JP2020084676A - 作業機械 - Google Patents

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裕士 伊藤
Yuji Ito
裕士 伊藤
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Abstract

【課題】カウンタウエイトに接触した構造物の損傷を軽減した作業機械を提供する。【解決手段】作業機械は、下部走行体と、下部走行体に旋回可能に支持された上部旋回体と、上部旋回体に支持されて動作する作業装置と、作業装置に対して上部旋回体の旋回中心を挟んで重量バランスを取るために、上部旋回体の後端部に支持されたカウンタウエイトとを備える作業機械において、上部旋回体の旋回動作時に上部旋回体の後端側の外周面になるカウンタウエイトの外面の周囲には、カウンタウエイトより剛性の小さい緩衝部材がカウンタウエイトに対して着脱可能に装着されている。【選択図】図2

Description

本発明は、カウンタウエイトを搭載した作業機械に関する。
従来より、油圧ショベルやクレーンなどの作業機械は、作業時の重量バランスを安定させるために、上部旋回体の後端部にカウンタウエイトを搭載している。例えば、特許文献1には、後面板、前面板、上面板、下面板を箱型に溶接し、コンクリートや鉄片などの重量物を内部に充填することによって、剛性の高いカウンタウエイトを形成する技術が開示されている。
特許第2660605号公報
カウンタウエイトは、上部旋回体の旋回半径の最外周位置に配置されているので、上部旋回体の旋回時に、作業機械の周りに位置する構造物(例えば、建物、電柱、樹木など)に最初に接触することが多い。そのため、カウンタウエイトの剛性を必要以上に高くすると、カウンタウエイトが周りの構造物に接触した場合に、当該構造物を大きく損傷させてしまう可能性がある。
本発明は、上記した実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、上部旋回体の旋回時にカウンタウエイトとの接触に至るとき構造物が損傷することを軽減できる作業機械を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る作業機械の一態様は、下部走行体と、前記下部走行体に旋回可能に支持された上部旋回体と、前記上部旋回体に支持されて動作する作業装置と、前記作業装置に対して前記上部旋回体の旋回中心を挟んで重量バランスを取るために、前記上部旋回体の後端部に支持されたカウンタウエイトとを備える作業機械において、前記上部旋回体の旋回動作時に前記上部旋回体の後端側の外周面になる前記カウンタウエイトの外面の周囲には、前記カウンタウエイトより剛性の小さい緩衝部材が前記カウンタウエイトに対して着脱可能に装着されていることを特徴とする。
本発明に係る作業機械によれば、下部走行体に対して上部旋回体が旋回した時に、上部旋回体の後端部に位置する緩衝部材が作業機械の周りに存在する構造物に接触して変形することによって、カウンタウエイトとの接触に至る前の時点で構造物が損傷することを軽減できる。
第1実施形態に係る油圧ショベルの側面図である。 第1実施形態に係る緩衝カバー及びカウンタウエイトの分解斜視図である。 第1実施形態に係る緩衝カバーをカウンタウエイトに装着した状態を示す斜視図である。 第2実施形態に係る緩衝カバーをカウンタウエイトに装着した状態を示す斜視図である。 第3実施形態に係る緩衝カバーとカウンタウエイトとの分解斜視図である。 第4実施形態に係る緩衝カバーをカウンタウエイトに装着した状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る作業機械の一例である油圧ショベル1の各実施形態について説明する。なお、各実施形態において同一の構成については同一符号を付して重複する説明を省略する。また、各実施形態は、本発明の要旨を変更しない範囲において、任意の組み合わせで組み合わせることができる。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る作業機械の一例であるマルチブーム式の油圧ショベル1を示す側面図である。図1に示すように、油圧ショベル1は、自走可能な下部走行体2と、下部走行体2に旋回可能に支持された上部旋回体3と、マルチブーム式の油圧ショベル1は、例えば、建築物等の地上高さが大きな構造物を解体するのに好適に用いられる。
下部走行体2は、各々が前後方向に延びる左右一対の無限走行履帯を備える。エンジン(図示省略)の駆動力が油圧モータ(図示省略)を通じて無限走行履帯に伝達されることにより、下部走行体2が走行する。なお、図1ではクローラ式の油圧ショベル1を図示しているが、装輪式でもよい。
上部旋回体3は、ベースとなる旋回フレーム4と、旋回フレーム4の前部中央に俯仰可能に支持されたフロント装置(作業装置)5と、旋回フレーム4の前部左側に設けられたキャブ6と、エンジン(図示省略)や油圧ポンプ(図示省略)等の搭載機器を収容する建屋カバー8と、旋回フレーム4の後端部に設けられたカウンタウエイト20とを主に備える。
フロント装置5は、下ブーム9、中ブーム10、上ブーム11からなるマルチブームと、上ブーム11の先端に回動可能に連結されたミドルアーム12と、ミドルアーム12の先端側に回動可能に連結されたアーム13と、アーム13の先端に回動可能に連結された作業具14とを主に備える。但し、フロント装置5の具体的な構成は図1に例に限定されず、シングルアーム式であってもよい。
下ブーム9は、旋回フレーム4に前部中央に回動可能に連結されている。マルチブームは、下ブーム9と上部旋回体3との間に設けられたブームシリンダ15の伸縮によって、上部旋回体3に対して上下方向に俯仰する。ミドルアーム12は、上ブーム11とミドルアーム12との間に設けられたミドルアームシリンダ16の伸縮によって、マルチブームに対して上下方向に俯仰する。アーム13は、ミドルアーム12とアーム13との間に設けられたアームシリンダ17の伸縮によって、ミドルアーム12に対して上下方向に俯仰する。
作業具14は、油圧によって開閉するフォークである。作業具14は、アーム13と作業具14との間に設けられた作業具シリンダ18の伸縮によって、アーム13に対して上下方向に俯仰する。なお、作業具14の具体例は、フォークに限定されず、バケット、フック、リフティングマグネット、ブレーカなどであってもよい。
カウンタウエイト20は、上部旋回体3の旋回中心を挟んでフロント装置5と反対側において、上部旋回体3に搭載されている。カウンタウエイト20は、フロント装置5の作業中に上部旋回体3の重量バランスを安定させるために、上部旋回体3の後端部に搭載されるウエイトである。カウンタウエイト20は、上部旋回体3の旋回半径の最外周位置に配置されている。すなわち、カウンタウエイト20の外面は、上部旋回体3の旋回動作時に、上部旋回体3の後端側の外周面となる。
次に、図2及び図3を参照して、カウンタウエイト20及びカウンタウエイト20の外面を覆う緩衝カバー(緩衝部材)30の詳細を説明する。図2は、カウンタウエイト20及び緩衝カバー30の分解斜視図である。図3は、カウンタウエイト20に緩衝カバー30を装着した状態を示す斜視図である。
カウンタウエイト20は、下段ウエイト21と、中段ウエイト22と、上段ウエイト23とを上下方向に積層して構成されている。すなわち、カウンタウエイト20は、フロント装置5の作業内容に合わせて、積層するウエイトの数を調整することができる。カウンタウエイト20は、例えば、鋳造によって形成された金属塊である。
上部旋回体3に搭載された状態において、カウンタウエイト20の上面24、右側面25、左側面26、及び背面27は、外部に露出されている。すなわち、上面24、右側面25、左側面26、及び背面27は、カウンタウエイト20の外面である。上面24、右側面25、及び左側面26は、概ね平坦な面である。一方、背面27は、上部旋回体3の旋回半径に沿って湾曲する円弧面である。
上面24には、カウンタウエイト20を吊り上げるフックを係止するための係止部28が設けられている。右側面25、左側面26、及び背面27(以下、これらを総称して、「カウンタウエイト20の側面」と表記することがある。)には、複数のシートスクリュー29が設けられている。シートスクリュー29は、カウンタウエイト20の側面において、上下方向及び上部旋回体3の旋回方向に所定の間隔を隔てた複数個所に設けられている。
シートスクリュー29は、頭部が大きいボルト形状の部材である。カウンタウエイト20の側面に設けられたボルト穴(図示省略)に螺合されたシートスクリュー29の頭部は、カウンタウエイト20の側面から突出する。シートスクリュー29の突出量は、例えば、20mm〜100mm、好ましくは35mm〜75mm、さらに好ましくは50mm程度である。また、シートスクリュー29の頭部には、シートスクリュー29の突出方向と平行に延びるボルト穴(図示省略)が設けられている。
緩衝カバー30は、カウンタウエイト20の側面の形状に沿う板状の部材である。すなわち、緩衝カバー30をカウンタウエイト20に装着すると、図3に示すように、カウンタウエイト20の側面の全域が緩衝カバー30で覆われる。
緩衝カバー30は、例えば、1枚の板材を折り曲げて形成してもよいし、複数の板材を溶接して形成してもよい。緩衝カバー30の板厚は、例えば、1mm〜15mm、好ましくは2mm〜10mm程度である。緩衝カバー30を構成する材料としては、例えば、鉄、ステンレス、アルミニウム合金などの金属、樹脂やゴムなどの軟性材料などが挙げられる。
緩衝カバー30は、カウンタウエイト20より小さい力で変形する部材である。すなわち、カウンタウエイト20及び緩衝カバー30に同一の力を負荷すると、緩衝カバー30がカウンタウエイト20より大きく変形する。また、カウンタウエイト20及び緩衝カバー30を同じ量だけ変形させる場合、緩衝カバー30に負荷すべき力はカウンタウエイト20より小さい。換言すれば、緩衝カバー30は、カウンタウエイト20と比較して、剛性が低い、変形能が高い部材である。
緩衝カバー30には、カウンタウエイト20に取り付けられた複数のシートスクリュー29に対応する位置に、貫通孔31が形成されている。そして、緩衝カバー30をカウンタウエイト20の外面に沿わせた状態で、貫通孔31を通じてボルト(図示省略)をシートスクリュー29のボルト穴に螺合させることによって、緩衝カバー30をカウンタウエイト20の外面の周囲に装着することができる。
このとき、カウンタウエイト20と緩衝カバー30との間には、シートスクリュー29の頭部の突出量に相当する隙間が形成されている。すなわち、緩衝カバー30は、カウンタウエイト20の外面と所定の隙間を隔てて装着される。また、緩衝カバー30は、シートスクリュー29に螺合されたボルトを外すことによって、カウンタウエイト20から取り外すことができる。すなわち、緩衝カバー30は、カウンタウエイト20に対して着脱可能に装着される。
第1実施形態によれば、例えば以下の作用効果を奏する。
第1実施形態に係る油圧ショベル1を狭い空間で使用する場合について考察する。上部旋回体3の旋回半径の内側に構造物が存在する状態で下部走行体2に対して上部旋回体3を旋回させると、最初に緩衝カバー30が構造物に接触する。一方、カウンタウエイト20と緩衝カバー30との間には隙間が存在するので、緩衝カバー30が構造物に接触した時点では、カウンタウエイト20と構造物とは未だ離間している。
このように、カウンタウエイト20より剛性の小さい緩衝カバー30を、カウンタウエイト20が接触するより前に周りの構造物に接触させることによって、緩衝カバー30が変形して接触時の荷重が吸収される。その結果、カウンタウエイト20との接触に至る前の時点において、油圧ショベル1の周りに存在する構造物の損傷を軽減することができる。
また、構造物に接触した緩衝カバー30は、上部旋回体3の旋回動作の抵抗になると共に、変形する際に音を発する。その結果、緩衝カバー30と周りの構造物との接触を、この抵抗や音によってキャブ6に搭乗するオペレータに気づかせることができる。これにより、カウンタウエイト20が周りの構造物に接触して大きな損傷を与える前に、油圧ショベル1の停止操作をオペレータに促すことができる。
また、カウンタウエイト20の側面の全域を緩衝カバー30で覆うことにより、カウンタウエイト20の側面において、日光に晒されることによる塗装の劣化、雨水に晒されることによる錆の発生を抑制することができる。すなわち、板状の緩衝カバー30は、緩衝部材として機能するに留まらず、化粧カバーとしても機能する。
(第2実施形態)
次に、図4を参照して、第2実施形態に係る緩衝カバー30Aを説明する。図4は、緩衝カバー30Aをカウンタウエイト20に装着した状態を示す斜視図である。なお、第1実施形態との共通点の詳細な説明は省略し、相違点を中心に説明するものとする。
図4に示すように、緩衝カバー30Aは、側面板32と、上面板33とで構成されている。側面板32は、カウンタウエイト20の側面の全域を覆う部分であって、第1実施形態の緩衝カバー30に相当する。一方、上面板33は、側面板32の上端からカウンタウエイト20の側に延びる部分である。上面板33は、折り曲げ形成されてもよいし、側面板32の上端に溶接されてもよい。
そして、緩衝カバー30Aをカウンタウエイト20に装着すると、上面板33は、カウンタウエイト20の上面24に載置される。すなわち、緩衝カバー30Aは、カウンタウエイト20の上面24によって支持される。この状態で緩衝カバー30Aをカウンタウエイト20にボルトで締結する。
第2実施形態によれば、上面板33がカウンタウエイト20の上面24の一部を覆うので、カウンタウエイト20が雨水に晒されることによる錆の発生を、さらに軽減することができる。
また、第1実施形態では、緩衝カバー30の重量は、緩衝カバー30をカウンタウエイト20に締結するボルトに、せん断応力として負荷される。一方、第2実施形態では、緩衝カバー30Aの重量の一部がカウンタウエイト20によって支持されるので、ボルトにかかるせん断応力を軽減することができる。その結果、ボルトの数を減らすことができるので、部品点数が削減されると共に、着脱作業が容易になる。
(第3実施形態)
次に、図5を参照して、第3実施形態に係る緩衝カバー30Bを説明する。図5は、カウンタウエイト20と緩衝カバー30Bとの分解斜視図である。なお、第1実施形態との共通点の詳細な説明は省略し、相違点を中心に説明するものとする。
図5に示すように、緩衝カバー30Bは、右側面板34と、左側面板35と、背面板36とで構成されている。右側面板34はカウンタウエイト20の右側面25に、左側面板35はカウンタウエイト20の左側面26に、背面板36はカウンタウエイト20の背面27に、それぞれ独立して装着される。
すなわち、緩衝カバー30Bは、第1実施形態に係る緩衝カバー30を、上部旋回体3の旋回方向に分割したものに相当する。換言すれば、緩衝カバー30Bは、複数の構成部品34〜36によって、カウンタウエイト20の側面の全域を覆う。
緩衝カバー30Bのサイズはカウンタウエイト20の大きさに対応するので、大型の油圧ショベル1に装着する緩衝カバー30Bほど大きくなる。そのため、第1実施形態のように緩衝カバー30を一体型にすると、カウンタウエイト20への着脱作業がしにくくなる。そこで、第3実施形態のように、複数の構成部品34〜36で緩衝カバー30Bを構成することによって、カウンタウエイト20への着脱作業が容易になる。
但し、緩衝カバー30Bの分割方向は、上部旋回体3の旋回方向に限定されず、上下方向であってもよい。すなわち、緩衝カバー30Bは、上下方向及び上部旋回体3の旋回方向の少なくとも一方に分割されていればよい。他の例として、下段ウエイト21、中段ウエイト22、上段ウエイト23それぞれを覆うカバーを組み合わせて緩衝カバー30Bを構成してもよい。さらに他の例として、第2実施形態の側面板32と上面板33と別体としてもよい。
(第4実施形態)
次に、図6を参照して、第4実施形態に係る緩衝カバー30Cを説明する。図6は、緩衝カバー30Cをカウンタウエイト20に装着した状態を示す斜視図である。なお、第1実施形態との共通点の詳細な説明は省略し、相違点を中心に説明するものとする。
図6に示すように、緩衝カバー30Cは、カウンタウエイト20の外面に沿って旋回方向に延びる帯状の部材である。すなわち、緩衝カバー30Cは、カウンタウエイト20の側面の一部のみを覆うものであってもよい。なお、図6では、カウンタウエイト20の上下方向に離間した4ヶ所に緩衝カバー30Cを装着した例を示したが、緩衝カバー30Cの数はこれに限定されない。
第4実施形態によれば、日光や雨水からカウンタウエイト20を保護する機能、及びカウンタウエイト20の外観を向上させる化粧カバーとしての機能は第1〜第3実施形態と劣るものの、周りの構造物と接触した際に変形して構造物の損傷を軽減する効果は期待できる。また、4つの緩衝カバー30Cのうち、周りの構造物と接触して変形したものだけを交換すればよいので、一体型の緩衝カバー30、30A、30Bと比較して、コストを低減することができる。
(その他の実施形態)
第1〜第4実施形態では、カウンタウエイト20と緩衝カバー30、30A〜30Cとの間に所定の隙間を設けた例を説明したが、この隙間は必須ではない。例えば、緩衝カバー30、30A〜30Cを中空構造とする、或いは緩衝カバー30、30A〜30Cを軟性材料で形成すれば、カウンタウエイト20と緩衝カバー30、30A〜30Cとが接触していても、前述の作用効果を奏する。これにより、シートスクリュー29を省略できるので、部品点数の削減に寄与する。
また、第1〜第4実施形態では、鋳造によって形成されたカウンタウエイト20の例を説明したが、カウンタウエイト20の構造はこれに限定されない。他の例として、金属製の箱に重量物(コンクリート、金属など)を充填して、カウンタウエイト20を形成してもよい。但し、本発明は、より重くて硬いカウンタウエイト20を緩衝カバー30、30A〜30Cで覆うことによって、特に顕著な作用効果を奏する。
さらに、第1〜第4実施形態では、緩衝カバー30が装着されたカウンタウエイト20を油圧ショベル1に搭載する例を説明した。しかしながら、作業機械の具体例は油圧ショベル1に限定されず、ホイールローダ等であってもよい。
1 油圧ショベル(作業機械)
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 旋回フレーム
5 フロント装置(作業装置)
6 キャブ
8 建屋カバー
9 下ブーム
10 中ブーム
11 上ブーム
12 ミドルアーム
13 アーム
14 作業具
15 ブームシリンダ
16 ミドルアームシリンダ
17 アームシリンダ
18 作業具シリンダ
20 カウンタウエイト
21 下段ウエイト
22 中段ウエイト
23 上段ウエイト
24 上面
25 右側面
26 左側面
27 背面
28 係止部
29 シートスクリュー
30,30A,30B,30C 緩衝カバー(緩衝部材)
31 貫通孔
32 側面板
33 上面板
34 右側面板
35 左側面板
36 背面板

Claims (6)

  1. 下部走行体と、
    前記下部走行体に旋回可能に支持された上部旋回体と、
    前記上部旋回体に支持されて動作する作業装置と、
    前記作業装置に対して前記上部旋回体の旋回中心を挟んで重量バランスを取るために、前記上部旋回体の後端部に支持されたカウンタウエイトとを備える作業機械において、
    前記上部旋回体の旋回動作時に前記上部旋回体の後端側の外周面になる前記カウンタウエイトの外面の周囲には、前記カウンタウエイトより剛性の小さい緩衝部材が前記カウンタウエイトに対して着脱可能に装着されていることを特徴とする作業機械。
  2. 請求項1に記載の作業機械において、
    前記緩衝部材は、前記カウンタウエイトの外面の周囲に所定の隙間を隔てて装着されることを特徴とする作業機械。
  3. 請求項2に記載の作業機械において、
    前記緩衝部材は、前記カウンタウエイトの外面から突出するシートスクリューと、前記緩衝部材を貫通して前記シートスクリューのボルト穴に螺合されるボルトとによって、前記カウンタウエイトの外面に所定の隙間を隔てて装着されることを特徴とする作業機械。
  4. 請求項1に記載の作業機械において、
    前記緩衝部材は、前記カウンタウエイトの側面の全域を覆う側面板を有することを特徴とする作業機械。
  5. 請求項4に記載の作業機械において、
    前記緩衝部材は、前記側面板の上端から前記カウンタウエイト側に延びて、前記カウンタウエイトの上面に載置される上面板を有することを特徴とする作業機械。
  6. 請求項1に記載の作業機械において、
    前記緩衝部材は、前記カウンタウエイトの上下方向及び前記上部旋回体の旋回方向の少なくとも一方に分割された複数の部材によって構成されることを特徴とする作業機械。
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