樹脂製の組立
    枠とで形成され、前記操作ハンドルは、前記プレートの
    開口窓のほぼ3分の1を塞ぐ大きさに形成されてなるこ
    とを特徴とするスイッチ装置。
  5. 【請求項5】 前記組立孔の内周面には、前記組立突起
    に圧接する圧入リブが突設されてなることを特徴とする
    請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のスイッチ装
    置。
  6. 【請求項6】 前記組立突起は、前記プレートにおける
    開口窓の長手方向に沿った部位へ臨む面にぞれぞれ形成
    され、前記組立枠には、前記プレートの器具取付手段に
    取り付けるための取付部が形成されてなることを特徴と
    する請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のスイッ
    チ装置。
  7. 【請求項7】 前記組立突起は、前記プレートにおける
    開口窓の長手方向に沿った部位へ臨む面にぞれぞれ一対
    ずつ形成され、前記各組立枠には、前記組立孔が2つず
    つ設けられてなることを特徴とする請求項1ないし請求
    項6のいずれかに記載のスイッチ装置。
  8. 【請求項8】 前記組立枠は、前記組立突起が前記組立
    孔に嵌合した状態で前記組立突起の基端部に設けた係合
    凹部に係合する引掛爪を先端部に有する係合脚が突設さ
    れてなることを特徴とする請求項1ないし請求項7のい
    ずれかに記載のスイッチ装置。
  9. 【請求項9】 前記組立突起の側縁には、前記組立突起
    が前記組立孔に嵌入されていない状態で前記引掛爪が係
    合可能な仮保持用の仮保持凹部が形成されてなることを
    特徴とする請求項8記載のスイッチ装置。
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