JP2001225930A - 延伸ベルトコンベヤによる搬送方法および延伸ベルトコンベヤ設備 - Google Patents

延伸ベルトコンベヤによる搬送方法および延伸ベルトコンベヤ設備

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JP2001225930A JP2000034397A JP2000034397A JP2001225930A JP 2001225930 A JP2001225930 A JP 2001225930A JP 2000034397 A JP2000034397 A JP 2000034397A JP 2000034397 A JP2000034397 A JP 2000034397A JP 2001225930 A JP2001225930 A JP 2001225930A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少ない占有容積で、複数箇所で掘削されるズリ
を効率良く搬出する。 【解決手段】ベンチカット工法により掘削されるトンネ
ル1内に設置され、切羽面が掘削された先行ズリと、下
段ベンチ5が掘削された後続ズリとを単一の延伸ベルト
コンベヤ11により搬出する延伸ベルトコンベヤ設備に
おいて、ズリ合流部11Cでキャリアベルト21の途中
に配置された中間トリッパにより先行ズリをズリ合流ホ
ッパに排出させ、後続ズリ投入コンベヤ13により後続
ズリをズリ合流ホッパに搬入して先行ズリに合流させ、
この合流ズリを振動フイーダにより適正量ずつキャリア
ベルト21上に送り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば土砂や岩
石粒、鉱物粒、粉粒体など被搬送物を複数箇所で搭載し
て合流搬送する延伸ベルトコンベヤによる搬送方法およ
び延伸ベルトコンベヤ設備に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばトンネルの掘削を上下二段に行
うベンチカット工法では、上段ベンチの掘削により排出
される掘削土砂(ズリ)と、下段ベンチの掘削(インバ
ート掘削)により排出される掘削土砂(ズリ)が排出さ
れる。このようなズリを排出するガントリ設備として
は、たとえば特開平8−170486号公報に開示され
ている。このズリ排出ガントリ設備は、上段ベンチの掘
削面と下段ベンチのコンクリート床面上を走行自在なガ
ントリ本体を配置し、上段ベンチに配置されたカッター
ローダにより上段ベンチの切羽を掘削するとともに、ガ
ントリ本体の前部に位置されたコンクリート吹付け機に
より一次覆工を実施し、カッターローダにより掘削され
たズリをベルトコンベヤとチェーンコンベヤを使用して
下段ベンチ側に落とし、下段ベンチに配置された掘削積
込み機により、下段ベンチが掘削された下段側ズリと上
段側ズリとを、ガントリ本体に設置された運搬装置の傾
斜コンベヤから水平コンベヤを介してガントリ本体の後
端側に搬出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構成
では、下段ベンチに配置された掘削積込み機は、下段ベ
ンチの掘削とズリのコンベヤ積込み作業を行うが、ズリ
の積込み作業は、上段側ズリと下段側ズリとをいっしょ
に積込むため、掘削積込み機では積込み作業量が偏って
負担が大きくなり、占有容積の大きい大型の掘削積込み
機が必要となるとともに、小形の積込み機では、ズリ排
出作業の遅延原因となるおそれがあった。
【0004】本発明は上記問題点を解決するもので、占
有容積の小さい1本の延伸ベルトコンベヤを使用して複
数箇所から合流させる被搬送物を効率良くスムーズに搬
送できる延伸ベルトコンベヤによる搬送方法および延伸
ベルトコンベヤ設備を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の延伸ベルトコンベヤによる搬送方法
は、伸縮可能な延伸ベルトコンベヤの上流側キャリアベ
ルト上に先行搬送物を投入し、搬送途中で前記先行搬送
物に後続搬送物を合流させるに際して、搬送経路途中で
キャリアベルト上から先行搬送物を取出し、この先行搬
送物に後続搬送物を追加し、この混合搬送物を、先行搬
送物取出し位置下流側のキャリアベルト上に適正量ずつ
投入して下流側に搬送するものである。
【0006】上記構成によれば、キャリアベルト上から
先行搬送物を取出して後続搬送物を合流させ、適正量を
再度キャリアベルトに供給するので、延伸ベルトコンベ
ヤの最大搬送量からオーバーフローしたり、少なすぎる
ことなく搬送物を効率良くスムーズに搬送することがで
きる。
【0007】また請求項3記載の延伸ベルトコンベヤ設
備は、先行搬送物を上流側から下流側に搬送するととも
に後続搬送物を途中から合流させる伸縮可能な延伸ベル
トコンベヤを設け、この延伸ベルトコンベヤに、キャリ
アベルトの途中に配置されてキャリアベルト上の先行搬
送物を排出する中間トリッパと、前記中間トリッパから
排出される先行搬送物に、後続搬送物投入装置により搬
入された後続搬送物を合流させる搬送物合流ホッパと、
合流搬送物を前記中間トリッパ下流側のキャリアベルト
上に適正量ずつ送り出す合流搬送物供給装置とを具備し
たものである。
【0008】上記構成によれば、搬送途中の搬送物合流
部で中間トリッパによりキャリアベルト上の先行搬送物
を取出し、搬送物合流ホッパで先行搬送物に後続搬送物
を合流させ、合流搬送物供給装置により適正量を再度キ
ャリアベルト上に供給するので、オーバーフローや少な
すぎることなく適正量の搬送物をキャリアベルト上に搭
載して効率良くスムーズに搬送することができる。
【0009】さらに請求項2記載の延伸ベルトコンベヤ
による搬送方法は、上下複数段にトンネルを掘削するベ
ンチカット工法により上流側と下流側で掘削された先行
ズリと後続ズリとを伸縮可能な延伸ベルトコンベヤによ
り搬出するに際し、延伸ベルトコンベヤの上流側キャリ
アベルト上に先行ズリを投入し、搬送経路途中でキャリ
アベルト上から先行ズリを取出し、この先行ズリに後続
ズリを追加し、この合流ズリを前記取出し位置下流側の
キャリアベルト上に適正量ずつ投入して下流側に搬送す
るものである。
【0010】上記構成によれば、キャリアベルト上から
先行ズリを取出して後続ズリと混合し、適正量の合流ズ
リを再度キャリアベルトに供給するので、オーバーフロ
ーや少なすぎることなく適正量のズリを連続して効率良
く搬出することができる。
【0011】さらにまた請求項4記載の延伸ベルトコン
ベヤ設備は、複数段に掘削するベンチカット工法により
形成されるトンネル内に設置され、掘削に従って上流端
が伸展されるとともに、前段掘削部から上流端に投入さ
れる先行ズリと、後段掘削部から投入される後続ズリと
を搬送する延伸ベルトコンベヤを設け、この延伸ベルト
コンベヤの途中に設けられたズリ合流部に、キャリアベ
ルト上の先行ズリを排出する中間トリッパと、前記中間
トリッパから排出される先行ズリに、後続ズリ投入コン
ベヤにより搬入された後続ズリを追加するズリ合流ホッ
パと、このズリ合流ホッパから合流されたズリを適正量
ずつ前記中間トリッパ下流側のキャリアベルト上に送り
出す合流ズリ供給装置とを具備したものである。
【0012】上記構成によれば、搬送途中のズリ合流部
に設けられた中間トリッパによりキャリアベルト上の先
行ズリを取出し、ズリ合流部で後続ズリを追加混合し、
合流ズリ供給装置により適正量を再度キャリアベルト上
に供給するので、単一の延伸ベルトコンベヤにより、オ
ーバーフローや少なすぎることなく適正量のズリを搭載
して効率良く搬出することができる。
【0013】また請求項5記載の延伸ベルトコンベヤ設
備は、上記構成において、ズリ合流部に、後段掘削部の
下流側に移動自在に配置されたズリ積載台車を設け、こ
のズリ積載台車から後段掘削部に沿って延伸ベルトコン
ベヤのベルトを案内支持する桟橋フレームを延設し、こ
の桟橋フレームに前段掘削部および後段掘削部の床面を
それぞれ走行自在な走行支柱を設け、前記走行支柱を伸
縮自在に構成したものである。
【0014】上記構成によれば、後段掘削部で延伸ベル
トコンベヤを桟橋フレームを介して配置するので、掘削
装置に干渉するのを防止することができ、後段掘削をス
ムーズに実施することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係る延伸ベルト
コンベヤを備えたズリ排出設備の実施の形態を図1〜図
5に基づいて説明する。
【0016】このズリ排出設備は、図5に示すように、
掘削されるトンネル1内で切羽面2の前進に応じて延伸
可能に配置され、掘削されるズリ(搬送物)を切羽側
(上流側)から坑口(下流側)3に排出する延伸コンベ
ヤ11を具備している。このトンネル1は、たとえば前
段掘削部である上段ベンチ4を掘削した後、コンクリー
トの吹付けにより覆工して掘削面を安定させ、さらに後
段掘削部である下段ベンチ(インバート部)5を掘削し
て床面にコンクリート打設するベンチカット工法におい
て、上流側で発生する先行ズリ(先行搬送物)と下流側
で発生した後続ズリ(後続搬送物)とを、占有容積の小
さい単一の延伸ベルトコンベヤ11を使用して排出しよ
うとするものである。
【0017】トンネル1内に配置される掘削設備は、切
羽面2を掘削する切羽用ブレーカ掘削機6やドリルジャ
ンボ7と、この掘削により発生した先行ズリを集めて排
出するホイールローダ8、コンクリート吹付機9等から
なる切羽用掘削設備と、ホイールローダ8により集めら
れた先行ズリを破砕して延伸ベルトコンベヤ11に供給
するクラッシャー付自走収集装置10と、延伸ベルトコ
ンベヤ11と、インバート用ブレーカ掘削機12やホイ
ールローダ等からなるインバート用掘削設備が設置され
ている。
【0018】この延伸ベルトコンベヤ11は、キャリア
ベルト21がインパクトローラにより湾曲横断面に形成
されるバケット型ベルトコンベヤで、自走収集装置10
に上流端部が連結されて先行ズリを上段ベンチ4に沿っ
て搬送する上段ベンチ搬送部11Aと、下段ベンチ5の
掘削部に沿って先行ズリを搬送するインバート搬送部1
1Bと、インバート掘削された後続ズリを搬入する後続
ズリ投入コンベヤ(後続搬送物投入装置)13と、キャ
リアベルト21上から取出した先行ズリに後続ズリを追
加して合流し下流側のキャリアベルト21上に投入する
ズリ合流部(搬送物合流部)11Cと、この合流ズリを
坑口まで搬送するメイン搬送部11Dとを具備してい
る。そして、メイン搬送部11Dには、坑口3側のメイ
ン駆動ユニット23と中間位置のブースタ駆動ユニット
24とが設置され、またベルトストレージ25が設けら
れている。
【0019】前記ズリ合流部11Cには、図1に示すよ
うに、コンクリート打設されたインバート床面26をガ
イドレール27を介して移動自在で延伸ベルトコンベヤ
11が通過する集積台車31が配置され、この集積台車
31には、インバート搬送部11Bに連続する桟橋フレ
ーム32が連結されている。この桟橋フレーム32は、
キャリアベルト21およびリターンベルト22を案内す
るガイドローラを具備し、上流端に上段ベンチ4の掘削
床面を走行自在な前部走行支柱33が配設されるととも
に、中間部に中段ベンチの掘削床面を走行自在な後部走
行支柱34が配設されている。そして、走行前部支柱3
3および後部走行支柱34には、掘削床面の上下変位に
追従できるように伸縮装置がそれぞれ内蔵されている。
また集積台車31には、前記後続ズリ投入コンベヤ13
の下流端部が連結されており、この後続ズリ投入コンベ
ヤ13はバケット型ベルトコンベヤで、そのコンベヤフ
レーム13aは下流端部が集積台車31に支持されて切
羽側下方に伸び、上流側が移動式後部支柱34に傾斜姿
勢を上下方向に調整自在に支持されている。そして、コ
ンベヤフレーム13aの上流端投入部に投入ホッパ13
bが配置され、中間部下部にコンベヤ駆動ユニット13
cが配置されている。
【0020】集積台車31は、図2,図3に示すよう
に、走行車輪35を有する台車フレーム36に、キャリ
アベルト21を複数本の転向ローラ37a,37bによ
り迂回させて先行ズリをキャリアベルト21上から排出
させる中間トリッパ37が配置され、この中間トリッパ
37によりキャリアベルト21から排出される先行ズリ
と、後続ズリ投入コンベヤ13により投入される後続ズ
リとを受けて合流させるズリ合流ホッパ38が設けられ
ている。このズリ合流ホッパ38の下部出口には、合流
されたズリ(合流ズリという)をキャリアベルト21の
搬送能力に合わせて定量ずつ送り出す合流搬送物供給装
置(合流ズリ供給装置)である振動フイーダ39が配置
され、再搭載ホッパ40から中間トリッパ37下流側の
キャリアベルト21上に合流ズリを適正量ずつ投入する
ように構成されている。
【0021】上記構成において、切羽面がブレーカ掘削
機6やドリルジャンボ7により掘削されホイールローダ
8により集められた先行ズリが自走収集装置10に投入
されて破砕機により所定の大きさ以下に破砕され、延伸
ベルトコンベヤ11のキャリアベルト21上に投入され
る。そして、先行ズリは上段ベンチ搬送部11Aからイ
ンバート搬送部11Bに搬送され、ズリ合流部11Cで
集積台車31の中間トリッパ37によりズリ合流ホッパ
38に投入される。一方、ブレーカ掘削機12によりイ
ンバート部(下段ベンチ5)が掘削されてホイールロー
ダにより後続ズリ投入コンベヤ13に投入された後続ズ
リがズリ合流ホッパ38に投入されて先行ズリと混合さ
れる。そして、合流ズリが振動フイーダ39により供給
量を調整されて再搭載ホッパ40からキャリアベルト2
1上に再供給される。この時、先行ズリの搬入量が延伸
ベルトコンベヤ11の搬送能力の100%であった場合
には、後続ズリ投入コンベヤ13を停止して後続ズリの
合流が停止され、先行ズリのみがキャリアベルト21に
再投入される。そして、メイン搬送部11Dから坑口3
まで搬送されて排出される。
【0022】上記構成によれば、搬送途中でインバート
掘削された後続ズリを延伸ベルトコンベヤ11に追加投
入するに際して、ズリ合流部11Cで中間トリッパ37
により先行ズリを一旦キャリアベルト21からズリ合流
ホッパ38に排出させ、ズリ合流ホッパ38で先行ズリ
に、後続ズリ投入コンベヤ13から追加される後続ズリ
を合流させ、さらに振動フイーダ39により、合流され
たズリを延伸ベルトコンベヤ11の能力を越えない範囲
で適正量をキャリアベルト21上に再投入するので、投
入したズリがオーバーフローしたり、少なすぎることも
なく、延伸ベルトコンベヤ11に適正な最大量のズリを
積載させて効率良く搬出することができる。したがっ
て、搬送方向に隔てた2個所の掘削部で掘削されるズリ
を、占有容積の小さい1本の延伸ベルトコンベヤ11に
より効率よく搬出することができる。
【0023】上記実施の形態では、搬送物をズリ(掘削
土砂)としたが、掘削された鉱物岩石粒や石炭、雑穀類
などの粉粒体であってもよい。また、ズリ合流部を1個
所としたが、複数箇所に設定することもできる。
【0024】
【発明の効果】以上に述べたごとく請求項1記載のキャ
リアベルト上から先行搬送物を取出して後続搬送物を合
流させ、適正量を再度キャリアベルトに供給するので、
延伸ベルトコンベヤの最大搬送量からオーバーフローし
たり、少なすぎることなく搬送物を効率良くスムーズに
搬送することができる。
【0025】また請求項2記載の延伸ベルトコンベヤに
よる搬送方法によれば、キャリアベルト上から先行ズリ
を取出して後続ズリと混合し、適正量の合流ズリを再度
キャリアベルトに供給するので、オーバーフローや少な
すぎることなく適正量のズリを連続して効率良く搬出す
ることができる。
【0026】さらに請求項3記載の延伸ベルトコンベヤ
設備によれば、搬送途中の搬送物合流部で中間トリッパ
によりキャリアベルト上の先行搬送物を取出し、搬送物
合流ホッパで先行搬送物に後続搬送物を合流させ、合流
搬送物供給装置により適正量を再度キャリアベルト上に
供給するので、オーバーフローや少なすぎることなく適
正量の搬送物をキャリアベルト上に搭載して効率良くス
ムーズに搬送することができる。
【0027】さらにまた請求項4記載の延伸ベルトコン
ベヤ設備によれば、搬送途中のズリ合流部に設けられた
中間トリッパによりキャリアベルト上の先行ズリを取出
し、ズリ合流部で後続ズリを追加混合し、合流ズリ供給
装置により適正量を再度キャリアベルト上に供給するの
で、単一の延伸ベルトコンベヤにより、オーバーフロー
や少なすぎることなく適正量のズリを搭載して効率良く
搬出することができる。
【0028】また請求項5記載の延伸ベルトコンベヤ設
備によれば、後段掘削部で延伸ベルトコンベヤを桟橋フ
レームを介して配置するので、掘削装置に干渉するのを
防止することができ、後段掘削をスムーズに実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るズリ排出設備の実施の形態を示
し、下段ベンチ掘削部を示す側面図である。
【図2】同集積台車を示す側面図である。
【図3】図1に示すA−A矢視図である。
【図4】図1に示すB−B矢視図である。
【図5】同ズリ排出設備を具備したトンネル全体を示す
側面図である。
【符号の説明】
1 トンネル 2 切羽面 4 上段ベンチ 5 下段ベンチ 10 自走収集装置 11 延伸ベルトコンベヤ 11A 上段ベンチ搬送部 11B インバート搬送部 11C ズリ合流部 11D メイン搬送部 13 後続ズリ投入コンベヤ 21 キャリアベルト 22 リターンベルト 26 インバート床面 31 積載台車 32 桟橋フレーム 33 前部走行支柱 34 後部走行支柱 37 中間トリッパ 38 ズリ合流ホッパ 39 振動フイーダ 40 再搭載ホッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D054 AB07 AC20 BA24 DA02 DA17 DA19 3F023 AA02 AB01 AB02 BA01 BB01 BC01 BC08 FA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸縮可能な延伸ベルトコンベヤの上流側キ
    ャリアベルト上に先行搬送物を投入し、搬送途中で前記
    先行搬送物に後続搬送物を合流させるに際して、 搬送経路途中でキャリアベルト上から先行搬送物を取出
    し、 この先行搬送物に後続搬送物を追加し、 この混合搬送物を、先行搬送物取出し位置下流側のキャ
    リアベルト上に適正量ずつ投入して下流側に搬送するこ
    とを特徴とする延伸ベルトコンベヤによる搬送方法。
  2. 【請求項2】上下複数段にトンネルを掘削するベンチカ
    ット工法により上流側と下流側で掘削された先行ズリと
    後続ズリとを伸縮可能な延伸ベルトコンベヤにより搬出
    するに際し、 延伸ベルトコンベヤの上流側キャリアベルト上に先行ズ
    リを投入し、 搬送経路途中でキャリアベルト上から先行ズリを取出
    し、 この先行ズリに後続ズリを追加し、 この合流ズリを前記取出し位置下流側のキャリアベルト
    上に適正量ずつ投入して下流側に搬送することを特徴と
    する延伸ベルトコンベヤによる搬送方法。
  3. 【請求項3】先行搬送物を上流側から下流側に搬送する
    とともに後続搬送物を途中から合流させる伸縮可能な延
    伸ベルトコンベヤを設け、 この延伸ベルトコンベヤに、 キャリアベルトの途中に配置されてキャリアベルト上の
    先行搬送物を排出する中間トリッパと、 前記中間トリッパから排出される先行搬送物に、後続搬
    送物投入装置により搬入された後続搬送物を合流させる
    搬送物合流ホッパと、 合流搬送物を前記中間トリッパ下流側のキャリアベルト
    上に適正量ずつ送り出す合流搬送物供給装置とを具備し
    たことを特徴とする延伸ベルトコンベヤ設備。
  4. 【請求項4】複数段に掘削するベンチカット工法により
    形成されるトンネル内に設置され、掘削に従って上流端
    が伸展されるとともに、前段掘削部から上流端に投入さ
    れる先行ズリと、後段掘削部から投入される後続ズリと
    を搬送する延伸ベルトコンベヤを設け、 この延伸ベルトコンベヤの途中に設けられたズリ合流部
    に、 キャリアベルト上の先行ズリを排出する中間トリッパ
    と、 前記中間トリッパから排出される先行ズリに、後続ズリ
    投入コンベヤにより搬入された後続ズリを追加するズリ
    合流ホッパと、 このズリ合流ホッパから合流されたズリを適正量ずつ前
    記中間トリッパ下流側のキャリアベルト上に送り出す合
    流ズリ供給装置とを具備したことを特徴とする延伸ベル
    トコンベヤ設備。
  5. 【請求項5】ズリ合流部に、後段掘削部の下流側に移動
    自在に配置されたズリ積載台車を設け、 このズリ積載台車から後段掘削部に沿って延伸ベルトコ
    ンベヤのベルトを案内支持する桟橋フレームを延設し、 この桟橋フレームに前段掘削部および後段掘削部の床面
    をそれぞれ走行自在な走行支柱を設け、 前記走行支柱を伸縮自在に構成したことを特徴とする請
    求項4記載の延伸ベルトコンベヤ設備。
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