JPH0740376U - 建設車両のバランスウェイト - Google Patents

建設車両のバランスウェイト

Info

Publication number
JPH0740376U
JPH0740376U JP7031393U JP7031393U JPH0740376U JP H0740376 U JPH0740376 U JP H0740376U JP 7031393 U JP7031393 U JP 7031393U JP 7031393 U JP7031393 U JP 7031393U JP H0740376 U JPH0740376 U JP H0740376U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
vehicle body
vehicle
balance
support shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7031393U
Other languages
English (en)
Inventor
朋成 松浦
Original Assignee
東洋運搬機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東洋運搬機株式会社 filed Critical 東洋運搬機株式会社
Priority to JP7031393U priority Critical patent/JPH0740376U/ja
Publication of JPH0740376U publication Critical patent/JPH0740376U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バランスウェイトの交換作業を軽減し、ユー
ザーの負担を軽減した建設車両のバランスウェイトを提
供する。 【構成】 車両本体4の後端に軸受13を設け、この軸受
13に支持される支軸14に、一端に係止孔21を設けたウェ
イト体18を固定し、車両本体4の側板4Aに、係止孔21
の支軸14を中心に移動する軌跡に沿って係止溝23を設
け、係止溝23と係止孔21をネジ25とナット26により係止
することによりウェイト体18を車両本体4の後端に固定
する。 【効果】 アタッチメントに対応してウェイト体18の角
度を変更することにより、前後のバランスを調節でき、
よって従来のように、アタッチメントを交換する毎に、
交換する必要がなくなり、作業員の負担を軽減でき、さ
らにユーザーは多くの種類のバランスウェイトを購入す
る必要がなくなり、コストを軽減できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえばホイールローダなどの建設車両などに設けられるバランス ウェイトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のバランスウェイトを付加した建設車両の一例を図4〜図6により説明す る。
【0003】 図4において、1はアタッチメントとしてロガー2を取付けたホイールローダ であり、ロガー2を駆動して木材などを掬って挟み、運搬する建設車両である。 このホイールローダ1は、走行手段としてエンジン、減速機、差動機などを備え 、また油圧による荷役駆動手段として油圧モータ、ポンプなどを備え、これらを 制御するコントローラ(いずれも図示せず)を備えている。
【0004】 また図4〜図6に示すように、車両本体(リヤフレーム)4の後端には、前後 のバランスを調節するために、標準のカウンタウェイト5、およびアタッチメン トに対応したバランスウェイト6,7が取付けられている。第1バランスウェイ ト6は標準のカウンタウェイト5の両側に固定され、第2バランスウェイト7は リヤフレーム4の後部下端に垂設されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このようなバランスウェイト6,7では、アタッチメントを交換する 毎に、バランスウェイト6,7を交換しなければならず、その作業は重労働とな り、作業員に大きな負担を強いるという問題があった。また、ユーザーは、アタ ッチメントに対応して多くの種類のバランスウェイトを購入し、その保管を行わ なければならず、コストと保管エリア確保の負担を強いるという問題があった。
【0006】 本考案は上記問題を解決するものであり、バランスウェイトの交換作業を軽減 し、ユーザーの負担を軽減した建設車両のバランスウェイトを提供することを目 的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の建設車両のバランスウェイトは、車両本体 の後部に前後方向のバランスをとるために取付けられる建設車両のバランスウェ イトであって、前記車両本体の後端に、左右方向に開口した軸受を設け、この軸 受に前後方向に回転自在に支持される支軸を設け、この支軸の車両本体外方に、 一端に係止孔を設けたウェイト体を固定し、前記車両本体の側板に前記ウェイト 体の係止孔の前記支軸を中心に移動する軌跡に沿って、係止溝、または複数の係 止孔を設け、前記ウェイト体の係止孔と、前記車両本体の側板の係止溝、または 複数の係止孔の1つとを係止することにより前記ウェイト体を前記車両本体の後 端に固定することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
上記本考案の構成によると、ウェイト体は支軸を中心に車両本体の後端に前後 方向に回動自在に形成され、ウェイト体は、ウェイト体の係止孔と、車両本体の 側板の係止溝、または複数の係止孔の1つとを係止することにより車両本体の後 端に固定される。よって、アタッチメントに対応してウェイト体の固定位置を変 更することにより、ウェイト体の重心位置が前後方向に自在に変更され、前後の バランスが調節される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、従来例の図4の構 成と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
【0010】 図1は本考案の一実施例を示す建設車両のバランスウェイト部の側面図、図2 は同バランスウェイト部の平面図、図3は背面図である。 本考案の建設車両のバランスウェイト11は、標準のカウンタウェイト5ととも に、車両本体(リヤフレーム)4の後端に配置される。
【0011】 車両本体4の後端には、左右方向に開口した軸受13が設けられ、この軸受13に 前後方向に回転自在に支持される支軸14を設け、この支軸14の車両本体4の外方 に、ウェイト体18を固定している。
【0012】 このウェイト体18は、概略側面形状を四角形の1つの隅を削除した形状とした 錘であり、前記削除した隅に対向する角の車両本体4側に第1突部19を設け、さ らに隅を削除していない(前方)一側部の車両本体4側に第2突部20を設けて形 成されており、第1突部19において支軸14に固定されている。また第2突部20に は、係止孔21が設けられている。
【0013】 また、車両本体4の後端の側板4Aには、ウェイト体18の係止孔21の支軸14を 中心に移動する軌跡に沿って、係止孔21の水平位置(0°)から下90°の角度 の移動間に係止溝23が設けられている。また、この係止溝23に沿ってアタッチメ ントに対応する角度を指定する目盛24が設けられている。
【0014】 上記構成により、ウェイト体18は、支軸14を中心に車両本体4の後端側面に沿 ってを前後方向に回動自在となり、ウェイト体18は、任意の角度でネジ25とナッ ト26により係止溝23と係止孔21を係止することにより車両本体4の後端に固定さ れる。
【0015】 上記構成による作用を説明する。 アタッチメントを交換した後、ネジ25を緩め、アタッチメントに対応した目盛 24にウェイト体18の角度を変更し、この角度においてネジ25を締めてウェイト体 18を車両後端4に固定する。
【0016】 このように、アタッチメントに対応してウェイト体18の角度を変更することに より、ウェイト体18の重心位置を前後方向に自在に変更でき、よって前後のバラ ンスを調節でき、リヤオーバハングを小さくできる。また、従来のように、アタ ッチメントを交換する毎に、バランスウェイトを交換する必要がなくなり、作業 員の負担を軽減でき、さらにユーザーは、各アタッチメントに対応して多くの種 類のバランスウェイトを購入し、その保管を行う必要がなくなり、コストと保管 エリア確保の負担を軽減することができる。
【0017】 なお、本実施例では、ウェイト体18の係止を、係止孔21と係止溝23とネジ25と ナット26により行っているが、車両本体4の側板4Aにウェイト体18の係止孔21 の支軸14を中心に移動する軌跡に沿って、各アタッチメントに応じた角度で複数 の係止孔を設け、この係止孔の1つとウェイト体18の係止孔21にピンを差し込ん で、係止するようにすることもできる。また、係止溝23を設けた角度を0〜90 °としているが、90°以上とすることもできる。
【0018】
【考案の効果】
上記構成の本考案によると、ウェイト体は支軸を中心に車両本体の後端に前後 方向に回動自在に形成され、ウェイト体はウェイト体の係止孔と、車両本体の側 板の係止溝、または複数の係止孔の1つとを係止することにより車両本体の後端 に固定されることによって、アタッチメントに対応してウェイト体の重心位置を 前後方向に自在に変更でき、よって前後のバランスを調節でき、リヤオーバハン グを小さくできる。また、従来のように、アタッチメントを交換する毎に、バラ ンスウェイトを交換する必要がなくなり、作業員の負担を軽減でき、さらにユー ザーは、多くの種類のバランスウェイトを購入し、その保管を行う必要がなくな り、コストと保管エリア確保の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す建設車両のバランスウ
ェイト部の側面図である。
【図2】同建設車両のバランスウェイト部の平面図であ
る。
【図3】同建設車両のバランスウェイト部の背面図であ
る。
【図4】従来の建設車両の側面図である。
【図5】従来の建設車両のバランスウェイト部の側面図
である。
【図6】従来の建設車両のバランスウェイト部の背面図
である。
【符号の説明】
1 ホイールローダ(建設車両) 2 ロガー(アタッチメント) 4 車両本体 5 カウンタウェイト 11 バランスウェイト 13 軸受 14 支軸 18 ウェイト体 19 第1突部 20 第2突部 21 係止孔 23 係止溝 24 目盛 25 ネジ 26 ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両本体の後部に前後方向のバランスを
    とるために取付けられる建設車両のバランスウェイトで
    あって、 前記車両本体の後端に、左右方向に開口した軸受を設
    け、この軸受に前後方向に回転自在に支持される支軸を
    設け、この支軸の車両本体外方に、一端に係止孔を設け
    たウェイト体を固定し、前記車両本体の側板に前記ウェ
    イト体の係止孔の前記支軸を中心に移動する軌跡に沿っ
    て、係止溝、または複数の係止孔を設け、前記ウェイト
    体の係止孔と、前記車両本体の側板の係止溝、または複
    数の係止孔の1つとを係止することにより前記ウェイト
    体を前記車両本体の後端に固定することを特徴とする建
    設車両のバランスウェイト。
JP7031393U 1993-12-28 1993-12-28 建設車両のバランスウェイト Withdrawn JPH0740376U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7031393U JPH0740376U (ja) 1993-12-28 1993-12-28 建設車両のバランスウェイト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7031393U JPH0740376U (ja) 1993-12-28 1993-12-28 建設車両のバランスウェイト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0740376U true JPH0740376U (ja) 1995-07-18

Family

ID=13427847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7031393U Withdrawn JPH0740376U (ja) 1993-12-28 1993-12-28 建設車両のバランスウェイト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0740376U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008144399A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業機械
JP2011080312A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Komatsu Ltd 建設機械のカウンタウェイト、カウンタウェイトユニット及びカウンタウェイト取付構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008144399A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業機械
JP4662177B2 (ja) * 2006-12-07 2011-03-30 キャタピラージャパン株式会社 作業機械
JP2011080312A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Komatsu Ltd 建設機械のカウンタウェイト、カウンタウェイトユニット及びカウンタウェイト取付構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0740376U (ja) 建設車両のバランスウェイト
JP2546522Y2 (ja) 建設機械のキャブマウント構造
JPH11269928A (ja) バックホー並びにバックホーのキャビン装置
JP2534008Y2 (ja) 天井クレーン
JPH053567Y2 (ja)
JPS6320702Y2 (ja)
JPH079907Y2 (ja) 高床式フォークリフトのドライバーシート支持構造
JP2853415B2 (ja) 回転式棚設備
JP2563844Y2 (ja) 建設機械の6角型キャブ
KR0134445Y1 (ko) 자동차 후론트 리드의 인너 판넬 작업대
JPH0720157Y2 (ja) 高所作業車の水平制御機構
JPH04190960A (ja) 懸垂型注湯搬送装置
JPH09240514A (ja) 輸送車の荷箱用歩行ステップ装置
JPS627046Y2 (ja)
JP2583650Y2 (ja) 油圧ショベルのカウンタウエイト
JP2000314154A (ja) カウンタウエイトおよびそのカウンタウエイトを備えた建設機械
JPS5855094Y2 (ja) 走行車両のハンドル取付構造
JPH062770Y2 (ja) 自動塗装装置
JPS6119968Y2 (ja)
JPS6123481Y2 (ja)
JPH0511101Y2 (ja)
JP2548333Y2 (ja) 平板状建材の取扱いロボット
JP2002144448A (ja) タイヤ山掛け機械
JPH0857777A (ja) 重量加工物
JPS6224358B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980305