JP2002004777A - トンネルのずり出し方法及び該方法に用いるホッパー - Google Patents

トンネルのずり出し方法及び該方法に用いるホッパー

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トンネル切羽ずりを安全に、且つ、坑内作業
環境に悪影響を与えることなく搬送すると共にトンネル
の急速施工を行う。 【解決手段】 本坑切羽のずり3を作業坑2より搬出す
るトンネルTのずり出し方法に於て、該本坑1内では該
ずり3を該作業坑2近傍まで運搬車7で搬送し、該本坑
1の長手方向にストックSし、その後、該作業坑2側の
該本坑1に沿って設置されるベルトコンベア30上を走
行するホッパー10に投入した後、該ベルトコンベア3
0,36で該本坑1内の作業坑口2aまで搬送し、更
に、該作業坑2内に配設するベルトコンベア37で順次
搬送して坑外へ搬出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトンネルのずり出し
方法及び該方法に用いるホッパーに関するものであり、
特に、本坑と作業坑よりずりを搬出する際、安全に且つ
坑内作業環境に悪影響を与えることなく搬送すると共
に、トンネルの急速施工を行うことができるトンネルの
ずり出し方法及び該方法に用いるホッパーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、トンネルのずり出し方法として
は、タイヤ方式と連続延伸コンベア方式とがある。タイ
ヤ方式は大型機械掘削機で掘削したずりを、ショベルで
ダンプトラックに積み込み坑外の仮置きストックへ搬出
するものである。
【0003】一方、連続延伸コンベア方式は、切羽近傍
にずりホッパーを設置し、該ずりをショベル等で該ホッ
パーに投入した後、トンネル内に設置するベルトコンベ
アにて坑外へ搬出するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記タイヤ方式は次の
ような問題があった。 1.トンネル内を大型のダンプトラックが走行するた
め、交通災害、接触事故等の危険性が生ずる。 2.斜路である作業坑をずりを積載したダンプトラック
が走行するため、該ダンプトラックから発生する排気ガ
ス及び走行に伴う粉塵が発生し、作業環境が悪化すると
共にその作業環境の改善には大量の換気量を必要とす
る。 3.長大トンネル施工に当っては、ダンプトラックの台
数が多く必要になると共に、仮置きストックヤードには
駐車スペース及び回転場所が必要となる。 4.仮置きストックヤードに於けるダンプトラックから
のずり排出時に大騒音が発生する。
【0005】又、連続延伸コンベア方式にも次のような
問題があった。 1.切羽近傍は、掘削のための重機械が稼動するため、
ホッパーの設置スペースを取りにくい。しかも、該ホッ
パーは切羽の進行と共に移設しなければならないので掘
削作業に支障が生ずる。 2.切羽の進行と共にコンベアを設置しなければならな
いのでトンネルの急速施工ができない。 3.膨張性地山による内空の変形、縫い返し等に対応す
るため、その都度コンベアの移設を行う必要があり、工
程に影響がでる。 4.本坑と作業坑との関係により本坑の掘削方向が逆に
なった場合、コンベアを移設しなければならない。
【0006】そこで、ダンプトラックの台数も少なく安
全に、且つ、作業環境に悪影響を及ぼすこともなく、し
かも、切羽の掘削方向変化、内空の変化等に対し、工程
に影響を及ぼすこともなくトンネルの急速施工を行うこ
とができるトンネルのずり出し方法及び、該方法に用い
るホッパーを得るために解決すべき技術的課題が生じて
くるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、本坑切羽のずりを作
業坑より搬出するトンネルのずり出し方法に於て、該本
坑内では該ずりを該作業坑近傍まで運搬車で搬送し、該
本坑の長手方向にストックし、その後、該作業坑側の該
本坑に沿って設置されるベルトコンベア上を走行するホ
ッパーに投入した後、該ベルトコンベアで該本坑内の作
業坑口まで搬送し、更に、該作業坑内に配設するベルト
コンベアで順次搬送して坑外へ搬出するトンネルのずり
出し方法、及び、トンネルのずりをベルトコンベアで搬
送するずり出し方法に用いるホッパーであって、該ホッ
パーの下部に該ベルトコンベアの長手方向に沿って移動
できる台車を設けると共に、上部にずり投入口を設け、
且つ、該ずり投入口の下部に該ベルトコンベアの長手方
向と直角にグリズリバーを設け、更に、該グリズリバー
と該ベルトコンベアとの間に該ベルトコンベアと平行に
エプロンフィーダを設け、該ずりを定量的に該ベルトコ
ンベアへ供給するトンネルのずり出し方法に用いるホッ
パーを提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図6に従って詳述する。図1はトンネルTの作業
坑2近傍の解説斜視図である。
【0009】ここで、該トンネルTは、長大山岳トンネ
ルであり、本坑1の略中間点には斜坑底である作業坑2
を取り付けていて、且つ、該作業坑2は該本坑1に向け
て下り12%の勾配に構築されている。又、該本坑1の
掘削は、施工工程により図中の矢印で示すように左右へ
掘削方向が変る。更に、該本坑1は地質状況から膨張性
地山による内空の縫い返し等に自在に対応しなければな
らない。又、切羽(図示せず)近傍は大型機械掘削機
(図示せず)等の稼動スペースを確保する必要がある。
【0010】該本坑1のこの様な状況に於て、先ず、該
切羽のずり3をショベル(図示せず)で運搬車としての
ダンプトラック7に積み込み、該作業坑2近傍まで搬送
する。該作業坑2の近傍であって、該本坑1の長手方向
には一時的に大量に搬送される該ずり3をストックする
サージストックヤードSを後述する第一ベルトコンベア
30に沿って平行に設ける。該サージストックヤードS
には該第一ベルトコンベア30側に該ずり3から該第一
ベルトコンベア30を保護するための仕切壁4を設ける
と共に、該仕切壁4と反対側の該本坑1の長手方向に
は、該本坑1の側壁との間に該ダンプトラック7が走行
できる通路を確保するための安全柵5,5…を設けて作
業領域を区画する。尚、該安全柵5,5…に代えて図4
に示すように別の仕切壁4を立設してもよい。
【0011】又、該サージストックヤードSには該ダン
プトラック7が置き逃げしたずり3を後述するホッパー
10に投入するためのバックホー6やショベル(図示せ
ず)を配置する。該バックホー6は次のずり出しサイク
ルまでに該ずり3の大塊を選別除去したり、小塊に破砕
して該ホッパー10に供給する。
【0012】次に、該ずり3を坑外に搬出するために図
2に示すように先ず、該作業坑2側の該本坑1の側壁に
沿って平行に第一ベルトコンベア30を設置する。該第
一ベルトコンベア30のベルト幅は、例えば後述するグ
リズリバー19の間隔(400mm)を考慮して、該ずり
3の大きさ400〜0mmを搬送するため900mmとす
る。
【0013】更に図1及び図2に示すように、該第一ベ
ルトコンベア30の延長方向に該本坑1側の作業坑口2
aまで第二ベルトコンベア36を設置すると共に、該第
二ベルトコンベア36への乗り継ぎ部にはジョークラッ
シャ34を配設し、該ずり3を更に細粒化して搬送す
る。該第二ベルトコンベア36のテール部は、該ジョー
クラッシャ34の架台35内に設置すると共に、該ジョ
ークラッシャ34での細粒化(150〜0mm)に対応し
てベルト幅は600mmとする。又、該第一ベルトコンベ
ア30のヘッド部には該ジョークラッシャ34への投入
シュート33を設けると共に、該第一ベルトコンベア3
0の先端部は該仕切壁4近傍より該ヘッド部に向けて上
り勾配とする。
【0014】更に、該勾配部には丸型電磁石31や金属
検出器32を設置し、該トンネルTの掘削時に使用した
ロックボルトの折損ロッド、ナット、ワッシャ等が該ず
り3に混入してベルト等を損傷させることを防止する。
【0015】次に、該第二ベルトコンベア36のヘッド
部と直角方向に該作業坑2の側壁に沿って第三ベルトコ
ンベア37を設置する。その後、図2及び図3に示すよ
うに該作業坑2の曲率に合せて所定長さの第四及び第五
ベルトコンベア38,39等を順次設置して坑外の仮置
きストックヤード(図示せず)へ該ずり3を搬送する。
該作業坑2内のベルトコンベア37,38,39等は該
作業坑2の側壁とインバート部に支持された架台(図示
せず)上に設置し、ベルト幅は600mmとする。
【0016】又、図示は省略するが、該第二ベルトコン
ベア36から該第三ベルトコンベア37への乗り継ぎ及
び順次設置されるベルトコンベア38,39…へのシュ
ートによる乗り継ぎ箇所には、ベルトの耐久性とボル
ト、ロッドの噛み込みによるベルトの切断に対応するた
めインパクトバーを設置する。更に、該作業坑2の斜路
を上る最長のベルトコンベア39には全負荷時の非常停
止及び再起動を考慮してインバータ制御とする。
【0017】又、トンネル断面が小さい作業坑2に設置
される各ベルトコンベア37,38,39等にはベルト
コンベアの稼動中に巻き込まれ、荷の詰まりによる落石
等の危険があるため、次のような安全対策(図示せず)
を講ずる。 コンベア全線に渡り引き綱による緊急停止装置及び
押し釦スイッチの設置 コンベア起動時の警報サイレン及び連動起動時の各
コンベア間の順次起動インターロック(前機器が運転状
態にならないと以降の機器が起動しない) 荷詰まりが発生した箇所以前の機器を一斉に停止す
るためのセンサーをシュート部分に取着する。
【0018】斯くして、安全に該ずり3を坑外へ搬送す
ることができると共に、該作業坑2内の作業環境も良好
となり、且つ、該本坑1に換気立坑が施工された後も該
作業坑2は新鮮な空気の流入坑として活用できる。
【0019】次に、図4乃至図6に従いホッパー10を
説明する。図4は該本坑1の断面図を示し、又、図5は
該ホッパー10の側面図を、図6は正面図を示す。該ホ
ッパー10は該本坑1の長手方向に該サージストックヤ
ードSを設けるので、該ずり3の積込場所が移動できる
ように配設する。該ホッパー10の移動距離は該サージ
ストックヤードSの長手方向の長さを考慮して略15m
とし、前記バックホー6の運転手が手元の無線操作によ
って該ホッパー10を移動させながらずり投入口11へ
該ずり3を投入する。
【0020】又、該ホッパー10の移動は、前記第一ベ
ルトコンベア30の外側であって、幅方向に所定の間隔
で敷設されるレール8,8上を走行する台車14,14
で行う。該台車14,14の長手方向には図5に示すよ
うに所定間隔で車輪15,15を設けると共に、該台車
14,14に駆動装置(図示せず)を設けて自走できる
ようにする。尚、該本坑1の該第一ベルトコンベア30
側の側壁には図4に示すように、該駆動装置に給電する
ケーブルハンガー9を配設する。
【0021】更に、該台車14,14の長手方向の両端
部には所定高さの主柱16,16,16,16を立設
し、該主柱16,16同士は桁17,17で結合すると
共に、該主柱16,16の長手方向間には斜材18,1
8を設けて該ホッパー10を補強する。又、該桁17,
17…の上部には該第一ベルトコンベア30の長手方向
と直角に所定の間隔(この場合400mm)で、且つ、該
サージストックヤードSに向けてやや下り勾配を付けて
I型鋼からなるグリズリバー19,19…を固着し、該
ずり3の選別を行う。
【0022】更に、該グリズリバー19,19…の上部
には、該ずり3が該本坑1の側壁側及び該第一ベルトコ
ンベア30上に落下しないように該サージストックヤー
ドS側を除く三面を所定高さの鋼板で囲んだずり投入口
11を形成する。又、図6に示すように、該ずり投入口
11の該サージストックヤードS側には該グリズリバー
19,19…を通過できないずり3を該サージストック
ヤードSに戻すためのシュート13を設ける。
【0023】次に、該グリズリバー19,19…と該第
一ベルトコンベア30との間に該第一ベルトコンベア3
0と平行にエプロンフィーダ20を該主柱16,16間
に設け、該ずり3を定量的に該第一ベルトコンベア30
へ供給する。該エプロンフィーダ20は図5に示すよう
に、所定間隔に配設されたプーリ21,21にベルト2
2を掛け渡し、後部に設置したモータ24の動力をチェ
ーン25を介して後部の該プーリ21に伝達して駆動す
る。
【0024】尚、該エプロンフィーダ20の速度は前記
第一ベルトコンベア30及びジョークラッシャ34の能
力に応じるように可変速とする。更に、該エプロンフィ
ーダ20のベルト幅は該第一ベルトコンベア30と同じ
く900mmとし、該ベルト22上に該ずり3を搭載する
ために該グリズリバー19,19…との間にホッパーシ
ュート12を設ける。
【0025】又、該エプロンフィーダ20の先端部には
該ずり3を該第一ベルトコンベア30に導くシュート2
3を設ける。斯くして、該ずり3を安全に且つ効率的に
搬送することができる。
【0026】尚、前記一実施の形態で示したグリズリバ
ーの間隔、エプロンフィーダ及びベルトコンベアのベル
ト幅等はこれに限定されるべきものではなく、トンネル
のずり搬送設計により適宜変更される。
【0027】而して、本発明は、本発明の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明
が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は本坑内では、ずりを作業坑近傍まで運搬車で搬送
し、該本坑の長手方向にストックするので該運搬車の使
用台数も少なくなり、且つ、走行距離も短くなり交通災
害、接触事故等の危険性が低減する。又、該運搬車によ
る排気ガス、粉塵等による作業環境の悪化も低減でき
る。
【0029】更に、従来のように仮置きストックヤード
に大きな駐車スペース及び、回転場所を確保する必要も
なく、該運搬車からのずりの排出音の心配もなくなる。
又、該作業坑側の該本坑に沿って設置されるベルトコン
ベア上を走行するホッパーに該ずりを投入するので、該
本坑の掘削方向が逆になった場合でも段取り変えを行う
必要がない。
【0030】更に、該作業坑内に順次ベルトコンベアを
配設して該ずりを搬送するので、作業環境を悪化させる
ことなく安全且つ効率よく搬送することができる。
【0031】請求項2記載の発明は、ホッパーの下部に
該ベルトコンベアの長手方向に沿って移動できる台車を
設けるので、サージストックヤードの該ずりを長手方向
の任意の位置で投入することができる。又、上部に該ベ
ルトコンベアの長手方向と直角にグリズリバーを設ける
ので、該ずりのオーバサイズを除去できると共にその下
部にエプロンフィーダを設けているので、該ずりを定量
的に該ベルトコンベアに供給して安全且つ効率よく搬送
することができる。
【0032】斯くして、切羽近傍にずり搬送設備を設け
ることなく、しかも、切羽の進行に伴う延伸作業を行う
こともなくトンネルの急速施工を行うことができ大幅な
工期の短縮となり、工事費のコストダウンに寄与する
等、著大なる効果を奏する発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、トンネルの作業
坑近傍の解説斜視図。
【図2】図1の平面図。
【図3】作業坑内のベルトコンベアの配設状態を示す縦
断面図。
【図4】本坑内のホッパーの設置状態を示す側断面図。
【図5】ホッパーの側面図。
【図6】ホッパーの正面図。
【符号の説明】
1 本坑 2 作業坑 2a 作業坑口 3 ずり 7 運搬車(ダンプトラック) 10 ホッパー 11 ずり投入口 14 台車 19 グリズリバー 20 エプロンフィーダ 30 第一ベルトコンベア 36 第二ベルトコンベア 37 第三ベルトコンベア 38 第四ベルトコンベア 39 第五ベルトコンベア S サージストックヤード T トンネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中澤 謙太郎 愛知県名古屋市中川区西日置1丁目1番5 号 株式会社熊谷組名古屋支店内 (72)発明者 安川 良博 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内 (72)発明者 山崎 良成 富山県富山市問屋町2丁目3番1号 東和 工業株式会社機械営業部内 Fターム(参考) 2D054 AC20 DA02 DA17 DA19 DA21

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本坑切羽のずりを作業坑より搬出するト
    ンネルのずり出し方法に於て、該本坑内では該ずりを該
    作業坑近傍まで運搬車で搬送し、該本坑の長手方向にス
    トックし、その後、該作業坑側の該本坑に沿って設置さ
    れるベルトコンベア上を走行するホッパーに投入した
    後、該ベルトコンベアで該本坑内の作業坑口まで搬送
    し、更に、該作業坑内に配設するベルトコンベアで順次
    搬送して坑外へ搬出することを特徴とするトンネルのず
    り出し方法。
  2. 【請求項2】 トンネルのずりをベルトコンベアで搬送
    するずり出し方法に用いるホッパーであって、該ホッパ
    ーの下部に該ベルトコンベアの長手方向に沿って移動で
    きる台車を設けると共に、上部にずり投入口を設け、且
    つ、該ずり投入口の下部に該ベルトコンベアの長手方向
    と直角にグリズリバーを設け、更に、該グリズリバーと
    該ベルトコンベアとの間に該ベルトコンベアと平行にエ
    プロンフィーダを設け、該ずりを定量的に該ベルトコン
    ベアへ供給することを特徴とするトンネルのずり出し方
    法に用いるホッパー。
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