JP2002005351A - シールワッシャーおよび該シールワッシャーを用いた継手 - Google Patents
シールワッシャーおよび該シールワッシャーを用いた継手Info
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Abstract
間隔を狭くし、更に高温〜高真空で漏れがないシールワ
ッシャーおよび該シールワッシャーを用いた継手を提供
する。 【解決手段】 シールワッシャー3を、金属環11とそ
の内周面の中央部より突出して周方向に形成されている
芯金12とからなる断面T字状のリティナー13と、芯
金12の左右および底部を包囲するように断面凹字状で
一体に形成されている弾性体14とによって構成する。
Description
および該シールワッシャーを用いた継手に関し、特に、
平行ねじを有する継手等のシール部の構造に用いられる
シールワッシャーおよび該シールワッシャーを用いた継
手に関するものである。
圧分野の継手において、テーパねじを有する継手等は、
規格の面から使用が困難になりつつあり、これに代わっ
て平行ねじを有する継手等が使用されつつある。
について図3〜図6を参照して説明する。一般に、平行
ねじを有する継手等のシール構造にはOリングが多く用
いられている。
体1aの一端に機器接続部にねじ込まれる平行ねじ4a
が形成され、他端に管を接続するための食い込み継手等
がねじ込まれる平行ねじ5aが成形されている。両平行
ねじ4a,4bの間には、継手を回転するナット部6a
が形成されている。
平坦部7aとされ、この面7aにOリング用溝16が加
工され、その中にOリング17が嵌め込まれている。機
器接続部側の平行ねじ4aの切り上げ部とナット部6b
の平坦面7a間には、にげ溝18が加工されている。
従来例の継手に対して、Oリング17bが、機器接続部
側の平行ねじ4bとナット部6bの平坦面7bに加工さ
れているにげ溝18bに挿入されていることのみが相違
する。なお、図5に示すように、この継手の平行ねじ
(雄)4bがねじ込まれる機器接続部の平行ねじ(雌)1
9の入口側には、Oリング17bを押さえるテーパ面2
0が形成されている。
来例の継手に用いられているOリング17bに代えて、
リング状のリテーナ21の内面にゴムリング22が接着
されたシールリング23を用いることのみが相違する。
1の従来例においては、継手外径が大きく、各継手間の
機器取付部間隔が広くなり、機器のスペースの制限が発
生する。また、継手本体にOリング用溝や、にげ溝を加
工する必要があるという問題があった。第1の従来例に
おいては、継手本体ににげ溝(Oリング用溝)、機器接
続部にOリングを押さえるテーパー面を加工する必要が
あった。また、第3の従来例においては、シールリング
の取り付け位置が不安定であるので、シールリングの取
り付けの際に芯ズレが発生すると、高圧〜高真空におい
て、漏れが起こるという問題があった。また、ゴムリン
グの接着面積が小さいので、高圧〜高真空においてゴム
リングが偏ったり、剥がれたりして、同様の問題が発生
する可能性があった。
されたものであって、外径寸法を小さくして各継手間の
機器取付部間隔を狭くし、更に取り付け時の位置の安定
化を図り、高圧〜高真空で漏れがないシールワッシャー
および該シールワッシャーを用いた継手を提供すること
を目的とする。
シャーは、金属環とその内周面の中央部より突出して周
方向に形成されている芯金とからなる断面T字状のリテ
ィナーと、前記芯金の左右および底部を包囲するように
断面凹字状で一体に形成されている弾性体と、からなる
ことを特徴とする。
形の突起部が形成され、両突起部の頂部間の寸法は、前
記金属環の幅より大きくされていることが好ましい。
ッシャーを用いた継手であることを特徴とする。
づき図面を参照して説明する。
使用した継手の要部断面図である。
機器接続部2にシールワッシャー3介して接続されてい
る。
にねじ込まれる平行ねじ4が形成され、他端には食い込
み継手等がねじ込まれる平行ねじ5等が形成されてい
る。両ねじ4,5の間には、継手を回転するナット部6
が形成されている。
続部の端面は、平坦部7,8とされている。このナット
部6の平坦部7と機器接続部側の平行ねじ4の切り上が
り部間は、平行ねじ4と同じか若干大きい外径を有する
外周部とされ、この外周部にシールワッシャ3の内周面
が嵌め合される。
要部断面図である。
は、金属環11と、その内周面の中央部より突出して周
方向に形成されている芯金12とからなる断面T字状の
リティナー13と、芯金12の左右および底部を包囲す
るように断面凹字状で一体に形成されている弾性体14
とから構成されている。
芯金12の左右および底部に接着剤などを介して弾性体
14を注型等により賦形したものであるので、弾性体1
4の接着面積が広くなり、リテーナー13に対する接着
が強固になる。
両側面間の寸法は、外周近傍では金属環11の幅と等し
いか、若干大きくされ、内周近傍では金属環11の幅よ
り小さくされている。弾性体14の両側面の中央部には
断面半円形の突起部15が形成され、両突起部15の頂
部間の寸法は、金属環11の幅より大きくされている。
説明する。
接続部側の平行ねじ4に嵌め込み、ナット部6の端面に
当接させる。これにより、弾性体14の内周面は、ナッ
ト部6の平坦部7と機器接続部側の平行ねじ4の切り上
がり部間の外周部に嵌合され、シールワッシャー3の芯
が出される。
じ込むと、シールワッシャー3は、ナット部6と機器接
続部2の平坦部7,8の間に挟み込まれ、次いで弾性体
14が圧縮される。その際、弾性体14の半円形の突起
部15は、弾性体14の内周近傍に形成されている隙間
に逃げる。これによりシールワッシャー3の両側面に面
圧を有効に発生することができる。
の金属輪11の両側面に密着するとトルクがかかり、機
器接続部2に、継手とこの継手の他端に取り付けられて
いる配管が接続される。なお、トルクがかかって金属輪
11の両側面に面圧が発生するので、継手は外力が加わ
っても緩まない。
では、従来例のように、継手にOリング用溝、機器接続
部にOリング押さえ用のテーパー面等を加工する必要が
なく、シールワッシャー3をナット部6と機器接続部2
の平坦部7,8間に挟むことで、シールワッシャー自身
にシール機能を持たしている。
継手内部が高圧または真空の状態になった時、流体は弾
性体14の両側面でシールされる。その際の高圧による
弾性体14のはみ出しと金属環11の膨らみは、金属環
11を芯金12で補強することによって防止している。
これにより、金属環11の外径を小さくすることができ
る。
用いられる継手に使用するシールワッシャーについて説
明したが、これに限らず、平行ねじを有する各種の継手
や平行ねじを有する止めねじなどのシールにも本発明に
よるシールワッシャーを用いることができる。
るので、次のような効果を得ることができる。 (a)継手および機器の接続部形状が簡易にできコスト
低減ができる。 (b)高圧または高真空においても、高い気密性が確保
できる。 (c)シールワッシャー(継手)の外径が小さくなり、
各継手間の機器取付部間隔が狭くなるので省スペースが
可能となる。
の要部断面図である。
ある。
の要部断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 金属環(11)とその内周面の中央部よ
り突出して周方向に形成されている芯金(12)とから
なる断面T字状のリティナー(13)と、前記芯金(1
2)の左右および底部を包囲するように断面凹字状で一
体に形成されている弾性体(14)と、からなることを
特徴とするシールワッシャー。 - 【請求項2】 前記弾性体(14)の両側面の中央部に
は突起部(15)が形成され、両突起部(15)の頂部
間の寸法は、前記金属環(11)の幅より大きくされて
いることを特徴とする請求項1記載のシールワッシャ
ー。 - 【請求項3】 前記弾性体(14)の側面は左右対称
で、その両側面間の寸法は、外周近傍では金属環(1
1)の幅と等しいか、若干大きくされ、内周近傍では金
属環(11)の幅より小さくされていることを特徴とす
る請求項2記載のシールワッシャー。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のシ
ールワッシャーを用いた継手。 - 【請求項5】 前記継手の一端に、平行ねじ(4)と該
平行ねじ(4)に続いてナット部(6)を有し、ナット
部(6)にシールワッシャー(3)の側面が当接される
平坦面(7)を有し、この平坦面(7)と前記平行ねじ
(4)の切り上がり部間は、シールワッシャー(3)の
弾性体(14)の内周面が嵌め合される外周部とされて
いることを特徴とする請求項4記載のシールワッシャー
を用いた継手。
Priority Applications (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006097773A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 温水機器 |
KR200454558Y1 (ko) | 2008-12-05 | 2011-07-11 | 주식회사 명진티에스알 | 배관 실링용 형상유지 가스켓 |
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-
2000
- 2000-06-22 JP JP2000188090A patent/JP4592879B2/ja not_active Expired - Fee Related
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