JP6973787B2 - 砕岩システム、及び岩砕の破砕方法 - Google Patents
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Description
(1)中規模(例えば、破砕能力300t/h級)の移動式クラッシャーを使用するが、大規模(例えば、破砕能力500t/h級)の移動式クラッシャーと同等あるいはそれ以上の能力で1次岩砕を破砕することができ、その結果、掘進サイクルの短縮を図ることができる。
(2)汎用性の高い(例えば、破砕能力300t/h級)移動式クラッシャーを使用するため、大規模(例えば、破砕能力500t/h級)の移動式クラッシャーを調達(あるいは製作)する必要がなく、施工コストの低減を図ることができる。
(3)また、汎用性の高い移動式クラッシャーを使用するため、調達も容易であり、他の施工現場での需要もあることから、機械経費や利用価値の面において有益である。
(4)中規模の移動式クラッシャーを使用することができるため、1次岩砕の投入高が高くならず、掘進サイクルに影響することもない。
本願発明の実施形態の例を説明するにあたって、はじめにここで用いる用語の定義を示しておく。
図3に示すように、ここでは便宜上、トンネル軸(掘進軸)において切羽側を「前方」と、坑口側を「後方」ということとする。
例えば発破によって切羽で生じた岩砕のことをここでは「1次岩砕」ということとし、この1次岩砕を移動式クラッシャー200が細かく破砕したものをここでは「2次岩砕」ということとする。
図1に示すように砕岩システム100は、2台の移動式クラッシャー200がトンネル軸方向に直列に配置されたものである。そこで、前方(切羽側)に配置される移動式クラッシャー200を特に「第1移動式クラッシャー200a」ということとし、後方(坑口側)に配置される移動式クラッシャー200を特に「第2移動式クラッシャー200b」ということとする。また、第1移動式クラッシャー200aの破砕手段210と、搬送手段220、前方搬送部221、後方搬送部222、フィーダ230をそれぞれ「第1破砕手段210a」、「第1搬送手段220a」、「第1前方搬送部221a」、「第1後方搬送部222a」、「第1フィーダ230a」ということとし、同様に第2移動式クラッシャー200bの破砕手段210と、搬送手段220、前方搬送部221、後方搬送部222、フィーダ230をそれぞれ「第2破砕手段210b」、「第2搬送手段220b」、「第2前方搬送部221b」、「第2後方搬送部222b」、「第2フィーダ230b」ということとする。
以下、本願発明の砕岩システム100、及び岩砕の破砕方法の実施形態の一例について詳しく説明する。なお本願発明の岩砕の破砕方法は、砕岩システム100を使用して行う方法である。したがって、まずは砕岩システム100について説明し、その後に本願発明の岩砕の破砕方法について説明することとする。
次に本願発明の岩砕の破砕方法について図6を参照しながら説明する。図6は、本願発明の岩砕の破砕方法の主な工程の流れを示すフロー図である。なお、本願発明の岩砕の破砕方法は、ここまで説明した砕岩システム100を使用して行う方法であり、したがって砕岩システム100で説明した内容と重複する説明は避け、本願発明の岩砕の破砕方法に特有の内容のみ説明することとする。すなわち、ここに記載されていない内容は、定義の説明を含め砕岩システム100で説明したものと同様である。
200 移動式クラッシャー
210 (移動式クラッシャーの)破砕手段
220 (移動式クラッシャーの)搬送手段
221 (搬送手段の)前方搬送部
222 (搬送手段の)後方搬送部
230 (移動式クラッシャーの)フィーダ
240 (移動式クラッシャーの)走行クローラ
200a 第1移動式クラッシャー
210a (第1移動式クラッシャーの)第1破砕手段
220a (第1移動式クラッシャーの)第1搬送手段
221a (第1搬送手段の)第1前方搬送部
222a (第1搬送手段の)第1後方搬送部
230a (第1移動式クラッシャーの)第1フィーダ
200b 第2移動式クラッシャー
210b (第2移動式クラッシャーの)第2破砕手段
220b (第2移動式クラッシャーの)第2搬送手段
221b (第2搬送手段の)第2前方搬送部
222b (第2搬送手段の)第2後方搬送部
230b (第2移動式クラッシャーの)第2フィーダ
300 テールピース台車
400 坑内ベルトコンベア
Claims (5)
- トンネル掘削によって生じた1次岩砕を、移動式クラッシャーを用いて破砕する砕岩システムにおいて、
切羽側に配置される第1移動式クラッシャーと、該第1移動式クラッシャーの後方に配置される第2移動式クラッシャーと、を備え、
前記第1移動式クラッシャー及び前記第2移動式クラッシャーは、前記1次岩砕を2次岩砕に破砕する破砕手段と、該2次岩砕を後方に搬送する搬送手段と、を有し、
前記第1移動式クラッシャーの前記搬送手段と前記第2移動式クラッシャーの前記搬送手段が直列に配置され、
また前記第1移動式クラッシャーの前記搬送手段の後方部分が前記第2移動式クラッシャーの前記搬送手段の前方部分に接続するように、該第1移動式クラッシャーの該搬送手段と該第2移動式クラッシャーの該搬送手段が連結され、
前記第1移動式クラッシャーの前記搬送手段によって後方に搬送された前記2次岩砕が、前記第2移動式クラッシャーの前記搬送手段に直接的に移送され、
前記第2移動式クラッシャーの前記搬送手段は、該第2移動式クラッシャーの前記破砕手段で破砕された前記2次岩砕と、前記第1移動式クラッシャーの前記搬送手段から移送された前記2次岩砕と、を後方に搬送する、
ことを特徴とする砕岩システム。 - 前記搬送手段は、ベルトコンベアであって、後方に向かって上方に傾斜する後方搬送部を後端側に有し、
前記第1移動式クラッシャーの前記後方搬送部の傾斜角度が、前記第2移動式クラッシャーの前記後方搬送部の傾斜角度よりも小さい、
ことを特徴とする請求項1記載の砕岩システム。 - 前記第1移動式クラッシャーの前記破砕手段の破砕能力と、前記第2移動式クラッシャーの前記破砕手段の破砕能力が、同一又は略同一である、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の砕岩システム。 - トンネル掘削によって生じた1次岩砕を、移動式クラッシャーを用いて破砕する砕岩システムにおいて、
切羽側に配置される第1移動式クラッシャーと、該第1移動式クラッシャーの後方に配置される第2移動式クラッシャーと、を備え、
前記第1移動式クラッシャー及び前記第2移動式クラッシャーは、前記1次岩砕を2次岩砕に破砕する破砕手段と、該2次岩砕を後方に搬送する搬送手段と、を有し、
前記第1移動式クラッシャーの前記搬送手段と前記第2移動式クラッシャーの前記搬送手段が直列に配置され、
前記第1移動式クラッシャーの前記搬送手段によって後方に搬送された前記2次岩砕が、前記第2移動式クラッシャーの前記搬送手段に移送され、
前記第2移動式クラッシャーの前記搬送手段は、該第2移動式クラッシャーの前記破砕手段で破砕された前記2次岩砕と、前記第1移動式クラッシャーの前記搬送手段から移送された前記2次岩砕と、を後方に搬送し、
前記第2移動式クラッシャーの前記搬送手段の搬送速度が、前記第1移動式クラッシャーの前記搬送手段の搬送速度より大きい、
ことを特徴とする砕岩システム。 - 砕岩システムを使用して、トンネル掘削によって生じた1次岩砕を破砕する方法であって、
前記砕岩システムは、切羽側に配置される第1移動式クラッシャーと、該第1移動式クラッシャーの後方に配置される第2移動式クラッシャーと、を備えるとともに、該第1移動式クラッシャーが有する搬送手段と該第2移動式クラッシャーが有する搬送手段が直列に配置され、さらに該第1移動式クラッシャーの該搬送手段の後方部分が該第2移動式クラッシャーの該搬送手段の前方部分に接続するように該第1移動式クラッシャーの該搬送手段と該第2移動式クラッシャーの該搬送手段が連結され、
前記1次岩砕を前記第1移動式クラッシャーが有する破砕手段に投入するとともに、前記1次岩砕を前記第2移動式クラッシャーが有する破砕手段に投入する、1次岩砕投入工程と、
前記第1移動式クラッシャーの前記破砕手段と前記第2移動式クラッシャーの前記破砕手段によって前記1次岩砕を2次岩砕に破砕する、破砕工程と、
前記第1移動式クラッシャーの前記搬送手段と前記第2移動式クラッシャーの前記搬送手段によって前記2次岩砕を後方に搬送する、搬送工程と、を備え、
前記搬送工程では、前記第1移動式クラッシャーによる前記2次岩砕を該第1移動式クラッシャーの前記搬送手段で後方に搬送するとともに、該第1移動式クラッシャーによる該2次岩砕を前記第2移動式クラッシャーの前記搬送手段に直接的に移送し、該第1移動式クラッシャーによる該2次岩砕と前記第2移動式クラッシャーによる前記2次岩砕を該第2移動式クラッシャーの前記搬送手段で後方に搬送する、
ことを特徴とする岩砕の破砕方法。
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JP2017215134A JP6973787B2 (ja) | 2017-11-07 | 2017-11-07 | 砕岩システム、及び岩砕の破砕方法 |
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JP2019085778A JP2019085778A (ja) | 2019-06-06 |
JP6973787B2 true JP6973787B2 (ja) | 2021-12-01 |
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Family Applications (1)
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