JP2002004325A - 土木・建設機械の排土板構造 - Google Patents

土木・建設機械の排土板構造

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JP2002004325A
JP2002004325A JP2000189420A JP2000189420A JP2002004325A JP 2002004325 A JP2002004325 A JP 2002004325A JP 2000189420 A JP2000189420 A JP 2000189420A JP 2000189420 A JP2000189420 A JP 2000189420A JP 2002004325 A JP2002004325 A JP 2002004325A
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horizontal member
shaped
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earth
discharging plate
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JP2000189420A
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Inventor
Tetsuya Tominaga
哲也 富永
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排土板の重量を増加させることなく、排土板
の剛性を高めること、特に水平軸回りの剛性だけでなく
鉛直軸回りの剛性も高め、バランスのとれた排土板を提
供することを課題とする。 【構成】 排土用プレートの背面に略コの字状の横部材
を固着した排土板において、該略コの字状の横部材の背
面に別の略コの字状の補強用横部材を設け、該略コの字
状の補強用横部材の一端を前記略コの字状の横部材の背
面に固着すると共に、該略コの字状の補強用横部材の他
端を前記排土用プレートの背面に固着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、土木・建設機械
の排土板に関するもので、特に剛性を高めた排土板構造
に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、ブルドーザや油圧ショベル等の土木
・建設機械における排土板は整地作業を目的として使用
されるものであるが、油圧ショベルにおいては時として
排土板を転倒防止用のアウトリガーとして用いる場合が
ある。かかる排土板は図3乃至図5に示すように排土用
プレートの背面に略コの字状の横部材を固着し、該略コ
の字状の横部材の背面の左右にアームの一端を固着し、
該アームの他端を土木・建設機械本体に固着したラグに
ピンにより回動可能に枢着している。そして、前記略コ
の字状の横部材の背面中央部にはラグ6’、6’が固着
され、該ラグ6’、6’に排土板を回動するための油圧
シリンダ7’の一端が枢着され、該油圧シリンダ7’の
他端は土木・建設機械本体に枢着されている。
【0003】一般に整地する土砂等が前記排土板に均等
に当たり、排土用プレートの全幅に等分布荷重が作用す
れば、然程排土板の剛性を高める必要もないのである
が、実際の作業においては排土板の一部分に偏荷重が作
用し、排土用プレート及び略コの字状の横部材に大きな
曲げモーメントが掛かり、排土板を損傷するおそれがあ
った。そこで、排土板の剛性を高めるために図4に示す
ように前記略コの字状の横部材3’の背面で左右のアー
ム4’、4’の間にアングル状の補強用横部材8’を固
着し、剛性を高めていた。しかし、このようなアングル
状の補強用横部材8’では前後方向及び上下方向のデプ
スが必ずしも十分ではなく、該アングル状の補強用横部
材8’を固着した略コの字状の横部材3’に比べて剛性
が低く、排土板全体の剛性を高めるのに大きな効果は期
待できなかった。
【0004】一方、図4に示す構造で前記略コの字状の
横部材3’乃至アングル状の補強用横部材8’の板厚を
厚くすることにより更に剛性を高めることも可能である
が、排土板の重量が増加するため推奨できなかった。
【0005】そこで、図5に示すように排土用プレート
1’の上端と略コの字状の補強部材3’の上面の間で排
土用プレート1’の全幅に亘って補強用横部材9’を固
着することにより、排土板の剛性を高めることも可能で
あるが、この図5に示す構造は排土板の水平軸回りの断
面性能を大きくでき、排土板をアウトリガーとして使用
するような場合は効果的であるが、鉛直軸回りの断面性
能を大きくすることができないため排土板を通常の整地
作業に使用する場合は余り効果を期待できない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みなされたものであり、その目的は排土板の重量を増加
させることなく、排土板の剛性を高めること、特に、水
平軸回りの剛性だけでなく鉛直軸回りの剛性も高め、バ
ランスのとれた排土板を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明では排土用プレートの背面に略コの字状の横
部材を固着した排土板において、該略コの字状の横部材
の背面に別の略コの字状の補強用横部材を設け、該略コ
の字状の補強用横部材の一端を前記略コの字状の横部材
の背面に固着すると共に、該略コの字状の補強用横部材
の他端を前記排土用プレートの背面に固着したことを特
徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図1及び
図2に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態に係
る排土板の平面図を示し、図2は本発明の実施形態に係
る排土板の要部断面図を示す。
【0009】図1及び図2において、1は排土用プレー
トで、該排土用プレート1の下端にはエッジ2が固着さ
れ、排土用プレート1の背面には略コの字状の横部材3
が設けられ、該略コの字状の横部材3の一端は前記エッ
ジ2の背面に固着され、該略コの字状の横部材3の他端
は前記排土用プレート1の背面に固着されている。ま
た、該略コの字状の横部材3の背面左右2カ所にはアー
ム4、4の一端が固着され、該アーム4、4の他端は土
木・建設機械本体に設けたラグ(図示せず)にピンによ
り回動可能に枢着され、更に、前記略コの字状の横部材
3の背面で左右のアーム4、4の間には別の略コの字状
の補強用横部材5が設けられ、該略コの字状の補強用横
部材5の一端は前記略コの字状の横部材3の背面に固着
され、該略コの字状の補強用横部材5の他端は前記排土
用プレート1の背面に固着されている。そして、該略コ
の字状の補強用横部材5の左右方向中央部にはラグ6、
6が固着され、該ラグ6、6には油圧シリンダ7の一端
が枢着され、該油圧シリンダ7の他端は土木・建設機械
本体に設けたラグ(図示せず)に回動可能に枢着されて
いる。
【0010】次に本発明の作用を説明する。通常の整地
作業をする場合は、排土板のエッジ2乃至排土用プレー
ト1に主として水平力が作用し、該水平力は排土板のエ
ッジ2から略コの字状の横部材3の下側部材3aを介し
て、また、排土用プレート1から略コの字状の横部材3
の上側部材3bを介して略コの字状の横部材3のウエブ
3cに夫々伝わり、更に、水平力の一部は排土用プレー
ト1から前記略コの字状の補強用横部材5の上側部材5
aを介して該略コの字状の補強用横部材5のウエブ5c
に伝達される。そして、前記略コの字状の横部材3のウ
エブ3cに伝達された力は略コの字状の補強用横部材5
のウエブ5cに伝達され、略コの字状の横部材3のウエ
ブ3c及び略コの字状の補強用横部材5のウエブ5cに
伝達された力は左右のアーム4、4を介して土木・建設
機械本体に伝わる。
【0011】次に、排土板をアウトリガーとして使用す
る場合は、土木・建設機械本体の重量及び掘削土砂の重
量が地面反力として排土板に伝わるが、この場合はエッ
ジ2及び略コの字状の横部材3で地面の反力を受け、該
反力のうちエッジ2で受けた反力は排土用プレート1に
伝わり、また、略コの字状の横部材3の下側部材3aで
受けた反力は略コの字状の横部材3のウエブ3cに伝達
され、前記左右のアーム4、4を回動させる力が作用す
る。そして、このアーム4、4を回動させる力は油圧シ
リンダ7で保持される。この地面からの反力に対しては
前記略コの字状の補強用横部材5の高さ方向のデプスを
十分確保しているため、排土板の水平軸回りの断面性能
を大きくとることができ、十分な強度が確保される。
【0012】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0013】
【発明の効果】この発明は、上記一実施例に於いて詳述
した構成により、水平軸回り及び鉛直軸回りの十分な剛
性を確保することができ、バランスの良い排土板を提供
することができる等きわめて顕著な効果をそうする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る排土板の平面図
【図2】 本発明の実施形態に係る排土板の要部断面図
【図3】 従来の実施形態に係る排土板の平面図
【図4】 従来の実施形態に係る排土板の要部断面図
【図5】 従来の他の実施形態に係る排土板の要部断面
【符号の説明】
1 排土用プレート 2 エッジ 3 横部材 4 アーム 5 補強用横部材 7 油圧シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排土用プレートの背面に略コの字状の横
    部材を固着した排土板において、該略コの字状の横部材
    の背面に別の略コの字状の補強用横部材を設け、該略コ
    の字状の補強用横部材の一端を前記略コの字状の横部材
    の背面に固着すると共に、該略コの字状の補強用横部材
    の他端を前記排土用プレートの背面に固着したことを特
    徴とする土木・建設機械の排土板構造。
JP2000189420A 2000-06-23 2000-06-23 土木・建設機械の排土板構造 Pending JP2002004325A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107700289A (zh) * 2017-08-23 2018-02-16 安徽兴宇轨道装备有限公司 一种用于无轨智能摊铺机的摊土斗装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107700289A (zh) * 2017-08-23 2018-02-16 安徽兴宇轨道装备有限公司 一种用于无轨智能摊铺机的摊土斗装置

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