JP4662177B2 - 作業機械 - Google Patents

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Description

本発明は、カウンタウエイトを備えた作業機械に関するものである。
車両本体の後部に第1カウンタウエイトを取付けるとともに、車両本体の後部であって第1カウンタウエイトより下側前方に複数の第2カウンタウエイトを重ねて取付けた作業機械がある(例えば、特許文献1参照)。
実開平7−40376号のCD-ROM(第4頁、図4−6)
従来の第2カウンタウエイトは、単に複数プレートを上下方向に積層した構造であるため、車両本体が登り坂にかかるなどして水平姿勢から上向き傾斜姿勢に傾くと、第2カウンタウエイトが地面と干渉しやすい。このため、第2カウンタウエイトが摩耗するおそれが大きいとともに、第2カウンタウエイトの設置枚数に制限を受けやすく、十分な重量を得ることが困難である。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、車両本体の後部に設けられた第2カウンタウエイトの摩耗低減と、十分なカウンタウエイト重量の確保とを図れる作業機械を提供することを目的とする。
請求項1に記載された発明は、車両本体と、車両本体の前部に設けられた作業装置と、車両本体の後部に設けられた第1カウンタウエイトと、車両本体の後部であって第1カウンタウエイトより下側前方に配置され、少なくとも後端位置が下方のものほど前方へ順次位置ずらしされて積層された複数の第2カウンタウエイトとを具備した作業機械である。
請求項2に記載された発明は、請求項1記載の作業機械において、第2カウンタウエイトの後端下側の角部が面取り形成されたものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または2記載の作業機械における第2カウンタウエイトが、上下方向の複数のグループに分割してグループごとに順次ボルトで固定したものである。
請求項1に記載された発明によれば、車両本体の後部に設けられた第1カウンタウエイトに対し、この第1カウンタウエイトより下側前方にて、複数の第2カウンタウエイトの少なくとも後端位置が、下方のものほど前方へ順次位置ずらしされて積層されたので、車両本体が上向き傾斜姿勢に傾いても第2カウンタウエイトの後端が地面と干渉することを防止でき、第2カウンタウエイトの摩耗のおそれを低減できるとともに、この第2カウンタウエイトを十分なカウンタウエイト重量を確保できる枚数に増やすことができる。
請求項2に記載された発明によれば、積層される各第2カウンタウエイトの後端下側の角部が面取り形成されたので、車両本体の、より上向き傾斜姿勢での各第2カウンタウエイトの摩耗低減を図れるとともに、メンテナンス時などに第2カウンタウエイトの近傍で作業する作業者の集中力を妨げることがなく、作業性の向上を図れる。
請求項3に記載された発明によれば、第2カウンタウエイトは、上下方向の複数のグループに分割してグループごとに順次ボルトで固定したので、比重が大きく重い第2カウンタウエイトを少数枚ごとにボルトで容易に取付けることができるとともに、特殊な長軸ボルトを用いることなく、必要数の第2カウンタウエイトを安価なボルトで固定できる。
以下、本発明を、図1乃至図5に示された一実施の形態、図6および図7に示された他の実施の形態を参照しながら詳細に説明する。
先ず、図1乃至図5に示された一実施の形態を説明する。
図1は、作業機械としてのホイールローダ11を示し、車両本体12は、後輪13を備えた後部車体14と、前輪15を備えた前部車体16とが、垂直方向に設置された軸部17を介して屈曲可能に連結されたアーティキュレート構造に形成されている。
車両本体12の後部車体14上には、オペレータの運転室を形成するキャブ21と、エンジンおよびこのエンジンにより駆動されるポンプなどの動力装置22が搭載され、車両本体12の前部車体16には、ブラケット23を介して作業装置24が設けられている。
この作業装置24は、ブラケット23に軸25により上下方向回動自在に取付けられるとともにリフトシリンダ26により上下方向回動されるリフトアーム27の先端部にバケット28が連結され、さらに、ブラケット23に軸支されたチルトシリンダ31が、リフトアーム27に軸支されたチルトレバー32の上端部に連結され、このチルトレバー32の下端部が、ロッド33を介してバケット28の裏面に連結されたリンケージ機構よりバケット28をチルト回動するものである。
図1および図2に示されるように、車両本体12の後部車体14には、その後端面に第1カウンタウエイト35がボルト(図示せず)により取付けられ、この第1カウンタウエイト35の後部下側面には面取りされた斜面部36が設けられている。
さらに、後部車体14の後部であって第1カウンタウエイト35より下側前方には複数の第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dが配置されている。これらの第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dは、少なくとも後端位置が下方のものほど前方へ順次位置ずらしされて段差形状に積層されたもので、第1カウンタウエイト35の斜面部36と同一の傾斜角θの範囲内から突出することなく収まるように設置されている。これらの第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dは、鋼板などを加工して形成したプレート状部材である。
図2および図3に示されるように、第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dは、後端下側の角部が、それぞれ上記傾斜角θで面取り加工されて、斜面部38が形成され、また、これらの第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dは、上下方向の複数のグループに分割してグループごとに順次ボルト41,42,43,44,45で固定されている。
すなわち、図2乃至図5に示されるように、第1段および第2段の第2カウンタウエイト37a,37bは、複数のボルト41,42,43により車体フレーム14fに固定され、第3段および第4段のカウンタウエイト37c,37dは、複数のボルト44,45により第2段の第2カウンタウエイト37bに固定されている。
図4および図5に示されるように、各段の第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dのボルト座面には、各ボルト41〜45の頭部が格納されるボルト頭部格納凹部46が設けられ、各第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dの下面に各ボルト41〜45の頭部が突出することなく埋設され、フラットな状態が保たれるようにする。
次に、図1乃至図5に示された実施の形態の作用効果を説明する。
車両本体12の後部に設けられた第1カウンタウエイト35に対し、この第1カウンタウエイト35より下側前方にて、複数の第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dの少なくとも後端位置が、下方のものほど前方へ順次位置ずらしされて段差形状に積層されたので、図1に2点鎖線で示されるように、車両本体12が登り坂にかかるなどして水平姿勢から上向き傾斜姿勢に傾いても、第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dの後端が地面と干渉する「しりもち現象」を防止でき、第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dの摩耗のおそれを低減できるとともに、この第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dを十分なカウンタウエイト重量を確保できる枚数に増やすことができる。
積層される各第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dの後端下側の角部が、第1カウンタウエイト35の斜面部36と同一の傾斜角θで面取り形成されたので、車両本体12の、より上向き傾斜姿勢での各第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dの摩耗低減を図れるとともに、メンテナンス時などに第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dの近傍で作業する作業者の集中力を妨げることがなく、作業性の向上を図れる。
第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dは、上下方向の複数のグループに分割してグループごとに順次ボルト41〜45で固定したので、比重が大きく重い第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dを少数枚ごとに、これらのボルト41〜45で容易に取付けることができるとともに、特殊な長軸ボルトを用いることなく、必要数の第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dを安価なボルト41〜45で固定できる。
次に、図6および図7に示された他の実施の形態を説明する。なお、図1に示された作業機械としてのホイールローダ11の説明は省略するとともに、図2および図3と同様の部分には同一符号を付することで、その説明を省略する。
後部車体14の後端面に第1カウンタウエイト35がボルト(図示せず)により取付けられ、さらに、後部車体14の後部であって第1カウンタウエイト35より下側前方には複数の第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dが配置されている。これらの第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dは、少なくとも後端位置が下方のものほど前方へ順次位置ずらしされて段差形状に積層されたもので、第1カウンタウエイト35の斜面部36と同一の傾斜角θの範囲内から突出することなく収まるように設置されている。
このため、車両本体12が上向き傾斜姿勢に傾いても第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dが地面と干渉する「しりもち現象」を防止でき、第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dの摩耗のおそれを低減できるとともに、第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dを十分なカウンタウエイト重量を確保できる枚数に増やすことができる。
さらに、各第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dは、上下方向の複数のグループに分割してグループごとに順次ボルト41,42,43,44,45で固定されている。このため、比重が大きく重い第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dを少数枚ごとにこれらのボルト41〜45で容易に取付けることができるとともに、特殊な長軸ボルトを用いることなく、必要数の第2カウンタウエイト37a,37b,37c,37dを安価なボルト41〜45で固定できる。
本発明は、ホイールローダ11、ホイールタイプの油圧ショベルなどの作業機械に利用可能である。
本発明に係る作業機械の一実施の形態を示す側面図である。 同上作業機械の第1および第2カウンタウエイトを示す側面図である。 図2に示すカウンタウエイトの底面図である。 図2のIV−IV線断面図である。 図2のV−V線断面図である。 本発明に係る作業機械のカウンタウエイトの他の実施の形態を示す側面図である。 図6に示すカウンタウエイトの底面図である。
符号の説明
12 車両本体
24 作業装置
35 第1カウンタウエイト
37a,37b,37c,37d 第2カウンタウエイト
41〜45 ボルト

Claims (3)

  1. 車両本体と、
    車両本体の前部に設けられた作業装置と、
    車両本体の後部に設けられた第1カウンタウエイトと、
    車両本体の後部であって第1カウンタウエイトより下側前方に配置され、少なくとも後端位置が下方のものほど前方へ順次位置ずらしされて積層された複数の第2カウンタウエイトと
    を具備したことを特徴とする作業機械。
  2. 第2カウンタウエイトは、
    後端下側の角部が面取り形成された
    ことを特徴とする請求項1記載の作業機械。
  3. 第2カウンタウエイトは、
    上下方向の複数のグループに分割してグループごとに順次ボルトで固定した
    ことを特徴とする請求項1または2記載の作業機械。
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