JPH11133767A - ローラ部材及び画像形成装置 - Google Patents
ローラ部材及び画像形成装置Info
- Publication number
- JPH11133767A JPH11133767A JP9300092A JP30009297A JPH11133767A JP H11133767 A JPH11133767 A JP H11133767A JP 9300092 A JP9300092 A JP 9300092A JP 30009297 A JP30009297 A JP 30009297A JP H11133767 A JPH11133767 A JP H11133767A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- bearing
- roller shaft
- transfer
- transfer roller
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- Pending
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軸受部分にゴミ等を付着し難く、且つ交換等
のメンテナンスが容易になし得るローラ部材及びこれを
用いた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 ローラの回転半径方向へ開口を有する軸
受にローラ軸を嵌合して組み付けるローラ部材におい
て、前記軸受と嵌合するローラ軸に前記開口を塞ぐ軸受
カバーを回動自在に取り付けたことを特徴とする。
のメンテナンスが容易になし得るローラ部材及びこれを
用いた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 ローラの回転半径方向へ開口を有する軸
受にローラ軸を嵌合して組み付けるローラ部材におい
て、前記軸受と嵌合するローラ軸に前記開口を塞ぐ軸受
カバーを回動自在に取り付けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメンテナンスが容易
なローラ部材及びこれを転写ローラとして用いた画像形
成装置に関する。
なローラ部材及びこれを転写ローラとして用いた画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からプリンタや複写機等の電子写真
方式の画像形成装置にあっては、電子写真感光体である
感光体ドラムに形成したトナー像を転写材に転写するに
際し、感光体ドラムの回転に従動回転する転写ローラを
用い、このローラにトナー像と逆極性のバイアス電圧を
印加して転写するようにしている。このような転写ロー
ラは組み付けの容易性から、上方に開口を有する軸受に
ローラ軸を嵌合させて組み付けるのが一般的である。
方式の画像形成装置にあっては、電子写真感光体である
感光体ドラムに形成したトナー像を転写材に転写するに
際し、感光体ドラムの回転に従動回転する転写ローラを
用い、このローラにトナー像と逆極性のバイアス電圧を
印加して転写するようにしている。このような転写ロー
ラは組み付けの容易性から、上方に開口を有する軸受に
ローラ軸を嵌合させて組み付けるのが一般的である。
【0003】しかし、前記転写ローラ軸には感光体ドラ
ムからのトナーや紙粉が付着し易く、付着したトナー等
が軸受の開口から摺動面に入り込むと軸受の性能を劣化
させる可能性がある。そのため、近年では軸受の上方を
閉じた形状にし、転写ローラの交換時には転写ローラを
斜めに軸受に差し込んで後、スライドさせる構成にした
り、転写ローラを軸受に嵌合した後、別途用意した蓋を
軸受の開口に取り付けるようにしているものがある。
ムからのトナーや紙粉が付着し易く、付着したトナー等
が軸受の開口から摺動面に入り込むと軸受の性能を劣化
させる可能性がある。そのため、近年では軸受の上方を
閉じた形状にし、転写ローラの交換時には転写ローラを
斜めに軸受に差し込んで後、スライドさせる構成にした
り、転写ローラを軸受に嵌合した後、別途用意した蓋を
軸受の開口に取り付けるようにしているものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように転写ローラを斜めに差し込んでスライドさせる構
成や蓋を別途取り付ける構成では、転写ローラの交換が
容易でなく、交換作業性が悪くなってしまう。
ように転写ローラを斜めに差し込んでスライドさせる構
成や蓋を別途取り付ける構成では、転写ローラの交換が
容易でなく、交換作業性が悪くなってしまう。
【0005】また、転写ローラは使用者によって交換さ
れる場合もあり、誤った組み付けを防止し得るように構
成する必要がある。そのため、転写ローラの軸受の太さ
を左右で変えるようにしたものがある。しかし、そのた
めにはローラ軸を切削する必要があり、加工工程が増え
てコストアップの要因となる等の課題があった。
れる場合もあり、誤った組み付けを防止し得るように構
成する必要がある。そのため、転写ローラの軸受の太さ
を左右で変えるようにしたものがある。しかし、そのた
めにはローラ軸を切削する必要があり、加工工程が増え
てコストアップの要因となる等の課題があった。
【0006】本発明は従来の上記点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、軸受部分にゴミ等を付着し難
く、且つ交換等のメンテナンスが容易になし得るローラ
部材及びこれを用いた画像形成装置を提供するものであ
る。
のであり、その目的は、軸受部分にゴミ等を付着し難
く、且つ交換等のメンテナンスが容易になし得るローラ
部材及びこれを用いた画像形成装置を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、ローラの回転半径方向
へ開口を有する軸受にローラ軸を嵌合して組み付けるロ
ーラ部材において、前記軸受と嵌合するローラ軸に前記
開口を塞ぐ軸受カバーを回動自在に取り付けたことを特
徴とする。
の本発明に係る代表的な構成は、ローラの回転半径方向
へ開口を有する軸受にローラ軸を嵌合して組み付けるロ
ーラ部材において、前記軸受と嵌合するローラ軸に前記
開口を塞ぐ軸受カバーを回動自在に取り付けたことを特
徴とする。
【0008】上記構成にあっては、ローラの抜き差し方
向に開口を有する軸受にローラ軸を嵌合して組み付ける
と、軸受カバーによって前記開口が露出しなくなり、該
開口からゴミ等が侵入し難くなる。このため、前記ロー
ラ部材を電子写真画像形成装置の転写ローラに使用した
場合には、交換作業性が向上し、また軸受の劣化等を防
止することができる。
向に開口を有する軸受にローラ軸を嵌合して組み付ける
と、軸受カバーによって前記開口が露出しなくなり、該
開口からゴミ等が侵入し難くなる。このため、前記ロー
ラ部材を電子写真画像形成装置の転写ローラに使用した
場合には、交換作業性が向上し、また軸受の劣化等を防
止することができる。
【0009】また、前記カバー部材に誤組防止部を設け
るようにすれば、ローラ軸の太さを左右で変えなくても
誤った組み付けを防止することができる。
るようにすれば、ローラ軸の太さを左右で変えなくても
誤った組み付けを防止することができる。
【0010】更に、軸受カバーにハンドルを設けるよう
にすれば、該ハンドルをもってローラ部材を容易に取り
付け、又は取り外すことが可能となる。
にすれば、該ハンドルをもってローラ部材を容易に取り
付け、又は取り外すことが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明に係るシート搬送装置
を用いた画像処理装置として画像形成装置に適用した例
を図面を参照して具体的に説明する。
を用いた画像処理装置として画像形成装置に適用した例
を図面を参照して具体的に説明する。
【0012】〔第1実施形態〕図1及び図2を参照して
本発明の第1実施形態を説明する。尚、図1はローラ部
材の取り付け構成説明図であり、図2はローラ部材を転
写ローラに使用した画像形成装置の全体模式説明図であ
る。
本発明の第1実施形態を説明する。尚、図1はローラ部
材の取り付け構成説明図であり、図2はローラ部材を転
写ローラに使用した画像形成装置の全体模式説明図であ
る。
【0013】ここでは、まず画像形成装置の全体構成に
ついて説明し、次にローラ部材の取り付け構成について
説明する。
ついて説明し、次にローラ部材の取り付け構成について
説明する。
【0014】{画像形成装置}図2に示す画像形成装置
Aは電子写真方式のレーザービームプリンタであり、画
像形成手段は感光体ドラム1及び図示しない帯電手段、
現像手段、クリーニング手段を有し、感光体ドラム1の
表面を帯電手段によって一様に帯電し、光学系2から画
像情報に基づいたレーザー光を感光体ドラム1に照射し
て該ドラム1に潜像を形成し、この潜像を現像手段によ
ってトナー現像することによりトナー像を形成するよう
に構成されている。そして、転写手段を構成するローラ
部材である転写ローラ3に電圧印加して前記像形成と同
期するように搬送された転写材Sに前記トナー像を転写
して転写材Sに画像を記録するものである。尚、トナー
像転写後の感光体ドラム1は、クリーニング手段によっ
て残留トナーが除去され、次の画像形成に供される。
Aは電子写真方式のレーザービームプリンタであり、画
像形成手段は感光体ドラム1及び図示しない帯電手段、
現像手段、クリーニング手段を有し、感光体ドラム1の
表面を帯電手段によって一様に帯電し、光学系2から画
像情報に基づいたレーザー光を感光体ドラム1に照射し
て該ドラム1に潜像を形成し、この潜像を現像手段によ
ってトナー現像することによりトナー像を形成するよう
に構成されている。そして、転写手段を構成するローラ
部材である転写ローラ3に電圧印加して前記像形成と同
期するように搬送された転写材Sに前記トナー像を転写
して転写材Sに画像を記録するものである。尚、トナー
像転写後の感光体ドラム1は、クリーニング手段によっ
て残留トナーが除去され、次の画像形成に供される。
【0015】前記転写材Sを搬送する搬送手段は、転写
材Sをカセット4からピックアップローラ5によって給
送すると共に、搬送ローラ対6で搬送し、レジストロー
ラ対7によって斜行を矯正すると共にトナー像の形成に
同期するように転写部へ搬送する。そして、トナー像転
写後の転写材Sを定着手段8へ搬送し、該定着手段8に
おいて転写材Sに熱及び圧力を印加して転写されたトナ
ー像を定着し、排出ローラ対9,10及び搬送ガイド11に
よって排出部12へ排出搬送するように構成されている。
材Sをカセット4からピックアップローラ5によって給
送すると共に、搬送ローラ対6で搬送し、レジストロー
ラ対7によって斜行を矯正すると共にトナー像の形成に
同期するように転写部へ搬送する。そして、トナー像転
写後の転写材Sを定着手段8へ搬送し、該定着手段8に
おいて転写材Sに熱及び圧力を印加して転写されたトナ
ー像を定着し、排出ローラ対9,10及び搬送ガイド11に
よって排出部12へ排出搬送するように構成されている。
【0016】{転写ローラの取り付け構成}次に前記転
写ローラ3の構成について、図1を参照して説明する。
この転写ローラ3は、転写材Sを感光体ドラム1に押圧
するローラ部3aと、このローラ部3aの回転軸となる
ローラ軸3bとを有し、ローラ軸3bが装置本体に取り
付けられた軸受13に回転可能に軸支される。
写ローラ3の構成について、図1を参照して説明する。
この転写ローラ3は、転写材Sを感光体ドラム1に押圧
するローラ部3aと、このローラ部3aの回転軸となる
ローラ軸3bとを有し、ローラ軸3bが装置本体に取り
付けられた軸受13に回転可能に軸支される。
【0017】軸受13は転写ローラ3の回転半径方向(本
実施形態では上方)に開口13aを有し、この開口13aに
対して矢印aに示すように、上方からローラ軸3bを差
し込み、又は抜き取ることによって転写ローラ3を取り
付け、又は取り外しできるようになっている。また、前
記軸受13は装置本体に形成されたレール部14によって脱
落しないように且つ所定のストロークでスライド可能に
ガイドされ、バネ15によって上方に位置する感光体ドラ
ム1方向へ付勢されている。この付勢によってローラ部
3aが転写材Sを感光体ドラム1に押圧し、感光体ドラ
ム1の回転に伴って従動回転する転写ローラ3へトナー
像と逆極性のバイアス電圧を印加することによって感光
体ドラム1上のトナー像を転写材Sに転写するものであ
る。
実施形態では上方)に開口13aを有し、この開口13aに
対して矢印aに示すように、上方からローラ軸3bを差
し込み、又は抜き取ることによって転写ローラ3を取り
付け、又は取り外しできるようになっている。また、前
記軸受13は装置本体に形成されたレール部14によって脱
落しないように且つ所定のストロークでスライド可能に
ガイドされ、バネ15によって上方に位置する感光体ドラ
ム1方向へ付勢されている。この付勢によってローラ部
3aが転写材Sを感光体ドラム1に押圧し、感光体ドラ
ム1の回転に伴って従動回転する転写ローラ3へトナー
像と逆極性のバイアス電圧を印加することによって感光
体ドラム1上のトナー像を転写材Sに転写するものであ
る。
【0018】前記のように転写ローラ3にはローラ軸3
bを介してバイアス電圧を印加するために、該ローラ軸
3bにトナーや紙粉等のゴミが付着することを極力避け
る必要がある。そこで、本実施形態にあってはローラ部
3aの両端に露出するローラ軸3bに軸受カバー16を回
動自在に取り付けている(図1は一方側のみを示す)。
この軸受カバー16は軸受13の開口13aよりも若干大きい
サイズのカバー部16aの両端(ローラ軸方向両端)にロ
ーラ軸3bの外径よりも若干大きい内径の貫通孔を有す
る支持部16bが一体成形されており、前記貫通孔にロー
ラ軸3bを貫通させることによってローラ軸3bに対し
て回動自在に取り付けられている。尚、軸受カバー16を
ローラ軸3bに取り付けた後、該ローラ軸3bにスプリ
ングピン17を取り付け、軸受カバー16がローラ軸3bか
ら抜け落ちないようにしている。
bを介してバイアス電圧を印加するために、該ローラ軸
3bにトナーや紙粉等のゴミが付着することを極力避け
る必要がある。そこで、本実施形態にあってはローラ部
3aの両端に露出するローラ軸3bに軸受カバー16を回
動自在に取り付けている(図1は一方側のみを示す)。
この軸受カバー16は軸受13の開口13aよりも若干大きい
サイズのカバー部16aの両端(ローラ軸方向両端)にロ
ーラ軸3bの外径よりも若干大きい内径の貫通孔を有す
る支持部16bが一体成形されており、前記貫通孔にロー
ラ軸3bを貫通させることによってローラ軸3bに対し
て回動自在に取り付けられている。尚、軸受カバー16を
ローラ軸3bに取り付けた後、該ローラ軸3bにスプリ
ングピン17を取り付け、軸受カバー16がローラ軸3bか
ら抜け落ちないようにしている。
【0019】前記のように軸受カバー16を取り付けた転
写ローラ3を軸受13に嵌合して取り付けると、前記カバ
ー部16aが開口13aを覆うようになり、これによって開
口13aが塞がれる。
写ローラ3を軸受13に嵌合して取り付けると、前記カバ
ー部16aが開口13aを覆うようになり、これによって開
口13aが塞がれる。
【0020】尚、装置本体には転写ローラ3の抜け止め
部材18が設けられており、転写ローラ3がを軸受13に正
常に組み付けられると、抜け止め部材18がローラ軸3b
に係合して転写ローラ3が上方へ抜け出ないようになっ
ている。尚、この抜け止め部材18は感光体ドラム1が正
規の位置に保持された状態では、転写ローラ3が下方へ
押し込まれるために、ローラ軸3bが抜け止め部材18と
触れないようになっており、転写ローラ3の回転に負荷
を与えないようになっている。
部材18が設けられており、転写ローラ3がを軸受13に正
常に組み付けられると、抜け止め部材18がローラ軸3b
に係合して転写ローラ3が上方へ抜け出ないようになっ
ている。尚、この抜け止め部材18は感光体ドラム1が正
規の位置に保持された状態では、転写ローラ3が下方へ
押し込まれるために、ローラ軸3bが抜け止め部材18と
触れないようになっており、転写ローラ3の回転に負荷
を与えないようになっている。
【0021】前述のように、転写ローラ3に軸受カバー
16を設けることにより、軸受13の開口13aが塞がれて該
開口13aが露出しなくなる。従って、開口13aからトナ
ーや紙粉等のゴミが侵入し難くなり、ローラ軸3bの摺
動部分にトナー等が付着して軸受13が劣化する事態を防
止することができる。また、軸受13の上方へ開口13aを
設けることができるため、転写ローラ3の抜き差しが容
易で、該ローラ3の交換等のメンテナンスが容易となる
ものである。
16を設けることにより、軸受13の開口13aが塞がれて該
開口13aが露出しなくなる。従って、開口13aからトナ
ーや紙粉等のゴミが侵入し難くなり、ローラ軸3bの摺
動部分にトナー等が付着して軸受13が劣化する事態を防
止することができる。また、軸受13の上方へ開口13aを
設けることができるため、転写ローラ3の抜き差しが容
易で、該ローラ3の交換等のメンテナンスが容易となる
ものである。
【0022】〔他の実施形態〕図3は軸受カバーに誤組
防止部を設けた実施形態の説明図である。図3に示す転
写ローラは、該転写ローラ3の両側に取り付けられる軸
受カバー16の一方に、誤組防止部となる誤組防止タブ19
が設けられている。そして、前記タブ19を有する軸受カ
バー16を取り付けたローラ軸3bが組み付けられる軸受
13と反対側の軸受部分には前記タブ19と干渉するリブ20
が設けられている(図3は転写ローラを左右逆に組み込
もうとした状態を示す)。
防止部を設けた実施形態の説明図である。図3に示す転
写ローラは、該転写ローラ3の両側に取り付けられる軸
受カバー16の一方に、誤組防止部となる誤組防止タブ19
が設けられている。そして、前記タブ19を有する軸受カ
バー16を取り付けたローラ軸3bが組み付けられる軸受
13と反対側の軸受部分には前記タブ19と干渉するリブ20
が設けられている(図3は転写ローラを左右逆に組み込
もうとした状態を示す)。
【0023】このようにすると、転写ローラ3を左右正
常に組み込んだ場合には前記タブ19がリブ20と干渉し合
うことはないが、図3に示すように、左右逆に組み込も
うとするとタブ19がリブ20と干渉して組み込むことがで
きない。
常に組み込んだ場合には前記タブ19がリブ20と干渉し合
うことはないが、図3に示すように、左右逆に組み込も
うとするとタブ19がリブ20と干渉して組み込むことがで
きない。
【0024】従って、従来のようにローラ軸3bの太さ
を左右で変えることなく、転写ローラ3を左右逆に組み
込んでしまうことを防止することができ、誤組防止のた
めのコストを従来に比べて大幅に削減することができ
る。
を左右で変えることなく、転写ローラ3を左右逆に組み
込んでしまうことを防止することができ、誤組防止のた
めのコストを従来に比べて大幅に削減することができ
る。
【0025】図4は軸受カバーにハンドルを設けた実施
形態の説明図である。このように、軸受カバー16のカバ
ー部16aにハンドル21を設けることにより、該ハンドル
21をもってローラ軸3bを軸受13から容易に引き抜き又
は差し込むことが可能となり、転写ローラ3のメンテナ
ンスをより容易に行うことが可能となる。
形態の説明図である。このように、軸受カバー16のカバ
ー部16aにハンドル21を設けることにより、該ハンドル
21をもってローラ軸3bを軸受13から容易に引き抜き又
は差し込むことが可能となり、転写ローラ3のメンテナ
ンスをより容易に行うことが可能となる。
【0026】尚、前述した実施形態では軸受カバー16を
設けたローラ部材として、転写ローラを例示したが、こ
れは必ずしも転写ローラに限定する必要はなく、例えば
転写材Sの搬送ローラ、排出ローラ、或いは定着手段を
構成する定着ローラ等の他のローラ部材、或いは画像形
成装置以外の例えば画像読み取り装置の搬送ローラ等で
あっても同様に適用することができる。
設けたローラ部材として、転写ローラを例示したが、こ
れは必ずしも転写ローラに限定する必要はなく、例えば
転写材Sの搬送ローラ、排出ローラ、或いは定着手段を
構成する定着ローラ等の他のローラ部材、或いは画像形
成装置以外の例えば画像読み取り装置の搬送ローラ等で
あっても同様に適用することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明は前述のように構成したために、
ローラの抜き差し方向に開口を有する軸受にローラ軸を
嵌合して組み付けると、軸受カバーによって前記開口が
露出しなくなり、該開口からゴミ等が侵入し難くなる。
このため、前記ローラ部材を電子写真画像形成装置の転
写ローラに使用した場合には、交換作業性が向上し、ま
た軸受の劣化を防止することができる。
ローラの抜き差し方向に開口を有する軸受にローラ軸を
嵌合して組み付けると、軸受カバーによって前記開口が
露出しなくなり、該開口からゴミ等が侵入し難くなる。
このため、前記ローラ部材を電子写真画像形成装置の転
写ローラに使用した場合には、交換作業性が向上し、ま
た軸受の劣化を防止することができる。
【0028】また、前記カバー部材に誤組防止部を設け
るようにすれば、ローラ軸の太さを左右で変えなくても
誤った組み付けを防止することができる。
るようにすれば、ローラ軸の太さを左右で変えなくても
誤った組み付けを防止することができる。
【0029】更に、軸受カバーにハンドルを設けるよう
にすれば、該ハンドルをもってローラ部材を容易に取り
付け、又は取り外すことが可能となる。
にすれば、該ハンドルをもってローラ部材を容易に取り
付け、又は取り外すことが可能となる。
【0030】従って、前記ローラ部材を転写ローラ等の
画像形成装置等のローラ等として用いると、軸受を劣化
させることなく、且つメンテナンスも容易な画像形成装
置を提供することができる。
画像形成装置等のローラ等として用いると、軸受を劣化
させることなく、且つメンテナンスも容易な画像形成装
置を提供することができる。
【図1】ローラ部材の取り付け構成説明図である。
【図2】ローラ部材を転写ローラに使用した画像形成装
置の全体模式説明図である。
置の全体模式説明図である。
【図3】軸受カバーに誤組防止部を設けた実施形態の説
明図である。
明図である。
【図4】軸受カバーにハンドルを設けた実施形態の説明
図である。
図である。
A …画像形成装置 S …転写材 1 …感光体ドラム 2 …光学系 3 …転写ローラ 3a …ローラ部 3b …ローラ軸 4 …カセット 5 …ピックアップローラ 6 …搬送ローラ対 7 …レジストローラ対 8 …定着手段 9,10…排出ローラ対 11 …搬送ガイド 12 …排出部 13 …軸受 13a …開口 14 …レール部 15 …バネ 16 …軸受カバー 16a …カバー部 16b …支持部 17 …スプリングピン 18 …抜け止め部材 19 …誤組防止タブ 20 …リブ 21 …ハンドル
Claims (4)
- 【請求項1】 ローラの回転半径方向へ開口を有する軸
受にローラ軸を嵌合して組み付けるローラ部材におい
て、 前記軸受と嵌合するローラ軸に前記開口を塞ぐ軸受カバ
ーを回動自在に取り付けたことを特徴とするローラ部
材。 - 【請求項2】 前記軸受カバーに、誤組防止部を設けた
ことを特徴とする請求項1記載のローラ部材。 - 【請求項3】 前記軸受カバーに、ハンドルを設けたこ
とを特徴とする請求項1記載のローラ部材。 - 【請求項4】 電子写真感光体に形成したトナー像を転
写ローラへのバイアス圧電圧の印加によって転写材に転
写して画像を形成する画像形成装置において、 前記転写ローラを請求項1乃至請求項3のいずれか1項
に記載のローラ部材で構成し、前記ローラ部材をローラ
の回転半径方向へ開口を有する軸受に嵌合して取り付け
たことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9300092A JPH11133767A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | ローラ部材及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9300092A JPH11133767A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | ローラ部材及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11133767A true JPH11133767A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17880623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9300092A Pending JPH11133767A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | ローラ部材及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11133767A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003108251A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Mitsumi Electric Co Ltd | ジョイスティック |
JP2006056461A (ja) * | 2004-08-23 | 2006-03-02 | Honda Motor Co Ltd | 作業機 |
KR100840596B1 (ko) | 2005-11-02 | 2008-06-23 | 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 | 화상 형성 장치 |
US7822360B2 (en) | 2005-11-10 | 2010-10-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image forming apparatus including locking unit |
US7887041B2 (en) * | 2006-08-03 | 2011-02-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Feed roller assembly and image forming apparatus |
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