JPH09106182A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09106182A
JPH09106182A JP28679595A JP28679595A JPH09106182A JP H09106182 A JPH09106182 A JP H09106182A JP 28679595 A JP28679595 A JP 28679595A JP 28679595 A JP28679595 A JP 28679595A JP H09106182 A JPH09106182 A JP H09106182A
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Nobutaka Noda
信隆 野田
Tetsuyoshi Onodera
哲義 小野寺
Hiroyuki Shimada
浩幸 島田
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Katsuragawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成によって現像装置2からの現像粉
体の漏洩を防止するとともに像担持体1を損傷させるこ
となく、且つ像担持体1表面の現像粉体による可視像を
乱すことなく良好な画像形成が行えることが可能な画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 現像装置2の筐体3の像担持体の移動方
向に対して下流側の端部に一端を固定させ一部を像担持
体に接触させたスポンジ部材4により現像粉体の漏洩を
防止し、現像装置1外部への漏洩を最少限とさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機、プリ
ンター等の画像形成装置に関し、特には、画像形成装置
に備えた現像装置から現像粉体を漏洩させないようにす
るため、現像装置の筐体と像担持体との隙間にシール部
材を設けた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すように像担持体1の表
面と、現像装置2の筐体3の上流側との間にシール部材
5を設け、現像装置2内部と像担持体1の上流側とを遮
断した構成の画像形成装置が知られる。シール部材5
は、像担持体1の移動方向に対して上流側に位置する筐
体3の一部に一端を固定させ、他端を像担持体に当接さ
せている。使用されるシール部材5は例えばポリエチレ
ンフィルムやゴムブレードによって現像装置2内部と像
担持体1上流側とを遮断している。
【0003】現像装置内部に貯留される現像粉体は、攪
拌スクリュウにより攪拌や搬送が行われており、一部の
現像粉体は現像装置内で舞い上がっている。上記したシ
ール部材は、舞い上がった現像粉体が現像装置外部に漏
洩することを防止している。特に現像装置上流側に位置
するイレーサランプや露光装置やコロナ帯電器等への汚
染を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現像装
置下流に位置する転写コロナ放電器や分離コロナ放電器
への汚染を防止するため、上記したシール部材を現像装
置の筐体の下流側に使用するにあたっては、たとえ弱い
力で接していても像担持体上に担持したトナー像がシー
ル部材によってはぎ取られてしまい画像不良を起こして
しまう。これは、シール部材の表面が平滑であるために
像担持体への接触面積が大きくなってしまい、トナー像
を乱してしまうためである。このため従来においては下
流側における漏洩防止について有効な対策がなされてい
なかった。
【0005】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たものであり、簡単な構成によって現像装置からの現像
粉体の漏洩を防止するとともに像担持体を損傷させるこ
となく、且つ像担持体表面の現像粉体による可視像を乱
すことなく良好な画像形成が行えることが可能な画像形
成装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、像担持体に対面して配置された現像装置
の筐体の像担持体の移動方向に対して下流側の端部に一
端を固定させ一部を像担持体に接触させて現像装置内部
から像担持体の下流側外部への現像粉体の漏洩を防止す
る薄肉の板状に形成されたスポンジ部材が設けられてい
ることを特徴とする。
【0007】また、前記スポンジ部材の面部分が前記像
担持体に接して設けられていることを特徴とし、前記ス
ポンジ部材が発泡ウレタンゴムであることを特徴とす
る。
【0008】更に前記像担持体に接触する前記スポンジ
部材の圧力が20〜500(mg/cm)であり、好ま
しくは50〜300(mg/cm)であることを特徴と
し、前記板状のスポンジ部材は、自由端に向かって漸次
薄くなる形状であることを特徴とする。
【0009】
【作用】このような構成において、現像装置内では現像
粉体を摩擦帯電させて像担持体上の静電潜像に吸着させ
るため、現像粉体の攪拌、搬送が行われる。帯電された
現像粉体は現像ローラ上に均一な厚みの磁気ブラシを形
成し、この現像ローラが像担持体に対して接触または非
接触で現像が行われる。このとき現像粉体は攪拌、搬送
により等によって現像粉体の舞い上がりが生じる。しか
しながら現像装置の筐体の像担持体の移動方向に対して
下流側の端部に一端を固定させ一部を像担持体に接触さ
せたスポンジ部材により現像粉体の漏洩は防止され、現
像装置外部への漏洩を最少限とさせる。このため、現像
装置下流側に位置する転写コロナ放電器、分離コロナ放
電器、転写材搬送手段等への汚染が防止される。また、
スポンジ部材を使用することにより像担持体へ接触面積
が平滑な表面を有するシール部材と比較してきわめて小
さくなるため像担持体の損傷を最小限に抑えられる。
【0010】
【実施例】本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明
する。画像形成装置の概略断面図を図1に示す。図にお
いて、像担持体1を中心に、像担持体1表面を一様に帯
電させるコロナ帯電器6、原稿像を投射して像担持体1
上に静電潜像を形成させる光学装置7、この潜像を現像
する現像装置2、転写コロナ放電器8と、分離コロナ放
電器9と、像担持体1表面上に転写後の残留した現像粉
体を除去するクリーニング装置10と、像担持体1表面
の表面電位を均一にするためのイレーサランプ11とを
有し、これらが順次に像担持体1に作用するように配置
されている。また、符号15は、転写された現像粉体を
担持した転写材を定着装置に向かって搬送する搬送手段
である。
【0011】現像装置2は、現像ローラ12と攪拌スク
リュウ13とを有しており、これらは像担持体に対して
開口を有した筐体3によって囲まれている。また、筐体
3内部には現像粉体が貯留されており、不図示の駆動源
によって回転駆動する現像ローラのスリーブ14表面に
現像粉体を吸着させて磁気ブラシを形成させ、この磁気
ブラシが像担持体1に対して接触または飛翔して像担持
体1上に形成された静電潜像を現像する。
【0012】像担持体1の回転方向に対して下流側に位
置する筐体3の一端には、例えば厚みが0.5乃至3m
m、好ましくは1乃至2mmの薄板状であってほぼ像担
持体1の幅と同じ長さを有するスポンジ部材4が固定さ
れており、スポンジ部材4の薄板状の面の部分が像担持
体1の幅方向に亘って接している。また、図2に示すよ
うにスポンジ部材4をくさび状に形成させても良い。
【0013】スポンジ部材4は、発泡ウレタンが好適に
使用され、特に独立発泡体のウレタンスポンジが現像粉
体の漏洩を防ぐ上で好適に使用される。スポンジ部材を
独立発泡体にすることにより、スポンジ部材の弾性を変
えることなく現像装置2から現像粉体を通過させなくし
ている。また、像担持体1に接触するスポンジ部材4の
圧力を20〜500(mg/cm)、好ましくは50〜
300(mg/cm)とする。このように比較的弱い圧
力および、発泡体による像担持体への接触面積の減少に
より、トナー画像の乱れや像担持体への損傷を最小限の
ものとし、スポンジ部材4によって現像粉体の舞い上が
りによる漏洩を実質的に防止することができる。
【0014】動作について説明すると、周知の方法によ
り画像形成が行われ、静電潜像を担持した像担持体1が
現像装置2の位置に達し、現像ローラ12により現像粉
体を静電潜像に応じた画像が形成される。現像装置2内
の現像粉体は攪拌また搬送により舞い上がっているが、
この舞い上がった現像粉体は上記したスポンジ部材4に
より遮られて装置本体内部への現像粉体の漏洩を防止し
ている。
【0015】スポンジ部材4は特に像担持体が有機感光
体である場合に有効である。これは、セレン感光体等の
無機感光体と比較して有機感光体のほうが光減衰による
帯電電位の減少が遅く、スポンジ部材が像担持体に接触
しても接触面積が僅かであり像担持体表面の静電潜像に
対して影響されないためである。
【0016】
【発明の効果】本発明の画像形成装置は、独立発泡体の
スポンジ部材によって現像装置の下流側位置の筐体と像
担持体との間を遮り、またスポンジ部材を像担持体に接
するという構成により、現像装置内で舞い上がった現像
粉体の漏洩を防止することができ、像担持体への損傷を
最小限とすることができる。このため、現像装置の下流
に位置する転写コロナ放電器、分離コロナ放電器、転写
材搬送手段が現像粉体により汚染されることがなく画像
形成を行うことができる。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による画像形成装置の一例を示す概略
断面図。
【図2】 本発明による画像形成装置の別に実施例を示
す概略断面図。
【図3】 従来例を示す画像形成装置の概略断面図。
【符号の説明】
1 像担持体 2 現像装置 3 筐体 4 スポンジ部材 5 シール部材 6 コロナ帯電器 7 光学装置 8 転写コロナ放電器 9 分離コロナ放電器 10 クリーニング装置 11 イレーサランプ 12 現像ローラ 13 攪拌スクリュウ 14 スリーブ 15 搬送手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に対面して配置された現像装置
    の筐体の像担持体の移動方向に対して下流側の端部に一
    端を固定させ一部を像担持体に接触させて現像装置内部
    から像担持体の下流側外部への現像粉体の漏洩を防止す
    る薄肉の板状に形成されたスポンジ部材が設けられてい
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記スポンジ部材の面部分が前記像担持
    体に接して設けられていることを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記スポンジ部材が発泡ウレタンゴムで
    あることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記像担持体に接触する前記スポンジ部
    材の圧力が20〜500(mg/cm)であり、好まし
    くは50〜300(mg/cm)であることを特徴とす
    る請求項1乃至3いずれか記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記板状のスポンジ部材は、自由端に向
    かって漸次薄くなる形状であることを特徴とする請求項
    1乃至4いずれか記載の画像形成装置。
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WO2012034511A1 (zh) * 2010-09-17 2012-03-22 珠海天威飞马打印耗材有限公司 处理盒
JP2017090839A (ja) * 2015-11-17 2017-05-25 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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