JP2002006682A - 感光体駆動装置 - Google Patents

感光体駆動装置

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JP2002006682A
JP2002006682A JP2001165095A JP2001165095A JP2002006682A JP 2002006682 A JP2002006682 A JP 2002006682A JP 2001165095 A JP2001165095 A JP 2001165095A JP 2001165095 A JP2001165095 A JP 2001165095A JP 2002006682 A JP2002006682 A JP 2002006682A
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JP
Japan
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roller
photoreceptor
belt
photoreceptor belt
photoconductor
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Application number
JP2001165095A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kawabe
真裕 川辺
Yozo Matsuura
要蔵 松浦
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、感光体駆動装置に関し、感光体ベ
ルトの幅方向両端部方向の空間を覆って密閉するカバー
部材を設けて、トナーの装置内部への拡散を防止する感
光体駆動装置を提供することを目的とする。 【構成】 カバー部材31、32は、感光体駆動装置20の幅
方向両端部の空間を覆うように形成されており、感光体
ベルト5の幅方向両端部を覆うように取り付けられる。
したがって、感光体ベルト5の幅方向両端部の各ローラ
ー2、3、4との隙間及び駆動部の空間を覆うことがで
き、感光体の表面に付着して拡散したトナーが感光体ベ
ルト5と各ローラー2、3、4との間に浸入することが
防止され、トナーの浸入によって感光体表面が盛り上が
って破損することが防止されるとともに、ローラーを駆
動する駆動部へのトナーの拡散も防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光体駆動装置に関し、
特に、電子写真式記録装置に格納される感光体駆動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置等に用いられる
電子写真式記録装置では、感光体ベルトを回転駆動する
感光体駆動装置が格納されており、感光体ベルトを回転
駆動させて帯電ユニット、露光ユニット、現像ユニッ
ト、転写ユニット、クリーニングユニットおよび除電ユ
ニットの順に通過させることによって、記録紙に画像を
記録している。すなわち、感光体ベルトは帯電ユニット
を通過する間に帯電され、感光体ベルトが露光ユニット
を通過する間に画情報を有する光により照射されて感光
体表面上に静電潜像が形成される。次いで、感光体が現
像ユニットを通過する間にトナーが付着されて現像さ
れ、感光体ベルトが転写ユニットを通過する間にトナー
が記録紙に転写されて、記録紙に記録される。トナーの
転写された記録紙は定着ユニットに搬送され、定着ユニ
ットでトナーが記録用紙に定着される。一方、転写後の
感光体ベルトはクリーニングユニットでクリーニングさ
れ、除電ユニットで除電されて、再び帯電ユニットに進
むようになっている。
【0003】図6に従来の電子写真式記録装置1の構成
の一例を示しており、2はクリーニングローラー、3は
駆動ローラー、4はテンションローラー、5は感光体ベ
ルト、6はフレーム、7はスプリング、8はクリーニン
グブレード、9は除電ユニット、10は帯電ユニット、11
は露光ユニット、12は現像ローラー、13は給紙ローラ
ー、14は転写ガイド板、15は転写ユニット、16は定着ロ
ーラー及び17は記録紙をそれぞれ示している。
【0004】図6において、クリーニングローラー2、
駆動ローラー3、テンションローラー4、感光体ベルト
5、フレーム6及びスプリング7は感光体駆動装置20を
構成し、現像ローラー12は現像ユニットを構成し、定着
ローラー16は定着ユニットを構成し、クリーニングロー
ラー2とクリーニングブレード8はクリーニングユニッ
トを構成する。また、図7に感光体駆動装置20の斜視図
を示す。
【0005】従来、これら各ユニットは、記録紙の最大
記録幅に合わせてその幅サイズ等が形成されており、例
えば、感光体ベルトは最大記録幅よりも多少幅サイズが
大きく形成されており、感光体駆動装置内においては、
各ローラー2、3、4の長さ一杯に巻き付けられてい
る。このため、図8、9に示すように感光体ベルトのロ
ーラーと接触する幅方向両端部の裏面には、ローラーか
らの脱落を防止するための寄り止め部材19が取り付けら
れている。なお、図9においては、ローラーとして駆動
ローラー3の部分と寄り止め部材19との関係を示してお
り、3aはローラー軸を示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の感光体駆動装置にあっては、前記各ユニット
のうち現像ユニット内の現像ローラーと感光体ベルトが
接触する際に感光体駆動装置全体が押し上げられて応力
が加わり、ローラーに巻き付けられた感光体ベルトが片
側に移動し、感光体ベルトに取り付けられた寄り止め部
材がローラーとの接触位置から移動してローラー側に乗
り上げて感光体ベルトがローラーの巻き付け位置からず
れて脱落したり、感光体ベルト自体が破損するといった
問題があり、感光体表面に付着して残ったトナーが舞っ
て装置内に拡散し、感光体ベルトとローラーの間に浸入
して感光体表面を傷つけたり、装置内を汚したりといっ
た問題が発生していた。
【0007】そこで、本発明は、感光体ベルトの幅方向
両端部方向の空間を覆って密閉するカバー部材を設け
て、トナーの装置内部への拡散を防止する感光体駆動装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ローラーの所定位置に巻き付けられるとともに、該ロー
ラーと接触する幅方向両端部の裏面部にローラーからの
脱落を防止する寄り止め部材が取り付けられた感光体ベ
ルトと、該ローラーを回転駆動して感光体ベルトを回転
させる駆動部と、を備えた感光体駆動装置において、前
記感光体ベルトの幅方向両端部とローラーとの接触部分
を覆うカバー部材を該感光体ベルトの幅方向に別々に設
けたことを特徴とし、
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記カバー部材を前記感光体ベルトが巻き
付けられるローラーの両端部を含む空間を密閉するよう
に形成したことを特徴とし、
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1あるいは
2記載の発明において、前記カバー部材の前記感光体ベ
ルトを覆う部分に回転する感光体ベルト表面を摺動する
摺動部材を設けたことを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、ローラーの所定位置
に巻き付けられるとともに、該ローラーと接触する幅方
向両端部の裏面部にローラーからの脱落を防止する寄り
止め部材が取り付けられた感光体ベルトと、該ローラー
を回転駆動して感光体ベルトを回転させる駆動部と、を
備えた感光体駆動装置において、感光体ベルトの幅方向
両端部とローラーとの接触部分を覆うカバー部材が該感
光体ベルトの幅方向に別々に設けられる。したがって、
感光体ベルトの幅方向両端部のローラーとの隙間を覆う
ことができ、感光体の表面に付着して拡散したトナーが
感光体ベルトとローラーの間に浸入することを防止する
ことができ、感光体表面の破損を防止することができ
る。
【0012】請求項2記載の発明では、上記請求項1記
載の発明において、カバー部材が感光体ベルトが巻き付
けられるローラーの両端部を含む空間を密閉するように
形成される。したがって、感光体ベルトの幅方向両端部
のローラーとの隙間及び駆動部の空間を覆うことがで
き、感光体の表面に付着して拡散したトナーが感光体ベ
ルトとローラーの間に浸入することを防止することがで
き、感光体表面の破損を防止することができるととも
に、ローラーを駆動する駆動部へのトナーの拡散も防止
することができる。
【0013】請求項3記載の発明では、上記請求項1あ
るいは2記載の発明において、カバー部材の感光体ベル
トを覆う部分に回転する感光体ベルト表面を摺動する摺
動部材が設けられる。したがって、感光体ベルトの幅方
向両端部のローラーとの隙間を覆うとともに密閉するこ
とができ、感光体の表面に付着して拡散したトナーが感
光体ベルトとローラーの間に浸入することをより確実に
防止することができ、感光体表面の破損をより確実に防
止することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。図1〜図5は、請求項1〜3記載の発明の感光
体駆動装置の一実施例の要部構成を示す図である。
【0015】図1は、上記従来の図6に示した感光体駆
動装置20に本実施例のカバー部材31、32を取り付ける場
合の構成を示しており、カバー部材31、32は、感光体駆
動装置20の幅方向両端部の空間を覆うように形成されて
おり、図2に示すように、感光体ベルト5の幅方向両端
部を覆うように取り付けられる。したがって、感光体ベ
ルト5の幅方向両端部の各ローラー2、3、4との隙間
及び駆動部の空間を覆うことができ、感光体の表面に付
着して拡散したトナーが感光体ベルト5と各ローラー
2、3、4との間に浸入することが防止され、トナーの
浸入によって感光体表面が盛り上がって破損することが
防止されるとともに、ローラーを駆動する駆動部へのト
ナーの拡散も防止される。
【0016】図3は、請求項3記載の発明に基づくカバ
ー部材の構成と感光体ベルトとの要部構成を示してお
り、カバー部材31の感光体ベルト5との対向面に回転駆
動される感光体ベルト5上を摺動する摺動部材33が取り
付けられている。この摺動部材33はカバー部材32の同様
の位置にも取り付けられる。したがって、感光体ベルト
5とカバー部材31、32との間の空間が密閉され、感光体
ベルト5とローラーの幅方向両端部の空間が密閉される
ことになり、感光体の表面に付着して拡散したトナーが
感光体ベルト5とローラーの間に浸入することがより確
実に防止され、感光体表面の破損がより確実に防止され
る。
【0017】また、カバー部材の形状としては、図4に
示すようにカバー部材34を形成することにより、トナー
の拡散を防止する機能とともに、寄り止め部材19の図中
横方向への抑えとしての機能も持たせることができ、感
光体ベルト5の脱落を防止することができる。
【0018】さらにまた、図5に示すように、カバー部
材35を単純な板とし感光体ベルト5の端面に付き当てる
ように取り付けることにより、トナーの拡散を防止する
機能と感光体ベルト5の脱落を防止する機能を持たせる
ことができる。
【0019】なお、カバー部材31、32、33の形状は、上
記図1〜図5に示したものに限らずトナーの拡散を防止
する機能と感光体ベルト5の脱落を防止する機能を持つ
ものであれば、その他様々な形状が適用可能であること
は勿論である。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ローラー
の所定位置に巻き付けられるとともに、該ローラーと接
触する幅方向両端部の裏面部にローラーからの脱落を防
止する寄り止め部材が取り付けられた感光体ベルトと、
該ローラーを回転駆動して感光体ベルトを回転させる駆
動部と、を備えた感光体駆動装置において、感光体ベル
トの幅方向両端部とローラーとの接触部分を覆うカバー
部材を該感光体ベルトの幅方向に別々に設けているの
で、感光体ベルトの幅方向両端部のローラーとの隙間を
覆うことができ、感光体の表面に付着して拡散したトナ
ーが感光体ベルトとローラーの間に浸入することを防止
することができ、感光体表面の破損を防止することがで
きる。
【0021】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明において、カバー部材が感光体ベルトが巻
き付けられるローラーの両端部を含む空間を密閉するよ
うに形成しているので、感光体ベルトの幅方向両端部の
ローラーとの隙間及び駆動部の空間を覆うことができ、
感光体の表面に付着して拡散したトナーが感光体ベルト
とローラーの間に浸入することを防止することができ、
感光体表面の破損を防止することができるとともに、ロ
ーラーを駆動する駆動部へのトナーの拡散も防止するこ
とができる。
【0022】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1あるいは2記載の発明において、カバー部材の感光体
ベルトを覆う部分に回転する感光体ベルト表面を摺動す
る摺動部材を設けているので、感光体ベルトの幅方向両
端部のローラーとの隙間を覆うとともに密閉することが
でき、感光体の表面に付着して拡散したトナーが感光体
ベルトとローラーの間に浸入することをより確実に防止
することができ、感光体表面の破損をより確実に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1、2記載の発明による感光体駆動装置
を適用したカバー部材の構成を示す図。
【図2】図1のカバー部材の断面図。
【図3】請求項3記載の発明によるカバー部材の断面
図。
【図4】本発明によるその他のカバー部材の断面図。
【図5】本発明によるその他のカバー部材の断面図。
【図6】従来の電子写真式記録装置の構成図。
【図7】図6の感光体駆動装置の斜視図。
【図8】図7の感光体ベルトの斜視図。
【図9】図6の感光体ベルトの寄り止め部材とローラー
の構成を示す図。
【符号の説明】
3 駆動ローラー 3a ローラー軸 5 感光体ベルト 19 寄り止め部材 20 感光体駆動装置 31、32、34、35 カバー部材 33 摺動部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H035 CA05 CB06 CD01 CD09 CF01 CF02 CZ00 2H071 BA03 BA23 BA27 BA29 BA35 BA36 BA42 DA16 DA26 EA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラーの所定位置に巻き付けられるとと
    もに、該ローラーと接触する幅方向両端部の裏面部にロ
    ーラーからの脱落を防止する寄り止め部材が取り付けら
    れた感光体ベルトと、 該ローラーを回転駆動して感光体ベルトを回転させる駆
    動部と、 を備えた感光体駆動装置において、 前記感光体ベルトの幅方向両端部とローラーとの接触部
    分を覆うカバー部材を該感光体ベルトの幅方向に別々に
    設けたことを特徴とする感光体駆動装置。
  2. 【請求項2】前記カバー部材を前記感光体ベルトが巻き
    付けられる前記ローラーの両端部を含む空間を密閉する
    ように形成したことを特徴とする請求項1記載の感光体
    駆動装置。
  3. 【請求項3】前記カバー部材の前記感光体ベルトを覆う
    部分に回転する感光体ベルト表面を摺動する摺動部材を
    設けたことを特徴とする請求項1あるいは2記載の感光
    体駆動装置。
JP2001165095A 1991-11-25 2001-05-31 感光体駆動装置 Pending JP2002006682A (ja)

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JP30887791 1991-11-25
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013134471A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Konica Minolta Inc 画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013134471A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Konica Minolta Inc 画像形成装置

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