JP4122979B2 - スイッチ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、取付枠を用いて施工されるスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図22に示す構成のスイッチが知られている。図示するスイッチは波動形などの呼称で知られているスイッチであって、器体1に対してシーソ動作が可能なハンドル14を備え、ハンドル14のシーソ動作によって接点が反転するように構成されている。
【0003】
器体1は、接点を含む充電部品を収納する直方体状のボディ11と、ボディ11の前面側に結合されるカバー12とにより形成され、ボディ11とカバー12とはそれぞれ一対の組立枠13により結合される。カバー12の前面中央部には筒状のボス部12aが突設されており、カバー12の前面においてボス部12aの両側方には肩部12bが形成される。
【0004】
ボディ11におけるカバー12側の一面は長方形状に開口しており、ボディ11の内部である収納凹所11aの長手方向の両端部にはそれぞれ端子板21,22が収納され、収納凹所11aの長手方向の中央部には前方に開放されたコ字状である開閉子24が収納される。一方の端子板21には収納凹所11aの底面に沿って他方の端子板22に向かう向きに支持片21aが延設され、支持片21aの先端部には前方に突出する断面三角形状に屈曲された支点突部21bが形成される。開閉子24は、支点突部21bの先端に当接するように配置され、支点突部21bの先端付近を支点として揺動可能になる。
【0005】
他方の端子板22における前記一方の端子板21との対向部位にはL字状の接点保持片22aが延設され、接点保持片22aの先端部には固定接点25aが設けられる。固定接点25aはコ字状である開閉子24の一方の脚片に設けた可動接点25bに対応するように形成され、固定接点25aと可動接点25bとにより接点が形成される。つまり、開閉子24の揺動によって可動接点25bが固定接点25aに離接し接点が開閉される。
【0006】
ところで、カバー12に設けたボス部12aにはハンドル14が挿入され、ハンドル14はカバー12に対して揺動可能になっている。ハンドル14と開閉子24との間にはコイルばねからなる反転ばね28が保持され、ハンドル14においてボス部12aの先端面から露出する操作面14bの長手方向の一端部を押し込むと反転ばね28から開閉子24に作用するばね力の向きが反転し、可動接点25bが固定接点25aに対して離接する。
【0007】
上述した構成のスイッチを壁面のような施工面に取り付ける際には、施工面に取付可能な取付枠3にスイッチを取着する必要がある。取付枠3はボス部12aが挿入されてハンドル14を露出させる取付窓31を有し、取付窓31の周部後面に肩部12bが当接可能になっている。さらに、コ字状に形成した各組立枠13の中央片には各一対の結合爪13aがカバー12の側面から突出する形で形成されており、結合爪13aが取付枠3の側部に設けた結合凹所32に結合爪13aを係合させることによってスイッチが取付枠3に取着されるようにしてある。
【0008】
取付枠3は矩形枠状であって、取付窓31を挟む両側枠33a,33bにはそれぞれ後方に延長された保持片34が形成され、保持片34における対向面に上述した結合凹所32が形成されている。両側枠33a,33bのうちの少なくとも一方には取付枠3の前面側から保持片34の近傍部位にマイナスドライバの先端部のような工具4を挿入することができる外し孔35が形成されており、外し孔35に工具4を挿入することによって、結合爪13aから保持片34を遠ざける向きに保持片34を撓ませることが可能になっている。つまり、工具4によって結合爪13aと結合凹所32との係合状態を解除し、スイッチを取付枠3から取り外すことが可能になっている(たとえば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開昭57−191920号公報(第1−2頁、図1)
【特許文献2】
特開平11−86682号公報(第6−10頁、図1)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種のスイッチでは接点を介して配置されている充電部材の絶縁距離を確保する必要があり、端子板21と端子板22との間の距離を確保することが必要である。
【0011】
しかしながら、カバー12の両側の結合爪13aの先端間の寸法は取付枠3に対する取付寸法によって規定されており、カバー12の前面における長手方向の寸法は結合爪13aと取付枠3との関係によって制約されることになる。また、取付枠3に取着したスイッチを取付枠3から取り外すときに、取付枠3の前面側から外し孔35に工具4を挿入するから、ボディ11の長手方向の寸法が大きくなると、図22のように、工具4の先端がボディ11に引っ掛かることになり、ボディ11の長手方向の寸法にも制約が生じる。
【0012】
また、取付枠3として、図23および図24のように、2個のスイッチを横に並べて保持する2連形のものを用いる場合には、両スイッチの結合爪13aは1つの保持片34の両面に設けた結合凹所32に係合するから、カバー12の長手方向の寸法が大きくなると、カバー12の側面からの結合爪13aの突出寸法が小さくなるだけではなく、両スイッチで共用されている保持片34の厚み寸法が小さくなり、このことからもカバー12の長手方向の寸法を大きくすることは困難である。
【0013】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、ボディにおいて充電部品を収納するための収納凹所を従来構成よりも大きくすることによって充電部品の絶縁距離を確保しやすくしたスイッチを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、接点を含む充電部品を収納したボディと、ボディの前面側に結合されボディとともに器体を形成しかつ接点の操作に用いるハンドルを保持するカバーと、ハンドルを露出させる取付窓を有する取付枠に設けられている結合凹所に係合可能であってカバーの両側面よりも側方に突出しかつカバーの両側における先端間の距離が規定されている複数個の結合爪とを有し、カバーの前面においてハンドルの両側方である肩部を取付窓の周部後面に当接させかつ結合爪を結合凹所に係合させた形で取付枠に取着可能であって、カバーの両側における結合爪の基端と先端との間の中心同士を結ぶ距離よりもボディの両側面間の距離が大きく、ボディにおいて充電部品を収納する収納凹所には充電部品に合致する寸法の収納スペースが形成されており、収納スペースの底面には組合せ突起が形成され、充電部品において収納スペースの底面に当接する部位には、組合せ突起と嵌合する組合せ切欠が形成されることにより、異なる製品品種間で収納スペースに対する充電部品の組み付けが禁止されることを特徴とする。
【0015】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記結合凹所への前記結合爪の係合状態を解除させる工具を前記取付枠の前面側から挿入可能とする外し孔が取付枠における結合凹所の近傍部位に形成され、前記カバーの両側面の後端を前記ボディの両側面の前端に一致させカバーの両側面の前端間の寸法を後端間の寸法よりも小さくするようにカバーの両側面の少なくとも一部にテーパが形成されていることを特徴とする。
【0016】
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記テーパが前記カバーの側面における後部に形成されていることを特徴とする。
【0017】
請求項4の発明では、請求項1ないし請求項3の発明において、前記ボディにおいて前記充電部品を収納する収納凹所は位置決め切欠を有する開口形状であって、前記カバーには位置決め切欠の内周面に当接する形で位置決め切欠に挿入される組違い防止用の複数個の位置決め突起が突設されていることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
本実施形態は、図2に示すように、接点を含む充電部品を収納する直方体状のボディ11と、ボディ11の前面側に結合されるカバー12とにより形成され、ボディ11とカバー12とはそれぞれコ字状に形成された一対の組立枠13により結合した器体1を備える。この器体1は、たとえばJIS規格において規定されている連用形の埋込形配線器具における1個モジュール寸法と略同寸法に形成される。ボディ11およびカバー12には絶縁性を有する合成樹脂成形品が用いられ、組立枠13には金属が用いられる。カバー12の前面中央部には角筒状のボス部12aが突設されており、カバー12の前面においてボス部12aの両側方には肩部12bが形成される。カバー12の各肩部12bの周面とボディ11の外側面とには、コ字状である組立枠13の両脚片を嵌入する組立溝11c,12cが形成されている。組立枠13の両脚片の先端部は二股状であって、組立枠13の中央片を肩部12bに載せた状態で脚片を組立溝11c,12cに嵌入させ、脚片の先端部の二股状の部分を拡げるように変形させることにより、ボディ11とカバー12とが組立枠13で結合されるようになっている。
【0020】
ボディ11におけるカバー12側の一面は長方形状に開口しており、ボディ11の内部である収納凹所11aには複数のリブ11bが設けられている。収納凹所11aの長手方向の両端部にはそれぞれ端子板21,22が収納され、収納凹所11aの長手方向の中央部には前方に開放されたコ字状である開閉子24が収納される。一方の端子板21には収納凹所11aの底面に沿って他方の端子板22に向かう向きに支持片21aが延設され、支持片21aの先端部には前方に突出する断面三角形状に屈曲された支点突部21bが形成される。開閉子24は、支点突部21bの先端に当接するように配置され、支点突部21bの先端付近を支点として揺動可能になる。ここに、コ字状である開閉子24の中央片の両側部には収納凹所11aの内面に形成した位置規制突部(図示せず)が嵌入される位置規制切欠24aが形成される。つまり、位置規制切欠24aと位置規制突部とにより開閉子24の揺動範囲が規制される。
【0021】
他方の端子板22における前記一方の端子板21との対向部位にはL字状の接点保持片22aが延設され、接点保持片22aの先端部には固定接点25aが設けられる。固定接点25aはコ字状である開閉子24の一方の脚片に設けた可動接点25bに対応するように形成され、固定接点25aと可動接点25bとにより接点が形成される。つまり、開閉子24の揺動によって可動接点25bが固定接点25aに離接し接点が開閉される。
【0022】
各端子板21,22はそれぞれ後方に開放されたコ字状に形成されており、各端子板21,22の内部にはそれぞれ2個ずつの錠ばね26が配置される。各錠ばね26は、金属帯板の長手方向の一端部をJ字状に曲成し他端部をS字状に曲成することによって、主片26aの一端部に鎖錠片26bを設け他端部に接触片26cを設けた形に形成されている。ボディ11の後壁において各錠ばね26に対応する部位には電線挿入口16(図1参照)が穿孔され、電線挿入口16を通してボディ11の内部に電線を挿入することにより、電線の先端部が錠ばね26の鎖錠片26bおよび接触片26cと端子板21,22との間に挟持されるようにしてある。鎖錠片26bは主片26aの後端から斜め前方に向かって延設されており、つまりは、電線の挿入方向において主片26aから離れる向きに延設されており、電線挿入口16を通して挿入された電線は鎖錠片26bの先端縁が食い込むことにより、電線に作用する引張力に抗するようになっている。収納凹所11aには、各端子版21,22に設けた各一対の錠ばね26の鎖錠片26bに跨るように配置した解除釦27が収納される。解除釦27はボディ11の後壁に穿孔した操作孔17を通してボディ11の中に挿入されるマイナスドライバのような工具によって押圧可能であって、解除釦27を工具で押圧すると鎖錠片26bの先端が主片26aに近付く向きに撓み、電線を保持する力が低減するようになっている。つまり、解除釦27を押圧した状態で電線を引き抜くことができるようにしてある。この種の端子の構成は速結端子として知られている。
【0023】
ところで、カバー12に設けたボス部12aにはハンドル14が挿入され、ボス部12aの内周面にはハンドル14の外側面に突設された軸突起14aを受ける軸受凹所12dが形成されている。軸突起14aが軸受凹所12dに挿入された状態では軸突起14aの前端部を支点としてハンドル14がカバー12に対して揺動可能になる。ハンドル14と開閉子24との間にはコイルばねからなる反転ばね28が保持され、ハンドル14においてボス部12aの先端面から露出する操作面14bの長手方向の一端部を押し込むと反転ばね28から開閉子24に作用するばね力の向きが反転し、可動接点25bが固定接点25aに対して離接する。また、ハンドル14も反転ばね28のばね力によって位置保持される。反転ばね28の両端部はハンドル14と開閉子24とによってほぼ定位置に拘束されているから反転ばね28は中央部のみが移動可能になる。つまり、反転ばね28は軸線が直線であるときに最大圧縮される中立状態になるが、中立状態は不安定であるから軸線をく字状にするようにばね力を作用させることになる。反転ばね28の軸線がく字状になる状態には、開閉子24に設けた可動接点25bが、固定接点25aに接触する状態と固定接点25aから離れる状態との2状態がある。各状態においてハンドル14の操作面14bのいずれか一端部のボス部12aからの突出量が他端部よりも大きくなるから、突出量の大きいほうの端部を押し込むことによって他状態に反転させることができる。このとき、反転ばね28は中立状態を超えて反転するから、開閉子24はいわゆるスナップ動作によって急速に移動する。つまり、ハンドル14をシーソ動作させることによって反転ばね28を2状態の一方から他方に反転させることができる。ここに、ハンドル14および開閉子24の揺動範囲は他部材によって規制される。たとえば、ハンドル14は端子板21,22やカバー12を用いることによって揺動範囲を規制する構成を実現することができ、開閉子24は端子板21,22やボディ11を用いることによって揺動範囲を規制する構成を実現することができる。
【0024】
ところで、本実施形態では、図1に示すように、ボディ11の長手方向における両側面間の寸法を、カバー12の両側における取付爪13aの基端と先端との間の中心間を結ぶ距離よりも大きくしてあり、従来構成に比較してボディ11の長手方向の寸法が大きくなっている。ここで、ボディ11の長手方向の寸法に合わせてカバー12の長手方向の寸法を大きくすると、カバー12の側面からの結合爪13aの突出寸法が従来構成よりも小さくなり、取付枠3における結合凹所32と結合爪13aとの係合深さが小さくなり、結果的に取付枠3に対するスイッチの保持強度が低下することになる。つまり、カバー12の側面からの結合爪13aの突出寸法は小さくすることができない。
【0025】
そこで、本実施形態では、カバー12の両側面の後端をボディ11の両側面の前端に一致させ、かつカバー12の両側面の前端間の寸法を後端間の寸法よりも小さくするように、カバー12の両側面に前後方向の全長に亘るテーパ12eを形成してある。つまり、カバー12の長手方向の両側面は前端側ほど互いの距離を小さくするように傾斜している。このような形状のカバー12は従来構成とは肩部12bの側面の形状が異なるのみであり、金型は従来構成と同程度の作業で作製することができる。
【0026】
この構成によって、ボディ11の長手方向の両側面間の距離を比較的大きくとりながらも、カバー12の側面からの結合爪13aの突出寸法を比較的大きくとることが可能になっている。また、図1に示すように、スイッチを取付枠3から取り外すために、マイナスドライバや外しキーのような工具4を取付枠3の外し孔35に挿入したときに、工具4の先端部がテーパ12eに案内されてボディ11に引っ掛かることなく挿入され、工具4を比較的深く挿入することになって、保持片34を撓ませるのが容易になる。つまり、取付枠3からスイッチを取り外す作業が容易になる。
【0027】
また、図23および図24に示した従来構成のように、2個のスイッチを横に並べて保持する2連形の取付枠3を用いる場合には、図3に示すように、ボディ11の長手方向の両側面間の寸法を従来構成よりも大きくしながらも、両スイッチの間に位置する保持片34の厚み寸法を小さくする必要がないから、保持片34の強度を低下させることがない。つまり、取付枠3の強度を維持しながらもボディ11の内容積を従来よりも大きくすることが可能になる。
【0028】
上述した例では、カバー12の側面の前後方向の全長に亘ってテーパ12eを形成しているが、図4に示すように、カバー12の側面の前後方向のうち後部側にのみテーパ12eを形成し、カバー12の側面の前部は傾斜せず前後方向に沿う面になっている。この構成では、カバー12の側面の後部に設けたテーパ12eによって図1に示した構成と同様にボディ11の長手方向の寸法を従来構成よりも大きくしながらも、カバー12の側面からの結合爪13aの突出寸法を確保して取付枠3に対するスイッチの保持強度を確保することができ、また工具4を外し孔35に深く挿入することが可能になる。しかも、カバー12の側面の前部は両スイッチが並ぶ方向に直交しているから、スイッチと保持片34との接触面積を比較的大きくとることができ、スイッチの横方向に外力が作用しても取付枠3に対してスイッチが移動せず、テーパ12eを前後方向の全長に設ける構成に比較すると取付枠3に対するスイッチの安定がよくなる。
【0029】
ところで、ボディ11とカバー12とには互いの位置決めを容易にするとともに、ボディ11に対するカバー12の組み付け方向が一致しない逆組を防止するために、図5および図6に示すように、ボディ11における収納凹所11aの開口形状は長手方向の両端部にそれぞれ位置決め切欠15aを有する形状であって、カバー12には位置決め切欠15aの内周面に当接する形で複数個の位置決め突起15bが突設されている。つまり、ボディ11の長手方向の両端部では収納凹所11aの開口縁に位置決め切欠15aとなる凹み部分が形成され、各端部の位置決め切欠15aの形状が互いに異なる形状になっている。図5および図6に示す例では、左端部の位置決め切欠15aの上下幅が右端部の位置決め切欠15aよりも大きくなっている。また、カバー12の長手方向の両端部において上下に並ぶ各一対の位置決め突起15bは位置決め切欠15aの上下幅に合致するように配置されている。
【0030】
ここにおいて、本実施形態ではボディ11の長手方向における両側面間の寸法が従来構成とは異なるものの、図5に示す従来構成の狭幅W1のボディ11およびカバー12に対して、図6に示すように広幅W2(W1<W2)のボディ11を採用する場合にも位置決め切欠15aの形状および位置決め突起15bの配置関係を図5と同様に設定したとすると、図6(b)に示すボディ11に対して図5(a)に示すカバー12を取り付けることが可能になってしまう。つまり、図7に示すように図6(b)に示すボディ11に対して図5(a)に示すカバー12を組み合わせたときに、位置決め切欠15aと位置決め突起15bとの間に隙間D1,D2が形成され、がたつきが生じるものの、図6(b)に示すボディ11に図5(a)に示すカバー12を取り付けることが可能になる。なお、カバー12の長手方向における位置決め切欠15aの距離は従来構成に比較して本実施形態のほうが大きいから、従来構成のボディ11に対して本実施形態のカバー12を組み合わせたときにはボディ11にカバー12を取り付けることはできない。
【0031】
上述のような異なる製品品種間でのボディ11とカバー12との誤結合を防止するために、図5に示したボディ11とカバー12との組合せに対して、本実施形態では、ボディ11とカバー12とについて図8に示す形状を採用している。つまり、図5に示した従来構成ではボディ11の長手方向の各端部に設けた位置決め切欠15aの上下幅を異ならせていたのに対して、本実施形態のボディ11では図8(b)のようにボディ11の長手方向の両端部に設けた位置決め切欠15aの上下幅を同幅に設定してある。ただし、ボディ11に対するカバー12の逆組を防止するために、位置決め切欠15aの上下方向の中心位置をボディ11の上下方向の中心位置に対してずらしてある。カバー12に設ける位置決め突起15bはボディ11の位置決め切欠15aに合わせて配置される。
【0032】
図5に示す構成に対して図8に示す構成を採用することにより、ボディ11とカバー12との逆組が防止されるのはもちろんのこと、異なる製品品種(つまり、従来構成と本実施形態)間においてボディ11とカバー12とを組み合わせることができなくなる。図5に示すボディ11およびカバー12と図8に示すボディ11およびカバー12とを種々組み合わせた例を図9に示す。
【0033】
図9(a)は図5に示すボディ11とカバー12とを正しい方向で組み合わせた場合を示し、図9(e)は図8に示すボディ11とカバー12とを正しい方向で組み合わせた場合を示す。これらの場合については、ボディ11とカバー12とはそれぞれ組み合わせが可能になる。図9(b)および図9(f)はそれぞれ組合せが可能なボディ11とカバー12とを用いているものの組み付け方向が一致しない場合(つまり、逆組の場合)を示している。いずれの場合も位置決め突起15bを位置決め切欠15aに完全に挿入することができず、位置決め突起15bの一部がボディ11の周壁に干渉するから、ボディ11に対してカバー12を取り付けることができない。つまり、逆組を防止することができる。
【0034】
図9(c)(d)は図5(b)のボディ11に図8(a)のカバー12を組み合わせた例であって、図9(c)は組み付け方向が一致する場合、図9(d)は逆組の場合を示している。また、図9(g)(h)は図8(b)のボディ11に図5(a)のカバー12を組み合わせた例であって、図9(g)は組み付け方向が一致する場合、図9(h)は逆組の場合を示している。図から明らかなように、いずれの場合でも位置決め突起15bを位置決め切欠15aに完全に挿入することができず、位置決め突起15bの一部がボディ11の周壁に干渉するから、ボディ11に対してカバー12を取り付けることができない。つまり、異なる製品品種間ではボディ11とカバー12とを組み合わせることができない。
【0035】
上述の構成を採用することによって、位置決め切欠15aと位置決め突起15bとを言わば鍵と鍵穴との関係とすることになり、ボディ11とカバー12とを正しい組合せ以外では結合できないようになる。その結果、異なる製品品種の部品が混在している場合であってもボディ11とカバー12とを誤って組み合わせることがなく、不良品の発生を抑制することができる。
【0036】
ところで、ボディ11の長手方向における両側面間の寸法を従来構成よりも大きくすることによって、ボディ11の内部である収納凹所11aの長手方向の寸法を大きくとることができる。ここで、端子板21と端子板22との間の距離を従来構成と同程度に設定するとすれば、端子板22についてはボディ11の長手方向の寸法、つまりコ字状である端子板22の両脚片間の距離を従来構成よりも大きくすることが可能である。この場合、端子板22の形状が同じであるとすれば、従来構成の端子板22のほうが両脚片間の距離が小さいことによって、従来構成における端子板22であっても本実施形態のボディ11に収納することが可能になる。ボディ11の内部空間における端子板22の収納スペースは本実施形態のほうが大きいから、図10に示すように、従来構成に用いる端子板22を本実施形態のボディ11に収納すると収納スペースに余剰D3が生じることになる。このような余剰D3があると端子板22がボディ11の中でがたつくから、接点の開閉の信頼性が低下することになる。
【0037】
ここに、図10に示すスイッチは特許文献2に記載されたスイッチと同様の構成であって、図1に示したスイッチとはハンドル14の構造が異なるとともに、カバー12および結合爪13aの形状が異なるものである。つまり、ハンドル14はハンドル本体14cに化粧ハンドル14dを被嵌した二重構造になっており、カバー12にはボス部12aを設けずにカバー12の前面に化粧ハンドル14dの端部が当接可能になっている。また、結合爪13aはカバー12の側面に一体に突設されている。肩部12bはカバー12の両端部において前方に突出する形で形成されている。つまり、ハンドル14は図1に示した構成よりも大型になっている。ボディ11とカバー12とは、カバー12から後方に突出する組立爪(図示せず)をボディ11に係合させることによって結合される。ただし、これらの相違点を除けば基本的な動作は図1に示した構成と同様である。
【0038】
本実施形態では、従来の端子板22と本実施形態のボディ11との組違いを防止することができるように、端子板22の形状を従来構成とは異ならせ、ボディ11において端子板22に対応する収納スペースの形状も端子板22の形状に合わせてある。従来構成としては図11(a)のように端子板22の一方の脚片の先端部に凹凸を設けていない形態のものと、図13(a)のように端子板22の一方の脚片の先端部に突片22eが突設された形態のものとがある。
【0039】
図11(a)のように両脚片の先端部に凹凸を設けていない従来構成では、図11(b)のようにボディ11の収納スペースの底面も平面状になる。この場合、端子板22とボディ11とが正しく組み合わされているときには、図11(c)に示す形でボディ11に端子板22が収納される。一方、この形状の端子板22に対して組違いを防止するために、図12(a)のように端子板22の一方の脚片の先端部に組合わせ切欠22dを形成し、図12(b)のようにボディ11の底面には組合せ切欠22dが嵌合する組合せ突起11dを形成する。つまり、端子板22とボディ11とが正しく組み合わされたときには、図12(c)のように組合せ切欠22dに組合せ突起11dが嵌合し、端子板22がボディ11から浮き上がることなくボディ11に収納されることになる。
【0040】
図12(a)の端子板22は脚片間の寸法が図11(a)の端子板22よりも大きく設定されているから、図12(a)の端子板22を図11(b)のボディ11に装着することはできず、また図11(a)の端子板22は組合せ切欠22dを設けていないから図12(b)のボディ11に装着しようとすると、図12(d)のように組合せ突起11dの存在によってボディ11の底面から端子板22が浮き上がり、ボディ11の底面と端子板22との間に隙間D4が生じることになる。つまり、ボディ11と端子板22との互いの組違いを防止することが可能になる。
【0041】
また、図13(a)のように一方の脚片の先端部に組合せ突片22eを突設した従来構成では、図13(b)のようにボディ11に設けた収納スペースの底面には組合せ突片22eが嵌合する組合せ凹所11eを形成する。この場合、端子板22とボディ11とが正しく組み合わされているときには、図13(c)に示すように組合せ突片22eが組合せ凹所11eに挿入されることによってボディ11に端子板22が収納される。一方、この形状の端子板22に対して組違いを防止するには、図14(a)のように脚片の先端部に凹凸を形成していない端子板22を用い、図14(b)のようにボディ11の収納スペースの底面を平面とする。つまり、端子板22とボディ11とが正しく組み合わされたときには、図14(c)のような形で端子板22がボディ11から浮き上がることなくボディ11に収納される。
【0042】
図14(a)の端子板22は脚片間の寸法が図13(a)の端子板22よりも大きく設定されているから、図14(a)の端子板22を図13(b)のボディ11に装着することはできず、また図13(a)の端子板22は組合せ突片22eを設けているから、図14(b)に示すボディ11に装着しようとすると、図14(d)のように組合せ突片11eの存在によってボディ11の底面から端子板22が浮き上がり、ボディ11の底面と端子板22との間に隙間D5が生じることになる。このような構成によっても、ボディ11と端子板22との互いの組違いを防止することが可能になる。
【0043】
上述した例ではボディ11の収納凹所11aにおいて端子板22を収納する収納スペースの底面と、充電部品である端子板22において収納スペースの底面に当接する部位との関係として、異なる2種類の部品品種間の一方で凹凸形状を採用し他方では凹凸を設けない形状としていたが、複数の部品品種においてそれぞれ凹凸形状を採用し、かつ噛み合う凹凸の位置を互いに異ならせる構成を採用することも可能である。また、端子板22以外の充電部品において同様の構成を採用することも可能である。
【0044】
(実施形態2)
実施形態1では接点の開閉状態が反転するスイッチを示したが、本実施形態では、図15のように、3個の端子板21,23A,23Bを用いることによって、閉路する回路が切り換えられる構成としたスイッチを示す。つまり、ボディ11に設けた収納凹所11aの長手方向の一端部に2個の端子板23A,23Bを収納し、各端子板23A,23Bに互いに異なる長さの接点保持片23a,23bを延設し、両接点保持片23a,23bの先端部に設けた固定接点25aa,25abの間に開閉子24を配置した構成を採用している。コ字状の開閉子24には両脚片にそれぞれ可動接点25ba,25bbを設け、各可動接点25ba,25bbが各固定接点25aa,25abに対して離接するようにしてある。この構成ではハンドル14の一端部を押し込むことによって、いずれか一方の可動接点25ba,25bbが、当該可動接点25ba,25bbに対応する固定接点25aa,25abに接触するようになっている。つまり、端子板21はいずれか一方の端子板23A,23Bに択一的に接続されることになる。この種のスイッチは3路スイッチとして知られているものである。
【0045】
本実施形態では、端子板21と端子板23Bとの間の距離を大きくするために端子板21の形状を変更している。これは、ボディ11の長手方向の寸法には制限があり、接点保持片23a,23bの先端部間に開閉子24を配置する3路スイッチにおいては、図16に示すように、一方の接点保持片23bと端子板21との距離D6が比較的小さくなり、高耐圧用に設計するのが困難になることがあるからである。たとえば、100V用の設計が可能であるとしても200V用に設計するのが困難になることがある。そこで、端子板21における端子板22との対向面を、図17のように平面状とするのではなく、図18のように幅方向の中央部を両端部から後退させた形状に形成してある。つまり、コ字状である端子板21の一方の脚片と中央片の一部とに跨る部位に並行する2本のスリット溝21cを形成し、スリット溝21cの間の部位と他方の脚片との距離がスリット溝21cの外側の部位よりも小さくなるように端子板21を形成してある。スリット溝21cの間の部位は延長され、延長部位が接点保持片21aになっている。また、接点保持片21aの基部の両側部には切欠溝21dが形成される。図17と図18とを比較するとわかるように、図17に示す構成の端子板21に比較して図18に示す構成の端子板21では接点保持片21aの幅寸法が小さくなっている。つまり、端子板21の幅寸法内においてスリット溝21cの外側の部位の強度を確保するためにスリット溝21cの外側の部位の最小幅寸法には制限があり、しかもスリット溝21cを設けているから、接点保持片21aの幅寸法が小さくなっているのである。もっとも通過する電力が同じであれば端子板21と端子板23Bとの間の電圧が高いほど電流を小さくすることができるから、電路としての接点保持片21aの幅寸法が小さくなっても電流容量は確保することができる。
【0046】
図18に示す形状の端子板21に対応するために、ボディ11の内部において端子板21を収納する部位に形成するリブ11bは、図19の形状から図20の形状に変更される。つまり、図17に示す端子板21では図18に示す端子板21に比較して接点保持片21aが広幅であるから、図19に示すようにリブ11bによって形成される接点保持片21aを通すための間隙が比較的広く、図18に示す端子板21を用いる場合には、図20に示すように接点保持片21aを通すための間隙が比較的狭くなる。
【0047】
上述のように、図18に示すようなスリット溝21cを形成した端子板21を用いるとともに、幅狭の接点保持片21aを通過させるためにボディ11の内部においてリブ11bにより形成される間隙を幅狭とすることにより、図21に示すように、接点保持片23bと端子板21との距離D7が従来構成よりも大きくなり(D7>D6)、しかも接点保持片23bと端子板21との間で絶縁材料により覆われる部位が多くなるから、接点保持片23bと端子板21との間の耐圧を従来構成よりも高めることが可能になる。ちなみに、JIS規格において定められている連用形の埋込形配線器具における1個モジュール寸法と略同寸法の器体1を用いて3路スイッチを構成した場合に、本実施形態の構成を採用すれば、接点保持片23bと端子板21との距離を国際規格で定められている3mm以上とすることができる。なお、上述のように接点保持片23bの基部には切欠溝21dが形成されているから、リブ11bの先端部の形状は切欠溝21dに合致する形状としてあり、本実施形態では間隙を挟むリブ11bの先端部をL字状に形成してある。この構成によってボディ11に対する端子板21の固定強度を高められている。
【0048】
本実施形態のようにスリット溝21cを形成した端子板21は、3路スイッチだけではなく実施形態1のように接点の開閉のみを行うスイッチであっても採用することができる。
【0049】
【発明の効果】
請求項1の発明は、接点を含む充電部品を収納したボディと、ボディの前面側に結合されボディとともに器体を形成しかつ接点の操作に用いるハンドルを保持するカバーと、ハンドルを露出させる取付窓を有する取付枠に設けられている結合凹所に係合可能であってカバーの両側面よりも側方に突出しかつカバーの両側における先端間の距離が規定されている複数個の結合爪とを有し、カバーの前面においてハンドルの両側方である肩部を取付窓の周部後面に当接させかつ結合爪を結合凹所に係合させた形で取付枠に取着可能であって、カバーの両側における結合爪の基端と先端との間の中心同士を結ぶ距離よりもボディの両側面間の距離が大きく、ボディにおいて充電部品を収納する収納凹所には充電部品に合致する寸法の収納スペースが形成されており、収納スペースの底面には組合せ突起が形成され、充電部品において収納スペースの底面に当接する部位には、組合せ突起と嵌合する組合せ切欠が形成されることにより、異なる製品品種間で収納スペースに対する充電部品の組み付けが禁止されるものであり、結合爪の先端間の距離と結合爪のカバーからの突出寸法とに関する制約内でボディの長手方向の寸法を従来構成よりも大きくすることができるから、ボディ内に収納される充電部品の部品間距離を従来構成よりも大きくとることができ、従来構成と同じ取付枠を用いながらも従来構成よりも高耐圧のスイッチを提供することが可能になる。また、異なる製品品種間でボディと充電部品とが誤って組み付けられるのを防止することができる。
【0050】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記結合凹所への前記結合爪の係合状態を解除させる工具を前記取付枠の前面側から挿入可能とする外し孔が取付枠における結合凹所の近傍部位に形成され、前記カバーの両側面の後端を前記ボディの両側面の前端に一致させカバーの両側面の前端間の寸法を後端間の寸法よりも小さくするようにカバーの両側面の少なくとも一部にテーパが形成されているものであり、カバーからの結合爪の突出寸法を比較的大きくし、かつボディの長手方向の寸法を比較的大きくとりながらも、器体を取付枠から取り外す際に用いる工具の先端がボディに引っ掛けることがなく、工具を比較的深く挿入することで器体を取付枠から取り外す作業が容易になる。
【0051】
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記テーパが前記カバーの側面における後部に形成されているものであり、カバーの側面においてテーパを設けていない部位を取付枠に面接触させることができるから、取付枠に対して器体を側方に移動させる力を受ける面積が大きくなり、結果的に取付枠に対して器体の位置が安定する。また、器体を横に並設する2連形の取付枠を用いる場合には、取付枠に設けた2個の取付窓の間に設けている保持片の厚み寸法を比較的大きくとることが可能になる。つまり、2連形の取付枠において保持片に十分なテーパを設けることができない場合でも、取付枠への器体の取付時に保持片が器体の側面に干渉しないように取り付けることができる。
【0052】
請求項4の発明では、請求項1ないし請求項3の発明において、前記ボディにおいて前記充電部品を収納する収納凹所は位置決め切欠を有する開口形状であって、前記カバーには位置決め切欠の内周面に当接する形で位置決め切欠に挿入される組違い防止用の複数個の位置決め突起が突設されているものであるから、ボディとカバーとの逆組を防止することができるのはもちろんのこと、異なる製品品種間でボディとカバーとが誤って組み付けられるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を示す断面図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上の要部拡大断面図である。
【図4】同上の要部拡大断面図である。
【図5】比較例を示し、(a)はカバーの背面図、(b)はボディの正面図である。
【図6】比較例を示し、(a)はカバーの背面図、(b)はボディの正面図である。
【図7】ボディとカバーとの組違いの場合の問題点を示す断面図である。
【図8】本発明の実施形態1を示し、(a)はカバーの背面図、(b)はボディの正面図である。
【図9】ボディとカバーとの各種組み合わせ例を示す説明図である。
【図10】ボディと端子板との組違いの場合の問題点を示す断面図である。
【図11】比較例を示し、(a)は端子板を示す斜視図、(b)は収納スペースを示す斜視図、(c)は端子板をボディに収納した状態の斜視図である。
【図12】本発明の実施形態1を示し、(a)は端子板を示す斜視図、(b)は収納スペースを示す斜視図、(c)は端子板をボディに収納した状態の斜視図、(d)は組違いの場合の斜視図である。
【図13】比較例を示し、(a)は端子板を示す斜視図、(b)は収納スペースを示す斜視図、(c)は端子板をボディに収納した状態の斜視図である。図である。
【図14】本発明の実施形態1を示し、(a)は端子板を示す斜視図、(b)は収納スペースを示す斜視図、(c)は端子板をボディに収納した状態の斜視図、(d)は組違いの場合の斜視図である。
【図15】本発明の実施形態2を示す分解斜視図である。
【図16】比較例を示し、(a)はカバーを外した平面図、(b)は断面図である。
【図17】比較例の端子板を示し、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図18】本発明の実施形態2に用いる端子板を示し、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図19】比較例を示すボディの一部省略した平面図である。
【図20】本発明の実施形態2に用いるボディの一部省略した平面図である。
【図21】本発明の実施形態2を示し、(a)はカバーを外した平面図、(b)は断面図である。
【図22】従来例を示す断面図である。
【図23】同上を2連形の取付枠に取り付けた状態の断面図である。
【図24】同上を2連形の取付枠に取り付けた状態の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 器体
3 取付枠
4 工具
11 ボディ
11a 収納凹所
12 カバー
12b 肩部
12e テーパ
13a 結合爪
14 ハンドル
15a 位置決め切欠
15b 位置決め突起
21,22 端子板
31 取付窓
32 結合凹所
35 外し孔

Claims (4)

  1. 接点を含む充電部品を収納したボディと、ボディの前面側に結合されボディとともに器体を形成しかつ接点の操作に用いるハンドルを保持するカバーと、ハンドルを露出させる取付窓を有する取付枠に設けられている結合凹所に係合可能であってカバーの両側面よりも側方に突出しかつカバーの両側における先端間の距離が規定されている複数個の結合爪とを有し、カバーの前面においてハンドルの両側方である肩部を取付窓の周部後面に当接させかつ結合爪を結合凹所に係合させた形で取付枠に取着可能であって、カバーの両側における結合爪の基端と先端との間の中心同士を結ぶ距離よりもボディの両側面間の距離が大きく、ボディにおいて充電部品を収納する収納凹所には充電部品に合致する寸法の収納スペースが形成されており、収納スペースの底面には組合せ突起が形成され、充電部品において収納スペースの底面に当接する部位には、組合せ突起と嵌合する組合せ切欠が形成されることにより、異なる製品品種間で収納スペースに対する充電部品の組み付けが禁止されることを特徴とするスイッチ。
  2. 前記結合凹所への前記結合爪の係合状態を解除させる工具を前記取付枠の前面側から挿入可能とする外し孔が取付枠における結合凹所の近傍部位に形成され、前記カバーの両側面の後端を前記ボディの両側面の前端に一致させカバーの両側面の前端間の寸法を後端間の寸法よりも小さくするようにカバーの両側面の少なくとも一部にテーパが形成されていることを特徴とする請求項1記載のスイッチ。
  3. 前記テーパが前記カバーの側面における後部に形成されていることを特徴とする請求項2記載のスイッチ。
  4. 前記ボディにおいて前記充電部品を収納する収納凹所は位置決め切欠を有する開口形状であって、前記カバーには位置決め切欠の内周面に当接する形で位置決め切欠に挿入される組違い防止用の複数個の位置決め突起が突設されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のスイッチ。
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