JP3165250B2 - 電子写真装置 - Google Patents
電子写真装置Info
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Description
る。
は筐体で、この筐体1にはその上面に形成された開口面
を開閉する開閉カバー2が支軸3を中心に回動自在に保
持されている。前記筐体1の内部にはドラムユニット4
が設けられている。このドラムユニット4は、ドラムケ
ース5に円筒形の感光体6を回転自在に装着するととも
に、帯電器7と除電器8とクリーニングユニット(図示
せず)とを取り付けることにより形成されている。ま
た、前記筐体1の内部には、前記感光体6に対向する現
像器9と、用紙搬送路10を間にして感光体6の下部に
対向する転写器(図示せず)とが設けられ、前記用紙搬
送路10には、前記筐体1の側面に装着された給紙カセ
ット11内の用紙を引き出す給紙ローラ12と、フィー
ドローラ13と、このフィードローラ13に圧接された
ピンチローラ14と、定着器15とが配設されている。
さらに、前記用紙搬送路10と前記開閉カバー2に形成
された排紙受け16とを接続する排紙路17には排紙ロ
ーラ18が回転自在に設けられている。前記ドラムケー
ス5の両側面には、前記感光体6の軸を回転自在に保持
する軸受19とピン20とが設けられ、これらの軸受1
9又はピン20を着脱自在に保持する係止レバー21,
22が支軸23を中心に回動自在に設けられている。さ
らに、前記開閉カバー2には、前記感光体6に対向する
露光器24と開放レバー25とが設けられている。この
開放レバー25は時計方向に付勢されて支軸26により
回動自在に保持され、この開放レバー25に係止される
軸(図示せず)が前記筐体1の内側に設けられている。
口のチャージャケース27と、このチャージャケース2
7の両端に張設された放電ワイヤ28とよりなり、チャ
ージャケース27の上面には放電ワイヤ28に沿う長孔
29が形成されている。
回転させる過程で、帯電器7から電荷を印加することに
より感光体6を帯電させ、その帯電部分に露光器24か
ら光信号を照射することにより感光体6上に静電潜像が
形成される。この静電潜像は現像器9により現像され
る。一方では、給紙カセット11内の用紙が給紙ローラ
12により引き出され、さらに感光体6の動作と同期し
て回転するフィードローラ13とピンチローラ14とに
より感光体6の下部外周に搬送される。ここで、感光体
6上の現像画像が転写器により用紙に転写され、その用
紙が定着器15を通過する過程で転写画像が定着され
る。定着後の用紙は排紙路17を経て排紙受け16に排
紙される。また、現像画像が用紙に転写された後に、感
光体6はクリーニングユニットによって残存トナーが払
拭されるとともに、除電器8によって均一に除電され
る。
ーラや搬送系のローラには、一般に用紙の巻きつきを防
止すべくシリコンが塗布されるが、塗布されたシリコン
は筐体1の温度上昇とともに蒸発してドラムケース5の
周囲に漂う。このようなシリコン、浮遊トナー、紙粉等
の異物が帯電器7の放電ワイヤ28に付着すると、感光
体6に帯電ムラが生じ、これに伴い、正規現像方式を採
用した場合には感光体6上の画像に抜けが発生し、反転
現像方式を採用した場合には感光体6上の画像以外の部
分にトナーが付着する。このために、定期的に開閉カバ
ー2を開放し、帯電器7のチャージャケース27の上面
に形成された長孔29から払拭部材を挿入し、その払拭
部材で放電ワイヤ28を清掃することが行われている。
しかしながら、画像形成中は、常にチャージャケース2
7の長孔29がドラムケース5の外方に向けて開放され
ているため、この長孔29から侵入する異物が放電ワイ
ヤ28に付着し、その付着量も多くなる。特にシリコン
は払拭することが困難であるので、帯電ムラを完全に防
止することができず、画像品質が劣化する。また、帯電
器7自体の寿命が短くなるため、維持費も高くなる問題
がある。さらに、放電ワイヤ28を清掃する作業も大変
である。
より開閉される上面開口の筐体の内部に感光体を回転自
在に設け、前記感光体の上方に位置する帯電器と、露光
器と、現像器と、転写器と、除電器とを前記感光体の周
囲に配列し、前記帯電器のチャージャケースの上面にそ
の内方に張設された放電ワイヤに沿う掃除用の長孔を形
成し、前記開閉カバーを閉止した状態では前記長孔を閉
塞状態に維持し、前記開閉カバーを開放した時には前記
長孔を開放することができる蓋部をクッション部材を介
して前記開閉カバーに設けたものである。
は、蓋部によって帯電器のチャージャケースの長孔を閉
塞状態に維持することにより、画像形成中に外部から長
孔内への異物の侵入を防止することができる。これによ
り、放電ワイヤへの異物の付着を防止し、或いは、その
付着量を極めて少なくすることができる。また、開閉カ
バーを開放した時には蓋部を長孔から外してこの長孔を
開放することができるため、長孔から挿入した払拭部材
で放電ワイヤを清掃することができる。この時に、放電
ワイヤに異物が付着していたとしてもその付着量は僅か
であるため、異物を確実且つ容易に除去することができ
る。これにより、感光体を均一に帯電させて画像品質を
向上させることができる。また、帯電器の寿命を高める
ことができる。
づいて説明する。図5及び図6において説明した従来例
と同一構造の部分については同一符号を用い説明も省略
する(以下同様)。図1に示すように、帯電器7は、下
面開口の金属製のチャージャケース27と、このチャー
ジャケース27の両端に絶縁物(図示せず)を介して両
端が止着された放電ワイヤ28とよりなり、チャージャ
ケース27の上面には放電ワイヤ28に沿う長孔29が
形成されている。また、チャージャケース27の感光体
6側の開口面には、グリッド30が螺子31によって機
械的に固定されている。このグリッド30は螺子31に
よってチャージャケース27に電気的にも接続されてい
る。しかして、開閉カバー2には、露光器24の下面を
利用してクッション部材32が設けられている。このク
ッション部材32の下面には前記長孔29を閉塞する蓋
部であるフィルム33が固着されている。
すように、開閉カバー2を閉止した状態では、フィルム
33によって帯電器7のチャージャケース27の長孔2
9を自動的に閉塞状態に維持することができる。しか
も、閉止状態に維持される開閉カバー2とチャージャケ
ース27との相対位置に多少のバラツキがあったとして
も、クッション部材32の弾性変形によって長孔29を
密閉することができる。このため、画像形成中にドラム
ケース5の外方から長孔29内への異物の侵入を防止す
ることができる。
ムケース5に収納されているので外部から隔離されてい
るが、万が一、グリッド30側から異物が侵入したとし
ても、その異物の侵入量は従来に比して僅かである。放
電ワイヤ28を清掃する場合には、支軸26を中心に開
放レバー25を反時計方向に回動させて筐体1側の軸か
ら外し、図3に示すように、支軸3を中心に開閉カバー
2を上方に開放する。この状態で長孔29から挿入した
払拭部材で放電ワイヤ28を清掃するが、この時に、放
電ワイヤ28への異物の付着量が僅かであるため、異物
の除去を確実且つ容易にすることができる。これによ
り、放電ワイヤ28から放電させた時に感光体6を均一
に帯電させて画像品質を向上させることができる。ま
た、帯電器7の寿命を高めることができる。さらに、従
来と同様の帯電器7を用いても、開閉カバー2側に設け
たクッション部材32とフィルム33とで異物の侵入を
防止することができるので、消耗品としての帯電器7の
コストを低めに抑えることができる。
づいて説明する。金属製のチャージャケース27には蓋
部である合成樹脂製のチャージャカバー34が設けられ
ている。このチャージャカバー34は、長孔29を閉塞
する平坦部35と、この平坦部35の上面から突出する
摘み部36と、画像形成領域の外側に位置して平坦部3
5から下方に突出されて長孔29の両側に挿入される二
つの突部37とを有し、さらに、平坦部35の下面には
ラバーマグネット38が両面接着テープによって固着さ
れている。
は、チャージャケース27の長孔29をチャージャカバ
ー34によって閉塞することができる。しかも、ラバー
マグネット38の磁気力によって平坦部35をチャージ
ャケース27の上面に密着させて長孔29を密閉するこ
とができる。これにより、長孔29からの異物の侵入を
防止することができる。万が一、チャージャケース27
の感光体6側の開口面から異物が侵入した場合には、開
閉カバー2を開放することにより、チャージャケース2
7からチャージャカバー34を外すことができる。これ
により、長孔29から挿入した払拭部材で放電ワイヤ2
8に付着した異物を払拭することが可能である。
をチャージャカバー34で閉塞するが、この時に、突部
37を長孔29の両端に挿入することにより、チャージ
ャケース27に対してチャージャカバー34を位置決め
することができる。位置決めが不完全の場合は、一方の
突部37がチャージャケース27の上面に載り上げ、チ
ャージャカバー34自体が傾くため、視覚によって装着
不完全の状態が認識される。若し、この状態を認識せず
に開閉カバー2を閉止方向に回動させたとしても、開閉
カバー2はチャージャカバー34の摘み部36に当接す
るため閉止動作が禁止される。この状態は開閉カバー2
の開放状態を検出するカバーオープンスイッチ(図示せ
ず)の検出信号によって知ることができる。
や鎖等の可撓性の条材の一端を固定し、この条材の他端
にチャージャカバー34を止着することにより、寿命に
よってドラムユニット4を交換する場合に、その使用済
みのドラムユニット4と共にチャージャカバー34を廃
棄するような事態を未然に回避することができる。
に位置する帯電器のチャージャケースの上面にその内方
に張設された放電ワイヤに沿う掃除用の長孔を形成し、
開閉カバーを開放した時には長孔を開放することができ
る蓋部をクッション部材を介して開閉カバーに設けたの
で、帯電器の上部を覆う開閉カバーを閉止した状態で
は、蓋部によって帯電器のチャージャケースの長孔を閉
塞状態に維持することにより、画像形成中に長孔からの
異物の侵入を防止することができ、これにより、放電ワ
イヤへの異物の付着を防止し、或いは、その付着量を極
めて少なくすることができ、また、開閉カバーを開放し
た時には蓋部を長孔から外してこの長孔を開放すること
ができるため、長孔から挿入した払拭部材で放電ワイヤ
を清掃することができ、この時に、放電ワイヤに異物が
付着していたとしてもその付着量は僅かであるため、異
物を確実且つ容易に除去することができ、これにより、
感光体を均一に帯電させて画像品質を向上させることが
でき、さらに、帯電器の寿命を高めることができる等の
効果を有する。
要部の正面図である。
である。
す正面図である。
要部の正面図である。
状態を示す正面図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 開閉カバーにより開閉される上面開口の
筐体の内部に感光体を回転自在に設け、前記感光体の上
方に位置する帯電器と、露光器と、現像器と、転写器
と、除電器とを前記感光体の周囲に配列し、前記帯電器
のチャージャケースの上面にその内方に張設された放電
ワイヤに沿う掃除用の長孔を形成し、前記開閉カバーを
閉止した状態では前記長孔を閉塞状態に維持し、前記開
閉カバーを開放した時には前記長孔を開放することがで
きる蓋部をクッション部材を介して前記開閉カバーに設
けたことを特徴とする電子写真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19190492A JP3165250B2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19190492A JP3165250B2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 電子写真装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0635297A JPH0635297A (ja) | 1994-02-10 |
JP3165250B2 true JP3165250B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=16282387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19190492A Expired - Fee Related JP3165250B2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3165250B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5278734B2 (ja) * | 2008-07-02 | 2013-09-04 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置およびプロセスカートリッジ |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP19190492A patent/JP3165250B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0635297A (ja) | 1994-02-10 |
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