JP2002002776A - 食品包材及びその製造方法並びに包材製造システム - Google Patents

食品包材及びその製造方法並びに包材製造システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、包材に補強を施して自動包装で
きる包材を多量生産することを目的としたものである。 【解決手段】 この発明は、フィルムよりなる台形袋の
巾狭い底部側をシールすると共に、該部に開口手段を設
け、前記台形袋の巾広い口部側の一側壁を案内片用に他
側壁より長い突出部とし、前記台形袋の一面又は両面へ
補強手段を付与したことを特徴とした食品包材によりそ
の目的を達成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食品の包装に際
し、人手による包装の作業性を向上し、自動包装が容易
になる包材を提供することを目的とした食品包材及びそ
の製造方法並びに包材製造システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来包材は、主として大小の台形材料を
重ねて、重なり部の側縁を熱シールし、三角状の包材を
製造していた。またこの包材へ食品(例えばサンドウィ
ッチ)を包装するには人手に依存する場合が多かった。
【0003】
【発明により解決しようとする課題】前記従来の包材
は、腰が弱くて自動包装がむつかしい問題点があった。
【0004】また従来の包材は、各包材片を重ねて熱シ
ールしていたが、取扱いがより複雑になるのみならず、
自動包装が困難になる問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、二本のテー
プに補強手段付与などの必要な加工を施してから、重ね
合わせた後、打抜くようにして、前記従来の問題点を解
決したのである。
【0006】即ち方法の発明は、フィルムよりなる台形
袋の巾狭い底部側をシールすると共に、該部に開口手段
を設け、前記台形袋の巾広い口部側の一側壁を案内片用
に他側壁より長い突出部とし、前記台形袋の一面又は両
面へ補強手段を付与したことを特徴とした食品包材であ
り、補強手段は線状又は点線状に熱融着するものであ
る。
【0007】また包材の発明は、巾広いテープと、巾狭
いテープに夫々加熱補強すると共に、巾狭いテープに開
口手段を設けた後、前記両テープの一側縁を揃えて重
ね、各テープの重なり部を袋体として二等辺台形に打抜
くと共に、巾狭いテープより外に出た巾広いテープを二
等辺台形に打抜き、前記台形の両側縁を熱シールすると
共に、袋体の巾狭い底側を熱シールすることを特徴とし
た食品包材の製造方法である。
【0008】次にシステムの発明は、巾広いテープと、
巾狭いテープの夫々の補強手段、前記両テープの重ね手
段、両テープの打抜き手段及び両テープの側縁の接着部
のシール手段とを順次連結したことを特徴とする包材製
造システムである。また補強手段は、熱溶融線又は点線
に加工するものであり、打抜き手段は、各テープの重な
り部分を型抜きすると共に、重なりのない巾広テープを
型抜するものである。
【0009】前記発明において、包材の材料は、例えば
合成樹脂フィルム又は樹脂加工紙を用いる。また補強処
理とは、フィルムの所定部を線状又は点線状に熱溶融さ
せることである。
【0010】次にこの発明は、自動包装を可能にする為
に、大小のフィルムに溶融線又は点線を加工して、フィ
ルムに剛性を付与したものである。
【0011】この発明で食品とは、例えばサンドウィッ
チであるが、これに限定されるものではない。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明は、フィルム袋体の一面
又は両面に、溶融線又は点線による補強手段を施した食
品包材である。
【0013】この発明の包材は、巾狭いテープと、巾広
いテープを夫々加工した後、重ね合せると共に、所定の
形に打抜成形し、外縁部を熱シールしたことを特徴とす
るものである。
【0014】この発明のシステムは、補強手段、重ね手
段、打抜手段、シール手段の各手段を順次連結すること
を特徴としたものである。
【0015】
【実施例1】この発明の実施例を図1、2、3に基づい
て説明する。透明フィルムの台形片1a、1bよりなる
台形袋1の巾狭い底部側2を、外側辺3に平行に、所定
間隔で熱シール線4、4aを設け、前記台形袋1の巾広
い口部側6の一側壁を、他側壁より長い突出部7とし、
前記台形袋1の両面へ夫々補強線8、9を設けて、この
発明の包材10を構成した。図中5、5は台形片1a、
1bの熱シール部である。
【0016】前記補強線8、9は、図1中熱シール線4
の両端部から平行して立ち上がらせた補強線8aと、そ
の上端へ設けた熱シール線4と平行な補強線8bと、補
強線8a、8bの交点から熱シール部5へ斜行させた補
強線8cにより形成されている。
【0017】前記補強線9は、図2中熱シール線4の両
端から平行に立ち上がらせた補強線9aと、その上端へ
設けた熱シール線4と平行な補強線9bとにより形成さ
れている。前記補強線中、8b、9bは設けた方が良
く、補強線中8a、9aは設ける場合と、設けない場合
とある。
【0018】前記台形片1bの熱シール線4の中央部に
は、熱シール線4aとの間に開口用の切線11を弧状に
設け、前記熱シール線4、4aの中央部へ所定の長さ
(十分認識し得る長さ)に亘って印刷して、開口部が容
易に判るようにしてある。
【0019】この実施例の包材10は、図2のように熱
シール部5、5を矢示13、14のように押して、角漏
斗状に形成し、相似形のサンドウィッチ15を収容す
る。
【0020】前記実施例によれば、補強線が設けてある
ので、角漏斗の形状が安定し、自動包装時の安定性を飛
躍的に向上させることができる。
【0021】
【実施例2】この発明の製造方法の実施例を図4に基づ
いて説明する。透明フィルムよりなる巾広テープ16と
巾狭テープ17に夫々所定の補強線8a、8b、8c、
9a、9bを夫々設け、前記巾狭テープ17に切線11
を設けた後、巾広テープ16と、巾狭テープ17の下縁
を合せて重ねる。ついで両テープを細長い台形状18に
打抜くと共に、巾広テープ16の露出部を台形状19に
打抜き、ついで底側へ熱シール線4、4aを設けると共
に、左右両縁に熱シール部5、5を設ければ、この発明
の包材10が出来る。この包材10は、熱シール部5、
5を押して角漏斗状とし、内側へサンドウィッチ15を
収容し、口部を塞ぐと、包装サンドウィッチ20ができ
る。図中2は透孔である。
【0022】前記において、補強線8a、8b、8c、
9a、9bを1つおきに逆転図形にし、打抜の上下を逆
転させれば(図5(b))、型取りが合理的に行われ、
材料の節減ができる(図5(a)、(b))。
【0023】
【実施例3】この発明のシステムの実施例を図5につい
て説明する。巾広テープ16に補強手段を施すと共に、
巾狭テープ17に切線加工及び補強手段を施して、前記
両テープの一縁を合せて重ねてから、打抜機にかけて台
形に打抜く。ついで底側及び両側縁を熱シールすれば、
この発明の包材10が出来る。
【0024】前記システムによれば、各部手段が一ライ
ンに整列できるので、作業及び品質の各管理が容易であ
る。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、包材に補強を設けた
ので、より薄いフィルムの使用が可能となり、包装作業
中の保形性が良好であり、自動包装が容易にできる効果
がある。
【0026】また巾広テープと巾狭テープを重ねて打抜
くことにより、材料の進行が容易であるのみならず、各
加工場所における管理が容易であって、自動、高速、多
量生産を可能にした効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の拡大正面図。
【図2】同じく拡大背面図。
【図3】同じく立体形にした斜視図。
【図4】同じく製造方法の実施例の流れ図。
【図5】(a)同じく同形並列補強の実施例の一部平面
図。(b)同じく1つおき逆転形並列補強の実施例の一
部平面図。
【図6】同じくシステムの実施例のブロック図。
【符号の説明】
1 台形袋 1a、1b 台形片 2 底部側 3 外側辺 4、4a 熱シール線 5 熱シール部 6 口部側 7 突出部 8、8a、8b、8c、9、9a、9b 補強線 10 包材 11 切線 15 サンドウィッチ 16 巾広テープ 17 巾狭テープ 18、19 台形状 20 包装サンドウィッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムよりなる台形袋の巾狭い底部側
    をシールすると共に、該部に開口手段を設け、前記台形
    袋の巾広い口部側の一側壁を案内片用に他側壁より長い
    突出部とし、前記台形袋の一面又は両面へ補強手段を付
    与したことを特徴とした食品包材。
  2. 【請求項2】 補強手段は線状又は点線状に熱融着する
    こととした請求項1記載の食品包材。
  3. 【請求項3】 巾広いテープと、巾狭いテープに夫々加
    熱補強すると共に、巾狭いテープに開口手段を設けた
    後、前記両テープの一側縁を揃えて重ね、各テープの重
    なり部を袋体として二等辺台形に打抜き、巾狭いテープ
    より外に出た巾広いテープを二等辺台形に打抜き、前記
    台形の両側縁を熱シールすると共に、袋体の巾狭い底側
    を熱シールすることを特徴とした食品包材の製造方法。
  4. 【請求項4】 巾広いテープと、巾狭いテープの夫々の
    補強手段、前記両テープの重ね手段、両テープの打抜き
    手段及び両テープの側縁の接着部のシール手段とを順次
    連結したことを特徴とする包材製造システム。
  5. 【請求項5】 補強手段は、線状に熱溶融加工すること
    を特徴とした請求項4記載の包材製造システム。
  6. 【請求項6】 打抜き手段は、各テープの重なり部分を
    型抜きすると共に、重なりのない巾広テープを型抜する
    ことを特徴とした請求項4記載の包材製造システム。
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